JP2017511762A - アンカー - Google Patents
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Abstract
アンカー(1)は、互いに旋回可能に接続されたフルーク(2)及びシャンク(3)を備える。シャンク(3)は、アンカー配備構成とアンカー回収構成との間で旋回可能であり、締結具3(36)が、シャンク(3)に係合するように設けられて、シャンク(3)をアンカー回収構成に保持する。【選択図】 図1
Description
本開示はアンカーに関する。本開示は、排他的ではないが特に、例えば専用アンカリング船舶によって支持される石油及びガスリグに関して一般的であるように、第1の船舶を係留するために使用されるが、第2の船舶から配備され回収されるアンカーに適用可能である。
多数の異なる型のアンカーが、船舶を係留するために提案されており、また、種々の改良が、一般に使用されているアンカーの型について示唆されている。設計及び改善は、通常、アンカリングがその中で実施され得る水深を増加させること、強度を増加させること、操縦性を増加させること、及び効率、すなわち、所与の重量のアンカーによってアンカリングされ得る船舶の最大を増加させること等の目的に向けられてきた。
それ自身を地面に突っ込んで、アンカーを所定の位置に留めるアンカーのショベル又はプラウに似た部品は一般にフルークとして知られ、船舶からの鎖が、通常、それに対して留められるアンカーの本体は、一般にシャンクとして知られる。一部のアンカーにおいて、フルークは、シャンクに旋回可能に接続されるため、フルークとシャンクとの間の角度は、フルークがそれ自身を海床に埋め込むにつれて増加する可能性がある。他のアンカーは、強度を改善するためシャンクに強固に接続されるか又は特定の型の地面のためのフルークを有する。これらは、一般に、固定フルークアンカーとして知られる。
今まで適切に対処されなかった従来の固定フルークアンカーに関する1つの問題は、アンカーが、配備されると正しく配向し、所定の場所にとどまり、所望されるときに、遅延が最小である状態でかつアンカーが地面に引っかかる又は突き刺さることなく回収可能であるようにアンカーを確実にセットすることである。回収は、船舶が非常に深い海内で係留されるとき、アンカーがかなりの期間にわたって配備されていたとき、底が、例えば粘着性粘度によって粘つく場合、アンカーが、沈泥及び泥の多くの層を通して沈み、その後、より粘つく堆積物内に埋め込まれる場合、又はアンカーが特に大きくかつ重い場合、特に問題となる場合がある。これらの問題は、特に、大規模半潜水船(large skale semisubmersible vulessel)又は海洋探査(offshore exploration)及び坑井サービスのために使用される掘削船の種類をアンカリングするときに起こる場合があり、そのアンカリングは、大量のアンカーを使用して別個のアンカーハンドリング船の助けを借りて行われ、また、複数のアンカーを必要とする場合がある。
本開示の一態様によれば、アンカーが提供され、アンカーは、フルークと、フルークに旋回可能に接続されたシャンクであって、それにより、アンカー配備構成とアンカー回収構成との間で旋回する、シャンクと、シャンクと係合するように配置された締結具であって、それにより、シャンクをアンカー回収構成に保持する、締結具とを備える。
シャンクをアンカー回収構成に保持することは、地面からのアンカーの回収の改善された容易さを可能にしてもよい。例えば、シャンクは、アンカー回収位置から、フルークに対する位置であって、その位置において、アンカーが回収される方向(通常は、シャンクの主軸に沿う)にフルークがより大きなプロファイルを有する、位置まで旋回することを防止されてもよい。これは、地面からアンカーを取出すことをより容易にしてもよい。これは、同様に、アンカーが地面から持上げられるときに他の物体に引っかかる機会及びアンカーが海水を通して引上げられるときに回転する機会を減少させ得る。
締結具はキャッチであってよい。すなわち、キャッチは、シャンクを一度で捕捉すると共に保持するデバイスであってもよい。キャッチは、独立に動作して、シャンクを捕捉し保持し、したがって、単にシャンクをアンカー回収構成になるよう旋回させることによって、シャンクがアンカー回収構成に保持されることを可能にしてもよい。
一例において、締結具は突出部を有し、突出部は、シャンクに係合するようにシャンクのリップを覆って延在して、シャンクをアンカー回収構成に保持する。有利には、締結具は、シャンクと係合するように付勢されてもよい。これは、保持の信頼性を改善してもよい。一例において、締結具はカム表面を有し、シャンクはカムフォロアを有し、カムフォロアは、シャンクがアンカー回収構成に旋回するときカム表面と協働して、締結具がシャンクに係合するまで付勢に抗して締結具を押すように配置される。
