JP2017227253A - 高所作業車用の増圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる増圧装置を提供する。
【解決手段】高所作業車1用の増圧装置12において、モード選択部41を設けるとともに、油圧工具(100)へ送られる作動油の圧力を検出する圧力センサ14と、圧力センサ14からの信号に基づいて作動油の圧力推移を認識しつつ電磁切換弁24を制御するコントローラ31と、を具備し、コントローラ31は、モード選択部41の選択状況に応じて閾値Paを定め、作動油の圧力が閾値Paを超えたと判断したときに電磁切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換える、とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、高所作業車用の増圧装置に関する。
従来より、ブームの先端にバケットを備えた高所作業車が知られている。高所作業車は、バケットまで油圧ホースが導かれており、油圧ホースに接続された油圧工具に対して作動油を供給可能としている。このような高所作業車は、油圧工具へ送られる作動油を増圧すべく、増圧装置を備えている(例えば特許文献1参照)。
増圧装置は、増圧シリンダと、増圧シリンダの増圧室に作動油を案内する充填油路と、増圧シリンダの往動側油室に作動油を案内する増圧油路と、増圧シリンダの復動側油室に作動油を案内する減圧油路と、増圧油路又は減圧油路へ作動油を案内する電磁切換弁と、を備えている。そして、電磁切換弁が増圧油路へ作動油を案内すると、増圧室から作動油が押し出されて油圧工具へ送られる作動油を増圧でき、電磁切換弁が減圧油路へ作動油を案内すると、増圧室に作動油が引き込まれて油圧工具へ送られる作動油を減圧できる。
ところで、このような増圧装置において、油圧工具の稼動速度を任意に選択できるとすれば、作業効率の向上若しくはエネルギー消費の低減が実現可能となる。つまり、油圧工具の稼動速度を適宜に早くすれば、作業効率の向上が実現可能となり、油圧工具の稼動速度を適宜に遅くすれば、エネルギー消費の低減が実現可能となる。特に、モータによって作動油ポンプを動かす場合において、油圧工具の稼動速度を適宜に遅くすれば、電力消費の低減が実現可能となる。加えて、作動油ポンプを動かす駆動源やその回転速度などを任意に選択できるとしても、作業効率の向上若しくはエネルギー消費の低減が実現可能になると考えられる。従って、複数のモードから一のモードを選択できる増圧装置が求められていたのである。
しかしながら、このような増圧装置においては、選択されたモードに応じて作動油ポンプが送り出す作動油量が増加すると、往動側油室に案内される作動油量が増えて増圧室から押し出される作動油量も増えるので、油圧工具へ送られる作動油の最大圧力が目標値よりも高くなってしまう。反対に、選択されたモードに応じて作動油ポンプが送り出す作動油量が減少すると、往動側油室に案内される作動油量が減って増圧室から押し出される作動油量も減るので、油圧工具へ送られる作動油の最大圧力が目標値よりも低くなってしまう。つまり、選択されたモードに応じて作動油ポンプが送り出す作動油量が変化すると、油圧工具へ送られる作動油の最大圧力に差異が生じてしまうのである。従って、作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる増圧装置が求められていたのである。
特開2014−20543号公報
複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる高所作業車用の増圧装置を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
第一の発明は、
増圧シリンダと、
前記増圧シリンダの増圧室に作動油を案内する充填油路と、
前記増圧シリンダの往動側油室に作動油を案内する増圧油路と、
前記増圧シリンダの復動側油室に作動油を案内する減圧油路と、
前記増圧油路又は前記減圧油路へ作動油を案内する電磁切換弁と、を備え、
前記電磁切換弁が前記増圧油路へ作動油を案内すると、前記増圧室から作動油が押し出されて油圧工具へ送られる作動油を増圧でき、
前記電磁切換弁が前記減圧油路へ作動油を案内すると、前記増圧室に作動油が引き込まれて前記油圧工具へ送られる作動油を減圧できる高所作業車用の増圧装置において、
モード選択部を設けるとともに、
前記油圧工具へ送られる作動油の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサからの信号に基づいて作動油の圧力推移を認識しつつ前記電磁切換弁を制御するコントローラと、を具備し、
前記コントローラは、前記モード選択部の選択状況に応じて閾値を定め、作動油の圧力が前記閾値を超えたと判断したときに前記電磁切換弁を制御して前記増圧油路へ作動油を案内する状態から前記減圧油路へ作動油を案内する状態に切り換える、ものである。
第二の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
前記モード選択部は、作業者の手動操作によって前記油圧工具の稼動速度を選択できる部位を指す、ものである。
第三の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
作動油ポンプと、
前記作動油ポンプを動かすことができる複数の駆動源と、を具備し、
前記モード選択部は、作業者の手動操作によって前記作動油ポンプを動かす一の前記駆動源を選択できる部位を指す、ものである。
第四の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
作動油ポンプと、
前記作動油ポンプを動かす駆動源と、を具備し、
前記モード選択部は、作業者の手動操作によって前記駆動源の回転速度を選択できる部位を指す、ものである。
第五の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
作動油ポンプと、
前記作動油ポンプを動かすエンジンと、を具備し、
前記モード選択部は、前記エンジンの音量に応じた自動操作によって前記エンジンの回転速度を選択できる部位を指す、ものである。
第六の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
作動油ポンプと、
前記作動油ポンプを動かすモータと、
前記モータに電力を供給するバッテリと、を具備し、
前記モード選択部は、前記バッテリの残量に応じた自動操作によって前記モータの回転速度を選択できる部位を指す、ものである。
第七の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
作動油ポンプと、
前記作動油ポンプを動かすことができるエンジンと、
同じく前記作動油ポンプを動かすことができるモータと、
前記モータに電力を供給するバッテリと、を具備し、
前記モード選択部は、前記バッテリの残量に応じた自動操作によって前記作動油ポンプを動かすこととなる前記エンジン又は前記モータのいずれかを選択できる部位を指す、ものである。
第八の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
前記モード選択部は、作動油の温度に応じた自動操作によって冷帯状態か否かを選択できる部位を指す、ものである。
