JP2017506522A - 組成物の稠度を変更する温度調節装置及びこの装置を動作させる方法 - Google Patents

組成物の稠度を変更する温度調節装置及びこの装置を動作させる方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも部分的に液体と混合した調製物を含有する出発組成物の稠度を変更するための温度調節装置に関する。この目的のため、装置は、前記出発組成物を収容し、また2つの互いに対向する面を有し、これら面のうち少なくとも一方は可撓セクションを有するリザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を収納するよう構成し、装置は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)における前記互いに対向する面のうち一方の面に接触するよう配設した所定接触面を有する温度調節素子(2; 202; 302; 402)と、並びに前記リザーバ(3; 203; 303; 403)内の前記組成物を混合する撹拌手段と、を備える。前記撹拌手段は、ミキサ(10; 210; 310; 410)と、並びに前記リザーバを前記装置の前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)上に配置して、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)の内部に局部的圧迫ゾーン(8; 208; 308)を生ずるようにするとき、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)が前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)の前記可撓セクションに圧し掛かって稼働するよう構成した駆動手段(30; 230; 330)と、を有する。前記駆動手段(30; 230; 330)は、さらに、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)を前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)の前記可撓セクションに対して変位させて、撹拌動作中に前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)の組成物を混合するよう前記局部的圧迫ゾーン(8; 208; 308)を前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)の内側に移動する構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも部分的に液体と混合した調製物を含有する出発組成物の稠度を変更するための温度調節装置に関し、とくに、アイスクリーム又は任意な他タイプのアイス(氷菓子)を急速、簡単及び低コストで製菓するための温度調節装置に関する。
本発明による装置は、より具体的には、出発組成物を収容し、また2つの互いに対向する面を有し、これら面のうち少なくとも一方は可撓セクションを有するリザーバを収納するよう構成する。本発明装置は、前記リザーバにおける前記互いに対向する面のうち一方の面に接触するよう配設される所定接触面を有する温度調節素子と、並びに前記リザーバ内の前記組成物を混合する撹拌手段と、を備える。前記リザーバ内に収容される前記組成物の温度は、撹拌動作中に前記温度調節素子との伝導によって変更して、変更した稠度の最終組成物が得られるようにする。
本発明は、さらに、温度調節装置を動作させる方法、並びにこの装置に使用するのに適したリザーバに関する。
多くのアイス調製システム及び方法、とくに、商品名「マンテカトーレ(Mantecatore)」の下で市販されているような冷蔵ミキサ、又はアイスクリームマシンが存在する。これら従来タイプのシステムは、水と混合した粉末形式のアイス調製物を冷蔵タンク内に注入するステップを有する。撹拌素子を動作させて、氷結周囲空気が得られるまでタンクの内面に接触させることによりアイス調製物を冷却する。このようにして形成されるアイスは、さらに、撹拌中気泡を冷却周囲空気内に取り込む。これら従来システムで見られる欠点の1つは、タンク及び撹拌素子が直接氷菓子に接触し、これにより定期的にそれらを清浄化及び殺菌する必要があるために、それらの使用を面倒なものにするという事実に起因する。さらに、これらシステムは、撹拌素子上にアイスが残留する欠点があり、ロスを排除する必要性がある。さらに、アイス調製時間は比較的長く、これはすなわち、アイス調製物周囲空気の僅かな部分しかタンク内面に接触しないからである。
調製から開始するアイス調製時間は、液体又は半液体調製混合物を冷温プレート上に直接注ぎ込むことにより減少することができ、このことの効果は、調製物周囲空気を急速にアイス製品にするよう冷却することである。
アイスクリームを急速製造する他の手段としては、アイス調製物を直接液体窒素と混合することにあり、このことはアイスクリームを冷蔵タンクなしに1分で生産できる。
これら方法に見られる問題は、手作業で行う点である。他の問題は、冷却プレート及びアイス取扱いアクセサリを定期的に又はアイスのタイプ又はフレーバーを変更する必要がある場合、使用の度毎にクリーニングしなければならない点である。
液体窒素は、さらに、液体窒素供給、液体窒素の取扱いに関連する深刻な凍傷のリスク、及びアイスの高い単価の問題も生ずる。
特許文献1(欧州特許第2266417号)に記載のアイス調製システムは、ミキサ素子と冷却素子との間に配置した予充填可撓性リザーバを使用してアイスを生産することを可能にする。さらに、リザーバを空にする異なるやり方、及びプロセス全体に関連する方法も特徴としている。特許文献1に記載のシステムは、アイスをどのようにして急速に生産するかを正確に示してはいないが、例えば、3分未満で生産することは記載している。実際、個別部分アイスマシンの主な利点は、待機を回避するため、また極めて多くの人員に迅速に供し得るようにするため、極めて短い組立時間にある。さらに、特許文献1には混合を行う正確な方法についての記載はなく、アイスの品質及び出口温度に関する満足のいく結果を保証することなく、可能な実施形態を数多く記載しているだけである。さらに、特許文献1による撹拌手段は、リザーバを引っかき、擦り付け、圧搾し、また揉み込むことを記載し、これらは、リザーバの摩耗、及びこれらタイプの機構に固有の、とくに、混合物が固化する場合、摩擦に関連する損壊リスクを生ずる欠点がある。このシステムにおける他の欠点は、互いに別個である混合ユニット、開放ユニット及び抽出ユニットを備える構成に起因し、このことは製造、制御及び小型化を複雑にする。さらに、関連の方法は、混合と同時に冷却システムを作動させるものであり、このことは準備時間を大幅に増加する欠点を有する。この方法は、次の部分の調製前に待機時間を増加させる、解氷ステップも含む。最後に、システムに関連する予充填バッグを使用することは、輸送及び保管に嵩張りまたコストがかかる。
特許文献2(国際公開第2014/067987号)に記載のアイス調製システムは、粉末又は冷却した円錐状対向型枠内に配置して使用準備が整った混合物を充填したカップの形式としたリザーバからアイスを生産することを可能にする。リザーバ内に予位置決めしたミキサ素子を円形状に移動する外部駆動システムに固定し、冷却と同時に内容物を撹拌できるようにする。抽出システムは、リザーバと冷却素子との間における空気層を減少して、熱伝達を最適化することができる。このシステムは、冷却素子と混合物との間の熱伝達が、同一混合容積用の平坦バッグにおけるよりも長い時間を要するという欠点がある。第2の問題は、混合物の固化フェーズ中に規則的で均一な急速撹拌を可能にするミキサ素子の輪郭及び機械的強度に関連する。したがって、この種のシステムを開発することは複雑であり、アイスの一部を3分未満で生産できるかは不確実である。さらに、このシステムは、次の部分を調製する前に待機時間を増加させる解氷素子を必要とする。最後に、一体化ミキサ素子を予充填したカップを使用することには輸送及び保管に嵩張るという欠点がある。
欧州特許第2266417号明細書 国際公開第2014/067987号パンフレット
したがって、本発明の主な目的は、組成物の稠度を変更する、とくに、アイスクリームの製菓のため、従来技術の欠点を解消する温度調節装置を提案することにある。
この目的のため、本発明は、とくに、上述のタイプの温度調節装置に関し、前記撹拌手段は、ミキサと、並びに前記リザーバを前記装置の前記温度調節素子上に配置して、前記リザーバの内部に局部的圧迫ゾーンを生ずるようにするとき、前記ミキサが前記リザーバの前記可撓セクションに圧し掛かるよう構成した駆動手段と、を有することを特徴とする。本発明による前記駆動手段は、さらに、前記ミキサを前記リザーバの前記可撓セクションに対して移動させて、前記リザーバの内に収容した組成物を混合させるよう前記局部的圧迫ゾーンを前記リザーバの内側に移動する構成とする、ことを特徴とする。
本発明は、さらに、上述のタイプの温度調節装置に関し、前記温度調節素子に対して移動し得る断熱薄膜を備える、ことを特徴とする。この断熱薄膜は、好適には、前記リザーバを前記温度調節素子上に配置し、また前記装置を閉鎖形態にするとき、前記可撓セクションを含む前記リザーバの面をカバーするよう構成する、ことを特徴とする。
これらの特徴によって、装置は、冷温調製物、とくに、ミルクシェイク、アイス、又はアイスクリームを迅速かつ簡単に、また低生産コストで製菓することができる。装置は、アイスマシンのような消費者向け家庭用器具の形態でキッチンにおける家庭使用にとくに適している。さらに、レストラン、食品、本明細書に記載する作製方法の全体又は一部による可撓性リザーバ内で他タイプの混合物を調製する産業の分野における任意な他のプロフェッショナルな使用にも適する。このシステムは、サイズを小さくまた軽量となり、運搬を容易にするため使用するコンポーネントの数を最小となるよう設計する。
