JP2017518681A5 - - Google Patents
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Description
本発明の1つの例示的実施形態は、メッシュ・ネットワーク通信、より詳細には、メッシュ・ネットワークのノードに接続するためのメッシュ・ネットワーク通信に関する。
ブルートゥース(Bleutooth)(登録商標)などの無線技術は、メッシュ・ネットワークまたはスキャッタ・ネットワークを確立するために使用可能であるが、既存の規格は、ネットワーク接続を実行する方法について記載していない。IPv6トランスポートにおいて必要とされる論理リンク制御および適応プロトコル(L2CAP)接続をネゴシエートするためには、接続型チャンネル(COC)を使用することができる。COCは、クレジット・ベースのフロー制御を使用でき、ここで各ノードはその隣接ノードに対し、1つの接続上で自らが受信したいパケットの数を告げる。一部のケースにおいては、隣接ノードが異なるクレジット量を有する場合がある。各トランザクションは、送信ノードがゼロに達しさらなるパケットを送信できなくなるまで、クレジット量を減少させる。受信ノードは、いつでもまたはデータパケットの受信に応答して、クレジット量を増大できる可能性がある。メッシュ・ネットワーク内でのクレジット・ベースのCOCスキームの使用により、ネットワークの異なるレグは異なる数のクレジットが利用できる状態になり得る。
一部の無線ネットワーク、例えばブルートゥース低エネルギー・メッシュ・ネットワークにおいては、接続事象間隔(connInterval)パラメータが、確立された通信リンク上での通信事象の発生頻度を定義する。ConnIntervalは、7.5ms〜4000msの範囲内の値を有することができる。ConnIntervalはブルートゥース低エネルギー・メッシュ・ネットワーク内での全体的通信レイテンシーにおける主要な要因である。
定着した無線通信リンク、例えばブルートゥースには、例えばランダム・アクセス・メモリ(RAM)および中央処理ユニット(CPU)の配分などのエネルギーと資源の形でのコストが存在し得る。1つのデバイスが同時にアクティブ状態で有する通信リンクの数の増大は、エネルギーおよび資源コストにおける対応する増大をもたらす。
低消費電力・損失性ネットワーク向けのiPv6ルーティング・プロトコル(RPL)などの従来のルーティング・プロトコルは、エネルギー消費を最小化し、レイテンシーを最小化し、あるいは制約条件を満たすことによって、転送決定を行うように構成されている。一部のケースでは、RPLは、多重閾値スキームを用いて動的マトリックスを利用することができ、あるいはこの場合、報告頻度がマトリックス間で異なり、例えばネットワークが、電池式ノードを回避し、電源出力に接続されているかまたは配線で接続されたノードに有利に作用するようにすることができる。しかしながら、RPLは、インターネットプロトコル(IP)の上位で作用する。したがって、ネットワーク内のノードについての情報は、IP接続が確立された後に初めて利用可能となり得る。
メッシュ・ネットワークに参加しようとするノードは、ネットワーク内で各ノードのために利用可能な資源に関する情報を有さない。同様に、ネットワークは参加ノードが必要とする接続特性または資源に関する情報を有さない。メッシュ・ネットワークも参加ノードも、情報ある接続を作製するための情報を有していないことから、参加ノードおよびメッシュ・ネットワークは、充分な資源を有さない接続をさせる可能性がある。さらに、接続はメッシュ・ネットワークの資源を保存できない。
ブルートゥース低エネルギーベースのメッシュ・ネットワークなどのメッシュ・ネットワークのノードに接続するための方法および装置が、一例示的実施形態にしたがって提供される。一例示的実施形態においては、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージの伝送をさせるステップと、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードから接続確立の指示を受信するステップを含む方法が提供されている。接続確立の指示は、接続特性を満たす複数のノードのうちの第1のノードに基づいており、接続確立の指示がさらに複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。この方法は同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるステップをも含んでいる。例示的実施形態において、この方法は同様に、参加ノードのための接続特性データを決定するステップを含んでいる。
一部の実施形態において、この方法は同様に、第1のノードに対する接続の確立に応答して参加ノードについての第2の接続特性を決定するステップと、第2の接続特性データを含む第2の広告メッセージの伝送をさせるステップと、複数のノードのうちの第2のノードから接続確立の指示を受信するステップをも含んでいる。接続確立は、接続特性を満たす複数のノードのうちの第2のノードに基づいている。この方法は同様に、参加ノードと第2のノードの間の接続の確立および参加ノードと第1のノードの間の接続の確立解除をさせるステップをも含んでいる。この方法の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークは、ブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。この方法の一部の実施形態において、接続特性には、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値が含まれる。
本願方法の一例示的実施形態において、接続確立の指示は、接続確立の指示を送る複数のノードのうちのノードの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づく遅延間隔に基づいている。この方法の一例示的実施形態において、遅延間隔は所与の時間周期である。この方法の例示的実施形態において、遅延間隔は所与数の受信済み広告メッセージである。
別の実施形態においては、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージを受信するステップと、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードからの接続確立の指示の伝送をさせるステップを含む方法が提供されている。接続確立の指示は、接続特性を満たす第1のノードに基づいており、接続確立の指示はさらに、複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。この方法は同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるステップをも含む。一例示的実施形態において、この方法は同様に、複数のノードのうちの第1のノードの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいて接続確立の指示遅延時間間隔を決定するステップをも含む。
本願方法の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。この方法の一部の例示的実施形態において、接続特性は接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。
さらなる例示的実施形態においては、メッシュ・ネットワークからの広告メッセージの伝送をさせるステップを含む方法が提供されている。広告メッセージは、複数のノードについてのノード接続データまたはパフォーマンス・メトリックを含む。この方法は同様に、接続データまたは電力データに基づいて複数のノードのうちの第1のノードにおいて参加ノードからの接続確立の指示を受信するステップと、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるステップをも含む。一例示的実施形態において、この方法は同様に、複数のノードについての接続データまたはパフォーマンス・メトリックをアグリゲートするステップをも含んでいる。
この方法の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークは、ブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。この方法の一部の例示的実施形態において、接続確立の指示は、所与の接続データ閾値を満たす接続特性またはパフォーマンス・メトリックを有する複数のノードのうちの1つのノードに基づいている。接続データは、この方法の一部の実施形態において、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。
別の実施形態においては、参加ノードにおいてメッシュ・ネットワークからの広告メッセージを受信するステップを含む方法が提供されている。メッシュ・ネットワークは、複数のノードを含み、広告メッセージは、複数のノードのうちのそれぞれのノードに結びつけられた接続データまたはパフォーマンス・メトリックを含む。この方法は同様に、接続データまたはパフォーマンス・メトリックに基づいて接続を確立するために複数のノードから第1のノードを決定するステップと、複数のノードのうちの第1のノードに対する接続確立の指示の伝送をさせるステップと、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるステップをも含む。
この方法の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。この方法の一部の実施形態において、接続データは接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。この方法のなおさらなる例示的実施形態において、接続を確立するために複数のノードから1つのノードを決定するステップには同様に、最高の接続特性またはパフォーマンス・メトリックを有する複数のノードのうちの、所与の接続データ閾値を満たすノードを決定するステップも含まれている。
さらに別の例示的実施形態においては、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードが、プロセッサと共に装置に少なくとも、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージの伝送をさせ、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードから接続確立の指示を受信させるよう構成されている装置が提供されている。接続確立は、接続特性を満たす複数のノードのうちの第1のノードに基づいており、接続確立はさらに複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるように構成されている。
装置の一例示的実施形態において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは同様に、参加ノードについての接続特性のデータを決定するように構成されている。この装置の一部の実施形態において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは同様に、第1のノードに対する接続の確立に応答して参加ノードについての第2の接続特性を決定し、第2の接続特性のデータを含む第2の広告メッセージの伝送をさせ、複数のノードのうちの第2のノードから接続確立の指示を受信し、ここで接続確立の指示は、接続特性を満たす複数のノードのうちの第2のノードに基づいており、参加ノードと第2のノードの間の接続の確立および、参加ノードと第1のノードの間の接続の確立解除をさせる、ように構成されている。
装置の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。装置の一部の例示的実施形態において、接続特性には、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値が含まれる。装置のさらなる例示的実施形態において、接続確立の指示は、接続確立の指示を送る複数のノードのうちのノードの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づく遅延間隔に基づいている。
装置の一例示的実施形態において、遅延間隔は所与の時間周期である。装置の一部の例示的実施形態において、遅延間隔は所与数の受信済み広告メッセージである。
別の例示的実施形態においては、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードが、プロセッサと共に装置に少なくとも、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージを受信させ、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードからの接続確立の指示の伝送をさせるように構成されている。接続確立の指示は、接続特性を満たす第1のノードに基づいており、接続確立の指示はさらに、複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。少なくともメモリとコンピュータ・プログラム・コードは同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるように構成されている。装置の一例示的実施形態において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、同様に、複数のノードのうちの第1のノードの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいて接続確立の指示遅延時間間隔を決定するように構成されている。