第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、コントローラは、モード選択部の選択状況に応じて閾値を定め、作動油の圧力が閾値を超えたと判断したときに電磁切換弁を制御して増圧油路へ作動油を案内する状態から減圧油路へ作動油を案内する状態に切り換える。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
第二の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、モード選択部は、作業者の手動操作によって油圧工具の稼動速度を選択できる部位を指す。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、油圧工具の稼動速度に関して、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
第三の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、モード選択部は、作業者の手動操作によって作動油ポンプを動かす一の駆動源を選択できる部位を指す。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、作動油ポンプを動かす駆動源に関して、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
第四の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、モード選択部は、作業者の手動操作によって駆動源の回転速度を選択できる部位を指す。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、駆動源の回転速度に関して、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
第五の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、モード選択部は、エンジンの音量に応じた自動操作によってエンジンの回転速度を選択できる部位を指す。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、エンジンの音量に関して、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
第六の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、モード選択部は、バッテリの残量に応じた自動操作によってモータの回転速度を選択できる部位を指す。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、バッテリの残量(電力消費)に関して、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
第七の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、モード選択部は、バッテリの残量に応じた自動操作によって作動油ポンプを動かすこととなるエンジン又はモータのいずれかを選択できる部位を指す。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、作動油ポンプを動かすこととなるエンジン又はモータに関して、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプが送り出す作動油量が変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
第八の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、モード選択部は、作動油の温度に応じた自動操作によって冷帯状態か否かを選択できる部位を指す。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、作動油の温度に関して、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油の粘度が大きく変化しても油圧工具へ送られる作動油の最大圧力を一定に保つことができる。
高所作業車を示す図。 増圧装置の構成を示す図。 仮保持動作時における作動油の流動方向を示す図。 本圧縮動作時の与圧段階における作動油の流動方向を示す図。 本圧縮動作時の本圧段階における作動油の流動方向を示す図。 戻し動作時における作動油の流動方向を示す図。 油圧式圧着工具の動作態様を示す図。 増圧装置の制御システムを示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。
まず、図1を用いて、高所作業車1について説明する。
高所作業車1は、スリーブをかしめて電力線を接続する配線工事に用いられる。高所作業車1は、車両2に高所作業装置6を有している。
車両2は、高所作業装置6を搬送するものである。車両2は、運転室や複数の車輪3が設けられ、更にエンジン4が搭載されている。車両2は、エンジン4の駆動力を車輪3に伝達して走行する。また、車両2は、アウトリガ5を備えている。アウトリガ5は、車両2の左右方向に伸縮可能なビームと、車両2の上下方向に伸縮可能なジャッキシリンダと、で構成されている。車両2は、アウトリガ5を作動することにより、高所作業装置6の作業範囲を広げることができる。
高所作業装置6は、作業者による高所における作業を可能とするものである。高所作業装置6は、旋回台7と、伸縮ブーム8と、バケット9と、起伏シリンダ10と、操作装置11と、を具備している。
旋回台7は、伸縮ブーム8を旋回するものである。旋回台7は、円環状の軸受を介してフレームの上部に配置されている。旋回台7は、円環状の軸受の中心を旋回中心として旋回自在に構成されている。旋回台7は、図示しない油圧アクチュエータによって旋回される。
伸縮ブーム8は、バケット9を昇降するものである。伸縮ブーム8は、それぞれの構成部材が角筒形状であり、その内部に大きいものから順に収容された構造となっている。伸縮ブーム8は、図示しない伸縮シリンダによって伸縮される。なお、伸縮ブーム8は、その基端部が旋回台7に揺動自在に取り付けられている。
バケット9は、作業者の作業空間を確保するものである。バケット9は、搭乗した作業者を囲うように構成されている。バケット9は、その一端部が伸縮ブーム8に揺動自在に取り付けられている。バケット9は、図示しない油圧アクチュエータによって俯仰方向および水平方向に揺動される。
起伏シリンダ10は、伸縮ブーム8を起立又は倒伏させるものである。起伏シリンダ10は、その基端部が旋回台7に揺動自在に連結され、その先端部が伸縮ブーム8に揺動自在に連結されている。起伏シリンダ10は、自らが伸長することで伸縮ブーム8を起立させる。また、起伏シリンダ10は、自らが収縮することで伸縮ブーム8を倒伏させる。
操作装置11は、旋回台7、伸縮ブーム8、バケット9などの操作を行うものである。操作装置11は、車両2の後部およびバケット9の内部に設けられている。操作装置11は、伸縮ブーム8の旋回や伸縮や起伏などを指示する操作具のほか、各種のモード選択部41・42・43・44・45・46・47を有している。モード選択部41・42・43・44・45・46・47については後述する。
以下に、図2を用いて、増圧装置12について説明する。
