JP2017224752A - 電子機器及び電力変換装置 - Google Patents

電子機器及び電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017224752A
JP2017224752A JP2016119824A JP2016119824A JP2017224752A JP 2017224752 A JP2017224752 A JP 2017224752A JP 2016119824 A JP2016119824 A JP 2016119824A JP 2016119824 A JP2016119824 A JP 2016119824A JP 2017224752 A JP2017224752 A JP 2017224752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat sink
air outlet
side wall
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2016119824A
Other languages
English (en)
Inventor
辰川 昌弘
Masahiro Tatsukawa
昌弘 辰川
瞬 福地
Shun Fukuchi
瞬 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2016119824A priority Critical patent/JP2017224752A/ja
Publication of JP2017224752A publication Critical patent/JP2017224752A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】筐体に収納されている発熱電子部品や回路基板を効率良く冷却することができる電子機器を提供する。【解決手段】複数の電子部品が実装されている回路基板10と、通風路20a〜20eの一端に空気取り入れ口17が形成され、通風路の他端に空気吹き出し口18が形成されて回路基板上に設置されているヒートシンク7と、ファン8と、筐体2とを備えている。そして、空気吹き出し口の直前に、空気吹き出し口から吹き出される冷却空気に接触するとともに、空気吹き出し口の吹き出し抵抗を大きくする第1の発熱電子部品15,16が配置されている。また、ヒートシンクの側壁7aの近くに第2の発熱電子部品14が配置されている。そして、ヒートシンクの側壁の第2の発熱電子部品に対向する位置に、通風路に連通して冷却空気を第2の発熱電子部品に噴射する第1空気噴出口21が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、発熱する電子部品を冷却する装置が筐体に収納されている電子機器及び電力変換装置に関する。
発熱する電子部品を冷却する装置が筐体に収納された電子機器として、例えば特許文献1が知られている。
特許文献1の装置は、筐体内部に、発熱する電子部品を含む複数の電子部品が実装された回路基板と、筒状のヒートシンクと、ファンとが収納されており、ヒートシンクは基板上に設置され、ヒートシンクの取り入れ口にファンが接続されている。そして、ファンが駆動すると、筐体の外部からヒートシンクの取り入れ口に入った空気がヒートシンクの通風路を通過し、取り入れ口とは逆側の吹き出し口から吹き出される。
そして、特許文献1の装置は、ヒートシンクの吹き出し口に、発熱する電子部品であるコイル部品を配置し、吹き出し口から吹き出した空気でコイル部品を冷却するとともに、コイル部品に当たって向きを変えた空気を筐体内部で循環させることで、他の発熱する電子部品を冷却するようにしている。
特許第4655987号公報
ところで、特許文献1の装置は、ヒートシンクの吹き出し口から吹き出してコイル部品を冷却した後の温度の高い空気が筐体内部を循環してしまうので、他の発熱する電子部品や回路基板を効率良く冷却することができない。
そこで、本発明は、筐体に収納されている発熱電子部品や回路基板を効率良く冷却することができる電子機器及び電力変換装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電子機器は、半導体素子、コイル、磁気部品などの発熱電子部品を含む複数の電子部品が実装されている回路基板と、通風路の一端に空気取り入れ口が形成され、通風路の他端に空気吹き出し口が形成されて回路基板上に設置されている筒状のヒートシンクと、ヒートシンクの空気取り入れ口に取付けられ、外部から取り込んだ冷却空気を通風路を介して空気吹き出し口に吹き出すファンと、複数の電子部品、回路基板、ヒートシンク及びファンを収容している筐体と、を備え、ヒートシンクの空気吹き出し口の直前に、空気吹き出し口から吹き出される冷却空気に接触するとともに、空気吹き出し口の吹き出し抵抗を大きくする第1の発熱電子部品が配置され、ヒートシンクの側壁の近くに第2の発熱電子部品が配置されており、ヒートシンクの側壁の第2の発熱電子部品に対向する位置に、通風路に連通して冷却空気を第2の発熱電子部品に噴射する第1空気噴出口が形成されている。
