JP2017224466A - Vehicle lighting device and vehicle lamp fitting - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。 Embodiments described herein relate generally to a vehicle lighting device and a vehicle lamp.
複数の発光ダイオードが実装された基板と、複数の発光ダイオードの点灯や消灯などの制御を行う制御回路と、複数の発光ダイオードから出射した光を反射させるリフレクタとを備えた車両用灯具がある。
この様な車両用灯具において、制御回路を電磁気的にシールドするシールドカバーと、リフレクタとを一体化させる技術が提案されている。
There is a vehicular lamp that includes a substrate on which a plurality of light emitting diodes are mounted, a control circuit that controls turning on and off of the plurality of light emitting diodes, and a reflector that reflects light emitted from the plurality of light emitting diodes.
In such a vehicular lamp, a technique has been proposed in which a shield cover that electromagnetically shields a control circuit and a reflector are integrated.
しかしながら、車両用灯具は、車両の種類により異なる形態を有しているので、汎用性がない。そのため、製造コストが高くなったり、在庫管理が煩雑となったりするおそれがある。
またさらに、この様な車両用灯具とすれば、複数の発光ダイオードの一部が故障したり、制御回路が故障したりした場合に、車両用灯具を車両から取り外して車両用灯具を修理したり、車両用灯具を交換したりする必要がある。そのため、交換作業が煩雑となり、修理コストも高くなることになる。
そのため、電磁気的なシールドを行うことができ、且つ、汎用性を向上させることができる技術の開発が望まれていた。
However, since the vehicular lamp has a different form depending on the type of the vehicle, it is not versatile. Therefore, there is a possibility that the manufacturing cost becomes high and inventory management becomes complicated.
Furthermore, with such a vehicular lamp, when a part of a plurality of light emitting diodes breaks down or a control circuit breaks down, the vehicular lamp is removed from the vehicle and the vehicular lamp is repaired. It is necessary to replace the vehicular lamp. For this reason, the replacement work becomes complicated and the repair cost increases.
Therefore, it has been desired to develop a technology that can perform electromagnetic shielding and improve versatility.
本発明が解決しようとする課題は、電磁気的なシールドを行うことができ、且つ、汎用性を向上させることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a vehicular illumination device and a vehicular lamp that can perform electromagnetic shielding and improve versatility.
実施形態に係る車両用照明装置は、凹部を有する装着部と;前記凹部の底面に設けられた基板と;前記基板の、前記凹部の底面側とは反対側に設けられた発光素子と;筒状を呈し、一方の端部が前記基板と接触し、内部に前記発光素子が露出する枠部と、前記枠部の他方の端部が接続される孔を有し、前記基板と対峙する遮蔽部と、を備え、導電性を有するカバーと;を具備している。 The vehicle lighting device according to the embodiment includes: a mounting portion having a recess; a substrate provided on a bottom surface of the recess; a light emitting element provided on a side of the substrate opposite to the bottom surface side of the recess; A shield having a shape in which one end is in contact with the substrate, the frame portion from which the light emitting element is exposed, and a hole to which the other end of the frame portion is connected, facing the substrate And a cover having conductivity.
本発明の実施形態によれば、電磁気的なシールドを行うことができ、且つ、汎用性を向上させることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。 According to the embodiment of the present invention, it is possible to provide a vehicular lighting device and a vehicular lamp that can perform electromagnetic shielding and improve versatility.
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。 Hereinafter, embodiments will be illustrated with reference to the drawings. In addition, in each drawing, the same code | symbol is attached | subjected to the same component and detailed description is abbreviate | omitted suitably.
(車両用照明装置)
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、自動車や鉄道車両などに設けることができる。自動車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、フロントコンビネーションライト(例えば、デイタイムランニングランプ(DRL:Daytime Running Lamp)、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
(Vehicle lighting device)
The
図1は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2は、図1において車両用照明装置1をA方向から見た模式図である。
図3は、図1における車両用照明装置1のB−B線方向の模式断面図である。
図4は、図3におけるC部の模式拡大図である。
図5は、カバー40の模式斜視図である。
FIG. 1 is a schematic perspective view for illustrating a
FIG. 2 is a schematic view of the
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of the
FIG. 4 is a schematic enlarged view of a portion C in FIG.