締結具はアクチュエータを有してもよく、アクチュエータは、シャンクとの係合から締結具を解除するように可動であって、シャンクがアンカー配備構成に旋回することを可能にする。有利には、アクチュエータは、フルークの表面から突出し、シャンクとの係合から締結具を解除するようにアクチュエータが突出する場所で動作可能であってもよい。アクチュエータは、表面に向かって移動されることによって、シャンクとの係合から締結具を解除するように動作可能であってもよい。これは、アンカーが船舶の側部上をたどって回収されるときにアクチュエータが自動的に動作することを可能にしてもよい。アクチュエータは表面から離れるように付勢されてもよい。これは、アクチュエータが秀でており、したがって、より容易に動作することを保証するのに役立ってもよい。
一例において、アクチュエータはシャンクに対してフルークの反対側にある。これは、アンカーが回収されている間、アクチュエータが、底側である可能性が高いフルークの側にあってもよいことを意味し、アンカーが船舶の側部上をたどって回収されるときにアクチュエータが自動的に動作できる信頼性を改善する。
特に好ましい一例において、締結具はロッカーアームを備えてもよく、締結具とシャンクとの係合は、ロッカーアームの一端で起こり、アクチュエータはロッカーアームの他端にある。
フルークはヘッド及びビルを有してもよく、シャンクは、軸であって、軸とビルとの間より、軸とヘッドとの間にフルークのプロファイルのより多くが存在するように位置付けられる、軸の周りでフルークに旋回可能に接続されてもよい。アンカーが地面にあるとき、これは、軸の周りにフルークに印加されるトルクがシャンクをビルに向かって付勢させる効果を有してもよい。これは、アンカーがアンカー配備構成に留まることを保証するのに役立ってもよい。
アンカーは、通常、アンカー配備構成を提供するためのシャンクの旋回を制限するブレースを有する。ブレースは、アンカーがアンカー配備構成にあるときの固定位置と、アンカーがアンカー回収構成にあるときの格納位置との間で可動であってよい。
一例において、ブレースは、一端でフルークに旋回可能に接続され、他端でシャンクに旋回可能に接続され、ブレースは、固定位置と格納位置との間で折畳むように関節接合される。
通常、ブレースは脆い保持器によって固定位置に保持される。
アンカーが2つ以上の異なるアンカー配備構成を有し、シャンクがアンカー配備構成のそれぞれの構成においてフルーク対して異なる角度で配向することが好ましい。一例において、アンカーは、停止部であって、停止部に当たって、ブレースが固定位置に載置される、停止部を有し、停止部は、少なくとも2つの異なる場所のうちの1つの場所に位置決めされる可能性があり、それぞれの異なる場所は異なる固定位置を提供し、それぞれの異なる固定位置は、シャンクが、アンカー配備構成においてフルークに対して異なる角度で配向するようにさせる。
アンカーは、シャンクを、アンカー回収構成から離れるように旋回させるように動作可能な戻り部材を備えてもよい。アンカーは、アンカー回収構成から離れるように旋回するようシャンクを付勢する付勢部材を備えてもよい。戻り部材又は付勢部材は、アンカーをアンカー回収位置からアンカー配備構成に戻すときに役立ってもよい。
本開示の実施形態は、添付図面を参照して、単に例として以下で述べられる。
図1及び図2を参照すると、第1の実施形態によるアンカー1は、フルーク2及びシャンク3を備える。アンカー1が使用されて、係留ライン4によって船舶(図示せず)をアンカリングする。アンカー1は、アンカー1を制御するためにチェイサ5を使用するアンカーハンドリングタグサプライ船(AHTS:anchor handling tug supply船)(図示せず)によって操作される。チェイサ5は、係留ライン4を囲むチェイシングカラー7に取付けられたチェイシングライン6を備える。より厳密には、この実施形態において、ピン9によって係留ライン4をアンカー1に取付けるために使用されるシャックル8及びチェイシングカラー7は、その内容が参照により本明細書に組込まれる特許国際公開第2010/16147号パンフレットに記載される型であり、それにより、チェイシングカラー7は、シャックル8と協働して、チェイシングライン6に対するアンカー1の配向をロックし得る。
