JP2017503807A - 核果の間引きのための化学薬剤の使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、核果の間引きのためのジベレリン7(GA7)の使用に関し、ここで該使用は、一年目満開後12週以内に葉面散布によりGA7を核果に散布して、次の年の間引きを達成することを含む。核果はモモ、ネクタリン、アプリコット、サクランボ、ミラベルプラムまたはプラム、好ましくはモモまたはネクタリンであることができる。GA7は、一年目満開後4〜12週の期間内に使用または散布される。GA7は、GA4との混合剤として使用される場合、GA7が70%以上でGA4が30%以下のGA7対GA4の相対量を有する。

Description

本発明は、核果の間引きのための化学薬剤の使用に関する。さらに、本発明は、樹木において核果を間引きする方法に関する。
アプリコット、ネクタリン、プラム、サクランボおよびモモのような核果類は果樹園で育てられる。平均の生育条件下で、授粉(自家または異花)は非常に効率的であり、多くの果実が得られる。しかし、樹木の果実を担持する能力は限られており、それ故に果実の数の増大は果実の大きさの低下を伴う。小さい果実は新鮮な果実市場で低品質果実とされ、極めて低価格で業界に向けられるので、果実栽培者の間では枝の折損を防ぎ、大きい高品質の果実を得るために化学的、機械的および/または手作業による間引きにより樹木当たりの果実の数を減らすのが一般的な慣習である。また、豊富な結実は、隔年の結実を起こし得、このこと自体が不利である。
果実負荷量(load)の制御の必要性が核果では広く認識されている。化学的な果実の間引きに関する研究は今までのところ成果が限られている。従って、栽培者には極めて少ない選択肢しかない:(i)たくさんの人力を必要とし、極めて高価な費用がかかる手作業による花の間引き(摘花)、(ii)通例満開の4〜6週後に行われ、たくさんの人力を必要とし、従って非常に高価な費用がかかる手作業による果実の間引き(摘果)、(iii)開花期中に行われる機械的な花の間引き(摘花)であるが;これには幾つかの不都合がある:間引き強度の評価の困難さ、樹木の損傷の危険性、除去された花の良好でない分布(repartition)、この結果果実の色付きが悪くなるか、または光を樹冠(canopy)内部に入れるための追加の手作業による葉の除去が必要になる。従って、栽培者の実務慣行は当面次のように要約することができる:(i)幾つかの品種については、花の一部を除き、その後の手作業の間引きを限定するために、機械的な摘花を行う。作物/品種に応じて、これは50〜150h/haであることができる(h/ha=ha当たりの手作業の間引きの時間)。これは主として、Carene、Gardeta、Garcica、Ivory Star、Lorinda、Early Top、およびValley Sweetのような極めて稔性のモモ/ネクタリン品種に対して行われる。また若い樹木(第3葉期)に対しても使用される。(ii)全ての品種に対して、結実期の初期段階に手作業により摘果を行う。これは、品種により50〜250h/haと見積もられる。従って、全体として、花+果実の間引きのための仕事量は一般に、平均で200〜250h/haの間と見積もられるが400h/haまで達し得る。人件費が高いため、安定な結果が得られることを条件として、化学的な間引き作業が求められている。
多くの化学化合物が核果を間引くのに適切であるとして提案されている。提案された化学的間引き(摘花)剤の例は、例えば次の特許文献に記載されている:
−米国特許第2957760号明細書、アルファ−(3−クロロフェノキシ)−プロピオン酸およびその塩;
−英国特許第1509195号明細書、オーキシン、ジベレリン3、および尿素−誘導体の組合せ;
−欧州特許出願公開第089205号明細書、2−ピロリドン−5−カルボン酸、N−混合脂肪アシル化されたL−グルタミン酸ナトリウム塩または脂肪アシル化された糖分子;
−欧州特許出願公開第463241号明細書、ある種のアルコキシル化されたアミン類;
−米国特許第5622915号明細書、3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルオキシ酢酸またはその塩;
−米国特許出願公開第2012/088668号明細書、場合によりオーキシンと組み合わせたアントラニル酸および/またはアセトフェノン。
