JP2017229134A - 機電一体型モータユニット - Google Patents

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貴仁 稗田
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Abstract

【課題】駆動ユニットでの温度上昇を抑制できる機電一体型モータユニットを提供する。
【解決手段】機電一体型モータユニット1に係る駆動ユニット5では、モータハウジング2aに対向する第1主面33とその反対側の第2主面34を有する基板35の第2主面34に、半導体チップCHおよび平滑コンデンサCが接合されている。半導体チップCHは、基板35の第2主面34と対向する第1端部36とその反対側の第2端部37とを含み、平滑コンデンサCは、基板35の第2主面34と対向する第3端部38とその反対側の第4端部39とを含む。半導体チップCHは、平滑コンデンサCの第4端部39よりも基板2の第2主面34に近い位置でカバー部材6の底壁部45と熱的に接続されている。そして、カバー部材6の底壁部45は、当該カバー部材6の側壁部46を介してモータハウジング2aに熱的に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータと当該モータを駆動制御するための駆動回路を有する駆動ユニットとを備えた機電一体型モータユニットに関する。
一般的に、モータと当該モータを駆動制御するための駆動回路を有する駆動ユニットとを備えた機電一体型モータユニットでは、駆動回路にスイッチング素子を含む半導体チップを備えているから、スイッチング素子のスイッチング動作時にサージ電圧が生じる虞がある。サージ電圧の大きさは、電流が流れる配線等の電流経路のインダクタンス成分に比例するため、電流経路からインダクタンス成分を如何にして取り除くかが一つの課題となっている。
電流経路からインダクタンス成分を取り除く一つの手法として、駆動回路を構成する複数の電子部品のうちの半導体チップと当該半導体チップに印加される電圧を平滑化するための平滑コンデンサとを、同一の基板の同一表面に接合することが考えられる。このような構成によれば、半導体チップと平滑コンデンサとの間の電流経路が短くなるから、それらの間のインダクタンス成分を低減できる。このような形態の一例が特許文献1の図2に開示されている。
特許文献1の図2には、モータと当該モータを駆動制御するための駆動回路を有する駆動ユニットとを備える電動パワーステアリング装置が開示されている。この電動パワーステアリング装置は、モータハウジング有するモータを含む。モータハウジングの外側には、モータの軸方向に当該モータハウジングと対向するように配置されたパワー基板(基板)を含む駆動ユニットが配置されている。パワー基板において、モータハウジングとは反対側の表面には、駆動回路の一部を構成するスイッチング素子(半導体チップ)および平滑コンデンサがヒートシンクを介して隣り合うように接合されている。そして、スイッチング素子および平滑コンデンサから間隔を隔ててパワー基板を収容するケース(カバー部材)が、モータハウジングに取り付けられている。
特開2014−75866号公報
機電一体型モータユニットの他の課題として、駆動ユニットにおける温度上昇の問題がある。駆動ユニットにおける主たる熱の発生源は、スイッチング素子を含む半導体チップであるが、特許文献1の図2の構成では、基板を収容するカバー部材が半導体チップおよび平滑コンデンサから軸方向に間隔を隔てて設けられている。したがって、半導体チップで発生した熱がカバー部材に伝達され難く、当該半導体チップで発生した熱を、カバー部材を介して比較的大きな熱容量を有するモータハウジングに効率的に伝達させることができない。その結果、駆動ユニットの温度が上昇するという課題がある。
そこで、本発明は、駆動ユニットでの温度上昇を抑制できる機電一体型モータユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、金属製のモータハウジング(2a)を有するモータ(2)と、前記モータと軸方向に対向するように前記モータハウジングの外側に配置されたモータ制御装置(3)であって、前記モータを駆動制御するための駆動回路(4,4A,4B)を含む駆動ユニット(5)と、前記駆動ユニットを収容する金属製のカバー部材(6)とを含むモータ制御装置(3)とを備えた機電一体型モータユニット(1)であって、前記駆動ユニットは、前記モータハウジングと対向する第1主面(33)と、前記第1主面の反対側に位置する第2主面(34)とを有する基板(35)と、前記基板の前記第2主面に接合され、前記駆動回路の一部を構成するスイッチング素子(Tr1〜Tr6)を含む半導体チップ(CH)であって、前記軸方向において前記基板の前記第2主面に対向する第1端部(36)と、前記第1端部とは反対側に位置する第2端部(37)とを有する半導体チップ(CH)と、前記基板の前記第2主面に接合され、前記駆動回路の一部を構成し、前記半導体チップに印加される電圧を平滑化するための平滑コンデンサ(C)であって、前記軸方向において前記基板の前記第2主面に対向する第3端部(38)と、前記第3端部とは反対側に位置し、かつ、前記軸方向において前記半導体チップの前記第2端部よりも前記基板の前記第2主面から離れた位置に位置する第4端部(39)とを有する平滑コンデンサ(C)とを含み、前記カバー部材は、前記軸方向に前記基板の前記第2主面に対向し、かつ、前記軸方向の直交方向に前記平滑コンデンサと対向するように配置され、前記軸方向における前記平滑コンデンサの前記第3端部と前記第4端部との間の位置において前記半導体チップに熱的に接続される対向壁(45)と、前記軸方向から見て前記基板の周縁よりも外側に配置され、前記対向壁の周縁から前記モータハウジング側に向けて延び、前記対向壁と前記モータハウジングとを熱的に接続させる接続部(46)とを含む、機電一体型モータユニット(1)である。なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表すが、特許請求の範囲を実施形態に限定する趣旨ではない。以下、この項において同じ。
