JP2017227102A - 流し台排水口用使い捨て式ごみ受け - Google Patents

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直央 吉永
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大成 藤森
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【課題】 一般家庭の台所流し台の排水口には、通常生ごみなどのごみ類を受け止めるためのごみ受けが装備されている。しかしそのためごみが溜まる度に、定期的なごみ受けからのごみの取り除き作業と、ごみ受け自体の洗浄作業が不可避である。【解決手段】 排水口のごみ受けを、一回限りの使い捨て部品とみなす。そこで、サードパーティー製を主とした大量生産を前提に、各流し台メーカーの排水口にそのまま取り付け可能な、使い捨て式ごみ受けを提供する。使い捨て式にすることで、耐久性・耐腐食性・抗菌性などに関する制約が激減する。そのためPETやPPなどの薄い樹脂のシート素材を真空成型したスタッキング可能なタイプ、及びビニールコーティングと無数の小孔加工を施した紙や不織布を用いた、折り畳み又は圧縮可能なタイプなど、流通時の省スペースや軽量化に配慮した使い捨て式ごみ受けを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭における台所流し台の排水口において、使い捨て式ごみ受けを提供するものである。
現在一般家庭の台所流し台において、生ごみなどのごみの受け口となる排水口には、浅型タイプと深型タイプの二種類がある。どちらのタイプにもごみ類が直接排水トラップ内に流れ込まぬ様に、汚水などの液体だけを通し、生ごみ類を受け止める浅型又は深型のごみ受けが装備されている。また、流し台メーカーの純正ごみ受け以外に、各種サードパーティー製のごみ受けもある。その様な中、深型排水口タイプについては、排水トラップ内のごみ収容容積が大きいため、生ごみ類の長時間滞留の可能性が高まることで発生する衛生上の問題や、ディスポーザーが普及し始めた関係で、占有率が減少中である。
また、台所の流し台メーカー純正の排水口ごみ受けを、上から包むようにかぶせて使う方式の、一般に水切りネットと呼ばれる袋状のネットが存在している。台所の流し台排水口のごみ受けに関する特許文献、及び非特許文献に関しては承知していない。
一般家庭における流し台排水口装備のごみ受けには、流し台メーカー純正ごみ受け以外に、各種サードパーティー製のごみ受けも存在する。しかしそれらは、あくまでも耐久性・耐腐食性・抗菌性などに関するごみ受けの品質に主眼をおいたものである。そのため、ごみ受けにごみが溜まる度ごとのごみの取り除き作業と、定期的なごみ受け自体の洗浄作業そのこと自体が解消する訳ではない。従って、一連の溜まったごみの処理作業という使い勝手上の問題が共通課題である。
一方、水切りネットは使い捨て使用が可能ではある。そのためごみ受けに溜まったごみの取り除き作業だけは簡素化される。しかし、油汚れや汚水などは難なくネットの網目を通過するため、ごみ受け自体に付着する汚れが解消する訳ではない。さらに、水切りネットはごみ受けへの装着時と取り外し時に、その汚れたごみ受け自体を一旦排水口から引き上げなければならない。従って水切りネットを使用しても、水切りネット自体の着脱の手間と、定期的なごみ受けの洗浄作業が不可避なことは共通課題である。
台所流し台排水口のごみ受けを、一回限りを前提とした使い捨て部品と見なす。そのため、排水口に装備されている流し台メーカー純正のごみ受けは取り外し、その後は使用しない。そして排水トラップ自体に特に加工を加えることなく、同位置に収まるよう工夫した、使い捨て式ごみ受けを提供する。
具体的には、PETやPPなど薄い樹脂のシート素材を真空成型し、その後水抜き孔と指かけを打ち抜き加工したスタッキング可能な使い捨て式ごみ受け、もしくは、予めビニールコーティングと水抜きの小孔加工を施した紙や不織布素材を用いた、折り畳みや圧縮が可能な使い捨て式ごみ受けを提供する。使い捨て部品である以上、サードパーティー製を主とした大量生産が前提となる。そのため数十個を一パックとして扱い、さらに一パックの省容積化や低コストに配慮する。
台所流し台排水口のごみ受けを、一回限りの使い捨て部品とすることで、ごみが溜まった時点でごみ受けごと一緒に廃棄することができる。そのため、これまで不可避であったごみが溜まる度ごとの、ごみ受けからのごみの取り除き作業が解消する。それと同時に、定期的に不可避であったごみ受け自体の洗浄作業も消滅する。近年ごみ出しに関し、生ごみなどの可燃ごみと、樹脂素材のごみ類は分別不要な自治体が大勢を占めている。このため、生ごみと樹脂素材の使い捨て式ごみ受けとを、分別しないままの廃棄に自治体条例上の問題もなく、排水口ごみ受けの一連のごみ処理に関する手間や煩わしさが激減する。
ごみ受けを使い捨て部品とすることで、これまで継続使用が前提となっていたがための、耐久性・耐腐食性・抗菌性などに対する制約も激減することになる。そのため安価なPETやPPなどの樹脂の薄いシート素材や、不織布・ビニールコーティングした紙素材を主素材とすることが可能となる。必然的に初期投資を含め製造コストも大幅に軽減される。またこれらの素材は軽量で、スタッキングや折り畳み・圧縮などの工夫が容易である。そのため流通時の省スペース及び軽量化に伴う流通コストの軽減が図れる。
