JP2017514133A - 位置割出し用のボスを備えた流量計のマニホールド - Google Patents

位置割出し用のボスを備えた流量計のマニホールド Download PDF

Info

Publication number
JP2017514133A
JP2017514133A JP2016563791A JP2016563791A JP2017514133A JP 2017514133 A JP2017514133 A JP 2017514133A JP 2016563791 A JP2016563791 A JP 2016563791A JP 2016563791 A JP2016563791 A JP 2016563791A JP 2017514133 A JP2017514133 A JP 2017514133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
manifold
flow meter
orifice
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016563791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6395860B2 (ja
Inventor
アショック ファタック アビジート,
アショック ファタック アビジート,
Original Assignee
マイクロ モーション インコーポレイテッド
マイクロ モーション インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マイクロ モーション インコーポレイテッド, マイクロ モーション インコーポレイテッド filed Critical マイクロ モーション インコーポレイテッド
Publication of JP2017514133A publication Critical patent/JP2017514133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6395860B2 publication Critical patent/JP6395860B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
    • G01F15/18Supports or connecting means for meters
    • G01F15/185Connecting means, e.g. bypass conduits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/76Devices for measuring mass flow of a fluid or a fluent solid material
    • G01F1/78Direct mass flowmeters
    • G01F1/80Direct mass flowmeters operating by measuring pressure, force, momentum, or frequency of a fluid flow to which a rotational movement has been imparted
    • G01F1/84Coriolis or gyroscopic mass flowmeters
    • G01F1/8409Coriolis or gyroscopic mass flowmeters constructional details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
    • G01F15/14Casings, e.g. of special material

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

ある実施形態にかかる流量計及び流量計用のマニホールドが提供されている。このマニホールドは本体を備えており、本体は第1の面とその反対側にある第2の面とを有している。第1の面から本体の中へと延びる第1のオリフィスが本体により画定され、また、第2の面から本体の中へと延びる第2のオリフィスが本体により画定されている。第1のオリフィスと第2のオリフィスとが合わさって本体を貫通する流路を画定するようになっており、第2のオリフィスは流量計の少なくとも1つの流れチューブと連通するように構成されている。また、第2の面から少なくとも1つのボスが突出している。【選択図】図2

