JP2017503638A - 液滴装置において使用するためのアセンブリ - Google Patents
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Abstract
Description
これによって、アセンブリ全体を交換することなく開孔プレート(又はメッシュ)を交換するのが可能になり、こうして振動素子(例えば、圧電リング)を交換する必要性が回避されるという利点を有する。
振動プラットフォームの第1の部分は、ポリマー材料から形成してもよい。あるいはまた、振動プラットフォームの第1の部分は、金属から形成してもよい。
振動プラットフォームの第2の部分は、ポリマー材料から形成してもよい。あるいはまた、振動プラットフォームの第2の部分は、金属から形成してもよい。
振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分は、同じ材料、又は異なる材料から作製してもよい。
第1の部分及び/又は第2の部分は、事前に応力を受けることなく形成される少なくとも1つの部分を含んで射出成形されるポリマー材料から作製してもよい。
振動プラットフォームは、アセンブリの1つ又は複数の構成要素から構成されるアセンブリに使用される接着剤を光源によって硬化可能にするために、光源に対して透過性を示す材料から作製してもよい。
そのような例では、開孔プレートを使い捨てのスクリーン部分と交換する必要があるときに、振動プラットフォームの第2の部分(つまり、使い捨ての柔軟性形態)は、振動プラットフォームの第1の部分(つまり、固定形態)から抜け出る又は外れる。
別の例によれば、振動プラットフォームの第1の部分と第2の部分との間の相互接続部は、振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分が着脱自在に接続された場合に、振動素子の面に対して傾斜した又は斜めになった第1面及び第2面を含んでもよい。
本発明の別の態様によれば、液滴装置のアセンブリにおいて使用するための第2の振動プラットフォーム部分が提供される。第2の振動プラットフォーム部分は、開孔プレートに結合され、使用中に、第2の振動プラットフォーム部分は、振動素子に結合された第1の振動プラットフォーム部分に結合される。
上述した実施形態では、ノズルが、振動プラットフォームの材料に直接的に形成され、振動プラットフォーム自体が、第1の部分及び第2の部分を有する。一方の部分は、例えば接着剤を使用して振動素子に接続される、例えば恒久的に接続される。他方の部分は、第1の部分に着脱自在に接続され、振動プラットフォームの第2の部分の材料に組み込まれるノズルを含む。
本発明の実施例をより良く理解するため、及び実施例を有効に実施することができる方法をより明確に示すために、ここで参照を、単なる例として、以下の図面について行う。
本発明の実施形態の目的は、超音波式メッシュ噴霧ネブライザ等の噴霧装置で使用するための改良されたアセンブリを提供することであり、ここで改良されたアセンブリは、振動素子(例えば超音波式圧電リングアセンブリ)を収容するサブアセンブリから着脱自在なメッシュ・サブアセンブリを有する。
第1の部分13aは、振動素子11に固定して結合する、例えば恒久的に結合してもよい。他の方法も可能であるが、第1の部分は、例えば接着剤17、19を使用して、振動素子に固定して結合してもよい。第2の部分13bは、例えば接着剤又は他の方法を使用して、開孔プレート15に固定して結合する、例えば恒久的に結合してもよい。
振動プラットフォームの第1の部分13a及び第2の部分13bは、同じ材料から作製してもよく、又は各部分は、異なる材料から作製してもよい。例えば、第1の部分13a及び第2の部分13bは、金属又はポリマー材料を含む(がこれらに限定されない)材料から作製してもよい。
一実施形態によれば、メッシュ・サブアセンブリ(第2の部分13b)を所定の位置に保持するためにアンダーカットが設けられ、このアンダーカットは、メッシュを交換する必要があるときに、スナップ式に外す又は引き離すことができる。
図3の例では、組み付けた状態の装置を示しており、この装置は、振動素子31(例えば、圧電リング素子)と、開孔プレート35と、振動プラットフォーム33とを有する。振動プラットフォーム33は、振動素子31と開孔プレート35との間に位置付けされる。振動プラットフォームは、振動素子31に結合される(例えば、固定形態を有する)第1の部分33aと、開孔プレート35に結合される(例えば、使い捨ての可撓性形態を有する)第2の部分33bとを含む。振動プラットフォームの第1の部分33a及び第2の部分33bは、着脱自在に接続される。この例では、振動プラットフォームの第1の部分33aは、ポリマー材料から形成され、振動プラットフォームの第2の部分33bは、金属から形成される。
図3の実施形態では、振動プラットフォームの第2の部分33bの側壁が、振動プラットフォームの第1の部分33aの側壁の上に嵌合するように配置され、第1の部分33a及び第2の部分33bは、互いに結合したときに、相互接続する。