シャンク3は、フルーク2に旋回可能に接続される。より具体的には、フルーク2は、シャンク3の第1端と協働して、シャンク3とフルーク2を旋回可能に接続するシャンクブラケット10を有する。この実施形態において、シャンク3は、並んでいるが、互いから離間する2つのシャンクアーム11を備える。シャンクブラケット10は、2つのシャンク支持体12を備え、2つのシャンク支持体12は、互いから離間してフルーク2の第1の表面13から突出して、シャンク3の第1端においてシャンクアーム11に合致する。シャンク支持体12の第1の支持体は、シャンク3の第1端においてシャンクアーム11の第1のアームに合致し、シャンク支持体12の第2の支持体は、シャンク3の第1端においてシャンクアーム11の第2のアームに合致する。シャンク支持体12及びシャンクアーム11のそれぞれは、フルーク2とシャンク3との間の第1の回転軸Aに中心がある穴14を有する。2つのスタッド15が設けられ、1つのスタッドはシャンク支持体12の第1の支持体及びシャンクアーム11の第1のアームの穴14に挿入され、1つのスタッドはシャンク支持体12の第2の支持体及びシャンクアーム11の第2のアームの穴14に挿入される。スタッド15は、穴14内で回転して、シャンクアーム11がシャンク支持体12に対して回転する、したがって、シャンク3が、第1の回転軸Aを中心にフルーク2に対して回転することを可能にする。フルーク2及びシャンク3が、他の方向にではないが、第1の回転軸Aの周りに互いに対して旋回する可能性があり、シャンク3とフルーク2との間の継手がヒンジ又はヒンジ付き継手として述べられ得ること、又は、シャンク3とフルーク2との間の旋回が回転として述べられ得ることを意味することが認識されるであろう。
フルーク2は、ショベル又はスペードの形態のプレート16を備える。より具体的には、プレート16は、シャンク3とフルーク2との間の回転軸Aに垂直な湾曲軸を有する仮想円柱の壁の一部分にほぼ合致するように湾曲する。シャンク3とフルーク2との間の回転軸Aに垂直な対称軸Bからの距離の増加に伴って、またおそらくは同様に対称軸Bに沿う距離に伴って、湾曲が仮想円柱の表面からわずかに逸脱する場合でも、少なくとも、フルーク2は、対称軸Bを中心に対称である。フルーク2のビル17は対称軸Bの一端に向かうプレート16の縁にあり、フルーク2のヘッド18は対称軸Bの他端に向かうプレート16の縁にある。ビル17は、プレート16の周縁の残りの部分と比較して比較的薄くかつ鋭い2つの先端19を有する。ビル17はフルーク2が地面に突っ込むのに役立つ。対称軸Bの両側のプレート16の部分はウィングと呼ばれてもよい。
シャンク3とフルーク2との間の回転軸Aが、フルーク2のビル17とヘッド18との間に延びる対称ラインBに垂直であるため、シャンク3が、フルーク2のビル17とフルーク2のヘッド18との間で旋回し得ることが認識されるであろう。
ブレース20は、フルーク2のビル17に向かうシャンク3の旋回を制限するために設けられる。この実施形態において、ブレース20は、2つのシャンクアーム11からフルーク2まで延在する2つのブレースアーム21を備える。ブレースアーム21の第1のブレースアームはシャンクアーム11の第1のシャンクアームからフルーク2まで延在し、ブレースアーム21の第2のブレースアームはシャンクアーム11の第2のシャンクアームからフルーク2まで延在する。
ブレース20は、フルーク2のヘッド18の近くでフルーク2に旋回可能に接続される。フルーク2は、ブレース20のフルーク端と協働して、フルーク2とブレース20を旋回可能に接続するブレースブラケット22を有する。ブレースブラケット22は、ブレース20のフルーク端においてブレースアーム21に合致するために互いに離間した、フルーク2の第1の表面13から突出する2つのブレース支持体23を備える。ブレース支持体23の第1の支持体は、ブレース20のフルーク端においてブレースアーム21の第1のブレースアームに合致し、ブレース支持体23の第2の支持体は、ブレース20のフルーク端においてブレースアーム21の第2のブレースアームに合致する。ブレース支持体23及びブレースアーム21のそれぞれは、フルーク2とブレース20との間の第2の回転軸Cに中心がある穴24を有する。2つのスタッド15が設けられ、1つのスタッドはブレース支持体23の第1の支持体及びブレースアーム21の第1のブレースアームの穴24に挿入され、別のスタッドはブレース支持体23の第2の支持体及びブレースアーム21の第2のブレースアームの穴24に挿入される。スタッド15は、穴24内で回転して、ブレースアーム21がブレース支持体23に対して回転する、したがって、ブレース20が、第2の回転軸Cを中心にフルーク2に対して回転することを可能にする。