Description

後述の実施形態は、振動式流量計に関するものであり、とくに流量計の正確な組立てを補助する位置割出し用の(indexing)ボスを有する流入口側マニホールド及び流出口側マニホールドの改良に関するものである。
コリオリ式質量流量計及び振動式デンシトメータの如き流量計又は振動式導管センサは、流動物質を収容する導管の振動運動を検出するように動作するのが一般的である。質量流量、密度などの如き導管内の物質に関する物性については、導管に接続されている運動トランスデューサから受け取る測定信号を処理することにより求めることができる。一般的に、物質を充填して振動するシステムの振動モードは、収容している導管及びその導管に収容されている物質の質量、剛性及びダンピング特性を組み合わせたものからの影響を受ける。
パイプラインを流れる物質の質量流量及び他の特性を測定するために振動式流量計を用いることは周知技術である。例えば、1985年1月1日にJ.E.スミスらに発行された米国特許第4,491,025号及び1983年11月29日にJ.E.スミスに発行された再発行特許第31,450号には振動式コリオリ流量計が開示されている。これらの振動式流量計は1つ以上の流管を備えている。コリオリ式質量流量計の各流管の構造は、単純曲げタイプ、ねじれタイプ、ラジアルタイプ、ラテラルタイプ又は組み合わせタイプでありうる一組の固有振動モードを有している。各流管は、これらの固有振動モードのうちの1つの振動モードで共振して振動するように駆動される。一般的に、これらの振動モードは、物質を収容している流管及びその流管に収容されている物質の質量、剛性及びダンピング特性を組み合わせたものからの影響を受けるので、質量、剛性及びダンピングは、周知技術を用いて振動式メータの初期段階での較正の際に求められるのが一般的である。
物質は、振動式流量計の流入口側に接続されているパイプラインから流量計の中へ流入し、次いで、流管を流れて流量計から流出口側に接続されているパイプラインへと流出する。
音声−コイル型ドライバの如きドライバが1つ以上の流管に力を加え、この力により1つ以上の流管が振動する。流量計に物質が流れていない場合、流管に沿ったすべての部位が同一の位相で振動するが、流管に物質が流れ始めると、コリオリ加速度により、流管に沿った各部位が流管に沿った他の部位に対して異なる位相を有するようになる。流管の流入口側の位相はドライバの位相よりも遅れ、流管の流出口側の位相はドライバの位相よりも進んでいる。流管の2つの部位における運動を表す正弦波信号を生成するために、センサが流管の2つの異なる部位に配置され、センサから受け取る2つの信号の位相差が時間の単位で計算される。
2つのセンサ信号間の位相差は1つ以上の流管を流れる物質の質量流量に比例する。物質の質量流量は位相差に流量較正係数を乗算することにより求めることができる。流量較正係数は流管の物性及び断面特性に依存する。流量較正係数に影響を与える流管の主な特性のうちの1つは流管の剛性である。パイプラインの中に流量計を設置する前に、較正プロセスによって流量較正係数が求められる。この較正プロセスでは、流管に流体を既知の流量で流し、位相差と流量との間の比率が計算される。当該技術分野において一般的に知られているように、較正プロセスの際に流管の剛性及びダンピング特性がさらに求められる。
コリオリ式流量計の1つの利点としては、質量流量測定値の正確さが流量計の可動構成部品の摩耗よりほとんど影響を受けないという点が挙げられる。というのは、振動する流管の中に可動構成部品が存在しないからである。流量は、流管上の2つの部位間の位相差と流量較正係数とを乗算することにより求められる。唯一の入力は、流管上の2つの部位の振動を示すセンサからの正弦波信号である。正弦波信号から位相差が計算される。流量較正係数が流管の材料及び断面特性に比例するので、位相差測定値及び流量較正係数は流量計の可動構成部品の摩耗による影響を受けることはない。
典型的なコリオリ式質量流量計は1つ以上のトランスデューサ(又はピックオフセンサ)を有している。1つ以上のトランスデューサが、1つ以上のフロー導管の振動応答を測定するために通常用いられ、ドライバの上流側又は下流側の位置に通常配置される。また、これら1つ以上のピックオフセンサは電子計装装置に接続されている。この電子計装装置は、ピックオフセンサから信号を受け取り、例えば質量流量測定値を導出するためにこれらの信号を処理する。
典型的なコリオリ式流量計は、ピックオフセンサとしてコイルと磁石とを用いて流量及び/又は密度を測定してメータの1つ以上の流れチューブの振動運動を測定する。コリオリ式流量計の質量流量は、当該コリオリ式流量計の流れチューブの流入口及び流出口の近傍に配置される複数のピックオフ信号間の位相差から求められる。しかしながら、コイル/磁石型センサに代えてひずみゲージを用いて流量を測定することもできる。これら2つのセンサタイプ間の基本の違いは、コイル/磁石型センサは流れチューブの速度を測定し、ひずみゲージは流れチューブの変位に比例する流れチューブのひずみを測定するという点にある。
マニホールドは、通常、物質が流れチューブを通って流入流出する流入口側経路及び流出口側経路を提供するようになっており、これらは、通常、外部の導管に取り付けられるフランジと結合されるようになっている。これらのマニホールドは流れチューブ及びケース部に結合されている。それに加えて、これらの部品の間にはスペーサーが存在していることが多い。費用及び重量が増えることに加えて、これらの部品の組立ては、厄介であり、エラー及びずれが生じてしまう傾向がある。
後述の実施形態により、これらの問題及び他の問題が克服され、技術進歩がもたらされる。後述の実施形態は、位置割出し用のボスを備えた流量計のマニホールドを供提供している。一体式フランジも考えられている。フランジをマニホールドと組み合わせることによって、重量及び複雑さが低下し、組立てが単純化される。位置割出し用の一体式ボスにより、マニホールドと流れチューブ及び流量計の他の内部構造物とをずれ無く確実に整列させることができるようになるので、効率的でかつ正確な組立てが担保される。それに加えて、ボスにより提供される大きな表面積によりハウジングの剛性が高められ、ハウジングをマニホールドに位置割出しすること(index)ができるようになる。
発明の要約
ある態様によれば、流量計のマニホールドは、第1の面と、その反対側にある第2の面とを有する本体を備えている。第1のオリフィスは、本体により画定され、第1の面から本体の中へ延びている。第2のオリフィスも、本体により画定され、第2の面から本体の中へ延びている。第1のオリフィス及び第2のオリフィスは合流して本体を横断する流路を形成している。第2のオリフィスは流量計の少なくとも1つの流れチューブに連通するように構成されている。第2の面からは少なくとも1つのボスが突出している。
ある態様によれば、流量計のマニホールドは、第1の面とその反対側にある第2の面とを有するシリンダ形状の本体を備えている。第1の面はシリンダ形状の本体の直径より大きな直径を有するフランジを有している。第1のオリフィスが、シリンダ形状の本体により画定され、第1の面から本体の中へ延びており、また、第1の小さなオリフィスが、シリンダ形状の本体より画定され、第2の面から本体の中へ延びている。第2の小さなオリフィスが、シリンダ形状の本体より画定され、第2の面から本体の中へ延びている。第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスは合流して第1のオリフィスを形成し、それにより、シリンダ形状の本体を横断する流路を形成している。第2の面からは少なくとも1つのボスが突出しており、当該ボスの外面は円弧状となっている。
ある態様によれば、流量計は1つ以上の流れチューブを備えている。ドライバが、1つ以上の流れチューブと結合され、1つ以上の流れチューブにドライブモード振動を誘発させるような向きに配置されている。センサが1つ以上の流れチューブと結合され、ドライブモード振動を検出するように構成されている。マニホールドが本体を有し、当該本体は、マニホールドの第1の面及びその反対側にある第2の面を画定している。第1のオリフィスが、本体により画定され、第1の面から本体の中へ延びており、また、第2のオリフィスが、本体により画定され、第2の面から本体の中へ延びている。第1のオリフィス及び第2のオリフィスは合流して本体を横断する流路を形成している。1つ以上の流れチューブは流路と連通している。第2の面からは少なくとも1つのボスが突出している。
態様
