JP2017228450A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】細幅の発光部を先端まで均一に発光させることができる車両用灯具を提供する。【解決手段】光源からの光を側縁側から入光する入光部と、入光部から導光された光を出射面側に内面反射する細幅の発光部と、が設けられた導光体を備えた車両用灯具であり、導光体の裏面側に複数の溝部が設けられ、少なくとも一つの溝部の底面に発光部が設けられ、隣り合う溝部間により第1の導光部が設けられるとともに、発光部より出射面側に第1の導光部と連続して第2の導光部が設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は車両用灯具に関する。
従来、光源からの光を側縁側から入光させ、導光部により導光させつつ複数の細幅の発光部により表面側から出光させる車両用灯具が知られている。
特許文献1には、導光体の内面に複数の溝を形成し、導光体における溝の両側に導光部を設け、各導光部に反射ステップを設けるとともに導光部に対応する外面を出射面とする発光部を設けた車両用灯具が提案されている。
特許文献1には、導光体の内面に複数の溝を形成し、導光体における溝の両側に導光部を設け、各導光部に反射ステップを設けるとともに導光部に対応する外面を出射面とする発光部を設けた車両用灯具が提案されている。
しかしながら従来の車両用灯具では、発光部を細幅に設ける場合、導光部や反射部を細幅に設けると発光部の先端側まで十分な光量を導光し難くなり、細幅の発光部の先端側が暗くなり易かった。特に導光部や反射部が湾曲している場合には、途中で導光部から外部に出射され易く、先端側まで効率よく導光することができず、細幅の発光部を先端まで綺麗に発光させることが困難であった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたもので、細幅の発光部を先端まで均一に発光させることができる車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の車両用灯具は、光源からの光を側縁側から入光する入光部と、前記入光部から導光された光を出射面側に内面反射する細幅の発光部と、が設けられた導光体を備えた車両用灯具であって、前記導光体の裏面側に複数の溝部が設けられ、少なくとも一つの前記溝部の底面に前記発光部が設けられ、隣り合う前記溝部間により第1の導光部が設けられるとともに、前記発光部より前記出射面側に前記第1の導光部と連続して第2の導光部が設けられていることを特徴とする車両用灯具である。
この構成の車両用灯具によれば、導光体の裏面側に複数の溝部が設けられ、隣り合う溝部間に第1の導光部が設けられるとともに溝部の底面に発光部が設けられている。そのため第1の導光部の幅を発光部の幅に関わらず設定でき、発光部を細幅に設けても第1の導光部を太く設けることが可能である。
また溝部間に設けられた第1の導光部は発光部よりも出射面側の第2の導光部と連続しており、第1の導光部により導光される光は第2の導光部を経由して発光部に到達し、外部に出光する。そのため第1の導光部には発光部は存在せず、第1の導光部内で導光される光が過剰に外部に出光することを抑制でき、奥まで均一に導光することが可能である。
その結果、導光体に細幅の発光部を容易に設けることができるとともに、細幅の発光部を先端まで均一に発光させることができる車両用灯具を提供することが可能である。
また溝部間に設けられた第1の導光部は発光部よりも出射面側の第2の導光部と連続しており、第1の導光部により導光される光は第2の導光部を経由して発光部に到達し、外部に出光する。そのため第1の導光部には発光部は存在せず、第1の導光部内で導光される光が過剰に外部に出光することを抑制でき、奥まで均一に導光することが可能である。
その結果、導光体に細幅の発光部を容易に設けることができるとともに、細幅の発光部を先端まで均一に発光させることができる車両用灯具を提供することが可能である。
上記の車両用灯具において、前記発光部及び前記第1の導光部が複数並列に設けられ、前記各第1の導光部の端部に対応する位置に前記光源がそれぞれ設けられている構成としてもよい。
この構成の車両用灯具によれば、複数の発光部が並列に設けられることで意匠性を向上できる。そして第1の導光部が複数並列に設けられ、各第1の導光部の端部に対応する位置に光源がそれぞれ設けられているので、各第1の導光部に光を与えて奥まで導くことができると同時に、複数の細幅の発光部を同等に発光させ易い。
上記の車両用灯具において、前記入光部には、前記光源と前記発光部及び前記第1の導光部との間の位置に、前記光源からの光を散乱させる散乱部が設けられている構成としてもよい。
