JP2017224417A - 蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】注液穴が設けられたケース本体と、ブラインドリベットによって構成され且つ注液穴を塞ぐ注液栓と、の間の密閉性が低下し難い蓄電素子を提供する。
【解決手段】内部へ電解液を注入するための注液穴350が突出部35の突出方向の先端部に設けられたケース本体と、ブラインドリベットによって構成される注液栓36とを有するケースを備え、突出部35は、注液穴350を囲う注液穴周縁部351と、注液穴周縁部351の周縁と周囲の部位とを接続する周壁部352とを有し、注液栓36は、注液穴350を覆う頭部と、頭部から注液穴350を通じてケース本体の内部に延び、且つ注液穴350より大きな拡径部362と、を有し、拡径部362は、その表面に、注液穴350を囲む位置において注液穴周縁部351の内面と密接することで注液穴周縁部351を頭部との間に挟み込む第一領域3621と、周壁部352の内面と当接する第二領域3622とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、内部に電解液を注入するための注液穴が設けられたケース本体と、注液穴を塞ぐ注液栓と、を有するケースを備える蓄電素子に関する。
従来から、発電要素と、前記発電要素を内部に収容する電池容器である外装と、前記外装に取り付けられるブラインドリベットと、を備えた電池が知られている(特許文献1参照)。
この電池において、前記外装は、収容部と蓋部を有する角柱型缶である。前記蓋部には、電解液を注液するための注液孔が開口している。この注液孔には、封止部材である前記ブラインドリベット、及び、ガスケットが取り付けられる。前記ガスケットは、円環状であり、前記蓋部の前記注液孔の周囲に当接するように配置される。前記ブラインドリベットは、その下面を前記ガスケットの上面に当接させる鍔状のフランジと、前記フランジから前記注液孔を通って外装の内部に向けて延びる筒状のスリーブを塑性変形させることで形成された膨径頭部と、を有する。この膨径頭部は、前記外装の内面とは、前記注液孔の周囲のみで接している。そして、前記フランジと前記膨径頭部(詳しくは、前記外装の内面と接している部位)との間に前記ガスケット及び前記蓋部の注液孔の周囲が挟持されることによって双方が相互に連結され、前記注液孔が封止される。
しかし、この電池では、振動等によって前記ブラインドリベットがずれる場合があり、この場合、該部位での(蓋部の注液孔の周囲とブラインドリベットとの間の)密閉性が低下する。
特開2013−161711号公報
そこで、本実施形態は、注液穴が設けられたケース本体と、ブラインドリベットによって構成され且つ注液穴を塞ぐ注液栓と、の間の密閉性が低下し難い蓄電素子を提供することを目的とする。
本実施形態の蓄電素子は、
周囲の部位より外側に突出する突出部を有し、且つ内部へ電解液を注入するための注液穴が前記突出部の突出方向の先端部に設けられたケース本体と、ブラインドリベットによって構成され且つ前記注液穴を塞ぐ注液栓と、を有するケースを備え、
前記突出部は、前記注液穴を囲う注液穴周縁部と、該注液穴周縁部の周縁と前記周囲の部位とを接続する周壁部と、を有し、
前記注液栓は、前記ケース本体の外側から前記注液穴を覆う頭部と、前記頭部から前記注液穴を通じて前記ケース本体の内部に延び、且つ前記注液穴の貫通方向と直交する面方向の大きさが該注液穴より大きな拡径部と、を有し、
前記拡径部は、その表面に、前記注液穴を囲む位置において前記注液穴周縁部の内面と密接することで該注液穴周縁部を前記頭部との間に挟み込む第一領域と、前記周壁部の内面と当接する第二領域とを、含む。
このように、拡径部が、注液穴周縁部を頭部と共に挟み込む領域(第一領域)に加え、周壁部の内面と当接する第二領域を、その表面に含むことで、拡径部が、注液穴周縁部を頭部と共に挟み込む領域しかケース本体の内面に当接しない注液栓に比べ、ケース本体の内面との当接箇所が多くなるため、振動等による注液栓のずれが抑えられる。これにより、前記ずれに起因する注液栓とケース本体との間の密閉性の低下が抑えられる。
この場合、
前記第二領域は、前記周壁部の内面と全周に亘って密接してもよい。
このように、第二領域が周壁部の内面と全周に亘って密接することで、拡径部の表面において注液穴周縁部を頭部と共に挟み込む領域でしかケース本体の内面と密接しない注液栓に比べ、拡径部の表面におけるケース本体の内面と密接する領域(詳しくは、注液穴を囲った位置で密接する領域)が多くなるため、ケース本体と注液栓との間の密閉性がより向上する。