ブレース20は、同様に、シャンク3に旋回可能に接続される。シャンク3は、ブレース20のシャンク端と協働して、シャンク3及びブレース20を旋回可能に接続する。ブレースアーム21は、互いから離間して、ブレース20のシャンク端においてシャンクアーム11に合致する。ブレースアーム21の第1のブレースアームはブレース20のシャンク端においてシャンクアーム11の第1のシャンクアームに合致し、ブレースアーム21の第2のブレースアームはブレース20のシャンク端においてシャンクアーム11の第2のシャンクアームに合致する。ブレースアーム21及びシャンクアーム11のそれぞれは、ブレース20とシャンク3との間の第3の回転軸Dに中心がある穴26を有する。2つのスタッド27が設けられ、1つのスタッドはブレースアーム21の第1のブレースアーム及びシャンクアーム11の第1のシャンクアームの穴26に挿入され、別のスタッドはブレースアーム21の第2のブレースアーム及びシャンクアーム11の第2のシャンクアームの穴26に挿入される。スタッド27は、穴26内で回転して、ブレースアーム21がシャンクアーム11に対して回転する、したがって、ブレース20が、第3の回転軸Dを中心にシャンク3に対して回転することを可能にする。
ブレース20は関節接合される。すなわち、ブレース20は、フレーク端とシャンク端との間でその長さに沿って旋回継手を有する。この実施形態において、ブレース20が2つのブレースアーム21を備えるため、ブレースアーム21のそれぞれは、2つの部材28、29:ブレースアーム21のフルーク端に向かう第1の部材28及びブレースアーム21のシャンク端に向かう第2の部材29を備える。それぞれの各ブレースアーム21の第1及び第2の部材28、29は、継手において旋回可能に接続される。より具体的には、第1及び第2の部材28、29のそれぞれは、継手の第4の回転軸Eに中心がある穴30を有する。2つのスタッド31が設けられ、1つのスタッドはブレースアーム21の第1のブレースアームの第1及び第2の部材28、29の穴30に挿入され、別のスタッドはブレースアーム21の第2のブレースアームの第1及び第2の部材28、29の穴30に挿入される。スタッド31は、穴30内で回転して、それぞれの各ブレースアーム21の第1及び第2の部材28、29が互いに対して回転する、したがって、ブレース20が、第4の回転軸Eにおいて関節接合することを可能にする。
第1、第2、第3、及び第4の回転軸A、C、D、Eは互いに平行である。これは、シャンク3、フルーク2、及びブレース20が全て、単一平面内で互いに対して回転することを意味する。
フルーク2のビル17に向かってシャンク3を旋回させることが、フルーク2のヘッド18からの距離を増加させることが認識されるであろう。フルーク2のヘッド18からの距離は、ブレースブラケット22がブレース20をフルーク2に接続する場所からブレース20がシャンク3に接続される場所までの距離である。これは、ブレース20の関節を真っ直ぐにする、例えば、ブレースアーム21のそれぞれの第1及び第2の部材28、29が互いから離れて広がるようにさせる効果を有する。逆に、フルーク2のヘッド18に向かってシャンク3を旋回させることは、フルーク2のヘッド18からブレース20がシャンク3に接続される場所までの距離を減少させる。これは、ブレース20の関節を屈曲させる、例えば、ブレースアーム21のそれぞれの第1及び第2の部材28、29が互いに向かって折畳まれるようにさせる効果を有する。
ビル17に向かうシャンク3の旋回を制限する停止部が設けられる。この実施形態において、停止部は停止穴33に挿入可能な2つの停止ピン32を備える。停止穴33は、シャンクアーム11上に位置付けられ、ブレースアーム21の第2の部材29のスイープに交差する中心軸を有する。停止穴33は対で設けられ、それぞれの対の停止穴33は第1から第4の回転軸A、C、D、Eに平行な共通中心軸を有する。停止ピン32が停止穴の対内に挿入された状態で、ブレースアーム21の第2の部材29の回転は、第2の部材29のそれぞれの縁が停止ピン32に当接すると、停止ピン32によって制限される。この実施形態において、シャンク3は、第2の部材29のスイープの異なる角度において停止穴33の3つの対を有する。停止穴33の対の異なる対内に停止ピン32を位置付けることは、第2の部材29の回転を異なる角度で制限する。その結果、フルーク2のビル17に向かうシャンク3の旋回は、フルーク角度と呼ばれる、シャンク3とフルーク2のビル17との間の選択された角度で制限される。これは、アンカー配備構成として知られる。この実施形態において、フルーク角度は、例として、30°、40°、及び50°である。フルーク角度は、アンカー1がほぼ地面内にセットするよう促進するときに重要であり、例のフルーク角度は、それぞれ、異なる型の地面内にアンカーを最適にセットするのに適切である。