装置の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。装置の一部の例示的実施形態において、接続特性には、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値が含まれる。
一例示的実施形態においては、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードが、プロセッサと共に装置に、少なくともメッシュ・ネットワークからの広告メッセージの伝送をさせるように構成されている装置が提供されている。広告メッセージは、複数のノードについてのノード接続データまたはパフォーマンス・メトリックを含む。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは同様に、装置に接続データまたはパフォーマンス・メトリックに基づいて複数のノードのうちの第1のノードにおいて参加ノードからの接続確立の指示を受信させかつ、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるようにも構成されている。装置の一例示的実施形態において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは同様に、複数のノードについて接続またはパフォーマンス・メトリックをアグリゲートするようにも構成されている。
装置の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。装置の一部の実施形態において、接続確立の指示は、最高の接続特性またはパフォーマンス・メトリックを有する複数のノードのうちの、同様に所与の接続データ閾値を満たす1つのノードの決定に基づいている。装置のさらなる実施形態において、接続データは接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。
さらなる例示的実施形態においては、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置において、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードがプロセッサと共に装置に、少なくとも参加ノードにおいてメッシュ・ネットワークからの広告メッセージを受信させるように構成されている装置が、提供されている。メッシュ・ネットワークは複数のノードを含む。広告メッセージは、複数のノードのうちのそれぞれのノードに結びつけられた接続データまたはパフォーマンス・メトリックを含む。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは同様に、接続データおよびパフォーマンス・メトリックに基づいて接続を確立するため複数のノードから第1のノードを決定し、複数のノードのうちの第1のノードに対する接続確立の指示の伝送をさせ、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるようにも構成されている。
装置の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。装置の一部の例示的実施形態において、接続データは、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。装置のさらなる例示的実施形態において、装置は、最高の接続特性またはパフォーマンス・メトリックを有する複数のノードのうちの同様に所与の接続データ閾値を満たすノードを決定することによって、接続を確立するべき複数のノードのうちの1つのノードを決定するように構成されている。
さらに別の例示的実施形態においては、内部に記憶されたコンピュータ実行可能プログラム部分を有する少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータ・プログラムにおいて、コンピュータ実行可能プログラム・コード部分には、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージの伝送をさせ、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードから接続確立の指示を受信するように構成されているプログラム・コード命令が含まれている、コンピュータ・プログラム製品が提供されている。接続確立の指示は、接続特性を満たす複数のノードのうちの第1のノードに基づいており、接続確立の指示はさらに、複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。プログラム・コード命令を含むコンピュータ実行可能プログラム・コード部分は同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるようにも構成されている。
一例示的実施形態において、コンピュータ・プログラム製品のコンピュータ実行可能プログラム・コード部分はさらに、参加ノードについての接続特性のデータを決定するように構成されたプログラム・コード命令を含む。この実施形態の一部の実施例において、コンピュータ実行可能プログラム・コード部分はさらに、第1のノードに対する接続の確立に応答して参加ノードについての第2の接続特性を決定し、第2の接続特性のデータを含む第2の広告メッセージの伝送をさせ、複数のノードのうちの第2のノードから接続確立の指示を受信し、ここで接続確立は、接続特性を満たす複数のノードのうちの第2のノードに基づいており、参加ノードと第2のノードの間の接続の確立および参加ノードと第1のノードの間の接続の確立解除をさせるように構成されたプログラム・コード命令をさらに含んでいる。
コンピュータ・プログラム製品の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。コンピュータ・プログラム製品の一例示的実施形態において、接続特性には、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値が含まれる。コンピュータ・プログラム製品のなおさらなる例示的実施形態において、接続確立の指示は、複数のノードのうちの接続確立の指示を送るノードの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づく遅延間隔に基づいている。
コンピュータ・プログラム製品の一部の例示的実施形態において、遅延間隔は所与の時間周期である。コンピュータ・プログラム製品の一例示的実施形態において、遅延間隔は所与数の受信済み広告メッセージである。
追加の例示的実施形態においては、内部に記憶されたコンピュータ実行可能プログラム部分を有する少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータ・プログラムにおいて、コンピュータ実行可能プログラム・コード部分には、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージを受信し、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードからの接続確立の指示の伝送をさせるように構成されたプログラム・コード命令が含まれているコンピュータ・プログラム製品が提供されている。接続確立の指示は、接続特性を満たす第1のノードに基づいており、接続確立の指示はさらに、複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。プログラム・コード命令を含むコンピュータ実行可能プログラム・コード部分は同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるように構成されている。
コンピュータ・プログラム製品の一例示的実施形態において、コンピュータ実行可能プログラム・コード部分はさらに、複数のノードのうちの第1のノードの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいて接続確立の指示遅延時間間隔を決定するように構成されたプログラム・コード命令を含む。コンピュータ・プログラム製品の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。コンピュータ・プログラム製品の一部の例示的実施形態において、接続特性は、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。
さらに別の例示的実施形態においては、内部に記憶されたコンピュータ実行可能プログラム部分を有する少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータ・プログラムにおいて、コンピュータ実行可能プログラム・コード部分には、メッシュ・ネットワークからの広告メッセージの伝送をさせるように構成されたプログラム・コード命令が含まれている、コンピュータ・プログラム製品が提供されている。広告メッセージは、複数のノードについてのノード接続データまたはパフォーマンス・メトリックを含む。コンピュータ実行可能プログラム・コード部分は同様に、接続データまたはパフォーマンス・メトリックに基づいて複数のノードのうちの第1のノードにおいて参加ノードからの接続確立の指示を受信し、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるように構成されたプログラム・コード命令をも含んでいる。
コンピュータ・プログラム製品の一部の例示的実施形態において、コンピュータ実行可能プログラム・コード部分はさらに、複数のノードについての接続またはパフォーマンス・メトリックをアグリゲートするように構成されたプログラム・コード命令も含んでいる。コンピュータ・プログラム製品の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。コンピュータ・プログラム製品の一部の実施形態において、接続確立の指示は、最高の接続特性またはパフォーマンス・メトリックを有する複数のノードのうちの、同様に所与の接続データ閾値を満たす1つのノードの決定に基づいている。コンピュータ・プログラム製品のなおさらなる実施形態において、接続データは接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。
さらなる例示的実施形態においては、内部に記憶されたコンピュータ実行可能プログラム部分を有する少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータ・プログラムにおいて、コンピュータ実行可能プログラム・コード部分には、参加ノードにおいてメッシュ・ネットワークからの広告メッセージを受信するように構成されているプログラム・コード命令が含まれている、コンピュータ・プログラム製品が提供されている。メッシュ・ネットワークには複数のノードが含まれている。広告メッセージは、複数のノードのうちのそれぞれのノードに結びつけられた接続データまたはパフォーマンス・メトリックを含む。プログラム・コード命令を含むコンピュータ実行可能プログラム・コード部分は同様に、接続データおよびパフォーマンス・メトリックに基づいて接続を確立するために複数のノードのうちの第1のノードを決定し、複数のノードのうちの第1のノードに対する接続確立の指示の伝送をさせ、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるようにも構成されている。
コンピュータ・プログラム製品の一例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークはブルートゥース低エネルギー・ネットワークである。コンピュータ・プログラム製品の一部の例示的実施形態において、接続データは、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値を含む。コンピュータ・プログラム製品のさらなる例示的実施形態において、コンピュータ・プログラム・コード命令は、最高の接続特性またはパフォーマンス・メトリックを有しかつ同様に所与の接続データ閾値も満たしている複数のノードのうちのノードを決定することにより接続を確立するために複数のノードのうちの1つのノードを決定するように構成されている。
さらなる例示的実施形態においては、参加ノードにおいてメッシュ・ネットワークからの広告メッセージを受信するための手段を含む装置が提供されている。メッシュ・ネットワークは複数のノードを含み、広告メッセージは、複数のノードのうちのそれぞれのノードに結びつけられた接続データまたはパフォーマンス・メトリックデータを含む。装置は同様に、接続データおよびパフォーマンス・メトリックに基づいて接続を確立するために複数のノードからの第1のノードを決定するための手段、複数のノードのうちの第1のノードに対する接続確立の指示の伝送をさせるための手段、および参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるための手段も含んでいる。