増圧装置12は、増圧シリンダ13と、圧力センサ14と、予圧用の電磁切換弁(以降「予圧用切換弁」とする)17と、リリーフ弁21と、本圧用の電磁切換弁(以降「本圧用切換弁」とする)24と、パイロット式チェック弁27と、作動油ポンプ28と、で構成されている。予圧用切換弁17と本圧用切換弁24は、コントローラ31によって制御される(図8参照)。
増圧シリンダ13は、作動油を増圧するものである。増圧シリンダ13は、大径シリンダと小径シリンダがつながったような構造であり、大径シリンダの内部には、大径ピストン13dが摺動自在に収容されている。このため、大径ピストン13dのヘッド側に往動側油室(以降「ヘッド側油室」とする)13cが構成され、大径ピストン13dのロッド側に復動側油室(以降「ロッド側油室」とする)13bが構成されている。また、小径シリンダの内部には、小径ピストン13eが摺動自在に収容されている。このため、小径ピストン13eの一方に増圧室13aが構成されている。なお、大径ピストン13dと小径ピストン13eは、ロッド13fを介して連結されている。従って、増圧シリンダ13は、ヘッド側油室13cに作動油が供給された場合、大径ピストン13dに掛かる力が小径ピストン13eに伝達される。これにより、増圧シリンダ13は、大径ピストン13dと小径ピストン13eの面積比で算出される力によって増圧室13aの作動油を押し出し、ひいては油圧工具(本願においては「油圧式圧着工具100」である)へ送られる作動油を増圧するのである。
圧力センサ14は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力を検出するものである。本増圧装置12において、圧力センサ14は、増圧シリンダ13の増圧室13aに取り付けられている。しかし、増圧室13aに作動油を案内する充填油路15の適宜の位置に取り付けられるとしてもよい。なお、充填油路15には、その中途部分に油圧ホースが接続されている。そして、油圧ホースの末端に油圧式圧着工具100を接続できる継手16が取り付けられている。このため、継手16に接続される油圧式圧着工具100に対して増圧した作動油を供給できるのである。
予圧用切換弁17は、低圧油路18又は予圧油路19へ作動油を案内するものである。予圧用切換弁17は、図示しないスプールが摺動することにより、一方のポートと他方のポートのうちいずれか一方が供給ポートに連通される。予圧用切換弁17の一方のポートは、低圧油路18を介して充填油路15に接続されている。また、予圧用切換弁17の他方のポートは、予圧油路19を介して充填油路15に接続されている。そして、予圧用切換弁17の供給ポートには、吐出油路20を介して作動油ポンプ28が接続されている。このため、低圧油路18および予圧油路19には、作動油が作動油ポンプ28の吐出圧(以降「予圧」とする)で供給されることとなる。
リリーフ弁21は、作動油の圧力を設定値以下に制限するものである。リリーフ弁21は、低圧油路18の末端部分に接続されている。詳細に説明すると、リリーフ弁21は、低圧油路18から分岐した一方の末端部分に接続されている。そして、リリーフ弁21は、排出油路を介して作動油タンク30に接続されている。このため、低圧油路18を流れる作動油の圧力が設定値を超えた場合、リーフ弁21は、低圧油路18における作動油の一部を作動油タンク30に排出できるのである。従って、低圧油路18を流れる作動油の圧力は、予圧よりも低い圧力(以下「低圧」とする)に制限される。なお、低圧油路18には、分岐点の上流側に絞り22が設けられている。また、低圧油路18から分岐した他方の中途部分および予圧油路19の中途部分に逆止弁23が配置されている。
ここで、予圧用切換弁17の電磁石が励磁されていない場合(コントローラ31から動作信号を受けていない場合)を想定すると、低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置にスプールが移動される。つまり、予圧用切換弁17は、作動油ポンプ28が送り出す作動油を充填油路15に供給しない状態に切り換えられる。
また、予圧用切換弁17の一方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(コントローラ31から低圧の作動油を供給するための動作信号を受けた場合)を想定すると、低圧油路18と吐出油路20が連通され、予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるI位置にスプールが移動される。つまり、予圧用切換弁17は、低圧油路18を通じて作動油を充填油路15に供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13の増圧室13aには、充填油路15を通じて低圧の作動油が供給される。
更に、予圧用切換弁17の他方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(コントローラ31から予圧の作動油を供給するための動作信号を受けた場合)を想定すると、予圧油路19と吐出油路20が連通され、低圧油路18が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置にスプールが移動される。つまり、予圧用切換弁17は、予圧油路19を通じて作動油を充填油路15に供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13の増圧室13aには、充填油路15を通じて予圧の作動油が供給される。
本圧用切換弁24は、増圧油路26又は減圧油路25へ作動油を案内するものである。本圧用切換弁24は、図示しないスプールが摺動することにより、一方のポートと他方のポートのうちいずれか一方が供給ポートに連通される。本圧用切換弁24の一方のポートは、増圧油路26を介して増圧シリンダ13のヘッド側油室13cに接続されている。また、本圧用切換弁24の他方のポートは、減圧油路25を介して増圧シリンダ13のロッド側油室13bに接続されている。そして、本圧用切換弁24の供給ポートには、吐出油路20を介して作動油ポンプ28が接続されている。このため、増圧油路26および減圧油路25には、作動油が作動油ポンプ28の吐出圧(以降「予圧」とする)で供給されることとなる。
ここで、本圧用切換弁24の電磁石が励磁されていない場合(コントローラ31から動作信号を受けていない場合)を想定すると、増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置にスプールが移動される。つまり、本圧用切換弁24は、作動油ポンプ28が送り出す作動油を増圧シリンダ13のヘッド側油室13cとロッド側油室13bのいずれにも供給しない状態に切り換えられる。
また、本圧用切換弁24の一方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(コントローラ31から作動油の油圧を増圧するための動作信号を受けた場合)を想定すると、増圧油路26と吐出油路20が連通され、減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置にスプールが移動される。つまり、本圧用切換弁24は、増圧油路26を通じて作動油を増圧シリンダ13のヘッド側油室13cに供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13において、大径ピストン13dとともに小径ピストン13eが一方へ摺動して増圧室13aの体積が縮小するので、増圧室13aから作動油が押し出される。