シャンクブラケット10は、シャンクブラケット10とフルーク2のビル17との間よりシャンクブラケット10とフルーク2のヘッド18との間にフルーク2のプロファイルのより多くの部分が存在するように位置付けられる。これは、フルーク2のより大きなプロファイルがビル17よりヘッド18に向けられた状態でシャンク3がフルーク2に旋回可能に接続されることを意味する。この実施形態において、これは、シャンクブラケット10がヘッド18よりもビル17に近づくことによって達成される。しかし、フルーク2が、ビル17に向かってよりもヘッド18に向かって幅広であってもよいため、これは、常に必要ではない。こうしてシャンクブラケット10を位置決めする効果は、アンカー1が地面内にあり、係留ライン4によってフルーク2から離れるようにシャンク3の長さに沿って力が加えられるとき、軸Aの周りでフルーク2に印加されるトルクがビル17をシャンク3の方に、また、ヘッド18をシャンク3から離れるように付勢する傾向があるということである。これは、トルクがシャンク3を停止部に当てて付勢し、それにより、アンカー1をアンカー配備構成に維持することを意味する。
フルーク2のヘッド端18に向かうシャンク3の旋回を制限する脆い保持器が設けられる。この実施形態において、脆い保持器は、保持器穴35に挿入可能な2つの脆い保持器ピン34を備える。保持器穴35は、シャンクアーム11上に位置付けられ、対で設けられる。保持器穴35の各対は、第2の部材29の縁が、停止穴33のそれぞれの対に挿入される停止ピン32に当接するとき、ブレースアーム21の第2の部材29内の対応する保持器穴35に合致するように位置決めされる。停止ピン32が挿入される停止穴33の対に関連する保持器穴35の対内に脆い保持器ピン34が挿入された状態で、フルーク2に対するシャンク3の回転が防止される。
脆い保持器は、停止部と比較して、また、アンカー1が地面から取出されるときにフルーク2のヘッド端18に向かってシャンク3を通常引張るトルクの量と比較して比較的弱い。これは、脆い保持器が、地面からのアンカー1の取出し中に、通常、破砕し、それにより、シャンク3がフルーク2のヘッド端18に向かって回転することを可能にするべきであることを意味する。
脆い保持器が破砕した状態で、フルーク2のヘッド端18に向かうシャンク3の旋回は、シャンク2が、フルーク2の第1の表面13に載置するようになることによって制限される。締結具36がフルーク2のヘッド端18に設けられて、アンカー回収構成として知られるこの位置にシャンク2を保持する。図3に最も明瞭に見られるように、締結具36は、旋回軸38上に取付けられたロッカーアーム37を備える。ロッカーアーム37の一端に、突出部39が存在する。ロッカーアーム37の他端に、アクチュエータ40が存在する。弾性部材45は、ロッカーアーム37が第1の配向で弾性的に保持されるように、旋回軸38の両側でロッカーアーム37の表面に載置して、旋回軸38に隣接して設けられる。この実施形態において、旋回軸38は、第1から第4の回転軸A、C、D、Eに平行な単一回転軸をロッカーアーム37に提供し、第1の配向において、ロッカーアーム37は、フルーク2の対象軸Bに実質的に垂直である。いずれかの方向への旋回軸38を中心とするロッカーアーム37の回転は、弾性部材45の力に抗する。この実施形態において、弾性部材45は、ゴム等の弾性変形可能材料のブロックである。
シャンク3は、シャンク3がフルーク2のヘッド端18に向かって回転するときに締結具36と接触状態になるように配置されたバー41を有する。この実施形態において、バー41は、シャンクアーム11の間に延在する。バー41は、フルーク2の第1の表面13にシャンク3が載置するときに突出部39を受取るように配置された締結具穴42を有して、シャンク3をアンカー回収構成で保持する。締結具36はカム表面43を有する。バー41は、シャンク3がフルーク2のヘッド端18に向かって回転し、ロッカーアーム37が第1の配向にあるとき、カム表面43において締結具36と接触状態になるように配置される。そのため、バー41は、効果的にカムフォロアである。バー41は、カム表面43と協働して、シャンク3がフルーク2のヘッド端18に向かって回転すると、突出部39をバー41から離して押す(シャンク3から離れる)ように配置される。シャンク3がフルーク2の第1の表面13に載置するようになると、バー41は、カム表面43からずれて摺動するように配置され、突出部39は、弾性部材45の付勢力の下で締結具穴42に入り得る。シャンク3がフルーク2の第1の表面13に載置し、ロッカーアーム37が第1の配向にある状態で、突出部39は、締結具穴42に位置付けられ、それにより、締結具36は、シャンク3をアンカー回収構成に保持する。シャンク3がフルーク2のヘッド端18に向かって回転するときの、バー41、締結具穴42、及び弾性部材45の影響下でのロッカーアーム37の動作は、この実施形態において、締結具36が効果的にキャッチであることを意味する。
