JP2017504604A - フッ化水素およびz−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンの共沸組成物 - Google Patents

フッ化水素およびz−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンの共沸組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む共沸組成物または擬共沸組成物に関する。(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、好ましくは、テトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択される。

Description

本発明は、フッ化水素およびZ−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンに基づく共沸組成物または擬共沸組成物に関する。
1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd)としても知られる3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンは、二つの異性体の形で存在する。即ち、シス異性体、即ち、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン(HCFO−1233zdZ)、およびトランス異性体、即ち、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン(HCFO−1233zdE)である。それらはそれぞれ異なる沸点、即ち、トランス化合物については18.5℃、シス化合物については39.5℃を有する。
E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン(HCFO−1233zdE)に基づく流体については、特に熱伝達流体、噴射剤、発泡剤、膨張剤、ガス状誘電体、重合媒体もしくはモノマー、支持流体、研磨剤、乾燥剤および発電装置のための流体として、各種産業分野において多くの用途が見出された。
HCFO−1233zdEの製造は、HCFO−1233zdEに近い沸点を有する多数の副生成物を伴う。これは非常に複雑で高価な精製工程につながる。HCFO−1233zdEの精製中に遭遇する難点は、一般に所望の生成物の結果的な損失を引き起こす。また、副生成物は、HCFO−1233zdEと共沸組成物を形成するおそれがあり、単純な蒸留による分離が非常に困難または不可能ですらある。
US6013846号は、HCFO−1233zdおよびフッ化水素(HF)の共沸組成物を記載する。この文献は、HCFO−1233zdの異性体については言及していない。
US6328907号は、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)およびHFの共沸組成物を記載する。
US8378158号は、HCFO−1233zdZおよびHFの擬共沸組成物を記載する。
US7423188号は、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234zeE)およびHFの共沸組成物を記載する。
WO2008/002500号は、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234zeZ)およびHFの共沸組成物を記載する。
US7183448号は、HFC−245faおよびHCFO−1233zdの共沸組成物を記載する。この共沸混合物はHCFO−1233zdのトランス異性体を用いて得られることがこの文献で指摘されている。
US8075797号は、HF、HFC−245fa、およびHCFO−1233zdの擬共沸組成物を記載する。この擬共沸混合物はHCFO−1233zdのトランス異性体を用いて得られることがこの文献で指摘されている。
他の共沸組成物、特にHCFO−1233zdEの製造に関与できる化合物に基づく共沸組成物を提供する必要性が依然として存在する。しかし、一般には、共沸混合物を予測することは困難である。
米国特許第6013846号明細書 米国特許第6328907号明細書 米国特許第8378158号明細書 米国特許第7423188号明細書 国際公開第2008/002500号 米国特許第7183448号明細書 米国特許第8075797号明細書
本発明は、まず、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む共沸組成物または擬共沸組成物に関する。
一実施形態によれば、(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、3個の炭素原子を含み、好ましくは部分的にまたは完全にハロゲンによって置換されたプロパンおよびプロペンから選択される。
一実施形態によれば、(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、テトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、トリククロロフルオロプロペン、ジクロロジフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択される。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む。
一実施形態によれば、本発明の組成物は三成分混合物であり、好ましくは、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンの混合物である。
一実施形態によれば、本発明の組成物は四成分混合物であり、好ましくは
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
の混合物である。
一実施形態によれば、本発明の組成物は5成分混合物であり、好ましくは
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z 1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E 1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
の混合物である。
一実施形態によれば、本発明の組成物は6成分混合物であり、好ましくは
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
の混合物である。
一実施形態によれば、本発明の組成物は異相共沸性または擬異相共沸性である。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、1重量%から85重量%、好ましくは1重量%から80重量%、より特に好ましくは5重量%から80重量%、最も特に好ましくは5重量%から75重量%のフッ化水素;および/または15重量%から99重量%、好ましくは20重量%から99重量%、より特に好ましくは20重量%から95重量%、最も特に好ましくは25重量%から95重量%の、1から3個の炭素原子を含む(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、0.5から9バール絶対圧で0から40℃の沸点を有する。
本発明は、
− フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む、化合物の混合物を形成し;
− この混合物を蒸留して、最初に本発明の共沸組成物、2番目に該混合物の化合物の少なくとも1つを集めることを可能にすること
を含む、主な(ハイドロ)ハロカーボン化合物の製造方法にも関する。
一実施形態によれば、蒸留により、最初に本発明の共沸組成物、2番目にフッ化水素;あるいは最初に本発明の共沸組成物、2番目にE−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンを集めることが可能になる。
一実施形態によれば、本発明の方法は、3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、好ましくはE−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンを製造する方法である。
一実施形態によれば、化合物の混合物は、クロロ化合物とフッ化水素の反応を含む、フッ素化工程後に得られる。
一実施形態によれば、集められた共沸組成物は、好ましくはデカンテーションにより、2つの不混和性の液体画分、即ち、フッ化水素に富んだ画分およびフッ化水素に乏しい画分に分離され、フッ化水素に富む画分はフッ化水素に乏しい画分より高い比率のフッ化水素を含み;フッ化水素に富む画分は、適切な場合、フッ素化工程にリサイクルされる。フッ化水素に乏しい画分は、蒸留に掛け、最初に本発明の共沸組成物、2番目にE−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンを集めることができる。
一実施形態によれば、フッ化水素と反応する出発クロロ化合物は、1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンまたは1,1,3,3−テトラクロロプロペンである。
本発明は、上記で表された必要性を満たすことを可能にする。より具体的には種々の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の製造、特にHCFO−1233zdEの製造に関与できる化合物から共沸組成物または擬共沸組成物を提供する。
これらの共沸組成物または擬共沸組成物の同定により、このように(ハイドロ)ハロカーボン化合物を製造するための、特にHCFO−1233zdEを製造するための方法の効率および性能を向上させることが可能になる。
好ましい実施形態において、これらの組成物は異相共沸性であり、即ち、それらは、その濃縮液体が、例えば、デカンテーションによって容易に分離可能な2つの不混和性溶液を形成する組成物である。これは、想定される精製操作に対しかなりの利点を伴う。