実際上は、非常に小数の製品のみが核果に利用可能であるに過ぎない。これらの製品の1つは(i)GA3に基づく製品である。スペインでは3.6%のGA3製剤が使用される:0.18〜0.25%で認可された割合のKenogardのRalexおよびCequisaのLaikuaj。認可された用途は、モモで果実の大きさを改良し開花を減らすことである。登録通知書に記されている処理の時期は収穫の4週および2週前である。Ralexはオーストラリアでも核果での使用が認可されている(アプリコット、ネクタリンおよびモモ、12月早期〜1月後期に散布される40g/LのGA3製剤で70〜400ml/100L)。(ii)GA3に基づく製品(BerelexおよびGibb 3)はフランスでモモの結果実レベルを修正するために認可されている。用量は、花成誘導期に散布されるBerelexで4〜6錠剤/100L(4〜6g/L)である。(iii)NAA(ナフタレン酢酸、合成オーキシン)はイタリアで使用され(Fixormon:85g/L NAA)、モモの間引きに対して散布時期を小果実が直径10〜15mmのときとして12〜20mL/100Lで認可されている。
全ての提案された化学的処理のうちで、GA3(ジベレリン酸)による処理のみが比較的一般的である。GA3は錠剤としても入手可能である(Falgro)。参考文献は、例えば:Southwick et al. J. Amer. Soc. Hort. Sci. 120(6) (1995) 1087−1095; Southwick & Glozer、Hortechnology, 10(4) (2000);およびGonzalez−Rossia et al. Scientia Horticulture 111 (2007) 352−357である。
Southwickも、the 26th Proceedings PGR society of America, (1999), pp 50−55で、幾つかの核果栽培品種に対するRalex(GA3)の使用を報告している。偶然だが、この学術論文は、5月または6月にアプリコット品種に散布したときのGA3の効果をGA4およびGA7と比較した1つの表を含んでいる。GA4またはGA7の起源と純度は不明である。さらに、この学術論文は、GA4がGA3またはGA7より有効であると説明している。GA7は6つの実験のうちの1つのみで開花に対する顕著でない低下効果を示し、6つのうちの4つの実験では開花を増大するという逆の効果を示している(有意対未処理)。
OliveiraおよびBrowningは、Plant Growth Regulation (1993) 13:53−63で、幾つかのジベレリンの花芽形成に対する効果について報告している。これらのGAは10μlの60%水性エタノール溶液として個々の結実性の若枝(spur)の6〜8の連続した末端領域で芽挿入(bud insertion)点間に、すなわち芽の間の新芽に散布される。
Acta Horticulturea (2000)は、the Proc. Of the Int Conf on integrated fruit Production (1998), 525:467−469, XP−002720822、and 525:463−466, XP−002720823を含んでおり、そこではSinghらが、一般に約50/50のGA4−GA7混合物に対する実験について記載している。処理された作物Phalsaを充分に膨らんだ花芽の段階で噴霧したところ、いずれの処理もこの作物で戻り開花(return bloom)を抑制しなかった。
これらおよびその他の実験にも関わらず、適切な選択肢は今日まで知られていない。
それ故、さらに改良された核果の間引き(摘花)剤が明白に必要とされている。
米国特許第2957760号明細書 英国特許第1509195号明細書 欧州特許出願公開第089205号明細書 欧州特許出願公開第463241号明細書 米国特許第5622915号明細書 米国特許出願公開第2012/088668号明細書
