JP2017224372A - 磁気メモリ装置 - Google Patents

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Shinya Kobayashi
晋也 小林
野間 賢二
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賢二 野間
幹生 宮田
Mikio Miyata
幹生 宮田
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Abstract

【課題】書き込み動作における信頼性を向上させた磁気メモリ装置(MRAM)を提供する。【解決手段】実施形態の磁気メモリ装置は、複数の磁気抵抗素子と、前記複数の磁気抵抗素子がそれぞれ接続された複数のビット線及び複数のワード線を有するメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイに接続され、前記複数の磁気抵抗素子の磁気特性に応じて前記複数のビット線に書き込み電圧を印加する制御回路と、を具備する。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、磁気メモリ装置に関する。
不揮発性で書き換えが可能なメモリとして、磁気メモリ(Magnetic Rand
om Access Memory:MRAM)が注目されている。MRAMはトンネル
磁気抵抗効果を利用したMTJ(Magnetic Tunnel Junction)
素子をメモリセルとして備えている。
米国特許第6713830号明細書
本実施形態が解決しようとする課題は、書き込み動作における信頼性を向上させた磁気
メモリ装置(MRAM)を提供する。
実施形態の磁気メモリ装置は、複数の磁気抵抗素子と、前記複数の磁気抵抗素子がそれ
ぞれ接続された複数のビット線及び複数のワード線を有するメモリセルアレイと、前記メ
モリセルアレイに接続され、前記複数の磁気抵抗素子の磁気特性に応じて前記複数のビッ
ト線に書き込み電圧を印加する制御回路と、を具備する。
第1及び第2の実施形態に係る磁気メモリ装置のメモリセルアレイ及びその近傍の回路構成を説明する図。 第1乃至第3の実施形態に係る磁気メモリ装置のメモリセルアレイの平面図。 図2のA‐A‘断面を示す断面図。 図2のB‐B‘断面を示す断面図。 第1乃至第3の実施形態に係る磁気メモリ装置のMTJ素子の断面図。 第1乃至第3の実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み動作を説明する図。 第1の実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法を説明するフローチャート。 第1乃至第3の実施形態に係る異常セルのスクリーニング方法を示す図。 第1の実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法を説明する図。 第1の実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法を説明する図。 第2の実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法を説明するフローチャート。 第2の実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法を説明する図。 第3の実施形態に係る磁気メモリ装置のメモリセルアレイを説明する図。 第1乃至第3の実施形態に係る磁気メモリ装置を説明する図。
以下、発明を実施するための実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る磁気メモリ装置について図1乃至図10を参照して説明する。な
お、以下の図面の記載において、同一な部分には同一の符号で表している。ただし、図面
は厚さと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なり、模式的なものである。
第1の実施形態に係る磁気メモリ装置の構成を図1乃至図5を用いて説明する。図1は
本実施形態の磁気メモリ装置のメモリセルアレイ1及びその近傍の回路構成の一例を示す
模式図である。
図1に示すように、メモリセルアレイ1内には、複数のビット線BL、bBL及び複数
のワード線WLが設けられている。ビット線BL、bBLはカラム方向に延在し、ワード