本発明は、さらに、温度調節装置を動作させる方法に関し、以下のステップ、すなわち、
i. 前記温度調節装置を作動させるステップと、
ii. 前記装置の前記温度調節素子の温度を変更するステップと、
iii. 少なくとも1つの可撓セクションを有し、また前記出発組成物を収容するリザーバを前記温度調節素子に接触するよう位置決めするステップと、
iv. 前記ミキサが前記リザーバの前記可撓セクションに圧し掛かるよう前記ミキサを移動させ、前記リザーバの内側に局部的圧迫ゾーンを生ずるようにするステップと、
v. 前記ミキサを前記リザーバの前記可撓セクションに対して移動させ、混合する動作中に前記リザーバ内の組成物を混合するよう前記リザーバの内側における前記局部的圧迫ゾーンを移動させるステップと、
vi. 前記リザーバから変容した稠度の最終組成物を抽出するステップと、
を有する。
本発明は、非限定的であり、添付図面につき単に例示的実施例として示した実施形態の説明を読むことによって、よりよく理解できるであろう。
本発明の第1実施形態による装置の開放状態の斜視図を示す。 図2aは、図1の平面図を示す。図2bは、図2aのA−A線上の断面図を示す。 装置の閉鎖状態の斜視図を示す。 図4aは、図3aの平面図を示す。図4bは、図4aのA−A線上の断面図を示す。 図3の側面図を示す。 図5aのB−B線上の断面図を示す。 補完的素子に連結した装置の閉鎖状態における概略的な断面図を示す。 断熱材を含むリザーバを有する装置の閉鎖状態における概略的な断面図を示す。 リザーバに接触する断熱材を含む装置の閉鎖状態における概略的な断面図を示す。 温度調節素子に接触する断熱材を含む装置の閉鎖状態における概略的な断面図を示す。 温度調節素子の輪郭に整合する輪郭を有するミキサを含む装置の概略的な断面図を示す。 装置の動作に関連する図式的概略図である。 本発明の第2実施形態による装置の斜視図を示す。 図7の側面図を示す。 図7の平面図を示す。 図9のA−A線上の断面図を示す。 本発明の第3実施形態による装置の斜視図を示す。 本発明の第4実施形態による装置の混合動作中における平面図を示す。 装置を空にしようとしているときの図12aに類似の平面図を示す。 装置が空にする最終段階にあるときの図12bに類似の平面図を示す。 リザーバの好適な変更例の斜視図である。 リザーバの他の変更例の斜視図である。 矩形形状であるリザーバの変更例の平面図である。 円形形状であるリザーバの変更例の平面図である。
本発明による多くの実施形態に関連する以下の記載において、用語「リザーバ(reservoir)」は、本発明による温度調節装置に使用するのに適した任意の容器を意味し、とくに、少なくとも1つの可撓セクションを有し、好適には、可撓性の小袋(サッシェ)、ポーチ又はバッグの形態とした容器を意味する。
さらに、本発明による装置は、液体と予混合した粉体形態の調製物又は物質を収容する予充填リザーバ、又は粉体形態の調製物又は物質のみを収容するリザーバのいずれかを収納するよう構成し、後者のリザーバの場合、装置に組み込んだ液体注入システムによって混合動作の前に調製物を液体と混合する。どちらのオプションが好ましいかに係わらず、常に開始組成物を収容するリザーバを収納する構成とした装置について言及する。
とくに、図1、図4b及び図5cに示すような第1実施形態による温度調節装置は、温度調節素子2と、及び好適には、回転軸線9周りに自由に回転するローラ又は円形体積体の形態としたミキサ10とを有し、それぞれはベース21及びリッド20に配置し、リッド20は、温度調節素子2の上に配置できるよう互いに開くことができ、リザーバ3は、好適には粉体形態とした調製物4及び/又は好適には水のような液体形態の少なくとも1種類の流体5を収容し、またミキサ10をリザーバ3に接触させ、この接触は、好適には、温度調節素子2に接触する側とは反対側の面で接触するものとする。ミキサ10はリザーバ3上で転動し、またこのミキサは、リザーバの表面に損傷を与えるおそれがある摩擦を防止するものとする。
少なくとも1種類の流体5はリザーバ3内に導入することができ、この導入は、リザーバを装置内に挿入するとき、リザーバ3の少なくとも1つの開口部7,7′を介して行う。好適には、ポンプ又はバルブの形態とした流体転送素子56は、制御様態の下に、手動で又は自動的に動作させて、リザーバに必要量の流体5を充填できるようにする。
リザーバ3は、保管時には閉鎖するのが好ましく、また温度調節装置内への挿入の際に作動する1個又は複数個の開封素子を有し、この開封素子は、例えば、穿通、取外し、又は剥ぎ取りをすることができる少なくとも1つのフィルム又は壁の形態とする。
流体転送素子56と開口部7,7′のうちの一方との間における流体通路53の少なくとも1つのバルブ又は閉止素子により、リザーバ内への導入前、導入中及び導入後に少なくとも幾分かの量の流体5の方向及び/又は流速及び/又は圧力をモニタリングし、また調節することができる。
リザーバ3は、ガスなしで調製物4をリザーバ3内に保存するよう真空パックした粉体とした調製物4を収容することができる。この後、ガス又は空気は、開口部7,7′のうちの一方を流体通路53に接続するとき添加することができる。ガス又は空気の量は流体転送素子56によって制御することができ、この流体転送素子56は、複数種類の流体源に接続することによって、選択的に各流体の正確な量を制御して、ミキサ10の移動前及び/又は移動中にリザーバ内に導入することができる。
ミキサ10は、キャリッジ14に連結した支持体15によって保持し、このキャリッジ14は、リッド20に固着したシャフト12,12′に沿って転がり軸受又は軸受13,13′を介して摺動する。リザーバ3は、好適には、調製物4及び/又は流体5の幾分かの量又は全体を導入及び/又は抽出するのに使用する、好適には、プラスチック製及び/又は金属製のチューブ若しくはパイプの形態とした少なくとも1つの開口部7,7′を有する。
図5dによれば、リザーバ3は、断熱性又は等温性のカバー35を、温度調節素子2に接触する側とは反対側の面に有し、リザーバ3の内容物を外部温度から遮断し、また温度調節素子とのエネルギー伝達を向上させる。断熱層は、リザーバ3内に直接一体化する、又は外側からリザーバ3に接着、溶着、付着することができる。断熱素子は、例えば、乾燥して安定した気泡層により構成することができ、これら気泡層は、厚さ数ミクロンの光沢のあるアルミニウムフォイルで両面をカバーした難燃性ポリエチレンフィルムで包囲する。
断熱層は、リザーバのミキサ10と接触する側の面及び/又は温度調節素子2と接触する反対側の面における十分な厚さのプラスチック製若しくは他の材料製のフィルムで形成することもできる。この場合、リザーバ3の壁又は面の厚さは相違し、温度調節素子2と接触する側は最小厚さを有し、またミキサ10と接触する側は最大厚さを有するものとする。
図2a、図2b及び図3によれば、支持体15を位置決め素子41に連結し、この位置決め素子41は、好適には可変速度モータの形態としたアクチュエータ40によって駆動するよう構成し、ミキサ10がリッド20に対して軸線方向に移動できるリードねじ形態とする。好適にはモータの形態とする駆動アクチュエータ30に連結したベルト31であって、またキャリッジ14に対して固定具33によって取り付けたベルト31は、支持リッド20に固定したプーリ32に巻き掛け、キャリッジ14を温度調節素子2に平行に移動できるようにする。
リザーバ30の外面に圧し掛かる(圧掛する)ミキサ10の長さRは、リザーバ3の互いに対向する両側の面間におけるリザーバ3の内部容積の最大圧掛距離Lの少なくとも90%に対応し、これによりミキサ10は、リザーバ3の内部容積の投影面積の大部分又は全てにわたり、温度調節素子2に対して通過移動するようになる。長さRは、好適には、最大圧掛距離Lより大きい又は等しいものとする。このようにして、混合物/組成物6は、好適にも、ミキサ10によってリザーバ3内部を全体的に移動し、撹拌/混合中に温度調節素子2と均一な熱交換を行うことができる。
図3、図4a、図4b、図5a及び図5bによれば、リッド20が閉じた位置にあるとき、リザーバ3は、リザーバ3に圧し掛かるミキサ10によって部分的に圧迫される。ミキサ10がリザーバ3に押し込む距離は、アクチュエータ40を作動させるとき位置決め素子41が温度調節素子2に直交する方向に移動することによって調整する。
好適には、直線的又は真直ぐな形状とする狭窄又は局部的圧迫ゾーン8が、ミキサ10と温度調節素子2との間に得られる。この局部的圧迫ゾーン8は、リザーバ3に対するミキサ10の移動の際に流体の局部的加速及び移動を生じ、この作用によってリザーバ3内における調製物4及び/又は流体5の撹拌/混合を行う。リザーバ3上でのミキサ10の相対移動速度は、好適には、変容プロセス初期により速いものとし、流体5がリザーバ3内に導入された後に混合物/組成物6を均質化できるようにする。したがって、調製物4及び流体5は、均一に変容した稠度を得るために、液相で混合するのが好ましい。
ミキサ10と温度調節素子2との間の狭窄又は局部的圧迫ゾーン8は、アクチュエータ40の作動により変化し、これにより撹拌/混合中にミキサ10の下側を通過する混合物6の量をいつでも変更することができる。狭窄又は局部的圧迫ゾーン8のこの調整は、とくに、リザーバの過度の圧迫を防止し、また混合物6が固相に変容し始めるときに十分な撹拌/混合速度を維持する上で重要である。混合物が変容するにつれて、ミキサ10及び機械的アセンブリに加わる力が増加し、このことにより、ミキサ10の速度及びリザーバ3に圧掛する力をいつでも調整できるようにする必要性がある。