また、本発明の一態様に係る電力変換装置は、上述した電子機器を備え、直流電力を交流電力に電力変換する装置である。
本発明に係る電子機器及び電力変換装置によれば、筐体に収納されている発熱電子部品や回路基板を効率良く冷却することができる。
本発明に係る第1実施形態の電力変換装置の概略を示す斜視図である。 第1実施形態の電力変換装置の一側面を示す図である。 第1実施形態において筐体に収納された電子部品を実装した回路基板、ヒートシンク、ファンを示す図である。 第1実施形態のヒートシンクを示す斜視図である。 第1実施形態のヒートシンクを示す図4とは異なる方向の斜視図である。 第1実施形態のヒートシンクに形成した第1空気噴出口を示す断面図である。 第1実施形態のヒートシンクにファンを固定し、半導体デバイスを接触した状態を示す斜視図である。 図7とは異なる方向からヒートシンク、ファン及び半導体デバイスを示した斜視図である。 本発明に係る第2実施形態の電力変換装置において筐体に収納された電子部品を実装した回路基板、ヒートシンク、ファンを示す図である。 本発明に係る第3実施形態の電力変換装置において筐体に収納された電子部品を実装した回路基板、ヒートシンク、ファンを示す図である。 第3実施形態の電力変換装置で使用されるヒートシンクを示す斜視図である。 本発明に係る第4実施形態のヒートシンクに形成した第3空気噴出口を示す図である。 本発明に係る第5実施形態のヒートシンクに形成した第4空気噴出口を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1から第5実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す第1から第5実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
[第1実施形態の電力変換装置]
以下、本発明に係る冷却装置を備える電力変換装置の第1実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1に示すように、この電力変換装置1は、DC/ACコンバータとして使用される装置であり、直方体形状の筐体2を有している。
筐体2は、有底箱形状であって平面視が長方形をなしているケース3と、ケース3の上部開口を閉塞する蓋体4とで構成されている。
ケース3の短辺側の一方の側壁には、図2に示すように、多数の通風孔5が形成されているとともに、図1に示すように、一方の側壁に対向している短辺側の他方の側壁にも多数の通風孔6が形成されている。
筐体2(ケース3)の内部には、電力変換制御ユニットが内蔵されており、制御コネクタ(不図示)に制御信号を入力すると、入力コネクタ(不図示)に入力された直流電力が、電力変換制御ユニットにより直流から交流に変換されて出力コネクタ(不図示)から交流電力として出力されるようになっている。
ケース3の内部には、図1に示すように、電力変換制御ユニット、ヒートシンク7及びファン8が収納されている。
電力変換制御ユニットは、図3に示すように、回路基板10、リアクトル11、第1電解コンデンサ12、第2電解コンデンサ13、トランス14、チョークコイル15,16及び複数の半導体デバイス(例えばMOS−FET)D1〜D8などの制御部品を有して構成されている。
回路基板10は、ケース3の底部の平面形状より小さな長方形状をなし、ケース3の底部の上面に形成した支持台(不図示)上にボルト締めで固定されている。
そして、この回路基板10上に、上述したリアクトル11、第1電解コンデンサ12、第2電解コンデンサ13、トランス14、チョークコイル15,16及び複数の半導体デバイスD1〜D8が実装されているとともに、ヒートシンク7が固定されている。
ヒートシンク7は、図4及び図5に示すように、熱伝導率が大きい、例えばアルミニウムや、アルミニウム合金を押し出し成形することで形成した直方体形状の部材であり、長手方向の両端部を切削加工することで、長手方向の一端に空気取り入れ口17が形成され、長手方向の他端に空気吹き出し口18が形成されている。
空気取り入れ口17から空気吹き出し口18までの間に、複数のフィン19を介して複数の通風路20a〜20eが平行に形成されている。
ヒートシンク7の空気吹き出し口18に寄った位置の一方の側壁7aの上部には、通風路20bに連通する第1空気噴出口21が形成されている。
この第1空気噴出口21は、図6に示すように、一方の側壁7aに直交しながら一方の側壁7aを貫通して形成されている。
ファン8は、図7及び図8に示すように、空気取り入れ口17を覆った状態でヒートシンク7に一体に固定されている。
そして、ヒートシンク7は、図1及び図3に示すように、ファン8をケース3の多数の通風孔5に向けた状態で回路基板10上に設置されている。
また、図3に示すように、チョークコイル15,16は、ヒートシンク7の空気吹き出し口18の近くで回路基板10に実装されている。