この構成の車両用灯具によれば、光源からの光を散乱部で散乱させることで、第1及び第2の導光部と通過する光の分布を均一化することができる。すなわち、発光部の一部が局所的に明るくなることを抑制でき発光時の意匠性を向上できる。
上記の車両用灯具において、前記発光部及び前記第1の導光部が湾曲して延びる構成としてもよい。
この構成の車両用灯具によれば、第1の導光部に発光部が存在せず、第1の導光部の内で導光される光が過剰に外部に出光することを抑制して均一に奥まで導光できるため、発光部及び第1の導光部が湾曲していても奥まで導光して発光部を発光させることが可能である。すなわち、上記の構成によれば、発光部を奥まで発光させつつ、発光部を延在方向に湾曲させることで意匠性を高めることができる。
上記の車両用灯具において、前記第1の導光部に対応する裏面側には前記光源とは別の表示用光源が配設されている構成としてもよい。
この構成の車両用灯具によれば、第1の導光部の幅を発光部の幅に関わらず設けることができるため、光源とは別の表示用光源を視認性よく設けることが容易である。そのため発光部による意匠と、表示用光源による意匠とを組み合わせることで、より優れた意匠を実現することが可能である。
以上のように、本発明によれば、細幅の発光部を先端まで均一に発光させることができる車両用灯具を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具について図面を参照しながら説明する。
以下の説明で用いる図面は、特徴を分かり易くするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
以下の説明で用いる図面は、特徴を分かり易くするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
[第1実施形態]
本実施形態の車両用灯具10は、尾灯、制動灯などのリヤランプに適用した例である。
図1は、本実施形態に係る車両用灯具10の点灯状態を示す概略正面図であり、図2は、図1に示す車両用灯具10の導光体20の斜視図であり、図3は、図1のIII−III断面図であり、図4は、図1のIV−IV断面図である。
なお、各図面には、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は上下方向(鉛直方向)であり、+Z方向が上方向である。また、Y軸方向は前後方向であり、−Y方向が車両用灯具10の出射方向であり、+Y方向が裏面側である。さらに、X軸方向は、左右方向(幅方向)である。
本実施形態の車両用灯具10は、尾灯、制動灯などのリヤランプに適用した例である。
図1は、本実施形態に係る車両用灯具10の点灯状態を示す概略正面図であり、図2は、図1に示す車両用灯具10の導光体20の斜視図であり、図3は、図1のIII−III断面図であり、図4は、図1のIV−IV断面図である。
なお、各図面には、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は上下方向(鉛直方向)であり、+Z方向が上方向である。また、Y軸方向は前後方向であり、−Y方向が車両用灯具10の出射方向であり、+Y方向が裏面側である。さらに、X軸方向は、左右方向(幅方向)である。
車両用灯具10は、光源11と、光源11からの光を側縁側から入光して複数の筋状に発光させる導光体20と、を備えている。導光体20には、光源11からの光を側縁側から入光する入光部21と、入光部21から入光した光を導光して出射面29側から細幅に出光させる発光部23と、が設けられている。
光源11は例えばLED等からなる。本実施形態の光源11は、複数設けられている。複数の光源11は、それぞれ後述する複数の第1の導光部25に光を供給する。
導光体20は透光性を有する材料により一体に成形された成形体からなる。
導光体20の表側(−Y側)に位置する出射面29は平坦面に形成され、裏面側(+Y側)には複数の溝部31が形成されている。隣り合う溝部31間により複数の第1の導光部25が設けられている。
導光体20は透光性を有する材料により一体に成形された成形体からなる。
導光体20の表側(−Y側)に位置する出射面29は平坦面に形成され、裏面側(+Y側)には複数の溝部31が形成されている。隣り合う溝部31間により複数の第1の導光部25が設けられている。
溝部31及び溝部31間に形成される第1の導光部25は、入光部21側から複数並列に設けられ、それぞれ平面視で弓形に湾曲して延在している。また、それぞれの第1の導光部25は、入光部21側で幅広に形成され、入光部21から反対側の先端に向かって先細りの形状に形成されている。
