JP2017519990A - 検体濃度測定 - Google Patents

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Abstract

検体濃度を決定する方法は、少なくとも2つの電極を有する電気化学セル内の酸化還元反応であって、該少なくとも2つの電極のうちの1つが作用電極であり、少なくとも1つの電極が少なくとも1つの酸化還元媒体に曝露される、酸化還元反応を使用する。本方法は、少なくとも1サイクルのパルスを使用し、各サイクルは少なくとも第1の電位及び第2の電位を有する。本方法は、作用電極において、又は作用電極の近くで、バルク溶液に向かって減少する濃度を伴う媒体濃度勾配の蓄積を強制する蓄積フェーズを開始するために、第1の電位を印加することと、作用電極において、測定フェーズを開始し、かつ確立した媒体濃度勾配を喪失させるために、第2の電位を印加することと、各サイクルの第2の電位と関連付けられた電流を測定することと、測定された電流を使用して検体濃度を決定することと、を含む。このようにして、拡散妨害要因(DIF)、特にヘマトクリット(Hct)の影響を軽減することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、拡散妨害要因の影響を軽減する、拡散に基づく検体濃度測定に関する。
自己監視型血糖(SMBG)ストリップなどの電気化学に基づくセンサーは、流体サンプル、例えば全血中の、検体濃度を測定/決定するために使用される。しかしながら、それらの正確さは、試験流体中の検体物質移動に影響を与える拡散妨害要因(DIF)から悪影響を受ける可能性があり、この例としては、血中ヘマトクリット(Hct)が挙げられ、これは、赤血球が検体(例えばグルコース)の拡散経路を封鎖するためである。製品の正確さの要件を満たすために、DIFの軽減のための技術を開発する必要がある。
DIFの軽減は、能動的なアプローチと受動的なアプローチに分類することができる。前者は、DIFに感受性のある信号を使用してDIF「測定値」を得ることに依存し、この測定値が次いでDIF補正のために使用される。能動的なアプローチに伴う問題は、追加的なストリップ要素、より多くの測定工程、及び追加的なデバイス/メーター構成要素/部品などの追加的な機構が必要となることである。対照的に、受動的なアプローチは、検体測定のために、DIF感受性の低い信号又はDIFの影響がごくわずかである信号を使用する。
米国特許第US8105478B2号は、酸化還元反応として行われる酸化プロセス及び還元プロセスのうちの少なくとも1つを引き起こすために、好適な電位がその中で作用電極に印加される、分子生物的検出システム内の媒体としての酸化還元活性物質の濃度を測定するためにパルス長を選択するための方法を説明する。本方法は、作用電極の電位をパルス送信し、かつ測定フェーズと緩和フェーズとを交互に形成することと、パルスの終わりに向かって、容量性電流がファラデー電流と比べて比較的小さくなるように、測定フェーズパルス長を選択することと、パルスの終わりに向かって、濃度勾配が緩和され、これにより後に続く測定フェーズの初めにおいて、測定自体による媒体の消費によってもたらされる媒体の濃度の変化が、元のレベルに近づく可能な限り最大の程度まで逆転するように、緩和フェーズパルス長を選択することと、を含む。
本発明によると、少なくとも2つの電極を有する電気化学セル内の酸化還元反応であって、該少なくとも2つの電極のうちの1つが作用電極であり、少なくとも1つの電極が少なくとも1つの酸化還元媒体に曝露される、酸化還元反応を使用し、少なくとも1サイクルのパルスであって、各サイクルが少なくとも第1の電位及び第2の電位を有する、少なくとも1サイクルのパルスを使用して、検体濃度を決定する方法において、DIFの影響を低減又は軽減する方法が提供され、該方法は、作用電極において、又は作用電極の近くで、バルク溶液に向かって減少する濃度を伴う媒体の濃度勾配の蓄積を強制する蓄積フェーズを開始するために、第1の電位を印加することと、測定フェーズを開始し、かつ確立した媒体の濃度勾配を喪失させるために、第2の電位を印加することと、確立した濃度勾配の喪失の間に、各サイクルの第2の電位に関連付けられた電流を測定することと、を含む。測定された電流を使用して検体濃度を計算することができる。
サイクルの蓄積フェーズで作用電極においてバルク溶液に向かって減少する濃度を伴う媒体の濃度勾配の確立を強制することによって、グルコース試験について、Hctに対する電流感度は低減され、一方でグルコースに対する電流感度は強化される。
濃度勾配は、バルク溶液に向かって徐々に、そして継続的に減少し得る。あるいは、濃度勾配は、バルク溶液に向かって全体的に減少しながら、変動し得る。