突出部39に対するロッカーアーム37の対向端に位置付けられるアクチュエータ40は、第1の表面13に対するフルーク2の反対側の、フルーク2の第2の表面46を超えて突出するように配置される。したがって、ロッカーアーム37が、ヘッド端18において、フルーク2の一方の側からフルーク2の反対側までフルーク2の厚さにわたって延在することが認識されるであろう。アクチュエータ40は、フルーク2のヘッド端18から離れるようにアクチュエータ40を移動させることが、ロッカーアーム37の他端に位置付けられる突出部39を、バー41から引離す、すなわち、シャンク3から引離すように配置される。これは、アクチュエータ40が使用されて、突出部39を締結具穴42から出し、それにより、シャンク3をアンカー回収構成から解除し得ることを意味する。
動作時、アンカー1は、AHTS船に載っている間、アンカー配備構成に置かれる。これは、停止ピン32を停止穴33の対内に挿入することであって、それにより、シャンク3とフルーク2との間のフルーク角度を選択する、挿入すること、及び、脆い保持器ピン34を、選択された停止穴33に関連する保持器穴35の対内に挿入することを含む。アンカー1は、その後、AHTS船によって海中に放出され、AHTS船の制御下で地面内にセットされる。図4に示すように、アンカー1がセットされた状態で、フルーク2のビル17は、地面に貫入して、アンカー1を所定の場所に保持する。シャンク3の長さ方向に係留ライン4によってアンカー1に力が加えられると、軸Aの場所は、フルーク2によってシャンク3に印加されるトルクがフルーク2のビル17に向けてシャンク3を付勢することを保証する。これは、ブレースアーム21が停止ピン32を押付けるようにさせ、そのことが、アンカー1がアンカー配備構成に留まることを保証する。
アンカー1を回収することが所望されると、AHTS船は、係留ライン4に沿ってチェイシングカラー7を引張りながらアンカー1に向かって係留ライン4の方向に沿って移動する。チェイシングカラー7の移動は、シャックル8によって停止され、その後、シャックル8によってアンカー1に力が加えられる。この力は、シャンク3をフルーク2のヘッドに向けて付勢し、それにより、ブレースアーム21を脆い保持器ピン34に押付ける。十分な力が加えられて、脆い保持器ピン34を破断し、それにより、アンカー1をアンカー配備構成から解除する。通常、この力は250Nである場合がある。その後、シャンク3は、図5に示すようにフルーク2のヘッド端18に向かって、図6に示すようにアンカー回収構成になるように、フルーク2に対して自由に回転する。シャンク3がアンカー回収構成になるよう回転すると、締結具36がシャンク3を保持するように作用する。
シャンク3がアンカー回収構成になると、AHTS船は、地面からフルーク2を引出すために、アンカー1に、最大1500Nであってもよい力を加え続ける。回収力が、アンカー1に最小トルクが印加された状態でフルークを上にかつ地面から出るように引くことを目標とすることを、アンカー回収構成におけるフルーク2に対するシャンク3の配向が意味することが見てわかる。
図7は、地面から離れ、格納のため船舶に引戻されている回収の第3段におけるアンカーの側面図である。
アンカー1がAHTS船上に回収されるにつれて、アンカー1は、通常、図8に示すように船舶の側部上のローラ44上をたどって通過する。アンカー回収構成におけるシャンク3及びフルーク2の配向ならびにアンカー1が回収されるときのローラ44に対するチェイシングライン6及び係留ライン4の位置決めのせいで、この段において効果的にアンカー1の「底(bottom)」であり、したがって、ローラ44に当たって通過するのは、通常、フルーク2の第2の表面46である。これは、アンカー1がローラ44上をたどって通過するとき締結具36のアクチュエータ40がフルーク2のヘッド端18から離れるように押されることを意味する。これは、図9に示すように、ロッカーアーム37を弾性部材45の力に抗して回転させ、突出部39を締結具穴42から出す。これは、シャンク3をアンカー回収構成から解除し、アンカー1が、アンカー配備構成であって、新しい脆い保持ピン34が保持穴35に挿入されるとアンカー1が再び配備する準備がいつでもできてきる、アンカー配備構成に戻ることを可能にする。ロッカーアーム37の回転は、同様に、アクチュエータ40をフルーク2の第2の表面46に向かって移動させ、それにより、アンカー1がローラ44上をたどって通過することを可能にする。