25℃の等温線に関する、実施例1の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、BおよびCは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例1参照)に対応する。 25℃の等温線に関する、実施例2の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)の蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、B、CおよびDは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例2参照)に対応する。 25℃の等温線に関する、実施例3の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)の蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、B、CおよびDは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例3参照)に対応する。 25℃の等温線に関する、実施例4の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)の蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、B、CおよびDは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例4参照)に対応する。 25℃の等温線に関する、実施例5の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)の蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、B、C、DおよびEは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例5参照)に対応する。 25℃の等温線に関する、実施例6の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)の蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、B、C、DおよびEは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例6参照)に対応する。 25℃の等温線に関する、実施例7の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)の蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、B、C、DおよびEは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例7参照)に対応する。 25℃の等温線に関する、実施例8の本発明の混合物の(バール絶対圧で表されるy軸上の)の蒸気圧を示す。組成物中のHFの質量分率はx軸上に与えられる。曲線A、B、C、D、EおよびFは(ハイドロ)ハロカーボン化合物の種々の組成物(実施例8参照)に対応する。
これから本発明をより詳細に、以下の説明では非限定的に説明する。
特に明記しない限り、本特許出願に記載された全ての比率は質量比率である。
本発明は、共沸組成物、擬共沸組成物、異相共沸組成物および擬異相共沸組成物を提供する。
露点での圧力が気泡形成点での圧力と等しい場合、これは蒸気の組成が濃縮液体の組成と等しいことを意味するが、混合物を共沸性とみなす。
露点での圧力が気泡形成点での圧力と実質的に等しい場合、これは蒸気の組成が濃縮液体の組成と実質的に等しいことを意味するが、混合物を擬共沸性とみなす:例えば、露点での圧力と気泡形成点での圧力の圧力差が気泡形成点での圧力に基づいて5%以下である。
異相共沸混合物は、その濃縮液体が、例えば、デカンテーションによって、容易に分離することができる2つの不混和性溶液を形成する共沸混合物である。
擬異相共沸混合物は、その濃縮液体が、例えば、デカンテーションによって、容易に分離することができる2つの不混和性溶液を形成する擬共沸混合物である。
本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む。
(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、炭素原子、ハロゲン原子および場合により水素原子に基づく化合物であり、有利には、それらは、炭素原子、塩素原子および/またはフッ素原子、および場合により水素原子に基づく化合物である。それらは、有利には、ハロゲン原子、特に塩素および/またはフッ素によって部分的にまたは完全に置換されたアルカンまたはアルケンである。
特定の実施形態によれば、本発明の文脈において使用することができる(ハイドロ)ハロカーボン化合物は1個または2個の炭素原子を含む。
それらは特に以下から選択することができる:
− クロロメタン(HCC−40);
− クロロペンタフルオロエタン(HCFC−115);
− クロロテトラフルオロエタン(HFCF−124)、即ち、1−クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタンおよび1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン;
− ペンタフルオロエタン(HFC−125);
− クロロトリフルオロエタン、即ち、特に1−クロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−133)、1−クロロ−2,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−133a)および1−クロロ−1,1,2−トリフルオロエタン(HCFC−133b);
− テトラフルオロエタン、即ち、特に1,1,2,2−テトラフルオロエタン(HFC−134)および1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a);
− クロロジフルオロエタン、即ち、特に1−クロロ−2,2−ジフルオロエタン(HCFC−142)、1−クロロ−1,2−ジフルオロエタン(HCFC−142a)および1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン(HCFC−142b);
− トリフルオロエタン、即ち、特に1,1,2−トリフルオロエタン(HFC−143)および1,1,1−トリフルオロエタン(HFC−143a);
− ジフルオロエタン、即ち、特に1,1−ジフルオロエタン(HFC−152a)および1,2−ジフルオロエタン(HFC−152);
− ジフルオロエチレン、即ち、1,2−ジフルオロエチレン(HFO−1132)および1,1−ジフルオロエチレン(HFO−1132a);ならびに
− フルオロエチレン(HFO−1141)。
特定の実施形態によれば、本発明の文脈において使用することができる(ハイドロ)ハロカーボン化合物は3個の炭素原子を含む。
それらは特に以下から選択することができる:
− ジクロロヘキサフルオロプロパン、即ち、特に1,2−ジクロロ−1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−216ba)、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−216ca)、1,1−ジクロロ−1,2,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−216cb)および2,2−ジクロロ−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−216aa);
− クロロヘプタフルオロプロパン、即ち、特に1−クロロ−1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HCFC−217ca)および2−クロロ−1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HCFC−217ba);
− オクタフルオロプロパン(HFC−218);
− ジクロロペンタフルオロプロパン、即ち、特に2,2−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225aa)、2,3−ジクロロ−1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225ba)、1,2−ジクロロ−1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225bb)、3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225ca)、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225cb)、1,1−ジクロロ−1,2,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225cc)、1,2−ジクロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225da)、1,3−ジクロロ−1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225ea)および1,1−ジクロロ−1,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225eb);
− クロロヘキサウフオロプロパン、即ち、特に2−クロロ−1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−226ba)、3−クロロ−1,1,1,2,2,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−226ca)、1−クロロ−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−226cb)、2−クロロ−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−226da)および1−クロロ−1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HCFC−226ea);
− ヘプタフルオロプロパン、即ち、特に1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HFC−227ca)および1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HFC−227ea);
− ジクロロテトラフルオロプロパン、即ち、特に2,2−ジクロロ−1,1,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234aa)、2,2−ジクロロ−1,1,1,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234ab)、1,2−ジクロロ−1,2,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234ba)、2,3−ジクロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−234bb)、1,2−ジクロロ−1,1,2,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234bc)、1,3−ジクロロ−1,2,2,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234ca)、1,1−ジクロロ−2,2,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234cb)、1,3−ジクロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−234cc)、1,1−ジクロロ−1,2,2,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234cd)、2,3−ジクロロ−1,1,1,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234da)、1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234fa)、1,1−ジクロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234fb)、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234ea)、1,3−ジクロロ−1,1,2,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234eb)、1,1−ジクロロ−1,2,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−234ec)および1,2−ジクロロ−1,1,3,3−テトラフルオロペンタン(HCFC−234db);