図4の実施形態では、上述したように、振動プラットフォームの第2の部分33bの側壁は、振動プラットフォームの第1の部分33aの側壁の上に嵌合するように配置され、第1の部分33a及び第2の部分33bは、互いに結合したときに、相互接続する。
その相互接続部は、振動素子の第1の部分及び第2の部分が離れた状態で又は一緒の状態で摺動するように構成してもよい。公差は、相互接続部の第1面と第2面との間の摩擦によって、組み付けたときに、振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分を所定の位置に保持し、及び使用中に、開孔プレートを交換する必要があるときに、ユーザが第1の部分及び第2の部分を取り外し可能にするように規定することができる。
一実施形態によれば、相互接続部は、使用中に、振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分を一緒に保持するのに役立つ、相互接続部のそれぞれの面上に1つ又は複数の窪み/溝を含んでもよい。
振動プラットフォームの第1の部分63a及び第2の部分63bは、同じ材料から作製することができ、又は各部分は、異なる材料、例えば金属又はポリマー材料を含む(がこれらに限定されない)材料から作製することができる。この材料の選択によって、第1の部分及び第2の部分の嵌合を補助することもできる。
一実施形態によれば、振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分を結合する手段は、押込み嵌合又は固定嵌合する際に回転する部品の相互接続部の幾何学的形状、及び/又は固定形態及び使い捨ての柔軟性形態の材料(金属又はポリマー)の選択、及び/又はメッシュの運動を最適化するように構成された幾何学的形状を有する。例えば、着脱自在なメッシュ部分(振動プラットフォームの第2の部分)は、金属製の固定形態のプラットフォーム(振動プラットフォームの第1の部分)に接続するときに、金属及びポリマー材料の両方の組合せを含むことができる。金属部分は、ポリマー製メッシュの中心を通るエアロゾルを生成するために、ポリマー材料を屈曲させるように構成することができる。
・同様又は多様な厚さの固定形態及び可撓性形態の実施形態を構築するためのポリマー材料又は金属材料
・同様又は多様な厚さの固定形態及び可撓性形態の実施形態を構築するためのポリマー材料及び金属材料の組合せ
・固定形態又は可撓性形態の実施形態に含まれる傾斜構造を介した運動の伝達
・変位を最大化するのを補助するために、事前に応力を受けていない接合部(joint)を含んで射出成形されたポリマー材料
・UV接着剤によって固定形態又は可撓性形態の実施形態の上で部品を直接的に硬化可能にするために透明であるポリマー材料。
別の実施形態によれば、第1の部分と第2の部分は、異なる厚さである。
一実施形態によれば、振動プラットフォームの第1の部分及び/又は第2の部分は、変位を最大化するのを補助するために、事前に応力を受けていない接合部を含んで射出成形されたポリマー材料から作製される。図8は、このような装置の一例を示す。この態様は、第1の部分及び第2の部分を含む振動プラットフォーム、すなわち着脱自在に接続される第1の部分及び第2の部分を含む振動プラットフォーム、又は単一の構造から作製される、すなわち非着脱式の形態である振動プラットフォームを使用することができる。
別の実施形態によれば、振動プラットフォームは、アセンブリの1つ又は複数の構成要素から構成されるアセンブリに使用される接着剤を光源によって硬化可能にするために、光源に対して透過性を示す材料から作製される。
例えば、振動プラットフォームは、UV接着剤89によって振動素子の第1の部分(固定形態)又は振動素子の第2の部分(可撓性形態)に部品を直接的に硬化可能にするために、透明であるポリマー材料から作製することができる。
図9の実施形態は、単一部品の振動プラットフォーム93を示しているが、2つの部品の振動プラットフォームを含む他の実施形態の振動プラットフォームも、UV光に対して透過性を示す材料から作製することができることに留意されたい。
一実施形態によれば、メッシュを所定の位置に保持するためにアンダーカットが設けられ、このアンダーカットは、メッシュを交換する必要があるときに、スナップ式に外すことができる。
これによって、メッシュを振動させてスプレーを生成するために、振動エネルギーを圧電素子から伝達するのを可能にする固定形態要素を使い捨ての柔軟性形態要素に結合するアセンブリシステムが可能になる。
その用途は、呼吸ケア又は睡眠補助機器を含み、鼻カニューレ又はマスクを介した家庭で行われる加湿の送達のためのネブライザも含む。
本発明の実施形態を使用して、液体薬物送達ネブライザシステム、又は重篤な人への換気又は在宅医療での換気或いは酸素を介したスリープ又は鼻カニューレの加湿システムの一部として在宅医療ケアソリューションの取り組みを支援することができる。