上述した実施形態に対して種々の修正が行われてもよい。例えば、フルーク2は異なる形状を有してもよい。特に、フルーク2は、1つの先端19及びビル17だけを有してもよい。
上述したシャンク3は、2つのシャンクアーム11を有するが、これは本質的でない。シャンク3は、代替的に、単一シャンクアーム11を有してもよい。同様に、ブレース20は、2つのブレースアーム21を有するが、これは本質的でない。ブレース20は、シャンクが1つ又は複数のシャンクアーム11を持つか否かによらず、単一のブレースアーム21を有してもよい。当然、シャンクブラケット10、ブレースブラケット22、及びシャンク3とブレース20との間の接続が、相応して修正される可能性がある。
アンカー1をアンカー配備構成により弱く保持することが所望される場合、又は、より強い材料が脆い保持ピン34について使用される場合、他の修正が全くない状態で、アンカー1がたった1つの脆い保持ピン34と共に使用される可能性があることが同様に留意されるべきである。
上述したように、シャンク3がアンカー回収構成から解除されると、アンカー1は、アンカー1が再び配備される準備がいつでもできているアンカー配備構成に戻ってもよい。
幾つかの配置構成において、シャンクを、その位置から離れてアンカー回収構成になるよう旋回させるように動作可能である戻り部材(図示せず)が設けられてもよい。戻り部材は異なる形態で実装されてもよい。1つの配置構成において、戻り部材は、アンカー1に取付けられ、シャンクをアンカー回収構成から離れるように旋回させる力をシャンクに加えるように動作可能なアクチュエータであってもよい。アクチュエータは、例えば、電気的に、油圧式に、又は空気圧式に、当業者によって選択される任意の方法で動作してもよい。
幾つかの配置構成において、アンカー回収構成から離れるように旋回するようシャンクを付勢する付勢部材が設けられてもよい。したがって、付勢部材は戻り部材として作用してもよい。付勢部材は、アンカー1上に配置され、フルーク2から離れてアンカー配備構成のシャンク位置に向かって旋回するようシャンク3を付勢してもよい。
付勢部材は、幾つかの異なる方法で実装されてもよい。一実施形態において、付勢部材は、フルーク2のヘッド18からフルーク2のビル17に向かう方向にシャンク3を旋回させる方向に付勢力又はトルクを加えるように配置されてもよい。付勢部材は、例えば、ねじりばねによって、ワイヤ形態ねじり要素によって、又は弾性ねじり要素によって形成されたねじり部材であってよい。ねじり部材は、シャンクアーム11とシャンク支持体12との間に配置されて、シャンクアームのトルクを提供してもよい。代替的に、付勢部材は、シャンク3とフルーク2との間に配設された引張りばね又は圧縮ばねによって提供されてもよい。
幾つかの配置構成において、戻り部材又は付勢部材によって加えられる力は、シャンク3に外部力が全く加えられないか又は最小の外部力だけが加えられた状態で、アンカー配備構成のその位置にシャンク3を旋回させるのに十分に強いてもよい。他の配置構成において、戻り部材又は付勢部材によって加えられる力は、外部支援なしで、アンカー回収構成のその位置からアンカー配備構成のその位置までシャンク3を完全に旋回させるのに十分に強くなくてもよい。いずれの場合も、アンカーがアンカー配備構成に戻ると、新しい脆い保持ピン34が、アンカーが再び配備される準備がいつでもできている状態で、保持穴35に挿入されてもよい。
他の変形及び修正は当業者に明らかになる。こうした変形及び修正は、既に知られており、本明細書で述べる特徴の代わりに又はそれに加えて使用されてもよい等価なまた他の特徴を含んでもよい。別個の実施形態の文脈で述べられる特徴は組合せて単一の実施形態で提供されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で述べられる特徴は、同様に、別々に又は任意の適した部分組合せで提供されてもよい。
用語「備える(comprising)」が他の要素又はステップを排除せず、用語「1つの(a)」又は「1つの(an)」が複数を排除せず、単一の特徴が特許請求項で挙げる幾つかの特徴の機能を実施してもよく、特許請求項内の参照符合が特許請求項の範囲を制限するものと解釈されないものとすることが留意されるべきである。図が必ずしも一定比例尺に従っていない、すなわち、本発明の原理を示すときに、強調が、代わりに一般的に行われることが同様に留意されるべきである。
Claims (20)
- アンカーであって、
フルークと、
前記フルークに旋回可能に接続されたシャンクであって、それにより、アンカー配備構成とアンカー回収構成との間で旋回可能である、シャンクと、