一例示的実施形態においては、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージを受信するための手段、およびメッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードからの接続確立の指示の伝送をさせるための手段を含む装置が提供されている。接続確立の指示は、接続特性を満たす第1のノードに基づいており、接続確立の指示はさらに、複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。装置は同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるための手段も含んでいる。
さらに別の例示的実施形態においては、メッシュ・ネットワークからの広告メッセージの伝送をさせるための手段を含む装置が提供されている。広告メッセージには、複数のノードについてのノード接続データまたはパフォーマンス・メトリックが含まれる。装置は同様に、接続データまたはパフォーマンス・メトリックに基づいて複数のノードのうちの第1のノードにおいて参加ノードからの接続確立の指示を受信するための手段および参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるための手段も含んでいる。
なおさらなる例示的実施形態においては、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージの伝送をさせるための手段および、メッシュ・ネットワーク内で複数のノードのうちの第1のノードからの接続確立の指示を受信するための手段を含む装置が提供されている。接続確立は、接続特性を満たす複数のノードのうちの第1のノードに基づいており、この接続確立はさらに、複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいている。装置は同様に、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるための手段も含んでいる。
このように本発明の例示的実施形態について概括的に説明してきたが、ここで添付図面を参照する。なお図面は、必ずしも原寸に比例して描かれていない。
本発明の一部の実施形態について、以下で、本発明の全てとは言わないものの一部の実施形態を示す添付図面を参照しながら、より詳細に説明する。実際、本発明のさまざまな実施形態を多くの異なる形態で実施することが可能であり、これらの実施形態は本明細書中に記載の実施形態に限定されるものとみなされるべきではなく、むしろこれらの実施形態は、本開示が、適用可能な法的要件を満たすように提供されるものである。全体を通して、同じ参照番号は同じ要素を意味する。本明細書中で使用される「データ」、「コンテンツ」、「情報」なる用語、および類似の用語は、本発明の実施形態にしたがって伝送、受信および/または記憶され得るデータを意味するように互換的に使用可能である。したがって、いずれかのこのような用語の使用は、本発明の実施形態の精神および範囲を限定するものとしてとらえるべきではない。
さらに、本明細書中で使用する通り、「回路網(circuitry)」なる用語は、(a)ハードウェアのみにより実装される回路(例えばアナログ回路および/またはデジタル回路内での実装)、
(b)協働して本明細書に記載の1つ以上の機能を装置に行わせる、1つ以上のコンピュータ可読メモリ上に記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含むコンピュータ・プログラム製品と回路の組合せ、および
(c)ソフトウェアまたはファームウェアが物理的に存在しない場合でもオペレーションのためにソフトウェアまたはファームウェアを必要とする例えばマイクロプロセッサ(単複)またはその一部分などの回路、を意味する。この「回路網」の定義は、いずれかのクレームを含めた本明細書中でのこの用語の全ての使用にあてはまる。さらなる一例として、本明細書中で使用される通り、「回路網」なる用語は同様に、1つ以上のプロセッサおよび/またはその一部(単複)ならびに随伴するソフトウェアおよび/またはファームウェアを含めた実装をも含んでいる。別の例として、本明細書中で使用される「回路網」なる用語は、同様に、例えば、携帯電話用のベースバンド集積回路またはアプリケーションプロセッサ集積回路または、サーバー、セルラーネットワークデバイス、他のネットワークデバイスおよび/または他の計算デバイス内の類似の集積回路をも含む。
(b)協働して本明細書に記載の1つ以上の機能を装置に行わせる、1つ以上のコンピュータ可読メモリ上に記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含むコンピュータ・プログラム製品と回路の組合せ、および
(c)ソフトウェアまたはファームウェアが物理的に存在しない場合でもオペレーションのためにソフトウェアまたはファームウェアを必要とする例えばマイクロプロセッサ(単複)またはその一部分などの回路、を意味する。この「回路網」の定義は、いずれかのクレームを含めた本明細書中でのこの用語の全ての使用にあてはまる。さらなる一例として、本明細書中で使用される通り、「回路網」なる用語は同様に、1つ以上のプロセッサおよび/またはその一部(単複)ならびに随伴するソフトウェアおよび/またはファームウェアを含めた実装をも含んでいる。別の例として、本明細書中で使用される「回路網」なる用語は、同様に、例えば、携帯電話用のベースバンド集積回路またはアプリケーションプロセッサ集積回路または、サーバー、セルラーネットワークデバイス、他のネットワークデバイスおよび/または他の計算デバイス内の類似の集積回路をも含む。
本明細書中で定義される通り、非一時的物理的記憶媒体(例えば、揮発性または不揮発性メモリ・デバイス)を意味する「コンピュータ可読記憶媒体」なる用語は、電磁信号を意味する「コンピュータ可読伝送媒体」と区別され得る。
メッシュ・ネットワーク、例えばブルートゥース低エネルギー・メッシュ・ネットワークなどの1つのノード、例えば最適なノードに接続するための方法、装置およびコンピュータ・プログラム製品が、一例示的実施形態にしたがって提供される。図1は、ブルートゥース低エネルギー・メッシュ・ネットワークなどのメッシュ・ネットワーク内にユーザー機器ノード101を含むコミュニケーション図を例示する。ノードは、携帯電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デジタルテレビ、デスクトップコンピュータ、ルーター、センサー、アクチュエータ、または他の計算、通信デバイスおよび/またはモノのインターネット(IoT)ノードであり得る。描かれているメッシュ・ネットワークまたは有向非巡回グラフ(DAG)において、ノードA101はルートノード、例えば、直接的インターネットアクセスを有するノードである。ノードBおよびC101は、ノードAの子ノードである。ノードBは、ノードDのための親ノードであり、ノードBおよびCという2つの親候補を有するノードEのための選好される親ノードである。ノードCは、ノードEの代替的な非選好親候補である。ノードA、BおよびC101は、転送ノードであり、ノードDおよびEはリーフノードである。転送ノードはルートからより遠く離れたノードからのデータを、ルートノードにより近くかつルートノードを含むノードに伝達する。
ノード101は、ルートノードAからリーフノードDおよびEまでの最小接続型チャンネル(COC)クレジットおよび接続イベント間隔(connInterval)を含む接続データを決定するためのアグリゲートパスメトリックを確立することができる。アグリゲートconnIntervalおよびCOCクレジット情報は、ノードが最小のconnIntervalアグリゲート値を有する親ノードを選択できるようにするために使用可能であり、例えば、親から任意の転送ノードを通るルートノードまでのアグリゲートconnIntervalは最小であり、充分なCOCクレジットを有する。最小アグリゲートconnIntervalを有するノードパスは、ルートノードAからの最小レイテンシーパスであり得、よりパワフルなノードへと進むことができる。よりパワフルなノードは、より長時間スリープする必要があり得るより低パワーのノードに比べて短いconnIntervalを有し得る。
付加的または代替的には、アグリゲートconnIntervalおよびCOCクレジット情報は、エネルギー消費量が最小であるパスを探すために最長のアグリゲートconnInterval遅延を選択する目的で、ノードによって使用され得る。
アグリゲートメトリックは、ルートノードAからリーフノードDおよびEまで移動するDAG情報オプション(DIO)メッセージとして収集され得る。RPLが使用される場合には、アグリゲートされたconnIntervalおよびCOCクレジットデータを、RFC6551に定義され図2に描かれているルーティングメトリックなどの新規ルーティングメトリック/制約オブジェクト内に置くことかできる。新規オブジェクトには、ルーティング−MC−タイプフィールドのための一意的値が配分されることになり、規格中に定義されている通り、フィールド「Res Fields、P、C、O、RおよびPrec」が使用されると考えられる。Aフラグはゼロに設定される。オブジェクトボディは、32ビットのアグリゲートされたconnInterval値を含むと考えられる。ルーティングメトリック/制約オブジェクトデータはDAGメトリックコンテナの一部として伝送され得る。例示的ルーティングメトリック/制約オブジェクトボディは、32ビットのフィールドのアグリゲートされたconnInterval値を格納でき、その中でAはアグリゲート値を指示すると考えられる。COCクレジット情報については、ルーティングメトリックおよび/または制約オブジェクトボディは、宛先に向かっておよび宛先からの最小数のクレジットを含む2つの16ビット値などの2つの値を格納でき、ここでAは最小値を表わす。2つの例示的ルーティングメトリック/制約オブジェクトメッセージフォーマットは、単に例示を目的とするものであり、当業者であれば他のメッセージフォーマットも直ちに認識するはずであるということが指摘される。
COCクレジット情報は、各トランザクションについて減少し、パケットを確認した時点でピアがクレジットを与えるにつれて増加し得ることから、反復的に変動する値である。付加的にまたは代替的に、ピアは、パケットトランザクションに無関係のクレジットを与えることができる。DOI内のCOCクレジットの値は、DOIメッセージ更新に伴うネットワークのフラッディングを排除するために、平均期待値を指示し得る。
RPLは、さまざまな最適化優先度について1つ以上の宛先型有向非巡回グラフ(DODAG)を構築するために使用可能である。例えば、優先される最小COCクレジットのために1つのDODAGを生成し、最大または最小のアグリゲートされたconnIntervalを優先順位づけするために別のDODAGを生成することができる。例示的実施形態において、広告メッセージは、参加する各々のDAG広告ノードのための多数のDIOメッセージ、および/またはDODAGの優先順位づけを格納することができる。
再び図1を参照すると、ノードA〜E101は各々、親から子へ、例えばノードAからB−CR:100、ノードBからE−CR:10、ノードAからC−CR:1000、ノードBからD−CR:50000、そしてノードCからE−CR:1000というブルートゥース低エネルギーリンク特異的クレジット量(CR)を指示している。ノードA〜Eは同様に、各リンクについてのconnInterval(cl)値、例えばリンクA−B:cl1s、リンクB−E:0.5s、リンクA−C:0.5s、リンクB−D:2sおよびリンクC−E:5sも有しており、ここでsはconnInterval内での秒単位の遅延である。図1は、親ノードから子ノードに向かって設定されたCOCクレジットを例示しているが、ブルートゥース低エネルギーでは、クレジット値は、各リンクの両方向、例えば親から子へ、そして子から親への方向について別個に設定される。
付加的または代替的には、ノードA〜E101は、そのそれぞれのパフォーマンス・メトリック、例えば電力データ、メッシュルートまでの距離、またはデバイス構成などを決定することができ、これは、それぞれのノードをメッシュ・ネットワーク内の転送ノードとしていかに良好に使用できるかを決定するために、ノードにより使用され得る。ノード電力データの例示的決定においては、それぞれのノードは、ノードが外部から電力供給を受けている(例えば電源出力に接続されている、配線で接続されているなど)か、電池式であるかまたは環境発電デバイスであるか、およびそれぞれのノードの現在のエネルギー/電力容量を決定することができる。電力データは、アグリゲートされたconnIntervalおよび/またはCOCクレジットデータに実質的に類似する要領で、共有および伝送され得る。
メッシュルートまでの距離は、参加ノード102からノードB−Eなどの1つ以上のメッシュノードを通ってルートノードAまで情報を伝送するのに必要とされるノードホップ数であり得る。例えば図3を参照すると、参加ノード102がノードC101の接続を確立した場合、FからCおよびCからAの2というホップ計数が存在する。参加ノード102がノードE101への接続を確立した場合、FからE、EからB、そしてBからAの3というホップ計数が存在する。デバイス構成は、ノードデバイスがルーティングノードとして使用されるのを許可するまたは選好する、選好しないまたは許可しない、であり得るデバイスの自動式または手動式設定であり得る。一部の実施形態において、ノードデバイスは、デバイス電力データ、ネットワークへのデバイス接続、例えば信号強度などの他の要因に基づいて、構成設定を変更することができる。
メッシュ・ネットワークにおけるノードからの広告メッセージの伝送