ある態様によれば、流量計のマニホールドは、 第1の面及びその反対側にある第2の面を有する本体と、本体により画定され、第1の面から本体の中へと延びる第1のオリフィスと、 本体により画定され、第2の面から本体の中へと延びる第2のオリフィスと、第2の面から突出する少なくとも1つのボスとを備えている。第1のオリフィス及び第2のオリフィスは合わさって本体を横断する流路を形成しており、 また、第2のオリフィスは流量計の少なくとも1つの流れチューブと連通するように構成されている。
好ましくは、本体は実質的にシリンダ形状である。
好ましくは、第1の面はフランジを画定している。
好ましくは、フランジは第2の面により画定される外径よりも大きな外径を有している。
好ましくは、マニホールドは金属から構成されている。
好ましくは、金属はステンレス鋼及びチタンのうちの少なくとも1つである。
好ましくは、第2のオリフィスが第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスへと二叉になっており、第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスが夫々少なくとも1つの流れチューブのうちの第1の流れチューブ及び第2の流れチューブと連通している。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、当該ボスの長い軸線が第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスの両方を二等分する1つの軸線に対して実質的に直角となるような向きに配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、当該ボスの長い軸線が第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスの両方を二等分する1つの軸線に対して実質的に平行となるような向きに配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、第2の面により画定される外径の長さの約7%と約15%との間の距離だけ第2の面から突出するように構成されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、円弧状の外面と、第2の面により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面とを有している。
好ましくは、円弧状の外面は本体の直径と実質的に等しい直径を有している。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、 円弧状の外面及び第2の面により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面を有する第1のボスと、 円弧状の外面及び第2の面により画定される外径の弦である平坦な内面を有する第2のボスとを有し、 第2のボスは第1のボスに対向して配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは円弧状の外面と円弧状の内面を有する三日月形状を有している。
好ましくは、円弧状の外面は本体の直径と実質的に等しい直径を有している。
ある態様によれば、流量計のマニホールドは、 第1の面及びその反対側にある第2の面を有するシリンダ形状の本体であって、第1の面がシリンダ形状の本体の直径より大きな直径を持つフランジを有している、シリンダ形状の本体と、 シリンダ形状の本体により画定され、第1の面から本体の中へと延びる第1のオリフィスと、 シリンダ形状の本体により画定され、第2の面からシリンダ形状の本体の中へと延びる第1の小さなオリフィスと、 シリンダ形状の本体により画定され、第2の面からシリンダ形状の本体の中に延びる第2の小さなオリフィスと、第2の面から突出し、その外面が円弧状である少なくとも1つのボスとを備えている。第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスは、合流して第1のオリフィスを形成して、シリンダ形状の本体を横断する流路を形成している
好ましくは、少なくとも1つのボスは、当該ボスの長い軸線が第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスを二等分する軸線に対して実質的に直角となるような向きに配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、当該ボスの長い軸線が第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスの両方を二等分する軸線に対して実質的に平行となるような向きに配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは第2の面により画定される外径の長さの約7%と約15%との間の距離だけ第2の面から突出している。
好ましくは、少なくとも1つのボスは第2の面から直角に延びる平坦な内面を有しており、当該平坦な内面はシリンダ形状の本体の弦である。
好ましくは、少なくとも1つのボスは円弧状の内面を有する三日月形状となっている。
ある態様によれば、流量計は、 1つ以上の流れチューブと、1つ以上の流れチューブと結合され、1つ以上の流れチューブにドライブモード振動を誘発するような向きに配置されるドライバと、 1つ以上の流れチューブと結合され、ドライブモード振動を検出するように構成されるピックオフと、 本体を有するマニホールドであって、第1の面及びその反対側にある第2の面を画定する、マニホールドと、 本体により画定され、第1の面から本体の中へと突出する第1のオリフィスと、 本体により画定され、第2の面から本体の中へと突出する第2のオリフィスと、第2の面から突出する少なくとも1つのボスとを備えている。第1のオリフィス及び第2のオリフィスは合わさって本体を横断する流路を形成し、 1つ以上の流れチューブがこの流路と連通している。
好ましくは、流量計は、1つ以上の流れチューブと結合されるブレースバーを更に備えており、少なくとも1つのボスがこのブレースバーと係合するようなサイズ及び寸法である。
好ましくは、かかる流量計は、流れチューブを収容するようなサイズ及び寸法を有するケース部をさらに備えており、ケース部はマニホールドと結合されており、また、ケース部は少なくとも1つのボスに位置割出しされるように構成されている。
好ましくは、1つ以上の流れチューブは少なくとも1つのボスに位置割出しされている。
好ましくは、本体は実質的にシリンダ形状である。
好ましくは、第1の面はフランジを画定している。
好ましくは、第2のオリフィスは第1の小さなオリフィスと第2の小さなオリフィスとの二叉に分けられており、第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスは夫々1つ以上の流れチューブの第1の流れチューブ及び第2の流れチューブと連通している。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、該ボスの長い軸線が第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスの両方を二等分する1つの軸線に対して実質的に直角となるような向きに配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、該ボスの長い軸線が第1の小さなオリフィス及び第2の小さなオリフィスの両方を二等分する1つの軸線に対して実質的に平行となるような向きに配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、円弧状の外面と、第2の面により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面とを有している。
好ましくは、円弧状の外面は本体の直径と実質的に等しい直径を有している。
好ましくは、少なくとも1つのボスは、 円弧状の外面と、実質的に第2の面により画定される外径の弦である平坦な内面とを有する第1のボスと、 円弧状の外面と、第2の面により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面とを有する第2のボスとを備えており、当該第2のボスは第1のボスに対向して配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのボスは円弧状の外面と円弧状の内面とを有する三日月形状である。