更に、本圧用切換弁24の他方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(コントローラ31から作動油の油圧を減圧するための動作信号を受けた場合)を想定すると、減圧油路25と吐出油路20が連接され、増圧油路26が作動油タンク30に接続された状態となるI位置にスプールが移動される。つまり、本圧用切換弁24は、減圧油路25を通じて作動油を増圧シリンダ13のロッド側油室13bに供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13において、大径ピストン13dとともに小径ピストン13eが他方へ摺動して増圧室13aの体積が拡張するので、増圧室13aに作動油が引き込まれる。
パイロット式チェック弁27は、充填油路15を解放するものである。パイロット式チェック弁27は、充填油路15の末端部分に接続されている。そして、パイロット式チェック弁27は、排出油路を介して作動油タンク30に接続されている。また、パイロット式チェック弁27は、減圧油路25からパイロット用作動油が供給される。このため、本圧用切換弁24が増圧シリンダ13のロッド側油室13bに作動油を供給する状態に切り換えられた場合、パイロット式チェック弁27は、充填油路15における作動油の一部を作動油タンク30に排出できるのである。従って、充填油路15における作動油は、油圧式圧着工具100へ送られることなく、速やかに排出される。
加えて、作動油ポンプ28が送り出す作動油は、吐出油路20を通じて予圧用切換弁17と本圧用切換弁24にそれぞれ供給される。吐出油路20には、作動油ポンプ用リリーフ弁29が配置されている。作動油ポンプ用リリーフ弁29は、作動油ポンプ28が送り出す作動油の圧力を設定値以下に制限する。なお、本高所作業車1において、作動油ポンプ28は、エンジン4又はモータ32によって駆動される。
次に、図2から図7を用いて、油圧式圧着工具100の動作態様と増圧装置12における作動油の流動方向について説明する。
油圧式圧着工具100は、スリーブSを把持するとともに、これをかしめるものである。油圧式圧着工具100は、増圧装置12から送られた作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動する。図7に示すように、油圧式圧着工具100は、可動部100aが停止している停止動作s0と、可動部100aが受け部100bに向かって移動してスリーブSを把持する仮保持動作s1と、可動部100aが所定の力で移動してスリーブSに与圧荷重を掛ける本圧縮動作の予圧段階s2と、可動部100aが所定の力で移動してスリーブSに本圧荷重を掛ける本圧縮動作の本圧段階s3と、可動部100aが受け部100bから離れる方向に移動してスリーブSを解放する戻し動作s4と、を実施する。
図2に示すように、油圧式圧着工具100が停止動作s0を実施する場合、コントローラ31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に移動させる。同時に、コントローラ31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に移動させる。これにより、油圧式圧着工具100は、可動部100aが受け部100bから離れた状態で停止することとなる。
図3に示すように、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1を実施する場合、コントローラ31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18が吐出油路20に接続され、予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるI位置に移動させる。但し、コントローラ31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に維持する。これにより、油圧式圧着工具100は、低圧の作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動するので、スリーブSを把持することができる。
図4に示すように、油圧式圧着工具100が本圧縮動作の予圧段階s2を実施する場合、コントローラ31は、予圧用切換弁17のスプール位置を予圧油路19が吐出油路20に接続され、低圧油路18が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置に移動させる。但し、コントローラ31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に維持する。これにより、油圧式圧着工具100は、予圧の作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動するので、スリーブSに予圧荷重を掛けることができる。
図5に示すように、油圧式圧着工具100が本圧縮動作の本圧段階s3を実施する場合、コントローラ31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に移動させる。同時に、コントローラ31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26が吐出油路20に接続され、減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置に移動させる。これにより、油圧式圧着工具100は、増圧された作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動するので、スリーブSに本圧荷重を掛けることができる。このとき、スリーブSをかしめることができる。
図6に示すように、油圧式圧着工具100が戻し動作s4を実施する場合、コントローラ31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に維持する。但し、コントローラ31は、本圧用切換弁24のスプール位置を減圧油路25が吐出油路20に接続され、増圧油路26が作動油タンク30に接続された状態となるI位置に移動させる。これにより、油圧式圧着工具100は、スプリングによって可動部100aが受け部100bから離れるように移動するので、スリーブSを開放することができる。
次に、図8から図14を用いて、増圧装置12の制御システムと増圧装置12の制御態様について説明する。
増圧装置12の制御システムは、コントローラ31のほか、各種のモード選択部41・42・43・44・45・46・47などで構成されている。
コントローラ31は、主に増圧装置12を構成する予圧用切換弁17や本圧用切換弁24を制御するものである。また、コントローラ31は、エンジン4やモータ32の回転速度に加え、これらの駆動力を伝達するエンジン用クラッチ4Cおよびモータ用クラッチ32Cを制御することも可能である。更に、コントローラ31は、圧力センサ14からの圧力信号を取得することも可能である。なお、コントローラ31は、CPU、ROM、RAM、HDDなどがバスで接続される構成であってもよく、或いはワンチップのLSIなどから構成されていてもよい。
モード選択部41は、増圧装置12の制御システムにおいて、作業者の手動操作によって油圧式圧着工具100の稼動速度を選択できる部位を指す。かかるモード選択部41は、切換スイッチ41Sを含む構成であって、「高速モード」と「低速モード」のいずれかを選択自在としている。なお、切換スイッチ41Sは、作業者がかしめ作業を行いながら操作できるよう、少なくともバケット9の内部に設けられた操作装置11に配置されている。