− クロロペンタフルオロプロパン、即ち、特に1−クロロ−1,2,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235ca)、3−クロロ−1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235ea)、1−クロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235cc)、2−クロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235da)、1,1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235fa)、1−クロロ−1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235eb)、3−クロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235cb)、2−クロロ−1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235ba)および2−クロロ−1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235bb);
− ヘキサフルオロプロパン、即ち、特に1,1,1,2,2,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236cb)、1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236ea)、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236fa)および1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236ca);− テトラクロロフルオロプロパン、即ち、特に1,1,3,3−テトラクロロ−1−フルオロプロパン(HCFC−241fa)、1,1,1,3−テトラクロロ−3−フルオロプロパン(HCFC−241fb)、1,1,3,3−テトラクロロ−2−フルオロプロパン(HCFC−241ea)、1,1,1,3−テトラクロロ−2−フルオロプロパン(HCFC−241eb)、1,1,2,3−テトラクロロ−3−フルオロプロパン(HCFC−241da)、1,1,2,3−テトラクロロ−1−フルオロプロパン(HCFC−241db)、1,1,1,2−テトラクロロ−3−フルオロプロパン(HCFC−241dc)、1,1,2,3−テトラクロロ−2−フルオロプロパン(HCFC−241ba)、1,1,1,2−テトラクロロ−2−フルオロプロパン(HCFC−241bb)、1,2,2,3−テトラクロロ−1−フルオロプロパン(HCFC−241aa)、1,1,2,2−テトラクロロ−3−フルオロプロパン(HCFC−241ab)および1,1,2,2−テトラクロロ−1−フルオロプロパン(HCFC−241ac);
− トリクロロジフルオロプロパン、即ち、特に1,3,3−トリクロロ−1,1−ジフルオロプロパン(HCFC−242fa)、1,1,3−トリクロロ−1,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242fb)、1,1,1−トリクロロ−3,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242fc)、1,1,3−トリクロロ−2,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242ea)、1,1,3−トリクロロ−1,2−ジフルオロプロパン(HCFC−242eb)、1,1,1−トリクロロ−2,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242ec)、1,2,3−トリクロロ−1,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242da)、1,1,2−トリクロロ−3,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242db)、1,2,3−トリクロロ−1,1−ジフルオロプロパン(HCFC−242dc)、1,1,2−ジクロロ−1,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242dd)、1,1,3−トリクロロ−2,2−ジフルオロプロパン(HCFC−242ca)、1,1,1−トリクロロ−2,2−ジフルオロプロパン(HCFC−242cb)、1,2,3−トリクロロ−1,2−ジフルオロプロパン(HCFC−242ba)、1,1,2−トリクロロ−2,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242bb)、1,1,2−トリクロロ−1,2−ジフルオロプロパン(HCFC−242bc)、2,2,3−トリクロロ−1,1−ジフルオロプロパン(HCFC−242aa)、1,2,2−トリクロロ−1,3−ジフルオロプロパン(HCFC−242ab)および1,2,2−トリクロロ−1,1−ジフルオロプロパン(HCFC−242ac);
− ジクロロトリフルオロプロパン、即ち、特に1,1−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243fa)、1,3−ジクロロ−1,1,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243fb)、1,1−ジクロロ−1,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243fc)、1,3−ジクロロ−1,2,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243ea)、1,1、−ジクロロ−2,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243eb)、1,3−ジクロロ−1,1,2−トリフルオロプロパン(HCFC−243ec)、1,1−ジクロロ−1,2,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243ed)、1,2−ジクロロ−1,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243da)、2,3−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−243db)、1,2−ジクロロ−1,1,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243dc)、1,3−ジクロロ−1,2,2−トリフルオロプロパン(HCFC−243ca)、1,1−ジクロロ−2,2,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243cb)、1,1−ジクロロ−1,2,2−トリフルオロプロパン(HCFC 243cc)、2,3−ジクロロ−1,1,2−トリフルオロプロパン(HCFC−243ba)、1,2−ジクロロ−1,2,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243bb)、1,2−ジクロロ−1,1,2−トリフルオロプロパン(HCFC−243bc)、2,2−ジクロロ−1,1,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243aa)および2,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−243ab);
− クロロテトラフルオロプロパン、即ち、特に2−クロロ−1,2,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244ba)、2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)、3−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244ca)、1−クロロ−1,2,2,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cb)、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cc)、2−クロロ−1,1,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244da)、2−クロロ−1,1,1,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244db)、3−クロロ−1,1,2,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244ea)、3−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244eb)、1−クロロ−1,1,2,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244ec)、3−クロロ−1,1,1,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244fa)および1−クロロ−1,1,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−244fb);
− ペンタフルオロプロパン、即ち、特に1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245ca)、1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245ea)、1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245eb)、1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)および1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa);