トランス14は、ヒートシンク7の第1空気噴出口21の近くで回路基板10に実装されている。
半導体デバイスD1〜D4は、ヒートシンク7の他方の側壁7bに接触した状態で回路基板に実装されている。また、半導体デバイスD5〜D8は、図7及び図8にも示すように、ヒートシンクの一方の側壁7aに接触した状態で回路基板10に実装されている。
第1電解コンデンサ12は、ヒートシンク7の他方の側壁7bに対向する位置で回路基板10に実装されている。また、第2電解コンデンサ13は、ヒートシンク7の一方の側壁7aに対向する位置で回路基板10に実装されている。
なお、本発明に係る第1の発熱電子部品が、チョークコイル15,16に対応し、本発明に係る第2の発熱電子部品がトランス14に対応し、本発明に係る第1空気噴出口が第1空気噴出口21に対応している。
次に、この第1実施形態の電力変換装置1の動作について説明する。
本実施形態の電力変換装置1は、制御コネクタに制御信号を入力すると、入力コネクタに入力された直流電力が電力変換制御ユニットにより交流に変換され、出力コネクタから交流電力として出力される。
この際、ケース3内の電力変換制御ユニット等の制御部品が発熱し、特に、半導体デバイスD1〜D8、トランス14、チョークコイル15,16の自己発熱が高くなる。
この電力変換装置1は、ファン8が駆動すると、図3の白抜きの矢印で示すように、ケース3の通風孔5を介して外部から取り込んだ冷風が空気取り入れ口17を介してヒートシンク7の通風路20a〜20eに入り込み、空気吹き出し口18から吹き出す。
冷風が通風路20a〜20eを流れることでヒートシンク7の温度が低下していき、ヒートシンク7の一方の側壁7a及び他方の側壁7bに接触した状態で回路基板10に実装されている半導体デバイスD1〜D8が冷却されていく。
また、空気吹き出し口18から冷風が吹き出すことで、空気吹き出し口18の近くで回路基板10に実装されているチョークコイル15,16に直接に冷風が接触する。
ここで、ヒートシンク7の空気吹き出し口18の近くにチョークコイル15,16が配置され、空気吹き出し口18の冷風の吹き出し抵抗が大きくなるので、空気吹き出し口18側の通風路20a〜20eの圧力が高くなる。
このように、空気吹き出し口18側の通風路20a〜20eの圧力が高くなることで、空気吹き出し口18側より圧力の低い第1空気噴出口21から冷風が噴出する。
第1空気噴出口21から噴出した冷風は、第1空気噴出口21の近くで回路基板10に実装されているトランス14に直接に接触する。
次に、第1実施形態の電力変換装置1の効果について説明する。
ファン8の駆動により外気から取り入れた冷風がヒートシンク7の通風路20a〜20eに流れると、ヒートシンク7の温度が低下していくので、ヒートシンク7の一方の側壁7a及び他方の側壁7bに接触した状態で回路基板10に実装されている半導体デバイスD1〜D8を効率良く冷却することができる。
また、ヒートシンク7の空気吹き出し口18から吹き出した冷風がチョークコイル15,16に直接に接触するので、チョークコイル15,16も効率よく冷却することができる。
また、ヒートシンク7の空気吹き出し口18の近くにチョークコイル15,16を配置して空気吹き出し口18の冷風の吹き出し抵抗を大きくし、空気吹き出し口18側の通風路20a〜20eの圧力を高くすることで、第1空気噴出口21から冷風を噴出させ、その第1空気噴出口21から噴出させた冷風を第1空気噴出口21の近くで回路基板10に実装されているトランス14に直接に当てるので、トランス14も効率良く冷却することができる。
このように、第1実施形態の電力変換装置1は、自己発熱が高い半導体デバイスD1〜D8、トランス14、チョークコイル15,16を効率良く冷却することができる。
[第2実施形態の電力変換装置]
次に、図9は、第2実施形態の電力変換装置30を示すものである。なお、図1から図8で示した構成と同一構成部分には、同一符号を付してその説明は省略する。
第2実施形態の電力変換装置30が第1実施形態の電力変換装置1に対して異なる構成は、先ず、ヒートシンク7の空気吹き出し口18の縁部の他方の側壁7b側に偏向板31が取付けられている。
また、第1実施形態では空気吹き出し口18の近くに配置されていたチョークコイル15,16は、第2実施形態では、トランス14の近くに配置されている。
そして、第2実施形態では、リアクトル11が空気吹き出し口18の近くに配置されているとともに、第1電解コンデンサ12も、空気吹き出し口18に近い側に配置されている。ここで、図9では具体的に記載していないが、チョークコイル15、16の近くに位置しているケース3を構成する長辺側の一方の側壁には、多数の通風孔が形成されている。
なお、本発明に係る第1の発熱電子部品がチョークコイル15,16に対応し、本発明に係る第2の発熱電子部品がトランス14に対応し、本発明に係る第1空気噴出口が第1空気噴出口21に対応している。
次に、この第2実施形態の電力変換装置30の動作について説明する。
