JP2017507859A - コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチシステム - Google Patents

コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチシステム Download PDF

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ジェイ. ラニガン,ジョン
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Abstract

【課題】コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチシステムを提供する。【解決手段】ラッチシステムは、コンテナシャーシの上面に配置された作動装置と、上面の下方に配置されたリンク機構と、上面より高い別の面に位置するコネクタとを備える。コンテナがコンテナシャーシに載置されると、作動装置が作動し、リンク機構はコネクタを移動させ、コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定する。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、Lanigan,Sr.et al.による「Latching System for Automatic Securement of a Container to a Container Chassis」(事件整理番号C0443/40686)という名称の米国特許出願第14/184,166号、Lanigan,Sr.et al.による「Front Pin Latching System for Automatic Securement of a Container to a Container Chassis」(事件整理番号C0443/40700)という名称の米国特許出願第14/184,196号、及びLanigan,Sr.et al.による「Latching System for Automatic Securement of a Container to a Container Chassis」(事件整理番号C0443/40701)という名称の米国特許出願第14/184,421号の利益を主張する。これらの出願はすべて2014年2月19日に提出され、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
(連邦政府支援の研究又は開発に関する記述)
適用なし
(配列一覧)
適用なし
本出願は、一般的に、ラッチシステムに関する。本出願は、特にコンテナシャーシ用のコンテナラッチに関する。
コンテナを輸送するために使用される従来のコンテナシャーシでは、コンテナは、コンテナシャーシの2つの前部コーナーのそれぞれに離間して配置された2つのラッチと、2つの後部コーナーのそれぞれに離間して配置された2つのラッチとによりコンテナシャーシに固定される。これらのラッチは、運転者又は他の人員により手動で操作される。後部ラッチは、コンテナのコーナーキャスティングの底部に挿入されるツイストロックを有してもよい。ツイストロックは、ツイストロックをラッチ解除位置とラッチ位置との間で移動させるレバーにより操作されてもよい。長さが40〜53フィート(13.1〜16.2メートル)の従来のシャーシの前部ラッチは、コンテナのコーナーキャスティングの開口部内に水平に延びるロックピンを有してもよい。長さが20フィート(6.1メートル)の従来のシャーシの前部ラッチは、ロックピンではなくツイストロック及び手動レバーを使用してもよい。
このような従来のラッチデバイスは、コンテナをシャーシに載置するとき、シャーシの運転者又は他の人員により手動で操作される。そして従来のラッチデバイスは、コンテナをシャーシから離脱する前に手動でロック解除される。運転者又は他の人員がラッチデバイスを不適切又は不完全にロック又はロック解除した場合には、コンテナがシャーシから不適切に降ろされたり、道路輸送中に移動又は紛失するかもしれない。したがって、人間が介入する必要がない自動ラッチシステムの必要性が存在する。
鉄道輸送産業では、コンテナは、一般的にフラットカーの4つのコーナーにスイング式ラッチを使用して固定される。コンテナは、フラットカーの2つの前部コーナーのそれぞれに離間して配置された2つのスイング式ラッチ、及び2つの後部コーナーのそれぞれに離間して配置された2つのスイング式ラッチによってフラットカーに固定される。コンテナシャーシのツイストロックラッチと同様に、フラットカーのスイング式ラッチは、コンテナの各コーナーキャスティングの底面に沿った開口部に進入する。ツイストロックラッチとは異なり、スイング式ラッチは、ばねにより所定の位置に常時付勢されている。コンテナがフラットカーに載置されると、ラッチは、コーナーキャスティングの底面を通過(clear)するまでばねに押し戻される。ラッチは、かなりの力がラッチに印加されなければコンテナがフラットカーから離脱しないように設計される。コンテナをフラットカーに積載するためには、約700ポンド(317.5キログラム)のコンテナ重量が必要とされ、コンテナをフラットカーから離脱させるには、例えば約2,000ポンド(907.2キログラム)の力が使用される。
コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチシステムが提供される。ラッチシステムは、コンテナシャーシの上面に配置された作動装置と、上面の下方に配置されたリンク機構と、上面より高い別の面に位置するコネクタとを備える。コンテナがコンテナシャーシに載置されると、作動装置が作動し、リンク機構はコネクタを移動させ、コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定する。
さらに、コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチ装置(arrangement)が提供される。ラッチ装置は、コンテナシャーシの前部又は後部の2つのコーナーに近接して配置された第1及び第2のラッチシステムと、第1及び第2のラッチシステムに動作可能に連結されたインターロックアセンブリとを備える。第1及び第2のラッチシステムによって、コンテナはコンテナシャーシに自動的に固定され、インターロックアセンブリは、第1及び第2のラッチシステムによって、コンテナのコンテナシャーシに対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うように構成される。
最後に、コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するための方法が提供される。方法は、第1の位置と第2の位置との間を移動するコネクタをコンテナシャーシの一面を貫通して延びるように位置決めすることと、コネクタと連通する作動装置を一面から延びるように位置決めすることと、コンテナがコンテナシャーシに載置されると作動装置が作動するように、コネクタを受け入れる開口部を有するコンテナのコーナーキャスティングをコンテナシャーシの一面の上部に載置することとを含む。方法はまた、コンテナがコンテナシャーシに載置されたときに、コンテナシャーシに自動的に固定されるように、作動装置の作動に応答してコネクタを第1の位置と第2の位置との間で移動させることを含む。
本発明の他の態様及び利点は、次の詳細な説明を考慮すると明らかになるだろう。
ラッチ装置及び前部ピンラッチ装置を含むコンテナシャーシの後部等角図である。 ラッチ装置の前部等角図である。 ラッチ装置の分解後部等角図である。 ラッチ解除位置にあるラッチシステムの前部等角図である。 ラッチ位置にある図4に示すラッチシステムの前部等角図である。 前部ピンラッチ装置の前部等角図である。 前部ピンラッチ装置の分解後部等角図である。 第1の位置にある前部ピンラッチシステムの前部側面等角図である。 第1の位置と第2の位置との間にある図8に示す前部ピンラッチシステムの前部側面等角図である。 第2の位置にある図8に示す前部ピンラッチシステムの前部側面等角図である。 図10に示す細部Aの拡大部分等角側面図である。 第1の位置にある前部ピンラッチ装置のインターロックアセンブリの部分側面図である。 第2の位置にある図12に示す前部ピンラッチ装置のインターロックアセンブリを示す側面等角図である。 ラッチ装置の代替的な実施形態の後部等角図である。 ラッチ解除位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態の前部等角図である。 ラッチ解除位置にある図15Aに示すラッチシステムの代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ解除位置にある図15Aに示すラッチシステムの代替的な実施形態を示す部分的後部等角図である。 部分的ラッチ位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 ラッチ位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 ラッチ位置にある図17Aに示すラッチシステムの代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ位置にある図17Aに示すラッチシステムの代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態を示す部分的後部等角図である。 ラッチ解除位置にあるラッチ装置の第2の代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ解除位置にあるラッチシステムの第2の代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ位置にあるラッチ装置の第2の代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ位置にあるラッチシステムの第2の代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ位置にある図19Bに示すラッチシステムの第2の代替的な実施形態を示す後部等角図である。 