溝部31の深さは、導光体20の出射面29と溝部31の底部31aとの間に導光可能な厚みを確保できる程度に形成されている。複数の溝部31の底部31aより出射面29側の厚み部分が第2の導光部27を構成しており、第2の導光部27が第1の導光部25と境界なく連続して設けられている。すなわち、導光体20の横断面(図3参照)は、溝部31の底部31aを繋ぐ境界線BLを境界として、出射面29側に位置する第2の導光部27と、その反対側に位置する第1の導光部25と、に区分される。
複数の溝部31の底部31aには発光部23が設けられている。発光部23は、第2の導光部27側から入射した光を内面反射させる。発光部23は、例えば、導光体20の出射面29から出射できる程度に底面をランダムに粗面化して形成することができる。また、発光部23は、例えば溝部31の底面に所定の凹凸形状を繰り返し設けたカット面であってもよい。また各溝部31において入光部21からの距離に応じてピッチ、密度又は粗度を変化させることで、各発光部23を長手方向に均等に発光させるようにしてもよい。
入光部21は、第1及び第2の導光部25、27に光源11からの光を入光するために設けられている。図1に示すように、入光部21では、複数の光源11が各第1の導光部25の端部に対向する位置にそれぞれ配置されている。各光源11が各第1の導光部25の端部に光を入光できるとともに第2の導光部27の端部に光を入光できる位置に配置されているのがよい。
導光体20内を通過する光Lの光路について、図1及び図3を基に説明する。
図1に示すように、光源11から出射され、入光部21において導光体20の第1の導光部25に入光した光Lは、第1の導光部25内で内面反射しつつ先端側へ導光される。この光Lは、第1の導光部25の延在方向に沿って導光するに従って、一部が順次第2の導光部27を介して発光部23に到達する。図3に示すように、発光部23に到達した光Lは、発光部23により出射面29側に内面反射され、導光体20の出射面29から外部へ出射される。これにより複数の細幅の発光部23が発光した状態の意匠を導光体20の出射面29に表示することができる。
図1に示すように、光源11から出射され、入光部21において導光体20の第1の導光部25に入光した光Lは、第1の導光部25内で内面反射しつつ先端側へ導光される。この光Lは、第1の導光部25の延在方向に沿って導光するに従って、一部が順次第2の導光部27を介して発光部23に到達する。図3に示すように、発光部23に到達した光Lは、発光部23により出射面29側に内面反射され、導光体20の出射面29から外部へ出射される。これにより複数の細幅の発光部23が発光した状態の意匠を導光体20の出射面29に表示することができる。
以上のような車両用灯具10によれば、溝部31の底面に発光部23が設けられているので、溝部31を細く形成することで細幅の発光部23を容易に形成できる。例えば溝部31を成形型により形成する場合、成形型の溝部31の形成部位は突出形状になるため、突出形状の先端に発光部23に対応する加工を行えばよく、溝底面の奥まった位置を加工するのに比べ加工が容易である。
そして隣り合う溝部31間に第1の導光部25が設けられ、溝部31の底面に発光部23が設けられている。そのため第1の導光部25の幅を発光部23の幅に関わらず設けることができ、発光部23を細幅に設けても第1の導光部25の幅を十分に確保できる。
そして隣り合う溝部31間に第1の導光部25が設けられ、溝部31の底面に発光部23が設けられている。そのため第1の導光部25の幅を発光部23の幅に関わらず設けることができ、発光部23を細幅に設けても第1の導光部25の幅を十分に確保できる。
また溝部31間に設けられた第1の導光部25は発光部23よりも出射面29側に位置する第2の導光部27と連続しており、第1の導光部25により導光される光は第2の導光部27を経由して発光部23に到達して外部に出光する。そのため第1の導光部25には発光部23は存在せず、第1の導光部25の内で導光される光が過剰に外部に出光することを抑制して奥まで均一に導光することが可能である。
その結果、導光体20に細幅の発光部23を容易に設けることができるとともに、細幅の発光部23を先端まで均一に発光させることができる。
その結果、導光体20に細幅の発光部23を容易に設けることができるとともに、細幅の発光部23を先端まで均一に発光させることができる。
本実施形態の車両用灯具10によれば、発光部23及び第1の導光部25が複数並列に設けられ、各第1の導光部25の端部に対応する位置に光源11がそれぞれ設けられているので、複数の発光部23が並列に設けられることで意匠性を向上できる。
そして第1の導光部25が複数並列に設けられ、各第1の導光部25の端部に対応する位置に光源11がそれぞれ設けられているので、各第1の導光部25に光を与えて奥まで導くことができると同時に、複数の細幅の発光部23を同等に発光させ易い。