線WLはロウ方向に延在する。2本のビット線BL、bBLは、1組のビット線対を形成
している。
メモリセルアレイ1は、複数のメモリセルMCを含む。複数のメモリセルMCは、メモ
リセルアレイ1内にアレイ状に配置される。メモリセルMCは、ビット線BL、bBL及
びワード線WLに接続されている。カラム方向に配列されている複数のメモリセルMCは
、共通のビット線対BL、bBLに接続されている。ロウ方向に配列されている複数のメ
モリセルMCは、共通のワード線WLに接続されている。
メモリセルMCは、例えば、メモリ素子としての1つのMTJ素子10と、1つの選択
スイッチ2とを含む。ただし、メモリセルの構成はこれに限定されない。
選択スイッチ2は、例えば、電界効果トランジスタ(Field Effect Tr
ansistor)である。以降の説明では、選択スイッチ2としての電界効果トランジ
スタを、選択トランジスタ2とする。
MTJ素子10の一端は、ビット線BLに接続され、MTJ素子10の他端は、選択ト
ランジスタ2の電流経路の一端(ソース/ドレイン)に接続される。選択トランジスタ2
の電流経路の他端(ドレイン/ソース)は、ビット線bBLに接続される。選択トランジ
スタ2の制御端子(ゲート)は、ワード線WLに接続される。
ワード線WLの一端は、ロウ制御回路4に接続される。ロウ制御回路4は、外部からの
アドレス信号に基づいて、ワード線WLの活性化または非活性化を制御する。ビット線B
L、bBLの一端及び他端には、カラム制御回路3A、3Bが接続される。カラム制御回
路3A、3Bは、外部からのアドレス信号に基づいて、ビット線BL、bBLの活性化ま
たは非活性化を制御する。
書き込み回路5A、5Bは、カラム制御回路3A、3Bを介して、ビット線BL、bB
Lの一端及び他端に接続される。書き込み回路5A、5Bは、書き込み電流を生成するた
めの電流源や電圧源などのソース回路、書き込み電流を吸収するためのシンク回路を、そ
れぞれ有する。
読み出し回路6Aは、カラム制御回路3A、3Bを介して、ビット線BL、bBLの一
端及び他端に接続される。読み出し回路6Aは、読み出し電流を発生する電圧源又は電流
源や、読み出し信号の検知及び増幅を行うセンスアンプ、データを一時的に保持するラッ
チ回路等を含む。
なお、図1において、読み出し回路6Aは、カラム方向の一端側に設けられているが、
2つの読み出し回路が、カラム方向の一端及び他端にそれぞれ設けられていてもよい。
例えば、メモリセルアレイ1と同じチップ内に、ロウ/カラム制御回路、書き込み回路
及び読み出し回路以外の回路(以下、周辺回路と呼ぶ)が、設けられていても良い。さら
には、バッファ回路、ステートマシン(制御回路)、又は、ECC(Error Che
cking and Correcting)回路などが、周辺回路としてチップ内に設
けられていてもよい。
次に、メモリセルMCの詳細について説明する。
図2は図1のメモリセルアレイの一部を示す平面模式図である。図3は図2におけるA
−A’線に沿った断面図である。図4は図2におけるB−B’に沿った断面図である。
本実施形態において、選択トランジスタ2は半導体基板21内のアクティブ領域AA内
に配置される。アクティブ領域AAは、半導体基板21の素子分離領域に埋め込まれた素
子分離絶縁膜22によって、区画化されている。本実施形態では、素子分離絶縁膜22は
、STI(Shallow Trench Isolation)構造を有する。
選択トランジスタ2は半導体基板21内のソース/ドレイン拡散層23a、23bと、
これらの間において半導体基板21内に形成されるゲート絶縁層24及びゲート電極(ワ
ード線:WL)25と、を有する。選択トランジスタ2は、例えば、ゲート電極(WL)
25が半導体基板21内に埋め込まれた、埋め込みゲート構造を有する。
層間絶縁膜(例えば、酸化シリコン膜)26は、選択トランジスタ2を覆い、コンタク
トプラグ27a、27bは層間絶縁膜26内に配置される。コンタクトプラグ27aはソ
ース/ドレイン拡散層23bに接続される。コンタクトプラグ27a、27bは例えば、
W,Ta,TaN及びTiNのいずれか1つを含む。
MTJ素子10はコンタクトプラグ27a上に配置される。また、コンタクトプラグ2
7cはMTJ素子10上に配置される。
ビット線BLはコンタクトプラグ27cを介してMTJ素子10に接続される。ビット
線bBLは、例えば読み出し時に接地電位が印加されるソース線SLとしても機能する。