上述した実施形態では、開孔プレートは、多数の微小な開口部又はマイクロノズルを有するような、例えばスクリーン、メッシュ、薄膜、機械加工された金属プレート、ポリマー構造等を含んでもよいことに留意されたい。例えば、開孔プレートは、図示されるような平坦ではなく、ドーム形状であってもよいことに留意されたい。
国際公開第2011/083380号は、複数の開孔を有する取り外し可能な使い捨ての可撓性薄膜と、この可撓性薄膜を振動させるための振動子(例えば、圧電素子)とを含み、こうしてエアロゾル液滴の流れを形成するエアロゾル送達用の装置について記載する。振動プラットフォームを形成するばねが、振動子と可撓性薄膜との間に設けられる。磁性部材が、可撓性薄膜をばねに取り外し可能に取り付けるために、可撓性薄膜に設けられる。
Claims (15)
- 液滴装置において使用するためのアセンブリであって、当該アセンブリは、
振動素子と、
開孔プレートと、
振動プラットフォームと、を備えており、
該振動プラットフォームは、前記振動素子から前記開孔プレートに振動を伝達するために、前記振動素子と前記開孔プレートとの間に位置付けされ、
前記振動プラットフォームは、前記振動素子に結合される第1の部分と、前記開孔プレートに結合される第2の部分とを含み、前記振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分は、互いに着脱自在に接続される、
アセンブリ。 - 前記振動プラットフォームの第1の部分は、前記振動素子に固定して結合され、及び前記振動プラットフォームの第2の部分は、前記開孔プレートに固定して結合される、
請求項1に記載のアセンブリ。 - 前記振動プラットフォームの第1の部分は、ポリマー材料から形成される、
請求項1又は2に記載のアセンブリ。 - 前記振動プラットフォームの第1の部分は、金属から形成される、
請求項1又は2に記載のアセンブリ。 - 前記振動プラットフォームの第2の部分は、ポリマー材料から形成される、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアセンブリ。 - 前記振動プラットフォームの第2の部分は、金属から形成される、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアセンブリ。 - 第1の部分及び第2の部分は、同様の厚さである、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のアセンブリ。 - 第1の部分及び第2の部分は、異なる厚さである、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のアセンブリ。 - 前記振動プラットフォームは、前記アセンブリの1つ又は複数の構成要素から構成されるアセンブリに使用される接着剤を光源によって硬化可能にするために、光源に対して透過性を示す材料から作製される、
請求項1に記載のアセンブリ。 - 前記振動プラットフォームの第1の部分と第2の部分との間の相互接続部は、前記振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分が着脱自在に接続された場合に、前記振動素子の面に対して略直交する第1面及び第2面を含む、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のアセンブリ。 - 前記振動プラットフォームの第1の部分と第2の部分との間の相互接続部は、前記振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分が着脱自在に接続された場合に、前記振動素子の面に対して傾斜した又は斜めになった第1面及び第2面を含む、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のアセンブリ。 - 前記開孔プレートは、メッシュである、
請求項1乃至11のいずれか一項に記載のアセンブリ。 - 液滴装置のアセンブリにおいて使用するための第1の振動プラットフォーム部分であって、第1の振動プラットフォーム部分は、振動素子に結合され、使用中に、第1の振動プラットフォーム部分は、開孔プレートに結合された第2の振動プラットフォーム部分に結合される、
第1の振動プラットフォーム部分。 - 液滴装置のアセンブリにおいて使用するための第2の振動プラットフォーム部分であって、第2の振動プラットフォーム部分は、開孔プレートに結合され、使用中に、第2の振動プラットフォーム部分は、振動素子に結合された第1の振動プラットフォーム部分に結合される、
第2の振動プラットフォーム部分。 - 液滴装置において使用するためのアセンブリであって、当該アセンブリは、
振動素子と、
振動プラットフォームと、を備えており、
該振動プラットフォームは、前記振動素子に結合される第1の部分と、複数の孔を有する第2の部分とを含み、前記振動プラットフォームの第1の部分及び第2の部分は、互いに着脱自在に接続される、
アセンブリ。
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