台所流し台の排水口の使い捨て式ごみ受けの製造工程において、使い捨て式ごみ受けはPETやPPなど薄い樹脂のシート素材を使い、真空成型によって成型する。ごみ受け部4の水抜きの小孔と、フランジ部3の指かけ部2の切込みは、外形のくり抜き加工時に後加工で行う。また、指かけ部の付け根四か所に折り曲げ線5を熱処理で付ける。(図1、2参照)
これらPETやPPなどの薄い樹脂シート素材の使用時は、ごみ受け部4の形状は逆円錐台形状を基本とする。これは薄いシート素材であるがために、最低限の形状維持を確保するという目的と、スタッキングを前提とした形状にすることで、流通時の省スペース化を図るという目的がある。そのため、指かけ部2は製造・流通時には折り曲げない。(図3、4参照)
この他にも、ドーナツ状にくり抜いたビニールコーティングした厚紙をフランジ部3とし、多数の小孔をあけたビニールコーティング済みの腰の弱い紙や、不織布をごみ受け部4に使った素材選択も可能である。これらの素材の使用時は、ごみ受け部を折り畳みや圧縮によって流通時の省スペース化を図る。
流し台排水口の使い捨てごみ受けの取り付け時には、まず流し台シンク10の排水口蓋と流し台メーカー純正のごみ受けを取り外し、これ以降メーカー純正のごみ受けは使用しない。次に、排水口蓋受け部7の窪みの部分に、使い捨て式ごみ受けの外周のフランジ部3を同心円状に置く。この時、予め向き合う二つの指かけ部2を四か所の折り曲げ線5の位置で内側に180度折り曲げ、しっかり曲げ目を付けておく。手を離せば折り曲げた指かけ部は素材の反発で再び起き上がるが、完全に元に戻ることはない。しかし、薄いシート素材であるため、その上から再び排水口蓋を載せて、ごみ受けのフランジ部と共に指かけ部を抑え込む。(図5、6参照)
流し台排水口の使い捨て式ごみ受けの中に、生ごみなどのごみ類が溜まってくると、ごみ受けの素材が薄いため、ごみの重みでごみ受け部4が下方に撓む。しかし、ごみ受けのすぐ下の椀トラップが下支えする事と、排水口蓋でごみ受けのフランジ部3と指かけ部2を押さえつけているため、ごみの重みでごみ受け自体が排水トラップ内に脱落することはない。(図8参照)
使い捨て式ごみ受けの中がごみ類で一杯になるか、ごみが気になり始めた時点がごみ受けの交換時期となる。排水口蓋を取り外すと、取り付けの際折り曲げ線5に予め曲げ目をつけておいたことで、指かけ部2が、素材自体の反発で再び若干起き上がる。ここに両手の指をかけるか指先でつまみ、そのままごみ受けごと廃棄処分する。そのあと新しいごみ受けを排水口蓋受け部7に置き、その上に再び排水口蓋を載せるだけで、交換作業は完了する。(図6参照)
使用中排水トラップの排水口蓋受け部7と、使い捨て式ごみ受けのフランジ部3及び指かけ部2の裏面は密着することになる。この密着部に油類や洗剤類が入り込んだ場合、使い捨て式ごみ受けの交換時になって排水口蓋を外しても、互いの表面張力により指かけ部が自然に起き上がらない可能性がある。そのため、フランジ部と指かけ部の裏面には円環状に複数の突起11を設け、両者の間に意図的に空間を設けることにより、指かけ部が自然に起き上がりやすくする。(図9、10参照)
流し台メーカーや機種の違いにより、台所流し台排水口の直径やごみ受けスペースの深さ寸法と構造には、若干の差異や種類がある。それに対しては、使い捨て式ごみ受けの外形フランジ部3の直径や、ごみ受け部4の深さ寸法違いによる複数のラインナップを準備することで対応する。
産業上の利用の可能性
本発明に係る、台所流し台の排水口における、使い捨て式ごみ受けは、工業的に量産を前提としているので、産業上の利用の可能性を有する。
台所流し台排水口用の使い捨て式ごみ受けの、製造・流通時における状態を示す斜視図である。 同、装着時・使用時における指かけ部2を、折り曲げ線5を基準に折り曲げ、曲げ目を付けた後の自然状態を示す斜視図である。 同、スタッキング方式を示す斜視図である。 同、スタッキング方式を示す側面図である。 同、装着・取り外し方法を示す斜視図である。 同、装着・取り外し方法を示す斜視図である。 同、装着完了状態を示す斜視図である。 同、装着完了状態を示す、図7のB−B’部の断面図である。 同、指かけ部2とフランジ部3の突起11の詳細形状を示す、図1のA−A’部の断面図である。 同、指かけ部2とフランジ部3の突起11の装着状態を示す、図7のC−C’部の断面図である。
使い捨て式ごみ受け 2 指かけ部 3 フランジ部
4 ごみ受け部 5 折り曲げ線 排水口蓋
7 排水口蓋受け部 排水トラップ 椀トラップ
10 シンク 11 突起

Claims (2)

  1. 一般家庭における台所流し台の排水口において、生ごみを主とするごみ類がごみ受けに溜まる度に、ごみのごみ受けごと一緒の廃棄処分を前提とすることを特徴とし、PETやPPなどの薄い樹脂のシート素材を真空成型した、スタッキング可能な使い捨て式ごみ受け。
  2. 一般家庭における台所流し台の排水口において、生ごみを主とするごみ類がごみ受けに溜まる度に、ごみのごみ受けごと一緒の廃棄処分を前提とすることを特徴とし、予めビニールコーティングを施し、無数の小孔加工済み紙素材や不織布を用い、折り畳みや圧縮が可能なことを特徴とする、使い捨て式ごみ受け。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7445080B1 (ja) 2023-01-15 2024-03-06 寛之 櫻井 排水口フィルター

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