好ましくは、円弧状の外面は本体の直径と実質的に等しい直径を有している。
同一の符号は全ての図面において同一の部品を表わしている。図面は必ずしも寸法通りではない。
従来の流量計を示す図である。 流量計のマニホールドのある実施形態を示す図である。 弓形の断形形状を有するボスを備える流量計のマニホールドのある実施形態を示す側面図である。 弓形の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドのある実施形態を示す等角図である。 弓形の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドのある実施形態を示す正面図である。 三日月状の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドのある実施形態を示す側面図である。 三日月状の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドのある実施形態を示す等角図である。 三日月状の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドのある実施形態を示す正面図である。 三日月状の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドの他の実施形態を示す側面図である。 三日月状の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドの他の実施形態を示す等角図である。 三日月状の断面形状を有するボスを備える流量計のマニホールドの他の実施形態を示す正面図である。 ボスを有するマニホールドを備える流量計のある実施形態を示す図である。
図1〜図6及び下記記載には、流量計及びそれに関連する方法を最良のモードでどのように実施及び利用するかについて当業者に教示するための具体的な実施形態が示されている。本発明の原理を教示するために、従来技術の一部が単純化又は省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例もまた本発明の技術範囲内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、下記の記載の構成要素をさまざまな方法で組み合わせて本発明の複数の変形例を形成することもできる。したがって、本発明は、下記の特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及びその均等物によってのみ限定されるものである。
図1は従来の流量計を示す図である。流量計5は流量計組立体10とメータ電子機器20とを備えている。流量計組立体10はプロセス材料の質量流量及び密度に反応するようになっている。メータ電子機器20は、リード線100により流量計組立体10と接続され、本発明に関連しないような他の情報に加えて、密度情報、質量流量情報及び温度情報を経路26を介して提供するようになっている。流量計組立体10は、1対のマニホールド150、150’と、フランジの首部110、110’を有するフランジ103、103’と、1対の並列に配置される流れチューブ130(第1の流れチューブ)、130’(第2の流れチューブ)と、ボイスコイルの如きドライバ機構180と、温度センサ190と、1対のピックオフ170L、170Rとを有している。1対のピックオフ170L、170Rは例えば磁石/コイル式速度センサ、ひずみゲージ、光学センサ、又は、当該技術分野において知られるいかなる他のピックオフ型センサであってもよい。流れチューブ130、130’は、夫々、流れチューブ取付け用ブロック120、120’に向けて集まる流入口脚部131、131’と流出口脚部134、134’とを有している。流れチューブ130、130’はその長さ方向に沿った少なくとも1つの対称的な位置において曲がっているとともに、その長さ方向に沿って実質的に並列になっている。ブレースバー140、140’は、軸線W、W’を規定する働きをし、各流れチューブがそれを中心として振動するようになっている。
流れチューブ130、130’の両側の脚部131、131’、134、134’は流れチューブ取付け用ブロック120、120’に固定され、これらのブロックはマニホールド150、150’に固定されている。このことにより、コリオリ流量計組立体10を通る連続し且つ閉じた物質経路が形成されることになる。
測定されるプロセス物質を移送するプロセス配管(図示せず)と穴部102、102’を有するフランジ103、103’とが第1の面104及び第2の面104’を介して接続されると、プロセス物質は、流量計の第1の面104から流入し、フランジ103内のオリフィス101を通り、マニホールド150を通り、面121を有する流れチューブ取付け用ブロック120へと流れ、マニホールド150内で分流し、流れチューブ130、130’を通って流れる。また、プロセス物質は、流れチューブ130、130’から流出すると、マニホールド150’内で合流して1つのストリームとなり、その後、第2の面104’へと流れる。この第2の面104’は、ボルト穴部102’を有するフランジ103’によりプロセス配管(図示せず)と接続されている。
流れチューブ130、130’は、夫々、曲げ軸線W−W、W’−W’に対して実質的に同一の質量分布、慣性モーメント及びヤング率を有するように、選択され、流れチューブ取付け用ブロック120、120’に適切に取り付けられる。これらの曲げ軸線は、ブレースバー140、140’を貫通するようになっている。流れチューブのヤング率が温度とともに変化し、この変化が流量及び密度の計算に影響を与えるため、測温抵抗体(RTD)(図示せず)が流れチューブ130’に取り付けられて流れチューブの温度を連続的に測定する。流れチューブの温度、すなわち所与の電流値におけるRTDの両端の電圧は、流れチューブを流れる物質の温度によって決まる。流れチューブの温度の変化に起因する流れチューブ130、130’の弾性率の変化を補償するために、RTDの両端に現れる温度依存性電圧がメータ電子機器20により周知の方法で用いられるようになっている。RTDはリード線195によってメータ電子機器20に接続されている。
両流れチューブ130、130’は、夫々対応する曲げ軸線W、W’に対してかつ流量計5の第1の逆位相曲げモードと呼ばれるモードで、互に反対方向にドライバ180により振動させられるようになっている。このドライバ180は、マグネットが流れチューブ130’に取り付けられ、反対側のコイルが流れチューブ130に取り付けられ、コイルに交流電流を流してこれらの流れチューブを振動させるようになっている複数の周知の構成のうちのいかなる1つの構成を有していてもよい。メータ電子機器20により適切なドライブ信号がリード線を通じてドライバ180へ加えられる。
メータ電子機器20は、リード線(図示せず)を介してRTD温度信号を受け取り、複数のリード線を介して左右の速度信号を受け取るようになっている。メータ電子機器20は、ドライバ180と繋がっているリード線185にドライブ信号を発生させて流れチューブ130、130’を振動させるようになっている。メータ電子機器20は、左速度信号及び右速度信号ならびにRTD信号を処理して、流量計組立体10を流れる物質の質量流量及び密度を計算するようになっている。メータ電子機器20は、他の情報とともにこの情報を経路26を通じて活用手段へと送るようになっている。
通常、コリオリ式流量計は多部品組立体(multi−part assemblies)であることが多い単純なマニホールドを備えている。この多部品組立体は、当該組立体のエラーの発生及び/又は正確性の欠如を防止する働きはないのに、流量計の重量及びコストの上昇をもたらしてしまう。本明細書に開示の流量計5のマニホールドには少なくともさらなる特徴としてボスが設けられている。このボスは、正確に組立てるためのガイドを提供することに加え、流量計が必要されることの多い極限状態の環境のことを考えると多くの場合において望ましいケース部分の剛性の向上をもたらしてくれる。
図2には、流量計5のマニホールド250のある実施形態が例示されている。マニホールド250は、第1の面104と、その反対側に位置する第2の面256とを有する本体252により主に形成されている。第1の面104は第1のオリフィス101を画定している。また、第1のオリフィス101は本体252を通る流路のことである。同様に、第2のオリフィス260は第2の面256により画定されている。また、このオリフィス260も、本体252を通り、第1のオリフィス101と合流することにより、プロセス材料がマニホールド250を通り抜けるための流れ経路を形成している。本体252はシリンダ形状である又は少なくともシリンダ形状部分を有していることが好ましいものの、非シリンダ形状のものも考えられている。
