JP2017223613A - 電子部品検査装置 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、複数のプローブピンを他のプローブピンと非接触な状態で小型の電子部品に接触させることができる電子部品検査装置を提供することを目的とする。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る電子部品検査装置10は、それぞれ先端が電子部品Wの外部電極E1、E2に接触する複数のプローブピン11〜14を備えて、電子部品Wの電気特性を検査する装置である。以下、詳細に説明する。
外部電極E1、E2はそれぞれ下側に平坦面Fを有している。
回転テーブル16は水平配置され、図3に示すように、中心に鉛直方向に配された回転軸18が連結され、図示しないサーボモータから回転軸18を介して駆動力を与えられ間欠的に所定角度回転する。本実施の形態において、回転テーブル16は、一回の回転動作で30°回転する。
上下方向に長いチャック15は、回転テーブル16の外周部に周方向に沿って等間隔に設けられ、図1、図2に示すように、真空圧によって電子部品Wの上部を吸着して電子部品Wを支持する。
電子部品Wは、チャック15に支持されて外部電気E1、E2の各平坦面Fが水平に配され、回転テーブル16の回転に伴って、チャック15と共に移動する。
押下手段17は、ガイド部19に昇降自在に取り付けられた昇降片20及び昇降片20を昇降させる駆動源(本実施の形態ではサーボモータ)21を具備している。昇降片20は、降下することによってチャック15に接触し、チャック15と共にチャック15に支持されている電子部品Wを押し下げる。
回転テーブル16が回転動作を行う際、図4に示すように、昇降片20は、最上位置に配されており、一次停止位置に配されたチャック15に非接触な状態である。そのため、チャック15は、一次停止位置に配されたとき最上位置に配されている。
電気計測手段25は、基側がベース体30に取り付けられた複数(本実施の形態では4つ)の棒状のプローブピン11〜14及びプローブピン11〜14の先側が挿通したピンサポート部材31を備えている。
プローブピン11〜14はそれぞれ、電子部品Wの外部電極E1、E2の各平坦面Fに軸心を斜めに配した状態でベース部材30に固定され、プローブピン11、12間の間隔は、図1に示すように、長尺基部32間(基側間)の距離がピン部33間(先側間)より広い。このプローブピン11、12の関係は、図1、図2に示すように、プローブピン11、13、プローブピン11、14、プローブピン12、13、プローブピン12、14、プローブピン13、14の各関係においても同じである。
チャック15が最上位置に配されて電気計測手段25の上方の一次停止位置に配されたとき、図4に示すように、プローブピン11、13のピン部33の当接面38は、外部電極E1の平坦面Fに対して平行配置されて外部電極E1の平坦面Fの下位置に在り、プローブピン12、14のピン部33の当接面38は、外部電極E2の平坦面Fに対して平行配置されて外部電極E2の平坦面Fの下位置に在る。
また、位置補正機構23は、外部電極E1、E2の平坦面Fにプローブピン11〜14のピン部33の当接面38が接触する前の電子部品Wのチャック15に対する位置調整を行うこととなる。
ピンサポート部材31は、接触予定位置から所定距離降下した電子部品Wの下方において、同電子部品Wまで距離(例えば、0.05〜0.2mm)を有する位置に配置されている。プローブピン11〜14のピン部33は、電子部品Wと共に降下する間、それぞれピンサポート部材31の貫通孔34〜37に一部が挿通された状態が維持されて、水平方向の移動が制限されている。
電子部品Wは接触予定位置から所定距離降下して停止し、プローブピン11〜14によって通電され、電気特性が検査される。
そして、押下手段17には、図1に示すように、昇降片20の降下を停止する停止機構40が取り付けられている。停止機構40は、チャック15に生じる負荷が所定値を超える際に、降下している昇降片20を停止して、電子部品Wを接触予定位置から降下中のチャック15を停止させる。これによって、外部電極E1、E2に所定の範囲を超えた力が生じて外部電極E1、E2に疵等が生じるのを防止する。なお、チャック15に生じる負荷が所定値を超える場合とは、例えば、ピン部33と長尺基部32の間に塵が入り込んでピン部33が後退しない場合である。