Southwick et al. J. Amer. Soc. Hort. Sci. 120(6) (1995) 1087−1095 Southwick & Glozer, Hortechnology, 10(4) (2000) Gonzalez−Rossia et al. Scientia Horticulture 111 (2007) 352−357 Southwick, the 26th Proceedings PGR society of America, (1999), pp 50−55 Oliveira and Browning, Plant Growth Regulation (1993) 13:53−63 Proc. Of the Int Conf on integrated fruit Production (1998), 525:467−469, XP−002720822 Proc. Of the Int Conf on integrated fruit Production (1998), 525:463−466, XP−002720823
本発明の目的は、核果種で少なくとも同程度であるが、好ましくはより良好な間引き結果を可能にする核果の化学的間引き処理を提供することである。
本発明は、満開後12週以内に葉面散布としてジベレリン7(GA7)を散布することによって核果の間引きをするためのGA7の使用を提供し、GA7がGA4との混合剤として使用される場合、GA7対GA4の相対量は、GA7が70%以上且つGA4が30%以下である。
本発明はさらに、一年目に満開後12週以内に、好ましくは満開後4〜12週の期間内に、適切な量のGA7を、葉面散布として樹木に散布して、翌年の低減した開花を達成することにより、核果を間引きする方法が提供され、GA7はGA4との混合剤として使用される場合、GA7対GA4の相対量は、GA7が70%以上且つGA4が30%以下である。
好ましくは、GA7は、0.5〜4重量%のGA7を含む製剤として使用する。製剤は好ましくは液体である。かかる液体製剤は、100Lの噴霧用流体当たり0.1L〜3Lの量、より好ましくは0.3〜1.5L/100Lで散布し得る。
好ましくは、ヘクタール当たりのGA7の量は0.5〜10リットルの間の液体製剤である。
好ましくは、1ヘクタール当たり散布されるGA7の量は0.2〜100g/haの間である。
適切な核果には、モモ、アプリコット、ネクタリン、プラム、サクランボおよびミラベルプラムがあり、好ましい種はモモおよびネクタリンである。
試験は、GA7の適切な散布(単回または複数回の処理であり得る)により約30%の低下(10〜40%の間)が達成可能であり、手作業の間引きにおける低下も約30%であることを示している。さらなる試験では、さらにより高い間引き効率も示された。得られた果実は完全に手作業で間引きした果実と同一の品質であった。
従って、本発明はまた、本発明による間引き方法を使用し、および翌年果実を収穫する、核果を生育する方法も提供する。
本発明は、満開後12週以内に葉面散布としてジベレリン7(GA7)を散布することによる核果の間引きのためのGA7の使用を提供し、GA7がGA4との混合剤として使用される場合、GA7対GA4の相対量は、GA7が70%以上且つGA4が30%以下である。
適切な核果にはモモ、アプリコット、ネクタリン、プラム、サクランボまたはミラベルプラムがあり、モモおよびネクタリンは最大の間引き問題を示すので好ましい種はモモおよびネクタリンである。
ジベレリンは、ジテルペノイド酸である植物成長調節物質の一群である。ジベレリンは天然の菌類であるイネ馬鹿苗病菌(Gibberella fugikuroi)の発酵により工業的に生産される。ジベレリンは様々な商品名で販売されており、各種の果実果樹園、野菜、条植え作物(row crop)、および装飾用作物に商業的に使用されている。主に使用されるジベレリン酸はGA3である。現在、120を越えるジベレリンが知られている。他に使用される1つのジベレリンは2種の組合せ(GA4+7)である。二重結合および環状ラクトンを含有するジベレリンのジテルペノイド構造のため、これらは水中での安定性が低めである。
長い間人々は、植物の開花はたくさんの外部信号および内部要因の制御下にある一連の形態学的および生理学的段階を含む複雑な発達過程であると考えてきた。植物の開花を制御する全ての要因の中で、光周期および植物ホルモンが極めて詳細に研究されて来ている。花器の同一性および発達を遺伝的に制御する遺伝子が同定された。これらの遺伝子の発現は光周期およびホルモンによって調節されていることが判明している。このように、開花は、多くの調節剤が関与する極めて複雑な生物学的機構である。おそらくこれが、実際上極めて少ない化学的間引き剤だけしか適していない理由である。