また、前記蓄電素子では、
前記拡径部の先端は、前記ケース本体における前記周囲の部位の内面より前記突出部の先端側に位置してもよい。
かかる構成によれば、前記周囲の部位の内面から拡径部がケース本体の内部側に向けて突出しないため、突出部のないケース本体の内面から拡径部がケース本体の内部側に向けて突出している構成に比べ、ケース本体内の電極体等を収容するスペースを大きくできる。しかも、注液栓の先端は、前記周囲の部位の内面より突出部の先端側に位置することで、ケース本体の内部に収容される電極体等の他の部材に当接し難くなる。
また、前記蓄電素子では、
前記突出部の基部は、前記貫通方向と直交する面方向において、前記拡径部より小さくてもよい。
かかる構成によれば、突出部の内部にある拡径部が基部を通過してケース本体の内部側に移動できない又は移動し難くなるため、突出部に該突出部が潰れる方向の力が加わっても、注液栓の拡径部(先端部)がケース本体の内部に収容される電極体等の他の部材に当接しない又は当接し難くなる。
前記蓄電素子では、
前記拡径部は、前記貫通方向と直交する面方向において前記頭部より大きくてもよい。
このように拡径部が頭部より大きい(即ち、頭部が拡径部より小さい)と、頭部が拡径部より大きい又は同じ場合に比べ、注液穴周縁部において頭部からはみ出した部位(例えば、図5において頭部より外部に広がる部位)が大きくなるため、蓄電素子の使用時等に他の部材等がぶつかって該はみ出した部位に力が加わる可能性が大きくなるが、この頭部からはみ出した部位にケースの内部に向けた力が加わったとしても(図5の破線で示す矢印参照)、拡径部が周壁部に当接(支持)しているため、周壁部の内側への倒れ込み等の突出部の変形が生じ難い。
また、前記蓄電素子では、
前記拡径部の第一領域は、前記貫通方向と直交する面方向において、前記頭部における前記注液穴周縁部を前記貫通方向に挟み込む面より大きくてもよい。
このように、第一領域が頭部の注液穴周縁部を挟み込む面より大きいことで、第一領域が頭部の前記面より小さい場合に比べ、拡径部と注液穴周縁部との接触面積が十分に確保されるため、ケースの内圧が上昇したときの突出部における注液穴周縁部の変形(例えば、図8参照)が抑えられる。これにより、ケースの内圧が上昇したときの前記変形に起因する密閉性(注液栓と注液穴周縁部との間の密閉性)の低下を防ぐことができる。
以上より、本実施形態によれば、注液穴が設けられたケース本体と、ブラインドリベットによって構成され且つ注液穴を塞ぐ注液栓と、の間の密閉性が低下し難い蓄電素子を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る蓄電素子の斜視図である。 図2は、前記蓄電素子の分解斜視図である。 図3は、図1のIII−III位置における断面図である。 図4は、前記蓄電素子の電極体を説明するための図である。 図5は、図3における注液栓、突出部、及びその周辺の拡大図である。 図6は、注液穴が封止される前の状態の注液栓、突出部、及びその周辺の拡大断面図である。 図7は、拡径部の第一領域が頭部の注液穴周縁部を挟み込む面より小さい注液栓を説明するための図である。 図8は、拡径部の第一領域が頭部の注液穴周縁部を挟み込む面より小さい注液栓を説明するための図である。 図9は、注液栓と突出部との間にガスケットが配置された状態を示す図である。 図10は、他実施形態に係る注液栓、突出部、及びその周辺の拡大断面図である。 図11は、他実施形態に係る注液栓、突出部、及びその周辺の拡大断面図である。 図12は、前記蓄電素子を含む蓄電装置の斜視図である。
以下、本発明に係る蓄電素子の一実施形態について、図1〜図6を参照しつつ説明する。蓄電素子には、一次電池、二次電池、キャパシタ等がある。本実施形態では、蓄電素子の一例として、充放電可能な二次電池について説明する。尚、本実施形態の各構成部材(各構成要素)の名称は、本実施形態におけるものであり、背景技術における各構成部材(各構成要素)の名称と異なる場合がある。