図6を最初に参照して、2つのチューブを備える流量計5、例えば振動式流量計のある実施形態では、流入口側脚部131、131’が第1の小さなオリフィス260A及び第2の小さなオリフィス260Bに連通するように流れチューブ130、130’がマニホールド250に接続され、流出口側脚部134、134’が他のマニホールド250にその第1の小さなオリフィス260A及び第2の小さなオリフィス260Bを介して接続されている。以上により、導管(図示せず)から流量計5の中に流れ込むプロセス材料は、第1のオリフィス101を通って流量計5の流入口側から流量計5の中に流入し、第1の小さなオリフィス260A及び第2の小さなオリフィス260Bを通って流れチューブ130、130’の中に流入し、当該流れチューブ130、130’を通って移動し、第1の小さなオリフィス260A及び第2の小さなオリフィス260Bを通って流量計5の流出口側に配置されるマニホールド250の中へ流入し、次いで、第1のオリフィス101を通って流量計5から流出するようになっている。
図2に戻ると、ある実施形態では、第1の面104はフランジ103を画定するようになっている。好ましくは、フランジ103は本体252の直径又はフランジの首部110のいずれよりも大きな外径を有している。フランジ103は、当該フランジをある導管(図示せず)と結合させうるようにファスナを受けるためにフランジ103の外周部の近傍に放射状に配置される複数の穴部102を有するようになっていてもよい。これらの穴部102は例えばネジ山の切られたファスナを受けるために内側にネジ切りがなされていてもよいが、それに限定されるわけではない。ある実施形態では、フランジ103は本体252と同一の材料から例えば機械加工プロセス又は鋳造プロセスにより製造されるようになっている。それに関連する実施形態では、フランジ103は、例えば溶接などにより本体252に取り付けられるようになっている。マニホールド250がユニボディ構造(unibody construction)を有する複数の実施形態では、フランジの首部110のサイズ及び寸法は、機械加工、鋳造などによりマニホールド250を製造するプロセスによって決まるようになっている。フランジ103がマニホールド250に取り付けられる複数の実施形態では、フランジの首部110は、マニホールド250とフランジ103との間に取り付けられ、個々の用途に適切なサイズ及び寸法に形成されるようになっている。マニホールド250を製造する好ましい材料としては、金属が挙げられるものの、セラミックス、プラスチック、複合材料及び当該技術分野において知られている他の材料も考えられている。好ましい金属はステンレス鋼及びチタンである。
少なくとも1つのボス270が第2の面256から外側に向けて突出するようになっている。ボス270とは、チューブ130、130’、ブレースバー140、140’、ケース部280又はピックオフ170R、170Lを位置の割出し又は取り付ける(indexed or attached)ための面を提供する突出部のことである。
図3A〜図3Cには、ボス270が第2の面256から遠位側に向けて突出するある実施形態が例示されている。この実施形態では、各ボス270が、(ボス270の)外面272を画定する円弧状の部分を有している。ボスの内面274が、外面272の円弧状の部分と交差する端点を有する弦を画定しているため、弓形の又はほぼ弓形の断面形状を有するボスが形成されている。例示されているように、複数のボス270は、各ボスの長い軸線が第1の小さなオリフィス260Aの直径及び第2の小さなオリフィス260Bの直径の両方を通り抜ける1つの軸線に対して平行となるような向きに配置されている。このような向きに配置すると半長方形状の領域276が画定される。この半長方形状の領域276は、流量計5を組み立てる際に適切な位置合わせを担保するように、流れチューブ130、130及び/又はブレースバー140、140’を位置割出しするためのスペースを提供するようになっている。位置割出しの目的又は取付けの目的のために(for indexing and attachment purposes)、ケース部280、流れチューブ130、130’及びブレースバー140、140’はさらにボス270の内面274又は外面272及びマニホールド本体252と接触するようになっていてもよい。
ある実施形態では、第2のオリフィス260は第1の小さなオリフィス260A及び第2の小さなオリフィス260Bを画定するように二叉に分かれるようになっていてもよい。この場合、第1のオリフィス101を通ってマニホールド250の中に流入するプロセス材料は、流れ経路、第1の小さなオリフィス260A及び第2の小さなオリフィスの260Bを通ってマニホールド250から流出するようになっている。例えば、これはマニホールドが流量計5の流入口側に配置され場合の向きである。それに代えて、流量計内から流量計外へと流れるプロセス材料は、まず第1の小さなオリフィス260A及び第2の小さなオリフィス260Bを流れ、第1のオリフィス101の中で合流してから、マニホールド250から流出する。
また図4A〜図4Cにも、ボス270が第2の面256から遠位側に向けて突出するある実施形態が例示されている。しかしながら、この実施形態は三日月状の断面形状を有している。各ボス270が、当該ボス270の外面272を画定する円弧状の部分を有している。ボス270の内面274が外面272の円弧状の部分と交差する端点を有する円弧状の経路に沿っているため、三日月状の又はほぼ三日月状の断面形状を有するボス270が形成されている。例示されているように、複数のボス270は、各ボス270の長い軸線が第1の小さなオリフィス260Aの直径及び第2の小さなオリフィス260Bの直径の両方を通り抜ける軸線に対して平行となるような向きに配置されている。ボス270は、流量計5を組み立てる際に適切な位置合わせを担保するように、流れチューブ130、130’及び/又はブレースバー140、140’を位置割出しするためのスペースを形成するようになっている。位置の割出しの目的及び取り付けの目的のために、ケース部280、流れチューブ130、130’及びブレースバー140、140’はさらにボス270の内面274又は外面272及びマニホールド本体252と接触するようになっていてもよい。
同様の実施形態では、図5A〜図5Cに例示されているように、上述の実施形態のような三日月状又はほぼ三日月状の断面形状を有する複数のボス270が第2の面256から遠位側に向けて突出するようになっている。しかしながら、例示されているように、複数のボス270は、各ボス270の長い軸線が第1の小さなオリフィス260Aの直径及び第2の小さなオリフィス260Bの直径の両方を通り抜ける軸線に対して直角になるような向きに配置されている。上述のように、ボス270は、流量計5を組立てる際に適切な位置合わせを担保するように、流れチューブ130、130’及び/又はブレースバー140、140’を位置割出しするためのスペースを形成するようになっている。位置の割出しの目的及び取り付けの目的のために、ケース部280、流れチューブ130、130’及びブレースバー140、140’はさらにボス270の内面274又は外面272及びマニホールド本体252と接触するようになっていてもよい。
上述の実施形態の詳細な記載は、本発明の技術範囲内に含まれるものとして本発明者が考えているすべての実施形態を完全に網羅するものではない。さらに正確にいえば、当業者にとって明らかなように、上述の実施形態のうちの一部の構成要素をさまざまに組み合わせて又は除去してさらなる実施形態を作成してもよいし、また、このようなさらなる実施形態も本発明の技術範囲内及び教示範囲内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、本発明の技術及び教示の範囲に含まれるさらなる実施形態を作成するために、上述の実施形態を全体的に又は部分的に組み合わせてもよい。
以上のように、本発明の特定の実施形態又は実施例が例示の目的で記載されているが、当業者にとって明らかなように、本発明の技術範囲内において、さまざまな変更が可能である。本明細書に記載の教示を上述の及びそれに対応する図面に記載の実施形態のみでなく他のデバイス及び方法にも適用することができる。したがって、本発明の技術範囲は添付の特許請求の範囲によって決まるものである。