予想外のことに、GA7は、満開後12週以内に噴霧により果樹に散布すると、核果で信頼できる間引き結果を生じる。
GA7はGA4との混合剤として使用してもよいが、GA7対GA4の相対量はGA7が70%以上且つGA4が30以下である。好ましくは、GA7は、GA7に対して10重量%未満、より好ましくは5重量%未満のGA4を含有する。別段の断りがない限り、GA7は100/0から70/30までの全てのグレードのGA7/GA4を含むが、以下GA7に対して述べる量はGA7のみに関し、存在し得るGA4の量は含まない。例えば前に述べたSingの文献に記載されているような等しい量のGA7およびGA4を含むGA7/GA4混合物は、信頼できる果実の間引き結果を与えないようである。何年かは、幾らかの間引きが観察されるが、この効果は一貫して達成されることはない。従って、GA7は比較的純粋な化合物としてのみ(すなわち低量のGA4が存在する)間引きに確実に使用することができる。
本発明はさらに、一年目の樹木に満開後12週以内に葉面散布として適切な量のGA7を散布することにより、翌年低下した開花を達成する、核果の間引きをする方法を提供する。
GA7は果実の樹木に噴霧することにより散布され、噴霧は主に葉に対して行う。樹木への噴霧は一般に「葉面散布」といわれている。
GA7は1年に一回または複数回散布することができる。GA7を一回より多く散布する場合、散布の間の期間は例えば2週間離す、3週間離すなどのように、例えば1〜8週、好ましくは1〜4週間離すことができる。
GA7は好ましくは満開後4〜12週、好ましくは6〜12、最も好ましくは8〜12週の期間内に散布される。満開は当業界で一般的な用語であり、少なくとも50%の花が開き、最初の花弁が落ちる日と定義される。GA7を一回より多く散布する場合、少なくとも最初の散布は満開後12週以内に行う。好ましくは全ての噴霧を満開後12週の期間の前に行うが、その年内のそれより遅い噴霧は有害ではないが有効性は低い。
好ましくは、GA7は満開後10週以内の期間に散布する。
製剤
GA7は粉末製剤、錠剤または液体などの様々な方法で製剤化することができる。
適切な粉末製剤は、水と混合したとき水に容易に溶解して溶液を形成するものである。一旦溶液が形成されたら、タンクミックスのさらなる混合または撹拌は必要とされない。かかる水和製剤は乾燥した微細に粉砕した製剤である。この製剤において、活性成分は、粉末の水に懸濁する能力を高めるその他の成分と共に、微細に粉砕した乾燥担体、通常は鉱物粘土と混合されている。水和剤を水と混合すると懸濁液が形成され、その後この懸濁液を噴霧技術により散布する。
錠剤は発泡性であり得、錠剤の種類および大きさに応じて2〜10分の期間で水に溶解する。錠剤は一般に、1錠剤当たり0.2〜2グラムの間の活性成分を送達する。
水溶性または水分散性の顆粒も適切である。この種の製剤で活性成分は100〜300ミクロンの大きさの顆粒状粒子として製剤化される。噴霧散布用の水に可溶性または分散性の顆粒を製造するためには、撹拌の際に水に完全に可溶性または分散性である。多くの異なる水溶性または水分散性の顆粒製剤が農薬として公知である。例えば、欧州特許出願公開第252897号明細書および米国特許第4,936,901号明細書は水分散性の顆粒状製剤内にカプセル化された植物成長調節物質を開示し、米国特許第6,387,388号明細書および米国特許出願公開第2002/0114821号明細書は押し出された水溶性の殺虫剤を開示し、米国特許第5,622,658号明細書は水分散性の顆粒を製造するための押出可能な組成物を開示する。
アジュバントのような他の成分を製剤に加えてもよい。アジュバントは拡散および効能を促進することができ、組成物の接着特性を改良することができ、一般に油、消泡剤および界面活性剤を包含する。本発明に有用なかかる成分には、限定されることはないが:テルペン、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル;ポリオキシエチレンソルビタンエステル;Silwet製品(オルガノ−シリコーン);オクチルフェノールエトキシレート;エトキシル化線状アルコールポリオキシエチレン脂肪酸エステル;ソルビタンエステル;変性フタリック/グリセロールアルキル樹脂がある。