本実施形態の蓄電素子は、非水電解質二次電池である。より詳しくは、蓄電素子は、リチウムイオンの移動に伴って生じる電子移動を利用したリチウムイオン二次電池である。この種の蓄電素子は、電気エネルギーを供給する。蓄電素子は、単一又は複数で使用される。具体的に、蓄電素子は、要求される出力及び要求される電圧が小さいときには、単一で使用される。一方、蓄電素子は、要求される出力及び要求される電圧の少なくとも一方が大きいときには、他の蓄電素子と組み合わされて蓄電装置に用いられる。前記蓄電装置では、該蓄電装置に用いられる蓄電素子が電気エネルギーを供給する。
蓄電素子は、図1〜図4に示すように、電極体2と、電極体2を収容するケース3と、を備える。また、蓄電素子1は、ケース3の外面に配置される外部端子4と、電極体2と外部端子4とを導通させる集電体5と、を備える。本実施形態の蓄電素子1は、電極体2とケース3との間に配置される絶縁部材6等も、備える。
電極体2は、積層された状態で巻回される電極(正極23及び負極24)を有する。具体的に、電極体2は、巻芯21と、正極23と負極24とが互いに絶縁された状態で積層され且つ巻芯21の周囲に巻回された積層体22と、を備える(図3及び図4参照)。電極体2においてリチウムイオンが正極23と負極24との間を移動することにより、蓄電素子1が充放電する。
巻芯21は、通常、絶縁材料によって形成される。本実施形態の巻芯21は、筒状、より詳しくは、偏平な筒状である。この巻芯21は、可撓性又は熱可塑性を有するシートを巻回することによって形成される。本実施形態の前記シートは、合成樹脂によって形成されている。
正極23は、帯状の金属箔231と、金属箔231に重ねられる正極活物質層232と、を有する。この正極活物質層232は、金属箔231における幅方向の一方の端縁部(非被覆部)を露出させた状態で、該金属箔231に重ねられている。本実施形態の金属箔231は、例えば、アルミニウム箔である。
負極24は、帯状の金属箔241と、金属箔241に重ねられる負極活物質層242と、を有する。この負極活物質層242は、金属箔241における幅方向の他方(正極23の金属箔231の非被覆部と反対側)の端縁部(非被覆部)を露出させた状態で、該金属箔241に重ねられている。本実施形態の金属箔241は、例えば、銅箔である。
本実施形態の電極体2では、以上のように構成される正極23と負極24とがセパレータ25によって絶縁された状態で巻回される。即ち、本実施形態の電極体2では、正極23、負極24、及びセパレータ25の積層体22が巻回されている。
セパレータ25は、絶縁性を有する部材であり、正極23と負極24との間に配置される。これにより、電極体2(詳しくは、積層体22)において、正極23と負極24とが互いに絶縁される。また、セパレータ25は、ケース3内において、電解液を保持する。これにより、蓄電素子1の充放電時において、セパレータ25を挟んで交互に積層される正極23と負極24との間を、リチウムイオンが移動可能となる。
このセパレータ25は、帯状であり、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロース、ポリアミドなどの多孔質膜によって構成される。本実施形態のセパレータ25は、SiO粒子、Al粒子、ベーマイト(アルミナ水和物)等の無機粒子を含んだ無機層を、多孔質膜によって形成された基材の上に設けることで形成されている。本実施形態のセパレータ25の基材は、例えば、ポリエチレンによって形成される。
セパレータ25の幅方向の寸法は、負極活物質層242の幅より大きい。セパレータ25は、正極活物質層232と負極活物質層242とが厚さ方向(積層方向)に重なるように幅方向に位置ずれした状態で重ね合わされた正極23と負極24との間に配置される。このとき、正極23の非被覆部と、負極24の非被覆部とは重なっていない。即ち、正極23の非被覆部が、正極23と負極24との重なる領域から幅方向(積層方向と直交する方向)に突出し、且つ、負極24の非被覆部が、正極23と負極24との重なる領域から幅方向(正極23の非被覆部の突出方向と反対の方向)に突出する。このような状態で積層された正極23、負極24、及びセパレータ25(即ち、積層体22)が巻回されることによって、電極体2が形成される。また、本実施形態の電極体2では、正極23の非被覆部又は負極24の非被覆部のみが積層された部位によって、電極体2における非被覆積層部26が構成される。
非被覆積層部26は、電極体2における集電体5と導通される部位である。本実施形態の非被覆積層部26は、巻回された正極23、負極24、及びセパレータ25の巻回中心軸C方向から見て、中空部27(図2及び図4参照)を挟んで二つの部位(二分された非被覆積層部)261に区分けされる。