請求項2に記載の発明は、前記モータハウジングと前記駆動ユニットとの間に配置された金属製の放熱器(7)と、前記基板の前記第1主面に接合され、前記駆動回路の一部を構成する複数の電子部品(R1〜R3,Swv(Tr7,Tr8),Swm1〜Swm3(Tr9〜Tr11))とをさらに含み、前記放熱器は、前記モータハウジングと前記基板の前記第1主面との間において、前記複数の電子部品と前記モータハウジングとを熱的に接続させている、請求項1に記載の機電一体型モータユニットである。
請求項3に記載の発明は、前記放熱器は、前記カバー部材と連結されることによって、前記カバー部材と共に前記駆動ユニットを収容するハウジング(8)を構成しており、前記カバー部材の前記接続部は、前記放熱器を介して前記モータハウジングに熱的に接続されている、請求項2に記載の機電一体型モータユニットである。
請求項4に記載の発明は、前記基板の前記第2主面において、前記半導体チップは、前記モータの軸線を基準とすると、前記平滑コンデンサよりも径方向外側に接合されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の機電一体型モータユニットである。
請求項5に記載の発明は、前記カバー部材の前記対向壁には、前記平滑コンデンサが貫通する貫通孔(44)が形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機電一体型モータユニットである。
請求項6に記載の発明は、前記平滑コンデンサを覆うように前記貫通孔を閉塞する閉塞部材(50)をさらに含む、請求項5に記載の機電一体型モータユニットである。
請求項1に記載の発明では、モータハウジングに対向する第1主面とその反対側の第2主面を有する基板の第2主面に、半導体チップおよび平滑コンデンサが接合されている。半導体チップは、基板の第2主面と対向する第1端部とその反対側の第2端部とを含み、平滑コンデンサは、基板の第2主面と対向する第3端部とその反対側の第4端部とを含む。カバー部材の対向壁は、軸方向の直交方向に平滑コンデンサと対向するように配置されており、平滑コンデンサの第4端部よりも基板の第2主面に近い位置で半導体チップと熱的に接続されている。そして、カバー部材は、対向壁とモータハウジングとを熱的に接続させる接続部を含み、これによって、半導体チップは、当該カバー部材を介してモータハウジングに熱的に接続されている。
したがって、基板の第2主面に半導体チップおよび平滑コンデンサが接合された構成において、半導体チップで生じた熱がモータハウジングに伝わるまでの経路の距離を小さくしつつ、カバー部材を介して半導体チップで生じた熱を比較的大きな熱容量を有するモータハウジングに良好に伝達させることができる。その結果、半導体チップの温度上昇を良好に抑制できるから、駆動ユニットでの温度上昇を良好に抑制できる機電一体型モータユニットを提供できる。
請求項2に記載の発明では、モータハウジングと基板の第1主面との間に、複数の電子部品とモータハウジングとを熱的に接続させる放熱器が設けられている。これにより、複数の電子部品で生じた熱を、放熱器を介してモータハウジングに伝達させることができると共に、半導体チップで生じた熱も放熱器を介してモータハウジングに伝達させることができる。よって、駆動ユニットの温度上昇をより一層良好に抑制できる。
請求項3に記載の発明のように、カバー部材と放熱器とを接続させることによって、カバー部材および放熱器とによって半導体チップで生じた熱をモータハウジングに良好に伝達させることができる。
請求項4に記載の発明のように、基板の第2主面において、モータの軸線を基準として平滑コンデンサよりも径方向外側に半導体チップを接合することによって、半導体チップで生じた熱がモータハウジングに伝わるまでの経路の距離をより一層小さくできる。
請求項5に記載の発明のように、カバー部材の対向壁に開口された貫通孔を設けることによって、平滑コンデンサの大きさや形状に依らずに、軸方向における平滑コンデンサの第3端部と第4端部との間の位置に、カバー部材の対向壁を配置させることができる。
請求項6に記載の発明のように、貫通孔を閉塞する閉塞部材を設けることによって、貫通孔から露出する平滑コンデンサを良好に保護できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る機電一体型モータユニットの断面図である。 図2は、図1に示す駆動ユニット用のハウジングを上側から見た分解斜視図である。 図3は、図2に示す駆動ユニット用のハウジングを下側から見た分解斜視図である。 図4は、駆動ユニットの電気的構造を示す電気回路図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る機電一体型モータユニット1の断面図である。図2は、図1に示す駆動ユニット5用のハウジング8を上側から見た分解斜視図である。図3は、図2に示す駆動ユニット用のハウジングを下側から見た分解斜視図である。
本実施形態に係る機電一体型モータユニット1は、たとえば車両用の電動パワーステアリング装置に組み込まれるものであり、金属製のモータハウジング2aを有するモータ2と、当該モータ2の軸方向に対向するようにモータハウジング2aの外側に配置されたモータ制御装置3とを備えている。モータ2は、本実施形態では三相ブラシレスモータである。モータ制御装置3は、モータ2を駆動制御するための駆動回路4を含む駆動ユニット5と、駆動ユニット5を収容する金属製のカバー部材6と、モータハウジング2aおよび駆動ユニット5の間に配置された金属製の放熱器7とを含む。