少なくとも1つの電極は少なくとも1つの酸化還元媒体でコーティングされてもよい。代替的に又は追加的に、電極は少なくとも1つの酸化還元媒体を含む溶液内にあってもよく、このため少なくとも1つの酸化還元媒体に曝露される。
蓄積フェーズは作用電極において還元を有することができ、測定フェーズは作用電極において酸化を有することができる。あるいは、検体及び媒体(複数可)に関与する酸化還元反応の性質によっては、作用電極において、蓄積フェーズは酸化を有してもよく、測定フェーズは還元を有することができる。当該技術分野において既知のように、蓄積フェーズが還元を有するべきか又は酸化を有するべきかは、電極表面において不均一反応を受ける前の媒体の状態(酸化された又は還元された)に依存する。また、一連の酸化還元反応に対して2つ以上の媒体が使用されてもよいことも理解されよう。
第1の電位及び第2の電位に加えて、電極(複数可)に更なる電位が印加されてもよい。第1の電位の前に又は第2の電位の後にかかる更なる電位を印加することができる。例えば、開始電位は少なくとも1サイクルのパルスを印加する前に印加されてもよく、開始電位は開回路であるか、又は電極において実質的に酸化還元反応のない電位を有する。開始電位はパルスの各サイクルを印加する前に印加されてもよい。すべての事例で、濃度勾配の蓄積を強制する蓄積フェーズが測定フェーズの直前に生じるように、第2の電位は第1の電位の直後に続く必要がある。
第2の電位は、媒体の確立した濃度勾配の喪失の後に、媒体の別の濃度勾配が構築される(反対の濃度勾配が確立される)が、バルク溶液に向かって増加する濃度を伴うようなものである。
第1の電位及び第2の電位の大きさは、実質的にゼロの電流フロー(E)を引き起こす電位に対して対称であってもよい。第1の電位及び第2の電位の大きさは、Eに対して非対称であってもよい。
第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は同一であってもよい。第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は異なっていてもよい。第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は10分間未満であってもよく、好ましくは1分間未満であり、最も好ましくは5秒間未満である。第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は各パルスサイクルの合計時間の5〜100%であってもよい。
本発明の別の態様によると、少なくとも2つの電極を有する電気化学セル内の酸化還元反応であって、該少なくとも2つの電極のうちの1つが作用電極であり、少なくとも1つの電極が少なくとも1つの酸化還元媒体に曝露される、酸化還元反応を使用し、少なくとも1サイクルのパルスであって、各サイクルが少なくとも第1の電位及び第2の電位を有する、少なくとも1サイクルのパルスを使用して、検体濃度を決定するための試験メーターが提供され、該メーターは、作用電極において、又は作用電極の近くで、バルク溶液に向かって減少する濃度を伴う媒体の濃度勾配の蓄積を強制する蓄積フェーズを開始するために、第1の電位を印加し、測定フェーズを開始し、かつ確立した媒体の濃度勾配を喪失させるために、第2の電位を印加し、各サイクルの第2の電位と関連付けられた電流を測定するように構成されている。好ましくは、試験メーターは、測定された電流を使用して検体濃度を計算するように構成されている。
蓄積フェーズを還元とすることができ、測定フェーズを酸化とすることができる。あるいは、検体及び媒体(複数可)に関与する酸化還元反応の性質によっては、蓄積フェーズは酸化とすることができ、測定フェーズは還元とすることができる。また、一連の酸化還元反応に対して2つ以上の媒体が使用されてもよいことも理解されよう。
第2の電位は、媒体の確立した濃度勾配の喪失の後に、媒体の別の濃度勾配が構築されるが、バルク溶液に向かって増加する濃度を伴うようなものであり得る。
第1の電位及び第2の電位の大きさは、実質的にゼロの電流フロー(E)を引き起こす電位に対して対称であってもよい。第1の電位及び第2の電位の大きさは、Eに対して非対称であってもよい。
第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は同一であってもよい。第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は異なっていてもよい。第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は10分間未満であってもよく、好ましくは1分間未満であり、最も好ましくは5秒間未満である。第1の電位の持続時間及び第2の電位の持続時間は各パルスサイクルについての合計時間の5〜100%であってもよい。