例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークのノード101は、ブルートゥース低エネルギーなどの無線通信を用いて広告メッセージをブロードキャストすることができる。広告メッセージは、ノード101がメッシュ・ネットワークの一部であること、およびメッシュ・ネットワークのそれぞれのノードについてのアグリゲートされたconnInterval、COCクレジット、および/または電力レベルデータなどの接続データを含むルーティングメトリック/制約オブジェクトデータ、そして、他のネットワーク関連情報、例えばネットワーク識別、信号強度帯域幅などを指示することができる。例示的実施形態において、広告メッセージは、1つ以上のDIOメッセージを含むことができる。
例示的実施形態において、メッシュ・ネットワークのノード101は、ブルートゥース低エネルギーなどの無線通信を用いて広告メッセージをブロードキャストすることができる。広告メッセージは、ノード101がメッシュ・ネットワークの一部であること、およびメッシュ・ネットワークのそれぞれのノードについてのアグリゲートされたconnInterval、COCクレジット、および/または電力レベルデータなどの接続データを含むルーティングメトリック/制約オブジェクトデータ、そして、他のネットワーク関連情報、例えばネットワーク識別、信号強度帯域幅などを指示することができる。例示的実施形態において、広告メッセージは、1つ以上のDIOメッセージを含むことができる。
1つのノード、例えば図3および4のノード102が、メッシュ・ネットワークに参加するように構成されている場合において、ノードは広告メッセージをスキャンすることができる。参加ノード102は、接続すべきメッシュ・ネットワーク内の複数のノードからの1つのノードを決定するために、接続データ例えばconnInterval、COCクレジット、および/または電力データなどの広告メッセージを使用することができる。参加ノードは、参加ノードの接続特性も同様に満たしている最高の電力レベルを有する接続を選好するように構成され得る。最高の電力データを有するノード101が満足のいく接続性を有していない場合においては、参加ノード102は、より低い電力データを有するノードを決定することもできるが、満足のいくconnIntervalおよび/またはCOCクレジットが好適な接続点であると考えられる。参加ノード102は接続確立の指示を伝送し、メッシュ・ネットワーク内の好適な接続点となるように決定されたノードとの接続を確立することができる。
図3は、参加ノードの受信範囲103がノードB、CおよびE101を含んでいる位置まで移動する参加ノードF102を例示している。この例において、ノード101は、電力データを全く有していないかまたは等しい電力データを有することが仮定されている。参加ノード102は、ノードB、CおよびEからDIOメッセージを格納する広告メッセージを受信するが、参加ノード102の受信範囲103の外側にあるAまたはCからは受信しない。広告メッセージは、ノードBについてのCR:100およびcl:1s、ノードCについてのCR:100およびcl:0.5、そしてAからBそしてEまでのパス上の任意のレグ上の最小CR:10(min(100(B)、10(E)))ならびにAからBそしてEまでのパスのアグリゲートされたcl:1.5(1(A−B)+0.5(B−E))を指示できる。広告メッセージは、付加的または代替的に、新しいリンク、例えばノード101と参加ノードF102の間の接続についての潜在的接続特性を指示することができる。さらに別の実施形態において、広告メッセージは、ルートノードA101との関係における参加ノードF102の接続特性を指示することができる。この例では、ノードCは、最短のconnIntervalおよび満足のいくCOCクレジットを有し、ここで100はノードFについての許容可能なCOCクレジットである。参加ノードF102は、ノードCがメッシュ・ネットワークの最も好適な接続点であることを決定できる。参加ノードF102は、接続確立の指示を伝送し、図4に例示されている通り、メッシュ・ネットワークのノードC101との接続を確立することができる。ノードF102についてのconnIntervalおよびCOCクレジットデータに関して、DIDメッセージを更新することかできる。図4に描かれている例においてノードCは、ノードCに接続された場合にFに向かってCR:10およびcl:0.5を有する。
参加ノードからの広告メッセージの伝送
例示的実施形態において、参加ノードF102は、好適な接続のためにメッシュ・ネットワーク内で所望される接続特性を決定することができる。参加ノード102は、例えばconnInterval、COCクレジットなどを含めた好適な接続のための接続特性を含む広告メッセージを伝送することができる。メッシュ・ネットワークのノード101は、広告メッセージをスキャンし、それぞれのノードのconnIntervalおよび/またはCOCクレジットなどの接続特性をその接続特性と比較することができる。1つのノード101のみが接続特性を満たしている場合においては、好適な接続を有するノード101は、接続確立の指示を伝送し、参加ノードと好適なノードとの間の接続を確立することができる。
例示的実施形態において、参加ノードF102は、好適な接続のためにメッシュ・ネットワーク内で所望される接続特性を決定することができる。参加ノード102は、例えばconnInterval、COCクレジットなどを含めた好適な接続のための接続特性を含む広告メッセージを伝送することができる。メッシュ・ネットワークのノード101は、広告メッセージをスキャンし、それぞれのノードのconnIntervalおよび/またはCOCクレジットなどの接続特性をその接続特性と比較することができる。1つのノード101のみが接続特性を満たしている場合においては、好適な接続を有するノード101は、接続確立の指示を伝送し、参加ノードと好適なノードとの間の接続を確立することができる。
接続特性を満たすことにより2つ以上のノード101が好適なノードである場合においては、これらのノードは、そのそれぞれの接続特性および/またはパフォーマンス・メトリックに基づいて、参加ノード102との接続を確立しようと試みることができる。この点において、接続特性を満たすノードのうちの最高の接続特性、パフォーマンス・メトリックまたはそれら両方の組合せを有するノードが最初に、参加ノードとの接続を確立しようと試みることができる。参加ノード102は、好適なノードによる接続を確立するための最初に受信した試行に応答して接続を確立し、他の好適なノードにより参加ノードに接続しようとする後続するあらゆる試行を拒絶することができる。
例示的実施形態においては、それぞれの接続特性および/またはパフォーマンス・メトリック、例えば時間的遅延または受信した広告メッセージ数により測定される遅延に基づいて、ノード101を遅延間隔に結びつけることができる。時間的遅延間隔は、10、50または75秒、あるいは他の任意の時間的間隔であり得る。所与数の受信広告メッセージに基づく遅延間隔は、第1の広告メッセージの受信、第2の広告メッセージの受信、第3の広告メッセージの受信、または、参加ノードが広告メッセージの伝送を終結するまでの同じ参加ノード102からの他の任意の広告メッセージ数までに及ぶ遅延であり得る。
ノード101は、遅延間隔と結びつけられた接続特性メトリックを有することができる。所与の割合、例えば50パーセント、1sのclまたは200のCRだけ接続特性を超過しているノード101は、ゼロ遅延間隔を有することができ、第2の所与の閾値、25パーセント、5clまたは100のCRだけ接続特性を超過するノードは、第1の遅延間隔を有することができ、第3の所与の閾値、例えば10パーセント、25のcfまたは50のCRだけ接続特性を超過するノード。代替的には、ノード遅延は、ノードが接続特性を超過する量に対して逆相関、例えば反比例関係を有することができる。これにより、利用可能な最高の接続特性を有するノード101つまり好適なノードが参加ノード102の親として供用を開始することを保証できる。
ノード101は、遅延間隔と結びつけられた電力データ優先度を有することができる。例えば、高い優先度の電力データを有するノード、例えば電源出力または完全充電された電池からの給電を受けるノードは、接続確立の指示の送信を試み、直ちにまたは第1の広告メッセージに応答して参加ノード102との接続を確立することができ、こうしてゼロの接続型チャンネル・クレジット値を有する。ひとたび接続が確立されると、参加ノード102は広告メッセージの伝送を終結することができる。より低い、ただし妥当な電力データを有するノード101、例えば追加の接続を確立するのに充分な残量を有する電池に依存しているノードは、接続確立の指示を伝送し、それぞれの電力データに基づき得る短い遅延の後に接続を確立しようと試みることができ、例えば、90%の電池残量を有するノードは、10秒間または第2の広告メッセージが受信されるまで待機することができ、50%の残量を有するノードは、50秒間または第3の広告メッセージが受信されるまで待機することができる。一例として、遅延は、消費に利用可能である電池残量の百分率に対して、逆相関、例えば反比例関係を有することができる。これにより、最大のエネルギーまたは最高の電力データを有するノード、つまり好適なノードが、参加ノードのための親として供用を開始することを保証できる。
ノード102は、メッシュルートまでの距離と結びつけられる優先度を有することができ、ここで遅延間隔は追加の各ホップ計数により長いものになる。例えば、参加ノードが、参加ノードからルートノードまでの1というホップ計数を有する場合、遅延は全く存在しない可能性がある。参加ノードから親ノード、ルートノードまでと、ホップ計数が2つである場合においては、ノード101は、第1の遅延間隔、そして追加の各ホップ計数毎により長い遅延間隔を有し得る。
ノード101デバイス構成が許可されているかまたは選好されている場合においては、ノードは、ゼロの遅延間隔を有することができる。デバイス構成が選好されていない場合においては、ノードは、参加ノードとの接続を妨げないと考えられる最長の遅延間隔などの所与の遅延間隔を有することができる。一例示的実施形態において、遅延間隔は、接続特性、電力データ、メッシュルートまでの距離などに基づく遅延間隔の増加であり得る。
参加ノード102が、所与の周期内で接続を受信しないまたは接続確立の指示を受信しない場合においては、参加ノードは、広告要求を終結し、接続特性を改変すること、例えば好適なconnIntervalを増大させることまたは好適なCOCクレジット値を減少させることができる。一部の実施形態においては、所与の周期は、4回の伝送などの所与数の広告伝送であり得る。一部の例示的実施形態では、所与の周期は、100秒間などの、広告メッセージに基づいて接続を確立するための所与の時間であり得る。
図3に戻ると、ノードF102受信範囲にはノードB、CおよびE101が含まれる。ノードF102は、CR:10およびcl:10sを含む接続特性を含む広告メッセージを伝送することができる。この例では、それぞれのノードDIOメッセージは、AからBのパス、およびBがEについて与えるものと同じであると仮定される、Bが新規リンクBからFについて与えると考えられる特性に基づいて、ノードBについてのCR:10(min(100、10))およびcl:1.5s(1.0s+0.5s)を指示すると考えられる。CがFに対してEについてと同じ特性をFに与えると考えられることを仮定した、ノードCについてのCR:100(min(1000、100))およびcl(0.5s+5s)、およびノードEについてのCR:10(min(EがFについて与えると考えられる(100、10、10))およびcl:2.0s(EがFについて与えると考えられる1s+0.5s+0.5s)。データ情報はルートノードAに到達するためにノードEおよびノードBの両方を通って移動しなければならないことから、ノードEについての接続特性は、ノードBおよびノードEからのCRおよびアグリゲートされたclデータの最小値であり得る。したがって、ノードB、C、およびEは全て、各々が接続条件を満たしていることから、好適な接続ノードであると考えられる。ここではあてはまらないものの、例えば電源出力から給電を受けているか、配線で接続されているか、100%充電された電池式であるなどの、最高の電力データを有するノード101が存在する場合においては、このノードは、直ちに接続確立の指示を伝送し、ノードF102との接続を確立するよう試み、実際上遅延間隔はゼロである。
ノードB、CおよびEは、それぞれの電力レベルに基づいて遅延間隔を決定できる。この例は電力データに基づく遅延間隔に向けられているが、当業者であれば、類似の遅延間隔決定を接続特性または他のパフォーマンス特性についても行うことができるということを認識すると考えられる。時間ベースの遅延間隔については、70%の電力レベルを有するノードCは、30秒の遅延間隔を決定することができ、50%の電力レベルを有するノードEは、50秒の遅延間隔を決定でき、40%の電力レベルを有するノードBは、60秒の遅延間隔を決定することができる。
遅延間隔が所与数の広告メッセージの受信に基づいている場合においては、それぞれのノードの電力データに基づいて、ノードCは、第2の受信した広告メッセージの遅延間隔を決定でき、ノードEは第3の受信した広告メッセージの遅延間隔を決定でき、ノードBは第4の受信した広告メッセージの遅延間隔を決定できる。
ノードC101は、図4に描かれている通り、接続確立を伝送する前に規定の遅延間隔だけ待機し、参加ノードEとの接続を確立することができる。ひとたびノードCとノードFの間に接続が確立されたならば、参加ノードFは、広告メッセージの伝送を終結することができる。遅延間隔が所与数の広告メッセージの受信に基づいている場合においては、ノードBおよびEは、ノードFからのさらなる広告メッセージは受信しない場合があり、所与の遅延間隔を満たさなかったため、接続を確立するために接続確立の指示の伝送を試みない場合がある。遅延間隔が時間周期である場合においては、ノードBおよびE101は、参加ノードF102との接続を確立しようと試みることができ、これは、ノードCとの接続に起因して成功しない可能性がある。