毛で覆われたかまたはワックス状の表面のため湿潤させるのが困難であり得る植物に最終溶液を散布しようとする場合、界面活性剤、湿潤剤、展着剤および粘着剤のような農薬産業で一般に公知のかかる他の添加剤を含ませるのが特に有利であることがある。湿潤剤の例には、シリコーン界面活性剤、アルキルエトキシレートのような非イオン性界面活性剤、ホスフェートのような陰イオン性界面活性剤、ならびに脂肪酸アミドアルキルベタインのような両性または陽イオン性界面活性剤がある。
本発明の化合物または組成物は組成物の唯一の活性成分であってもよいし、または適宜抗線虫剤、殺虫剤、相乗剤、殺菌剤、肥料または植物生長調節剤のような1種以上の追加の活性成分と混和してもよい。適切な成長調節物質にはプロヘキサジオンカルシウム、クロロメクワット、エテホン、メトコナゾールおよびテブコナゾールなどのような成長調節活性をもつトリアゾールがある。
本発明の化合物または組成物はベンジルアデニン、1−ナフチル酢酸、カルバリル、(2−クロロフェノキシ)プロピオン酸、エテホン、ナフタレンアセトアミド、チジアズロン、チオ硫酸アンモニウム、DNOC、endothallic acid、エテホン、ジベレリン酸(GA3)、石灰硫黄合剤、sulfcarbamide、ペラルゴン酸、6−ベンジルアミノプリン、N−(2−クロロ−4−ピリジル)−N−フェニル尿素、およびチジアズロンのような他の化学的間引き剤と組み合わせて使用することもできる。
本発明のGA7化合物を場合によって1種以上の活性剤と組み合わせて投与するならば、GA7は互いにまたは1種以上の活性剤と共に連続的に、同時にまたは逐次投与し得る。これらの化合物を組み合わせることの主要な利点は、例えば生化学的相互作用によって相加または可能な相乗効果を促進し得ることである。有益な組合せは、試験化合物の活性を研究することによって示唆され得る。この手順はまた、薬剤の投与の順序、すなわち送達の前、同時または後を決定するために使用することもできる。
好ましくは、GA7は、例えば1重量%のGA7のような、0.5〜4重量%の液体製剤として散布する。かかる液体製剤は好ましくは、100Lの噴霧液体当たり0.1L〜3Lの量、より好ましくは0.3〜2L/100Lで使用される。
液体製剤は供給業者により調製することもできるし、または使用直前に作成することもできる。例えば、100グラムの良好な分散性の粉末状製剤を10Lの水に溶解させることができ、この液体は噴霧タンク内で水と容易に混合させることができる。
GA7はグリコール溶媒、例えばプロピレングリコールに0.1〜10重量%の間、好ましくは0.5〜5重量%の間、最も好ましくは1〜2重量%の間のレベルで溶解させることにより製剤化することができる。溶媒は溶媒の混合物を含むことができ、クエン酸またはアジピン酸のような酸、酸化防止剤、(硫酸アンモニウムのような)無機塩、界面活性剤、および/またはアジュバントを含むことができよう。
また、GA7を可溶性の粉末または顆粒として製剤化することも可能である。
GA7は、例えば菌株、例えばFusarium moniliformisを用いる発酵生産によって、および/または溶媒を用いる優先的な結晶化によるGA4+7からGA7の分離によって、得ることができる。
好ましくは、1ヘクタール当たりの水容量は300〜2000L/haの間であり、1ヘクタール当たりのGA7の量は約0.5〜10リットルの間の前記液体製剤である。
好ましくは、1ヘクタール当たり散布されるGA7の量は0.2〜100g/haの間、好ましくは10〜100g/haの間である。
試験が示すところでは、GA7の適切な散布で、結果実の少なくとも30%の低下(10〜70%の間)が達成可能であり、手作業の間引きによる低下は少なくとも約30%である。
この研究はGA7、または75:25の比のGA7:GA4を用いて行った(液体製剤中10g/Lの総活性GA7成分)。
実施例1
最初の試験は、モモの10mmの小果実に750ml/hlで散布したGA7を用いてピエモンテで評価試験として行った。翌年、(特に若い側枝で)より良好な発芽が得られ、開花は高度に制御されていた。
実施例2〜3および比較実験A
試験はGA7を用いてイタリアとスペインで行った。その後の年の開花を減らすために満開の約3ヶ月後樹木をGA7で処理した。
実施例2:2010年〜2011年試験結果
