JP2017225355A - クレームブリュレドーナツ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態のクレームブリュレドーナツの上方斜視図である。このドーナツ10は、断面略図である図2に示されるように、ドーナツ本体1と、第1ペースト状食品2と、糖類層3と、からなっている。
ドーナツ生地を成形して、図3及び図4に示されるようなドーナツ本体1を作る。この工程は、従来公知の、材料及び方法を、採用して実行できる。
成形されたドーナツ本体1を揚げる。この工程も、従来公知の、材料及び方法を、採用して実行できる。
揚げられたドーナツ本体1の少なくとも上面12に、第1ペースト状食品2を塗布する。第1ペースト状食品2は、まず、図5に示されるように、窪み11を埋めるようにドーナツ本体1の上面12に載せ、そして、図6に示されるように、スモールスバチュラーを使用して、中心から外側に向けて塗り広げる。
第1ペースト状食品2が塗布されたドーナツ10を、裏返して、第1糖類の山に、軽く押し当てる。このとき、図7に示されるように、塗布された第1ペースト状食品2の表面全面に、第1糖類5が付着するようにする。これにより、第1ペースト状食品2が第1糖類5によって覆われる。
図8に示されるように、付着した第1糖類5の上に、シフターを用いて第2糖類6を振り掛ける。このとき、付着した第1糖類5の全体に行き渡るように、第2糖類6が付着するようにする。これにより、第1ペースト状食品2を覆った第1糖類5が、第2糖類6によって覆われる。
図9に示されるように、バーナー7を用いて、第1ペースト状食品2、第1糖類5、及び第2糖類6を、加熱する。具体的には、バーナー7の先端をドーナツ本体1から15cm程度離し、遠火で、尖った炎71で、第1ペースト状食品2、第1糖類5、及び第2糖類6の全体を、満遍なく、加熱する。これにより、第1糖類5はカラメル化し、第2糖類6はガラス化し、また、第1ペースト状食品2、第1糖類5、及び第2糖類6に、焦げ目4(図1参照)ができる。
ドーナツ10は、第1ペースト状食品2に載せられた飾り具材を、更に含んでもよい。飾り具材は、第2ペースト状食品及び/又はトッピング材からなっている。第2ペースト状食品としては、アップルシナモン又はブルーベリージャムを、好ましく使用できる。トッピング材としては、固形の果肉、種実類、又は菓子類を、好ましく使用できる。図10では、第1ペースト状食品2にトッピング材8が載せられている。トッピング材8は、第1ペースト状食品2に載った状態で、第1ペースト状食品2と共に、糖類層3によって覆われている。トッピング材8も、焦げ目を有している。
(a)図11に示されるように、塗布工程の後に、第1ペースト状食品2にトッピング材8を載せる、飾り工程を、有している。
(b)図12に示されるように、第1付着工程は、塗布された第1ペースト状食品2の表面及びトッピング材8の表面に、第1糖類5を付着させる。なお、図12は、付着した第1糖類5の上に第2糖類6を付着させた状態を示している。
(c)加熱工程は、トッピング材8も加熱する。
ドーナツ10は、窪み11を有していない形態であってもよい。その場合は、第1ペースト状食品2によって窪み11を埋める作業は、不要である。
図1に示される本実施形態のドーナツ10において「泣き」現象が抑制されていることを示すために、次のような実験を行った。
したがって、本発明品によれば、2時間を越えるような長時間保管した場合に、「泣き」がひどくなることはない。すなわち、本発明によれば、常温で長時間保管した場合の「泣き」現象を抑制できる。
6 第2糖類 8 トッピング材 10 クレームブリュレドーナツ
Claims (16)
- 揚げられたドーナツ生地からなるドーナツ本体と、
前記ドーナツ本体の少なくとも上面に塗られており、且つ、焦げ目を有している、第1ペースト状食品と、
前記第1ペースト状食品を覆っており、且つ、焦げ目を有している、糖類層と、
からなっており、
前記糖類層が、前記第1ペースト状食品を覆っている、カラメル化した第1糖類と、前記第1糖類を覆っている、ガラス化した第2糖類と、を含んでいる、
ことを特徴とするクレームブリュレドーナツ。 - 前記ドーナツ本体が、平面視中央に窪みを、有しており、
前記窪みは、前記ドーナツ本体の下面に向けて、貫通しており又は貫通しておらず、
前記第1ペースト状食品が、前記窪みを埋めている、
請求項1記載のクレームブリュレドーナツ。 - 前記第1ペースト状食品に載せられた、第2ペースト状食品及び/又はトッピング材からなる飾り具材を、更に含んでおり、
前記飾り具材も焦げ目を有している、
請求項1又は2に記載のクレームブリュレドーナツ。 - 前記第1ペースト状食品が、カスタードクリームである、
請求項1〜3の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツ。 - 前記第2ペースト状食品が、アップルシナモン又はブルーベリージャムである、
請求項1〜4の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツ。 - 前記トッピング材が、固形の果肉、種実類、又は菓子類である、
請求項1〜5の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツ。 - 前記第1糖類が、グラニュー糖である、
請求項1〜6の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツ。 - 前記第2糖類が、トレハロースである、
請求項1〜7の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツ。 - ドーナツ生地を成形してドーナツ本体を作る成形工程と、
成形された前記ドーナツ本体を揚げる揚げ工程と、
揚がった前記ドーナツ本体の少なくとも上面に、第1ペースト状食品を塗布する、塗布工程と、
塗布された前記第1ペースト状食品の表面に、カラメル化用の第1糖類を付着させる、第1付着工程と、
付着した前記第1糖類を覆うように、ガラス化用の第2糖類を付着させる、第2付着工程と、
前記第1ペースト状食品、前記第1糖類、及び前記第2糖類を、加熱する、加熱工程と、
を有することを特徴とするクレームブリュレドーナツの製造方法。 - 前記成形工程では、平面視中央に、前記ドーナツ本体の下面に向けて貫通した又は貫通していない窪みを有するように、前記ドーナツ本体を成形し、
前記塗布工程では、前記ドーナツ本体の前記窪みを埋めるように前記第1ペースト状食品を塗布する、
請求項9記載のクレームブリュレドーナツの製造方法。 - 前記塗布工程の後に、前記第1ペースト状食品の上に、第2ペースト状食品及び/又はトッピング材からなる飾り具材を載せる、飾り工程を、有しており、
前記第1付着工程は、塗布された前記第1ペースト状食品の表面及び前記飾り具材の表面に、前記第1糖類を付着させ、
前記加熱工程は、前記飾り具材も加熱する、
請求項9又は10に記載のクレームブリュレドーナツの製造方法。 - 前記塗布工程において、前記第1ペースト状食品として、カスタードクリームを用いる、
請求項9〜11の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツの製造方法。 - 前記飾り工程において、前記第2ペースト状食品として、アップルシナモン又はブルーベリージャムを用いる、
請求項11記載のクレームブリュレドーナツの製造方法。 - 前記飾り工程において、前記トッピング材として、固形の果肉、種実類、又は菓子類を用いる、
請求項11記載のクレームブリュレドーナツの製造方法。 - 前記第1付着工程において、前記第1糖類として、グラニュー糖を用いる、
請求項9〜14の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツの製造方法。 - 前記第2付着工程において、前記第2糖類として、トレハロースを用いる、
請求項9〜15の何れか一つに記載のクレームブリュレドーナツの製造方法。
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私の食べ歩き日記 ラマッカリーのクレームブリュレドーナツ、[ONLINE]、2015年12月24日、[2020年3月16日検, JPN6020011441, ISSN: 0004288236 * |
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