一例示的実施形態において、参加ノードF102は、メッシュ・ネットワークのノード101に対する接続の確立に基づいて、第2の接続特性を決定することができる。参加ノードは、確立済みの接続の劣化または参加ノードの接続ニーズの変化、例えば転送されるべきデータの増加に起因して、確立済みの接続よりも優れた接続を望む場合がある。接続特性は、より優れた接続のためのconnInterval、COCクレジットなど、例えばより短いconnIntervalまたはより大きいCOCクレジット値を含み得る。参加ノード102はさらに、参加ノードが接続されていない場合に比べてネットワークに接続されている場合に異なるものである広告メッセージ伝送間隔を決定することができる。同様に、参加ノード102は、メッシュ・ネットワークへの接続の後にネットワークが劣化した場合においては、第1または第2の接続特性を含む広告メッセージの送信を再開することができる。
メッシュ・ネットワークに対する接続の後、参加ノード102は、第2の接続特性を含む第2の広告メッセージを伝送することができる。ノード101は、上述の通りの好適な接続を決定し、参加ノード102と第2の好適なノードの間の接続を確立し、第1の好適なノードとの接続の確立を解除することができる。
参加ノード102が好適なノード101との接続を確立した場合においては、参加ノードは、IP−レベルメッシュ・ネットワークに参加するためのRLPなどの標準的ルーティング・プロトコルを使用することができる。
例示的装置
ノード101または参加ノード102は、図5に示されている通りの装置500を含むかまたはこの装置500と結びつけられる場合がある。図5に示されているものなどの装置は、ブルートゥース低エネルギー・メッシュ・ネットワークなどのメッシュ・ネットワークの最適ノードなどのノードに対する接続を提供するために本発明の一例示的実施形態にしたがって具体的に構成されている。装置は、プロセッサ502、メモリ・デバイス504、通信インターフェース506およびユーザーインターフェース508を含むかまたは他の形でこれらと通信状態にあり得る。一部の実施形態においては、プロセッサ(および/またはコプロセッサ、またはプロセッサを補助するかまたは他の形でプロセッサと結びつけられている他のあらゆる処理回路網)は、装置の構成要素間で情報を伝達するために母線を介してメモリ・デバイスと通信状態にあり得る。メモリ・デバイスは、非一時的であり得、例えば1つ以上の揮発性および/または非揮発性メモリを含むことができる。換言すると、例えば、メモリ・デバイスは、マシン(例えばプロセッサなどの計算デバイス)により検索可能であり得るデータ(例えばビット)を記憶するように構成されたゲートを含む電子記憶デバイス(例えば、コンピュータ可読記憶媒体)であり得る。メモリ・デバイスは、本発明の例示的実施形態にしたがって装置がさまざまな機能を行うことができるようにするため、情報、データ、コンテンツ、アプリケーション、命令などを記憶するように構成され得る。例えば、メモリ・デバイスは、プロセッサによる処理のために入力データをバッファリングするように構成可能であると考えられる。付加的にまたは代替的には、メモリ・デバイスは、プロセッサによる実行のための命令を記憶するように構成可能であると考えられる。
ノード101または参加ノード102は、図5に示されている通りの装置500を含むかまたはこの装置500と結びつけられる場合がある。図5に示されているものなどの装置は、ブルートゥース低エネルギー・メッシュ・ネットワークなどのメッシュ・ネットワークの最適ノードなどのノードに対する接続を提供するために本発明の一例示的実施形態にしたがって具体的に構成されている。装置は、プロセッサ502、メモリ・デバイス504、通信インターフェース506およびユーザーインターフェース508を含むかまたは他の形でこれらと通信状態にあり得る。一部の実施形態においては、プロセッサ(および/またはコプロセッサ、またはプロセッサを補助するかまたは他の形でプロセッサと結びつけられている他のあらゆる処理回路網)は、装置の構成要素間で情報を伝達するために母線を介してメモリ・デバイスと通信状態にあり得る。メモリ・デバイスは、非一時的であり得、例えば1つ以上の揮発性および/または非揮発性メモリを含むことができる。換言すると、例えば、メモリ・デバイスは、マシン(例えばプロセッサなどの計算デバイス)により検索可能であり得るデータ(例えばビット)を記憶するように構成されたゲートを含む電子記憶デバイス(例えば、コンピュータ可読記憶媒体)であり得る。メモリ・デバイスは、本発明の例示的実施形態にしたがって装置がさまざまな機能を行うことができるようにするため、情報、データ、コンテンツ、アプリケーション、命令などを記憶するように構成され得る。例えば、メモリ・デバイスは、プロセッサによる処理のために入力データをバッファリングするように構成可能であると考えられる。付加的にまたは代替的には、メモリ・デバイスは、プロセッサによる実行のための命令を記憶するように構成可能であると考えられる。
装置500はノード101または参加ノード102により実施され得る。しかしながら、一部の実施形態では、装置をチップまたはチップセットとして実施することができる。換言すると、装置は、構造アセンブリ(例えば基板)上に材料、構成要素および/またはワイヤーを含む1つ以上の物理的パッケージ(例えばチップ)を含むことができる。構造アセンブリは、上に含まれる構成要素回路網のために、物理的強度、サイズ保存および/または電気的相互作用の制限を提供することができる。したがって装置は、一部の場合においては、単一のチップ上でまたは単一の「システム・オン・ア・チップ」として本発明の一実施形態を実現するように構成され得る。このようにして、一部の場合において、チップまたはチップセットは、本明細書中に記載の機能性を提供するために1つ以上のオペレーションを行うための手段を構成し得る。
プロセッサ502は、多くの異なる形で実施可能である。例えば、プロセッサは、さまざまなハードウェア処理手段、例えばコプロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、随伴するDSPを伴うまたは伴わない処理要素または、集積回路を含むさまざまな他の処理回路、例えばASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、マイクロコントローラユニット(MCU)、ハードウェアアクセラレータ、専用コンピュータチップなどのうちの1つ以上のものとして実施され得る。こうして、一部の実施形態においては、プロセッサは、独立して行うように構成された1つ以上の処理コアを含むことができる。マルチコアプロセッサは、単一の物理的パッケージ内での多重処理を可能にすることができる。付加的または代替的に、プロセッサは、複数の命令の独立した実行、パイプライニングおよび/またはマルチスレッディングを可能にするために母線を介して直列に構成された1つ以上のプロセッサを含むことができる。
一例示的実施形態において、プロセッサ502は、メモリ・デバイス504内に記憶されているかまたは他の形でプロセッサがアクセスできる命令を実行するように構成され得る。代替的または付加的に、プロセッサは、ハードコードされた機能性を実行するように構成され得る。こうして、ハードウェアまたはソフトウェア方法のまたはそれらの組合せのいずれにより構成されているかに関わらず、プロセッサは、相応して構成される一方で、本発明の一実施形態に係るオペレーションを行うことのできるエンティティ(例えば回路内に物理的に実施されたもの)を表わし得る。したがって、例えば、プロセッサがASIC、FPGAなどとして実施される場合、プロセッサは、本明細書中に記載のオペレーションを行うために特別に構成されたハードウェアであり得る。代替的には、別の例として、プロセッサがソフトウェア命令の実行手段として実施される場合、命令の実行時点で本明細書中に記載のアルゴリズムおよび/またはオペレーションが実行されように、命令によってプロセッサを特定的に構成することができる。しかしながら、一部の場合において、プロセッサは、本明細書中に記載のアルゴリズムおよび/またはオペレーションを実行するための命令によるプロセッサのさらなる構成によって本発明の一実施形態を利用するように構成された特定のデバイス(例えばモバイル端末または固定計算デバイス)のプロセッサであり得る。プロセッサには、なかでも、プロセッサのオペレーションを支援するように構成されたクロック、算術論理演算ユニット(ALU)および論理ゲートが含まれ得る。
一例示的実施形態の装置500は、同様に、例えば1つ以上のノード101または参加ノード102などとの通信を容易にすることを目的として、装置と通信状態にある通信デバイスからデータを受信しかつ/またはこのデバイスへデータを伝送するように構成されたハードウェアかまたはハードウェアとソフトウェアの組合せの形で実施されたデバイスまたは回路網などの任意の手段であり得る通信インターフェース506を含むこともできる。この点に関して、通信インターフェースは、例えば、ブルートゥース低エネルギー、Wi−Fi、近距離無線通信、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)定義のGPRS、EDGE、WCDMA(登録商標)、HSPA、LTE、LTE−Advancedまたは他のセルラーネットワークなどの無線通信ネットワークとの通信を有効にするための単独のアンテナ(または多重アンテナ)および支援ハードウェアおよび/またはソフトウェアを含み得る。付加的または代替的には、通信インターフェースは、アンテナ(単複)を介した信号の伝送をさせるためまたはアンテナ(単複)を介して受信した信号の受信を取り扱うためにアンテナと相互作用するための回路網を含むことができる。一部の環境においては、通信インターフェースは代替的にまたは同様に、有線通信を支援することができる。このようにして、例えば、通信インターフェースは、ケーブル、デジタル参加者回線(DSL)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)または他のメカニズムを介した通信を支援するための通信モデムおよび/または他のハードウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができる。
装置500は同様に、それ自体、ユーザーに出力を提供し、一部の実施形態においては、ユーザー入力の指示を受信するためにプロセッサ502と通信状態にあり得るユーザーインターフェース508をも含むことができる。このため、ユーザーインターフェースは、ディスプレーを含むことができ、一部の実施形態においては、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチスクリーン、タッチエリア、ソフトキー、1つ以上のマイクロホン、複数のスピーカー、または他の入出力メカニズムも含むことができる。一実施形態において、プロセッサは、ディスプレーなどの1つ以上のユーザーインターフェース要素の少なくとも一部の機能を制御するように構成されたユーザーインターフェース回路網を含むことができ、一部の実施形態においては、複数のスピーカー、リンガー、1つ以上のマイクロホンなどを含むことができる。プロセッサおよび/またはプロセッサを含むユーザーインターフェース回路は、プロセッサがアクセスできるメモリ(例えばメモリ・デバイス504など)に記憶されたコンピュータ・プログラム命令(例えばソフトウェアおよび/またはファームウェア)を通して1つ以上のユーザーインターフェース要素の1つ以上の機能を制御するように構成され得る。
広告メッセージの伝送に応答してメッシュ・ネットワークのノードに接続するための例示的プロセス
ここで図6Aおよび6Bを参照すると、広告メッセージの伝送に応答してメッシュ・ネットワークのノードに対して接続するための図5の装置500などにより実行されるオペレーションが描かれている。一例示的実施形態において、装置は、メッシュ・ネットワークのノード101によって実施され得る。図6Aのブロック602中に示されている通り、装置500は、メッシュ・ネットワークのための接続および電力データをアグリゲートするように構成されたプロセッサ502、メモリ504、通信インターフェース506などの手段を含み得る。プロセッサ502は、ルートノード、例えばノードAからリーフノード、例えばノードDおよびEに向う最小接続型チャンネル(COC)クレジットおよび接続事象間隔(connInterval)を含む接続データを決定するためのアグリゲートパスメトリックを確立することができる。アグリゲートconnIntervalおよびCOCクレジット情報は、例えば親から任意の転送ノードを通して最も小さく充分なCOCクレジットを有するルートノードまでのアグリゲートconnIntervalなどの最小connIntervalアグリゲート値を有する親ノードをノードが選択できるようにするために使用可能である。最小のアグリゲートconnIntervalを有するノードパスは、ルートノードからの最小レイテンシーパスを有し、よりパワフルなノードへ進むことができる。よりパワフルなノードは、より長時間スリープする必要のあるよりパワーの低いノードに比べて短いconnIntervalを有し得る。