スペインで、モモおよびネクタリンに対してGA7(GA4に対して>95%純粋)を用いて試験を行った。最初の評価は2010年の収穫時に行った。これらの評価では収量および果実の品質に対して処理の影響は見られなかった。主な評価は2011年(すなわち翌年)の春に行った:cm当たりの芽の数の減少はカタロニア地方で行った試験で35%程度であった。Massoでの試験でも、品種および用量に応じて41〜78%の明らかな減少が見られた。一方、果実の大きさは増大した。手作業による間引きに必要な時間をカタロニアで行った試験で記録した。GA7による処理で手作業による間引き時間の約30%の減少が可能になった。
イタリアで、同様な試験を行った。モモおよびネクタリンに対して、枝1メートル当たりの果実の数の減少は、満開の約3ヶ月後に1L/100L散布したGA7(GA4に対して95%純粋)で、Lauraでの1.5%からSinphonyでの32.9%までの範囲であった。
残っている芽と花の位置を検討したが問題は見られなかった。
実施例3:2011年〜2012年試験結果
2011年、新たな試験を開始した:モモとネクタリンでの4つの試験。
ネクタリンでの1つの試験の結果は、枝の末端部分および基部部分に対する0.5と1L/100Lとの間のレート効果での処理により戻り開花が低減することを示した。
Figure 2017503807
他の3つの試験は明らかに、処理したプロットで未処理と比較して枝当たりの花の数の減少を示した(試験および割合に応じて−17から−50%)。
比較例A:2012年〜2013年試験
イタリアで、2011年の試験と同じ樹木に対して、ネクタリンに1つの試験を行った。GA7 1L/hL(10g/100L)の代わりに、Falgro錠剤を5個/100L(5g/100L)用いた。間引き結果が達成されたが、間引きの程度はGA7の場合より低かった。
実施例4および5、ならびに比較実験B
2つの試験:時期試験および用量割合試験をスペインで行った。用量割合試験はUFO−4ネクタリンで行った。GA7(GA4の存在に対して>95%純粋)を使用して、UFO−4モモに対して満開後2ヶ月で0.25〜2L/hLの間の量散布した。
結果は次の通り:
Figure 2017503807
これらの実験は、匹敵する量のGA7とGA3(Falgro錠剤)で、GA7の方が有効であったことを示している。
さらなる試験をMerryl O Henryモモに対して実施した。GA7の散布を経時的に変化させ、1つのプログラムでは2週離して2つの用量でGA7を散布した。
Figure 2017503807
これらの実験から、GA7が様々な時点で散布したときも核果の間引きに有効であることが明らかである。
実施例6〜8:
実施例6:2011年モモの戻り開花
新芽を半分ずつに分け、樹木の幹に近い方の半分の基部と、新芽の先端に近い方の半分の末端で花の数を数えた。両方の評価日の花の数(基部)の差を観察した。75%/25%の比率のGA7/4は両方の割合で試験を通じて一貫してより低い花数を示し、レート応答が認められた。
比較としてGA3もUTCと比較して一貫してより低い花数を示し、レート応答は最初の評価日に観察されたが、次の日には見られなかった。試験を通して、75/25%の比のGA7/4は100ppmで全戻り開花を減少させるのに最大の効果を有することが示された。
実施例7:2012年モモの戻り開花
再び、新芽を半分ずつに分け、基部と末端で花の数を数えた。2011年の評価とは異なり、果実の枝の基部半分または末端半分での花の数に関して有意な処理効果は観察されなかった。しかし、花の数を結実性の枝全体(基部+末端)で総合すると、50ppmで散布したFAL 900(GA7)処理から2012年の戻り開花に有意な減少が観察された。
実施例8:2011年モモの試験
この研究は、2011年4月25日、5月10日および5月26日(満開後45、60および75日)に散布した3つの処理で構成された:
1.未処理検査
2.2.5g/100L、すなわち100Lに付き0.25Lの製剤である25ppm ai(C)の割合のFAL 900
3.50ppm ai(C)の割合のFAL 900
4.10ppm ai(2週間の間隔での3つの処理)の割合のFAL 900