− クロロトリフルオロプロパン、即ち、特に2−クロロ−1,2,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253ba)、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロプロパン(HCFC−253bb)、1−クロロ−2,2,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253ca)、1−クロロ−1,2,2−トリフルオロプロパン(HCFC−253cb)、3−クロロ−1,1,2−トリフルオロプロパン(HCFC−253ea)、1−クロロ−1,2,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253eb)、1−クロロ−1,1,2−トリフルオロプロパン(HCFC−253ec)、1−クロロ−1,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253fa)、3−クロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−253fb)、1−クロロ−1,1,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253fc)、2−クロロ−1,1,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253da)および2−クロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−253db);
− テトラフルオロプロパン、即ち、特に1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254cb)、1,1,1,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254fb)、1,1,2,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254ea)、1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254eb)、1,2,2,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254ca)および1,1,3,3−テトラフルオロプロパン(HFC254fa);
− クロロジフルオロプロパン、即ち、特に1−クロロ−2,2−ジフルオロプロパン(HCFC−262ca)、3−クロロ−1,1−ジフルオロプロパン(HCFC−262fa)、1−クロロ−1,3−ジフルオロプロパン(HCFC−262fb)、1−クロロ−1,1−ジフルオロプロパン(HCFC−262fc)、1−クロロ−2,3−ジフルオロプロパン(HCFC−262ea)、1−クロロ−1,2−ジフルオロプロパン(HCFC−262eb)、2−クロロ−1,3−ジフルオロプロパン(HCFC−262da)、2−クロロ−1,1−ジフルオロプロパン(HCFC−262db)および2−クロロ−1,2−ジフルオロプロパン(HCFC−262ba);
− トリフルオロプロパン(HFC−263)、即ち、特に1,1,1−トリフルオロプロパン(HFC−263fb)、1,1,3−トリフルオロプロパン(HFC−263fa)、1,2,3−トリフルオロプロパン(HFC−263ea)、1,1,2−トリフルオロプロパン(HFC−263eb)および1,2,2−トリフルオロプロパン(HFC−263ca);
− ジクロロテトラフルオロプロペン(HCFO−1214)、即ち、特に1,2−ジクロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1214xb)、1,1−ジクロロ−2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1214ya)、1,3−ジクロロ−1,2,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1214yb)、2,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1214xc)および3,3−ジクロロ−1,1,2,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1214yc);
− クロロペンタフルオロプロペン(HCFO−1215)、即ち、特に1−クロロペンタフルオロプロペン、2−クロロペンタフルオロプロペンおよび3−クロロペンタフルオロプロペン;
− ヘキサフルオロプロペン(HFO−1216);
− ジクロロトリフルオロプロペン(HCFO−1223)、即ち、特に、1,1−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223za)、1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223xd)、2,3−ジクロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223xe)、1,3−ジクロロ−2,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223yd)、1,2−ジクロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223xb)、2,3−ジクロロ−1,1,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223xc)、1,1−ジクロロ−2,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223ya)、1,3−ジクロロ−1,2,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223yb)、3,3−ジクロロ−1,1,2−トリフルオロプロペン(HCFO−1223yc)、3,3−ジクロロ−1,2,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223ye)、1,3−ジクロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223zb)および3,3−ジクロロ−1,1,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223zc);
− クロロテトラフルオロプロペン(HCFO−1224)、即ち、特に1−クロロ−2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224yd)、1−クロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224zb)、2−クロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224xe)、3−クロロ−1,2,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224ye)、3−クロロ−1,1,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224zc)、2−クロロ−1,1,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224xc)、1−クロロ−1,2,3,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224yb)および3−クロロ−1,1,2,3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224yc);
− ペンタフルオロプロペン、即ち、特にトランス形態における1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペン(HFO−1225yeE)、シス形態における1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペン(HFO−1225yeZ)、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペン(HFO−1225zc)および1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロペン(HFO−1225yc);
− トリクロロフルオロプロペン(HCFO−1231)、即ち、特に1,1,2−トリクロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1231xa)、1,2,3−トリクロロ−1−フルオロプロペン(HCFO−1231xb)、1,2,3−トリクロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1231xd)、2,3,3−トリクロロ−1−フルオロプロペン(HCFO−1231xe)、2,3,3−トリクロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1231xf)、1,1,3−トリクロロ−2−フルオロプロペン(HCFO−1231ya)、1,3,3−トリクロロ−2−フルオロプロペン(HCFO−1231yd)、3,3,3−トリクロロ−2−フルオロプロペン(HCFO−1231yf)、1,1,3−トリクロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1231za)、1,3,3−トリクロロ−1−フルオロプロペン(HFCO−1231zb)、1,3,3−トリクロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1231zd)および3,3,3−トリクロロ−1−フルオロプロペン(HCFO−1231ze);
− ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232)、即ち、特に2,3−ジクロロ−3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232xf)、1,2−ジクロロ−1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232xb)、2,3−ジクロロ−1,1−ジフルオロプロペン(HCFO−1232xc)、1,2−ジクロロ−3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232xd)、2,3−ジクロロ−1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232xe)、1,1−ジクロロ−2,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232ya)、1,3−ジクロロ−1,2−ジフルオロプロペン(HCFO−1232yb)、1,3−ジクロロ−2,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232yd)、3,3−ジクロロ−1,2−ジフルオロプロペン(HCFO−1232ye)、3,3−ジクロロ−2,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232yf)、1,1−ジクロロ−3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232za)、1,3−ジクロロ−1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232zb)、3,3−ジクロロ−1,1−ジフルオロプロペン(HCFO−1232zc)、1,3−ジクロロ−3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232zd)および3,3−ジクロロ−1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1232ze);