なお、選択トランジスタ2は図3の構造に限定されない。例えば、プレーナ構造の電界
効果トランジスタやRCAT(Recess channel Array Trans
istor)やFinFETなどのように、3次元構造の電界効果トランジスタが、選択
トランジスタ2として用いられてもよい。RCATは、ゲート電極が半導体領域内の溝(
リセス)内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれた構造を有する。FinFETは、ゲート
電極が短冊状の半導体領域(フィン)にゲート絶縁膜を介して立体交差した構造を有する
次に、MTJ素子10の詳細について説明する。
図5は、第1の実施形態に係るMTJ素子10の構成の一例を示す断面図である。図5
に示すように、MTJ素子10は、下部電極11と上部電極13との間に形成された下地
層12a、記憶層(自由層)12b、トンネルバリア層12c、参照層(固定層)12d
、およびシフト調整層12fで構成される。
下地層12aは、下部電極11上に形成される。下地層12aは、例えばWで構成され
る。なお、下地層12aは、形成されなくてもよいし、下部電極11と一体であってもよ
い。
記憶層12bは、下地層12a上に形成される。記憶層12bは、磁化方向が可変の強
磁性層であり、膜面(上面/下面)に対して垂直またはほぼ垂直となる垂直磁気異方性を
有する。ここで、磁化方向が可変とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わるこ
とを示す。また、ほぼ垂直とは、残留磁化の方向が膜面に対して、45°<θ≦90°の
範囲内にあることを意味する。
また、記憶層12bは、例えばコバルト(Co)および鉄(Fe)を含む強磁性体で構
成される。また、記憶層12bは、例えばニッケル(Ni)を含んでいてもよい。また、
飽和磁化、または結晶磁気異方性などを調整する目的で、強磁性体にボロン(B)が添加
される。
トンネルバリア層12cは、記憶層12b上に形成される。トンネルバリア層12cは
、非磁性層であり、例えば酸化マグネシウム(MgO)で構成される。
参照層12dは、トンネルバリア層12c上に形成される。参照層12dは、磁化方向
が不変の強磁性層であり、膜面に対して垂直またはほぼ垂直となる垂直磁気異方性を有す
る。ここで、磁化方向が不変とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わらないこ
とを示す。すなわち、参照層12dは、記憶層12bよりも磁化方向の反転エネルギーバ
リアが大きい。
参照層12dは、例えばCoおよびFeを含む強磁性体で構成される。また、参照層1
2dは、Niを含んでもよい。また、飽和磁化、または結晶磁気異方性などを調整する目
的で、強磁性体にBが添加される。
シフト調整層12fは、参照層12d上にスペーサ層12e(例えばRu(ルテニウム
)層)を介して形成される。シフト調整層12fは、磁化方向が不変の磁性層であり、膜
面に対して垂直またはほぼ垂直となる垂直磁気異方性を有する。また、その磁化方向は、
参照層12dの磁化方向と反対方向である。これにより、シフト調整層12fは、記憶層
12bに係る参照層12dからの漏洩磁界を打ち消すことができる。つまり、シフト調整
層12fは、参照層12dからの漏れ磁場による記憶層12bに対する反転特性のオフセ
ットを逆方向へ調整する効果を有する。このシフト調整層12fは、例えば、COPT、
CoNiなどから構成される。このシフト調整層12f上には、上部電極13が形成され
る。
下地層12a、記憶層12b、トンネルバリア層12c、参照層12d、およびシフト
調整層12fの平面形状は、例えば円形である。このため、MTJ素子10は、ピラー状
に形成される。しかし、これに限らず、MTJ素子10の平面形状は、正方形、長方形、
または楕円形などであってもよい。
本実施形態において、磁化方向は、例えば参照層12dが上向き、シフト調整層12f
が下向きに固定されている。
なお、図示はしないが、参照層12dとトンネルバリア層12cとの界面に、界面層が
形成されてもよい。界面層は、下部で接するトンネルバリア層12cとの間で格子整合性
を図る。界面層は、例えば、参照層12dと同一材料で構成されるが、その組成比は異な
っていてもよい。
また、記憶層12bと参照層12dとは、平面において寸法差を有してもよい。例えば
、参照層12dの平面における直径は、記憶層12bの直径より小さくてもよい。