2011年〜2012年の観察:評価は、7月の終わり8月早期に硬度、可溶性固形物、および滴定酸度、ならびにプロット当たり20個の果実の重量を評価することからなっていた。新芽測定値はプロット当たり10の新芽から2011年2月の終わりに記録した。枝当たりの花の数を、プロット当たり10の枝の2つに分けた半分ずつ(基部と末端)について2012年2月の終わりに数えた。
枝(A)の低い方または基部半分の花の数は50ppm ai(C)のGA7で有意に最も低かった。枝(B)の上部または末端半分の花数ならびに枝の末端半分と基部半分の両方または端部の平均は全ての処理で同様であった。全ての処理で未処理の対照と比較して全体的に花の数が少なかった。最も大きいモモは、50ppm aiでのGA7で、2011年にも最も大きいモモを生産した樹木で得られた。モモの品質はGA7による処理で影響されなかった。
以上述べた幾つかの実施形態を参照して本発明を説明してきた。これらの実施形態には、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者には周知の様々な修正および代わりの形態が可能であることが理解されよう。従って、特定の実施形態について記載してきたが、これらは単なる例であり、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲を限定するものではない。

Claims (15)

  1. 満開後12週以内に葉面散布としてジベレリン7(GA7)を散布することによる核果の間引きのためのGA7の使用であって、ここでGA7がGA4との混合剤として使用される場合、GA7対GA4の相対量は、GA7が70%以上且つGA4が30%以下である、使用。
  2. 一年目にGA7を核果に散布して、次の年の間引きを達成することを含む、請求項1に記載の使用。
  3. 一年目に満開後12週以内に葉面散布により適切な量のGA7を、核果を結実する樹木に散布して翌年の低減した開花を達成することによって核果を間引きする方法であって、ここでGA7がGA4との混合剤として使用される場合、GA7対GA4の相対量は、GA7が70%以上且つGA4が30%以下である、方法。
  4. 核果がモモ、ネクタリン、アプリコット、サクランボ、ミラベルプラムまたはプラムである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用または方法。
  5. 核果がモモまたはネクタリンである、請求項4に記載の使用または方法。
  6. GA7が、一年目に満開後4〜12週の期間内に使用または散布される、請求項2〜5のいずれか1項に記載の使用または方法。
  7. GA7が、満開後6〜12週の期間内に使用または散布される、請求項2〜6のいずれか1項に記載の使用または方法。
  8. GA7が、満開後10週までの期間内に使用または散布される、請求項2〜7のいずれか1項に記載の使用または方法。
  9. GA7が、純粋な化合物として計算して0.5〜4重量%のGA7を含む製剤として使用される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の使用または方法。
  10. GA7が、100Lの噴霧用流体に付き0.1L〜3Lの製剤の量の液体製剤として散布される、請求項9に記載の使用または方法。
  11. GA7が、100Lの噴霧用流体に付き0.3L〜2Lの製剤の量の液体製剤として散布される、請求項10に記載の使用または方法。
  12. GA7が、1ヘクタール当たり0.5〜10リットルの間の量の液体製剤として散布される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の使用または方法。
  13. GA7が、GA7として計算して10〜100g/haの量で散布される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の使用または方法。
  14. GA7が、GA7に対して10重量%未満、好ましくは5重量%未満のGA4を含有する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の使用または方法。
  15. 請求項3〜14のいずれか1項に記載の間引き方法を使用し、および翌年果実を収穫する、核果を生育させる方法。
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