JP2017224183A - 火災検知器 - Google Patents
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Description
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
検知器カバーの透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
検知器カバーの透明部位を含むカバー面を払拭するワイパー機構と、
洗浄機構及び送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
検知器カバーの透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
水噴霧ノズルにより加圧水を噴霧した検知器カバーのカバー面に空気を吹き付ける送風機構と、
洗浄機構及び送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
検知器カバーの透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
洗浄機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
第1乃至第3発明の洗浄機構は、
消火栓装置に対する給水配管から分岐接続して水噴射ノズルに接続した洗浄配管と、
洗浄配管の途中に設けた電磁弁と、
を備える。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
検知器カバーの透明部位を含むカバー面に空気を吹き付ける送風機構と、
送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
検知器カバーの透明部位又は開口窓を含むカバー面の外側に密着して横方向に移動自在に配置した透明なフィルムシートと、
巻出ロールからフィルムシートを巻き出すと共に巻取ロールにフィルムシートを巻き取って検知器カバーの透明部位又は開口窓に位置したフィルムシートの部分を新たなフィルムシートの部分に入れ替えるフィルムスライド機構と、
フィルムスライド機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
受光ガラス窓を払拭するワイパー機構と、
洗浄機構及び送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
水噴霧ノズルにより加圧水を噴霧した受光ガラス窓に空気を吹き付ける送風機構と、
洗浄機構及び送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
洗浄機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
第6乃至第8発明の洗浄機構は、
消火栓装置に対する給水配管から分岐接続して水噴射ノズルに接続した洗浄配管と、
洗浄配管の途中に設けた電磁弁と、
を備える。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
火災検知器の受光ガラス窓に空気を吹き付ける送風機構と、
送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、検知器カバーの透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、検知器カバーの透明部位を含むカバー面を払拭するワイパー機構と、洗浄機構及びワイパー機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、汚れの付着が少ない例えば1週間や10日といった所定期間毎に、洗浄機構により検知器カバーのカバー面に水を噴射してワイパー機構により払拭することで、それまでに付着した汚れを除去することが可能となり、実質的に汚れの付着を無くすことで、汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、検知器カバーの透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、水噴霧ノズルにより加圧水を噴霧した検知器カバーのカバー面に空気を吹き付ける送風機構と、洗浄機構及び送風機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、所定期間毎に、洗浄機構により検知器カバーのカバー面に水を噴射して送風機構により付着した水分を乾燥するか吹き飛ばすことで、それまでに付着した汚れを除去することが可能となり、実質的に汚れの付着を無くすことで、汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、また、汚れの付着が起きないことから、トンネル通行規制を伴う火災検知器の清掃作業を不要とし、維持管理が容易でコストも低減可能とし、また、火災検知器の外側を覆って透明な検知器カバーを配置し、そのカバー面を洗浄して汚れを払拭していることから、既存の火災検知器をそのまま消火栓装置に設置して、汚れの影響を無くすことを可能とし、更に、第1発明のワイパー機構に比べ、送風機構を設けたことで、構造を簡単にしてコストの低減を可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、検知器カバーの透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、洗浄機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、所定期間毎に、洗浄機構により検知器カバーのカバー面に水を噴射して洗浄することで、それまでに付着した汚れを除去することが可能となり、実質的に汚れの付着を無くすことで、汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、また、汚れの付着が起きないことから、トンネル通行規制を伴う火災検知器の清掃作業を不要とし、維持管理が容易でコストも低減可能とし、また、火災検知器の外側を覆って透明な検知器カバーを配置し、そのカバー面を洗浄していることから、既存の火災検知器をそのまま消火栓装置に設置して、汚れの影響を無くすことを可能とし、更に、洗浄機構により加圧水を噴射した洗浄のみであることから、構造を更に簡単にしてコストを低減可能とする。