FIG. 5 is a schematic perspective view of the
図1、図2、図3、および図4に示すように、車両用照明装置1には、ソケット10、発光モジュール20、給電部30、およびカバー40が設けられている。
ソケット10は、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14を有する。
As shown in FIGS. 1, 2, 3, and 4, the
The
装着部11は、フランジ13の、放熱フィン14が設けられる側とは反対側の面に設けられている。装着部11の外形形状は、柱状とすることができる。装着部11の外形形状は、例えば、円柱状である。装着部11は、フランジ13側とは反対側の端面に開口する凹部11aを有する。凹部11aの底面11a1には発光モジュール20が設けられる。
The
バヨネット12は、装着部11の外側面11c(装着部11の、凹部11aが設けられた端面と交差する面)に設けられている。バヨネット12は、車両用照明装置1の外側に向けて突出している。バヨネット12は、フランジ13と対峙している。バヨネット12は、複数設けられている。バヨネット12は、車両用照明装置1を車両用灯具100の筐体101に取り付ける際に用いられる。バヨネット12は、ツイストロックに用いられるものである。
The
フランジ13は、板状を呈している。フランジ13は、例えば、円板状を呈したものとすることができる。フランジ13の外側面13aは、バヨネット12の外側面12bよりも車両用照明装置1の外方に位置している。
The
放熱フィン14は、フランジ13の、装着部11が設けられる側とは反対側の面に設けられている。放熱フィン14は、複数設けることができる。複数の放熱フィン14は、互いに平行となるように設けることができる。放熱フィン14は、平板状を呈したものとすることができる。
The
また、ソケット10には、絶縁部31を挿入する孔10aと、コネクタ105を挿入する孔10bが設けられている。
孔10bには、シール部材105aを有するコネクタ105が挿入される。そのため、孔10bの断面形状は、シール部材105aを有するコネクタ105の断面形状に適合したものとなっている。
The
A
発光モジュール20において発生した熱は、主に、装着部11およびフランジ13を介して放熱フィン14に伝わる。放熱フィン14に伝わった熱は、主に、放熱フィン14から外部に放出される。
The heat generated in the
そのため、発光モジュール20において発生した熱を外部に伝えることを考慮して、ソケット10は高い熱伝導率を有する材料から形成することが好ましい。高い熱伝導率を有する材料は、例えば、金属、高熱伝導性樹脂などとすることができる。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、熱伝導率の高い酸化アルミニウムなどからなるフィラーを混合させたものである。また、高熱伝導性樹脂を用いてソケット10を形成すれば、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱することができ、且つ、軽量化を図ることができる。
Therefore, in consideration of transferring heat generated in the
発光モジュール20は、基板21、発光素子22、抵抗23、および制御素子24を有する。
基板21は、凹部11aの底面11a1に設けられている。基板21は、平板状を呈している。なお、基板21の、発光素子22が設けられる側とは反対側の面と、装着部11の凹部11aの底面11a1と、の間には、放熱性を高めるために、図示しない金属基板や、熱伝導性グリスや接着剤からなる層などを設けることができる。
基板21の材料や構造には特に限定はない。例えば、基板21は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
The
The
The material and structure of the
発光素子22の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板21を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。
また、基板21は、単層であってもよいし、多層であってもよい。
When the
Further, the
また、基板21の表面には、配線パターン21aが設けられている。
配線パターン21aは、例えば、銀を主成分とする材料から形成することができる。配線パターン21aは、例えば、銀や銀合金から形成することができる。ただし、配線パターン21aの材料は、銀を主成分とする材料に限定されるわけではない。配線パターン21aは、例えば、銅を主成分とする材料などから形成することもできる。
A
The
発光素子22は、基板21の上に設けられている。発光素子22は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。発光素子22は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。発光素子22は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
発光素子22は、複数設けることができる。複数の発光素子22は、互いに直列接続することができる。
また、発光素子22は、抵抗23と直列接続されている。
The
A plurality of
The
発光素子22の形式には特に限定はない。
発光素子22は、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子とすることができる。
発光素子22は、例えば、砲弾型などのリード線を有する発光素子とすることもできる。
The form of the
The
The