まず、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、作業者が「高速モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「高速モード」の選択を認識すると、エンジン4の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン4の回転速度を上げるように指示を行う。これは、作動油ポンプ28が送り出す作動油量を増加させることにより、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力上昇を早くし、ひいては油圧式圧着工具100の稼動速度を速くするためである。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが高くならないようにすべく、閾値Paを低めに定め、作動油の圧力が閾値Paを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図9における圧力推移La参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
次に、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、作業者が「低速モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「低速モード」の選択を認識すると、エンジン4の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン4の回転速度を下げるように指示を行う。これは、作動油ポンプ28が送り出す作動油量を減少させることにより、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力上昇を遅くし、ひいては油圧式圧着工具100の稼動速度を遅くするためである。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが低くならないようにすべく、閾値Pbを高めに定め、作動油の圧力が閾値Pbを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図9における圧力推移Lb参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
このような増圧装置12によれば、油圧式圧着工具100の稼動速度に関して、複数のモード(「高速モード」と「低速モード」)から一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプ28が送り出す作動油量が変化しても油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
加えて、モード選択部41は、「高速モード」と「低速モード」の二つのモードから選択自在としているが、これに限定する必要はなく他のモードがあってもよい。なお、ここでは、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態を想定したが、モータ32によって駆動されている状態であっても同様の制御態様となる。
モード選択部42は、増圧装置12の制御システムにおいて、作業者の手動操作によって作動油ポンプ28を動かす一の駆動源を選択できる部位を指す。かかるモード選択部42は、切換スイッチ42Sを含む構成であって、「エンジン駆動モード」と「モータ駆動モード」のいずれかを選択自在としている。なお、切換スイッチ42Sは、作業者がかしめ作業を行いながら操作できるよう、少なくともバケット9の内部に設けられた操作装置11に配置されている。
まず、作動油ポンプ28がモータ32によって駆動されている状態で、作業者が「エンジン駆動モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「エンジン駆動モード」の選択を認識すると、モータ用クラッチ32Cとエンジン用クラッチ4Cの作動状態を変更するように指示を行う。具体的には、モータ用クラッチ32Cの駆動軸と従動軸を切り離すとともに、エンジン用クラッチ4Cの駆動軸と従動軸を接続するように指示を行う。なお、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されると、作動油ポンプ28が送り出す作動油量は、回転速度の差に起因して意図せずに増加することとなる。そのため、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが高くならないようにすべく、閾値Pcを低めに定め、作動油の圧力が閾値Pcを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図10における圧力推移Lc参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
次に、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、作業者が「モータ駆動モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「モータ駆動モード」の選択を認識すると、エンジン用クラッチ4Cとモータ用クラッチ32Cの作動状態を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン用クラッチ4Cの駆動軸と従動軸を切り離すとともに、モータ用クラッチ32Cの駆動軸と従動軸を接続するように指示を行う。なお、作動油ポンプ28がモータ32によって駆動されると、作動油ポンプ28が送り出す作動油量は、回転速度の差に起因して意図せずに減少することとなる。そのため、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが低くならないようにすべく、閾値Pdを高めに定め、作動油の圧力が閾値Pdを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図10における圧力推移Ld参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
このような増圧装置12によれば、作動油ポンプ28を動かす駆動源に関して、複数のモード(「エンジン駆動モード」と「モータ駆動モード」)から一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプ28が送り出す作動油量が変化しても油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
加えて、モード選択部42は、「エンジン駆動モード」と「モータ駆動モード」の二つのモードから選択自在としているが、これに限定する必要はなく他のモードがあってもよい。なお、ここでは、「モータ駆動モード」を備えた構成を想定したが、モータ32に代わる小型エンジンを搭載した構成であっても同様の制御態様となる。