ここで図6Aおよび6Bを参照すると、広告メッセージの伝送に応答してメッシュ・ネットワークのノードに対して接続するための図5の装置500などにより実行されるオペレーションが描かれている。一例示的実施形態において、装置は、メッシュ・ネットワークのノード101によって実施され得る。図6Aのブロック602中に示されている通り、装置500は、メッシュ・ネットワークのための接続および電力データをアグリゲートするように構成されたプロセッサ502、メモリ504、通信インターフェース506などの手段を含み得る。プロセッサ502は、ルートノード、例えばノードAからリーフノード、例えばノードDおよびEに向う最小接続型チャンネル(COC)クレジットおよび接続事象間隔(connInterval)を含む接続データを決定するためのアグリゲートパスメトリックを確立することができる。アグリゲートconnIntervalおよびCOCクレジット情報は、例えば親から任意の転送ノードを通して最も小さく充分なCOCクレジットを有するルートノードまでのアグリゲートconnIntervalなどの最小connIntervalアグリゲート値を有する親ノードをノードが選択できるようにするために使用可能である。最小のアグリゲートconnIntervalを有するノードパスは、ルートノードからの最小レイテンシーパスを有し、よりパワフルなノードへ進むことができる。よりパワフルなノードは、より長時間スリープする必要のあるよりパワーの低いノードに比べて短いconnIntervalを有し得る。
付加的にまたは代替的に、アグリゲートconnIntervalおよびCOCクレジット情報は、エネルギー消費量が最小であるパスを探すために最長のアグリゲートconnInterval遅延を選択する目的で、ノードにより使用され得る。
アグリゲートメトリックは、DAG情報オプション(DIO)メッセージがルートノードからリーフノードまで移動するにつれて、通信インターフェース506を介して収集され得る。RPLが使用される場合においては、アグリゲートされたconnIntervalおよびCOCクレジットデータを、図2に描かれている通り、ルーティングメトリック/制約オブジェクトデータ内に置くことができる。ルーティングメトリック/制約オブジェクトデータは、DAGメトリックコンテナの一部分として伝送され得る。例示的ルーティングメトリック/制約オブジェクトボディは、32ビットのフィールドのアグリゲートされたconnInterval値を格納でき、この中でフラグフィールドAは、値がアグリゲート値であることを指示すると考えられる。COCクレジット情報については、ルーティングメトリックおよび/制約オブジェクトボディは、宛先に向かうおよび宛先からの最小数のクレジットを含む2つの16ビット値を格納でき、ここでAは、値が最小であることを指示することになる。説明されている2つの例示的ルーティングメトリック/制約オブジェクトメッセージフォーマットは、単に例示を目的としたものであり、当業者であれば直ちに他のメッセージフォーマットを認識すると思われるという点が指摘される。DIOメッセージは、通信インターフェース506による後日の伝送またはプロセッサ502による使用のため、メモリ504内に記憶され得る。
COCクレジット情報は、各トランザクションについて減少され得、パケットを確認した時点でピアがクレジットを与えるにつれて増加され得ることから、恒常的に変動する値である。付加的にまたは代替的に、ピアは、パケットトランザクションと無関係のクレジットを与えることができる。DOI内のCOCクレジットについての値は、DOIメッセージの更新に伴うネットワークのフラッディングを排除するために平均期待値を指示し得る。
RPLは、さまざまな最適化優先度について1つ以上の宛先型有向非巡回グラフ(DODAG)を構築するために使用可能である。例えば、優先される最小COCクレジットのために1つのDODAGを生成し、最大または最小のアグリゲートされたconnIntervalを優先順位づけするために別のDODAGを生成することができる。例示的実施形態において、広告メッセージは、参加する各々のDAG広告ノードのための多数のDIOメッセージ、および/またはDODAGの優先順位づけを格納することができる。
再び図1を参照すると、ノードA〜E101は各々、親から子へ、例えばノードAからB−CR:100、ノードBからE−CR:10、ノードAからC−CR:1000、ノードBからD−CR:50000、そしてノードCからE−CR:1000というブルートゥース低エネルギーリンク特異的クレジット量(CR)を指示している。ノードA−Eは同様に、各リンクについてのconnInterval(cl)値、例えばリンクA−B:cl1s、リンクB−E:0.5s、リンクA−C:0.5s、リンクB−D:2sおよびリンクC−E:5sも有しており、ここでsはconnInterval内での秒単位の遅延である。図1は、親ノードから子ノードに向かって設定されたCOCクレジットを例示しているが、ブルートゥース低エネルギーでは、クレジット値は、各リンクの両方向、例えば親から子へ、そして子から親への方向について別個に設定される。
付加的または代替的には、プロセッサ502は、そのノードA−E101のそれぞれのパフォーマンス・メトリック、例えば電力データ、メッシュルートまでの距離、またはデバイス構成などを決定することができ、これは、それぞれのノードをメッシュ・ネットワーク内の転送ノードとしていかに良好に使用できるかを決定するために、ノードにより使用され得る。ノード電力データの例示的決定においては、それぞれのノードは、ノードが外部から電力供給を受けている(例えば電源出力に接続されている、配線で接続されている)か、電池式であるかまたは環境発電デバイスであるか、およびそれぞれのノードの現在のエネルギー/電力容量を決定することができる。電力データは、アグリゲートされたconnIntervalおよび/またはCOCクレジットデータ、例えば接続データに実質的に類似する要領で、共有、伝送および/またはメモリ内に記憶され得る。
メッシュルートまでの距離は、参加ノード102からノードB−Eなどの1つ以上のメッシュノードを通ってルートノードAまで情報を伝送するのに必要とされるノードホップ数であり得る。例えば図3を参照すると、参加ノード102がノードC101の接続を確立した場合、FからCおよびCからAの2というホップ計数が存在する。参加ノード102がノードE101への接続を確立した場合、FからE、EからB、そしてBからAの3というホップ計数が存在する。
デバイス構成は、ノードデバイスがルーティングノードとして使用されるのを許可するまたは選好する、選好しないまたは許可しない、であり得るデバイスの自動式または手動式設定であり得る。一部の実施形態において、ノードデバイスは、デバイス電力データ、ネットワークへのデバイス接続、例えば信号強度などの他の要因に基づいて、構成設定を変更することができる。
図6Aのブロック604に示されている通り、装置500は、広告メッセージの伝送をさせるように構成されたプロセッサ502、メモリ504、通信モジュール508などの手段を含み得る。プロセッサ502は、通信インターフェース506に、ブルートゥース低エネルギーなどの無線通信を用いて広告メッセージを伝送させることができる。広告メッセージは、ノード101がメッシュ・ネットワークの一部分であり、ルーティングメトリック/制約オブジェクトデータが、接続データ、例えばメッシュ・ネットワークのそれぞれのノードについてのアグリゲートされたconnInterval、COCクレジット、および/または電力データ、および他のネットワーク関連情報、例えばネットワーク識別、信号強度帯域幅などを含むことができる。一例示的実施形態において、広告メッセージはDIOメッセージを含むことができる。
図6Aのブロック606で示されている通り、装置500は、参加ノードから接続確立の指示を受信するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。通信インターフェース506は、メッシュ・ネットワークの特定のノード101に向けられた参加ノードからの接続確立の指示を受信することができる。図3および4のノード102などのノードがメッシュ・ネットワークに参加するように構成されている場合においては、ノードは、広告メッセージをスキャンすることができる。参加ノード102は、接続すべきメッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの1つのノード101を決定するために、広告メッセージデータ、例えばconnInterval、COCクレジットおよび/または電力データなどの接続データを使用することができる。参加ノード102は、参加ノードの接続特性、例えば最大connIntervalおよび/または最小COCクレジットを満たす最高の電力レベルを有する接続を選好するように構成され得る。最高の電力データを有するノード101が満足のいく接続特性を有していない場合においては、参加ノード102は、電力データは比較的低いものの好適な接続点となるのに充分なconnIntervalおよびCOCクレジットを有するノードを決定することができる。参加ノード102は、メッシュ・ネットワーク内で最も好適な接続点であると決定されたノード101との接続確立の指示を伝送できる。
図6Aのブロック608で示されている通り、装置500は、ブルートゥース低エネルギーメッセージングなどの無線通信を用いてメッシュ・ネットワークの好適なノード101との接続を確立するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。参加ノード102が好適なノード101との接続を確立した場合においては、プロセッサ502は、IPレベルメッシュ・ネットワークに参加するためにRLPなどの標準的なルーティング・プロトコルを使用することができる。
ここで図6Bを参照すると、図6Bのブロック612に示されている通り、参加ノード102により実施されているかまたは他の形で参加ノード102と結びつけられている装置500は、広告メッセージを受信するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ504は、図3および4のノード102などのノードがメッシュ・ネットワークに参加するように構成されている場合においては、広告メッセージをスキャンするように構成され得る。プロセッサ502は、通信インターフェース506から広告メッセージを受信することができ、この通信インターフェース506はそれ自体、ブロック604に記載されている通り、メッシュ・ネットワークのノード101から広告メッセージを受信する。
図6Bのブロック614に示されている通り、装置500は、接続を確立するため複数のノードから第1のノードを決定するように構成されたプロセッサ502などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、接続すべきメッシュ・ネットワーク内の複数のノードから第1の好適なノードを決定するために、広告メッセージデータ、例えばconnInterval、COCクレジットおよび/または電力データなどの接続データを使用することができる。プロセッサ502は、参加ノードの接続特性を満たす最高の電力レベルを有する接続を選好するように構成され得る。最高の電力データを有するノード101が満足のいく接続特性を有していない場合においては、プロセッサ502は、電力データは比較的低いものの好適な接続点となるのに充分なconnIntervalおよびCOCクレジットを有するノードを決定することができる。
図3中の例は、参加ノードの受信範囲103がノードB、CおよびE101を含んでいる位置まで移動する参加ノードF102を例示している。この例において、ノード101は、電力データを全く有していないかまたは等しい電力データを有することが仮定されている。参加ノード102は、ノードB、CおよびEからDIOメッセージを格納する広告メッセージを受信するが、参加ノードの受信範囲103の外側にあるAまたはCからは受信しない。広告メッセージは、ノードBについてのCR:100およびcl:1s、ノードCについてのCR:100およびcl:0.5、そしてAからB、そしてEまでのパス上の任意のレグ上の最小CR:10(min(100(B)、10(E)))ならびにAからBそしてEまでのパスのアグリゲートされたcl:1.5(1(A−B)+0.5(B−E))を指示できる。広告メッセージは、付加的または代替的に、新しいリンク、例えばノード101と参加ノードF102の間の接続についての潜在的接続特性を指示することができる。さらに別の実施形態において、広告メッセージは、ルートノードA101との関係における参加ノードF102の接続特性を指示することができる。この例では、ノードCは、最短のconnIntervalおよび満足のいくCOCクレジットを有し、ここで100はノードFについての許容可能なCOCクレジットである。参加ノードF102は、ノードCがメッシュ・ネットワークの好適な接続点であることを決定できる。
図6Bのブロック616において示されている通り、装置500は、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードの規定の第1のノードに対する接続確立の指示の伝送をさせるように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードの第1の好適なノードを特定する接続確立の指示を通信インターフェース506に伝送させることができる。この実施例を続行すると、参加ノードF102は、メッシュ・ネットワークのノードC101に対して接続確立の指示を伝送することができる。
図6Bのブロック618に示されている通り、装置500は、参加ノードと複数のノードのうちの第1のノードとの間の接続の確立をさせるように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサは、608で論述した通り、規定の好適なノードとのブルートゥース低エネルギー接続などの無線接続を通信インターフェースに確立させることができる。DIOメッセージは、ノードF120についてのconnIntervalおよびCOCクレジットデータについて更新され得る。図4に描かれている例において、ノードFは、ノードCに接続された時点で、CR:10およびcl:0.5を有する。