また、発光素子22は、COB(Chip On Board)により実装されるものとすることもできる。なお、図1および図3に例示をした発光素子22は、COBにより実装される発光素子22である。
COBにより実装される発光素子22とする場合には、チップ状の発光素子22と、発光素子22と配線パターン21aを電気的に接続する配線と、チップ状の発光素子22や配線などを覆う封止部22aなどを設けることができる。封止部22aは、後述するカバー40の枠部40aの内部に設けられ、発光素子22を覆う。
Further, the
When the light-emitting
封止部22aは、透光性を有する材料から形成されている。封止部22aは、例えば、シリコーン樹脂などから形成することができる。封止部22aは、例えば、カバー40の枠部40aの内部に樹脂を充填することで形成することができる。樹脂の充填は、例えば、ディスペンサなどの液体定量吐出装置を用いて行うことができる。
The sealing
封止部22aを設ければ、発光素子22、カバー40の枠部40aの内部に露出する配線パターン21a、および配線などに対する外部からの機械的な接触を抑制することができる。また、水分や硫黄を含むガスなどが、これらに接触するのを抑制することができる。そのため、車両用照明装置1に対する信頼性を向上させることができる。また、配線パターン21aに含まれる銀と硫黄とが反応するのを抑制することができる。
If the sealing
また、封止部22aには、蛍光体を含めることができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)とすることができる。
例えば、発光素子22が青色発光ダイオード、蛍光体がYAG系蛍光体である場合には、発光素子22から出射した青色の光によりYAG系蛍光体が励起され、YAG系蛍光体から黄色の蛍光が放射される。そして、青色の光と黄色の光が混ざり合うことで、白色の光が車両用照明装置1から出射される。なお、蛍光体の種類や発光素子22の種類は、例示をしたものに限定されるわけではない。蛍光体の種類や発光素子22の種類は、車両用照明装置1の用途などに応じて所望の発光色が得られるように適宜変更することができる。
The sealing
For example, when the
発光素子22の光の出射面である上面は、車両用照明装置1の正面側に向けられており、主に、車両用照明装置1の正面側に向けて光を出射する。
発光素子22の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
The upper surface, which is the light emission surface of the
The number, size, arrangement, and the like of the
抵抗23は、基板21の上に設けられている。抵抗23は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。
抵抗23は、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。
なお、図1および図3に例示をした抵抗23は、膜状の抵抗器である。
膜状の抵抗器の材料は、例えば、酸化ルテニウム(RuO2)とすることができる。膜状の抵抗器は、例えば、スクリーン印刷法および焼成法を用いて形成することができる。抵抗23が膜状の抵抗器であれば、抵抗23と基板21との接触面積を大きくすることができるので、放熱性を向上させることができる。また、複数の抵抗23を一度に形成することができる。そのため、生産性を向上させることができ、また、複数の抵抗23における抵抗値のばらつきを抑制することができる。
The
The
The
The material of the film resistor can be, for example, ruthenium oxide (RuO 2 ). The film resistor can be formed by using, for example, a screen printing method and a baking method. If the
ここで、発光素子22の順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子と、グランド端子と、の間の印加電圧を一定にすると、発光素子22から照射される光の明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる。そのため、発光素子22から照射される光の明るさが所定の範囲内に収まるように、抵抗23により、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗23の抵抗値を変化させることで、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。
Here, since the forward voltage characteristics of the
抵抗23が表面実装型の抵抗器やリード線を有する抵抗器などの場合には、発光素子22の順方向電圧特性に応じて適切な抵抗値を有する抵抗23を選択する。
抵抗23が膜状の抵抗器の場合には、抵抗23の一部を除去して除去部23aを形成する。そして、除去部23aの大きさなどにより、抵抗23の抵抗値を変化させる。この場合、除去部23aを形成すれば、抵抗値は増加することになる。例えば、抵抗23にレーザ光を照射すれば除去部23aを容易に形成することができる。
抵抗23および除去部23aの数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
When the
When the
The number, size, arrangement, and the like of the