モード選択部43は、増圧装置12の制御システムにおいて、作業者の手動操作によって駆動源の回転速度を選択できる部位を指す。かかるモード選択部43は、切換スイッチ43Sを含む構成であって、「高速モード」と「低速モード」のいずれかを選択自在としている。なお、切換スイッチ43Sは、作業者がかしめ作業を行いながら操作できるよう、少なくともバケット9の内部に設けられた操作装置11に配置されている。
まず、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、作業者が「高速モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「高速モード」の選択を認識すると、エンジン4の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン4の回転速度を上げるように指示を行う。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが高くならないようにすべく、閾値Peを低めに定め、作動油の圧力が閾値Peを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図11における圧力推移Le参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
次に、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、作業者が「低速モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「低速モード」の選択を認識すると、エンジン4の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン4の回転速度を下げるように指示を行う。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが低くならないようにすべく、閾値Pfを高めに定め、作動油の圧力が閾値Pfを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図11における圧力推移Lf参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
このような増圧装置12によれば、駆動源の回転速度に関して、複数のモード(「高速モード」と「低速モード」)から一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプ28が送り出す作動油量が変化しても油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
加えて、モード選択部43は、「高速モード」と「低速モード」の二つのモードから選択自在としているが、これに限定する必要はなく他のモードがあってもよい。なお、ここでは、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態を想定したが、モータ32によって駆動されている状態であっても同様の制御態様となる。加えて、本制御態様は、図示しないアクセルレバーなどの操作位置を選択できる構造であっても適用できる。
モード選択部44は、増圧装置12の制御システムにおいて、エンジン4の音量に応じた自動操作によってエンジン4の回転速度を選択できる部位を指す。かかるモード選択部44は、音量センサ44Sを含む構成であって、「通常モード」と「低音モード」のいずれかを選択自在としている。なお、音量センサ44Sは、エンジン4の音量を測定できるよう、少なくとも車両2の音を遮断しない位置に配置されている。
まず、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、コントローラ31が「通常モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「通常モード」の選択を認識すると、エンジン4の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン4の回転速度を上げるように指示を行う。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが高くならないようにすべく、閾値Pgを低めに定め、作動油の圧力が閾値Pgを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図12における圧力推移Lg参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
次に、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、コントローラ31が「低音モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「低音モード」の選択を認識すると、エンジン4の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン4の回転速度を下げるように指示を行う。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが低くならないようにすべく、閾値Phを高めに定め、作動油の圧力が閾値Phを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図12における圧力推移Lh参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
このような増圧装置12によれば、エンジン4の音量に関して、複数のモード(「通常モード」と「低音モード」)から一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプ28が送り出す作動油量が変化しても油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
加えて、モード選択部44は、「通常モード」と「低音モード」の二つのモードから選択自在としているが、これに限定する必要はなく他のモードがあってもよい。なお、ここでは、コントローラ31が自動操作によって「通常モード」を選択する制御態様も想定したが、自動操作によって「通常モード」を選択することはなく、「低音モード」を選択するのみであってもよい。これは、エンジン4の回転速度を下げて音量を低減する技術であることを考慮すれば妥当である。
モード選択部45は、増圧装置12の制御システムにおいて、バッテリ32Bの残量に応じた自動操作によってモータ32の回転速度を選択できる部位を指す。かかるモード選択部45は、電圧センサ45Sを含む構成であって、「通常モード」と「省エネモード」のいずれかを選択自在としている。なお、電圧センサ45Sは、バッテリ32Bの残量を測定できるよう、少なくとも車両2に搭載されたバッテリ32Bの近傍に配置されている。
まず、作動油ポンプ28がモータ32によって駆動されている状態で、コントローラ31が「通常モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「通常モード」の選択を認識すると、モータ32の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、モータ32の回転速度を上げるように指示を行う。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが高くならないようにすべく、閾値Piを低めに定め、作動油の圧力が閾値Piを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図13における圧力推移Li参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