ミキサ10を移動してリザーバ3の2つの壁を接触させることにより、開口部7,7′のうち少なくとも一方経由でリザーバを空にできる。調製物4及び/又は液体5で変容した混合物/組成物6は、アイスクリーム又は可食混合物の場合、リザーバ3から抽出した後に、直接消費することができる。
閉塞素子(図示せず)が調製物4及び/又は液体5を収容するリザーバ3における開口部7,7′の少なくとも一方を閉鎖する場合、ミキサ10を温度調節素子2に平行に往復移動又は逆方向移動させることにより、リザーバ3の内容物を、温度調節素子2との熱伝導によって冷却するのと同時に混合する作用も行う。したがって、調製物4及び/又は液体5によるアイス若しくは冷温調製物への変容を、清潔な状態で、リザーバの内容物とミキサ素子又はアクセサリとの間の直接接触がなく、温度調節素子2に対するリザーバ3の大きな伝導面積によって急速に行うことができる。アイス又は冷温組成物がリザーバ3内で形成された後、ミキサ10は、閉塞されていない開口部7,7′側とは反対側の端部で温度調節素子2に圧掛するよう位置決めし、ミキサ10を開口部7,7′側の端部方向に移動させることにより、リザーバ3からアイスとなった/冷却した混合物6を抽出できるようにする。空にした後、リザーバ3は、用途に応じて、廃棄、リサイクル又は他の使用のためにクリーニングすることができる。
図5cによれば、リッド20を閉じるとき、リザーバ3は、好適には、リッド20と、温度調節素子2及び/又は支持体50との間に生ずるキャビティ90内に配置する。リッド20及び支持体50は、好適には、全体的又は部分的に断熱材を有するものとし、好適には、断熱された封止エンクロージャを形成し、温度調節素子2が必要な温度に達するまでの時間を短縮し、また包囲する空気へのエネルギー損失を防止できるようにする。乾燥及び/又は吸気システム52を配置して、通路51を介してキャビティ90と連通させ、リザーバ3をシステム内に配置する前、最中又は後に、キャビティ90内の湿気を排除するよう真空状態にする及び/又はモニタリングできるようにする。したがって、キャビティ90を形成する表面及び温度調節素子2の表面の氷結を減少することができる。
外部流体通路53は、開口部7に接続することができ、また流体転送素子56の作動により流体リザーバ55から流体5の全体又は幾分かの量を転送できるよう配置するのが好ましい。
流体通路53と開口部7との間の封止は、シール、機械的応力又は任意な他の流体接続手段によって行うことができる。開口部7は、好適には、流体通路53に接続することを意図したコネクタ17を設ける又は形成し、リザーバ3を所定位置に保持する及び/又は封止を保証できるようにする。コネクタ17は、混合物変容のためのシステム内への挿入の際に、又は流体通路53との接続の際に動作する開放素子を1個又は複数個有し、この開放素子は、例えば、穿通、取外し又は剥ぎ取りができる少なくとも1つのフィルム又は壁の形態とすることができる。コネクタ17は、さらに、バルブを有することができる。
コネクタ17は、好適には、流体通路53との接続に特化した固定要素、例えば、ノッチ、クリップ、キャッチ、又は接続部を保持及び/又は固定する任意な他の機構を有することができる。
好適には、冷却素子の形態とした熱伝導素子58を、流体通路53の近傍、又は全体若しくは一部に配置し、この配置は、流体5のリザーバ3内への導入前及び導入中に流体5の温度を制御できるように行う。したがって、例えば、流体5の温度を外気温又はリザーバ55の温度より低い温度まで予冷却することによって、混合物の変容時間を短縮することができる。さらに、流体5の温度は、装置が適切に機能するのに必要な、及び混合物6の変容プロセスの質を得るのに必要な条件を確実にする正確な温度に調整することができる。
好適には、浄化素子、UV放射若しくは他の殺菌素子、炭素若しくは他のフィルタ素子、イオナイザ、又は任意な他のタイプの形態とした流体処理素子59を流体通路53の近傍、又は全体若しくは一部に配置し、この配置は、流体5のリザーバ3内への導入前及び導入中に流体5の全体又は一部内に存在する病原菌、細菌、ウイルス、菌類、無機物、化合物の量に作用できるように行う。したがって、流体5の品質を制御し、混合物6の品質及び/又は可食性を低下させるおそれのある1種類又はそれ以上の望ましくない要素による混合物6のいかなる汚染をも防止できる。このことは、リザーバを定期的にクリーニングしない場合、又は流体が停滞する場合、又は流体リザーバ55内に導入される流体の品質が衛生的に不十分である場合には、とくに重要である。
図5e及び図5fによれば、温度調節装置は、好適には可撓性の断熱素子又は断熱層35′をミキサ10とリザーバ3との間に配置し得るようにし、この断熱素子又は断熱層は、例えば、ネオプレン又は任意な他のタイプの変形可能な断熱材で形成した薄膜形態とする。この断熱素子又は断熱層35′は、温度調節素子2をキャビティ90に位置する周囲空気から断熱し、温度調節素子2を必要な温度にする時間及び温度調節素子2とリザーバ3の内容物との間におけるエネルギー伝達時間を減少することを可能にする。断熱素子又は断熱層は、ミキサ素子が課す応力によって変形し、したがって、変容させるべき混合物を収納する可撓性リザーバに撹拌/混合運動を伝達する。
図5fによれば、断熱素子又は断熱層35′は、好適にはリッド20に固定して、リザーバ3が装置内に存在しないとき、温度調節素子2に当接できるようにする。したがって、温度調節素子2の周囲空気と接触する領域全体にわたる氷結を排除できる。
図5gによれば、ミキサ10は円形体積体の形態をとり、その輪郭29は、温度調節素子2の輪郭18に整合するものとすることができ、この輪郭18は、凹面状又は凸面状とし、曲線形状、又は真直ぐでない若しくは部分的に真直ぐな任意な他の形状の局部的圧迫ゾーン8を形成できるようにする。ミキサ10が軸線19の周りに回旋するとき、これに従って、輪郭18によって部分的に画定される温度調節素子2の表面に平行な円形表面を輪郭29がトレース/走行するよう移動することができる。ミキサ10は回転軸線9の周りに自由に回旋するのが好ましい。ミキサ10の輪郭29の全体又は一部は、温度調節素子の輪郭18の全体又は一部に一致するのが好ましい。ミキサ10と接触する断熱素子35′の表面にはオイル又はグリースを塗布し、断熱素子35′の摩擦及び摩耗を軽減できるようにする。
混合物/組成物6の液相から固相への変容であって、好適には、100g〜180gのアイス部分を3分未満で調製するための変容には、複数のパラメータを必要とし、これらパラメータとしては、好適には以下のもの、すなわち、
・リザーバの温度調節素子と接触する側とは反対側の面に配置した断熱材、
・少なくとも1つの温度調節素子とリザーバの面との間における接触面積が70〜600cmであること、
・リザーバの少なくとも1つの温度調節素子と接触する表面の厚さが0.1〜0.5mmの範囲内であること、
・リザーバの面と接触する接触前及び/又は接触中における温度調節素子の温度が−20℃であること、
・リザーバの面と接触する温度調節素子の厚さが10mm未満であること、
・ミキサと温度調節素子との間における可変の狭窄又は局部的圧迫ゾーンが10mm未満であること、
・ミキサがリザーバに圧掛して狭窄又は局部的圧迫ゾーンを形成する長さが3〜20cmの範囲内であること、
・変容させるべき混合物の調製物及び流体それぞれの割合が1/4〜1/2であること、及び
・リザーバの面に圧掛するミキサの移動の速度を可変にすること、
がある。
図6によれば、本発明装置を動作させる方法であり、以下の順次のステップ、すなわち、
・装置を作動させるステップ100と、
・温度調節素子の温度を、好適には予めプログラムした動作温度に変更するステップ110と、
・好適には液体及び空気の形態とする流体を含む又は含まない状態の調製物を収容する少なくとも1つの可撓セクションを有するリザーバを、好適には−20℃より低い温度に予冷却した温度調節素子に接触させるステップ120と、
・ミキサをリザーバに接触させるステップ130と、
・ミキサを作動させ、ミキサを少なくとも1つの回転軸線に沿ってリザーバに対して移動又は並進位置させるステップ140と、
・変容が完了した後、混合物をリザーバから抽出するステップ150と、
・ミキサを停止する第7ステップ160と、
を有する。
この後、リザーバを取り出し、温度調節素子の温度に基づいてサイクルをステップ110又は120から再スタートすることができる。
以下の複数の中間及び随意的ステップ(図6で破線ブロック内)によれば、変容プロセスを改善、簡単化及び最適化して、装置をスピードアップし、またより一層小型化及び効率化することができる、すなわち、
・可動の断熱素子を、周囲空気に曝される温度調節素子の表面に接触するよう配置するステップ105であって、この断熱素子の配置を、リザーバを示す内に挿入する前の異なる時点で行い、温度調節素子の温度変化に要する時間を短縮し、また温度調節素子上での氷結を防止するステップ105、
・好適にはステップ105で使用したのと同一の断熱素子を、リザーバにおける温度調節素子と接触する側とは反対側の表面に接触するよう配置するステップ115であって、リザーバの一部を周囲空気から遮断し、またこれにより温度調節素子とリザーバ内容物との間のエネルギー伝達を向上させる、ステップ115、
・流体通路によってリザーバの開口部に接続した流体転送素子を介してリザーバに対して流体を導入する又は抜き出すステップ125であって、リザーバを流体転送素子に接続した後にいつでも流体を追加する又は取り出すことができる、ステップ125、
・ミキサと温度調節素子との間の距離変化に対応するようミキサがリザーバに圧掛する力を変化させるステップ135であって、この距離はミキサがリザーバに接触した後にいつでも変化できるようにする、ステップ135、