制御素子24は、基板21の上に設けられている。制御素子24は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。制御素子24は、逆方向電圧が発光素子22に印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子22に印加されないようにするために設けられている。
制御素子24は、例えば、ダイオードとすることができる。制御素子24は、例えば、表面実装型のダイオードや、リード線を有するダイオードなどとすることができる。図1に例示をした制御素子24は、表面実装型のダイオードである。
The
The
その他、発光素子22の断線の検出や、誤点灯防止などのために、プルダウン抵抗を設けることもできる。また、配線パターンや膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、ガラス材料を含むものとすることができる。
In addition, a pull-down resistor can be provided for detecting disconnection of the
また、近年においては、車両用照明装置1の高機能化や多機能化が進んでいる。そのため、発光モジュール20は、集積回路25を備えることもできる。集積回路25は、基板21の上に設けられている。集積回路25は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。
Further, in recent years, the functions and functions of the
集積回路25は、例えば、表面実装型の集積回路とすることができる。集積回路25は、例えば、点滅回路、定電流回路、点灯回路(駆動回路)の少なくともいずれかを有するものとすることができる。
The
給電部30は、絶縁部31と給電端子32を有する。
絶縁部31は、孔10aの内部に設けられている。絶縁部31は、孔10aに圧入することもできるし、孔10aの内部に接着することもできる。また、絶縁部31は、ソケット10と一体に形成することもできる。
The
The insulating
絶縁部31は、絶縁性材料から形成されている。この場合、発光モジュール20において発生した熱を放熱フィン14に伝えることを考慮すると、絶縁部31は、絶縁性と高い熱伝導率を有する材料から形成することが好ましい。絶縁性と高い熱伝導率を有する材料は、例えば、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)、高熱伝導性樹脂などとすることができる。
The insulating
また、自動車に設けられる車両用照明装置1の場合には、使用環境の温度が、−40℃〜85℃となる。そのため、絶縁部31の材料の熱膨張係数は、ソケット10の材料の熱膨張係数となるべく近くなるようにすることが好ましい。この様にすれば、絶縁部31とソケット10との間に発生する熱応力を低減させることができる。例えば、絶縁部31の材料は、ソケット10に含まれる高熱伝導性樹脂としたり、この高熱伝導性樹脂に含まれる樹脂としたりすることができる。
Moreover, in the case of the illuminating
給電端子32は、複数設けられている。複数の給電端子32は、絶縁部31の内部に設けられている。複数の給電端子32は、絶縁部31の内部を延びている。複数の給電端子32の一方の端部は、発光モジュール20と電気的に接続されている。複数の給電端子32の他方の端部は、絶縁部31から突出している。なお、給電端子32の数、形状などは例示をしたものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
A plurality of
図4および図5に示すように、カバー40は、枠部40a、遮蔽部40b、および保持部40cを有する。
カバー40は、装着部11の、凹部11aが設けられた側の端部に設けられている。カバー40は、基板21の、発光素子22が設けられた領域以外を覆う。カバー40は、導電性を有する。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
The
枠部40aは、基板21の、発光素子22が設けられた領域を露出させる。発光素子22が設けられた領域の大きさ、形状には特に限定はなく、発光素子22と枠部40aとが接触しなければよい。枠部40aは、筒状を呈し、一方の端部が基板21と接触する。枠部40aは、基板21の、発光素子22が設けられた領域を囲んでいる。枠部40aの内部には発光素子22が露出している。枠部40aの形態は筒状であれば特に限定はない。 この場合、図4および図5に示すように、枠部40aは、基板21から離れるに従い断面積が漸増する形態を有するものとすることが好ましい。例えば、枠部40aは、外観が円錐台の筒とすることができる。この様な形態を有する枠部40aとすれば、発光素子22から出射し枠部40aに入射した光を車両用照明装置1の正面側に照射することができる。そのため、光の利用効率を向上させることができる。
The
遮蔽部40bは、基板21の、発光素子22が設けられた面と対峙している。遮蔽部40bは、基板21よりも大きい。遮蔽部40bは、枠部40aの他方の端部が接続される孔を有している。凹部11aの内部に遮蔽部40bを収納することができれば、遮蔽部40bの平面形状には特に限定はない。図4および図5に例示をした遮蔽部40bは、円板である。
The shielding
保持部40cは、遮蔽部40bの外周縁に接続されている。保持部40cは、凹部11aの側面11a2と接触する。保持部40cの形態は、凹部11aの側面11a2の形態に適合したものとなっている。図4および図5に例示をした保持部40cの形態は、円筒である。
The holding
枠部40a、遮蔽部40b、および保持部40cは、一体に形成することができる。カバー40は、例えば、プレス加工や板金加工などにより形成することができる。