ファン8が駆動すると、ケース3の通風孔5を介して外部から取り込んだ冷風が空気取り入れ口17を介してヒートシンク7の通風路20a〜20eに入り込み、空気吹き出し口18から吹き出す。
冷風が通風路20a〜20eを流れることでヒートシンク7の温度が低下していき、ヒートシンク7の一方の側壁7a及び他方の側壁7bに接触した状態で回路基板10に実装されている半導体デバイスD1〜D8が冷却されていく。
空気吹き出し口18から吹き出した冷風は、空気吹き出し口18の他方の側壁7b側に取付けられている偏向板31に当たり、チョークコイル15,16に向けて偏向されていき、チョークコイル15,16に直接に接触する。
ここで、ヒートシンク7の空気吹き出し口18の縁部に偏向板31が取付けられることで、空気吹き出し口18の冷風の吹き出し抵抗が大きくなるので、空気吹き出し口18側の通風路20a〜20eの圧力が高くなる。
このように、空気吹き出し口18側の通風路20a〜20eの圧力が高くなることで、空気吹き出し口18側より圧力の低い第1空気噴出口21から冷風が噴出する。
第1空気噴出口21から噴出した冷風は、第1空気噴出口21の近くで回路基板10に実装されているトランス14に直接に接触する。
次に、第2実施形態の電力変換装置30の効果について説明する。
第2実施形態の電力変換装置30によると、ヒートシンク7の空気吹き出し口18から吹き出した冷風は、空気吹き出し口18の縁部に取付けた偏向板31により偏向されてチョークコイル15,16に直接に接触するので、チョークコイル15,16を効率よく冷却することができる。
また、ヒートシンク7の空気吹き出し口18の縁部に偏向板31を取付けて空気吹き出し口18の冷風の吹き出し抵抗を大きくし、空気吹き出し口18側の通風路20a〜20eの圧力を高くすることで、第1空気噴出口21から冷風を噴出させ、その第1空気噴出口21から噴出させた冷風を第1空気噴出口21の近くで回路基板10に実装されているトランス14に直接に当てるので、トランス14も効率良く冷却することができる。
また、冷風が通風路20a〜20eを流れているヒートシンク7は温度が低下するので、一方の側壁7a及び他方の側壁7bに接触した状態で回路基板10に実装されている半導体デバイスD1〜D8も効率良く冷却することができる。
このように、第2実施形態の電力変換装置30も、自己発熱が高い半導体デバイスD1〜D8、トランス14、チョークコイル15,16を効率良く冷却することができる。
[第3実施形態の電力変換装置]
次に、図10及び図11は、第3実施形態の電力変換装置32を示すものである。
図10に示す第3実施形態の電力変換装置32は、ファン8が外部から取り込んだ冷風の一部を、ヒートシンク7の空気取り入れ口17側に形成した第2空気噴射口34,35から第1電解コンデンサ12、第2電解コンデンサ13に向けて噴出するようにしている。
図11は、第3実施形態のヒートシンク7を示すものであり、空気取り入れ口17の一方の側壁7a側の縁部及び他方の側壁7b側の縁部が、上下方向に略45度の角度で削られることで空気導入面7c,7dが形成されている。
この第3実施形態のヒートシンク7の空気導入面7c,7dを形成した空気取り入れ口17に、ファン8を一体に固定することで、第2空気噴射口34,35が形成される。
なお、本発明に係る第3の発熱電子部品が第1電解コンデンサ12、第2電解コンデンサ13に対応し、本発明に係る第2空気噴出口が第2空気噴射口34,35に対応している。
この第3実施形態の電力変換装置32によると、ファン8の駆動により外部から取り込まれた冷風は、空気取り入れ口17を介してヒートシンク7の通風路20a〜20eに入り込むとともに、冷風の一部が第2空気噴射口34,35から第1電解コンデンサ12、第2電解コンデンサ13に向けて噴出する。
第1電解コンデンサ12、第2電解コンデンサ13も、長期使用で自己発熱が高くなる電子部品であり、第2空気噴射口34,35から噴出した冷風が直接に接触することで、効率良く冷却することができる。
[第4,5実施形態の電力変換装置]
次に、図12及び図13は、第4、第5実施形態の電力変換装置の要部を示すものである。
図12で示す第4実施形態の電力変換装置は、ヒートシンク7の空気吹き出し口18の縁部に偏向板31を取付けた第2実施形態の変形例である。
この第4実施形態のヒートシンク7には、通風路20bに連通する第3空気噴出口36が形成されている。
この第3空気噴出口36は、一方の側壁7aの面方向に対して空気吹き出し口18側の斜めに貫通して形成されており、通風路20bから噴出した冷風が、トランス14及びチョークコイル15,16の両方に流れるようにしている。
このように、第4実施形態の電力変換装置では、ヒートシンク7に形成した第3空気噴出口36から噴出した冷風が、チョークコイル15,16にも直接に接触するので、チョークコイル15,16の冷却効率を高めることができる。
さらに、図13で示す第5実施形態の電力変換装置は、ヒートシンク7の一方の側壁7aに通風路20bに連通する第4空気噴出口37が形成されている。
この第4空気噴出口37は、一方の側壁7aの面方向に対して斜め下方に貫通して形成されており、通風路20bから噴出した冷風が、回路基板10に向けて流れるようにしている。