また、記憶層12bと参照層12dとは配置が逆になっていてもよい。すなわち、下部
電極11上に順に、参照層12d、トンネルバリア層12c、および記憶層12bが形成
されてもよい。
次に、MTJ素子10の書き込み及び読み出し動作例について説明する。
MTJ素子10は、例えばスピン注入型の磁気抵抗効果素子である。したがって、MT
J素子10にデータを書き込む場合、またはMTJ素子10からデータを読み出す場合、
MTJ素子10は、膜面に垂直な方向において、双方向に電流が通電される。
より具体的には、MTJ素子10へのデータの書き込みは、以下のように行われる。
図6(a)は、MTJ素子10の書き込み動作を説明するための図であり、平行状態に
おけるMTJ素子10の断面図を示す図である。図6(b)は、MTJ素子10の書き込
み動作を説明するための図であり、反平行状態におけるMTJ素子10の断面図を示す図
である。なお、以降のMTJ素子10の説明において、上部電極13、下部電極11及び
下地層12aは便宜上図示しない。
書き込み回路5A、5Bは、データの書き込み時、外部から選択されたメモリセル(以
下、選択セル)に対して、書き込み電流を供給する。この時の書き込み電圧V1は例えば
、1.2Vを用いる。
書き込み回路5A、5Bは、MTJ素子10に対するデータの書き込み時、選択セルに
書き込まれるデータに応じて、書き込み電流をメモリセルMC内のMTJ素子10に双方
向に流す。即ち、MTJ素子10に書き込むデータに応じて、ビット線BLからビット線
bBLに向かう書き込み電流、又は、ビット線bBLからビット線BLに向かう書き込み
電流が、書き込み回路5A、5Bから出力される。
下部電極11から上部電極13へ電流が流れる場合、すなわち、上部電極13側から電
子(参照層12dから記憶層12bへ向かう電子)が供給される場合、参照層12dの磁
化方向と同じ方向にスピン偏極された電子が記憶層12bに注入される。この場合、記憶
層12bの磁化方向は、参照層12dの磁化方向と同じ方向に揃えられる。これにより、
参照層12dの磁化方向と記憶層12bの磁化方向とが、平行配列となる。この平行状態
のとき、MTJ素子10の抵抗値は最も小さくなる。この場合を例えばデータ“0”と規
定する(図8(a))。
一方、上部電極13から下部電極11へ電流が流れる場合、すなわち、下部電極11側
から電子(記憶層12bから参照層12dへ向かう電子)が供給される場合、参照層12
dにより反射されることで参照層12dの磁化方向と反対方向にスピン偏極された電子と
が記憶層12bに注入される。この場合、記憶層12bの磁化方向は、参照層12dの磁
化方向と反対方向に揃えられる。これにより、参照層12dの磁化方向と記憶層12b磁
化方向とが、反平行配列となる。この反平行状態のとき、MTJ素子10の抵抗値は最も
大きくなる。この場合を例えばデータ“1”と規定する(図8(b))。
また、MTJ素子10からのデータの読み出しは、以下のように行われる。
読み出し回路6Aは、MTJ素子10に対するデータの読み出し時、選択セルに対して
、読み出し電流を供給する。読み出し電流の電流値は、読み出し電流によって記憶層12
bの磁化が反転しないように、書き込み電流の電流値(磁化反転しきい値)より小さい値
に設定される。
読み出し電流が供給されたMTJ素子10の抵抗値の大きさに応じて、読み出しノード
における電流値又は電位が異なる。この抵抗値の大きさに応じた変動量(読み出し信号、
読み出し出力)に基づいて、MTJ素子10が記憶するデータ“0”および“1”を判別
する。
次に、図7乃至図10を用いて、第1の実施形態に係る書き込み方法の詳細を説明する
。図7は第1の実施形態の書き込み方法を説明するフローチャートである。
図7に示すように、書き込み前にあらかじめ磁化方向が異常なメモリセル(以下、異常
セル)が無いかを判定する(S1)。異常セルとは、例えば参照層12dの磁化方向が反
転しやすい性質を持つセルのことを指す。例えば、正常なセルは参照層12dが上向きの
磁化を有しているが、異常セルの参照層12dは書き込みまたは読み出し動作によって磁
化方向が反転して下向きになりやすい性質を持つ。なお、ここでの下向きとは、MTJ素
子10の膜面と磁化の向きとのなす角θが、45<θ≦90となるように下方に向いた状
態のことである。
異常セルが在るか無いかの判断方法は、例えばスクリーニングによって行う。
以下に、図8を用いて参照層12dが反転しやすい異常セルのスクリーニング方法の一