− クロロトリフルオロプロペン、即ち、特に2−クロロ−1,1,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xc)、2−クロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xe)、1−クロロ−1,2,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233yb)、3−クロロ−1,1,2−トリフルオロプロペン(HCFO−1233yc)、1−クロロ−2,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233yd)、3−クロロ−1.2.3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233ye)、3−クロロ−2,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233yf)、1−クロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zb)、3−クロロ−1,1,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zc)、3−クロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233ze)、2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)およびトランス形態における1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zdE);
− テトラフルオロプロペン、即ち、特に1,1,2,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yc)、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、1,2,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ye)、1,1,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234zc)、シス形態における1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234zeZ)およびトランス形態における1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234zeE);
− クロロジフルオロプロペン(HCFO−1242)、即ち、特に3−クロロ−3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242zf)、3−クロロ−1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242ze)、2−クロロ−1,1−ジフルオロプロペン(HCFO−1242xc)、2−クロロ−1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242xe)、2−クロロ−3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242xf)、1−クロロ−1,2−ジフルオロプロペン(HCFO−1242yb)、1−クロロ−2,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242yd)、3−クロロ−1,2−ジフルオロプロペン(HCFO−1242ye)、3−クロロ−2,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242yf)、1−クロロ−1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242zb)、3−クロロ−1,1−ジフルオロプロペン(HCFO−1242zc)および1−クロロ−3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1242zd);
− トリフルオロプロペン、即ち、特に1,1,2−トリフルオロプロペン(HFO−1243yc)、1,2,3−トリフルオロプロペン(HFO−1243ye)、2,3,3−トリフルオロプロペン(HFO−1243yf)、1,1,3−トリフルオロプロペン(HFO−1243zc)、1,3,3−トリフルオロプロペン(HFO−1243ze)および3,3,3−トリフルオロプロペン(HFO−1243zf);
− クロロフルオロプロペン(HCFO−1251)、即ち、特に1−クロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1251zd)、1−クロロ−1−フルオロプロペン(HCFO−1251zb)、1−クロロ−2−フルオロプロペン(HCFO−1251yd)、2−クロロ−1−フルオロプロペン(HCFO−1251xe)、2−クロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1251yf)、3−クロロ−2−フルオロプロペン(HCFO−1251xf)、3−クロロ−1−フルオロプロペン(HCFO−1251ze)および3−クロロ−3−フルオロプロペン(HCFO−1251zf);
− ジフルオロプロペン(HFO−1252)、即ち、特に1,2−ジフルオロプロペン(HCFO−1252ye)、2,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1252yf)、1,1−ジフルオロプロペン(HCFO−1252zc)、1,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1252ze)および3,3−ジフルオロプロペン(HCFO−1252zf);ならびに
− トリフルオロプロピン。
本発明の組成物は3成分混合物、即ち、3つの化合物の混合物で3つのみの混合物であってもよい。
本発明の組成物は4成分混合物、即ち、4つの化合物の混合物で4つのみの混合物であってもよい。
本発明の組成物は5成分混合物、即ち、5つの化合物の混合物で5つのみの混合物であってもよい。
本発明の組成物は6成分混合物、即ち、6つの化合物の混合物で6つのみの混合物であってもよい。
本発明の組成物は、7つの化合物の混合物で7つのみの混合物であってもよい。
本発明の組成物は、8つの化合物の混合物で8つのみの混合物であってもよい。
本発明の組成物は8を超える化合物の混合物であってもよい。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZおよび1から3個の炭素原子を有する1つ以上の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物から本質的になり、これらの化合物以外の不純物の最大量は、例えば、2%、または1%、または0.5%、または0.2%、または0.1%、または0.05%、または0.02%または0.01%である。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZおよび1から3個の炭素原子を有する1つ以上の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物からなる。
一実施形態によれば、本発明の組成物に使用される(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、テトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペン、ならびにそれらの混合物から選択される。
一実施形態によれば、本発明の組成物に使用される(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HFC−245fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zd、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeZおよびHFO−1234zeEから選択される。
一実施形態によれば、本発明の組成物に使用される(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、HFC−245fa、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeZおよびHFO−1234zeEから選択される。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdEおよびHCFO−1233zdZの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から85%、より優先的には5から80%である。沸点は、好ましくは、0.6から4.0バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdE、HCFO−1233zdZおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HFC−245fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zd、HFO−1234zeZおよびHFO−1234zeEから選択することができ、HFC−245fa、HFO−1234zeZおよびHFO−1234zeEからより具体的に選択することができる。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdE、HCFO−1233zdZおよびHFC−245faの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から85%、より優先的には5から80%である。沸点は、好ましくは、0.6から4.4バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdE、HCFO−1233zdZ、HFC−245faおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zd、HFO−1234zeZおよびHFO−1234zeEから特に選択することができ、HFO−1234zeZおよびHFO−1234zeEからより具体的に選択することができる。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeZおよびHFC−245faの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から85%、より優先的には5から80%である。沸点は、好ましくは、0.6から4.8バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeZ、HFC−245faおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zd、HCFO−1233zdE、およびHFO−1234zeEから特に選択することができ、HCFO−1233zdEおよびHFO−1234zeEからより具体的に選択することができる。