本実施形態では、放熱器7は、カバー部材6と連結されることによって、当該カバー部材6と共に駆動ユニット5を収容する駆動ユニット5用のハウジング8を構成している。したがって、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1は、モータハウジング2aと、駆動ユニット5を収容するハウジング8とがモータ2の軸方向に連結された構成を有している。
モータハウジング2aは、円板状の底壁9と、底壁9の周縁から軸方向に立設され、当該底壁9の反対側に開口部10を有する円筒状の側壁11と、開口部10を閉塞するように側壁11の端部に連結された上壁12とを有しており、これら底壁9、側壁11および上壁12によって内部空間13が区画されている。
モータハウジング2aの内部空間13において、底壁9の中央部には、第1軸受14を保持するための第1軸受保持部15が設けられている。第1軸受保持部15は、本実施形態では、略円形状に一段窪んだ凹所であり、第1軸受14は、第1軸受保持部15内に配置されている。この第1軸受保持部15の底面中央部には、底壁9を貫通する第1貫通孔16が形成されている。
また、モータハウジング2aの内部空間13において、上壁12の中央部には、第2軸受17を保持するための第2軸受保持部18が設けられている。第2軸受保持部18は、本実施形態では、略円形状に一段窪んだ凹所であり、第2軸受17は、第2軸受保持部18内に配置されている。この第2軸受保持部18の底面中央部には、上壁12を貫通する第2貫通孔19が形成されている。
モータハウジング2aの内部空間13には、円筒状のステータ20と、ステータ20の径方向内側に配置されたロータ21と、ロータ21の中央部を貫通するように当該ロータ21に取り付けられたモータシャフト22とが配置されている。
ステータ20は、モータハウジング2aの側壁11の内周面に固定されている。ステータ20は、モータハウジング2aの側壁11の内周面から径方向内側に向って延設された複数のステータティース23と、複数のステータティース23に巻回された巻線24U,24V,24Wとを有している。巻線24U,24V,24Wは、図4において詳述するように、モータ2のU相、V相およびW相に対応するU相巻線24U、V相巻線24VおよびW相巻線24Wを含む。なお、図1では、各相の巻線24U,24V,24WのうちのU相巻線24UおよびV相巻線24Vが示されている。各相の巻線24U,24V,24Wの一端は、モータハウジング2aの上壁12に選択的に設けられた第1巻線挿通孔25を介して、駆動ユニット5側に引き出されている。
ロータ21は、円柱状のロータコア26と、ロータコア26の外周に固定され、ロータコア26の周方向に沿ってS極とN極とが交互に着磁されたリング状の永久磁石27とを含む。軸方向から見て、ロータコア26の中央部には、モータシャフト22が挿通されるシャフト挿通孔28が形成されている。
モータシャフト22は、ロータコア26に形成されたシャフト挿通孔28に挿通されて固定されていると共に、モータハウジング2aの底壁9に設けられた第1軸受14と、モータハウジング2aの上壁12に設けられた第2軸受17とによって軸支されている。前述のロータ21は、モータハウジング2a内において、モータシャフト22によって回転自在に支持されている。
また、モータシャフト22は、底壁9に設けられた第1貫通孔16を貫通してモータハウジング2aの外側に突出する先端部29と、上壁12に設けられた第2貫通孔19を貫通してモータハウジング2aの外側に突出する基端部30とを有している。モータシャフト22の先端部29には、連結部材31が取り付けられている。連結部材31は、外部の機構に連結されることによって、モータ2の回転駆動力を当該外部の機構に伝達する。外部の機構としては、電動パワーステアリング装置用の減速機を例示できる。モータシャフト22の基端部30には、モータ2の回転角を検出するための永久磁石32が取り付けられている。
駆動回路4を含む駆動ユニット5は、軸方向にモータハウジング2aと対向する第1主面33とその反対側の第2主面34とを有する円板状の基板35を含む。基板35は、たとえば多層配線基板であり、複数の絶縁層と、複数の配線層と、絶縁層を挟んで上下に配置された配線層を電気的に接続するビアとを有している。基板35の第1主面33および第2主面34のそれぞれには、配線が選択的に引き回されており、駆動回路4を構成する複数の電子部品が基板35の第1主面33および第2主面34の両方に接合可能とされている。以下、図4を参照して、駆動ユニット5の電気的構造について説明する。図4は、駆動ユニット5の電気的構造を示す電気回路図である。
図4を参照して、駆動ユニット5は、本実施形態では、電源Vcに並列接続された二系統の駆動回路4を有している。以下では、二系統の駆動回路4のうちの一方(図4の紙面上側)の駆動回路4を第1駆動回路4Aといい、他方(図4の紙面下側)の駆動回路4を第2駆動回路4Bという。第1および第2駆動回路4A,4Bは、いずれも同様の構成を有している。図4では、第1駆動回路4Aの構成について説明し、第2駆動回路4Bにおいて第1駆動回路4Aと対応する構成については、当該第1駆動回路4Aの構成と同一の参照符号を付して説明を省略する。
第1駆動回路4Aは、当該第1駆動回路4の一部を構成する複数の電子部品として、複数のスイッチング素子の一例としての複数の電界効果トランジスタ(FET:Field effect transistor)Tr1〜Tr6を含む半導体チップCHと、平滑コンデンサCと、電源リレーSwvと、複数のシャント抵抗R1〜R3と、複数のモータリレーSwm1〜Swm3とを含む。