例を記す。
図8(a)に示すようなメモリセルアレイ1内の全ての“0”状態のメモリセルを対象
に、“1”状態となるように書き込み電圧を印加し、記憶層12bを反転させる。この時
、書き込み動作の繰り返しや、動作電圧の昇圧、動作雰囲気温度を高温にする等によって
、記憶層12bと同時に参照層12dの反転が起こり易い条件で行う。
次に、書き込んだセルの読み出しを行い、正しく“1”状態になっているセルを正常セ
ル、正しく“1”状態になっていないセルを不良セルとしてアドレス情報を抽出する(b
)。この時、不良セル中には、上述した異常セルのほかに元々“1”状態にならないセル
(欠陥セル)がわずかに存在する場合がある。
次に、不良セルが異常セルか元々“1”状態にならない欠陥セルかを判断する。
まず、不良セルの磁化状態の初期化を行う。初期化とは、外部から大きな磁場を印加す
ることで、シフト調整層12f、参照層12d及び記憶層12bの磁化方向を制御する方
法である。各層は磁化の反転に必要な磁場(保磁力)が異なるが、保磁力のもっとも大き
いシフト調整層12fよりも大きな磁場を印加することで、各層の磁化を揃えることが可
能である。この時、例えば磁化の向きが下向きになるようにする。
次に、参照層12d、記憶層12bのみを反転させ、シフト調整層12fと反対の磁化
方向にする(c)。これはシフト調整層12fの保磁力よりも小さく、参照層、記憶層の
保磁力よりも大きな磁場を印加することで可能である。これによりそれぞれのメモリ素子
は“0”状態となる。
最後に再び“1"状態となるように書き込み動作を行う(d)。この書き込み動作では
、参照層12dが反転しないような通常の書き込みで行う。上述した図8(a)の書き込
み動作では、書き込みの繰り返し等によって参照層12dが劣化しやすい環境を意図して
作り出しているが、通常の書き込み動作では参照層12dの反転は起きにくい。この時正
しく”1“状態になっている場合、参照層12dの反転による異常セルである。初期化後
にも関わらず”1“状態にならないセルは、参照層12dの反転によらない(元々”1“
状態にならない)欠陥セルである。上記のようにして異常セルのスクリーニングが可能に
なる。
スクリーニングによって異常セルが無いと判断された場合は、上述したように全てのビ
ット線BLに書き込み電圧V1が印加され(S2)、書き込みが完了する。なお、このS
2の書き込みは欠陥セルの有無に関わらず、異常セルが無いと判断される場合に行われる
異常セルが存在すると判断された場合は、全てのビット線BLに書き込み電圧V1より
も高い書き込み電圧V2(例えば1.3V)を印加する(S3)。
なお、スクリーニングは書き込み前に1度だけ行い、以降の書き込み時は全てスクリー
ニングの結果に基づいた書き込み電圧(V1またはV2)が印加される。
以下、書き込み電圧V1よりも高い書き込み電圧V2を印加する理由について図9及び
図10を用いて説明する。
図9は異常セル及び異常セルに隣接したメモリセル(以下、隣接セル)のそれぞれの層
の磁化の向きを説明する模式図である。図10は隣接セルの記憶層12bのヒステリシス
ループを示す図である。
例えば高温状況下または書き込み・消去回数の増大による特性劣化等により参照層12
dの磁界の向きが例えば、上向きから下向きに反転した異常セルが存在する(図9(b)
)。この異常セルにおいて、磁化が下向きに固定されたシフト調整層12fは参照層12
dと同方向に磁化を持つことになるため、参照層12dの磁化のキャンセルすることがで
きない。よって図9に破線で示すように参照層12d及びシフト調整層12fからの磁場
の漏れが存在する。本実施形態において、微細化のためにセル同士が近接しており、異常
セルの漏れ磁場が隣接セルにまで影響することが考えられる。
図9(a)、(c)に示すように、異常セルに隣接した隣接セルは、異常セルの漏れ磁
場の影響を受けて上向きの磁場がかかる。よって、隣接セルの記憶層12bのヒステリシ
スループは図10に示すように右にシフトする。このことは、記憶層12bの磁界の向き
を反転させるために、より強力な磁場が必要であることを意味する。そのため、隣接セル
にはその他のメモリセルよりも強力な書き込み電圧を要することになる。したがって、上
述したように、異常セルが存在する場合に、異常セルが無い場合に用いられる書き込み電
圧V1よりも高い書き込み電圧V2を要する。
なお、磁気メモリ装置の書き込み方法において、異常セルが存在する場合に、書き込み