以上のように構成される非被覆積層部26は、電極体2の各極に設けられる。即ち、正極23の非被覆部のみが積層された非被覆積層部26が電極体2における正極の非被覆積層部を構成し、負極24の非被覆部のみが積層された非被覆積層部26が電極体2における負極の非被覆積層部を構成する。
ケース3は、ケースの内部に電解液を注液(注入)するための注液穴350が設けられたケース本体30と、ブラインドリベットによって構成され且つ注液穴350を塞ぐ注液栓36と、を有する。ケース3は、電極体2及び集電体5等と共に、電解液を内部空間S(図3参照)に収容する。ケース3は、電解液に耐性を有する金属によって形成される。本実施形態のケース3は、例えば、アルミニウム、又は、アルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料によって形成される。
電解液は、非水溶液系電解液である。電解液は、有機溶媒に電解質塩を溶解させることによって得られる。有機溶媒は、例えば、プロピレンカーボネート及びエチレンカーボネートなどの環状炭酸エステル類、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートなどの鎖状カーボネート類である。電解質塩は、LiClO、LiBF、及びLiPF等である。本実施形態の電解液は、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートを、プロピレンカーボネート:ジメチルカーボネート:エチルメチルカーボネート=3:2:5の割合で調整した混合溶媒に、1mol/LのLiPFを溶解させたものである。
ケース本体30は、周囲の部位より外側に突出する突出部35を有する。具体的に、ケース本体30は、開口を有する第一部材31と、突出部35を有し且つ第一部材31の開口を塞ぐ(閉じる)第二部材32と、を有する。このケース本体30は、図1〜図3に示すように、第一部材31の開口周縁部33と、第二部材32の周縁部とを重ね合わせた状態で接合することによって形成される。また、ケース本体30では、第一部材31と第二部材32とによって内部空間Sが画定されている。本実施形態のケース本体30では、第一部材31の開口周縁部33と第二部材32の周縁部とが溶接によって接合されている。
第一部材31は、板状の閉塞部311と、閉塞部311の周縁に接続される筒状の胴部(周壁)312と、を備える。
閉塞部311は、第一部材31が開口を上に向けた姿勢で配置されたときに第一部材31の下端に位置する(即ち、前記開口が上を向いたときの第一部材31の底壁となる)部位である。閉塞部311は、該閉塞部311の法線方向から見て、矩形状である。
以下では、閉塞部311の長辺方向をX軸方向とし、閉塞部311の短辺方向をY軸方向とし、閉塞部311の法線方向をZ軸方向とする。
胴部312は、筒状の部位である。本実施形態の胴部312は、角筒形状、より詳しくは、偏平な角筒形状を有する。胴部312は、閉塞部311の周縁における長辺から延びる一対の長壁部313と、閉塞部311の周縁における短辺から延びる一対の短壁部314とを有する。即ち、一対の長壁部313は、Y軸方向に間隔(詳しくは、閉塞部311の周縁における短辺に相当する間隔)を空けて対向し、一対の短壁部314は、X軸方向に間隔(詳しくは、閉塞部311の周縁における長辺に相当する間隔)を空けて対向する。短壁部314が一対の長壁部313の対応(詳しくは、Y軸方向に対向)する端部同士をそれぞれ接続することによって、角筒状の胴部312が形成される。
以上のように、第一部材31は、開口方向(Z軸方向)における一方の端部が塞がれた角筒形状(即ち、有底角筒形状)を有する。この第一部材31には、巻回中心軸C方向をX軸方向に向けた状態で電極体2が収容される。
第二部材32は、第一部材31の開口を塞ぐ板状の部材であり、突出部35を有する。具体的に、第二部材32は、板状の蓋板本体(周囲の部位)34と、蓋板本体34から突出した突出部35と、を有する。この第二部材32(蓋板本体34)の輪郭は、第一部材31の開口周縁部33に対応した形状である。即ち、第二部材32は、Z軸方向から見て、X軸方向に長い矩形状の部材である。この第二部材32は、第一部材31の開口を塞ぐように該第一部材31に当接する。より具体的には、第二部材32が開口を塞ぐように、第二部材32の周縁部が第一部材31の開口周縁部33に重ねられる。開口周縁部33と第二部材32とが重ねられた状態で、第二部材32と第一部材31との境界部が溶接される。これにより、ケース本体30が構成される。