ここで、本発明の様々な態様が、下記の添付の図面を参照しながら、例示のためにのみ説明される。
電位を制御することによる2つの電極における酸化還元反応の切り替えを示す。 図1の酸化還元反応の切り替えによる作用電極E1におけるMred(還元された媒体)濃度勾配の進展を示す。 電気化学セルの電極に対して印加するための試験波形及び対照波形を示す。 図3の波形を使用して取られた様々なサンプルについての測定時間に対するグルコースの電流感度を示し、凡例の数字はパーセントとしてのHctレベルである。 図3の波形のうち4つの酸化パルスの、0.3秒時点でのグルコースに対する電流感度の公称Hctへのバイアスパーセントを示し、凡例の数字は図3の波形のパルスの番号である。
本発明は、電気化学に基づく媒体を使用するセンサーの作用電極及び対電極において、酸化還元反応を切り替え、かつ制御することによって、DIF電流信号の影響を軽減する。これは、それぞれの測定フェーズの開始時に媒体濃度勾配が存在するように、蓄積フェーズの間に、バルクサンプル中よりも高い媒体の濃度を作用電極の近くで作り出すことによって、行われる。理想的には、媒体濃度勾配は作用電極からバルクサンプルの中へと少なくとも10nm延在する。媒体濃度勾配は対電極に到達してはならず、このため理想的には、媒体勾配の最大の大きさは作用電極と対電極との分離より小さい。多くの実際的な実施では、蓄積フェーズの終了時及び測定フェーズの開始時までに、媒体濃度勾配が作用電極と対電極との間の半分を超えて延在しないのが好ましい。
図1は、2つの電極、すなわち作用電極E1及び対電極E2を有する電気化学試験ストリップの1つのパルスサイクル及び開始された対応する酸化還元反応を示す。2つの電極は酸化還元媒体(M)及び酵素(Enz)を含む試薬層で覆われている。ストリップを試験するために、作用電極E1及び対電極E2のそれぞれは全血サンプルと接触し、2つの電極の間に電気的電位(電圧)が印加される。これは結果として、血液中(均一な酸化還元反応)と、2つの電極の表面(不均一な酸化還元反応)においてとの両方で酸化還元反応をもたらす。
不均一な酸化還元反応については、一方の電極において酸化が生じ、他方の電極で還元が同時に生じる。図1では、電位は一連の方形波(パルス)として印加される。2つの電極における酸化還元反応は、パルスを還元電位(Ered)から酸化電位(Eox)へと交互にすることによって切り換えられる。これは電位の大きさ、及び必要な場合は極性を制御することによって行うことができる。Eは、実質的に酸化還元反応がゼロである(還元でも酸化でもない)場合の電位である。Eに対するEredバイアス(差異)とEに対するEoxバイアスとは、同一(すなわち、図1に図示するようにEに対して対称である)であっても、異なってもよい。
図1に図示するように、Eredの下で、酸化した媒体(Mox)は作用電極E1において還元され(反応3)、一方で還元された媒体(Mred)は対電極E2において酸化される(反応2)。同時に、グルコース(Gluc)は酵素(Enz)を含むMoxと反応し、血液中にMredを生成する(反応1)。結果として、Mredは作用電極E1において、開始時のMredの濃度Cより高い濃度Cまで「蓄積」され(反応1及び反応3の両方がMredを生成する)、そして作用電極E1表面からバルク溶液に向かってMred濃度が減少する、Mred濃度勾配が確立される(図2Aから図2Bを参照)。Mred濃度勾配をC=(C−C)/dとして表現することができる。Cがより大きいことは、電極表面のより近くにより多くのMredが保持されていることを意味する。
グルコース濃度に比例する反応1及び反応3(図1)の速度に加えて、CはHctに依存する。Hctがより高いほど、電極表面から離れるMred拡散がより遅くなり、ひいては還元パルスの間により大きいCが確立される。
redからEoxへと変化すると、2つの電極における不均一な酸化還元反応は切り替えられる(図1を参照)。グルコース測定のために酸化パルスを使用する(Eoxの下で)事例では、グルコース濃度は、例えば、電流を測定することによって、反応5の速度を測定することによって決定される。反応5の速度は、作用電極E1の表面において利用可能であるMredに比例する。反応5は、Mred喪失を引き起こすために、作用電極E1の表面における供給(拡散を通した)より速くなるように十分高い速度で進む。これはMred濃度が時間とともに、Cから、Cを経由して、最終的にCゼロまで下がることを意味する(図2Cの点線で示した濃度勾配を参照のこと)。作用電極E1の表面におけるMred濃度がC未満まで減少した後、Cは負となり、そして反応5の速度はコットレルの式(以下を参照のこと)によって説明されるパターンで時間とともに減少し、グルコース測定はHct依存性である。
Figure 2017519990