カバー40は、保持部40cと、凹部11aの側面11a2とを接着することでソケット10に取り付けることができる。また、カバー40は、保持部40cの弾性力により、ソケット10に取り付けるようにしてもよい。また、カバー40は、保持部40cと、凹部11aの側面11a2との間の摩擦力により、ソケット10に取り付けるようにしてもよい。
The
The
カバー40(枠部40a、遮蔽部40b、および保持部40c)は、導電性材料から形成されている。カバー40は、例えば、アルミニウム、銅、ステンレスなどから形成することができる。
カバー40の材料は、孔のない板材とすることができる。孔のない板材とすれば、集積回路25などから放射された電磁ノイズを遮蔽することが容易となる。
The cover 40 (the
The material of the
図6は、他の実施形態に係るカバー41を例示するための模式斜視図である。
図6に示すように、カバー41は、枠部41a、遮蔽部41b、および保持部41cを有する。
カバー41は、装着部11の、凹部11aが設けられた側の端部に設けられている。カバー41は、基板21の、発光素子22が設けられた領域以外を覆う。カバー41は、導電性を有する。
FIG. 6 is a schematic perspective view for illustrating a
As shown in FIG. 6, the
The
枠部41aは、基板21の、発光素子22が設けられた領域を露出させる。枠部41aは、筒状を呈し、一方の端部が基板21と接触する。枠部41aの形態は円筒である。
The
遮蔽部41bは、基板21の、発光素子22が設けられた面と対峙している。遮蔽部41bは、基板21よりも大きい。遮蔽部41bは、枠部41aの他方の端部が接続される孔を有している。遮蔽部41bは、四角形の一対の向かい合う辺が曲線となっている平面形状を有する。
The shielding
保持部41cは、遮蔽部41bの外周縁に接続されている。保持部41cの曲面部分は、凹部11aの側面11a2と接触する。保持部41cの曲面部分の形態は、凹部11aの側面11a2の形態に適合したものとなっている。
カバー41の装着部11への取り付けは、カバー40と同様とすることができる。
The holding
The
枠部41a、遮蔽部41b、および保持部41cは、一体に形成することができる。カバー41は、例えば、プレス加工や板金加工などにより形成することができる。
カバー41(枠部41a、遮蔽部41b、および保持部41c)は、導電性材料から形成されている。カバー41は、例えば、アルミニウム、銅、ステンレスなどから形成することができる。
カバー40の材料は、金属メッシュ(metal mesh)や複数の孔を有する板材とすることができる。金属メッシュや複数の孔を有する板材とすれば、抵抗23、制御素子24、集積回路25などにおいて発生した熱を対流により放出することが容易となる。また、金属メッシュや複数の孔を有する板材に設けられた孔の寸法が、電磁ノイズの波長よりも極めて小さければ(例えば、1mm〜3mm程度)、電磁ノイズを遮蔽することができる。
The
The cover 41 (the
The material of the
図7は、他の実施形態に係るカバー42を例示するための模式断面図である。
図7に示すように、カバー42は、枠部40a、遮蔽部40b、保持部40c、および接触部40dを有する。
枠部40a、遮蔽部40b、保持部40c、および接触部40dは、一体に形成することができる。カバー42は、例えば、プレス加工や板金加工などにより形成することができる。なお、カバー42の材料などは、カバー40およびカバー41と同様とすることができる。
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view for illustrating a
As shown in FIG. 7, the
The
接触部40dは、遮蔽部40bと保持部40cとの間に設けられている。接触部40dは、基板21および凹部11aの底面11a1の少なくともいずれかと接触する。なお、図7に例示をした接触部40dは、基板21に接触している。接触部40dを設けるようにすれば、基板21からの放熱を容易にしたり、装着部11への放熱を容易にしたりすることができる。
The
図8は、他の実施形態に係るカバー43を例示するための模式断面図である。
図8に示すように、カバー43は、枠部40a、および遮蔽部43bを有する。
カバー43には、保持部40cが設けられていない。
遮蔽部43bの形態や材料などは、前述した遮蔽部40bと同様とすることができる。ただし、遮蔽部43bは、装着部11の、凹部11aが設けられた端面に接着される。
この様にすれば、カバー43の製造が容易となる。また、カバー43の装着部11への取り付けが容易となる。
FIG. 8 is a schematic cross-sectional view for illustrating a
As shown in FIG. 8, the
The
The form and material of the shielding
If it does in this way, manufacture of
本実施の形態に係る車両用照明装置1においては、カバー40、41、42、43は、装着部11の外側面11cから外方に出ていないので、装着部11を筐体101の取付孔101aに挿入することができる。
ここで、車両用灯具100は、車両の種類により異なる形態を有している。しかしながら、装着部11の外形寸法(断面寸法)は、互換性を持たせるために規格化されている場合が多い。そのため、本実施の形態に係る車両用照明装置1とすれば、複数種類の車両用灯具100への対応が可能となる。すなわち、汎用性を向上させることができる。そのため、製造コストの低減や、在庫管理の簡易化などを図ることができる。
In the
Here, the