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeEおよびHFC−245faの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から80%、より優先的には5から75%である。沸点は、好ましくは、0.6から8.6バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeE、HFC−245faおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zd、HCFO−1233zdE、およびHFO−1234zeZから特に選択することができ、HCFO−1233zdEおよびHFO−1234zeZからより具体的に選択することができる。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeE、HFO−1234zeZおよびHFC−245faの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から85%、より優先的には5から80%である。沸点は、好ましくは、0.6から8.9バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeE、HFO−1234zeZ、HFC−245faおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zdおよびHCFO−1233zdEから特に選択することができ、特にHCFO−1233zdEであり得る。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeE、およびHFC−245faの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から85%、より優先的には5から80%である。沸点は、好ましくは、0.6から8.9バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeE、HFC−245faおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zdおよびHFO−1234zeZから特に選択することができ、特にHFO−1234zeZであり得る。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeZ、およびHFC−245faの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から85%、より優先的には5から80%である。沸点は、好ましくは、0.6から4.8バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeZ、HFC−245faおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HCFO−1232za、HCFO−1232zdおよびHFO−1234zeEから特に選択することができ、特にHFO−1234zeEであり得る。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeE、HFO−1234zeZ、およびHFC−245faの混合物からなってもよい(または本質的になってもよい)。これらの組成物中のHFの含有率は、有利には1から85%、より優先的には5から80%である。沸点は、好ましくは、0.6から8.8バール絶対圧で0から40℃である。
あるいは、本発明の組成物は、HF、HCFO−1233zdZ、HCFO−1233zdE、HFO−1234zeE、HFO−1234zeZ、HFC−245faおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物の混合物を含んでいてもよく、1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物は、上記で挙げられた全ての化合物から選択することができ、部分的にまたは完全にハロゲンで置換されたプロパンおよびプロペンから特に選択することができ、特にテトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリクロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択することができ、HCFC−241fa、HCFC−242fa、HCFC−243fa、HCFC−244fa、HFO−1232zaおよびHCFO−1232zdから特に選択することができる。
一般に、本発明の組成物において、HFの割合は、(組成物の総重量に基づいて)好ましくは、1%から85%、特に5%から80%、より具体的には10%から65%であり、およびHCFO−1233zdZをはじめとする(ハイドロ)ハロカーボン化合物の割合は、15%から99%、特に20%から95%、より具体的には35%から90%である。
本発明の組成物の沸点は、好ましくは、0.1から44バール絶対圧で−20℃から80℃であり、有利には0.5から9バール絶対圧で0℃から40℃である。
本発明の組成物がHCFO−1233zdZおよびHCFO−1233zdEの両方を含む場合、それらは、これらの2つの化合物の合計に対する質量比で、以下を含むことができる。
− 1%から10%のHCFO−1233zdZおよび90%から99%のHCFO−1233zdE;
− 10%から20%のHCFO−1233zdZおよび80%から90%のHCFO−1233zdE;
− 20%から30%のHCFO−1233zdZおよび70%から80%のHCFO−1233zdE;
− 30%から40%のHCFO−1233zdZおよび60%から70%のHCFO−1233zdE;
− 40%から50%のHCFO−1233zdZおよび50%から60%のHCFO−1233zdE;
− 50%から60%のHCFO−1233zdZおよび40%から50%のHCFO−1233zdE;
− 60%から70%のHCFO−1233zdZおよび30%から40%のHCFO−1233zdE;
− 70%から80%のHCFO−1233zdZおよび20%から30%のHCFO−1233zdE;
− 80%から90%のHCFO−1233zdZおよび10%から20%のHCFO−1233zdE;
− 90%から99%のHCFO−1233zdZおよび1%から10%のHCFO−1233zdE。
一実施形態によれば、本発明の組成物は、凝縮された形態で、2つの液相を含み、一方は好ましくは他方よりもHFに富む。
本発明は、特に、上述の化合物の混合物を製造することができる、フルオロ化合物の製造方法との関連で利用することができる。
該混合物は、その後蒸留によって処理され、最初に本発明の組成物を、2番目にHF、または第3にHCFO−1233zdZ、または第4に1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を収集することができる。
該混合物は、HFによる、クロロ化合物のフルオロ化合物への接触フッ素化反応から誘導された生成物流として特に得ることができる。
(接触フッ素化反応の主な反応体である)用語「クロロ化合物」は1つ以上の塩素原子を含む有機化合物を意味し、および(接触フッ素化反応の所望の生成物を表す)用語「フルオロ化合物」は1つ以上のフッ素原子を含む有機化合物を意味する。
クロロ化合物は1つ以上のフッ素原子を含むことができ、フルオロ化合物は1つ以上の塩素原子を含むことができることが理解される。一般に、フルオロ化合物中の塩素原子の数はクロロ化合物中の塩素原子の数よりも少なく、フルオロ化合物中のフッ素原子の数はクロロ化合物中のフッ素原子の数よりも多い。
クロロ化合物は、場合によりF、Cl、IおよびBrから(好ましくは、FおよびClから)選択される置換基を有し、かつ少なくとも1つのCl置換基を含むアルカンまたはアルケンであることができる。
フルオロ化合物は、場合によりF、Cl、IおよびBrから(好ましくは、FおよびClから)選択される置換基を有し、かつ少なくとも1つのF置換基を含むアルカンまたはアルケンであることができる。
クロロ化合物は、特に、1つ以上の塩素置換基を有するアルカン(ハイドロクロロカーボンまたはクロロカーボン)、または1つ以上の塩素およびフッ素置換基を有するアルカン(ハイドロクロロフルオロカーボンまたはクロロフルオロカーボン)、または1つ以上の塩素置換基を有するアルケン(クロロオレフィンまたはハイドロクロロオレフィン)または1つ以上の塩素およびフッ素置換基を有するアルケン(ハイドロクロロフルオロオレフィンまたはクロロフルオロオレフィン)であることができる。
フルオロ化合物は、特に、1つ以上のフッ素置換基を有するアルカン(フルオロカーボンまたはハイドロフルオロカーボン)、または1つ以上の塩素およびフッ素置換基を有するアルカン(ハイドロクロロフルオロカーボンまたはクロロフルオロカーボン)、または1つ以上のフッ素置換基を有するアルケン(フルオロオレフィンまたはハイドロフルオロオレフィン)または1つ以上の塩素およびフッ素置換基を有するアルケン(ハイドロクロロフルオロオレフィンまたはクロロフルオロオレフィン)であることができる。
一実施形態によれば、クロロ化合物およびフルオロ化合物はたった1個の炭素原子を含む。
一実施形態によれば、クロロ化合物およびフルオロ化合物は2個の炭素原子を含む。
特に好ましい実施形態によれば、クロロ化合物およびフルオロ化合物は3個の炭素原子を含む。
本発明は、特に、以下のフッ素化反応のために適用されることがわかる。
− HCFO−1233zdEへの1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンのフッ素化。
− HCFO−1233zdEへの1,1,3,3−テトラクロロプロペンのフッ素化。
本発明は、出発物質として1,1,3,3−テトラクロロプロペンを用いる液相でのフッ素化反応器または出発物質として1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンを用いる気相でのフッ素化反応器を出るガス流の処理のために必要なデカンテーションおよび精製工程の決定に特に適用することができる。このガス流は、15%から50%の間のHF、15%から50%の間のHClを含むことができ、残部は反応から得られる有機化合物の全てで構成される。
一実施形態では、液相でのフッ素化方法が、出発物質として1,1,3,3−テトラクロロプロペンを用いて実施され、反応の終わりに有機化合物の分布は、特に、以下のようであることができる:85%から95%のHCFO−1233zdE、0から5%のHCFO−1233zdZ、0から3%のHFO−1234zeE、0から3%のHFO−1234zeZ、0から3%のHFC−245fa、0から3%のHCFO−1232、0から1%のHCFC−243および0から1%のHCFC−241。
一実施形態では、気相でのフッ素化方法が、出発物質として1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンを用いて実施され、反応の終わりに有機化合物の分布は、特に、以下のようであることができる:65%から85%のHCFO−1233zdE、15%から25%のHCFO−1233zdZ、0から10%のHCFO−1232、0から3%のHFO−1234zeE、0から3%のHFO−1234zeZ、0から3%のHFC−245fa、0から3%のHCFC−243。