・必要であれば温度調節素子の温度を変更して、温度調節素子とリザーバ内容物との間のエネルギー伝達速度に作用できるようにするステップ145であって、このステップの作動は、装置が作動し次第即座に行い、温度調節素子の温度をモニタリングし、また温度調節素子の温度を手動又は自動で設定ポイントに維持するものとするステップ145、
・リザーバの一部をカットする、好適には一方の開口部のレベルでカットすることによってリザーバを開放し、混合物をリザーバから抽出できるようにするステップ155であって、リザーバを装置内に配置した後にいつでも行えるようにする、ステップ155、
・ミキサの移動方向を逆転させ、混合物を撹拌/混合する、混合物を抽出する、又は特定位置に移動させるための往復運動を生ずるステップ165、
・混合物を抽出する前にミキサを停止するステップ175であって、抽出システムがミキサを停止させることを必要とする場合に好ましいステップとされるが、ミキサが混合物の抽出機能と兼用する場合には必須ではないステップ175
がある。
したがって、本発明による混合物変容によれば、冷温調製物、アイス又はアイスクリームを要求に応じて即座に生産することができる。変容した混合物は、好適には、温度が−4℃より低いときリザーバから抽出する。リザーバは室温で保管することができ、冷温調製物又はアイスを消費し尽す前に冷蔵庫又は冷凍庫に保存する必要性を回避し、冷蔵庫又は冷凍庫保存は、保存及び消費地運搬のために大量のエネルギーを必要とする。
図7〜10に示す本発明の第2実施形態による温度調節装置は、温度調節素子202と、モータ230に取り付けた支持体215によって保持し、回転軸線209周りに自由に回旋するローラ又は円形体積体の形態としたミキサ210とを有する。調製物204及び/又は流体205を収容する、好適には、円形容積体又は平坦円環体の形態としたリザーバ203は、好適には、リザーバ203に接触できる円筒体又は任意な他の凹面状又は凸面状の形態とした温度調節素子202に当接するよう配置する。ミキサ210はキャビティ290内に配置し、リザーバ203に圧掛して、温度調節素子202とともに、リザーバ203において、好適には直線状又は真直ぐな形状の局部的圧迫ゾーンを形成するのが好ましい。
モータ230が作動するとき、ミキサ210はリザーバ203に対して移動し、リザーバ203内の調製物204及び/又は流体205の移動及び局部的加速を生じ、この作用によりリザーバ203の温度調節素子202に対する接触で熱交換を生ずるのと同時にリザーバ内容物の混合及び撹拌を行う。したがって、調製物204及び/又は液体205は、上述したのと同様に混合され、またアイス又は冷温調製物の形態である混合物206に変容することができる。リザーバ203に連通する少なくとも1個の開口部207によれば、混合物の変容前、変容中又は変容後に、調製物204及び/又は流体205及び/又は混合物206の幾分かの量又は全体を導入又は抜き出すことができる。
ミキサ210に対する温度調節素子202の相対位置は、図示しない少なくとも1つの機構によりモータ230及び/又は温度調節素子202を移動することによって変化させ、温度調節素子202とミキサ210との間におけるリザーバ203の狭窄又は局部的圧迫ゾーン208を変化させることができるようにする。
リザーバ203は、随意的に、ゴブレット又はカップ形状の剛性又は半剛性の構体203′を有し、この構体203′は、変容直後にリザーバ203の可撓セクション203″の全体又は一部を取り外すことによって、混合物206を収容するのに使用できる。したがって、もはや混合物206を他の容器に移し替える必要はなく、このことは、持ち帰りアイス生産にとくに適した、清潔、迅速、経済的、及び環境保護的なシステムにする。
図11に示す本発明の第3実施形態による温度調節装置は、温度調節素子302と、モータ330に取り付けた支持体315によって保持し、回転軸線309周りに自由に回旋するローラ又は円形体積体の形態としたミキサ310とを有する。調製物304及び/又は流体305を収容する、好適には、部分円筒形断面体又は平坦円環体の形態としたリザーバ303は、好適には、リザーバ303に接触できる部分円筒形状又は任意な他の凹面状又は凸面状の形態とした温度調節素子302に当接するよう配置する。ミキサ310はキャビティ390内に配置し、リザーバ303に圧掛して、温度調節素子302とともに、リザーバ303において、好適には直線状又は真直ぐな形状の局部的圧迫ゾーンを形成するのが好ましい。
モータ330が作動するとき、ミキサ310はリザーバ303に対して移動し、リザーバ303内の調製物304及び/又は流体305の移動及び局部的加速を生じ、この作用によりリザーバ303の温度調節素子302に対する接触で熱交換を生ずるのと同時にリザーバ内容物の混合及び撹拌を行う。したがって、調製物304及び/又は液体305は、上述したのと同様に混合され、またアイス又は冷温調製物の形態である混合物306に変容することができる。少なくとも1個の開口部307によれば、混合物の変容前、変容中又は変容後に、調製物304及び/又は流体305及び/又は混合物306の幾分かの量又は全体を導入又は抜き出すことができる。
ミキサ310に対する温度調節素子302の相対位置は、図示しない少なくとも1つの機構によりモータ330及び/又は温度調節素子302を移動することによって変化させ、温度調節素子302とミキサ310との間におけるリザーバ303の狭窄又は局部的圧迫ゾーン308を変化させることができるようにする。
図12a、12b及び12cに示す本発明の第4実施形態による温度調節装置は、温度調節素子402と、モータに取り付けた回転支持体415によって保持し、回転軸線409周りに自由に回旋するローラ又は円形体積体の形態としたミキサ410とを有する。調製物404及び/又は流体405を収容する、好適には、湾曲した、又は円形又は楕円形状の全体又は一部の形態としたリザーバ403は、好適には、リザーバ403に接触できる円筒体又はディスク形状又は任意な他の凹面状又は凸面状の形態とした温度調節素子402に当接するよう配置する。ミキサ410は、好適には、回転支持体415に取り付けた回転軸線409′周りに自由に回旋し、また回転支持体415に位置する軸線461周りに回動するローラ又は円形体積体の形態とした圧掛素子460に接触するのが好ましい。ミキサ410はリザーバ403に圧掛して、温度調節素子402とともに、リザーバ403において、好適には直線状又は真直ぐな形状の局部的圧迫ゾーンを形成する。圧掛素子460もリザーバ403に圧し掛かり、温度調節素子402とともに、リザーバ403に局部的圧迫ゾーンを形成する。開口部407,407′をリザーバ403の両側に配置し、リザーバ403の内容物を充填及び空にすることができるようにする。少なくとも一方の開口部407′のセクションは、好適には、80mmより大きい幅広のものとし、より少ない労力で変容した混合物406をリザーバから抽出できるようにする。
開口部407,407′を閉鎖又は遮断する随意的な閉塞素子を配置し、充填する及び空にする作業をリザーバ403の内容物の撹拌/混合と同調できるよう動作させる。1個又は複数個の閉塞素子457,457′を、リザーバ403の内部容積にできるだけ近接する開口部407,407′の1個又は複数の通路又は出口領域に圧掛するようにし、開口部407,407′の1個又は複数の通路又は出口領域に幾らかの混合物(死体積量)が残存するのを防止する。この死体積量は凍結し、また変容混合物とは異なる稠度のプラグを形成し、混合物の抽出部分の全体又は一部及び/又はその品質を劣化する。
モータが作動する、例えば、反時計方向に回転するとき、ミキサ410はリザーバ403に対して移動し、圧掛素子460を連行し、リザーバ403内の調製物404及び/又は流体405の移動及び局部的加速を生じ、この作用によりリザーバ403の温度調節素子402に対する接触で熱交換を生ずるのと同時にリザーバ内容物の混合及び撹拌を行う。したがって、調製物404及び/又は液体405は、上述したのと同様に混合され、またアイス又は冷温調製物の形態である混合物406に変容することができる。
停止又は不動化素子470は、一方の開口部407′の近傍で圧掛素子460を停止又は不動化できるよう配置するのが好ましい。モータが逆方向、すなわち時計方向に回旋し、また停止又は不動化素子470を作動させるとき、ミキサ410は、混合物406の形態であるリザーバ403の内容物を圧掛素子460に押し付け、これにより内容物が停止又は不動化素子470に衝合するまでこの逆方向に移動する。開口部407′の近傍に配置した随意的な切断素子480は、圧掛素子460が停止又は不動化素子470に衝合する前に、圧掛素子460によって連行される。このとき、切断素子480は、好適には、開口部407′の領域でリザーバ403の全体又は一部を切断/切開する。圧掛素子460が停止又は不動化素子470に衝合するとき、切断素子480は、好適にはばねの形態とした復帰素子481の支援により初期位置に復帰する。切断素子480は、リザーバがシステム内に配置されている場合にはいつでも作動させることができ、ミキサ410のリザーバ403上における運動の作動前、作動中、作動後にリザーバ403の全体又は一部を切断/切開することができる。
混合物406は、閉塞素子457′が開口部407′を開通させるときリザーバ403から押し出すことができる。閉塞素子は圧掛素子460の運動によって機械的に作動しまた不作動状態となることができる。閉塞素子457,457′は様々な形態をとることができ、例えば、圧掛素子、挟み込み素子、又は機械的、電気機械的、手動的若しくは自動的に作動するバルブの形態とすることができる。