次に、作動油ポンプ28がモータ32によって駆動されている状態で、コントローラ31が「省エネモード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「省エネモード」の選択を認識すると、モータ32の回転速度を変更するように指示を行う。具体的には、モータ32の回転速度を下げるように指示を行う。また、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが低くならないようにすべく、閾値Pjを高めに定め、作動油の圧力が閾値Pjを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図13における圧力推移Lj参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
このような増圧装置12によれば、バッテリ32Bの残量(電力消費)に関して、複数のモード(「通常モード」と「省エネモード」)から一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプ28が送り出す作動油量が変化しても油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
加えて、モード選択部45は、「通常モード」と「省エネモード」の二つのモードから選択自在としているが、これに限定する必要はなく他のモードがあってもよい。なお、ここでは、コントローラ31が自動操作によって「通常モード」を選択する制御態様も想定したが、自動操作によって「通常モード」を選択することはなく、「省エネモード」を選択するのみであってもよい。これは、モータ32の回転速度を下げて電力消費を低減する技術であることを考慮すれば妥当である。
モード選択部46は、増圧装置12の制御システムにおいて、バッテリ32Bの残量に応じた自動操作によって作動油ポンプ28を動かすこととなるエンジン4又はモータ32のいずれかを選択できる部位を指す。かかるモード選択部46は、電圧センサ46Sを含む構成であって、「エンジン駆動モード」と「モータ駆動モード」のいずれかを選択自在としている。なお、電圧センサ46Sは、バッテリ32Bの残量を測定できるよう、少なくとも車両2に搭載されたバッテリ32Bの近傍に配置されている。
まず、作動油ポンプ28がモータ32によって駆動されている状態で、コントローラ31が「エンジン駆動モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「エンジン駆動モード」の選択を認識すると、モータ用クラッチ32Cとエンジン用クラッチ4Cの作動状態を変更するように指示を行う。具体的には、モータ用クラッチ32Cの駆動軸と従動軸を切り離すとともに、エンジン用クラッチ4Cの駆動軸と従動軸を接続するように指示を行う。なお、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されると、作動油ポンプ28が送り出す作動油量は、回転速度の差に起因して意図せずに増加することとなる。そのため、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが高くならないようにすべく、閾値Pkを低めに定め、作動油の圧力が閾値Pkを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図14における圧力推移Lk参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
次に、作動油ポンプ28がエンジン4によって駆動されている状態で、コントローラ31が「モータ駆動モード」を選択した場合について想定する。コントローラ31は、「モータ駆動モード」の選択を認識すると、エンジン用クラッチ4Cとモータ用クラッチ32Cの作動状態を変更するように指示を行う。具体的には、エンジン用クラッチ4Cの駆動軸と従動軸を切り離すとともに、モータ用クラッチ32Cの駆動軸と従動軸を接続するように指示を行う。なお、作動油ポンプ28がモータ32によって駆動されると、作動油ポンプ28が送り出す作動油量は、回転速度の差に起因して意図せずに減少することとなる。そのため、本増圧装置12においては、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが低くならないようにすべく、閾値Plを高めに定め、作動油の圧力が閾値Plを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図14における圧力推移Ll参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
このような増圧装置12によれば、作動油ポンプ28を動かすこととなるエンジン4又はモータ32に関して、複数のモード(「エンジン駆動モード」と「モータ駆動モード」)から一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプ28が送り出す作動油量が変化しても油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
加えて、モード選択部46は、「エンジン駆動モード」と「モータ駆動モード」の二つのモードから選択自在としているが、これに限定する必要はなく他のモードがあってもよい。なお、ここでは、コントローラ31が自動操作によって「モータ駆動モード」を選択する制御態様も想定したが、自動操作によって「モータ駆動モード」を選択することはなく、「エンジン駆動モード」を選択するのみであってもよい。これは、モータ32からエンジン4に切り換えることで電力消費を低減する技術であることを考慮すれば妥当である。更に、モード選択部46は、モード選択部45と協動することにより、バッテリ32Bの残量に応じた自動操作によって「通常モード」→「省エネモード」→「エンジン駆動モード」と順に切り換えることも可能としている。
モード選択部47は、増圧装置12の制御システムにおいて、作動油の温度に応じた自動操作によって冷帯状態か否かを選択できる部位を指す。かかるモード選択部47は、温度センサ47Sを含む構成であって、「暖帯時モード」と「冷帯時モード」のいずれかを選択自在としている。なお、温度センサ47Sは、作動油の温度を測定できるよう、少なくとも車両2に搭載された作動油タンクの近傍に配置されている。
まず、コントローラ31が「暖帯時モード」を選択した場合について想定する。作動油の温度が高い時は、粘度が低いためにヘッド側油室13cへ供給される作動油量が増えて増圧室13aから押し出される作動油量も増えるので、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが目標値よりも高くなってしまう。そのため、コントローラ31は、「暖帯時モード」の選択を認識すると、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが高くならないようにすべく、閾値Pmを低めに定め、作動油の圧力が閾値Pmを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図15における圧力推移Lm参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