Claims (33)

  1. 流量計(5)のマニホールド(250)であって、
    第1の面(104)及びその反対側にある第2の面(256)を有する本体(252)と、
    前記本体(252)により画定され、前記第1の面(104)から前記本体(252)の中へと延びる第1のオリフィス(101)と、
    前記本体(252)により画定され、前記第2の面(256)から前記本体(252)の中へと延びる第2のオリフィス(260)と、
    前記第2の面(256)から突出する少なくとも1つのボス(270)とを備えており、
    前記第1のオリフィス(101)と前記第2のオリフィス(260)とが合わさって前記本体(252)を横断する流路を形成し、前記第2のオリフィス(260)が前記流量計(5)の少なくとも1つの流れチューブ(130、130’)と連通するように構成されてなる、流量計(5)のマニホールド(250)。
  2. 前記本体(252)が実質的に円筒形状である、請求項1に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  3. 前記マニホールド(250)が金属から構成されてなる、請求項1に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  4. 前記金属がステンレス鋼及びチタンのうちの少なくとも1つである、請求項3に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  5. 前記第2のオリフィス(260)が第1の小さなオリフィス(260A)及び第2の小さなオリフィス(260B)へと二叉となっており、前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)が夫々前記少なくとも1つの流れチューブ(130、130’)のうちの第1の流れチューブ(130)及び第2の流れチューブ(130’)と連通するように構成されてなる、請求項1に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  6. 前記少なくとも1つのボス(270)は、該ボス(270)の長い軸線が前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)の両方を二等分する1つの軸線に対して実質的に直角となるような向きに配置されてなる、請求項5に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  7. 前記少なくとも1つのボスは、該ボス(270)の長い軸線が前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)の両方を二等分する1つの軸線に対して実質的に平行となるような向きに配置されてなる、請求項5に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  8. 前記少なくとも1つのボス(270)が前記第2の面(256)により画定される外径の長さの約7%と約15%との間の距離だけ前記第2の面(256)から突出するように構成されてなる、請求項1に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  9. 前記少なくとも1つのボス(270)が、円弧状の外面(272)と、前記第2の面(256)により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面(274)とを有してなる、請求項1に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  10. 前記円弧状の外面(272)が前記本体(252)の直径と実質的に等しい直径を有してなる、請求項9に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  11. 前記少なくとも1つのボス(270)が、
    円弧状の外面(272)及び前記第2の面(256)により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面(274)を有する第1のボス(270)と、
    円弧状の外面(272)及び前記第2の面(256)により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面(274)を有する第2のボス(270)とを有しており、
    前記第2のボス(270)が前記第1のボス(270)に対向して配置されてなる、請求項1に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  12. 前記少なくとも1つのボス(270)が円弧状の外面(272)と円弧状の内面(274)とを有する三日月形状を有してなる、請求項1に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  13. 前記円弧状の外面(272)が前記本体(252)の直径と実質的に等しい直径を有してなる、請求項12に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  14. 流量計(5)のマニホールド(250)であって、
    第1の面(104)及びその反対側にある第2の面(256)を有するシリンダ形状の本体(252)であって、前記第1の面(104)が前記シリンダ形状の本体(252)の直径よりも大きな直径を持つフランジ(103)を有する、シリンダ形状の本体(252)と、
    前記シリンダ形状の本体(252)により画定され、前記第1の面(104)から前記本体(252)の中に延びる第1のオリフィス(101)と、
    前記シリンダ形状の本体(252)により画定され、前記第2の面(256)から前記本体(252)の中に延びる第1の小さなオリフィス(260A)と、
    前記シリンダ形状の本体(252)により画定され、前記第2の面(256)から前記本体(252)の中に延びる第2の小さなオリフィス(260B)と、
    前記第2の面(256)から突出し、外面が円弧状である少なくとも1つのボス(270)とを備えており、
    前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)が合流して前記第1のオリフィス(101)を形成することにより前記シリンダ形状の本体(252)を横断する流路を形成するように構成されてなる、流量計(5)のマニホールド(250)。
  15. 前記少なくとも1つのボス(270)は、該ボス(270)の長い軸線が前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)を二等分する軸線に対して実質的に直角となるような向きに配置されてなる、請求項14に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  16. 前記少なくとも1つのボス(270)が、該ボス(270)の長い軸線が前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)の両方を二等分する軸線に対して実質的に平行となるような向きに配置されてなる、請求項14に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  17. 前記少なくとも1つのボス(270)が前記第2の面(256)から前記第2の面(256)により画定される外径の長さの約7%と約15%との間の距離だけ突出するように構成されてなる、請求項14に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  18. 前記少なくとも1つのボス(270)が前記第2の面(256)から直角に延びる平坦な内面(274)を有しており、該平坦な内面(274)が前記シリンダ形状の本体(252)の弦である、請求項14に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  19. 前記少なくとも1つのボス(270)が円弧状の内面(274)を有する三日月形状となっている、請求項14に記載の流量計(5)のマニホールド(250)。
  20. 流量計(5)であって、
    1つ以上の流れチューブ(130、130’)と、
    前記1つ以上の流れチューブ(130、130’)と結合され、前記1つ以上の流れチューブ(130、130’)にドライブモード振動を誘発するような向きに配置されるドライバ(180)と、
    前記1つ以上の流れチューブ(130、130’)と結合され、前記ドライブモード振動を検出するように構成されるピックオフ(170L、170R)と、
    本体(252)を有するマニホールド(250)であって、第1の面(104)及びその反対側にある第2の面(256)を画定する、マニホールド(250)と、
    前記本体(252)により画定され、前記第1の面(104)から前記本体(252)の中へ突出する第1のオリフィス(101)と、
    前記本体(252)により画定され、前記第2の面(256)から前記本体(252)の中へ突出する第2のオリフィス(260)と、
    前記第2の面(256)から突出する少なくとも1つのボス(270)とを備えており、
    前記第1のオリフィス(101)及び前記第2のオリフィス(260)が合わさって前記本体(252)を横断する流路を形成しており、
    前記1つ以上の流れチューブ(130、130’)が前記流路と連通してなる、流量計(5)。
  21. 前記1つ以上の流れチューブ(130、130’)と結合されるブレースバー(140、140’)をさらに備えており、前記少なくとも1つのボス(270)が前記ブレースバー(140、140’)と係合するようなサイズ及び寸法である、請求項20に記載の流量計(5)。
  22. 前記流れチューブ(130、130’)を収容するようなサイズ及び寸法を有するケース部(280)をさらに備えており、前記ケース部(280)が前記マニホールドと結合され、前記ケース部(280)が前記少なくとも1つのボス(270)にインデック配置されるように構成されてなる、請求項20に記載の流量計(5)。
  23. 前記1つ以上の流れチューブ(130、130’)が前記少なくとも1つのボス(270)にインデック配置されるように構成されてなる、請求項20に記載の流量計(5)。
  24. 前記本体(252)が実質的にシリンダ形状である、請求項20に記載の流量計(5)。
  25. 前記第1の面(104)がフランジ(103)を画定するように構成されてなる、請求項20に記載の流量計(5)。
  26. 前記第2のオリフィス(260)が前記第1の小さなオリフィス(260A)と前記第2の小さなオリフィス(260B)とに二叉に分けられ、前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィスへ(260B)が夫々前記1つ以上の流れチューブ(130、130’)のうちの第1の流れチューブ(130)及び第2の流れチューブ(130’)と連通するように構成されてなる、請求項20に記載の流量計(5)。
  27. 前記少なくとも1つのボス(270)は、該ボス(270)の長い軸線が前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)の両方を二等分する軸線に対して実質的に直角となるような向きに配置されてなる、請求項26に記載の流量計(5)。
  28. 前記少なくとも1つのボス(270)は、該ボス(270)の長い軸線が前記第1の小さなオリフィス(260A)及び前記第2の小さなオリフィス(260B)の両方を二等分する軸線に対して実質的に平行となるような向きに配置されてなる、請求項26に記載の流量計(5)。
  29. 前記少なくとも1つのボス(270)が、円弧状の外面(272)と、前記第2の面(256)により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面(274)と有してなる、請求項20の流量計(5)。
  30. 前記円弧状の外面(272)が前記本体(252)の直径と実質的に等しい直径を有してなる、請求項29に記載の流量計(5)。
  31. 前記少なくとも1つのボス(270)が、円弧状の外面(272)と前記第2の面(256)により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面(274)とを有する第1のボス(270)と、円弧状の外面(272)と前記第2の面(256)により画定される外径の実質的に弦である平坦な内面(274)とを有する第2のボス(270)とを有しており、前記第2のボス(270)と前記第1のボス(270)とが対向するように配置されてなる、請求項20に記載の流量計(5)。
  32. 前記少なくとも1つのボス(270)が円弧状の外面(272)と円弧状の内面(274)とを有する三日月形状を有してなる、請求項20に記載の流量計(5)。
  33. 前記円弧状の外面(272)が前記本体(252)の直径と実質的に等しい直径を有してなる、請求項32に記載の流量計(5)。
JP2016563791A 2014-04-21 2014-04-21 位置割出し用のボスを備えた流量計のマニホールド Active JP6395860B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IN2014/000252 WO2015162617A1 (en) 2014-04-21 2014-04-21 Flowmeter manifold with indexing boss