ここで、iは電流(amp)で表現された反応5の速度であり、nは不均一な酸化還元反応で伝達された電子の数であり、Fはファラデーの定数(96485クーロン/モル)であり、Aは電極面積(cm)であり、Dは拡散係数(cm/秒)であり、tは試験時間(秒)であり、またCは反応物質の開始濃度(モル/cm)である。
が正である時間ウィンドウにわたって、反応5の速度は、Mred拡散及び以前の還元パルスの間に確立したMred濃度勾配に依存する。Hctの増加はMred拡散を減少するが、Mred濃度勾配を増加する。したがって、Hctのグルコース測定への影響は、酸化還元反応の切り替えを操作することによって補償される。この補償した測定から恩恵を受けるためには、電流は濃度勾配喪失フェーズでのみ、すなわち、濃度勾配が喪失されている間に測定される必要がある。喪失フェーズの後、媒体濃度がその開始レベル(すなわち蓄積フェーズの前のレベル)より低い値に下がったとき、電流はHct依存性になる。
蓄積フェーズの間のMred濃度勾配の確立は、印加されるパルスの電位の大きさ及び/又は極性を制御すること、2つの電極の有効な表面比を制御すること、パルス時間を制御すること、試薬層の構成成分及び量の比を制御すること、又はこれらの任意の組み合わせを含むがこれに限定されない様々な方法で達成することができる。以下の実施例では、印加されるパルスの電位の大きさは、作用電極において媒体濃度勾配の蓄積を強制するため、及びこれに続く確立した媒体濃度勾配を喪失させるために使用される。しかしながら、媒体濃度の蓄積及び喪失を制御するための他の技法も可能である。
図3は対照波形W69及び試験波形W70を示す。試験波形W70と対照波形W69との間の差異は、還元パルス(パルス2、4、6、8)に対して試験波形W70が対照波形W69より高い電位の大きさを有することにより、これらのパルスの間の作用電極E1におけるMred濃度勾配の確立が強化されるということである(図1を参照のこと)。
試験波形の酸化パルス及び還元は両方とも過電位である。これはつまり、電極に向かう媒体及び/又は検体の拡散が優勢となるべき電極における酸化還元反応のために、電位が十分な大きさであることを意味する。酸化パルス及び還元パルスの大きさは、媒体及び電極の電気化学特性を考慮に入れて選択及び制御される。酸化パルス及び還元パルスの両方は、正、負、又はゼロ電位を有することができる。
図3のそれぞれの波形は9つの方形パルスを有する。作用電極E1において、パルス2、4、6、8は還元をもたらし(図4の負電流)、パルス3、5、7、9は酸化(図4の正電流)をもたらす。パルス1は開始パルスであり、これはパルスの繰返しサイクルが開始する前に1回印加される(すなわち、これはパルスの繰返しサイクルの一部ではない)。パルス1は不足電位パルスであり、ストリップ試薬層の水和/溶解を可能にするために、この電極における酸化還元反応の速度は、不均一な酸化還元反応の速度論によって支配される(作用電極E1及び対電極E2の両方における酸化還元反応を最低限に保持するために、このパルスの電位はE、又はEの近くとすることができる)。パルス1を開回路とすることもできる。
本実験での9つのパルスの合計試験時間は6.25秒間と設計されたが、試験は5秒(すなわち、パルス8及び9なしで)以内に完了することができる。波形は定電位電解装置を使用して、E1に正の電位が酸化をもたらし、負/ゼロの電位が還元をもたらすようにストリップに印加される。酸化電流(すなわち、図1の反応5からもたらされる正のパルス電流)はグルコース測定のために使用される。酸化還元反応の間に測定された電流を使用してグルコース濃度を決定するための技法は当該技術分野で周知であり、このため詳細には説明しない。
W69及びW70電流トランジェントの実験室試験の結果が図4に示される。図4の上の列及び下の列は、W69及びW70のそれぞれについての5つの標的グルコース濃度(TG)における、グルコースに対する電流感度(すなわち、mg/dLのグルコース当たりに発生するAmp単位の電流)の試験時間に対するプロットを示す。それぞれの標的グルコース濃度に対して、同一血液サンプルがW69及びW70について試験された。グラフ内のそれぞれの線は、6回の反復実験の平均電流感度を示す。それぞれのグラフは5つの標的Hctレベル(20%〜60%)における5つの平均電流感度を示す。
図4は、W69のそれぞれのグラフで、正のパルスの線(パルスを測定する)の間に明瞭な分離があることを示す。より高いHctはより低い電流感度に対応する。このことは、電流を測定するW69はHctの変化に対して感受性が高いことを示している。対照的に、W70のグラフについては、この線は消えているか又は著しく減少しており、すなわち、DIFとしてのHctは効果的に説明されている。