突出部35は、図5にも示すように、突出方向(図5における上方向)の先端部に注液穴350を有する。突出部35は、蓋板本体34における一対の外部端子4の間に設けられる。この突出部35は、注液穴350を囲う注液穴周縁部351と、注液穴周縁部351の周縁と蓋板本体34とを接続する周壁部352と、を有する。
注液穴周縁部351は、注液穴350を囲い(規定し)且つX−Y面方向に広がる板状の部位である。本実施形態の注液穴周縁部351の輪郭は、注液穴350の中心と同心の円形である。
周壁部352は、注液穴周縁部351の周縁と蓋板本体34とを接続する筒状の部位である。本実施形態の周壁部352は、円筒状である。詳しくは、周壁部352は、突出部35の基部(図5における下部)より突出部35の先端部(図5における上部)の方が僅かに細くなっているテーパ状である。
尚、本実施形態の蓄電素子1では、注液穴周縁部351と周壁部352との境界部のX−Z面(X軸方向とZ軸方向とを含む面)方向の断面、及び周壁部352と蓋板本体34との境界部のX−Z面方向の断面は、それぞれ円弧状となっている(図5参照)。
注液栓36は、ケース本体30の外側から注液穴350を覆う頭部361と、頭部361から注液穴350を通じてケース本体30の内部に延びる拡径部362と、を有する。
頭部361は、Z軸方向から見て、注液穴350より大きい。具体的に、頭部361は、板状の部位であり、注液穴周縁部351と重なるようにして注液穴350を覆う。本実施形態の頭部361は、中央部に穴を有する略円板状の部位である。
拡径部362における注液穴350の貫通方向(本実施形態ではZ軸方向)と直交する面(X−Y面(X軸方向とY軸方向とを含む面)方向)の大きさは、注液穴350より大きい。この拡径部362は、蓄電素子1の製造時において、注液穴350に差し込まれた後に拡径された部位である。具体的に、拡径部362の拡径前の形状は、図6に示すような、注液穴350より径が小さく且つ先端の閉じた筒状の部位である。そして、頭部361が注液穴周縁部351に当接するまで拡径部362を注液穴350に差し込んだ後に、頭部361を注液穴周縁部351に向けて押圧した状態で、該頭部361の中央部の穴から外側に延びる軸部37を引き出す。このとき、拡径部362の先端部に固定されている軸部37によって該先端部が注液穴周縁部351側に引き寄せられ、これにより、拡径部362が塑性変形して拡径される(図5参照)。尚、軸部37は、拡径部362が十分に拡径された状態で、さらに十分な力で引っ張られることで途中位置において破断し、拡径部362に固定されている先端部371を残して拡径部362内から引き抜かれる。
拡径部362は、その表面に、注液穴350を囲む位置において注液穴周縁部351の内面3510と密接することで該注液穴周縁部351を頭部361との間に挟み込む第一領域3621と、周壁部352の内周面(内面)3520と当接する第二領域3622と、を含む。本実施形態の拡径部362における第二領域3622は、周壁部352の内周面3520と全周に亘って密接している。
この拡径部362の先端(図5における下端)は、第二部材32の蓋板本体34の内面340より、突出部35の先端側(図5における上側)に位置している。
外部端子4は、他の蓄電素子の外部端子又は外部機器等と電気的に接続される部位である。外部端子4は、導電性を有する部材によって形成される。例えば、外部端子4は、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料、銅又は銅合金等の銅系金属材料等の溶接性の高い金属材料によって形成される。本実施形態の外部端子4は、図1〜図3に示すように、バスバ等が溶接可能な面41を有する。
集電体5は、ケース3(ケース本体30)の内部に配置され、電極体2と通電可能に直接又は間接に接続される。本実施形態の集電体5は、クリップ部材50を介して電極体2と通電可能に接続される。即ち、蓄電素子1は、電極体2と集電体5とを通電可能に接続するクリップ部材50を備える。この集電体5は、導電性を有する部材によって形成され、ケース本体30の内面に沿って配置される。本実施形態の集電体5は、外部端子4とクリップ部材50とを通電可能に接続する。