ラッチ装置の代替的な実施形態を示す前部等角図である。 図20に示すラッチ装置の代替的な実施形態を示す分解後部等角図である。 ラッチ解除位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 部分的ラッチ解除位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 ラッチ位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 ラッチ位置にあるラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 前部ピンラッチ装置の代替的な実施形態を示す後部等角図である。 図26に示す前部ピンラッチ装置の代替的な実施形態を示す前部等角図である。 図26に示す前部ピンラッチ装置の代替的な実施形態を示す分解前部等角図である。 ラッチ解除位置にある前部ピンラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 部分的ラッチ解除位置にある前部ピンラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 部分的ラッチ解除位置にある前部ピンラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 ラッチ位置にある前部ピンラッチシステムの代替的な実施形態を示す前部等角図である。 前部ピンラッチ装置の代替的な実施形態のインターロックアセンブリの代替的な実施形態を示す前部等角図である。
コンテナシャーシで使用する種々の自己ラッチ式のコンテナラッチシステムが本明細書で説明される。以下のように、このようなシステムによって、空のコンテナ、満たされたコンテナ、又は部分的に満たされたコンテナをコンテナシャーシに対して自動的にラッチ及びラッチ解除することができる。図において、同様の参照数字はすべて同様の構成を意味する。
図1を参照すると、コンテナシャーシ50は、コンテナ52を固定するために、本明細書に記載された、2つのコンテナラッチシステムを特徴とする。コネクタ106a、106bを有するラッチ装置100は、シャーシ50の後部50aに設けられる。コンテナ52の2つの後部コーナーキャスティング52a−1、52a−2の各底面は、ラッチ解除位置にあるコネクタ106a、106bを受け入れる矩形孔部53a(図5に図示)を有する。前部ピン160を有する前部ピンラッチ装置150は、コンテナシャーシ50の前部50bに設けられる。コンテナ52の2つの前部コーナーキャスティング52b−1、52b−2の各前面は、前部ピン160を受け入れる孔部53b(図8に図示)を有する。ラッチ装置100及び前部ピンラッチ装置150は、以下においてより詳細に説明される。
図1の実施形態に示すコンテナシャーシ50は、例えば40〜53フィート(13.1〜16.2メートル)の長さを有してもよい。長さが20フィートのコンテナシャーシ(図示せず)は、その後部及び/又は前部において、後述するラッチ装置100又は代替的なラッチ装置200、250を使用してもよい。
ラッチ装置100
コンテナ52をコンテナシャーシ50に自動的に固定するための例示的なラッチ装置100が図2に示される。ラッチ装置100は、コンテナシャーシ50の前部又は後部の2つのコーナーに近接して配置された第1のラッチシステム101a及び第2のラッチシステム101bを、第1及び第2のラッチシステム101a、101bに動作可能に連結されたインターロックアセンブリ108と共に備える。コンテナ52が図1に示すようにコンテナシャーシ50に積載されると、各後部コーナーキャスティング52aによって、第1及び第2のラッチシステム101a、101bそれぞれの第1及び第2の作動装置102a、102bが押下され、第1及び第2のコネクタ106a、106bはそれぞれ図4に示すラッチ解除位置から図5に示すラッチ位置に移動する。
より具体的には、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されると、第1及び第2のラッチシステム101a、101bそれぞれの作動装置102a、102bが作動し、リンク機構104a、104bは、コネクタ106a、106bをそれぞれ移動させ、コンテナ52をコンテナシャーシ50に自動的に固定する。ラッチ位置では、コネクタ106a、106bは、コンテナ52がコンテナシャーシ50から離れる動きを妨げる。インターロックアセンブリ108は、第1及び第2のラッチシステム101a、101bによって、コンテナ52のコンテナシャーシ50に対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うように構成される。
図2に示す例において、コネクタ106a、106bはツイストロックであってもよい。ボルト、ラッチ、又はピン等の他の接続手段が使用されてもよい。同様に、図2に見られる例示的な実施形態における作動装置102a、102bは、プランジャであってもよいが、他の作動手段も想定される。考えられる無動力の機械的手段の例には、プランジャレバー、スイッチ、レバーアーム、駆動バー、及びボタンが含まれるが、これらに限定されない。また、空気ソレノイド、電気ソレノイド、空気圧シリンダ、又は油圧シリンダ等の自動駆動式機械的手段が使用されてもよい。
次に図3を参照すると、例示的なラッチ装置100が分解図で示されている。ラッチ装置100の第1及び第2のラッチシステム101a、101bは、それぞれ作動装置102a、102bと、リンク機構104a、104bと、コネクタ106a、106bとを備える。この例におけるリンク機構104a、104bは、それぞれレバーリンク110a、110bと、ピボット114a、114bと、ファスナ112a、112bと、構造体115a、115bと、ファスナ123a、123bと、コネクタリンク122a、122bと、アーム124a、124bと、ファスナ125a、125bと、ボルト129a、129bと、ばね116a、116bと、ばねハウジング117a、117bと、ブラケット118a−1、118a−2とを備える。この例におけるインターロックアセンブリ108は、作動装置134と、第1及び第2のピボット140a、140bと、第1及び第2の構造体141a、141bと、第1及び第2のアーム138a、138bと、ばね133と、第1及び第2のロッド136a、136bと、第1及び第2のガイド142a、142bと、第1及び第2のストップボルト144a、144bと、第1及び第2の構造体146a、146bと、第1及び第2のボルト147a、147bと、第1及び第2のボルト148a、148bとを備える。作動装置134は、水平に延びる第1及び第2の突起部135a、135bを有する垂直プレート137である。
図4に示すように、作動装置102は、コンテナシャーシ50の上面54に配置される。特に、作動装置102は、コネクタ106がラッチ解除位置にあるとき、コンテナシャーシ50の上面54からこれを貫通して延びる。コネクタ106がラッチ位置にあるとき、作動装置102は、コンテナシャーシ50の上面54と同じ高さである。上述のように、コネクタ106は、コンテナシャーシ50の上面54より高い別の面132に位置する。コネクタ106は、コンテナシャーシ50の別の面132の上方に配置されたヘッド128と、コンテナシャーシ50の上面54及び別の面132を貫通して延びるシャフト126とを備える。リンク機構104は、上面54の下方に配置される。
図5に最もよく見られるように、コーナーキャスティング52aは、その底面56にコネクタ106を受け入れる開口部53aを備える。別の面132は、後部コーナーキャスティング52aの底面56の厚さに相当する高さを有する。作動装置102は、作動装置102の作動前にコネクタ106が開口部53aに進入するような寸法である。
図4及び図5を参照すると、リンク機構104は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されることによって作動装置102が作動するとき、作動装置102の垂直運動をコネクタ106の回転運動に変換する。図に示した例において、コネクタ106は、作動装置102が作動すると約90度回転するツイストロックを備える。
より具体的には、レバーリンク110の第1の端部110−1は、コンテナシャーシ50の上面54の裏側に溶接された構造体115に装着されたピボット114に連結される。第1の端部110−1とは反対側のレバーリンク110の第2の端部110−2は、ファスナ123によりコネクタリンク122の第1の端部122−1に連結され、回転運動可能である。
同様に、ファスナ125は、コネクタリンク122の第2の端部122−2をアーム124に接続する。アーム124は、円筒シャフト126に固定され水平に延びる。アーム124は、シャフト126に溶接されても、シャフト126と同じ型で形成されてもよい。図3に戻って参照すると、シャフト126は、シャフト126とシャフト127とが共通の軸を有するように、ボルト129を介してコネクタ106のシャフト127に連結される。
図4に最もよく示されるように、リンク機構104のばね116は、レバーリンク110の移動に抗するように付勢される。ばね116は、レバーリンク110の第2の端部110−2とコンテナシャーシ50の外面118との間のばねハウジング117内に配置される。ブラケット118aは、外面118に装着され、ばね116を受け入れてもよい。
図4に示すラッチ解除位置において、作動装置102は、コンテナシャーシ50の上面54に配置され、ばね116は、コンテナシャーシ50の外面118から離れるようにレバーリンク110を付勢する。作動装置102は、ファスナ112によりレバーリンク110と係合する。具体的には、作動装置102が押下されると、レバーリンク110は、ばね116の付勢に抗するようにコンテナシャーシ50の外面118の方向にピボット114を中心として回転し、これによって、コネクタ106は図4に示すラッチ解除位置から図5に示すラッチ位置に移動する。