前記シャンクと係合するように配置された締結具であって、それにより、前記シャンクを前記アンカー回収構成に保持する、締結具とを備える、アンカー。 - 前記締結具はキャッチである、請求項1に記載のアンカー。
- 前記締結具は突出部を有し、前記突出部は、前記シャンクに係合するように前記シャンクのリップを覆って延在して、前記シャンクを前記アンカー回収構成に保持する、請求項1又は請求項2に記載のアンカー。
- 前記締結具は、前記シャンクと係合するように付勢される、請求項1から3のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記締結具はカム表面を有し、前記シャンクはカムフォロアを有し、前記カムフォロアは、前記シャンクが前記アンカー回収構成に旋回するとき前記カム表面と協働して、前記締結具が前記シャンクに係合するまで前記付勢に抗して前記締結具を押すように配置される、請求項4に記載のアンカー。
- 前記締結具はアクチュエータを有し、前記アクチュエータは、前記シャンクとの係合から前記締結具を解除するように可動であって、前記シャンクが前記アンカー配備構成に旋回することを可能にする、請求項1から5のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記アクチュエータは、前記フルークの表面から突出し、前記シャンクとの係合から前記締結具を解除するように前記アクチュエータが突出する場所で動作可能である、請求項6に記載のアンカー。
- 前記アクチュエータは、前記表面に向かって移動されることによって、前記シャンクとの係合から前記締結具を解除するように動作可能である、請求項7に記載のアンカー。
- 前記アクチュエータは前記表面から離れるように付勢される、請求項8に記載のアンカー。
- 前記アクチュエータは前記シャンクに対して前記フルークの反対側にある、請求項6から9のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記締結具はロッカーアームを備え、前記締結具と前記シャンクとの係合は、前記ロッカーアームの一端で起こり、前記アクチュエータは前記ロッカーアームの他端にある、請求項6から10のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記フルークはヘッド及びビルを有し、前記シャンクは、軸であって、軸と前記ビルとの間より、軸と前記ヘッドとの間に前記フルークのプロファイルのより多くが存在するように位置付けられる、軸の周りで前記フルークに旋回可能に接続される、請求項1から11のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記アンカー配備構成を提供するための前記シャンクの旋回を制限するブレースを備える、請求項1から12のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記ブレースは、前記アンカーが前記アンカー配備構成にあるときの固定位置と、前記アンカーが前記アンカー回収構成にあるときの格納位置との間で可動である、請求項13に記載のアンカー。
- 前記ブレースは、一端で前記フルークに旋回可能に接続され、他端で前記シャンクに旋回可能に接続され、前記ブレースは、前記固定位置と前記格納位置との間で折畳むように関節接合される、請求項14に記載のアンカー。
- 前記ブレースは脆い保持器によって前記固定位置に保持される、請求項14又は請求項15に記載のアンカー。
- 2つ以上の異なるアンカー配備構成を有し、前記シャンクは、前記アンカー配備構成のそれぞれの構成において前記フルークに対して異なる角度で配向する、請求項1から16のいずれか1項に記載のアンカー。
- 停止部であって、停止部に当たって、前記ブレースが前記固定位置に載置される、停止部を備え、前記停止部は、少なくとも2つの異なる場所のうちの1つの場所に位置決めされる可能性があり、それぞれの異なる場所は異なる固定位置を提供し、それぞれの異なる固定位置は、前記シャンクが、前記アンカー配備構成において前記フルークに対して異なる角度で配向するようにさせる、請求項14から16のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記シャンクを、前記アンカー回収構成から離れるように旋回させるように動作可能な戻り部材を備える、請求項1から18のいずれか1項に記載のアンカー。
- 前記アンカー回収構成から離れるように旋回するよう前記シャンクを付勢する付勢部材を備える、請求項1から18のいずれか1項に記載のアンカー。
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