内部で参加ノードが広告メッセージを伝送するメッシュ・ネットワークのノードに対する接続の例示的プロセス
ここで図7Aおよび7Bを参照すると、内部で参加ノードが広告メッセージを伝送するメッシュ・ネットワークのノードに対し接続するために、参加ノード102により実施されるあるいは他の形で参加ノード102と結びつけられる図5の装置500などによって実行されるオペレーションが描かれている。図7Aのブロック702に示されている通り、装置500は、参加ノードのための接続特性を決定するように構成されたプロセッサ502、メモリ504などの手段を含むことができる。メッシュ・ネットワークに対する好適な接続についての接続特性には、connInterval、COCクレジットなどについての所与の閾値が含まれ得る。プロセッサ502は、後で処理、更新または伝送するために、メモリ504内に接続特性を記憶することができる。
ここで図7Aおよび7Bを参照すると、内部で参加ノードが広告メッセージを伝送するメッシュ・ネットワークのノードに対し接続するために、参加ノード102により実施されるあるいは他の形で参加ノード102と結びつけられる図5の装置500などによって実行されるオペレーションが描かれている。図7Aのブロック702に示されている通り、装置500は、参加ノードのための接続特性を決定するように構成されたプロセッサ502、メモリ504などの手段を含むことができる。メッシュ・ネットワークに対する好適な接続についての接続特性には、connInterval、COCクレジットなどについての所与の閾値が含まれ得る。プロセッサ502は、後で処理、更新または伝送するために、メモリ504内に接続特性を記憶することができる。
図7Aのブロック704に示されている通り、装置500は、広告メッセージの伝送をさせるように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、20秒毎に一回などの所与の間隔で通信インターフェースに広告メッセージを伝送させることができる。広告メッセージは接続特性を含み得る。
図7Aのブロック706に示されている通り、装置500は、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードから接続確立の指示を受信するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ506は、通信インターフェースから接続確立の指示を受信でき、この通信インターフェースはそれ自体、ブルートゥース低エネルギー通信などの無線通信を用いて複数のノードのうちの1つのノードから接続確立の指示を受信する。第1のノードは、接続特性の所与の閾値を満たすノード101であり得る。
参加ノードが所与の周期内で接続確立の指示を受信しない場合においては、プロセッサは、広告メッセージを終結させ、好適なconnIntervalを増加させるまたは好適なCOCクレジット値を減少させるなど、接続特性を改変させることができる。一部の実施形態において、参加ノード102の所与の周期は、4回の伝送などの、所与の広告伝送数であり得る。一部の例示的実施形態において、参加ノード102の所与の周期は、100秒などの、広告メッセージに基づいて接続を確立するための所与の時間であり得る。
図7Aのブロック708に示されている通り、装置500は、参加ノード102と複数のノードのうちの第1のノード101との間で通信を確立するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502はブルートゥース低エネルギー通信などの無線通信を用いて、第1のノード101との通信を確立することができる。プロセッサ502が複数のノードのうちの第1のノードとの通信を確立した場合においては、プロセッサは、IP−レベルメッシュ・ネットワークに参加するためにRLPなどの標準的なルーティング・プロトコルを使用することができる。
図7Aのブロック710に示されている通り、装置500は、第2の接続特性を決定するように構成されたプロセッサ502などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、メッシュ・ネットワークのノード101に対する接続に付随しこの接続に後続して利用される第2の接続特性を決定することができる。接続特性は、例えばより短いconnIntervalまたはより大きいCOCクレジット値など、より優れた接続のためのconnInterval、COCクレジットなどを含み得る。第2の接続特性の決定は、任意の接続に対する応答であるかまたは劣化した接続に応答するものであり得る。
図7Aのブロック712に示されている通り、メッシュ・ネットワークに対する接続に後続して、装置500は、第2の広告メッセージの伝送をさせるように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、第2の接続特性を含む第2の広告メッセージを伝送することができる。プロセッサ502はさらに、ノードが接続されていない場合に比べてメッシュ・ネットワークに接続されている場合には異なるものである広告メッセージ伝送間隔を決定することができる。
図7Aのブロック714に示されている通り、装置500は、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第2のノードから接続確立の指示を受信するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ506は、通信インターフェースから接続確立の指示を受信でき、この通信インターフェースはそれ自体、ブルートゥース低エネルギー通信などの無線通信を用いて複数のノードのうちの第2のノードから接続確立の指示を受信する。第2のノードは、接続特性の所与の閾値を満たすノード101であり得る。
図7Aのブロック716に示されている通り、装置500は、参加ノード102と複数のノードのうちの第2のノード101との間で通信を確立するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502は第1の通信インターフェース506に、708に記載の通りの通信を確立させることができる。
図7Bを参照すると、ブロック750に示されている通り、メッシュ・ネットワークのノード101により実施されるかまたは他の形でノード101に結びつけられている装置500は、参加ノード102から広告メッセージを受信するように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、通信インターフェース506から広告メッセージを受信でき、この通信インターフェースはそれ自体、参加ノード102から広告メッセージを受信する。広告メッセージは、connInterval、COCクレジットなどについての所与の閾値を含み得る、参加ノードとメッシュ・ネットワークとの間の好適な接続のための接続特性を含み得る。
図7Bのブロック752に示されている通り、装置500は、接続確立遅延間隔を決定するように構成されたプロセッサ502などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、ノード101が接続特性を満たすか否かを決定し、接続確立の指示遅延間隔を決定することができる。
接続特性を満たすことにより2つ以上のノード101が好適なノードである場合においては、これらのノードは、そのそれぞれの接続特性および/またはパフォーマンス・メトリックに基づいて、参加ノード102との接続を確立しようと試みることができる。この点において、接続特性を満たすノードのうちの最高の接続特性、パフォーマンス・メトリックまたはそれら両方の組合せを有するノードが最初に、参加ノードとの接続を確立しようと試みることができる。参加ノード102は、好適なノードによる接続を確立するための最初に受信した試行に応答して接続を確立し、他の好適なノードにより参加ノードに接続しようとする後続するあらゆる試行を拒絶することができる。
遅延間隔は、ノード101のそれぞれの接続特性および/またはパフォーマンス・メトリック、例えば時間的遅延または受信した広告メッセージ数により測定される遅延に基づいたものであり得る。時間的遅延間隔は、10、50または75秒、あるいは他の任意の時間的間隔であり得る。所与数の受信した広告メッセージに基づく遅延間隔は、第1の広告メッセージの受信、第2の広告メッセージの受信、第3の広告メッセージの受信、または参加ノードが広告メッセージの伝送を終結するまでの同じ参加ノード102からの他の任意の広告メッセージ数までに及ぶ遅延であり得る。
ノード101は、遅延間隔と結びつけられた接続特性メトリックを有することができる。所与の割合、例えば50パーセント、1sのclまたは200のCRだけ接続特性を超過しているノード101は、ゼロ遅延間隔を有することができ、第2の所与の閾値、25パーセント、5clまたは100のCRだけ接続特性を超過するノードは、第1の遅延間隔を有することができ、第3の所与の閾値、例えば10パーセント、25のcfまたは50のCRだけ接続特性を超過するノード。代替的には、ノード遅延は、ノードが接続特性を超過する量に対して逆相関、例えば反比例関係を有することができる。これにより、利用可能な最高の接続特性を有するノード101つまり好適なノードが参加ノード102の親として供用を開始することを保証できる。
ノード101は、遅延間隔と結びつけられた電力データ優先度を有することができる。例えば、高い優先度の電力データを有するノード、例えば電源出力による給電を受けるか、配線で接続されているかまたは完全に充電された電池による給電を受けるノードは、ゼロの遅延間隔を有し得る。より低い、ただし妥当な電力レベルを有するノード101、例えば、追加の接続を支援するのに充分な残量を有するノード101は、それぞれの電力データに基づき得る短い遅延を有することができ、例えば90%の電池残量を有するノードは、10秒間または第2の広告メッセージが受信されるまで待機することができ、50%の残量を有するノードは、50秒間、または第3の広告メッセージが受信されるまで待機することができる。これにより、最大のエネルギーまたは最高の電力レベルを有するノード、つまり好適なノードが、参加ノードのための親として供用を開始することを保証できる。
ノード102は、メッシュルートまでの距離と結びつけられる優先度を有することができ、ここで遅延間隔は追加の各ホップ計数毎により長いものなる。例えば、参加ノードが、参加ノードからルートノードまでの1というホップ計数を有する場合、遅延は全く存在しない可能性がある。参加ノードから親ノード、ルートノードまでと、ホップ計数が2つである場合においては、ノード101は、第1の遅延間隔、そして追加の各ホップ計数毎により長い遅延間隔を有し得る。
ノード101デバイス構成が許可されているかまたは選好されている場合においては、ノードは、ゼロの遅延間隔を有することができる。デバイス構成が選好されていない場合においては、ノードは、参加ノードとの接続を妨げないと考えられる最長の遅延間隔などの所与の遅延間隔を有することができる。一例示的実施形態において、遅延間隔は、接続特性、電力データ、メッシュルートまでの距離などに基づく遅延間隔の増加であり得る。
図3に戻ると、ノードF受信範囲にはノードB、CおよびEが含まれる。ノードFは、CR:10およびcl:10sを含む接続特性を含む広告メッセージを伝送することができる。この例では、それぞれのノードDIOメッセージは、AからBのパス、およびBがEについて与えるものと同じであると仮定されるBが新規リンクBからFについて与えると考えられる特性に基づいて、ノードBについてのCR:10(min(100、10))およびcl:1.5s(1.0s+0.5s)を指示すると考えられる。CがFに対してEについてと同じ特性をFに与えると考えられることを仮定した、ノードCについてのCR:100(min(1000、100))およびcl(0.5s+5s)、およびノードEについてのCR:10(min(EがFについて与えると考えられる(100、10、10))およびcl:2.0s(EがFについて与えると考えられる1s+0.5s+0.5s)。したがって、ノードB、CおよびEは全て、好適な接続ノードであると考えられる。ここではあてはまらないものの、例えば電源出力から給電を受けているか、配線で接続されているか、100%充電された電池式である、最高の電力レベルを有するノードが存在する場合においては、このノードは、ゼロの遅延間隔を有すると考えられる。ノードB、CおよびEは、それぞれの電力レベルに基づいて遅延間隔を決定できる。時間ベースの遅延間隔については、70%の電力レベルを有するノードCは、30秒の遅延間隔を決定することができ、50%の電力レベルを有するノードEは、50秒の遅延間隔を決定でき、40%の電力レベルを有するノードBは、60秒の遅延間隔を決定することができる。この例は、電力データに基づく遅延間隔に向けられているが、当業者であれば、類似の遅延間隔の決定を接続特性または他のパフォーマンス特性について行うことができるということを認識すると考えられる。
図7Bのブロック754において示されている通り、装置500は、複数のノードの第1のノードからの接続確立の指示の伝送をさせるように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502は、通信インターフェース506に、752で論述されている遅延間隔の満了後に参加ノード102に対して接続確立の指示を伝送させることができる。