半導体チップCHは、電源Vcの両電極間に接続されている。半導体チップCHに含まれる複数の電界効果トランジスタTr1〜Tr6は、U相用のハイサイドの第1電界効果トランジスタTr1と、それに直列接続されたU相用のローサイドの第2電界効果トランジスタTr2と、V相用のハイサイドの第3電界効果トランジスタTr3と、それに直列接続されたV相用のローサイドの第4電界効果トランジスタTr4と、W相用のハイサイドの第5電界効果トランジスタTr5と、それに直列接続されたW相用のローサイドの第6電界効果トランジスタTr6とを含む。
各電界効果トランジスタTr1〜Tr6は、ドレイン電極と、ソース電極と、ゲート電極とを有している。各電界効果トランジスタTr1〜Tr6において、ドレイン電極およびソース電極間には、ボディダイオードD1〜D6が逆バイアス接続されている。
第1、第3および第5電界効果トランジスタTr1,Tr3,Tr5のドレイン電極は、電源Vcの正極側電極に接続されている。第1、第3および第5電界効果トランジスタTr1,Tr3,Tr5のソース電極は、それぞれ第2、第4および第6電界効果トランジスタTr2,Tr4,Tr6のドレイン電極に接続されている。第2、第4および第6電界効果トランジスタTr2,Tr4,Tr6のソース電極は、電源Vcの負極側電極に接続されている。
第1電界効果トランジスタTr1と第2電界効果トランジスタTr2との接続点は、モータ2のU相巻線24Uに電気的に接続されている。第3電界効果トランジスタTr3と第4電界効果トランジスタTr4との接続点は、モータ2のV相巻線24Vに電気的に接続されている。第5電界効果トランジスタTr5と第6電界効果トランジスタTr6との接続点は、モータ2のW相巻線24Wに電気的に接続されている。
平滑コンデンサCは、半導体チップCHと並列接続されるように電源Vcの両電極間に接続されている。平滑コンデンサCは、電源Vcから供給される電圧を平滑化して半導体チップCH(半導体チップCHに含まれる複数の電界効果トランジスタTr1〜Tr6)に供給する。なお、本実施形態では、第1駆動回路4Aは、後述するように3個の平滑コンデンサCを有しているが、図4では、説明の便宜上、1個の平滑コンデンサCのみを示している。
電源リレーSwvは、電源Vcと平滑コンデンサCとの間に接続されており、本実施形態では、第7および第8電界効果トランジスタTr7、Tr8によって構成されている。各電界効果トランジスタTr7、Tr8は、ドレイン電極と、ソース電極と、ゲート電極とを有している。各電界効果トランジスタTr7、Tr8において、ドレイン電極およびソース電極間には、ボディダイオードD7,D8が逆バイアス接続されている。
電源リレーSwvにおいて、各電界効果トランジスタTr7、Tr8は、ボディダイオードD7,D8の極性方向が互いに逆向きとなる態様で直列接続されている。本実施形態では、各ボディダイオードD7,D8のカソード同士が接続されるように、各電界効果トランジスタTr7、Tr8のドレイン電極同士が接続されている。
複数のシャント抵抗R1〜R3は、各相の巻線24U,24V,24Wに流れ込む電流を個別的に検出するための素子である。複数のシャント抵抗R1〜R3は、第1および第2電界効果トランジスタTr1,Tr2間の接続点とU相巻線24Uとの間に接続された第1シャント抵抗R1と、第3および第4電界効果トランジスタTr3,Tr4間の接続点とV相巻線24Vとの間に接続された第2シャント抵抗R2と、第5および第6電界効果トランジスタTr5,Tr6間の接続点とW相巻線24Wとの間に接続された第3シャント抵抗R3とを含む。
複数のモータリレーSwm1〜Swm3は、シャント抵抗R1とU相巻線24Uとの間に接続された第1モータリレーSwm1と、シャント抵抗R2とV相巻線24Vとの間に接続された第2モータリレーSwm2と、シャント抵抗R3とW相巻線24Wとの間に接続された第3モータリレーSwm3とを含む。各モータリレーSwm1〜Swm3は、本実施形態では、第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11によって構成されており、ドレイン電極と、ソース電極と、ゲート電極とを有している。各電界効果トランジスタTr9〜Tr11において、ドレイン電極およびソース電極間には、ボディダイオードD9〜D11が逆バイアス接続されている。
なお、電界効果トランジスタTr1〜Tr11の各ゲート電極および各シャント抵抗R1〜R3は、基板35の第1主面33または第2主面34に接合されたマイクロコンピュータ(図示せず)等に制御対象として接続されていてもよい。
図1〜図3を参照して、第1および第2駆動回路4A,4B用の各半導体チップCHは、本実施形態では、いずれも直方体形状に形成されており、基板35の第2主面34に接合されている。第1および第2駆動回路4A,4B用の各半導体チップCHは、軸方向において基板35の第2主面34と対向する第1端部36と、第1端部36とは反対側に位置する第2端部37とを有している。
各半導体チップCHは、本実施形態では、第1端部36が各電界効果トランジスタTr1〜Tr6のソース電極、ドレイン電極およびゲート電極が設けられた所謂横型の半導体チップである。各半導体チップCHは、第1端部36側に設けられた複数の電極が金属製の接合材(たとえば半田)を介して基板35の第2主面34に形成された配線と接合されることによって、当該基板35と接合されている。一方、各半導体チップCHの第2端部37は、いずれの電極も形成されていない非電極面からなり、当該半導体チップCHの本体を構成する半導体基板によって形成されている。半導体基板は、たとえばSi系基板であってもよいし、GaN系基板であってもよい。