再度図2を参照すると、インターロックアセンブリ108は、第1及び第2のラッチシステム101a、101bによって、コンテナ52のコンテナシャーシ50に対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うことができる。例えば、輸送中のコーナリング又はコンテナの不適切な離脱によって不均一な揚力が生じた場合に、インターロックアセンブリ108は、ばね負荷されたラッチのような働きをし、ラッチシステム101a、101bをラッチ位置に維持する。コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されると、作動装置134が作動し、インターロック機構132は、第1及び第2のロッド136a、136bをそれぞれ第1及び第2のラッチシステム101a、101bに向けて移動させる。図2に示す例では、インターロックアセンブリ108の作動装置134は、第1及び第2のラッチシステム101a、101bそれぞれの作動装置102a、102bから離間している。ロッド136a、136bは、平らな棒又はプレート、円形ロッド、正方形又は他の幾何学的断面を有するロッドであってもよい。
図2は、コンテナシャーシ50の前部又は後部の2つのコーナーに近接して配置された第1及び第2のラッチシステム101a、101bを示す。作動装置134は、コンテナシャーシ50の上面54に配置され、インターロック機構132は、コンテナシャーシ50の上面54の下方に配置される。第1及び第2のロッド136a、136bは、インターロック機構132からそれぞれ第1及び第2のラッチシステム101a、101bに延びる。第1及び第2のロッド136a、136bは、作動装置134が作動していないときは第1の位置にあり、作動装置134が作動しているときは第2の位置にある。
インターロック機構132は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されることによって作動装置134が作動したとき、作動装置134の垂直運動を第1及び第2のロッド136a、136bの水平運動に変換する。インターロック機構132は、ばね133と、第1及び第2のアーム138a、138bと、第1及び第2のピボット140a、140bとを備える。コンテナシャーシ50の底面59と作動装置134との間に配置されたばね133は、作動装置134の移動に抗するように付勢される。
第1及び第2のアーム138a、138bによって、図2に示すように作動装置134のプレート137は、第1及び第2のロッド136a、136bの第1の端部136a−1、136b−1にそれぞれ接続される。アーム138a、138bは、コンテナシャーシ50の上面54の裏側に取り付けられた第1及び第2の構造体141a、141bのそれぞれに固定された第1及び第2のピボット140a、140bを中心としてそれぞれ回転する。また、アーム138a、138bは、作動装置134が下方移動すると、各アーム138a、138bがピボット140a、140bを中心としてそれぞれ回転するように作動装置134に動作可能に連結される。アーム138a、138bはまた、それぞれ第1及び第2のロッド136a、136bの第1の端部136a−1、136b−1に接続され、アーム138a、138bがピボット140a、140bを中心として移動することによって、ロッド136a、136bは、それぞれラッチシステム101a、101bに向かって外方に移動する。
特に、作動装置134のプレート137は、プレートから水平に延び、作動装置134と共に垂直に移動する第1及び第2の突起部135a、135bを備える。1つの例示的な実施形態では、第1及び第2の突起部135a、135bは、プレート137から水平に押し出されたピンである。アーム138a、138bの内面に沿った第1及び第2の切欠部139a、139bは、それぞれ第1及び第2の突起部135a、135bを受け入れる。第1及び第2の突起部135a、135bは、第1及び第2のアーム138a、138b、より具体的には、第1及び第2の切欠部139a、139bと連通(be in communication with)することによって、作動装置134は垂直移動でき、第1及び第2のアーム138a、138bは、第1及び第2のピボット140a、140bを中心としてそれぞれ回転する。
図4及び図5に最もよく示されるように、インターロックアセンブリ108のロッド136の第2の端部136−2は、ラッチシステム101と連動する。スロット143を有するガイド142は、ロッド136の第2の端部136−2に連結される。スロット143は、コンテナシャーシ50に取り付けられた、又は別の方法で固定された構造体146に連結されたボルト147を受け入れる。ラッチシステム101がラッチ解除位置(図4参照)とラッチ位置(図5参照)との間を移動するとき、ボルト147はスロット143に沿って移動する。
ストップボルト144もまた、ロッド136の第2の端部136−2と共にラッチ解除位置(図4参照)とラッチ位置(図5参照)との間を移動する。レバーリンク110に固定されたプレート149は、ストップボルト144に隣接して位置する。ロッド136とレバーリンク110とは、間隔145が通常の使用中にロッド136のストップボルト144とレバーリンク110のプレート149との間に維持されるように、ラッチ位置とラッチ解除位置との間を常に同時に移動する。リンク機構104がレバーリンク110をラッチ位置に維持できなくなった場合には、レバーリンク110がばね116に抗して定位置に保持されるように、ストップボルト144がレバーリンク110の移動を妨げるため、間隔145は無くなり、コネクタ106はラッチ位置に留まる。
構造体146に固定された第2のボルト148は、ラッチシステム101がラッチ解除位置(図4参照)とラッチ位置(図5参照)との間を移動するときに、レバーリンク110の第2の端部110−2が第2のボルト148に対して接離揺動するように位置する。この第2のボルト148は、ラッチシステム101がラッチ解除位置にあるときにレバーリンク110を支える面を提供する。
次に、ラッチ装置100の動作を説明する。再度図4を参照すると、ラッチシステム101はラッチ解除位置に示されている。作動装置102は、シャーシ50の上面54から延びる。図5に示すようにコンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されると、作動装置102は、経路Aに沿って押下される。作動装置102が押下されると、レバーリンク110の第2の端部110−2は経路Bに沿って移動し、そしてコネクタリンク122の第2の端部122−2は経路Cに沿って移動する。コネクタリンク122の第2の端部122−2が移動すると、アーム124及びコネクタ106は経路Dに沿ってラッチ位置まで回転する。
コンテナ52がシャーシ50から離脱されると、ばね116はレバーリンク110をシャーシ50の中心に向かって押す。この動作によって、コネクタリンク122及びアーム124はコンテナシャーシ50の外面118から離れるように移動し、コネクタ106はラッチ解除位置まで回転する。
また、このようにコンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されると、インターロックアセンブリ108は、第1の位置(図4に部分的に図示)から第2の位置(図5に部分的に図示)に移動する。作動装置134が押下されると、第1及び第2のアーム138a、138bは、それぞれ第1及び第2のロッド136a、136bを第1及び第2のラッチシステム101a、101bに向けて移動させる。コンテナ52がシャーシ50から離脱されると、ばね133によって作動装置134が上昇することによって、ロッド136a、136bはコンテナシャーシ50の外面118から離れるように水平に移動する。
前部ピンラッチ装置150
図6を参照すると、コンテナ52をコンテナシャーシ50に自動的に固定するための例示的な前部ピンラッチ装置150が示されている。前部ピンラッチ装置150は、コンテナシャーシ50の2つの前部コーナーに近接して配置された第1の前部ピンラッチシステム151aと第2の前部ピンラッチシステム151bとを備える。この例では、前部ピンラッチシステム151a、151bは、第1のラッチ解除位置(図8に図示)と第2のラッチ位置(図10に図示)との間を移動する、シェルフ154(図8に図示)及びピン160をそれぞれ備える。図1に示すように、コンテナ52がコンテナシャーシ50に積載されると、シェルフ154はコンテナ52のコーナーキャスティング52bを受け、ピン160がコーナーキャスティング52bのコーナーキャスティング開口部53b(図8に図示)内に外方に延びるように下方に移動してコンテナ52をコンテナシャーシ50に固定する。
より具体的には、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されると、シェルフ154は移動し、リンク機構162は、ピン160によってコンテナ52がコンテナシャーシ50に自動的に固定されるようにピン160を移動させる。各前部ピンラッチシステム151によってコンテナ52がコンテナシャーシ50に自動的に固定されるように、ピン160によってコンテナ52のコーナーキャスティング52bとコンテナシャーシ50との間の移動が制限される。
この例では、前部ピンラッチ装置150はまた、第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bに動作可能に連結されたインターロックアセンブリ152を備える。インターロックアセンブリ152は、第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bによって、コンテナ52のコンテナシャーシ50に対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うように構成される。