次に、コントローラ31が「冷帯時モード」を選択した場合について想定する。作動油の温度が低い時は、粘度が高いためにヘッド側油室13cへ供給される作動油量が減って増圧室13aから押し出される作動油量も減るので、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが目標値よりも低くなってしまう。そのため、コントローラ31は、「冷帯時モード」の選択を認識すると、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxが低くならないようにすべく、閾値Pnを高めに定め、作動油の圧力が閾値Pnを超えたと判断したときに戻し動作s4に切り換えるとしている(図15における圧力推移Ln参照)。つまり、本圧用切換弁24を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換えるのである。
このような増圧装置12によれば、作動油の温度に関して、複数のモード(「暖帯時モード」と「冷帯時モード」)から一のモードを選択でき、かつ作動油の粘度が大きく変化しても油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
加えて、モード選択部45は、「暖帯時モード」と「冷帯時モード」の二つのモードから選択自在としているが、これに限定する必要はなく他のモードがあってもよい。なお、ここでは、コントローラ31が自動操作によって「暖帯時モード」を選択する制御態様も想定したが、自動操作によって「暖帯時モード」を選択することはなく、「冷帯時モード」を選択するのみであってもよい。これは、作動油の温度が低く粘度が高い場合に油圧式圧着工具100へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを調節する技術であることを考慮すれば妥当である。
以下に、本願発明の特徴点をまとめる。
即ち、本願発明に係る高所作業車1用の増圧装置12において、コントローラ31は、モード選択部(41・42・・・)の選択状況に応じて閾値(Pa・Pb・・・)を定め、作動油の圧力が閾値(Pa・Pb・・・)を超えたと判断したときに電磁切換弁(24)を制御して増圧油路26へ作動油を案内する状態から減圧油路25へ作動油を案内する状態に切り換える。かかる高所作業車1用の増圧装置12によれば、複数のモードから一のモードを選択でき、かつ作動油ポンプ28が送り出す作動油量が変化しても油圧工具(100)へ送られる作動油の最大圧力Pmaxを一定に保つことができる。
上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、例えばモード選択部(41・42・・・)を無段階調整可能に構成するなど、一実施形態の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 高所作業車
12 増圧装置
13 増圧シリンダ
13a 増圧室
13b ロッド側油室(復動側油室)
13c ヘッド側油室(往動側油室)
14 圧力センサ
15 充填油路
18 低圧油路
19 予圧油路
24 本圧用切換弁(電磁切換弁)
25 減圧油路
26 増圧油路
31 コントローラ
41 モード選択部
100 油圧式圧着工具(油圧工具)
Pa 閾値
Pb 閾値

Claims (8)

  1. 増圧シリンダと、
    前記増圧シリンダの増圧室に作動油を案内する充填油路と、
    前記増圧シリンダの往動側油室に作動油を案内する増圧油路と、
    前記増圧シリンダの復動側油室に作動油を案内する減圧油路と、
    前記増圧油路又は前記減圧油路へ作動油を案内する電磁切換弁と、を備え、
    前記電磁切換弁が前記増圧油路へ作動油を案内すると、前記増圧室から作動油が押し出されて油圧工具へ送られる作動油を増圧でき、
    前記電磁切換弁が前記減圧油路へ作動油を案内すると、前記増圧室に作動油が引き込まれて前記油圧工具へ送られる作動油を減圧できる高所作業車用の増圧装置において、
    モード選択部を設けるとともに、
    前記油圧工具へ送られる作動油の圧力を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサからの信号に基づいて作動油の圧力推移を認識しつつ前記電磁切換弁を制御するコントローラと、を具備し、
    前記コントローラは、前記モード選択部の選択状況に応じて閾値を定め、作動油の圧力が前記閾値を超えたと判断したときに前記電磁切換弁を制御して前記増圧油路へ作動油を案内する状態から前記減圧油路へ作動油を案内する状態に切り換える、ことを特徴とする高所作業車用の増圧装置。
  2. 前記モード選択部は、作業者の手動操作によって前記油圧工具の稼動速度を選択できる部位を指す、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
  3. 作動油ポンプと、
    前記作動油ポンプを動かすことができる複数の駆動源と、を具備し、
    前記モード選択部は、作業者の手動操作によって前記作動油ポンプを動かす一の前記駆動源を選択できる部位を指す、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
  4. 作動油ポンプと、
    前記作動油ポンプを動かす駆動源と、を具備し、
    前記モード選択部は、作業者の手動操作によって前記駆動源の回転速度を選択できる部位を指す、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
  5. 作動油ポンプと、
    前記作動油ポンプを動かすエンジンと、を具備し、
    前記モード選択部は、前記エンジンの音量に応じた自動操作によって前記エンジンの回転速度を選択できる部位を指す、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
  6. 作動油ポンプと、
    前記作動油ポンプを動かすモータと、
    前記モータに電力を供給するバッテリと、を具備し、
    前記モード選択部は、前記バッテリの残量に応じた自動操作によって前記モータの回転速度を選択できる部位を指す、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
  7. 作動油ポンプと、
    前記作動油ポンプを動かすことができるエンジンと、
    同じく前記作動油ポンプを動かすことができるモータと、
    前記モータに電力を供給するバッテリと、を具備し、
    前記モード選択部は、前記バッテリの残量に応じた自動操作によって前記作動油ポンプを動かすこととなる前記エンジン又は前記モータのいずれかを選択できる部位を指す、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
  8. 前記モード選択部は、作動油の温度に応じた自動操作によって冷帯状態か否かを選択できる部位を指す、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
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