また、本実施の形態に係る車両用照明装置1とすれば、電磁ノイズを遮断することができる。この場合、電磁ノイズを遮断するカバーが車両用照明装置1に設けられているので、車両用灯具100の取り外しなどを行う必要がない。そのため、交換作業の簡易化、修理コストの低減などを図ることができる。
Moreover, if it is set as the illuminating
(車両用灯具)
次に、車両用灯具100について例示する。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられる車両用灯具であればよい。
(Vehicle lamp)
Next, the
In the following, a case where the
図9は、車両用灯具100を例示するための模式部分断面図である。
図9に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、光学要素部103、シール部材104、およびコネクタ105が設けられている。
FIG. 9 is a schematic partial cross-sectional view for illustrating the
As shown in FIG. 9, the
筐体101は、装着部11を保持する。筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈している。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。筐体101の底面には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分が挿入される取付孔101aが設けられている。取付孔101aの周縁には、装着部11に設けられたバヨネット12が挿入される凹部が設けられている。なお、筐体101に取付孔101aが直接設けられる場合を例示したが、取付孔101aを有する取付部材が筐体101に設けられていてもよい。
The
車両用照明装置1を車両用灯具100に取り付ける際には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分を取付孔101aに挿入し、車両用照明装置1を回転させる。すると、取付孔101aの周縁に設けられた嵌合部にバヨネット12が保持される。この様な取り付け方法は、ツイストロックと呼ばれている。
When the
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐようにして設けられている。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー102は、レンズなどの機能を有するものとすることもできる。
The
光学要素部103には、車両用照明装置1から出射した光が入射する。光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光の反射、拡散、導光、集光、所定の配光パターンの形成などを行う。
例えば、図9に例示をした光学要素部103はリフレクタである。この場合、光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光を反射して、所定の配光パターンが形成されるようにする。
The light emitted from the
For example, the
シール部材104は、フランジ13と筐体101の間に設けられている。シール部材104は、環状を呈するものとすることができる。シール部材104は、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。
The
車両用照明装置1が車両用灯具100に取り付けられた際には、シール部材104は、フランジ13と筐体101との間に挟まれる。そのため、シール部材104により、筐体101の内部空間が密閉される。また、シール部材104の弾性力により、バヨネット12が筐体101に押し付けられる。そのため、車両用照明装置1が、筐体101から脱離するのを抑制することができる。
When the
コネクタ105は、孔10bの内部に露出している複数の給電端子32の端部に嵌め合わされる。コネクタ105には、図示しない電源などが電気的に接続されている。そのため、コネクタ105を給電端子32の端部に嵌め合わせることで、図示しない電源などと、発光素子22とが電気的に接続される。
また、コネクタ105は、段差部分を有している。そして、シール部材105aが、段差部分に取り付けられている(図3を参照)。シール部材105aは、孔10bの内部に水が侵入するのを防ぐために設けられている。シール部材105aを有するコネクタ105が孔10bに挿入された際には、孔10bが水密となるように密閉される。
The
The
シール部材105aは、環状を呈するものとすることができる。シール部材105aは、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。コネクタ105は、例えば、接着剤などを用いてソケット10側の要素に接合することもできる。
The
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。 As mentioned above, although several embodiment of this invention was illustrated, these embodiment is shown as an example and is not intending limiting the range of invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, changes, and the like can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and equivalents thereof. Further, the above-described embodiments can be implemented in combination with each other.