図6に示す例では、前部ピンラッチシステム151a、151bは、ピン160a、160bを使用してコンテナ52をコンテナシャーシ50に固定する。ねじ又はラッチ等の他の接続手段が使用されてもよい。同様に、図6の例示的なコンテナシャーシ50は、第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bがそれぞれ内部に取り付けられた第1のインサート158aと第2のインサート158bとを備える。当業者は、インサート158又は他の独立した部品を必要とせずに、前部ピンラッチシステム151a、151bをコンテナシャーシ50に直接取り付けることもできる。
次に図7を参照すると、前部ピンラッチ装置150が分解図で示されている。第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bは、それぞれ第1及び第2のインサート158a、158bに取り付けられ、インサート158a、158bは、それぞれコンテナシャーシ50の2つの反対側のコーナーに収まる寸法である。インサート158a、158bは、コンテナシャーシ50内に溶接されても、別の方法で固定されてもよい。この例示的な実施形態では、前部ピンラッチシステム151a、151bは、シェルフ154a、154bと、ピン160a、160bと、リンク機構162a、162bとを備える。図7の例に示すように、リンク機構162a、162bは、リンク166a、166bと、ばね172a、172bと、プレート174a、174bと、ばねハウジング176a、176bとを備える。この例示的な実施形態では、インターロックアセンブリ152は、ロッド182と、第1の前部ピンラッチシステム151aに隣接した第1のタブ184aと、第2の前部ピンラッチシステム151bに隣接した第2のタブ184bとを備える。
図8に示すように、シェルフ154は、インサート158の外面156を垂直に移動するように構成される。シェルフ154及びインサート158は、それぞれ隣接開口部155、159を有する。ピン160は、シェルフ154に対してコンテナシャーシ50内に位置し、隣接開口部155、159を通って水平に移動するように構成される。ピン160はまた、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置される間、シェルフ154と共に垂直に移動するように構成される。したがって、ピン160は、シェルフ154が下方に移動するときにコーナーキャスティングの開口部53bに進入する。リンク機構162は、インサート158の内面157に配置される。
図8を参照すると、シェルフ154は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に積載されないときは第1の位置にある。シェルフ154は、図10に示すようにコンテナ52がコンテナシャーシ50に積載されたときは第2の位置にある。シェルフ154が第1の位置から第2の位置へ移動すると、ピン160はコンテナシャーシ50から外方に延びる。図9に最もよく図示されるように、ピン160は、第1の位置と第2の位置との間を垂直にも水平にも移動する。
この実施形態では、リンク機構162は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置される間にシェルフ154の垂直運動をピン160の水平運動に変換するように、シェルフ154とピン160とに動作可能に連結される。インサート158の内面157に配置されたリンク機構162のプレート174は、シェルフ154と共に垂直に移動するように構成される。プレート174の穿孔部173は、ピン160がプレート174と共に垂直に移動するとき、ピン160の垂直位置を維持する。ピン160はまた、穿孔部173を通って第1の位置と第2の位置との間を水平に移動する。ピン160の水平移動は、シェルフ154が移動する間にリンク機構162のリンク166により実行される。
図11に最も分かりやすく示されるように、リンク機構162のリンク166は、インサート158の一部170に装着、溶接、又は別の方法で固定されたピボット168を中心として回転する。リンク166の反対端は、ピン160に動作可能に連結される。リンク166は、シェルフ154が下方に移動すると、リンク166がピボット168を中心として回転し、ピン160がシェルフ154及びインサート158の各隣接開口部155、159を通って水平に移動するような寸法で位置する。
図8に最もよく見られるように、リンク機構162はまた、シェルフ154の移動に抗するように付勢されたばね172を備える。ばね172は、図8に示すようにシェルフ154を第1の位置に付勢する。ばねハウジング176は、プレート174に固定される。ばね172は、ばねハウジング176のカバー178(図9参照)とコンテナシャーシ50の底面59との間で圧縮される。
図7に戻って参照すると、インターロックアセンブリ152は、第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bによってコンテナ52のコンテナシャーシ50に対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うことができる。ロッド182は、第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151b間を延びる。第1及び第2のタブ184a、184bは、ロッド182に連結され、それぞれ第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bに近接して配置される。タブ184a、184bは、ロッド182にボルト止め、ピン止め、又は任意の適切な方法により固定されてもよい。また、ロッド182は、円形ロッド、平らな棒又はプレート、正方形又は他の幾何学的断面を有するロッドであってもよい。
図12に見られるように、タブ184は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置される間に前部ピンラッチシステム151の動作に追従する前部ピンラッチシステム151に隣接したカム面186を有する。タブ184は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置される前は第1の位置に配置される。図13は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置された後に第2の位置に配置されたタブ184を示す。ロッド182とタブ184a、184bとは、第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bそれぞれの第1及び第2のシェルフ154a、154bが移動すると、第1の位置と第2の位置との間を回転する。
より具体的には、タブ184のフック部188は、図12に示す第1の位置において前部ピンラッチシステム151のプレート174に接触して配置される。コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置され、プレート174が下方に移動すると、プレート174はタブ184のカム面186と接触し、これによって、タブ184及びこれに接続されたロッド182は回転する。図13に示す第2の位置において、タブ184のフック部188は、プレート174の上縁部175を受ける。第1及び第2のタブ184a、184bが第2の位置にあることによって、コンテナ52がコンテナシャーシ50に固定され続けるように、第1及び第2の前部ピンラッチシステム151a、151bそれぞれの第1及び第2のピン160a、160bの位置を維持するフェイルセーフが行われる。
次に、前部ピンラッチ装置150の動作を説明する。図8を参照すると、各前部ピンラッチシステム151のシェルフ154は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置される前は第1の位置にある。ピン160は、インサート158内に配置された状態にある。コンテナ52のコーナーキャスティング52bがシェルフ154に載置されると、シェルフ154は、第2の位置まで下方に移動する。このように移動することによって、リンク166は、図9に示すようにピン160をインサート158から外方に押す。シェルフ154が図10に示すように最下位置に達すると、ピン160は、シェルフ154からコーナーキャスティング52bの開口部53b内に完全に延びる。
また、前部ピンラッチシステム151a、151bそれぞれのシェルフ154a、154bが下方に移動すると、インターロックアセンブリ152は第1の位置と第2の位置との間を移動する。コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置され、前部ピンラッチシステム151のプレート174が下方に移動すると、プレート174は、タブ184が回転するようにタブ184のカム面186と接触する。タブ184のフック部188は、プレート174の上縁部175を捕捉し、プレート174及びこれと接続された前部ピンラッチシステム151の上方移動が妨げられる。
コンテナ52がコンテナシャーシ50から離脱されると、前部ピンラッチシステム151それぞれのばね172は、プレート174及びシェルフ154を上方に付勢し、これによって、リンク166はピボット168を中心として回転する。リンク166が回転すると、ピン160はインサート158内に水平に移動する。また、プレート174が上方に移動すると、タブ184のカム面186はプレート174から離れるように回転し、これによって、ばね172は、プレート174の上縁部175をタブ184のフック部188に抗するように付勢できるようになる。
ラッチ装置200
図14を参照すると、代替的な実施形態のラッチ装置200が提供される。この実施形態では、ラッチ装置200は、コンテナシャーシ50の2つの後部コーナーのそれぞれに離間して配置された第1のラッチシステム201aと第2のラッチシステム201bとを備える。インターロックアセンブリ202は、第1及び第2のラッチシステム201a、201b間に位置する。コンテナ52がコンテナシャーシ50に積載されると(図17B参照)、各後部コーナーキャスティング52aによって、各ラッチシステム201の作動装置204(図15A参照)が押下される。作動装置204が押下されると、ラッチ206は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に固定されるように、図15Aのラッチ解除位置と図17Aのラッチ位置との間を移動する。図14に見られるインターロックアセンブリ202は、第1及び第2のラッチシステム201a、201bそれぞれの第1及び第2のラッチ206a、206bが確実にラッチ位置に留まるようにフェイルセーフ動作を行う。