図7Bのブロック756に示されている通り、装置500は、参加ノード102と複数のノードのうちの第1のノード101との間の接続の確立をさせるように構成されたプロセッサ502、通信インターフェース506などの手段を含むことができる。プロセッサ502はブルートゥース低エネルギー通信などの無線通信を用いて、参加ノード102との接続を通信インターフェースに確立させることができる。プロセッサ502が参加ノードとの接続を確立した場合においては、プロセッサは、IP−レベルメッシュ・ネットワークに参加するためにRLPなどの標準的なルーティング・プロトコルを使用することができる。
本明細書中に記載のプロセスを使用して、例示的実施形態の参加ノード102は、ブルートゥース低エネルギー上でのIPまたは任意のノードに対する他の接続を確立する前にネットワークに接続するための最適な接続点を学習することができる。これにより、多数のノードに対し接続し、どのノードが最適な接続、例えばDAGの親ノードであるかをIP上でRPLを用いて学習し、その後、選択されていないノードに対する不要な接続を解除する比較プロセスに求められるタイミングおよび電力消費量は削減される。
上述の通り、図6A、6B、7Aおよび7Bは、本発明の例示的実施形態に係る装置500、方法およびコンピュータ・プログラム製品の流れ図を例示している。流れ図の各ブロック、および流れ図内のブロックの組合せは、例えば1つ以上のコンピュータ・プログラム命令を含むソフトウェアの実行と結びつけられるハードウェア、ファームウェア、プロセッサ、回路および/または他の通信デバイスなどのさまざまな手段によって実装可能であるということが理解される。例えば、上述の手順の1つ以上は、コンピュータ・プログラム命令により実施可能である。この点において、上述の手順を実施するコンピュータ・プログラム命令は、本発明の一実施形態を利用する装置のメモリ・デバイス504によって記憶され、装置のプロセッサ502によって実行され得る。認識される通り、結果として得られるコンピュータまたは他のプログラマブル装置が流れ図のブロック内で規定されている機能を実現するような形でマシンを生産するために、任意のこのようなコンピュータ・プログラム命令を、コンピュータまたは他のプログラマブル装置(例えばハードウェア)上にロードすることができる。コンピュータまたは他のプログラマブル装置に特定の要領で機能するように指図することのできるこれらのコンピュータ・プログラム命令も同様にコンピュータ可読メモリ内に記憶され得、こうして、コンピュータ可読メモリ内に記憶された命令が、実行されると流れ図ブロック内に規定された機能を実現する1つの製品を生産するようになっている。コンピュータ・プログラム命令は同様に、一連のオペレーションをコンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行させて、コンピュータ実現型プロセスを生成し、こうして、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行する命令が流れ図ブロック内で規定されている機能を実現するためのオペレーションを提供することになるように、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上にロードされ得る。
したがって、流れ図のブロックは、規定された機能を行うための手段の組合せ、および規定された機能を行うためのオペレーションの組合せを支援する。同様に、流れ図の1つ以上のブロックおよび流れ図の中のブロックの組合せが、規定された機能を実行する特殊用途のハードウェアベースのコンピュータシステム、または特殊用途のハードウェアおよびコンピュータ命令の組合せによって実現可能であることも理解される。
一部の実施形態では、上述のオペレーションのうちの一部を修正またはさらに拡充することができる。さらに、一部の実施形態では、例えば、図6A、6B、7Aおよび7B中のブロック602、614、702、710〜716および752の破線輪郭により例示されたものなどの付加的な任意のオペレーションを含み入れることができる。上述のオペレーションに対する修正、付加または拡充は、任意の順序で、任意の組合せで行うことができる。
本明細書中に記載の本発明の多くの修正および他の実施形態が、以上の説明および付随する図面中で提示されている教示の利益を得るこれらの発明の関係技術の当業者の念頭に思い浮かぶものである。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されるべきものではなく、他の実施形態が添付のクレームの範囲内に含まれるように意図されている。その上、以上の説明および付随する図面は、要素および/または機能の一部の例示的組合せの情況下での例示的実施形態を説明しているものの、添付のクレームの範囲から逸脱することなく、変形実施形態により、異なる要素および/または機能の組合せを提供することができるということを認識すべきである。この点において、例えば以上で明示的に説明したものとは異なる要素および/または機能の組合せも同様に、添付クレームの一部の中で明記され得る通り、企図されている。本明細書中では特定の用語が使用されているが、これらは、包括的かつ記述的意味合いで使用されているにすぎず、限定を目的とするものではない。
Claims (25)
- 少なくとも1つのプロセッサを備える装置のための方法であって、
前記プロセッサと共に前記装置に少なくとも、
前記プロセッサが前記装置に、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージの伝送をさせるステップと、
前記装置が、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードから接続確立の指示を受信するステップであって、前記接続確立の指示が、前記接続特性を満たす前記複数のノードのうちの第1のノードに基づいており、前記接続確立の指示がさらに前記複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいているステップと、
前記プロセッサが前記装置に、前記参加ノードと前記複数のノードのうちの前記第1のノードとの間の接続の確立をさせるステップと、
を含む方法。 - 前記装置が、前記参加ノードのための接続特性のデータを決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記装置が、前記第1のノードに対する接続の確立に応答して前記参加ノードについての第2の接続特性を決定するステップと、
前記プロセッサが前記装置に、前記第2の接続特性のデータを含む第2の広告メッセージの伝送をさせるステップと、
前記装置が、前記複数のノードのうちの第2のノードから接続確立の指示を受信するステップであって、前記接続確立が、前記接続特性を満たす前記複数のノードのうちの第2のノードに基づいているステップと、
前記プロセッサが前記装置に、前記参加ノードと前記第2のノードの間の接続の確立および前記参加ノードと前記第1のノードの間の前記接続の確立解除をさせるステップと、
をさらに含む、請求項1または2のいずれか1項に記載の方法。 - 前記メッシュ・ネットワークがブルートゥース低エネルギー・ネットワークである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記接続特性には、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値が含まれる、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記接続確立の指示が、前記複数のノードのうちの前記接続確立の指示を送る前記ノードの前記接続特性またはパフォーマンス・メトリックにより左右される遅延間隔に基づいている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記遅延間隔が所定の時間周期である、請求項6に記載の方法。
- 前記遅延間隔が所定数の受信済み広告メッセージ基準で測定される、請求項6に記載の方法。
- 少なくとも1つのプロセッサを備える装置のための方法であって、
前記プロセッサが前記装置に
前記装置が、参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージを受信するステップと、
前記プロセッサが前記装置に、メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードからの接続確立の指示の伝送をさせるステップであって、前記接続確立の指示が、前記接続特性を満たす前記第1のノードに基づいており、前記接続確立の指示がさらに、前記複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいているステップと、
前記プロセッサが前記装置に、前記参加ノードと前記複数のノードのうちの前記第1のノードとの間の接続の確立をさせるステップと、
を含む方法。 - 前記装置が、前記複数のノードのうちの前記第1のノードの電力データに基づいて接続確立の指示遅延時間間隔を決定するステップ、
をさらに含む、請求項9に記載の方法。 - 前記メッシュ・ネットワークがブルートゥース低エネルギー・ネットワークである、請求項10に記載の方法。
- 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置において、前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードが、前記プロセッサと共に前記装置に少なくとも、
参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージの伝送をさせ、
メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードから接続確立の指示を受信させ、ここで前記接続確立が、前記接続特性を満たす前記複数のノードのうちの第1のノードに基づいており、
前記接続確立がさらに前記複数のノードの電力データに基づいており、
前記参加ノードと前記複数のノードのうちの前記第1のノードとの間の接続の確立をさせる、
ように構成されている、装置。 - 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードがさらに、
前記参加ノードについての接続特性のデータを決定するように構成されている、請求項12に記載の装置。 - 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードがさらに、
前記第1のノードに対する接続の確立に応答して前記参加ノードについての第2の接続特性を決定し、
前記第2の接続特性のデータを含む第2の広告メッセージの伝送をさせ、
前記複数のノードのうちの第2のノードから接続確立の指示を受信し、ここで前記接続確立の指示は、前記接続特性を満たす前記複数のノードのうちの前記第2のノードに基づいており、
前記参加ノードと前記第2のノードの間の接続の確立および、前記参加ノードと前記第1のノードの間の前記接続の確立解除をさせる、
ように構成されている、請求項12または13のいずれか1項に記載の装置。 - 前記メッシュ・ネットワークがブルートゥース低エネルギー・ネットワークである、請求項12ないし14のいずれか1項に記載の装置。
- 前記接続特性には、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値が含まれる、請求項12ないし15のいずれか1項に記載の装置。
- 前記接続確立の指示が、前記接続確立の指示を送る前記複数のノードのうちの前記ノードの前記接続特性またはパフォーマンス・メトリックにより左右される遅延間隔に基づいている、請求項12ないし16のいずれか1項に記載の装置。
- 前記遅延間隔が所定の時間周期である、請求項17に記載の装置。
- 前記遅延間隔が所定数の受信済み広告メッセージ基準で測定される、請求項17に記載の装置。
- 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置において、前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードが、前記プロセッサと共に前記装置に少なくとも、
参加ノードについての接続特性を含む広告メッセージを受信させ、
メッシュ・ネットワーク内の複数のノードのうちの第1のノードからの接続確立の指示の伝送をさせ、ここで前記接続確立の指示は、前記接続特性を満たす前記第1のノードに基づいており、前記接続確立の指示はさらに、前記複数のノードのそれぞれの接続特性またはパフォーマンス・メトリックに基づいており、
前記参加ノードと前記複数のノードのうちの前記第1のノードとの間の接続の確立をさせる、
ように構成されている、装置。 - 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、さらに、
前記複数のノードのうちの前記第1のノードの電力データに基づいて接続確立の指示遅延時間間隔を決定する、
ように構成されている、請求項20に記載の装置。 - 前記メッシュ・ネットワークがブルートゥース低エネルギー・ネットワークである、請求項20ないし21のいずれか1項に記載の装置。
- 前記接続特性には、接続間隔または接続型チャンネル・クレジット値が含まれる、請求項20ないし22のいずれか1項に記載の装置。
- 請求項1ないし8の少なくとも1つに記載の方法を行うための手段を含む装置。
- 請求項9ないし11の少なくとも1つに記載の方法を行うための手段を含む装置。
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