また、集電体5は、蓄電素子1の正極と負極とにそれぞれ配置される。正極の集電体5と負極の集電体5とは、異なる素材によって形成される。具体的に、正極の集電体5は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金によって形成され、負極の集電体5は、例えば、銅又は銅合金によって形成される。
クリップ部材50は、電極体2の非被覆積層部26(詳しくは、二分された非被覆積層部261)において積層された正極23又は負極24を束ねるように挟む。これにより、クリップ部材50は、非被覆積層部26において積層される正極23同士、又は負極24同士を導通させる。本実施形態のクリップ部材50は、板状の金属材料を断面がU字状となるように曲げ加工することによって形成される。
絶縁部材6は、図2及び図3に示すように、ケース3(ケース本体30)と電極体2との間に配置される。この絶縁部材6は、絶縁性を有する樹脂によって形成されている。本実施形態の絶縁部材6は、所定の形状に裁断された絶縁性を有するシート状の部材を折り曲げることによって袋状に形成されている。
以上の蓄電素子1によれば、拡径部362が、注液穴周縁部351を頭部361と共に挟み込む第一領域3621に加え、周壁部352の内面3520と当接する第二領域3622を、その表面に含む。これにより、拡径部が注液穴周縁部351を頭部と共に挟み込む領域しかケース本体30の内面に当接しない注液栓に比べ、ケース本体30の内面との当接箇所が多くなる。このため、振動等による注液栓36のずれが抑えられ、その結果、蓄電素子1における前記ずれに起因する密閉性の低下が抑えられる。
また、本実施形態の蓄電素子1では、第二領域3622が周壁部352の内面3520と全周に亘って密接する。これにより、拡径部の表面において注液穴周縁部351を頭部と共に挟み込む領域でしかケース本体30の内面と密接しない注液栓に比べ、拡径部362の表面におけるケース本体30の内面と密接する領域(詳しくは、注液穴350を囲った位置で密接する領域)が多くなる。このため、蓄電素子1において、ケース本体30と注液栓36との間の密閉性がより向上する。
また、本実施形態の蓄電素子1では、拡径部362の先端が、ケース本体30の第二部材32における蓋板本体34の内面より突出部35の先端側に位置している。このため、拡径部362が蓋板本体34の内面からケース本体30の内部側に向けて突出しない。これにより、突出部のないケース本体の内面から拡径部がケース本体の内部側に向けて突出する構成に比べ、ケース本体30の内部での電極体2等を収容するスペースを大きくできる。しかも、注液栓36の先端が蓋板本体34の内面より突出部35の先端側に位置することで、注液栓36の先端(拡径部362の先端)が、ケース本体30の内部に収容される電極体2等の他の部材に当接し難くなる。
また、本実施形態の蓄電素子1では、拡径部362がX−Y面方向において頭部361より大きい。このように拡径部362が頭部361より大きい(即ち、頭部361が拡径部362より小さい)と、頭部361が拡径部362より大きい又は同じ場合に比べ、注液穴周縁部351において頭部361からはみ出した部位(例えば、図5において頭部351よりX−Y面方向の外側に広がる部位)が大きくなる。このため、蓄電素子1の使用時等に他の部材等がぶつかって突出部35の該はみ出した部位に力が加わる可能性が大きくなるが、この頭部361からはみ出した部位にケース3の内部に向けた力が加わったとしても(図5の破線で示す矢印参照)、拡径部362が周壁部352に当接(支持)しているため、周壁部362の内側への倒れ込み等といった突出部35の変形が生じ難い。
また、本実施形態の蓄電素子1では、拡径部362の第一領域3621は、X−Y面方向において、頭部361における注液穴周縁部351をZ軸方向(注液穴530の貫通方向)に挟み込む面(注液穴周縁部531との対向面)より大きい。このように、第一領域3621が頭部361の注液穴周縁部351を挟み込む面より大きいことで、第一領域3621が頭部361の前記面より小さい場合に比べ、拡径部362と注液穴周縁部351との接触面積が十分に確保される。このため、ケース3の内圧が上昇したときの突出部35における注液穴周縁部351の変形(例えば、図7参照)が抑えられる。これにより、ケース3の内圧が上昇したときの前記変形に起因する密閉性(注液栓36と注液穴周縁部351との間の密閉性)の低下を防ぐことができる。詳しくは、以下の通りである。