図15Aに示すように、各ラッチシステム201は、作動装置204と、ラッチハウジング207内に位置するラッチ206(図15C参照)と、リンク機構208とを備える。この例では、リンク機構208は、構造体210と、リンクピボット214を中心として回転するリンク212と、ばね216と、プレート218とを備える。この例示的な実施形態では、インターロックアセンブリ202は、ロッド220と、第1のラッチシステム201aに隣接した第1のタブ222aと、第2のラッチシステム201bに隣接した第2のタブ222bとを備える。図15Bは、別の視点から見たラッチシステム201を示す。
この例示的な実施形態では、作動装置204は、リンク機構208の構造体210を受け入れるボックス226の上面224である。構造体210は、コンテナシャーシ50の上面54を貫通して延びる。図15Cを参照すると、ボックス226の内面230は、リンク機構208のリンク212の両側に下方に延びる逆U字形を有する。図15Aに示すように、プレート218は、コンテナシャーシ50の底面59に装着又は別の方法で固定される。プレート218のガイドスロット232は、構造体210の延長部234を受け入れ、ラッチ位置とラッチ解除位置との間の構造体210の移動をさらに制御する。最後に、構造体210はまた、ボックス226の上面224と平行で、ばね216によって付勢される底面228を備える。
ラッチハウジング207は、構造体210のボックス226の上部に配置される。ラッチ206は、ボックス226を貫通して延び、ラッチハウジング207内に装着されたラッチピボット236を中心として回転する。コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置され、構造体210が下方に移動すると、ラッチハウジング207と、作動装置204と、構造体210とが下方に移動する。
リンク機構208は、作動装置204の垂直運動をラッチピボット236を中心とするラッチ206の回転運動に変換する。リンク機構208のリンク212は、コンテナシャーシ50に固定されたリンクピボット214に動作可能に連結される。リンク212は、反対端においてラッチ206に動作可能に連結される。図15Cに最もよく見られるように、ボックス226の内面230は、リンク212の中間点でリンク212を跨ぐ。ばね216は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されるのを抗するように作動装置204を付勢する。作動装置204が作動する(すなわち、ボックス226が下方に移動する)と、リンク212はリンクピボット214を中心として回転し、ラッチ206は、ラッチピボット236を中心としてラッチ位置まで回転する(図17A参照)。
図15A、15B、及び15Cに見られるように、作動装置204は、ラッチ解除位置ではコンテナシャーシ50の上面54の上方に配置される。
図16は、ラッチ位置とラッチ解除位置との間を移動するラッチシステム201を示す。構造体210の延長部234は、プレート218のガイドスロット232内の中間点にあり、ラッチ206は、ラッチハウジング207から部分的に延びる。
図17Aを参照すると、ラッチシステム201は、ラッチ位置に示されている。作動装置204は、コンテナシャーシ50の上面54と同じ高さである。ラッチ206は、ラッチハウジング207から完全に延びる。
再度図14を参照すると、インターロックアセンブリ202は、前部ピンラッチ装置150のインターロックアセンブリ152と同様に動作する。インターロックアセンブリ202のロッド220は、第1及び第2のラッチシステム201a、201bにそれぞれ隣接して位置する第1及び第2のタブ222a、222bを有する。第1及び第2のラッチシステム201a、201bそれぞれの第1及び第2の作動装置204a、204bが移動すると、ロッド220及びタブ222a、222bは、図15Cに示すラッチ解除位置と図17Aに示すラッチ位置との間を回転する。ラッチ位置では、第1及び第2のタブ222a、222bは、ラッチ206a、206bがラッチ位置に保持され、コンテナ52がコンテナシャーシ50に固定され続けるように、延長部234a、234b、及びこれらに接続されたラッチシステム201a、201bの他の部品の位置を維持する。ロッド220は、平らな棒又はプレート、円形ロッド、正方形又は他の幾何学的断面を有するロッドであってもよい。
より具体的には、タブ222のフック部221は、図15Cに示すラッチ解除位置においてラッチシステム201a、201bそれぞれの構造体210の延長部234に接触して配置される。コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置され、構造体210が下方に移動すると、延長部234はタブ222の下面223を押し、これによって、タブ222は回転する。図17Aに示すラッチ位置において、タブ222のフック部221は、延長部234の上縁部235を受ける。また、インターロックロッド220は、各タブ222a、222bを貫通して延びる。ロッド220とタブ222a、222bとは、互いに溶接されても、同じ型から形成されてもよく、タブはロッドにボルト止めされる。
次に、ラッチ装置200の動作を説明する。図15A、15B、及び15Cは、ラッチ解除位置にあるラッチシステム201を示す。この例では、作動装置204は、コンテナシャーシの上面から上方に延び、ラッチ206はラッチハウジング207内にある。タブ222のタブフック221は、延長部234に接触している。図16では、ラッチシステム201は、部分的なラッチ位置に示されている。ラッチハウジング207は、コーナーキャスティング52aの孔部53a(図17Bに図示)に入り、コーナーキャスティング52aの底面は作動装置204を押下する。このように押下されると、リンク機構208のリンク212は、リンクピボット214を中心として回転し、これによって、ラッチ206は、ラッチピボット236を中心として回転し、ラッチハウジング207から延びる。また、このように押下されると、タブ222及びこれに接続されたロッド220が回転するように、ラッチシステム201の構造体210の延長部234は下方に移動し、タブ222の下面223と接触する。図17A〜Dに示すラッチ位置を参照すると、ラッチ206はラッチハウジング207から完全に延び、作動装置204は完全に押下される。タブ222のタブフック221は、延長部234の上縁部235を捕捉し、延長部234及びこれに接続されたラッチシステム201の上方移動を妨げる。
ラッチ装置250
図18Aを参照すると、他の代替的な実施形態のラッチ装置250が提供される。この例示的な実施形態では、ラッチ装置250は、コンテナシャーシ50の2つの後部コーナーのそれぞれに離間して配置された第1のラッチシステム251a及び第2のラッチシステム251bと、第1及び第2のラッチシステム251a、251bの間を延びるバー252と、ロッドの下方に位置するインターロックアセンブリ254とを備える。コンテナ52がコンテナシャーシ50に積載されると(図19C参照)、コンテナ52によって、第1及び第2のラッチシステム251a、251bそれぞれの第1の作動装置256a及び第2の作動装置256bが押下される。作動装置256a、256bが押下されると、第1及び第2のラッチ258a、258bは、コンテナ52がコンテナシャーシ50に固定されるように、図18Aのラッチ解除位置と図19Aのラッチ位置との間を移動する。この実施形態では、インターロックアセンブリ254は、第1及び第2のラッチシステム251a、251bそれぞれの第1及び第2のラッチ258a、258bが確実にラッチ位置に留まるようにフェイルセーフ動作を行う。
図18Aに示す例では、バー252は、平らな棒又はプレートを含むが、他の実施形態では、曲線、正方形又は任意の幾何学的断面を有するロッドが使用されてもよい。
図18Aを参照すると、ラッチシステム251a、251bは、それぞれ作動装置256と、リンク機構260と、ラッチハウジング262内のラッチピボット(図示せず)に配置されたラッチ258(図19A参照)とを備える。この例では、リンク機構260は、リンク264と、ばね266と、構造体268とを備える。この例では、インターロックアセンブリ254は、第1及び第2のアーム270a、270bと、第1及び第2のプレート272a、272bと、第1及び第2のインターロックロッド274a、274bと、第1及び第2のガイド276a、276bとを備える。
第1及び第2の作動装置256a、256bは、コンテナシャーシ50の後部に沿って、互いにかつ第1及び第2のラッチシステム251a、251bそれぞれから離間して位置する。図18Aに示す例示的な実施形態では、第1及び第2の作動装置256a、256bは、コンテナシャーシ50の後部60と、後部60から垂直に延びる第1及び第2のメインビーム62a、62bそれぞれとの接合点58a、58bに位置する。
図18Bに見られるように、ラッチシステム251のリンク機構260は、作動装置256の垂直運動を、ラッチピボットを中心とするラッチ258の回転運動に変換する。第1及び第2の作動装置256a、256bは、作動装置256a、256bが下方に移動すると、バー252が下方に移動するように、バー252から上方に延びる。第1及び第2のリンク機構260a、260bそれぞれの第1及び第2のリンク264a、264bは、バー252の反対端で第1及び第2の構造体268a、268bそれぞれと動作可能に連結される。第1及び第2のリンク264a、264bはまた、第1及び第2のラッチシステム251a、251bそれぞれの第1及び第2のラッチ258a、258bと動作可能に連結される。