W70はW69より著しく高い電流感度をもたらし、すなわちW70はW69と比較してグルコースに対する強化された電流感度を有する。電流感度の強化は2倍であり、1)図4のW70線はW69線より高い大きさを有し、2)それぞれのパルスのW70線が類似の/近い大きさを有する(重ねられている場合、互いの上にある)一方、それぞれのパルスのW69線は時間とともに減少し、すなわちW70は試験時間を通して電流感度を保持する一方で、W69は保持しない。これは、還元パルスの間に確立したMred濃度勾配が後続の酸化パルスの強化された反応5をもたらすためである。
図5はまたHctの軽減も示し、ここでバイアスのパーセントは目的のHctと公称Hct(ここでは42%と定義されており、したがってこれはバイアスがゼロである)との間の電流感度の差異である。例として、酸化パルス3、5、7、及び9(図3を参照のこと)の0.3秒における電流感度が使用される。W69の結果については、増加したHctで、公称Hctに対するバイアスの範囲は約20%〜−20%であった。対照的に、W70の結果については、公称Hctに対するバイアスは±10%未満の範囲で低減された。
上記の実施形態は、濃度勾配の確立を強制するためにパルスの大きさの対照を使用する。しかしながら、DIFの軽減、及び特にHctの軽減は、他の手段によって達成することができる。例えば、対電極E2の作用電極E1に対する有効表面比を増加することによって、又は蓄積フェーズパルスの持続時間を増加することによってこれを行うことができる。実際、作用電極E1において媒体の濃度勾配の蓄積を強制する任意の技法を使用することができる。
本発明は、Hctの感受性の低い測定を提供するDIFの影響を軽減するための単純かつ効果的な技法を提供する。ストリップに対していかなる変更も加えることなく既存の製品に本方法を適用することができる。
本発明から逸脱することなく開示された配設の変形が可能であることを当業者は理解するであろう。例えば、本発明は2つの電極のみを有する試験ストリップを参照して説明されてきたが、本発明は3つ又は4つ以上の電極を有するストリップにも等しく適用することができる。同様に、実施された特定の試験では単一の開始パルスのみが使用されたが、すべての蓄積パルス及び測定パルスのサイクルの前に開始パルスを印加することができる。すなわち、特定の実施形態の上記の説明は例示としてなされるにすぎず、制限する目的でなされるものではない。説明される操作を著しく変更することなく軽微な修正がなされてもよいことは当業者には明白であろう。

Claims (27)

  1. 少なくとも2つの電極を有する電気化学セル内の酸化還元反応であって、前記少なくとも2つの電極のうちの1つが作用電極であり、少なくとも1つの電極が少なくとも1つの酸化還元媒体に曝露される、酸化還元反応を使用し、少なくとも1サイクルのパルスであって、各サイクルが少なくとも第1の電位及び第2の電位を有する、少なくとも1サイクルのパルスを使用して、検体濃度を決定する方法であって、
    前記作用電極において、又は前記作用電極の近くで、バルク溶液に向かって減少する濃度を伴う媒体濃度勾配の蓄積を強制する蓄積フェーズを開始するために、第1の電位を印加することと、
    前記作用電極において、測定フェーズを開始し、かつ確立した媒体濃度勾配を喪失させるために、第2の電位を印加することと、
    各サイクルの前記第2の電位と関連付けられた電流を測定することと、
    前記測定された電流を使用して検体濃度を決定することと、を含む、方法。
  2. 前記蓄積フェーズが還元であり、前記測定フェーズが酸化である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記蓄積フェーズが酸化であり、前記測定フェーズが還元である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2の電位は、前記媒体の前記確立した濃度勾配の喪失の後、前記媒体の別の濃度勾配が構築されるが、前記バルク溶液に向かって増加する濃度を伴うようなものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の電位及び前記第2の電位が、実質的にゼロの電流フローを引き起こす電位に対して対称である大きさを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の電位及び前記第2の電位が、実質的にゼロの電流フローを引き起こす電位に対して非対称である大きさを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の電位及び前記第2の電位の持続時間が、同一であるか又は異なる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1サイクルのパルスを印加する前に開始パルスを印加することを含み、前記開始パルスが、開回路であるか、又は前記電極において実質的に酸化還元反応を引き起こさない電位である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. パルスの各サイクルを印加する前に開始パルスが印加される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記開始パルスの持続時間が0〜20分間であり、好ましくは0〜5分間であり、最も好ましくは0〜5秒間である、請求項8又は請求項9に記載の方法。