電圧を大きくするために、ビット線BLの電圧は変えずにビット線bBL(ソース線)の
電圧を下げても良い。
本実施形態に係る磁気メモリ装置によれば、メモリセルの磁化特性に応じてビット線に
書き込み電圧を印加する。つまり、高温状況下または書き込み・消去回数の増大による特
性劣化等によって磁化方向が反転しやすい異常セルを判別し、異常セルが存在する場合に
、全てのビット線に高い書き込み電圧を印加することによって書き込み不良を抑制するこ
とが可能になる。
また、全てのビット線に一括して電圧を印加するため、容易に実行できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る磁気メモリ装置について図11及び図12を用いて説明す
る。なお、メモリセルアレイ1やMTJ素子10の構成は、第1の実施形態と同様である
ためその説明は省略する。
第2の実施形態では、異常セルが存在する場合に、書き込み電圧V2を全てのビット線
BLに印加するのではなく、異常セルに隣接した隣接セルが接続されたビット線BLのみ
に印加するという点で第1の実施形態と異なる。
図11は第2の実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法を説明するフローチャー
トである。図12は書き込み電圧を印加するビット線BLの詳細を説明するメモリセルア
レイの模式図である。なお、図12において、ビット線BL及びビット線bBLの本数は
図1とは異なるが、これは一例であり特に限定されない。
図11に示すように、第1の実施形態同様に、例えば参照層12d等の磁化の向きが反
転しやすい異常なセルがあるかをスクリーニングによって判断する(S1)。異常セルが
無いと判断された場合は、第1の実施形態同様に全てのビット線BLに書き込み電圧V1
を印加する。(S4)
一方で異常セルが存在すると判断された場合は、図12に示すように異常セルが接続さ
れたビット線BL−1及びロウ方向において異常セルと隣接したセルが接続されたビット
線BL−2、BL−2‘にV1よりも高い書き込み電圧V2(例えば1.3V)を印加す
る。隣接セルが接続されたビット線に高い書き込み電圧V2を印加する理由は第1の実施
形態と同様である。なお、その他のビット線BLには書き込み電圧V1を印加する。(S
5)
本実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法によれば、第1の実施形態と比較して
、隣接セルに接続されたビット線BLのみに高い書き込み電圧V2を印加するため、他の
ビット線BLに接続された正常セルに高電圧を印加する必要が無い。よって高い書き込み
電圧を印加することによって正常セルの参照層12dの磁化方向が反転してしまう虞を低
減できる。
(第3の実施形態)
次に、図13を用いて第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1及び
第2の実施形態と比較して、異常セルに接続されたビット線BLと、異常セルに隣接した
隣接セルが接続されたビット線BLの領域をリダンダンシーで記憶されている別の領域に
置き換える救済処置を行うという点で異なる。
図13は第3の実施形態に係るメモリセルアレイ1及びその周辺回路の模式図である。
本実施形態のメモリセルアレイ1は、リダンダンシー領域1aを備える。リダンダンシー
領域1aには、メモリセルアレイ1内の記憶セルが不良になった場合を想定して、予備の
複数のロウ(ワード線)及び予備の複数のカラム(ビット線)が配置されている。なお、
リダンダンシー領域1aは、メモリセルアレイ1の外部にあっても良い。
次に、本実施形態の書き込み方法について説明する。
第1及び第2の実施形態同様に、例えば参照層12dの磁化が反転しやすい異常セルが
あるかをスクリーニングによって判断する(S1)。
異常セルが存在する場合は、異常セルに接続されたビット線BL及びロウ方向において
異常セルに隣接した複数の隣接セルに接続されたビット線BLを上述したリダンダンシー
領域のビット線に置き換える。つまり、異常セル及び複数の隣接セルは正常セルに置き換
わる。この置き換えは、例えばメモリセルアレイに接続されたカラム制御回路3が行う。
全てのビット線BLには書き込み電圧V1が印加される。
異常セルが存在しない場合は、第1及び第2の実施形態同等に全てのメモリセルに書き
込み電圧V1を印加する。
本実施形態に係る磁気メモリ装置の書き込み方法によれば、磁場の向きが反転しやすい