第1および第2駆動回路4A,4B用の各平滑コンデンサCは、半導体チップCHと隣接するように基板35の第2主面34に接合されている。より具体的には、本実施形態では、半導体チップCHは、モータ2の軸線を基準とすると、平滑コンデンサCよりも径方向外側に接合されている。さらに具体的には、半導体チップCHは、基板35の第2主面34の周縁部に接合されており、平滑コンデンサCは、基板35の第2主面34の中央部に接合されている。
本実施形態では、3個の第1駆動回路4A用の平滑コンデンサCと、3個の第2駆動回路4B用の平滑コンデンサCとが、基板35の第2主面34の中央部に接合されている。軸方向から見て、第1および第2駆動回路4A,4B用の平滑コンデンサCは、基板35の第2主面34の中央部に所定の接続態様で行列状に接合されている。図4では、3個の第1駆動回路4A用の平滑コンデンサCを「C1〜C3」の符号を付して示しており、3個の第2駆動回路4B用の平滑コンデンサCを「C4〜C6」の符号を付して示している。なお、第1および第2駆動回路4A,4Bにおいて、平滑コンデンサCの個数は、当該平滑コンデンサCの容量値やモータ2の駆動に要求される電圧値等に応じて適宜変更可能であり、3個に限定されるものではない。
第1および第2駆動回路4A,4B用の各平滑コンデンサCは、本実施形態では半導体チップCHの高さよりも大きい高さを有する円柱状の電界コンデンサであり、軸方向において基板35の第2主面34に対向する第3端部38と、第3端部38とは反対側に位置する第4端部39とを有している。第1および第2駆動回路4A,4B用の各平滑コンデンサCの第4端部39は、いずれも軸方向において半導体チップCHの第2端部37よりも基板35の第2主面34から離れた位置に位置している。各平滑コンデンサCは、第3端部38側に設けられた複数の電極が金属製の接合材(たとえば半田)を介して基板35の第2主面34に形成された配線と接合されることによって、当該基板35と接合されている。
図3を参照して、基板35の第1主面33の周縁部には、第1駆動回路4Aの電源リレーSwvを構成する第7および第8電界効果トランジスタTr7,Tr8、ならびに、第2駆動回路4Bの電源リレーSwvを構成する第7および第8電界効果トランジスタTr7,Tr8が所定の接続態様で一纏まりとなって接合された第1接合領域40が設定されている。
また、基板35の第1主面33の周縁部には、第1駆動回路4A用の各シャント抵抗R1〜R3および各モータリレーSwm1〜Swm3(第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11)が所定の接続態様で一纏まりとなって接合された第2接合領域41が設定されている。本実施形態では、第2接合領域41は、第1接合領域40に対して基板35の周方向一方側に角度位置が略90度ずれた位置に設定されている。
また、基板35の第1主面33の周縁部には、第2駆動回路4B用の各シャント抵抗R1〜R3および各モータリレーSwm1〜Swm3(第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11)が所定の接続態様で一纏まりとなって接合された第3接合領域42が設定されている。本実施形態では、第3接合領域42は、第1接合領域40に対して基板35の周方向他方側に角度位置が略90度ずれた位置に設定されている。
さらに、基板35の第1主面33の中央部には、各接合領域40,41,42から間隔を空けて磁気センサ43が所定の接続態様で接合されている。磁気センサ43は、モータシャフト22の基端部30に取り付けられた永久磁石32と対向する位置に接合されており、モータシャフト22の回転に伴って変動する永久磁石32からの磁界(磁束)を検出する。
図1〜図3を参照して、カバー部材6は、軸方向に基板35の第2主面34に対向し、かつ平滑コンデンサCが貫通する矩形状の貫通孔44がその中央部に形成された円板状の底壁部45(対向壁)と、基板35の外側において底壁部45の外周縁からモータハウジング2a側に向けて延びる円筒状の側壁部46(接続部)と、平滑コンデンサCを覆うように貫通孔44を閉塞する閉塞部50(閉塞部材)とを含む。
カバー部材6の底壁部45は、軸方向の直交方向に平滑コンデンサCと対向するように配置されている。より具体的には、カバー部材6の底壁部45は、基板35の第2主面34に対向する内壁面45aとその反対側の外壁面45bとを有しており、少なくとも内壁面45aが、軸方向における各平滑コンデンサCの第3端部38と第4端部39との間に位置するように構成されている。本実施形態では、カバー部材6の底壁部45は、内壁面45aおよび外壁面45bの両方が、軸方向における各平滑コンデンサCの第3端部38と第4端部39との間に位置するように構成されている。カバー部材6の底壁部45は、軸方向における各平滑コンデンサCの第3端部38と第4端部39との間において、第1および第2駆動回路4A,4B用の各半導体チップCHに熱的に接続されている。
本実施形態では、第1および第2駆動回路4A,4B用の各半導体チップCHの第2端部37に板状またはブロック状の金属製(たとえば銅製)のヒートスプレッダ47が金属製の接合材48(たとえば半田)を介して接合されている。そして、カバー部材6の底壁部45は、たとえばシリコーン、金属またはセラミックを含む第1放熱シート49を介してヒートスプレッダ47に熱的に接続されている。このようにして、カバー部材6の底壁部45が、第1および第2駆動回路4A,4B用の各半導体チップCHに熱的に接続されている。
カバー部材6の側壁部46は、放熱器7に連結されており、当該放熱器7を介してモータハウジング2aに熱的に接続されている。したがって、各半導体チップCHで生じた熱は、接合材48、ヒートスプレッダ47、第1放熱シート49およびカバー部材6を介してモータハウジング2aに伝達される。なお、第1放熱シート49に代えて、シリコーン、金属またはセラミックを含む放熱グリスや金属ペーストが採用されてもよい。