このように、第5実施形態の電力変換装置は、ヒートシンク7に形成した第4空気噴出口37から噴出した冷風が回路基板10に直接に接触するので、回路基板10に実装されている他の発熱する電子部品も効率良く冷却することができる。
なお、本発明に係る第3空気噴出口が第3空気噴出口36に対応し、本発明に係る第4の発熱電子部品がトランス14及びチョークコイル15,16に対応し、本発明に係る第4空気噴出口が第4空気噴出口37に対応している。
そして、第1、第3及び第4実施形態においてヒートシンク7に形成した第1空気噴出口21、第3空気噴出口36及び第4空気噴出口27は、一方の側壁7aに、且つ、通風路20bに連通するように形成したが、これに限るものではなく、他方の側壁7bに形成してもよく、他の通風路20a、20c〜20eに連通して形成してもよい。
また、ヒートシンク7の内部構造は、複数のフィン19を介して複数の通風路20a〜20eが上下に平行に形成されている構造に限るものではない。
1 電力変換装置
2 筐体
3 ケース
4 蓋体
5 通風孔
6 通風孔
7 ヒートシンク
7a 一方の側壁
7b 他方の側壁
7c,7d 空気導入面
8 ファン
10 回路基板
11 リアクトル
12 第1電解コンデンサ
13 第2電解コンデンサ
14 トランス
15,16 チョークコイル
D1〜D8 半導体デバイス
17 空気取り入れ口
18 空気吹き出し口
19 フィン
20a〜20e 通風路
21 第1空気噴出口
30 電力変換装置
31 偏向板
32 電力変換装置
34,35 第2空気噴射口
36 第3空気噴出口
37 第4空気噴出口

Claims (6)

  1. 半導体素子、コイル、磁気部品などの発熱電子部品を含む複数の電子部品が実装されている回路基板と、
    通風路の一端に空気取り入れ口が形成され、前記通風路の他端に空気吹き出し口が形成されて前記回路基板上に設置されている筒状のヒートシンクと、
    前記ヒートシンクの前記空気取り入れ口に取付けられ、外部から取り込んだ冷却空気を前記通風路を介して前記空気吹き出し口に吹き出すファンと、
    前記複数の電子部品、前記回路基板、前記ヒートシンク及び前記ファンを収容している筐体と、を備え、
    前記ヒートシンクの前記空気吹き出し口の直前に、前記空気吹き出し口から吹き出される冷却空気に接触するとともに、前記空気吹き出し口の吹き出し抵抗を大きくする第1の発熱電子部品が配置され、
    前記ヒートシンクの側壁の近くに第2の発熱電子部品が配置されており、
    前記ヒートシンクの前記側壁の前記第2の発熱電子部品に対向する位置に、前記通風路に連通して冷却空気を前記第2の発熱電子部品に噴射する第1空気噴出口が形成されていることを特徴とする電子機器。
  2. 半導体素子、コイル、磁気部品などの発熱電子部品を含む複数の電子部品が実装されている回路基板と、
    通風路の一端に空気取り入れ口が形成され、前記通風路の他端に空気吹き出し口が形成されて前記回路基板上に設置されている筒状のヒートシンクと、
    前記ヒートシンクの前記空気取り入れ口に取付けられ、外部から取り込んだ冷却空気を前記通風路を介して前記空気吹き出し口に吹き出すファンと、
    前記複数の電子部品、前記回路基板、前記ヒートシンク及び前記ファンを収容している筐体と、を備え、
    前記ヒートシンクの前記空気吹き出し口側に、前記空気吹き出し口から離れた位置に配置されている第1の発熱電子部品に冷却空気を偏向させるとともに、前記空気吹き出し口から吹き出される冷却空気の吹き出し抵抗を大きくする偏向板が配置され、
    前記ヒートシンクの側壁の近くに第2の発熱電子部品が配置されており、
    前記ヒートシンクの前記側壁の前記第2の発熱電子部品に対向する位置に、前記通風路に連通して冷却空気を前記第2の発熱電子部品に噴射する第1空気噴出口が形成されていることを特徴とする電子機器。
  3. 前記ヒートシンクの前記空気取り入れ口近くの周囲に第3の発熱電子部品が配置されており、
    前記ヒートシンクの前記空気取り入れ口側の前記側壁に、前記通風路に連通して冷却空気を前記第3の発熱電子部品に噴射する第2空気噴出口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記ヒートシンクの前記側壁に、前記空気取り入れ口側、或いは前記空気吹き出し口側の斜め方向から前記側壁を貫通して前記通風路に連通する第3空気噴射口が形成されており、前記第3空気噴射口から噴射する冷却空気が、前記ヒートシンクの前記側壁の周囲の前記空気取り入れ口側、或いは前記空気吹き出し口側に配置した第4の発熱電子部品に接触するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記ヒートシンクの前記側壁に、斜め下方から前記側壁を貫通して前記通風路に連通する第4空気噴出口が形成されており、前記第4空気噴出口から噴出する冷却空気が、前記回路基板に接触するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の電子機器を備え、直流電力を交流電力に電力変換することを特徴とする電力変換装置。