ミキサ410がリザーバ403上に圧掛する高さは、ミキサ素子の運動中にリザーバ403に収容される混合物406の幾分かの量又は全体を押し込むよう調整することができる。開口部407は、リザーバ403をシステム内に導入するとき機械的に穿通する、又は開口部407内に導入される流体圧力によって穿通することができる。停止又は不動化素子470は、圧掛素子460を一方向に移動させることができ、また逆方向には自動的に不動化するラチェットの形態とすることができる。リザーバ403の内部容積は、円形容積体又は平坦円環体の形態であって、回転支持体415が混合物406上に圧し掛かることによる混合物406の一部の圧搾を防止できる形態とするのが好ましい。
本発明のこの実施形態は、ミキサ410が往復運動よりも速く回転できるため混合物406の混合速度を速くする可能性をもたらす。この解決法は、とくに、ミキサ410及び圧掛素子460を回転支持体415に一体化することによりシステムの全体サイズを縮小するのに適している。
図12bによれば、リザーバ403に圧掛するミキサ410の長さRは、互いに対向する2つの面間におけるリザーバ403の内部容積の最大圧掛距離Lよりも長いものとし、これにより、ミキサ410が、リザーバ403の内部容積を温度調節素子402に投影した面積の大部分又は全体上を走行する。このようにして、混合物406全体がリザーバ403内で移動し、撹拌/混合中に温度調節素子402と均一に熱交換できるようになる。
図13及び図13aによれば、リザーバ503は、好適には円形形状であり、また2つのプラスチックフォイルであって、それらの端縁で熱又は超音波による溶接部596,596′によって取り付けた該プラスチックフォイルで形成する。開口部507は、好適には、リザーバ503のフォイル間に溶着したプラスチックチューブの形態とし、リザーバ593の内部容積とリザーバ503の外部との間の通路を生ずるようにする。開口部507は、好適には、本発明による装置にリザーバを使用するとき流体をリザーバ内に導入できるよう穿通、取外し又は剥ぎ取りができる閉鎖素子594を有するものとする。開口部507′は、好適には、混合変容システムにリザーバを使用するとき、流体又は調製物をリザーバから抽出できるよう穿通、取外し又は剥ぎ取りができる閉鎖素子594′を有するものとする。リザーバ503の素子594′は、ミキサ素子が調製物に加える圧力が閉鎖素子594′を開放するに十分であるとき、上述の原理により自動的に開放するのが好ましい。このようにして、調製物はリザーバ503から抽出することができ、開口部507′を切断する必要はない。
溶接部596’’、溶接部596’’’、溶接部596’’’’をリザーバに随意的に配置してリザーバ内に狭窄領域を形成し、混合物の変容プロセス中に調製物の乱流及びかき混ぜを向上できるようにする。溶接部596’’’’は、さらに、ミキサ素子の軸受領域として作用し、混合物の幾分かの量が支持体の下側に配置されるのを防止する。
溶接部596’’’’の内側で、好適には、リザーバ503の中心に位置するリザーバの表面597は、リザーバ503を装置内に導入する際に、装置の温度調節素子又はリッドに位置する切断素子(図示せず)によってカットできる。表面597は予めカットしておくこともできる。このようにして、表面597内に形成した開口又は孔は、リザーバの内容物から隔絶され、リザーバの内容物に接触することなく、ガイド又は検出素子をリザーバに挿通することができる。
少なくとも1つの溶接部596’’’’’を開口部507′に随意的に配置し、組成物に特定輪郭を付与することを意図した少なくとも2つの出口通路598,598′を生じ得る表面597′を形成する。溶接部596’’’’’の内側で、好適にはリザーバ503の閉鎖素子594′に隣接して位置するリザーバの出口における表面597′は、リザーバ503を装置内に導入する際に、装置の閉塞素子又はリッドに位置する切断素子(図示せず)によって切断することができる。表面597′は、予めカットしておくこともできる。このようにして表面597′に形成した開口又は孔は、リザーバの内容物から隔絶され、リザーバの内容物に接触することなく、ガイド又は検出素子をリザーバに挿通することができる。
溶接部596’’’’、溶接部596’’’’’は、リザーバ503の面同士を固定する任意な素子に置き換えることができ、例えば、リザーバ503の内容物から隔絶した表面597,597′を形成するリング、環状体又は構体とすることができる。溶接部596、596′、596’’、溶接部596’’’は、リザーバ503の面同士を固定する任意な手段に置き換えることができ、例えば、接着剤、プラスチック構体、又はリザーバ503の2つの面を互いに取り付ける任意のシステムとすることができる。
図14及び図15によれば、リザーバ603及び703の開口部607,607′及び707,707′は、互いに20°〜180゜の間における角度αをなすよう配置することができる。開口部のこの配置によれば、さらに、装置の作動の際にリザーバを配置及び保持する選択した形態にしてリザーバを装置内に挿入し易くする。
本発明の多くの変更実施形態によれば、上述した種々の実施形態に対して以下の変更及び/又は追加、すなわち、
・キャリッジ14及び支持体15は、温度調節素子2に当接配置したリザーバ3に対するミキサ10の回転運動及び線形運動を複合できるよう構成する、
・リザーバ203及びミキサ210を温度調節素子202の外側に配置する、
・リザーバ203及び温度調節素子202を円錐状の形状にする、
・リザーバは、互いに隔絶した隔室に分離した複数個の混合物成分を有するよう隔室化する。装置は、上述した変容のプロセス前、プロセス中又はプロセス後に隔室を互いに連通させるよう構成する、
・リザーバは、システムを開閉するシステム、例えば、貼付式フラップ、クリップ付けフラップ、ジップ、封止した取外し可能素子、ストッパ、剥離可能素子、又は熱溶着若しくはリザーバを引き裂く又は切断することなく変容した混合物を抽出できる任意な他の種類の手段を有する、
・ミキサを取外し可能なものとする、
・ミキサ及び/又は温度調節素子は、少なくとも1つの溝、窪み、キャビティ、増大させた厚さ部、又はリザーバ内で混合物が特定の規則的又は不規則的な移動を生じ得る任意な他の特別な形状を設けた輪郭を有する、
・ミキサを、リザーバにおける複数の領域で圧掛するよう多数の部品で製造し、リザーバ内で混合物が特定の又は不規則な移動を生ずるようにする、
・複数のミキサを、円形、トラバース、側方、斜め若しくは垂直方向の軌跡、又はそれらの組合せ運動によりリザーバに圧掛する運動を生ずるよう配置し、リザーバと少なくとも1つの温度調節素子との間における熱交換前、熱交換中、熱交換後にリザーバからの内容物の流れを生ずるようにする、
・温度調節素子に穿通又はスプライン加工を施し、温度調節素子上に周囲空気の凝縮から生ずる水が流れるようにする、
・温度調節素子を垂直方向に配置して、温度調節素子上に周囲空気の凝縮から生ずる水が流れ易くする、
・温度調節素子上に複数個のリザーバを配置し、複数の混合物を同時に調製するよう装置を構成し、例えば、それぞれを個別リザーバ内で生産し、またリザーバの開口部に対面配置した容器内に同時又は順次に抽出する2つのフレーバーを有するアイスを得る、
・自動的又は手動により移動するターンテーブル又は任意な他のコンベア上に配置した複数個の容器に混合物を抽出するよう、装置を構成する、
・リザーバは、異なるタイプのプラスチック又は他の可撓性若しくは部分的に可撓性の材料で、好適には、再生可能、生物分解性及び/又は食品等級の材料により作製する。さらに、リザーバは、金属又は部分的に金属化したもので形成し、熱伝導を向上し、また厚さを減少するようにする。リザーバの表面は、アイスを温度調節素子に付着させるリスクを減少する材料とする、又はこのような材料で被覆する、
・リザーバは、システム内に配置する前に流体又は調製物を添加する必要がない使用準備が整った混合物を予充填する、
・リザーバは、保管、取扱い操作、本発明による装置に対する挿入及び/又は抽出を容易にするフレーム、構体、又は剛性若しくは半剛性の素子を有する、
・フレーム、構体、又は素子は一体化する、及び/又はリザーバの付属機能部、例えば、留め具、カッタ、注ぎ口、スクレーパ、プッシャ、固定クリップ若しくは支持体、ラベル、バーコード、RFIDタグ、位置ポカよけヨーク、ヒンジ、ハンドル、又はリザーバの全体又は一部の保管、輸送、取扱い操作、充填、内容を空にする、使用、リサイクルを容易にするのを意図した任意な他の素子を形成する、
・フレーム、構体又は素子は、例えば、素子を巻回することによる円筒形又は円錐形となるようリザーバに所定形状又は可変形状を付与することを意図する、
・フレーム、構体、素子、リザーバの任意な部分、又はコネクタ(17)は、リザーバタイプ及び/又は装置の1つ若しくは複数の動作パラメータ、例えば、リザーバ内に導入すべき流体量、混合時間、温度調節素子の温度、装置のスタート又は停止の適用に関する識別情報を伝送することを意図する、
・フレーム、構体、素子、リザーバの任意な部分、又はコネクタ(17)は、形状、色、温度、透明度、波反射、波吸収、1つ又は複数の機械的、電子的、電気機械的、又は化学的センサ及び/又はトランスミッタによって識別及び/又は伝送することができる任意な他の種類に関する情報を装置又は装置を含む機器に伝送する、
・温度調節素子は、とくに、ガス又は液体の冷媒流体を含む熱伝達方法、コンプレッサを有する冷却システム、「ペルチェ」モジュールのような熱電素子、加熱対又は任意な他のタイプによって、冷却又は加熱する、
・装置の全体サイズは、エンブラコ社「ワイズモーション(Wisemotion)」タイプ又は任意な他の同様タイプのオイルフリーコンプレッサを有する冷媒ガス冷却システムを使用して大幅に減少する、
・調製物、液体又は混合物は、リザーバ内に個別に又は一緒に導入することができ、この導入は、リザーバを装置内に挿入する前、挿入中、又は挿入後にリザーバを空状態にしておく、
・リザーバは、調製物の保存可能期間を最適化し、リザーバの容積を減少し、また使用前に衛生標準又は他の標準に基づいて内容物の調整状態を確保するよう真空又は調整雰囲気内で充填する、