カバー部材6の閉塞部50は、平面視矩形状の底壁部50Aと、底壁部50Aの外周縁からモータハウジング2a側に向けて延び、当該底壁部50Aと、貫通孔44を区画する底壁部45の縁部とを連結する角筒状の側壁部50Bとを含む。本実施形態では、閉塞部50がカバー部材6の底壁部45と一体的に形成されている例を示しているが、閉塞部50は、カバー部材6とは別体とされていてもよい。
モータハウジング2aと駆動ユニット5との間に設けられた放熱器7は、モータハウジング2aの上壁12と基板35の第1主面33との間において、複数のシャント抵抗R1〜R3、複数の電源リレーSwv(第7および第8電界効果トランジスタTr7、Tr8)および複数のモータリレーSwm1〜Swm3(第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11)のそれぞれと、モータハウジング2aとを熱的に接続させている。
より具体的には、図2および図3を参照して、放熱器7は、モータシャフト22の基端部30が貫通する貫通孔51をその中央部に有する円板状の板状部52と、板状部52の周縁から軸方向に沿って駆動ユニット5側に延びる第1筒状部53と、板状部52の周縁から軸方向に沿ってモータハウジング2a側に延びる第2筒状部54とを有している。放熱器7の第1筒状部53および第2筒状部54は、当該放熱器7の外壁を構成している。
放熱器7の板状部52は、基板35の第1主面33と対向する対向面55と、その反対の非対向面56とを含む。放熱器7の板状部52は、対向面55において、基板35の第1主面33の第1接合領域40側に向けて突出した第1凸部57と、基板35の第1主面33の第2接合領域41側に向けて突出した第2凸部58と、基板35の第1主面33の第3接合領域42側に向けて突出した第3凸部59とを有している。第1〜第3凸部57,58,59は、本実施形態では、いずれも軸方向から見て矩形状に形成されている。
板状部52の第1凸部57は、第1および第2駆動回路4A,4Bの各電源リレーSwvを構成する第7および第8電界効果トランジスタTr7,Tr8と対向しており、たとえばシリコーン、金属またはセラミックを含む第2放熱シート60を介してこれらと熱的に接続されている。なお、第2放熱シート60に代えて、シリコーン、金属またはセラミックを含む放熱グリスや金属ペーストが採用されてもよい。
板状部52の第2凸部58は、第1駆動回路4Aの各シャント抵抗R1〜R3および各モータリレーSwm1〜Swm3(第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11)と対向しており、たとえばシリコーン、金属またはセラミックを含む第3放熱シート61を介してこれらと熱的に接続されている。なお、第3放熱シート61に代えて、シリコーン、金属またはセラミックを含む放熱グリスや金属ペーストが採用されてもよい。
板状部52の第3凸部59は、第2駆動回路4Bの各シャント抵抗R1〜R3および各モータリレーSwm1〜Swm3(第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11)と対向しており、たとえばシリコーン、金属またはセラミックを含む第4放熱シート62を介してこれらと熱的に接続されている。なお、第4放熱シート62に代えて、シリコーン、金属またはセラミックを含む放熱グリスや金属ペーストが採用されてもよい。
図2を参照して、前述の基板35は、第1ボルト63によって放熱器7の板状部52に固定されている。より具体的には、基板35の周縁部には、当該基板35の周方向に沿って複数(本実施形態では3つ)の第1ボルト挿通孔64が設けられている。一方、放熱器7の板状部52の周縁部には、各第1ボルト挿通孔64と整合する位置に第2ボルト挿通孔65が設けられている。各第1ボルト挿通孔64およびそれに対応する第2ボルト挿通孔65に、基板35側から放熱器7側に向けて第1ボルト63が挿通されている。このようにして、基板35が放熱器7に固定されている。
また、前述のカバー部材6は、第2ボルト66によって放熱器7の第1筒状部53に固定されている。より具体的には、前述のカバー部材6の側壁部46には、当該カバー部材6の径方向外側に向かって延設された複数(本実施形態では3つ)の第1延設部67が設けられている。各第1延設部67には、第3ボルト挿通孔68が設けられている。一方、放熱器7の第1筒状部53および第2筒状部54によって形成される外壁には、各第1延設部67に整合する位置に当該放熱器7の径方向外側に向かって延設された第2延設部69が設けられている。各第2延設部69において、各第3ボルト挿通孔68に整合する位置には、第4ボルト挿通孔70が設けられている。
各第3ボルト挿通孔68およびそれに対応する第4ボルト挿通孔70に、カバー部材6側から放熱器7側に向かって第2ボルト66が挿通されている。このようにして、カバー部材6が放熱器7に固定されて、カバー部材6と放熱器7とによって、駆動ユニット5用のハウジング8が構成されている。
放熱器7の第2筒状部54は、モータハウジング2aに外嵌されている。これにより、放熱器7が、モータハウジング2aに取り付けられている。放熱器7は、モータハウジング2aに取り付けられた状態において、板状部52の非対向面56がモータハウジング2aの上壁12に接する構成とされている。このようにして、放熱器7とモータハウジング2aとが機械的および熱的に接続されていると共に、カバー部材6が、放熱器7を介してモータハウジング2aに機械的および熱的に接続されている。
図1を再度参照して、放熱器7の板状部52には、各相の巻線24U,24V,24Wの一端が挿通される第2巻線挿通孔71が選択的に形成されている。各相の巻線24U,24V,24Wの一端は、板状部52に形成された第2巻線挿通孔71を介して駆動ユニット5側に引き出されている。