JP2016119824A 2016-06-16 2016-06-16 電子機器及び電力変換装置 Withdrawn JP2017224752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016119824A JP2017224752A (ja) 2016-06-16 2016-06-16 電子機器及び電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016119824A JP2017224752A (ja) 2016-06-16 2016-06-16 電子機器及び電力変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017224752A true JP2017224752A (ja) 2017-12-21

Family

ID=60688253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016119824A Withdrawn JP2017224752A (ja) 2016-06-16 2016-06-16 電子機器及び電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017224752A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115172302A (zh) * 2022-02-04 2022-10-11 爱微(江苏)电力电子有限公司 一种功率模块内终端的电连接及一体化固定装置
WO2024111509A1 (ja) * 2022-11-21 2024-05-30 パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社 充電器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115172302A (zh) * 2022-02-04 2022-10-11 爱微(江苏)电力电子有限公司 一种功率模块内终端的电连接及一体化固定装置
WO2024111509A1 (ja) * 2022-11-21 2024-05-30 パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社 充電器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8003924B2 (en) Cooking appliance
KR100867916B1 (ko) 전원 장치
US9661783B2 (en) Magnetic component cooling structure and power converter having the same
US9460985B2 (en) Cooling apparatuses having a jet orifice surface with alternating vapor guide channels
US20150348694A1 (en) Cooling structure for magnetic component and power converter provided therewith
KR101968852B1 (ko) 기전 일체형의 회전 전기 기기 장치
KR20190019890A (ko) 전자 기기 및 전력 변환 장치
US10165711B2 (en) Electrical device with a cooling channel between compartments
JP5378413B2 (ja) 電源装置
JP4498367B2 (ja) 電源盤
JP2017224752A (ja) 電子機器及び電力変換装置
JP2008288063A (ja) 誘導加熱装置
JP2007105741A (ja) 溶接装置
JP5225759B2 (ja) 機器冷却装置
CN113038781A (zh) 一种具有独立风道结构的伺服驱动器
JP5468690B2 (ja) 機器冷却装置
JP4360123B2 (ja) 電力変換装置
JP2011103393A (ja) 基地局の冷却構造
JP4670828B2 (ja) 電子機器
JP2019016751A (ja) 電子機器及び電力変換装置
TWI712057B (zh) 平板變壓器
JP6707293B2 (ja) 電気機器ユニット
JP2017135959A (ja) 電力変換装置
JP2017011235A (ja) ヒートシンク及び電気接続箱
JP2021086874A (ja) 電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20200508