また、第1乃至第3発明の洗浄機構は、消火栓装置に対する給水配管から分岐接続して水噴射ノズルに接続した洗浄配管と、洗浄配管の途中に設けた電磁弁とを備えるようにしたため、消火栓装置に対する給水配管に充填している加圧水を検知器カバーの洗浄に利用することで、別途、加圧水の供給源を準備する必要がなく、消火栓装置の水資源を効率的に利用して汚れ洗浄を可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、検知器カバーの透明部位を含むカバー面に空気を吹き付ける送風機構と、送風機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、例えば、常に送風機構を動作して検知器カバーの表面に空気の層流を形成しておくことで、空気中を浮遊してくる汚損物質は空気の層流に妨げられてカバー表面に付着せず、汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、また、汚れの付着が起きないことから、トンネル通行規制を伴う火災検知器の清掃作業を不要とし、維持管理が容易でコストも低減可能とし、また、火災検知器の外側を覆って透明な検知器カバーを配置していることから、既存の火災検知器をそのまま収納ボックスに設置して、汚れの影響を無くすことを可能とし、更に、送風機構による層流の形成のみであることから、構造を更に簡単にしてコストを低減可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、検知器カバーの透明部位又は開口窓を含むカバー面の外側に密着して横方向に移動自在に配置した透明なフィルムシートと、巻出ロールからフィルムシートを巻き出すと共に巻取ロールにフィルムシートを巻き取って検知器カバーの透明部位又は開口窓に位置したフィルムシートの部分を新たなフィルムシートの部分に入れ替えるフィルムスライド機構と、フィルムスライド機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、火災検知器の受光ガラス窓に相対した検知器カバーの表面を覆っている透明なフィルムシートがある程度汚れたら、フィルムシートの巻取りにより汚れのないフィルムシートの部分が来るように移動することで汚れを解消し、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、またトンネル通行規制を伴う火災検知器の清掃作業を不要として維持管理が容易でコストも低減可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、受光ガラス窓を払拭するワイパー機構と、洗浄機構及びワイパー機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、汚れの付着が少ない例えば1週間や10日といった所定期間毎に、洗浄機構により受光ガラス面に水を噴射してワイパー機構により払拭することで、それまでに付着した汚れを除去することが可能となり、実質的に汚れの付着を無くすことで、受光ガラス窓の汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、また、汚れの付着が起きないことから、トンネル通行規制を伴う火災検知器の定期的な清掃作業を不要として維持管理が容易でコストも低減可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、水噴霧ノズルにより加圧水を噴霧した受光ガラス窓に空気を吹き付ける送風機構と、洗浄機構及びワイパー機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、所定周期毎に、洗浄機構により受光ガラス面に水を噴射して送風機構により付着した水分を乾燥させるか又は吹き飛ばすことで、それまでに付着した汚れを除去することが可能となり、実質的に汚れの付着を無くすことで、受光ガラス窓の汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、また、汚れの付着が起きないことから、トンネル通行規制を伴う火災検知器の定期的な清掃作業を不要として維持管理が容易でコストも低減可能とし、更に、第6発明のワイパー機構に比べ、送風機構を設けたことで、構造を簡単にしてコストを低減可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、洗浄機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、所定期間毎に、洗浄機構により受光ガラス面に水を噴射して洗浄することで、それまでに付着した汚れを除去することが可能となり、実質的に汚れの付着を無くすことで、受光ガラス窓の汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、また、汚れの付着が起きないことから、トンネル通行規制を伴う火災検知器の清掃作業を不要とし、維持管理が容易でコストも低減可能とし、更に、洗浄機構により加圧水を噴射した洗浄のみであることから、構造を更に簡単にしてコストを低減可能とする。
また、第6乃至第8発明の洗浄機構は、消火栓装置に対する給水配管から分岐接続して水噴射ノズルに接続した洗浄配管と、洗浄配管の途中に設けた電磁弁とを備えるようにしたため、消火栓装置に対する給水配管に充填している加圧水を検知器カバーの洗浄に利用することで、別途、加圧水の供給源を準備する必要がなく、消火栓装置の水資源を効率的に利用して汚れ洗浄を可能とする。
本発明は、トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、火災検知器の受光ガラス窓に空気を吹き付ける送風機構と、送風機構を制御する制御部とを設けるようにしたため、例えば、常に送風機構を動作して検知器カバーの表面に空気の層流を形成しておくことで、空気中を浮遊してくる汚損物質は空気の層流に妨げられて受光ガラス面に付着せず、受光ガラス窓の汚れによる入射光の減衰を無くし、初期の炎検知性能を継続して維持可能とし、また、汚れの付着が起きないことから、トンネル通行規制を伴う火災検知器の清掃作業を不要とし、維持管理が容易でコストも低減可能とし、更に、送風機構による層流の形成のみであることから、構造を更に簡単にしてコストを低減可能とする。
本発明による火災検知器の実施形態は、収納ボックスに配置した火災検知器を覆って設けた透明な検知器カバーの表面の汚れを除去する実施形態と、火災検知器の受光ガラス窓の汚れを直接除去する実施形態に大別される。
図1は本発明による火災検知器の第1実施形態を正面及び平面断面により示した説明図、図2は図1の火災検知器を側面断面かにより示した説明図、図3は図1の火災検知器のボックスカバーを外して内部組込み構造を示した説明図、図4は火災検知器を取り出して示した斜視図である。
図1乃至図3に示すように、収納ボックス10は、トンネル壁面や天井などに設置されており、収納ボックス10のフロントパネル10aを外した状態で、内部に本発明の火災検知器12が取り付けられ、取付け後にフロントパネル10aを装着することで火災検知器12の正面部分のみがフロントパネル10aから突出した状態となる。
図1乃至図3に示すように、収納ボックス10のフロントパネル10aから前面を飛び出すように配置した火災検知器12は、トンネル側壁に設置した状態で、前面左右に設けている受光ガラス窓14を介した監視エリアを収納ボックス10の左右前方の例えば50メートルの範囲に設定している。
図5は図1の火災検知器取付部位の組立分解状態を平面から示した説明図,図6は図1の火災検知器取付部位の組立分解状態を側面から示した説明図、図7は検知器カバーを取り出して正面と平面で示した説明図である。
