JP2017507971A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 対象の脳または中枢神経系腫瘍を治療するための医薬組成物であり、治療有効量の式Ａ：
   

   

   の化合物であって、式中、
   Ｘ¹、Ｘ²及びＸ³のそれぞれは、Ｈ、Ｆ及びＣｌからなる群から独立して選択され、Ｘ¹、Ｘ²及びＸ³のうちの少なくとも２つはＦもしくはＣｌであり、
   Ｒ¹はＣ₁からＣ₃アルキルであり、Ｒ²はＣ₁からＣ₃アルキルである
   前記式Ａの化合物または薬学的に許容されるその塩を含む医薬組成物。
2. 前記式Ａの化合物または薬学的に許容されるその塩が、式１：
   

   

   の化合物または薬学的に許容されるその塩である、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 治療される前記腫瘍は、中枢神経系に発生する、請求項１または２に記載の医薬組成物。
4. 治療される前記腫瘍は、中枢神経系または脳の外側で発生した腫瘍である、請求項１から３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
5. 治療される前記腫瘍は、肺、乳房、結腸、腎臓、前立腺、膀胱、メラノーマ、甲状腺、胚細胞及び子宮腫瘍からなる群から生じた転移腫瘍である、請求項１から４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
6. 治療される前記腫瘍は、肺腫瘍から脳に転移した、請求項１から５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
7. 前記対象は、放射線及び／または化学療法剤により同時に治療される、請求項１から６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
8. 前記対象は、放射線により同時に治療される、請求項７に記載の医薬組成物。
9. 前記対象は、治療有効量の［３Ｈ］−イミダゾ［５，１−ｄ］−１，２，３，５−テトラジン−４−オン誘導体により同時に治療される、請求項７に記載の医薬組成物。
10. 前記対象は、テモゾロミベにより同時に治療される、請求項９に記載の医薬組成物。