1 車両用照明装置、10 ソケット、11 装着部、11a 凹部、11a1 底面、11a2 側面、12 バヨネット、13 フランジ、14 放熱フィン、20 発光モジュール、21 基板、22 発光素子、22a 封止部、23 抵抗、24 制御素子、25 集積回路、40 カバー、40a 枠部、40b 遮蔽部、40c 保持部、40d 接触部、41 カバー、41a 枠部、41b 遮蔽部、41c 保持部、42 カバー、43 カバー、43b 遮蔽部、100 車両用灯具、101 筐体
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記凹部の底面に設けられた基板と;
前記基板の、前記凹部の底面側とは反対側に設けられた発光素子と;
筒状を呈し、一方の端部が前記基板と接触し、内部に前記発光素子が露出する枠部と、
前記枠部の他方の端部が接続される孔を有し、前記基板と対峙する遮蔽部と、を備え、導電性を有するカバーと;
を具備した車両用照明装置。 A mounting portion having a recess;
A substrate provided on the bottom surface of the recess;
A light emitting element provided on the opposite side of the bottom surface of the concave portion of the substrate;
Presenting a cylindrical shape, one end portion is in contact with the substrate, the frame portion in which the light emitting element is exposed,
A cover having a hole having a hole connected to the other end of the frame and facing the substrate, and having conductivity;
A vehicle lighting device comprising:
前記集積回路は、前記枠部の外部に設けられている請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用照明装置。 An integrated circuit provided on the substrate, further comprising at least one of a flashing circuit, a constant current circuit, and a lighting circuit;
The said integrated circuit is a vehicle illuminating device as described in any one of Claims 1-4 provided in the exterior of the said frame part.
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。
A vehicle lighting device according to any one of claims 1 to 5;
A housing to which the vehicle lighting device is attached;
A vehicular lamp provided with
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016118589A JP2017224466A (en) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | Vehicle lighting device and vehicle lamp fitting |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016118589A JP2017224466A (en) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | Vehicle lighting device and vehicle lamp fitting |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020140792A (en) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | ローム株式会社 | LED lighting device |
US11929454B2 (en) | 2018-07-20 | 2024-03-12 | Nichia Corporation | Light emitting device including electronic components and pin holes |
-
2016
- 2016-06-15 JP JP2016118589A patent/JP2017224466A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11935991B2 (en) | 2018-07-20 | 2024-03-19 | Nichia Corporation | Light emitting device including electronic components and pin holes |
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