図8は火災検知器を設置したトンネル防災システムの概略を示した説明図、図9は複数の火災検知器の清掃制御を示したタイムチャート、図10は火災検知器の1回の清掃制御に使用する水噴射信号とワイパー駆動信号を示したタイムチャートである。
図11は検知器カバーにワイパー機構と送風機構を設けた火災検知器の第2実施形態を正面及び平面断面により示した説明図である。
図12は検知器カバーに洗浄機構のみを設けた火災検知器の第3実施形態を示した説明図である。
図13は検知器カバーに送風機構のみを設けた火災検知器の第4実施形態を示した説明図である。図13に示すように、本発明の第4実施形態は、収納ボックス10に取り付けた火災検知器12の前面を覆って透明な検知器カバー26を配置した点は、図1乃至図7に示した第1実施形態と同じであるが、汚れを除去するための構成として、送風機構90のみを設けたことを特徴とする。
図14は検知器カバーにフィルムスライド機構を設けた火災検知器の第5実施形態を正面及び平面から示した説明図、図15は第5実施形態の検知器カバーを取り出して正面、平面及び断面から示した説明図である。
図16は受光ガラス窓に洗浄機構とワイパー機構を設けた火災検知器の第6実施形態を示した説明図である。
図17は受光ガラス窓に洗浄機構と送風機構を設けた火災検知器の第7実施形態を示した説明図である。
図18は受光ガラス窓に洗浄機構のみを設けた火災検知器の第8実施形態を示した説明図である。
図19は受光ガラス窓に送風機構のみを設けた火災検知器の第9実施形態を示した説明図である。
上記の実施形態で火災検知器12の前面を覆って配置した検知器カバー26は、カバー全体を透明としているが、火災検知器12の受光ガラス窓14から見た監視エリアに対応したカバー表面の範囲を含む例えば矩形部分を透明な窓カバーとし、それ以外の部分は不透明として良く、不透明なカバー部分は板金加工等により作るようにしても良い。
12:火災検知器
14:受光ガラス窓
16:試験光源収納部
18:防水コネクタ
24,44:取付フレーム
26:検知器カバー
30:ワイパー機構
32:ワイパーモータ
34:シャフトケース
35:ワイパー駆動軸
36:ワイパーアーム
38:ワイパーブレード
40:水噴射ノズル
42:ノズルシャフト
46:給水パイプ
48:電磁弁
50:コントローラ
60:防災受信盤
62:消火ポンプ設備
90:送風機構
92:送風ユニット
94:ブロワファン
96:ブロワホース
98:整流板
100:吹出口
102:スライド溝
104:フィルムシート
106:フィルムローラ
108:ガイドローラ
110:スリット開口
112:巻取ローラ
114:巻取モータ
Claims (10)
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも前記受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
前記検知器カバーの前記透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
前記検知器カバーの前記透明部位を含むカバー面を払拭するワイパー機構と、
前記洗浄機構及び前記ワイパー機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも前記受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
前記検知器カバーの前記透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
前記水噴霧ノズルにより加圧水を噴霧した前記検知器カバーのカバー面に空気を吹き付ける送風機構と、
前記洗浄機構及び前記送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも前記受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
前記検知器カバーの前記透明部位を含むカバー面に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
前記洗浄機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも前記受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
前記検知器カバーの前記透明部位を含むカバー面に空気を吹き付ける送風機構と、
前記送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記収納ボックスの前面外側を覆って配置され、少なくとも前記受光ガラス窓に相対した所定の部位を透明部位とした検知器カバーと、
前記検知器カバーの前記透明部位又は前記開口窓を含むカバー面の外側に密着して所定の方向に移動自在に配置した透明なフィルムシートと、
巻出ロールから前記フィルムシートを巻き出すと共に巻取ロールに前記フィルムシートを巻き取って前記検知器カバーの前記透明部位又は前記開口窓に位置した前記フィルムシートの部分を新たな前記フィルムシートの部分に入れ替えるフィルムスライド機構と、
前記フィルムスライド機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
前記受光ガラス窓を払拭するワイパー機構と、
前記洗浄機構及び前記ワイパー機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
前記水噴霧ノズルにより加圧水を噴霧した前記受光ガラス窓に空気を吹き付ける送風機構と、
前記洗浄機構及び前記送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記火災検知器の受光ガラス窓に水噴霧ノズルから加圧水を噴射して洗浄する洗浄機構と、
前記洗浄機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
- 請求項1、2、3、6、7又は8の何れかに記載の火災検知器に於いて、
前記洗浄機構は、
火災検知器に引き込まれた給水配管から分岐接続して前記水噴射ノズルに接続した洗浄配管と、
前記洗浄配管の途中に設けた電磁弁と、
を備えたことを特徴とする火災検知器。
- トンネル内に設置される収納ボックスに取り付けられ、左右前面に配置した一対の受光ガラス窓の各々を介して入射する燃焼炎から放射される放射線エネルギーを観測して左側又は右側の監視領域の火災を検知する火災検知器に於いて、
前記火災検知器の受光ガラス窓に空気を吹き付ける送風機構と、
前記送風機構を制御する制御部と、
を設けたことを特徴とする火災検知器。
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JP2016119578A JP6777433B2 (ja) | 2016-06-16 | 2016-06-16 | 火災検知器 |
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