例えば、図7に示すように、第一領域3621が頭部361の注液穴周縁部351を挟み込む面(図7において下方を向いた面)より小さい場合には、ケース3の内圧が上昇したときに、第一領域3621が注液穴周縁部351の内面3510の注液穴350と隣接した領域のみを押すため、注液穴周縁部351が外側(図7では上方)に撓む(膨出するように変形する)。このように注液穴周縁部351が撓むと、注液栓36と注液穴周縁部351との間の密閉性が低下する。また、図7に示すような注液栓36と注液穴周縁部351との間にガスケット(パッキン)38が配置されている場合においても、注液穴周縁部351が膨出するように撓むと、頭部361の周縁側の部位ほど注液穴周縁部351との間隔が大きくなるため(図8参照)、頭部361と注液穴周縁部351とのガスケット38を挟持する力(Z軸方向に挟み込む力)が小さくなり、注液栓36と注液穴周縁部351との間の密閉性が低下する。尚、図8では、注液穴周縁部351の撓みを説明するために前記撓みを強調している。
一方、本実施形態の蓄電素子1のように、第一領域3621が頭部361の前記面(注液穴周縁部351を挟み込む面)より大きいと、拡径部362と注液穴周縁部351との接触面積が十分に確保されるため、ケース3の内圧が上昇したときに、第一領域3621が注液穴周縁部351の内面3510の広い領域を押す。これにより、ケース3の内圧が上昇したときの突出部35における注液穴周縁部351の変形(例えば、図7参照)が抑えられ、注液栓36と注液穴周縁部351との間の密閉性が低下するのを防ぐことができる。また、図9に示すように、注液栓36と突出部35(注液穴周縁部351)との間にガスケット(パッキン)38が配置されても、ケース3の内圧が上昇したときの突出部35における注液穴周縁部351の変形が抑えられるため、頭部361の周縁側の部位と注液穴周縁部351との間隔が大きくなるのが防がれ、これにより、注液栓36と注液穴周縁部351との間の密閉性が低下するのを防ぐことができる。
尚、本発明の蓄電素子は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態の蓄電素子1では、拡径部362の表面における第二領域3622が周壁部352の内周面3520と周方向の全域において密接しているが、この構成に限定されない。第二領域3622は、周方向の一部において周壁部352の内周面3520と当接又は密接していてもよい。
上記実施形態の蓄電素子1では、拡径部362の表面において、第一領域3621と第二領域3622とは、離れている(連続していない)が、この構成に限定されない。例えば図10に示すように、拡径部362の表面が突出部35の内面(注液穴周縁部351の内面3510及び周壁部352の内面3520の両方)と沿うように拡径部362が塑性変形している場合のように、拡径部362の表面において第一領域3621と第二領域3622とが連続していてもよい。
また、ケース本体30の突出部35における周壁部352の具体的な形状は限定されない。上記実施形態の周壁部352は、突出部35の先端部が基部より僅かに細いテーパ状であるが、この構成に限定されない。例えば、周壁部352は、基部と先端部とが同じ(即ち、円筒状)であってもよく、先端部が基部より太いテーパ状(上記実施形態と逆のテーパ状)であってもよい。また、周壁部352は、図11に示すように、基部が拡径部362より絞られた形状であってもよい。即ち、周壁部352の基部が、X−Y面方向において、拡径部362より小さくなるような形状でもよい。かかる構成によれば、突出部35の内部にある拡径部362が突出部35(周壁部352)の基部を通過してケース本体30の内部側に移動できない又は移動し難くなる。このため、突出部35に力(例えば、図11に示す矢印方向の力)が加わっても、注液栓36の拡径部362(先端部)がケース本体30の内部に収容される電極体2等の他の部材に当接しない又は当接し難くなる。
上記実施形態の蓄電素子1では、突出部35がケース本体30の第二部材32に配置されているが、この構成に限定されない。突出部35は、ケース本体30の第一部材31に配置されてもよい。
上記実施形態の蓄電素子1の電極体2は、長尺な電極23、24が積層された状態で券回されている、いわゆる巻回型の電極体であるが、この構成に限定されず、枚葉状の電極が積層された、いわゆる積層型の電極体でもよい。