また、基板35の周縁部には、各相の巻線24U,24V,24Wの一端が挿通される第3巻線挿通孔72が選択的に形成されている。各相の巻線24U,24V,24Wの一端は、基板35の周縁部に形成された第3巻線挿通孔72を介して基板35の第2主面34側に引き出されている。各相の巻線24U,24V,24Wの一端は、基板35の第1主面33側または第2主面34側において第1および第2駆動回路4A,4Bと電気的に接続されている。
以上、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1では、モータハウジング2aに対向する第1主面33とその反対側の第2主面34を有する基板35の第2主面34に、半導体チップCHおよび平滑コンデンサCが接合されている。半導体チップCHは、基板35の第2主面34と対向する第1端部36とその反対側の第2端部37とを含み、平滑コンデンサCは、基板35の第2主面34と対向する第3端部38とその反対側の第4端部39とを含む。
カバー部材6の底壁部45は、軸方向の直交方向に平滑コンデンサCと対向するように配置されており、平滑コンデンサCの第4端部39よりも基板35の第2主面34に近い位置で半導体チップCHと熱的に接続されている。そして、カバー部材6は、底壁部45とモータハウジング2aとを熱的に接続させる側壁部46を含み、これによって、半導体チップCHは、当該カバー部材6を介してモータハウジング2aに熱的に接続されている。
したがって、基板35の第2主面34に半導体チップCHおよび平滑コンデンサCが接合された構成において、半導体チップCHで生じた熱がモータハウジング2aに伝わるまでの経路の距離を小さくしつつ、半導体チップCHで生じた熱を、カバー部材6を介して比較的大きな熱容量を有するモータハウジング2aに良好に伝達させることができる。
特に、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1では、半導体チップCHが基板35の第2主面34の周縁部に接合され、平滑コンデンサCが基板35の第2主面34の中央部に接合されている。したがって、半導体チップCHで生じた熱がモータハウジング2aに伝わるまでの経路の距離をより一層小さくできるから、半導体チップCHで生じた熱をモータハウジング2aに良好に伝達させることができる。その結果、半導体チップCHの温度上昇を良好に抑制できるから、駆動ユニット5での温度上昇を良好に抑制できる機電一体型モータユニット1を提供できる。
また、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1によれば、モータハウジング2aと基板35の第1主面33との間に、複数の電源リレーSwv(第7および第8電界効果トランジスタTr7,Tr8)、複数のシャント抵抗R1〜R3および複数のモータリレーSwm1〜Swm3(第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11)のそれぞれと、モータハウジング2aとを熱的に接続させる放熱器7が設けられている。
これにより、複数の電源リレーSwv(第7および第8電界効果トランジスタTr7,Tr8)、複数のシャント抵抗R1〜R3および複数のモータリレーSwm1〜Swm3(第9〜第11電界効果トランジスタTr9〜Tr11)のそれぞれにおいて生じた熱を、放熱器7を介してモータハウジング2aに伝達させることができると共に、半導体チップCHで生じた熱も放熱器7を介してモータハウジング2aに伝達させることができる。
しかも、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1では、カバー部材6と放熱器7とが機械的および熱的に接続されている。したがって、カバー部材6および放熱器7によって、半導体チップCHで生じた熱をモータハウジング2aに良好に伝達させることができる。よって、駆動ユニット5の温度上昇をより一層良好に抑制できる。
また、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1では、カバー部材6の底壁部45に平滑コンデンサCが貫通する貫通孔44が設けられている。これにより、平滑コンデンサCの大きさや形状に依らずに、軸方向における平滑コンデンサCの第3端部38と第4端部39との間の位置に、カバー部材6の底壁部45を配置させることができる。また、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1では、貫通孔44を閉塞する閉塞部50がカバー部材6の底壁部45に設けられている。これにより、貫通孔44から露出する平滑コンデンサCを良好に保護できる。
また、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1では、基板35の第2主面34に半導体チップCHおよび平滑コンデンサCが接合されている。したがって、半導体チップCHおよび平滑コンデンサCが、基板35の異なる面に接合されている場合や、半導体チップCHおよび平滑コンデンサCが、互いに異なる部材に接合されている場合に比べて、これらの間の配線経路を小さくできる。これにより、半導体チップCHおよび平滑コンデンサC間のインダクタンス成分の低減を良好に図ることができる。