・リザーバは、使用前、使用中及び使用後に内容物及びその状態を識別できるよう全体的又は部分的に透明なものにする、
・リザーバは、互いに超音波溶接又は熱溶着又は貼付けしたフィルムで形成したプラスチック製のサッシェ又はバッグの形態とする、
・リザーバは、開口部を持たず、変容すべき混合物を予充填し、使用準備が整った状態にして収容し、変容した後に、混合物は、手動で又は自動的にリザーバの全体又は一部を引き裂く、切断する又は開放することによって抽出する、
・バーコード、色コード、又はRFIDタグの形態としたラベル付けシステムをリザーバに配置し、予めプログラムしたパラメータに基づいてシステムがリザーバを自動的に認識し、充填、混合、温度調節素子の温度、及び空にすることができるようにする、
・装置は、混合物を変容させる方法のパラメータのうち幾つか又は全部を適用できるようユーザーがプログラムできる又は予めプログラムした電子インタフェースを介して制御するよう構成する、
・装置は、混合物の成分を変更して、意のままに品質、味、質感を変えたものにするよう、例えば、空気のような流体をリザーバに対して追加又は除去するよう構成する、
・装置の調整素子における制御の全体又は一部を手動又は自動的に行う、
・装置は、温度調節素子から可撓性リザーバを取り出し易くする解氷素子を組み込む、
・装置は、画面付き又は画面なし、ボタン付き又はボタンなし、マイクロフォン付き又はマイクロフォンなし、拡声器又はブザーのような音発生器付き又は音発生器なし、インジケータ光付き又はインジケータ光なしの制御電子機器を組み込んだ構成とする、
・装置は、装置の動作をモニタリングし、また制御するのに使用する任意なタイプの温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、閉鎖センサ、又は装置の動作をモニタリングし、また制御するのに使用する任意なタイプのセンサを組み込むよう構成する、
・装置は、少なくとも1つの外部装置と有線又は無線で通信するよう構成し、装置の動作に関する情報を送受信し、装置のソフトウェアコンポーネントをアップデートし、誤作動を診断し、電子ストアに注文を送り、動作命令を送受信し得るようにし、装置の電気的又は電子的なコンポーネントのすべてを接続し、制御電子機器によってモニタリングしかつ制御する、
・ミキサも、混合物の変容時間を減少するよう温度調節する、
・装置は、リザーバ内流体導入前、導入中、又は導入後に、水又は流体を冷却又は加熱するよう構成する、
・装置は、リザーバにおける一方の開口部に対面し、変容した混合物を受け容れる少なくとも1個の容器を冷却又は加熱するよう構成する、
・装置は、リザーバから抽出した混合物に他の流体、固形物又は半固形物、例えば、チョコレート、スイーツ、シャンティクリーム、キャラメル等を追加するよう構成する、
・温度調節素子は、ミキサに対する相対移動を生ずるよう可動にし、上述の任意な変更例による上述したのと同様に変容プロセスを実施できるようにする、
・装置は、混合物を変容することを意図した任意なタイプの機器、好適には、混合物を変容させる場所で消費すべき部分を生産するアイスマシンの形態とした機器に組み込む、
といった変更及び/又は追加を行うことができる。
本発明の多くの実施形態を説明したが、説明しない他の変更例もある。したがって、本発明の範囲は上述した実施形態に限定されるものではない。

Claims (55)

  1. 少なくとも部分的に液体と混合した調製物を含有する出発組成物の稠度を変更するための温度調節装置であり、前記装置は、前記出発組成物を収容し、また2つの互いに対向する面を有し、これら面のうち少なくとも一方は可撓セクションを有するリザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を収納するよう構成し、前記装置は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)における前記互いに対向する面のうち一方の面に接触するよう配設される所定接触面を有する温度調節素子(2; 202; 302; 402)と、並びに前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)内の前記組成物を混合する撹拌手段と、を備え、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)内に収容される前記組成物の温度は、撹拌動作中に前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)との伝導によって変更して、変容した稠度の最終組成物が得られるようにする、該温度調節装置であって、前記撹拌手段は、ミキサ(10; 210; 310; 410)と、並びに前記リザーバを前記装置の前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)上に配置して、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の内部に局部的圧迫ゾーン(8; 208; 308)を生ずるようにするとき、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)が前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)の前記可撓セクションに圧し掛かるよう構成した駆動手段(30; 230; 330)と、を有することを特徴とし、また、前記駆動手段(30; 230; 330)は、さらに、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)を前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)の前記可撓セクションに対して移動させて、撹拌動作中に前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)に収容した組成物を混合するよう前記局部的圧迫ゾーン(8; 208; 308)を前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の内側に移動させる構成とする、ことを特徴とする温度調節装置。
  2. 請求項1記載の温度調節装置において、前記調製物は、粉末形態の任意な物質を含む、ことを特徴とする温度調節装置。
  3. 請求項1又は2記載の温度調節装置において、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)及び前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)は互いに相対移動できるよう構成し、この相対移動可能構成は、前記装置は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を受け入れるよう前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)にアクセスできる開放形態から、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)が前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の可撓セクションに圧し掛かる閉鎖形態に移行できるように行う、ことを特徴とする温度調節装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記局部的圧迫ゾーンはほぼ直線的なものとする、ことを特徴とする温度調節装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)は細長い形状とすることを特徴とし、また前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)に圧し掛かることを意図した前記ミキサ(10; 210; 310; 410)の長さ(R)は、前記リザーバにおける内部容積の最大圧掛距離(L)の少なくとも90%に対応して、前記内部容積を画定する前記リザーバの2つの対向側面間に延在するほぼ直線的な局部的圧迫ゾーンを生ずるようにする、ことを特徴とする温度調節装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記駆動手段(30; 230; 330)は、前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)の接触面にほぼ平行な表面に沿って前記ミキサ(10; 210; 310; 410)を移動するよう構成する、ことを特徴とする温度調節装置。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、さらに、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)の接触面と前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)の接触面との間の距離を調整できるよう構成した位置決めシステム(40, 41)であって、混合する動作前、動作中、動作後に前記距離を変化させることができるようにした、該位置決めシステム(40, 41)を備える、ことを特徴とする温度調節装置。