そして第1の導光部25が複数並列に設けられ、各第1の導光部25の端部に対応する位置に光源11がそれぞれ設けられているので、各第1の導光部25に光を与えて奥まで導くことができると同時に、複数の細幅の発光部23を同等に発光させ易い。
本実施形態の車両用灯具10によれば、発光部23及び第1の導光部25が湾曲して延びている。したがって、湾曲した線状に発光する意匠性の高い車両用灯具10を実現できる。なお、従来湾曲した発光部を発光させる場合、導光体20の先端まで光が届き難いという問題があった。本実施形態の車両用灯具10は、第1の導光部25に発光部23が存在しないため第1の導光部25の内で導光される光が過剰に外部に出光することを抑制して奥まで均一に導光できる。したがって、発光部23及び第1の導光部25が湾曲していても奥まで導光して発光部23を発光させることが可能である。
本実施形態の車両用灯具10によれば、第1の導光部25が入光部21から反対側の先端に向かって先細りの形状になっている。導光体20の内部を通過する光は、導光体20の長さ方向先端部に向かうに従って弱くなる。第1の導光部25の先端部を先細りとすることで、先端部に近づくに従い発光部23に入射する光の割合を増加させて、発光部23を長手方向に沿って均一に発光させることができる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態に係る車両用灯具110の点灯状態を示す概略正面図であり、図6は、図5のVI−VI断面図である。
第2実施形態の車両用灯具110では、第1の導光部25に対応する裏面側に、直射LED等を用いた表示用光源13が光源11とは別に配設されている。ここでは例えば光源11によりテールランプとして複数本の発行部を発光させて、表示用光源13によりストップランプやウインカーランプなどを発光させている。
なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係る車両用灯具110の点灯状態を示す概略正面図であり、図6は、図5のVI−VI断面図である。
第2実施形態の車両用灯具110では、第1の導光部25に対応する裏面側に、直射LED等を用いた表示用光源13が光源11とは別に配設されている。ここでは例えば光源11によりテールランプとして複数本の発行部を発光させて、表示用光源13によりストップランプやウインカーランプなどを発光させている。
なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
このような車両用灯具110によれば、第1の導光部25の幅を発光部23の幅に関わらず設けることができ、また第1の導光部25には発光部23も設けられていない。そのため光源11とは別の表示用光源13を第1の導光部25に配置しても視認性よく設けることが容易である。
そのため発光部23による意匠と、表示用光源13による意匠とを組み合わせることで、より優れた意匠を実現することが可能であり、例えば各ランプの発光領域が重複するようにリヤコンビネーションランプを実現することも可能である。
そのため発光部23による意匠と、表示用光源13による意匠とを組み合わせることで、より優れた意匠を実現することが可能であり、例えば各ランプの発光領域が重複するようにリヤコンビネーションランプを実現することも可能である。
[第3実施形態]
図7は、第3実施形態に係る車両用灯具210を示す概略斜視図である。
第3実施形態の車両用灯具210は、第1実施形態と比較して、主に導光体220の入光部221の構成が異なる。
なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図7は、第3実施形態に係る車両用灯具210を示す概略斜視図である。
第3実施形態の車両用灯具210は、第1実施形態と比較して、主に導光体220の入光部221の構成が異なる。
なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
入光部221は、光源11からの光を第1及び第2の導光部25、27の側縁側から入光する。入光部221は、第1及び第2の導光部25、27の延在方向と直交する裏面側(+Y側)に延びる第3の導光部(散乱部)235と、第3の導光部235を通過する光を第1及び第2の導光部25、27の延在方向に内面反射させる傾斜面237と、を有する。
第3の導光部235の裏面側(+Y側)の端面235aは、複数の光源11と対向している。光源11から出射された光は、端面235aを介して第3の導光部235に入光する。第3の導光部235には、溝部が設けられていない。また、複数の第1及び第2の導光部25、27に一体的に、1つだけ設けられている。したがって、複数の光源11から入光した光は、第3の導光部235を通過する光は、幅方向(X軸方向)に散乱し、幅方向に均一な光となる。すなわち、第3の導光部235は、入射した光の分布を均一にする散乱部として機能する。散乱された均一な光は、傾斜面237において内面反射して、第1及び第2の導光部25、27に導かれる。