注液栓(ブラインドリベット)36の具体的構成は限定されない。注液栓36は、拡径部362の表面に第一領域3621と第二領域3622とを含み、且つケース本体30の注液穴350を封止できる密閉型のブラインドリベットであればよい。
上記実施形態の蓄電素子1では、注液栓36が蓋板本体34に、直接、取り付けられているが、この構成に限定されない。ガスケットが注液栓36と蓋板本体34との間に配置されてもよい。
また、上記実施形態においては、蓄電素子が充放電可能な非水電解質二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)として用いられる場合について説明したが、蓄電素子の種類や大きさ(容量)は任意である。また、上記実施形態において、蓄電素子の一例として、リチウムイオン二次電池について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本発明は、種々の二次電池、その他、一次電池や、電気二重層キャパシタ等のキャパシタの蓄電素子にも適用可能である。
蓄電素子(例えば電池)1は、図12に示すような蓄電装置(蓄電素子が電池の場合は電池モジュール)11に用いられてもよい。蓄電装置11は、少なくとも二つの蓄電素子1と、二つの(異なる)蓄電素子1同士を電気的に接続するバスバ部材12と、を有する。この場合、本発明の技術が少なくとも一つの蓄電素子1に適用されていればよい。
1…蓄電素子、2…電極体、21…巻芯、22…積層体、23…正極(電極)、231…金属箔、232…正極活物質層、24…負極(電極)、241…金属箔、242…負極活物質層、25…セパレータ、26…非被覆積層部、261…二分割された非被覆積層部、27…中空部、3…ケース、30…ケース本体、31…第一部材、311…閉塞部、312…胴部、313…長壁部、314…短壁部、32…第二部材、33…開口周縁部、34…蓋板本体、35…突出部、350…注液穴、351…注液穴周縁部、3510…内面、352…周壁部、3520…内周面(内面)、36…注液栓、361…頭部、362…拡径部、3621…第一領域、3622…第二領域、37…軸部、371…先端部、4…外部端子、41…面、5…集電体、50…クリップ部材、6…絶縁部材、11…蓄電装置、12…バスバ部材、C…巻回中心軸、S…内部空間

Claims (6)

  1. 周囲の部位より外側に突出する突出部を有し、且つ内部へ電解液を注入するための注液穴が前記突出部の突出方向の先端部に設けられたケース本体と、ブラインドリベットによって構成され且つ前記注液穴を塞ぐ注液栓と、を有するケースを備え、
    前記突出部は、前記注液穴を囲う注液穴周縁部と、該注液穴周縁部の周縁と前記周囲の部位とを接続する周壁部と、を有し、
    前記注液栓は、前記ケース本体の外側から前記注液穴を覆う頭部と、前記頭部から前記注液穴を通じて前記ケース本体の内部に延び、且つ前記注液穴の貫通方向と直交する面方向の大きさが該注液穴より大きな拡径部と、を有し、
    前記拡径部は、その表面に、前記注液穴を囲む位置において前記注液穴周縁部の内面と密接することで該注液穴周縁部を前記頭部との間に挟み込む第一領域と、前記周壁部の内面と当接する第二領域とを、含む、蓄電素子。
  2. 前記第二領域は、前記周壁部の内面と全周に亘って密接する、請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記拡径部の先端は、前記ケース本体における前記周囲の部位の内面より前記突出部の先端側に位置している、請求項1又は2に記載の蓄電素子。
  4. 前記突出部の基部は、前記貫通方向と直交する面方向において、前記拡径部より小さい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  5. 前記拡径部は、前記貫通方向と直交する面方向において前記頭部より大きい、請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  6. 前記拡径部の第一領域は、前記貫通方向と直交する面方向において、前記頭部における前記注液穴周縁部を前記貫通方向に挟み込む面より大きい、請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電素子。
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