  8. 請求項7記載の温度調節装置において、前記距離は、0.2mm〜10mmの間で変化する、ことを特徴とする温度調節装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)は、円形体の形態、好適には、回転軸線周りに自由に回動するよう構成したローラとし、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の前記可撓セクション上における前記ミキサ(10; 210; 310; 410)の移動は転動によって行うことができる、ことを特徴とする温度調節装置。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記駆動手段(30; 230; 330)は、混合する動作前、動作中、又は動作後に前記ミキサ(10; 210; 310; 410)に対して往復移動を与えるよう構成する、ことを特徴とする温度調節装置。
  11. 請求項1〜10のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記駆動手段(30; 230; 330)は、さらに、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)に圧し掛かる前記ミキサ(10; 210; 310; 410)を移動して、変容した稠度の最終組成物を前記リザーバから抽出できるよう構成した、ことを特徴とする温度調節装置。
  12. 請求項3〜11のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、さらに、好適には、薄膜の形式とした断熱素子(35′)であって、装置を開放形態から閉鎖形態にするとき、前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)に対して移動し得る、該断熱素子(35′)を備える、ことを特徴とする温度調節装置。
  13. 請求項12記載の温度調節装置において、好適には、薄膜の形式とした前記断熱素子(35′)は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)上に配置し、また前記装置を閉鎖形態にするとき、前記温度調節素子に接触するのとは反対側の前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の面をカバーするよう構成する、ことを特徴とする温度調節装置。
  14. 請求項12又は13記載の温度調節装置において、好適には、薄膜の形式とした前記断熱素子(35′)は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)上に配置し、また前記装置を閉鎖形態にするとき、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の前記可撓セクションを有する面をカバーするよう構成する、ことを特徴とする温度調節装置。
  15. 請求項12〜14のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、好適には、薄膜の形式とした前記断熱素子(35′)は、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)によって変形可能とする、ことを特徴とする温度調節装置。
  16. 請求項1〜15のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、さらに、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)内に流体を注入する注入システムであって、この目的のため、前記調製物を収容する前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の開口部(7, 7’)に接続し得る流体通路(53)に連通する流体リザーバ(55)を有する、該注入システムを備える、ことを特徴とする温度調節装置。
  17. 請求項16記載の温度調節装置において、前記注入システムは、さらに、前記流体通路(53)及び/又は前記流体リザーバ(55)の近傍に又は前記流体通路(53)及び/又は前記流体リザーバ(55)の全体若しくは一部に当接するよう配置した熱交換器(55)を有し、前記流体を前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)に導入する前及び導入中に前記流体の温度を制御できるようにする、ことを特徴とする温度調節装置。
  18. 請求項1〜17のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、さらに、前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)と接触する冷却システム又は加熱体を備える、ことを特徴とする温度調節装置。
  19. 請求項1〜18のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、さらに、前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)を配設するベース(21)と、前記撹拌手段(10; 410)及び駆動手段を有するリッド(20)と備える、ことを特徴とする温度調節装置。
  20. 請求項19記載の温度調節装置において、さらに、前記リッド(20)は前記ベース(21)に対して枢動するよう備え付け、前記装置は、前記リザーバ(3)を受け入れる展開形態から、前記ミキサ(10)が前記リザーバ(3)の前記可撓セクションを少なくとも部分的に圧迫する閉鎖形態に移行できるようにする、ことを特徴とする温度調節装置。
  21. 請求項19又は20記載の温度調節装置において、前記ミキサ(10; 410)は、前記駆動手段によって移動し得る支持体(15; 415)に対して枢動するよう備え付け、前記ミキサ(10; 410)が前記温度調節素子(2; 402)の接触面にほぼ平行な平面に対して移動できるようにする、ことを特徴とする温度調節装置。
  22. 請求項21記載の温度調節装置において、前記リッド(20)を前記支持体(15; 415)に連結するアクチュエータ(40)を備え、前記アクチュエータ(40)は、前記ミキサ(10; 410)の前記支持体(15; 415)に連結する位置決め部材(41)と連係動作し、前記アクチュエータ(40)が前記平面に直交する軸線に沿って作動するとき前記支持体(15; 415)を移動できるようにし、前記リザーバ(3; 403)を前記温度調節素子(2; 402)上に配置するとき前記リザーバ(3; 403)の可撓セクションに対して前記ミキサ(10; 410)が加える圧力を調整できるようにする、ことを特徴とする温度調節装置。
  23. 請求項1〜18のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記温度調節素子(202)は、前記リザーバ(203)の可撓セクションの面を少なくとも内周の少なくとも一部で受け入れるよう構成した、好適には、円形円筒体であることを特徴とし、前記ミキサ(210)は、前記リザーバ(203)の前記可撓セクションの反対側の面に接触して前記温度調節素子(202)とともに局部的圧迫ゾーンを形成し得るようにすることを特徴とし、また前記駆動手段は、前記温度調節素子(202)とほぼ同心状の表面に沿って前記ミキサ(210)を駆動する構成とする、ことを特徴とする温度調節装置。
  24. 請求項1〜23のうちいずれか一項記載の温度調節装置を備え、冷温調製物、とくにミルクシェイク、アイス、又はアイスクリームを作製するマシン。
  25. 少なくとも部分的に液体と混合した調製物を含有する出発組成物の稠度を変更するための温度調節装置であり、前記装置は、前記出発組成物を収容し、また2つの互いに対向する面を有し、これら面のうち少なくとも一方は可撓セクションを有するリザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を収納するよう構成し、前記装置は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503)における前記互いに対向する面のうち一方の面に接触するよう配設される所定接触面を有する温度調節素子(2; 202; 302; 402)と、並びに前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)内の前記組成物を混合する撹拌手段と、を備え、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)内に収容される前記組成物の温度は、撹拌動作中に前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)との伝導によって変更して、変容した稠度の最終組成物が得られるようにする、該温度調節装置であって、さらに、前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)に対して相対移動し得るよう構成した断熱素子(35’)を備える、ことを特徴とする温度調節装置。
  26. 請求項25記載の温度調節装置において、前記断熱素子(35′)は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)上に配置し、また前記装置を閉鎖形態にするとき、前記温度調節素子に接触するのとは反対側の前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の面をカバーするよう構成する、ことを特徴とする温度調節装置。
  27. 請求項25又は26記載の温度調節装置において、前記断熱素子(35′)は、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)を前記温度調節素子(2; 202; 302; 402)上に配置し、また前記装置を閉鎖形態にするとき、前記リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)の前記可撓セクションを有する面をカバーするよう構成する、ことを特徴とする温度調節装置。