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017514133A true JP2017514133A (ja) 2017-06-01
JP6395860B2 JP6395860B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=51263457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016563791A Active JP6395860B2 (ja) 2014-04-21 2014-04-21 位置割出し用のボスを備えた流量計のマニホールド

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10545043B2 (ja)
EP (1) EP3134713B1 (ja)
JP (1) JP6395860B2 (ja)
CN (1) CN106233099B (ja)
AR (1) AR100138A1 (ja)
HK (1) HK1232283A1 (ja)
WO (1) WO2015162617A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017048235A1 (en) * 2015-09-15 2017-03-23 Micro Motion, Inc. Hygienic manifold for a flow meter
JP2021532363A (ja) * 2018-07-27 2021-11-25 マイクロ モーション インコーポレイテッド マニホールド
RU2685085C1 (ru) * 2018-08-02 2019-04-16 Общество с ограниченной ответственностью "Компания Штрай" Расходомер
DE102019120339A1 (de) 2019-07-26 2021-01-28 Endress+Hauser Flowtec Ag Strömungsteiler sowie damit gebildetes Fluidleitungssystem
DE102019122210B3 (de) * 2019-08-19 2021-01-28 Endress+Hauser Flowtec Ag Messrohr eines Coriolis-Messaufnehmers mit einer LTCC-Keramik, Coriolis-Messaufnehmer mit einem solchen Messrohr und Coriolis-Messgerät mit einem solchen Coriolis-Messaufnehmer.
US20230408013A1 (en) 2020-11-12 2023-12-21 Endress+Hauser Flowtec Ag Flow divider and fluid line system formed by same
DE102022100227A1 (de) 2022-01-05 2023-07-06 Endress+Hauser Flowtec Ag Fluidleitungssystem