バー252とコンテナシャーシ50の底面56との間に配置されたラッチシステム251a、251bそれぞれのばね266は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されるのを抗するように作動装置256を付勢する。各作動装置256が作動する(すなわち、バー252が下方に移動する)と、ラッチ258はラッチピボットを中心としてラッチ位置まで回転する(図19A参照)。バー252は、第1及び第2のラッチシステム251a、251bそれぞれに隣接した第1及び第2のロッドガイド280a、280bを貫通して延び、バー252の移動は制御される。
図19Aは、ラッチ位置にあるラッチ装置250を示す。作動装置256は、コンテナシャーシ50の上面54に対して押下され、ラッチ258はラッチハウジング262から完全に延びる。作動装置256は、コンテナ52の底部又はコーナーキャスティング52a−1、52a−2間の交差ブレースが移動することによって押下される。ラッチシステム251の動作を以下でより詳細に説明する。
再度図18Aを参照すると、インターロックアセンブリ254は、第1及び第2のラッチシステム251a、251bと連動する。第1及び第2のインターロックロッド274a、274bは、互いに隣接して位置し、第1及び第2のガイド276a、276bを通って反対方向に水平に移動する。第1及び第2のインターロックロッド274a、274bの第1の端部において、第1及び第2のアーム270a、270bは、それぞれ第1及び第2のインターロックロッド274a、274bをバー252に接続する。第1及び第2のインターロックロッド274a、274bの第2の端部において、第1及び第2のプレート272a、272bは、第1及び第2のラッチシステム251a、251bそれぞれに隣接して固定される。各プレート272a、272bは、バー252から水平に延びる第1及び第2の突起部278a、278bの1つを受ける大きさの切欠部273を有する。バー252が下方に移動すると、第1及び第2のアーム270a、270bは、第1及び第2のインターロックロッド274a、274bを第1及び第2のラッチシステム251a、251bに向けてそれぞれ移動させる。第1及び第2のプレート272a、272bそれぞれの第1及び第2の切欠部273a、273bは、図19Aに示すようにバー252の第1及び第2の突起部278a、278bそれぞれをラッチ位置で受ける。プレート272a、272bが突起部278a、278bと連動することによって、バー252はどの方向に移動することも制限され、これによってコンテナ52をコンテナシャーシ50に確実に固定する。
次に、ラッチシステム251の動作を説明する。図18A及び18Bは、ラッチ解除位置にあるラッチシステム251を示す。この構成では、作動装置256は、上方に延び、ラッチ258はラッチハウジング262内にある。ばね266は、バー252を上方に押す。図19Cのラッチ位置では、ラッチハウジング262は、コーナーキャスティング52aの孔部53aに入り、コンテナ52の後部52aの底面56は作動装置256を押下する。作動装置256が押下されると、バー252が下方に移動し、リンク機構260が作動し、ラッチ258はラッチハウジング262から延びる。また、このように押下されると、アーム270は下方に移動し、各インターロックロッド274をラッチシステム251に向けて外方に押す。図19A〜Cに示すラッチ位置を参照すると、ラッチ258は、ラッチハウジング262から完全に延び、作動装置256は完全に押下される。プレート272が突起部278と係合することによって、バー252の上方移動が妨げられる。
ラッチ装置300
図20を参照すると、代替的な実施形態のラッチ装置300が提供される。ラッチ装置100と同様に、ラッチ装置300は、コンテナシャーシ50の2つの後部コーナーのそれぞれに離間して配置された第1のラッチシステム301aと第2のラッチシステム301bとを備える。インターロックアセンブリ308は、第1及び第2のラッチシステム301a、301b間に位置する。コンテナ52がコンテナシャーシ50に積載されると(図1及び17B参照)、各後部コーナーキャスティング52aによって、各ラッチシステム301の作動装置302が押下される。作動装置302a、302bが押下されると、第1及び第2のコネクタ306a、306bは、それぞれ図22に示すラッチ解除位置から図24に示すラッチ位置に移動する。ラッチシステム101のコネクタ106と同様に、ラッチシステム301のコネクタ306は、コンテナシャーシ50の上面54の上方の別の面132上に配置される。
より具体的には、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されると、第1及び第2のラッチシステム301a、301bそれぞれの作動装置302a、302bが作動し、リンク機構304a、304bはコネクタ306a、306bをそれぞれ移動させ、コンテナ52をコンテナシャーシ50に自動的に固定する。ラッチ位置では、コネクタ306a、306bは、コンテナ52がコンテナシャーシ50から離れる動きを妨げる。インターロックアセンブリ308は、第1及び第2のラッチシステム301a、301bによって、コンテナ52のコンテナシャーシ50に対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うように構成される。
図20に示す例において、コネクタ306a、306bはツイストロックであってもよい。ボルト、ラッチ、又はピン等の他の接続手段が使用されてもよい。同様に、例示的な実施形態における作動装置302a、302bは、プランジャであってもよいが、他の作動手段も想定される。考えられる無動力の機械的手段の例には、プランジャレバー、スイッチ、レバーアーム、駆動バー、及びボタンが含まれるがこれらに限定されない。また、空気ソレノイド、電気ソレノイド、空気圧シリンダ、又は油圧シリンダ等の自動駆動式機械的手段が使用されてもよい。
次に図21を参照すると、例示的なラッチ装置300が分解図で示されている。ラッチ装置300の第1及び第2のラッチシステム301a、301bはそれぞれ、作動装置302a、302bと、リンク機構304a、304bと、コネクタ306a、306bとを備える。この例におけるリンク機構304a、304bは、それぞれピボット314a、314bを中心として回転するレバーリンク310a、310bと、プレート315a、315bと、ばね316a、316bと、ファスナ317a、317bと、構造体318a、318bと、コネクタリンク322a、322bと、ファスナ323a、323bと、ブラケット338a、338bに接続されたアーム324a、324bと、ファスナ325a、325bと、ケーシング326a、326bと、ボルト329a、329bと、ファスナ339a、339bとを備える。この例において、インターロックアセンブリ308は、バー334と、C字状部337a、337bが延びるブラケット336a、336bと、ボルト312とを備える。プレート315a、315bは、以下でより詳細に説明されるブラケット336a、336bに係合する上縁部348a、348bを備える。
ラッチシステム301は、ラッチシステム101と同じ機能を果たすが、部品の形は異なる。このような違いによって、必要に応じてコンテナシャーシ50に対する異なる取り付け方法が可能となる。例えば、図22に示す実施形態では、ピボット314を提供する構造体318は、ボルト、ファスナ、又は他の適切な手段によりコンテナシャーシ50の底面59に取り付けられる。これに対して、ラッチシステム101のレバーリンク110の回転中心となるピボット114は、図4に示すようにコンテナシャーシ50の上面54の裏側に溶接又は別の方法で固定された構造体115によって提供される。
ラッチシステム301の部品はまた、各部品に固有の異なる製造方法を可能にする。例えば、ブラケット338は、ケーシング326を受ける整列した貫通孔を有する、2つの対向する側部344を備える。ファスナ339は、貫通孔を貫通して延び、ブラケット338をケーシング326にしっかりと固定する。また、アーム324は、アーム324の回転がコネクタ306の回転に変換されるように、ブラケット338の底部から水平に延びる。
図22を参照すると、作動装置302が移動すると、レバーリンク310は、構造体318に取り付けられたピボット314を中心として回転する。具体的には、レバーリンク310は、作動装置302に固定されたプレート315の開口部346を通って水平に延びるピン342を備える。レバーリンク310が回転移動すると、コネクタリンク322は水平移動し、アーム324及びブラケット338、並びにケーシング326及びこれに固定されたコネクタ306は中心軸回りに回転移動する。
図23は、作動装置302が部分的に下方に移動したときの、作動装置302、リンク機構304、及びコネクタ306の動作を示す。作動装置302が下方に移動すると、構造体318は下方に移動し、レバーリンク310はピボット314を中心として回転移動する。ばね316は、レバーリンク310の移動に抗するように付勢されるように、構造体318の延長部313とレバーリンク310の延長部311との間に配置される。図24は、ラッチ位置にあるラッチシステム301を示す。
図25に示すように、ラッチ装置300は、ラッチシステム301がラッチされているか、ラッチ解除されているかを検知し、その状態を表示灯(図示せず)により運転者に知らせるリミットスイッチ340を備えてもよい。動作中、リミットスイッチ340は、作動装置302、リンク機構304、又はコネクタ306の動作を監視してもよい。
再度図21〜24を参照すると、ラッチ装置300のインターロックアセンブリ308は、前部ピンラッチ装置150のインターロックアセンブリ152と同様に動作する。構造体318を貫通して延びるボルト312は、ブラケット336の回転中心となるピボットを提供する。作動装置302が下方に移動するとき、C字状部337の動作はプレート315の動作と連携する。具体的には、プレート315が下方に移動すると、バー334がボルト312を中心として回転し、C字状部337はプレート315の上縁部348に掛かる。また、この実施形態では、バー334は、平らな棒又はプレートを含むが、他の実施形態では、曲線、正方形、又は任意の幾何学的断面を有するロッドが使用されてもよい。バーの断面サイズ及び寸法は、負荷要求に基づいて調整することができる。例えば、断面積がより大きいとサポートがより大きくなる。