  11. 前記開始パルスの持続時間が、各パルスサイクルの合計時間の0〜95パーセントである、請求項9又は請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の電位及び前記第2の電位の持続時間が10分間未満であり、好ましくは1分間未満であり、最も好ましくは5秒間未満である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1の電位及び前記第2の電位の持続時間が、各パルスサイクルの合計時間の5〜100パーセントである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 少なくとも2つの電極を有する電気化学セル内の酸化還元反応であって、前記少なくとも2つの電極のうちの1つが作用電極であり、少なくとも1つの電極が少なくとも1つの酸化還元媒体に曝露される、酸化還元反応を使用し、少なくとも1サイクルのパルスであって、各サイクルが第1の電位及び第2の電位を有する、少なくとも1サイクルのパルスを使用して、検体濃度を決定するための試験メーターであって、
    前記作用電極において、又は前記作用電極の近くで、蓄積フェーズを開始し、かつバルク溶液に向かって減少する濃度を伴う媒体濃度勾配の蓄積を強制するために、第1の電位を印加し、
    前記作用電極において、測定フェーズを開始し、かつ確立した媒体濃度勾配を喪失させるために、第2の電位を印加し、
    各サイクルの前記第2の電位と関連付けられた電流を測定し、かつ
    前記測定された電流を使用して検体濃度を決定するように構成されている、試験メーター。
  15. 前記蓄積フェーズが還元であり、前記測定フェーズが酸化である、請求項14に記載の試験メーター。
  16. 前記蓄積フェーズが酸化であり、前記測定フェーズが還元である、請求項14に記載の試験メーター。
  17. 前記第2の電位は、蓄積した媒体濃度勾配が喪失した後、前記作用電極において前記媒体の別の濃度勾配が構築されるが、前記バルク溶液に向かって増加する濃度を伴うようなものである、請求項14〜16のいずれか一項に記載の試験メーター。
  18. 記録された電流を使用して検体濃度を計算するように構成されている、請求項14〜17のいずれか一項に記載の試験メーター。
  19. 前記第1の電位及び前記第2の電位が、実質的にゼロの電流フローを引き起こす電位に対して対称である大きさを有する、請求項14〜18のいずれか一項に記載の試験メーター。
  20. 前記第1の電位及び前記第2の電位の大きさが、実質的にゼロの電流フローを引き起こす電位に対して非対称である、請求項14〜19のいずれか一項に記載の試験メーター。
  21. 前記第1の電位及び前記第2の電位の持続時間が、同一であるか又は異なる、請求項14〜20のいずれか一項に記載の試験メーター。
  22. 前記少なくとも1サイクルのパルスを印加する前に開始パルスを印加するように適合され、前記開始パルスが、開回路であるか、又は前記電極において実質的に酸化還元反応を引き起こさない電位である、請求項14〜21のいずれか一項に記載の試験メーター。
  23. パルスの各サイクルを印加する前に開始パルスを印加するように適合され、これにより、各サイクルが、開始電位並びに第1の電位及び第2の電位を含む、請求項22に記載の試験メーター。
  24. 前記開始パルスの持続時間が0〜20分間であり、好ましくは0〜5分間であり、最も好ましくは0〜5秒間である、請求項22又は請求項23に記載の試験メーター。
  25. 前記開始パルスの持続時間が、各パルスサイクルの合計時間の0〜95パーセントである、請求項24に記載の試験メーター。
  26. 前記第1の電位及び前記第2の電位の持続時間が10分間未満であり、好ましくは1分間未満であり、最も好ましくは5秒間未満である、請求項14〜25のいずれか一項に記載の試験メーター。
  27. 前記第1の電位及び前記第2の電位の組み合わせた持続時間が、各パルスサイクルについての合計時間の5〜100パーセントである、請求項14〜26のいずれか一項に記載の試験メーター。
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