本発明の組成物は、特に反応工程へのHFのリサイクルのための有利な特性を有する。これにより、これらの組成物の凝縮相は、それらが蒸留工程および/またはデカンテーション等によって液体/液体分離の工程に供される場合、2つの不混和性液相を形成する。HFが豊富な相は反応工程にリサイクルでき、一方、HFがあまり豊富でない相は、1つ以上の蒸留工程に供して有機化合物を分離し、例えば、反応中間体である有機化合物の反応工程へリサイクルすることができる。
以下の実施例は、限定することなく本発明を説明する。
[実施例1−HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ3成分組成物]
HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZの3成分混合物について共沸挙動および異相共沸挙動が観察された。
図1は、HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(2つの合計に対して)95%HCFO−1233zdEおよび5%HCFO−1233zdZ;
− B:(2つの合計に対して)50%HCFO−1233zdEおよび50%HCFO−1233zdZ;
− C:(2つの合計に対して)5%HCFO−1233zdEおよび95%HCFO−1233zdZ。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から4.0バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。このように、50%HCFO−1233zdZおよび50%HCFO−1233zdE(割合は2つの合計に対してである)とのHFの混合物に対しては、沸点は約0.9バール絶対圧において0℃であり、約2.1バール絶対圧において25℃であり、約3.5バール絶対圧において40℃である。
50%HCFO−1233zdZおよび50%HCFO−1233zdE(割合は2つの合計に対してである)とのHFの混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から75%のHF、25℃で5%から70%のHF、および40℃で5%から60%のHFである。
[実施例2−HF/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFC−245fa4成分組成物]
HF/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFC−245fa4成分混合物について共沸および異相共沸挙動が観察された。
図2は、HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFC−245faの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(3つの合計に対して)5%HCFO−1233zdZ、90%HFO−1234zeEおよび5%HFC−245fa;
− B:(3つの合計に対して)40%HCFO−1233zdZ、30%HFO−1234zeEおよび30%HFC−245fa;
− C:(3つの合計に対して)5%HCFO−1233zdZ、5%HFO−1234zeEおよび90%HFC−245fa;
− D:(3つの合計に対して)90%HCFO−1233zdZ、5%HFO−1234zeEおよび5%HFC−245fa。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から8.6バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。
等しい質量比のHCFO−1233zdZ、HFO−1234zeEおよびHFC−245faを含む混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から80%のHF、25℃で5%から75%のHF、および40℃で5%から70%のHFである。
[実施例3−HF/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeZ/HFC−245fa4成分組成物]
HF/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeZ/HFC−245fa4成分混合物について共沸挙動および異相共沸挙動が観察された。
図3は、HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeZ/HFC−245faの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(3つの合計に対して)5%HCFO−1233zdZ、90%HFO−1234zeZおよび5%HFC−245fa;
− B:(3つの合計に対して)5%HCFO−1233zdZ、5%HFO−1234zeZおよび90%HFC−245fa;
− C:(3つの合計に対して)40%HCFO−1233zdZ、30%HFO−1234zeZおよび30%HFC−245fa;
− D:(3つの合計に対して)90%HCFO−1233zdZ、5%HFO−1234zeZおよび5%HFC−245fa。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から4.8バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。
等しい質量比のHCFO−1233zdZ、HFO−1234zeZおよびHFC−245faを含む混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から80%のHF、25℃で5%から75%のHF、および40℃で5%から75%のHFである。
[実施例4−HF/HFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFC−245fa4成分組成物]
HF/HFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFC−245fa4成分混合物について共沸挙動および異相共沸挙動が観察された。
図4は、HFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFC−245faの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(3つの合計に対して)5%HCFO−1233zdE、5%HCFO−1233zdZおよび90%HFC−245fa;
− B:(3つの合計に対して)90%HCFO−1233zdE、5%HCFO−1233zdZおよび5%HFC−245fa;
− C:(3つの合計に対して)40%HCFO−1233zdE、30%HCFO−1233zdZおよび30%HFC−245fa;
− D:(3つの合計に対して)5%HCFO−1233zdE、90%HCFO−1233zdZおよび5%HFC−245fa。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から4.4バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。
等しい質量比のHCFO−1233zdE、HCFO−1233zeZおよびHFC−245faを含む混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から80%のHF、25℃で5%から75%のHF、および40℃で5%から75%のHFである。
[実施例5−HF/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFO−1234zeZ/HFC−245fa5成分組成物]
HF/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFO−1234zeZ/HFC−245fa5成分混合物について共沸挙動および異相共沸挙動が観察された。
図5は、HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFO−1234zeZ/HFC−245faの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdZ、97%HFO−1234zeE、1%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa;
− B:(4つの合計に対して)25%HCFO−1233zdZ、25%HFO−1234zeE、25%HFO−1234zeZおよび25%HFC−245fa;
− C:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeE、97%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa;
− D:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeE、1%HFO−1234zeZおよび97%HFC−245fa;
− E:(4つの合計に対して)97%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeE、1%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から8.9バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。
等しい質量比のHCFO−1233zdZ、HFO−1234zeE、HFO−1234zeZおよびHFC−245faを含む混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から80%のHF、25℃で5%から75%のHF、および40℃で5%から65%のHFである。
[実施例6−HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFC−245fa5成分組成物]
HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFC−245fa5成分混合物について共沸挙動および異相共沸挙動が観察された。
図6は、HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFC−245faの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、97%HFO−1234zeEおよび1%HFC−245fa;
− B:(4つの合計に対して)25%HCFO−1233zdE、25%HCFO−1233zdZ、25%HFO−1234zeEおよび25%HFC−245fa;
− C:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeEおよび97%HFC−245fa;
− D:(4つの合計に対して)97%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeEおよび1%HFC−245fa;
− E:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、97%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeEおよび1%HFC−245fa。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から8.9バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。