次に、ラッチ装置300の動作を説明する。図22は、ラッチ解除位置にあるラッチシステム301を示す。この例では、作動装置302は、コンテナシャーシ50の上面54から上方に延びる。ブラケット336のC字状部は、プレート315に接触している。図24では、ラッチシステム301は、部分的なラッチ位置に示されている。コネクタ306は、コーナーキャスティング52aの孔部53a(図17B参照)に入り、コーナーキャスティング52aの底面56は作動装置302を押下する。このように押下されると、リンク機構304のレバーリンク310は、ピボット314を中心として回転し、コネクタ306は回転する。図25に示すラッチ位置を参照すると、コネクタ306は、コーナーキャスティング52a内で完全に回転し、作動装置302は完全に押下される。インターロックアセンブリ308のブラケット336は、リンク機構304のプレート315の縁部348を捕捉し、プレート315の上方への移動を妨げる。
前部ピンラッチ装置350
図26を参照すると、コンテナ52をコンテナシャーシ50に自動的に固定するための代替的な実施形態の前部ピンラッチ装置350が示されている。先に説明した前部ピンラッチ装置150と同様に、前部ピンラッチ装置350は、コンテナシャーシ50の2つの前部コーナーに近接して配置された第1の前部ピンラッチシステム351aと第2の前部ピンラッチシステム351bとを備える。この例では、前部ピンラッチシステム351a、351bは、それぞれ第1のラッチ解除位置(図29に図示)と第2のラッチ位置(図32に図示)との間を移動する、シェルフ354a、354bとピン360(図32に図示)とを備える。図1に示すようにコンテナ52がコンテナシャーシ50に積載されると、シェルフ354は、コンテナ52のコーナーキャスティング52bを受け、ピン360はコーナーキャスティング52bのコーナーキャスティング開口部53b(図8参照)内に外方に延びるように下方に移動して、コンテナ52をコンテナシャーシ50に固定する。
コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置されると、シェルフ354は移動し、リンク機構362は、ピン360によってコンテナ52がコンテナシャーシ50に自動的に固定されるようにピン360を移動させる。各前部ピンラッチシステム351がコンテナ52をコンテナシャーシ50に自動的に固定するように、ピン360は、コンテナ52のコーナーキャスティング52bとコンテナシャーシ50との間の移動を制限する。この例では、前部ピンラッチ装置350はまた、第1及び第2の前部ピンラッチシステム351a、351bに動作可能に連結されたインターロックアセンブリ352を備える。インターロックアセンブリ352は、第1及び第2の前部ピンラッチシステム351a、351bによって、コンテナ52のコンテナシャーシ50に対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うように構成される。
前部ピンラッチ装置350は、以上で説明した前部ピンラッチ装置150と同様に動作し、上記の目的を達成するために代替的な部品を使用する。このような違いによって、必要に応じてコンテナシャーシ50に対する異なる取り付け方法が可能となる。
図28を参照すると、前部ピンラッチ装置350が分解図で示されている。第1及び第2の前部ピンラッチシステム351a、351bは、それぞれシェルフ354a、354bと、ピン360a、360bと、リンク機構362a、362bとを備える。図30の例に示すように、リンク機構362a、362bは、リンク366a、366bと、ピンハウジング368a、368bと、構造体370a、370bと、ばね372a、372bと、内側フレーム374a、374bと、外側フレーム376a、376bとを備える。この例示的な実施形態において、インターロックアセンブリ352は、バー382と、C字状部373a、373bが延びるブラケット384a、384bと、ボルト386a、386bとを備える。シェルフ354a、354bは、以下でより詳細に説明されるブラケット384a、384bに係合する上縁部356a、356bを備える。
図29に見られるように、シェルフ354、内側フレーム374、及び外側フレーム376は、部品の確実な嵌合を可能にし、所望によりインサートを必要とせずにコンテナシャーシに直接設置されてもよい。より具体的には、シェルフ354は、外側フレーム376の開口部377を貫通して延びる平面部355を備える。内側フレーム374は、シェルフ354の平面部355の上に配置された平面部375を備える。平面部375、355は、それぞれ垂直に延びるタブ378、357を備える。ボルト379又は他のファスナは、タブ378、357を貫通して延び、フレーム374、376は互いに固定される。
図30を参照すると、シェルフ354が下方に移動すると、内側フレーム374は下方に移動し、ピン360はピンハウジング368を貫通して水平に移動する。シェルフ354は外側フレーム376に沿って下方に移動する。ばね372は、内側フレーム374の平面部375と、これと接続されたシェルフ354の平面部355とを下方への移動に抗するように付勢する。図31は、シェルフ354がさらに進んだ部分的なラッチ位置にある状態を示し、図32は、シェルフ354が最下のラッチ位置にある状態を示す。
図33に示すように、構造体370は、インターロックアセンブリ352のブラケット384が貫通して延びる切欠部371を備える。構造体370を貫通して延びるボルト386は、ブラケット384の回転中心となるピボットを提供する。シェルフ354が下方に移動すると、ブラケット384と、これに取り付けられたバー382とは、C字状部373がシェルフ354の上縁部356に掛かるように回転する。例示的な実施形態では、バー382は矩形断面を有する平面バーである。バーの断面サイズ及び寸法は、負荷要求に基づいて調整することができる。例えば、断面積がより大きいとサポートがより大きくなる。
次に、前部ピンラッチ装置350の動作を説明する。図29を参照すると、各前部ピンラッチシステム351のシェルフ354は、コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置される前はラッチ解除位置にある。ピン360は、ピンハウジング368内に配置された状態である。コンテナ52のコーナーキャスティング52bがシェルフ354に載置されると、シェルフ354は、ラッチ位置まで下方に移動する。このように移動することによって、リンク366は、図30及び31に見られるようにピン360をシェルフ354から外方に押す。シェルフ354が図32に示す最下位置に達すると、ピン360は、シェルフ354からコーナーキャスティング52bの開口部53b内に完全に延びる。
また、前部ピンラッチシステム351a、351bそれぞれのシェルフ354a、354bが下方に移動すると、インターロックアセンブリ352は第1の位置と第2の位置との間を移動する。コンテナ52がコンテナシャーシ50に載置され、前部ピンラッチシステム351a、351bのシェルフ354a、354bが下方に移動すると、ブラケット384a、384bは、それぞれボルト386a、386bを中心として回転する。ブラケット384a、384bそれぞれのC字状部373a、373bは、シェルフ354a、354bの上方への移動を妨げるように、シェルフ354a、354bが下方に移動したときにシェルフ354a、354bそれぞれの上縁部356a、356bを受ける。
コンテナ52がコンテナシャーシ50から離脱されると、前部ピンラッチシステム351a、351bそれぞれのばね372a、372bは、シェルフ354a、354bをそれぞれ上方に付勢し、リンク366a、366bは、ピン360a、360bをピンハウジング368a、368b内にそれぞれ水平に移動させる。また、シェルフ354a、354bがそれぞれ上方に移動すると、ブラケット384a、384bは、ブラケット384a、384bそれぞれのC字状部373a、373bがシェルフ354a、354bそれぞれの上縁部356a、356bを解放するように、ボルト386a、386bを中心としてそれぞれ回転し、これによって、ばね372a、372bはそれぞれシェルフ354a、354bの上縁部356a、356bを上方に付勢できるようになる。
本開示は、当業者が本開示を実施かつ利用することができるように例示的になされており、使用される専門用語は、限定ではなく説明の性質を帯びるものであることが意図されている。本開示は具体的に開示した以外の方法で実施することができ、以上の教示から可能かつ当業者が確かめられる本開示のすべての変更、均等物、及び変形はかかる請求項の範囲内に明確に含まれることは理解される。本明細書で引用されたすべての特許、特許公報、及び他の参考文献は、参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (39)

  1. コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチシステムであって、
    前記コンテナシャーシの上面に配置された作動装置と、
    前記上面の下方に配置されたリンク機構と、
    前記上面より高い別の面に位置するコネクタと、を備え、
    前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置されると、前記作動装置が作動し、前記リンク機構は前記コネクタを移動させ、前記コンテナを前記コンテナシャーシに自動的に固定する、ラッチシステム。
  2. 前記コンテナシャーシの第1の面は、前記コンテナのコーナーキャスティングを受け、前記コーナーキャスティングは、前記作動装置が作動する前に前記コネクタが進入する開口部を有する底面を有する、請求項1に記載のラッチシステム。
  3. 前記コネクタはラッチ解除位置とラッチ位置との間を移動する、請求項1に記載のラッチシステム。
  4. 前記コネクタは、前記ラッチ位置にあるときに前記コンテナが前記コンテナシャーシから離れる動きを妨げる、請求項3に記載のラッチシステム。