本実施形態の車両用灯具210は、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
さらに導光体20の第1の導光部25及び第2の導光部27の延長方向に対して、光源11の配置位置を異ならせているので、車両用灯具210を車体に実装する際、側周囲に光源11を配置するためのスペースを設ける必要がない。そのためコンパクトに配置できる。
さらに導光体20の第1の導光部25及び第2の導光部27の延長方向に対して、光源11の配置位置を異ならせているので、車両用灯具210を車体に実装する際、側周囲に光源11を配置するためのスペースを設ける必要がない。そのためコンパクトに配置できる。
またこの車両用灯具210によれば、光源11からの光を散乱させる第3の導光部(散乱部)235が入光部221に設けられているので、光源11からの光を散乱させ幅方向に均質な光としてから第1及び第2の導光部25、27に導くことができる。これにより、光源11からの幅方向に沿う距離に依存して明るさに分布が生じることを抑制できる。すなわち、発光部の一部が局所的に明るくなることを抑制でき発光時の意匠性を向上できる。
以上に、本発明の様々な実施形態を説明したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
例えば導光体や導光体に設けられた溝部31や第1の導光部25等の形状や本数などは適宜変更可能である。上記では、複数本の発光部23を発光させた例について説明したが、1本の発光部を発光させるものであっても本発明を同様に適用可能である。
また、上記の各実施形態では導光体20、220が板状に形成され、出射面29が平坦な面に形成された例について説明したが、導光体の形状や表面形状も適宜変更可能である。
また、上記の各実施形態では、発光部23の幅は、長さ方向に沿って一様であったが、長さ方向に沿って変化させてもよい。
例えば導光体や導光体に設けられた溝部31や第1の導光部25等の形状や本数などは適宜変更可能である。上記では、複数本の発光部23を発光させた例について説明したが、1本の発光部を発光させるものであっても本発明を同様に適用可能である。
また、上記の各実施形態では導光体20、220が板状に形成され、出射面29が平坦な面に形成された例について説明したが、導光体の形状や表面形状も適宜変更可能である。
また、上記の各実施形態では、発光部23の幅は、長さ方向に沿って一様であったが、長さ方向に沿って変化させてもよい。
10、110、210…車両用灯具
11…光源
13…表示用光源
20、220…導光体
21、221…入光部
23…発光部
25…第1の導光部
27…第2の導光部
29…出射面
31…溝部
235…第3の導光部(散乱部)
237…傾斜面
11…光源
13…表示用光源
20、220…導光体
21、221…入光部
23…発光部
25…第1の導光部
27…第2の導光部
29…出射面
31…溝部
235…第3の導光部(散乱部)
237…傾斜面
Claims (5)
- 光源からの光を側縁側から入光する入光部と、前記入光部から導光された光を出射面側に内面反射する細幅の発光部と、が設けられた導光体を備えた車両用灯具であって、
前記導光体の裏面側に複数の溝部が設けられ、
少なくとも一つの前記溝部の底面に前記発光部が設けられ、
隣り合う前記溝部間により第1の導光部が設けられるとともに、前記発光部より前記出射面側に前記第1の導光部と連続して第2の導光部が設けられていることを特徴とする、車両用灯具。 - 前記発光部及び前記第1の導光部が複数並列に設けられ、前記各第1の導光部の端部に対応する位置に前記光源がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
- 前記入光部には、前記光源と前記発光部及び前記第1の導光部との間の位置に、前記光源からの光を散乱させる散乱部が設けられている請求項1または2に記載の車両用灯具。
- 前記発光部及び前記第1の導光部が湾曲して延びることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の車両用灯具。
- 前記第1の導光部に対応する裏面側には前記光源とは別の表示用光源が配設されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の車両用灯具。
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