磁化特性を有する異常セルが存在する場合に、異常セルに接続されたビット線BLと、異
常セルに隣接した隣接セルに接続されたビット線BLの領域をリダンダンシー領域のビッ
ト線BLに置き換えることで、書き込み不良を抑制することが可能になる。
また、第1及び第2の実施形態と比較して、電圧等の考慮が不要となる。
なお、第1乃至第3の実施形態において、隣接セルは異常セルの四方において隣接した
それぞれ1つのセルとして説明したが、隣接セルは四方にそれぞれ1つずつに限らず、異常
セルの漏洩磁場の影響を受ける範囲にまで想定することができる。
なお、第1乃至第3の実施形態で示した書き込み方法は磁気メモリ装置内の制御回路に
よって実行されるが、例えば図14に示すように磁気メモリ装置外に設けられたコントロ
ーラが制御回路に代わって実行することも可能である。この場合、コントローラは例えば
ホストCPUやメモリコントローラ等を含む。データが磁気メモリ装置に書き込みされる
際、コントローラは書き込みコマンドを発行し、これを磁気メモリ装置に転送する。また
、コントローラは書き込みアドレス及び書き込みデータを磁気メモリ装置に転送する。磁
気メモリ装置は、例えば書き込みコマンドを受け付けた後、書き込み完了の応答をコント
ローラに転送する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その
他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や
要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
1 メモリセルアレイ
1a リダンダンシー領域
2 選択トランジスタ(選択スイッチ)
3 カラム制御回路
4 ロウ制御回路
5 書き込み回路
6 読み出し回路
10 MTJ素子
11 下部電極
12a 下地層
12b 記憶層
12c トンネルバリア層
12d 参照層
12e スペーサ層
12f シフト調整層
13 上部電極
21 半導体基板
22 素子分離絶縁膜
23 ソース/ドレイン
24 ゲート絶縁層
25 ゲート電極
26 層間絶縁膜
27 コンタクトプラグ

Claims (6)

  1. 複数の磁気抵抗素子と、前記複数の磁気抵抗素子がそれぞれ接続された複数のビット線
    及び複数のワード線を有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイに接続され、前記複数の磁気抵抗素子の磁気特性に応じて前記複
    数のビット線に書き込み電圧を印加する制御回路と、
    を具備する磁気メモリ装置。
  2. 前記制御回路は、前記複数の磁気抵抗素子に前記磁気特性の異常な異常セルが含まれて
    いる場合、前記異常セルが含まれない場合と比較して高い書き込み電圧を少なくとも前記
    異常セルに隣接した隣接セルに接続されたビット線に印加することを特徴とする請求項1
    に記載の磁気メモリ装置。
  3. 前記制御回路は、前記高い書き込み電圧を全てのビット線に印加することを特徴とする
    請求項2に記載の磁気メモリ装置。
  4. 前記メモリセルアレイは、リダンダンシー領域を更に備え、
    前記制御回路は、前記複数の磁気抵抗素子に前記磁気特性の異常な異常セルが含まれて
    いる場合、前記異常セル及び前記ワード線方向において前記異常セルに隣接した隣接セル
    を前記リダンダンシー領域に含まれるビット線に接続された正常セルと置き換えることを
    特徴とする請求項1に記載の磁気メモリ装置。
  5. 前記磁気抵抗素子は、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有する記憶層と、前記記憶
    層上に形成されたトンネルバリア層と、前記トンネルバリア層上に形成され、膜面に対し
    て垂直方向の磁気異方性を有する参照層と、を含むことを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載の磁気メモリ装置。
  6. 前記制御回路に代えて、もしくは前記制御回路と共に、前記磁気メモリ装置の外部に設
    けられたコントローラが書き込み動作を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項に記載の磁気メモリ装置。
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