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03264823A (ja) * 1990-02-20 1991-11-26 Tokico Ltd 質量流量計
US5796011A (en) * 1993-07-20 1998-08-18 Endress + Hauser Flowtech Ag Coriolis-type mass flow sensor
JPH10232155A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Tokico Ltd 振動式測定装置
JP2000329017A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Aichi Mach Ind Co Ltd 吸気マニホールドのブランチ管接合構造
JP2003525437A (ja) * 2000-03-02 2003-08-26 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド 主としてプラスチックからなるコリオリ流量計を製造するための方法及び装置
JP2008536115A (ja) * 2005-04-06 2008-09-04 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド セメント流動材料の流動率を測定するための小型振動流量計
JP2012159510A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Krohne Ag コリオリ質量流量計
JP2013228309A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Oval Corp コリオリ流量計

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2675704A (en) * 1954-04-20 Gauge valve
US3771363A (en) * 1972-06-12 1973-11-13 Stapler W Mead Turbine-type flow responsive device
US3819208A (en) * 1972-11-24 1974-06-25 Gen Motors Corp Insulated exhaust pipe connection
US4020873A (en) * 1975-07-18 1977-05-03 Precise Metals & Plastics, Inc. Thread protector for an externally threaded pipe
JPH0615817B2 (ja) * 1985-05-14 1994-03-02 本田技研工業株式会社 多気筒内燃エンジンの排気マニホ−ルド
WO1993006405A1 (en) * 1991-09-14 1993-04-01 Seetru Limited Pipe coupling
DE69314780T2 (de) * 1992-03-20 1998-04-16 Micro Motion Inc Verbesserter viskosimeter für sanitäre anwendungen
US5386929A (en) * 1993-10-18 1995-02-07 Continental Plastics, Inc. Portion dispensing caps
US6257071B1 (en) * 1998-12-28 2001-07-10 Foxboro Company Fluoropolymer coated vortex flowmeter
US6076562A (en) * 1999-05-25 2000-06-20 Kuo; Ming C. Pre-stressed concrete pipe
US20090007325A9 (en) * 2002-05-14 2009-01-08 Goettl John M Swimming pool drain
DE20310723U1 (de) * 2003-07-12 2004-11-18 E.L.B.-Füllstandsgeräte Bundschuh GmbH + Co. Schutzeinrichtung für Tauchsonden
DE10354373A1 (de) * 2003-11-20 2005-06-16 Endress + Hauser Flowtec Ag, Reinach Messaufnehmer vom Vibrationstyp
KR20100035185A (ko) * 2005-04-06 2010-04-02 마이크로 모우션, 인코포레이티드 다중상 유동 물질의 유동 특징을 측정하기 위한 소형 진동 유량계
CA2722856C (en) * 2008-05-01 2018-01-16 Micro Motion, Inc. Method for generating a diagnostic from a deviation of a flow meter parameter
DE102010047241B4 (de) * 2010-10-04 2015-08-06 Krohne Ag Coriolis-Massedurchflussmessgerät

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03264823A (ja) * 1990-02-20 1991-11-26 Tokico Ltd 質量流量計
US5796011A (en) * 1993-07-20 1998-08-18 Endress + Hauser Flowtech Ag Coriolis-type mass flow sensor
JPH10232155A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Tokico Ltd 振動式測定装置
JP2000329017A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Aichi Mach Ind Co Ltd 吸気マニホールドのブランチ管接合構造
JP2003525437A (ja) * 2000-03-02 2003-08-26 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド 主としてプラスチックからなるコリオリ流量計を製造するための方法及び装置
JP2008536115A (ja) * 2005-04-06 2008-09-04 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド セメント流動材料の流動率を測定するための小型振動流量計
JP2012159510A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Krohne Ag コリオリ質量流量計
JP2013228309A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Oval Corp コリオリ流量計

Also Published As

Publication number Publication date
CN106233099A (zh) 2016-12-14
CN106233099B (zh) 2020-11-03
AR100138A1 (es) 2016-09-14
WO2015162617A1 (en) 2015-10-29
JP6395860B2 (ja) 2018-09-26
US20170089744A1 (en) 2017-03-30
US10545043B2 (en) 2020-01-28
HK1232283A1 (zh) 2018-01-05
EP3134713A1 (en) 2017-03-01
EP3134713B1 (en) 2021-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6395860B2 (ja) 位置割出し用のボスを備えた流量計のマニホールド
JP6416092B2 (ja) 改良されたメータゼロに関するコリオリ流量計および方法
JPH0422209B2 (ja)
KR101011809B1 (ko) 코리올리 유량계용 진단 장치 및 방법
JP6336122B2 (ja) 振動式流量計における非対称な流れを検出するための装置及び方法
US9666347B2 (en) Magnet keeper assembly method
JP5638604B2 (ja) バランス部材を備えたフローメーター
KR101250855B1 (ko) 밸런싱된 기준 부재를 포함하는 유량계
JP6921280B2 (ja) コンパクトな流量計及び関連する方法
JP5149263B2 (ja) コリオリ流量計用の診断方法及び装置
JP2017083465A (ja) 改良されたメータゼロに関するコリオリ流量計および方法
AU2013200990B2 (en) A flow meter including a balanced reference member
BR122016025777B1 (pt) Apparatus and diagnostic methods for a coriolis flow meter

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6395860

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250