また、本実施形態に係る機電一体型モータユニット1では、基板35の第2主面34に半導体チップCHおよび平滑コンデンサCが接合されているのに加えて、当該基板35の第1主面33に、第1および第2駆動回路4A,4Bの一部を構成する複数の電子部品が接合されている。このように、基板35の第1主面33側の領域を利用することにより、半導体チップCHおよび平滑コンデンサC以外の電子部品を接合するために別の基板を使用しなくて済むから、部品点数を削減できる。これにより、機電一体型モータユニット1の小型化を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はさらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、駆動ユニット5が第1および第2駆動回路4A,4Bの二系統を含む構成とされた例について説明したが、駆動ユニット5は一系統からなる駆動回路4のみを含む構成とされていてもよい。
また、前述の実施形態では、1つの半導体チップCHが複数の電界効果トランジスタTr1〜Tr6を含む例について説明したが、1つの電界効果トランジスタTr1〜Tr6を含む1つの半導体チップCHが基板35の第2主面34に複数接合された構成が採用されてもよい。
また、前述の実施形態では、半導体チップCHが複数のスイッチング素子の一例として電界効果トランジスタTr1〜Tr6を含む例について説明した。しかし、半導体チップCHは、電界効果トランジスタTr1〜Tr6に代えて、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)を含んでいてもよいし、バイポーラトランジスタ(BJT:Bipolar Junction Transistor)を含んでいてもよい。
また、前述の実施形態において、放熱器7の板状部52に形成された第1〜第3凸部57,58,59に代えて、当該放熱器7とは別体とされた金属製(たとえば銅製)のブロック状または板状のヒートスプレッダが設けられていてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1…機電一体型モータユニット、2…モータ、3…モータハウジング、4,4A,4B…駆動回路、5…駆動ユニット、6…カバー部材、7…放熱器、8…駆動ユニット用のハウジング、33…基板の第1主面、34…基板の第2主面、35…基板、36…半導体チップの第1端部、37…半導体チップの第2端部、38…平滑コンデンサの第3端部、39…平滑コンデンサの第4端部、44…対向壁の貫通孔、45…カバー部材の底壁部、46…カバー部材の側壁部、50…閉塞部材、C…平滑コンデンサ、CH…半導体チップ、R1〜R3…シャント抵抗、Swv…電源リレー、Swm1〜Swm3…モータリレー、Tr1〜Tr11…電界効果トランジスタ

Claims (6)

  1. 金属製のモータハウジングを有するモータと、前記モータと軸方向に対向するように前記モータハウジングの外側に配置されたモータ制御装置であって、前記モータを駆動制御するための駆動回路を含む駆動ユニットと、前記駆動ユニットを収容する金属製のカバー部材とを含むモータ制御装置とを備えた機電一体型モータユニットであって、
    前記駆動ユニットは、
    前記モータハウジングと対向する第1主面と、前記第1主面の反対側に位置する第2主面とを有する基板と、
    前記基板の前記第2主面に接合され、前記駆動回路の一部を構成するスイッチング素子を含む半導体チップであって、前記軸方向において前記基板の前記第2主面に対向する第1端部と、前記第1端部とは反対側に位置する第2端部とを有する半導体チップと、
    前記基板の前記第2主面に接合され、前記駆動回路の一部を構成し、前記半導体チップに印加される電圧を平滑化するための平滑コンデンサであって、前記軸方向において前記基板の前記第2主面に対向する第3端部と、前記第3端部とは反対側に位置し、かつ、前記軸方向において前記半導体チップの前記第2端部よりも前記基板の前記第2主面から離れた位置に位置する第4端部とを有する平滑コンデンサとを含み、
    前記カバー部材は、
    前記軸方向に前記基板の前記第2主面に対向し、かつ、前記軸方向の直交方向に前記平滑コンデンサと対向するように配置され、前記軸方向における前記平滑コンデンサの前記第3端部と前記第4端部との間の位置において前記半導体チップに熱的に接続される対向壁と、
    前記軸方向から見て前記基板の周縁よりも外側に配置され、前記対向壁の周縁から前記モータハウジング側に向けて延び、前記対向壁と前記モータハウジングとを熱的に接続させる接続部とを含む、機電一体型モータユニット。
  2. 前記モータハウジングと前記駆動ユニットとの間に配置された金属製の放熱器と、
    前記基板の前記第1主面に接合され、前記駆動回路の一部を構成する複数の電子部品とをさらに含み、
    前記放熱器は、前記モータハウジングと前記基板の前記第1主面との間において、前記複数の電子部品と前記モータハウジングとを熱的に接続させている、請求項1に記載の機電一体型モータユニット。
  3. 前記放熱器は、前記カバー部材と連結されることによって、前記カバー部材と共に前記駆動ユニットを収容するハウジングを構成しており、
    前記カバー部材の前記接続部は、前記放熱器を介して前記モータハウジングに熱的に接続されている、請求項2に記載の機電一体型モータユニット。
  4. 前記基板の前記第2主面において、前記半導体チップは、前記モータの軸線を基準とすると、前記平滑コンデンサよりも径方向外側に接合されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の機電一体型モータユニット。
  5. 前記カバー部材の前記対向壁には、前記平滑コンデンサが貫通する貫通孔が形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機電一体型モータユニット。
  6. 前記平滑コンデンサを覆うように前記貫通孔を閉塞する閉塞部材をさらに含む、請求項5に記載の機電一体型モータユニット。
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