  28. 請求項25〜27のうちいずれか一項記載の温度調節装置において、前記断熱素子(35′)は、前記ミキサ(10; 210; 310; 410)によって変形可能な薄膜の形態をとる、ことを特徴とする温度調節装置。
  29. 請求項25〜28のうちいずれか一項記載の温度調節装置を備え、冷温調製物、とくにミルクシェイク、アイス、又はアイスクリームを作製するマシン。
  30. 出発組成物の稠度を変更するための請求項1〜24、及び25〜29のうちいずれか一項記載の温度調節装置を動作するための方法であって、
    vii. 前記温度調節装置を作動させるステップと、
    viii. 前記装置の前記温度調節素子の温度を変更するステップと、
    ix. 少なくとも1つの可撓セクションを有し、また前記出発組成物を収容するリザーバを前記温度調節素子に接触するよう位置決めするステップと、
    x. 前記ミキサが前記リザーバの前記可撓セクションに圧し掛かるよう前記ミキサを移動させ、前記リザーバの内側に局部的圧迫ゾーンを生ずるようにするステップと、
    xi. 前記ミキサを前記リザーバの前記可撓セクションに対して移動させ、混合する動作中に前記リザーバ内の組成物を混合するよう前記リザーバの内側における前記局部的圧迫ゾーンを移動させるステップと、
    xii. 前記リザーバから変容した稠度の最終組成物を抽出するステップと、
    を有する、方法。
  31. 請求項30記載の方法において、前記温度調節素子は−20°より低い温度に冷却する、方法。
  32. 請求項30又は31記載の方法において、さらに、温度調節素子を前記リザーバに接触するよう配置するステップを有する、方法。
  33. 請求項30〜32のうちいずれか一項記載の方法において、さらに、前記混合する動作前、動作中又は動作後に前記リザーバに対して流体を追加する又は取り出すステップを有する、方法。
  34. 請求項30〜33のうちいずれか一項記載の方法において、さらに、前記混合する動作のスタート時に前記ミキサに所定移動速度を与え、その後前記混合動作中には前記ミキサの移動速度を好適には徐々に減少させるステップを有する、方法。
  35. 請求項30〜34のうちいずれか一項記載の方法において、さらに、前記混合する動作前、動作中又は動作後に、前記ミキサの接触面と前記温度調節素子の接触面との間の距離を変更するステップを有する、方法。
  36. 請求項35記載の方法において、前記混合する動作中に、前記距離を徐々に増加するステップを有する、方法。
  37. 請求項30〜36のうちいずれか一項記載の方法において、さらに、前記混合する動作前、動作中又は動作後に、前記ミキサの移動方向を逆転させるステップを有する、方法。
  38. とくにミルクシェイク、アイス、又はアイスクリームを作製するための出発組成物の稠度を変更する温度調節装置のための、前記出発組成物を収容することを意図したリザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)であって、
    ・70cm〜600cmの範囲にわたる、好適には150cm〜200cmの範囲にわたる面積を有するほぼ同一寸法の2つの互いに対向する面であり、少なくとも一方の面は少なくとも1つの可撓セクションを有し、前記2つの対向する面のうち一方は温度調節素子と接触することを意図したものとする、該2つの対向する面と、
    ・流体通路と接続する構成とした第1開口部(7; 207; 307; 407; 507)と、及び
    ・変容した稠度の最終組成物を前記リザーバから抽出できる構成とした第2開口部(7’; 407’; 507’)と、
    備える、ことを特徴とするリザーバ。
  39. 請求項38記載のリザーバにおいて、前記第1及び第2の開口部(7, 7’; 407, 407’; 507, 507’)は、それぞれ第1及び第2の閉塞素子(594, 594’)により封止することを特徴とし、前記第1閉塞素子(594)は、前記第1開口部(7; 407; 507)を流体が前記リザーバ内に自由に流入できるようにする構成とするとともに、前記第2閉塞素子(594’)は、圧力閾値が前記リザーバ内で前記第2閉塞素子(594’)の所定レベルに達すると即座に変容した稠度の最終組成物が前記リザーバから自由に抽出できるようにする構成とする、ことを特徴とするリザーバ。
  40. 請求項38又は39記載のリザーバにおいて、前記第1開口部(7; 207; 307; 407; 507)は、前記流体通路に接続すべきコネクタ(17)を有し、前記コネクタ(17)は、前記温度調節装置への情報又は識別子の伝送を意図した素子を有する、ことを特徴とするリザーバ。
  41. 請求項38〜40のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、前記第2開口部(7’; 407’; 507’)は少なくとも80mmの面積を有する、ことを特徴とするリザーバ。
  42. 請求項38〜41のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、前記第2開口部(7’; 407’; 507’)の幅は少なくとも15mmとする、ことを特徴とするリザーバ。
  43. 請求項38〜42のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、前記対向する面のうち一方は、断熱素子(35)に対面する、ことを特徴とするリザーバ。
  44. 請求項38〜43のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、前記第1及び第2の開口部(507, 507’)の互いの位置間における角度は、20°〜180゜の範囲内の角度、好適には180゜の角度とする、ことを特徴とするリザーバ。
  45. 請求項38〜44のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、前記第2開口部(507’)のレベルで前記リザーバ内容物から隔絶し、またガイド又は検出素子を受け入れる構成とした表面(597’)を有する、ことを特徴とするリザーバ。
  46. 請求項38〜45のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、円形形状であり、前記リザーバの中心で前記リザーバの内容物から隔絶し、またガイド又は検出素子を受け入れる構成とした表面(597)を有する、ことを特徴とするリザーバ。
  47. 請求項38〜46のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、互いに取り付け合った2つのプラスチックフィルムによって形成する、ことを特徴とするリザーバ。
  48. 請求項38〜47のうちいずれか一項記載のリザーバにおいて、前記リザーバが前記出発組成物を収容するとき、前記リザーバの厚さは、10mmに等しい又はそれ未満とする、ことを特徴とするリザーバ。
  49. とくにミルクシェイク、アイス、又はアイスクリームを作製するための出発組成物の稠度を変更する温度調節装置のための、前記出発組成物を収容することを意図した予充填リザーバ(3; 203; 303; 403; 503; 603; 703)であって、
    ・70cm〜600cmの範囲にわたる、好適には150cm〜200cmの範囲にわたる面積を有するほぼ同一寸法の2つの互いに対向する面であり、少なくとも一方の面は少なくとも1つの可撓セクションを有し、前記2つの対向する面のうち一方は温度調節素子と接触することを意図したものとする、該2つの対向する面と、
    ・閉塞素子(594’)によって封止した開口部(7’; 407’; 507’)であって、前記閉塞素子(594’)は、圧力閾値が前記リザーバ内で前記第2閉塞素子(594’)の所定レベルに達すると即座に変容した稠度の最終組成物が前記リザーバから自由に抽出できるようにする構成とする、該開口部(7’; 407’; 507’)と、
    を備える、ことを特徴とする予充填リザーバ。
  50. 請求項49記載の予充填リザーバにおいて、前記開口部(7’; 407’; 507’)は、少なくとも80mmの面積を有する、ことを特徴とする予充填リザーバ。
  51. 請求項49又は50記載の予充填リザーバにおいて、前記開口部(7’; 407’; 507’)の幅は少なくとも15mmとする、ことを特徴とする予充填リザーバ。
  52. 請求項49〜51のうちいずれか一項記載の予充填リザーバにおいて、2つのプラスチックフィルムによって形成する、ことを特徴とする予充填リザーバ。
  53. 請求項49〜52のうちいずれか一項記載の予充填リザーバにおいて、前記リザーバがほぼ円形容積部を有するよう互いに固定する2つのプラスチックフィルムによって形成する、ことを特徴とする予充填リザーバ。
  54. 請求項49〜53のうちいずれか一項記載の予充填リザーバにおいて、前記開口部(507’)のレベルで前記リザーバ内容物から隔絶し、またガイド又は検出素子を受け入れる構成とした表面(597’)を有する、ことを特徴とする予充填リザーバ。
  55. 請求項49〜52のうちいずれか一項記載の予充填リザーバにおいて、円形形状であり、前記リザーバの中心で前記リザーバの内容物から隔絶し、またガイド又は検出素子を受け入れる構成とした表面(597)を有する、ことを特徴とする予充填リザーバ。
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