  5. 前記作動装置は、前記コネクタが前記ラッチ解除位置にあるときに前記コンテナシャーシの前記上面からこれを貫通して延びるプランジャを備え、前記プランジャは、前記コネクタが前記ラッチ位置にあるときに前記コンテナシャーシの前記上面とほぼ同じ高さである、請求項4に記載のラッチシステム。
  6. 前記コネクタは、前記プランジャが作動すると回転する、請求項4に記載のラッチシステム。
  7. 前記コネクタは、ツイストロックを備え、前記ツイストロックは、前記作動装置が作動すると約90度回転する、請求項5に記載のラッチシステム。
  8. 前記リンク機構は、前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置されることによって、前記プランジャが作動するときに前記プランジャの垂直運動を前記コネクタの回転運動に変換する、請求項5に記載のラッチシステム。
  9. 前記コネクタは、前記別の面の上方に配置されたヘッドと、前記上面及び前記別の面を貫通して延びるシャフトとを有する、請求項8に記載のラッチシステム。
  10. 前記リンク機構は、前記プランジャの移動に抗するように付勢されたばねを備える、請求項9に記載のラッチシステム。
  11. 前記リンク機構はさらに、
    前記プランジャと、構造体に設けられたピボットとに連結されたレバーリンクと、
    前記シャフトに連結されたアームと、
    前記レバーリンクに連結された第1の端部と、前記アームに連結された第2の端部とを有するコネクタリンクと、
    を備えた請求項10に記載のラッチシステム。
  12. 前記ばねは、前記コンテナシャーシの外壁と前記レバーリンクとの間に配置される、請求項11に記載のラッチシステム。
  13. 前記構造体は、前記コンテナシャーシの前記上面に固定される、請求項11に記載のラッチシステム。
  14. 前記リンク機構はさらに、
    前記作動装置に連結され、構造体に設けられたピボット点を中心として回転するように適合されたレバーリンクと、
    前記コネクタを受けるブラケットと、
    前記レバーリンクと前記ブラケットとに取り付けられたコネクタリンクと、
    を備える請求項10に記載のラッチシステム。
  15. 前記ばねは、前記構造体の延長部と前記レバーリンクの延長部との間に配置される、請求項14に記載のラッチシステム。
  16. 前記構造体は、前記コンテナシャーシの底部に固定される、請求項14に記載のラッチシステム。
  17. 前記作動装置、前記リンク機構、及び前記コネクタのうちの1つの動作を監視するリミットスイッチをさらに備える、請求項1に記載のラッチシステム。
  18. コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチ装置であって、
    前記コンテナシャーシの前部又は後部の2つのコーナーに近接して配置され、前記コンテナを前記コンテナシャーシに自動的に固定する第1及び第2のラッチシステムと、
    前記第1及び第2のラッチシステムに動作可能に連結されたインターロックアセンブリと、を備え、
    前記インターロックアセンブリは、前記第1及び第2のラッチシステムによって、前記コンテナの前記コンテナシャーシに対する固定状態が維持されるようにフェイルセーフ動作を行うように構成される、ラッチ装置。
  19. 前記インターロックアセンブリは、
    前記コンテナシャーシの上面に配置された作動装置と、
    前記上面の下方に配置されたインターロック機構と、
    前記インターロック機構から前記第1及び第2のラッチシステムにそれぞれ延びる第1及び第2のロッドと、を備え、
    前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置されると、前記作動装置が作動し、前記インターロック機構は、前記第1及び第2のロッドをそれぞれ前記第1及び第2のラッチシステムに向けて移動させる、請求項18に記載のラッチ装置。
  20. 前記インターロック機構は、前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置されることによって前記作動装置が作動するときに、前記作動装置の垂直運動を前記第1及び第2のロッドの水平運動に変換する、請求項19に記載のラッチ装置。
  21. 前記インターロック機構は、前記作動装置の移動に抗するように付勢されたばねを備える、請求項20に記載のラッチ装置。
  22. 前記ばねは、前記コンテナシャーシの底面と前記作動装置との間に配置される、請求項21に記載のラッチ装置。
  23. 前記第1及び第2のロッドは、前記作動装置が作動していないときは第1の位置にあり、前記作動装置が作動しているときは第2の位置にある、請求項21に記載のラッチ装置。
  24. 前記インターロック機構はさらに、前記第1の面の下方の第1及び第2のピボットそれぞれで前記コンテナシャーシに連結された第1及び第2のアームを備え、前記第1及び第2のアームは、前記第1及び第2のロッドにそれぞれ連結される、請求項21に記載のラッチ装置。
  25. 前記作動装置はさらに、前記第1及び第2のアームとそれぞれ連通する第1及び第2の突起部を有するプレートを備える、請求項24に記載のラッチ装置。
  26. 前記第1及び第2のアームは、前記第1及び第2のアームそれぞれの内面に沿った第1及び第2の切欠部をそれぞれ備え、前記第1及び第2の切欠部は、前記作動装置の移動によって前記第1及び第2のアームが前記第1及び第2のピボットを中心としてそれぞれ回転するように、前記作動装置の前記第1及び第2の突起部をそれぞれ受ける、請求項25に記載のラッチ装置。
  27. 前記第1及び第2のラッチシステムは、それぞれ、
    前記コンテナシャーシの前記上面の他の作動装置と、
    前記上面の下方に配置されたリンク機構と、
    前記コンテナシャーシの前記上面より高い別の面に位置するコネクタと、を備え、
    前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置されると、前記他の作動装置が作動し、前記リンク機構は、前記コネクタを移動させ、前記コンテナを前記コンテナシャーシに自動的に固定する、請求項18に記載のラッチ装置。
  28. 前記作動装置は、前記第1及び第2のラッチシステムの前記他の作動装置からそれぞれ離間して配置される、請求項27に記載のラッチ装置。
  29. 通常の使用中に、前記第1及び第2のロッドと、前記第1及び第2のラッチシステムそれぞれの前記第1及び第2のリンク機構との間に間隔が維持される、請求項27に記載のラッチ装置。
  30. 前記第1及び第2のロッドは、前記間隔が無くなったときに、前記第1及び第2のラッチシステムの前記第1及び第2のコネクタをそれぞれ前記第2の位置に維持する、請求項29に記載のラッチ装置。
  31. 前記第1及び第2のリンク機構は、第1及び第2の縁部をそれぞれ有し、前記インターロックアセンブリは、
    前記第1及び第2のラッチシステム間を延びるバーと、
    前記第1及び第2のラッチシステムそれぞれに近接して配置され、前記バーに連結された第1及び第2のブラケットと、を備え、
    前記第1及び第2のブラケットは、前記第1及び第2のラッチシステムそれぞれに隣接した第1及び第2のC字状部をそれぞれ有し、
    前記第1及び第2のC字状部は、前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置される間、前記第1及び第2のラッチシステムの前記第1及び第2の縁部をそれぞれ受ける、請求項27に記載のラッチ装置。
  32. 前記バーは平坦なプレートを備える、請求項31に記載のラッチ装置。
  33. コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するための方法であって、
    第1の位置と第2の位置との間を移動するコネクタを前記コンテナシャーシの一面を貫通して延びるように位置決めすることと、
    前記コネクタと連通する作動装置を前記一面から延びるように位置決めすることと、
    前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置されると前記作動装置が作動するように、前記コネクタを受け入れる開口部を有する前記コンテナのコーナーキャスティングを前記コンテナシャーシの前記一面の上部に配置することと、
    前記コンテナが前記コンテナシャーシに載置されたときに、前記コンテナが前記コンテナシャーシに自動的に固定されるように、前記作動装置の作動に応答して前記コネクタを前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動させることと、を含む方法。
  34. 前記コネクタは、前記作動装置が作動する前に前記コーナーキャスティングに進入する、請求項33に記載の方法。
  35. 前記作動装置の垂直運動を前記コネクタの回転運動に変換することをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  36. 前記垂直運動を変換することは、前記一面の下方に配置され、前記作動装置と前記コネクタとに連結されたリンク機構を設けることを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記方法はさらに、前記コンテナを前記コンテナシャーシから離昇させることを含む、請求項33に記載の方法。
  38. 前記コネクタはツイストロックを備える、請求項33に記載の方法。
  39. 前記コネクタを移動させることは、前記作動装置の作動により前記ツイストロックを約90度回転させることを含む、請求項38に記載の方法。
JP2016552504A 2014-02-19 2015-01-29 コンテナをコンテナシャーシに自動的に固定するためのラッチシステム Pending JP2017507859A (ja)

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