等しい質量比のHCFO−1233zdE、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeEおよびHFC−245faを含む混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から80%のHF、25℃で5%から75%のHF、および40℃で5%から65%のHFである。
[実施例7−HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeZ/HFC−245fa5成分組成物]
HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeZ/HFC−245fa5成分混合物について共沸挙動および異相共沸挙動が観察された。
図7は、HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeZ/HFC−245faの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、97%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa;
− B:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeZおよび97%HFC−245fa;
− C:(4つの合計に対して)25%HCFO−1233zdE、25%HCFO−1233zdZ、25%HFO−1234zeZおよび25%HFC−245fa;
− D:(4つの合計に対して)97%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa;
− E:(4つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、97%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から4.8バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。
等しい質量比のHCFO−1233zdE、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeZおよびHFC−245faを含む混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から80%のHF、25℃で5%から75%のHF、および40℃で5%から70%のHFである。
[実施例8−HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFO−1234zeZ/HFC−245fa6成分組成物]
HF/HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFO−1234zeZ/HFC−245fa6成分混合物について共沸挙動および異相共沸挙動が観察された。
図8は、HCFO−1233zdE/HCFO−1233zdZ/HFO−1234zeE/HFO−1234zeZ/HFC−245faの様々な比率について25℃での等温線に関する共沸挙動を説明する。即ち:
− A:(5つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、96%HFO−1234zeE、1%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa;
− B:(5つの合計に対して)20%HCFO−1233zdE、20%HCFO−1233zdZ、20%HFO−1234zeE、20%HFO−1234zeZおよび20%HFC−245fa;
− C:(5つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeE、96%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa;
− D:(5つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeE、1%HFO−1234zeZおよび96%HFC−245fa;
− E:(5つの合計に対して)96%HCFO−1233zdE、1%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeE、1%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa;
− F:(5つの合計に対して)1%HCFO−1233zdE、96%HCFO−1233zdZ、1%HFO−1234zeE、1%HFO−1234zeZおよび1%HFC−245fa。
組成物はほぼ0.6バール絶対圧から8.8バール絶対圧に対し0から40℃の沸点を有することがわかる。
等しい質量比のHCFO−1233zdE、HCFO−1233zdZ、HFO−1234zeE、HFO−1234zeZおよびHFC−245faを含む混合物のデカンテーションの範囲は、0℃で5%から80%のHF、25℃で5%から75%のHF、および40℃で5%から65%のHFである。

Claims (20)

  1. フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む共沸組成物または擬共沸組成物。
  2. (ハイドロ)ハロカーボン化合物は3個の炭素原子を含み、好ましくは部分的にまたは完全にハロゲンによって置換されたプロパンおよびプロペンから選択される請求項1に記載の組成物。
  3. (ハイドロ)ハロカーボン化合物は、テトラクロロフルオロプロパン、トリクロロジフルオロプロパン、ジクロロトリフルオロプロパン、クロロテトラフルオロプロパン、ペンタフルオロプロパン、ジクロロジフルオロプロペン、トリククロロフルオロプロペン、クロロトリフルオロプロペンおよびテトラフルオロプロペンから選択される請求項1または2に記載の組成物。
  4. フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンおよび1から3個の炭素原子を含む1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 3成分混合物であり、好ましくは、フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよびE−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンを含む混合物である請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 4成分混合物であり、好ましくは、
    − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
    − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
    − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
    を含む混合物である請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 5成分混合物であり、好ましくは、
    − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
    − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン;または
    − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
    を含む混合物である請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 6成分混合物であり、好ましくは、
    − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、Z−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、E−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
    を含む混合物である請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 異相共沸性または擬異相共沸性である請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 1重量%から85重量%、好ましくは1重量%から80重量%、より特に好ましくは5重量%から80重量%、最も特に好ましくは5重量%から75重量%のフッ化水素;および/または15重量%から99重量%、好ましくは20重量%から99重量%、より特に好ましくは20重量%から95重量%、最も特に好ましくは25重量%から95重量%の、1から3個の炭素原子を含む(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 0.5から9バール絶対圧で0から40℃の沸点を有する請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. − フッ化水素、Z−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンおよび1つ以上の他の(ハイドロ)ハロカーボン化合物を含む、化合物の混合物を形成し;
    − この混合物を蒸留して、最初に請求項1から14のいずれか一項に記載の共沸組成物、2番目に該混合物の化合物の少なくとも1つを集めることを可能にすること
    を含む、主な(ハイドロ)ハロカーボン化合物の製造方法。
  16. 蒸留は、最初に請求項1から14のいずれか一項に記載の共沸組成物、2番目にフッ化水素;または最初に請求項1から14のいずれか一項に記載の共沸組成物、2番目にE−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンを集めることを可能にする請求項15に記載の方法。
  17. 3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペン、好ましくは、E−3,3,3−トリフルオロ−1−クロロプロペンを製造する方法である請求項15または16に記載の方法。
  18. 化合物の混合物は、クロロ化合物とフッ化水素の反応を含む、フッ素化工程後に得られる請求項15から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 集められた共沸組成物は、好ましくはデカンテーションにより、2つの不混和性の液体画分、即ち、フッ化水素に富む画分およびフッ化水素に乏しい画分に分離され、フッ化水素に富む画分はフッ化水素に乏しい画分より高い比率のフッ化水素を含み;フッ化水素に富む画分は、適切な場合、フッ素化工程にリサイクルされる請求項15から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. クロロ化合物は1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンまたは1,1,3,3−テトラクロロプロペンである請求項15から19のいずれか一項に記載の方法。
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