例えば、チャックは、ボールフィーダからでなく、テープフィーダ、トレイ又はウエハシートから電子部品を取得してもよい。なお、チャックがウエハシートから電子部品を取得する場合、ウエハシートから電子部品を取り外す機構からチャックが電子部品を取得するようにすることができる。
また、位置補正機構、マーキングユニット及び撮像手段は必ずしも必要ではない。
電気特性が検査される電子部品は、2つの外部電極を有するものに限定されず、外部電極が設けられた底面の長辺が1.0mmを超えてもよい。
更に、異常が検出されなかった電子部品をテープに収容する必要はなく、例えば、トレイに収容してもよいし、ウエハシートに貼り付けてもよい。
また、電気計測手段は1つのみである必要はなく、複数の電気計測手段を設けて一度に複数の電子部品に対し電気特性を検査するようにしてもよい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、複数のプローブピンを他のプローブピンと非接触な状態で小型の電子部品に接触させることができる電子部品検査装置を提供することを目的とする。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る電子部品検査装置10は、それぞれ先端が電子部品Wの外部電極E1、E2に接触する複数のプローブピン11〜14を備えて、電子部品Wの電気特性を検査する装置である。以下、詳細に説明する。
外部電極E1、E2はそれぞれ下側に平坦面Fを有している。
回転テーブル16は水平配置され、図3に示すように、中心に鉛直方向に配された回転軸18が連結され、図示しないサーボモータから回転軸18を介して駆動力を与えられ間欠的に所定角度回転する。本実施の形態において、回転テーブル16は、一回の回転動作で30°回転する。
上下方向に長いチャック15は、回転テーブル16の外周部に周方向に沿って等間隔に設けられ、図1、図2に示すように、真空圧によって電子部品Wの上部を吸着して電子部品Wを支持する。
電子部品Wは、チャック15に支持されて外部電気E1、E2の各平坦面Fが水平に配され、回転テーブル16の回転に伴って、チャック15と共に移動する。
押下手段17は、ガイド部19に昇降自在に取り付けられた昇降片20及び昇降片20を昇降させる駆動源(本実施の形態ではサーボモータ)21を具備している。昇降片20は、降下することによってチャック15に接触し、チャック15と共にチャック15に支持されている電子部品Wを押し下げる。
回転テーブル16が回転動作を行う際、図4に示すように、昇降片20は、最上位置に配されており、一次停止位置に配されたチャック15に非接触な状態である。そのため、チャック15は、一次停止位置に配されたとき最上位置に配されている。
電気計測手段25は、基側がベース体30に取り付けられた複数(本実施の形態では4つ)の棒状のプローブピン11〜14及びプローブピン11〜14の先側が挿通したピンサポート部材31を備えている。
プローブピン11〜14はそれぞれ、電子部品Wの外部電極E1、E2の各平坦面Fに軸心を斜めに配した状態でベース部材30に固定され、プローブピン11、12間の間隔は、図1に示すように、長尺基部32間(基側間)の距離がピン部33間(先側間)より広い。このプローブピン11、12の関係は、図1、図2に示すように、プローブピン11、13、プローブピン11、14、プローブピン12、13、プローブピン12、14、プローブピン13、14の各関係においても同じである。
チャック15が最上位置に配されて電気計測手段25の上方の一次停止位置に配されたとき、図4に示すように、プローブピン11、13のピン部33の当接面38は、外部電極E1の平坦面Fに対して平行配置されて外部電極E1の平坦面Fの下位置に在り、プローブピン12、14のピン部33の当接面38は、外部電極E2の平坦面Fに対して平行配置されて外部電極E2の平坦面Fの下位置に在る。
また、位置補正機構23は、外部電極E1、E2の平坦面Fにプローブピン11〜14のピン部33の当接面38が接触する前の電子部品Wのチャック15に対する位置調整を行うこととなる。
ピンサポート部材31は、接触予定位置から所定距離降下した電子部品Wの下方において、同電子部品Wまで距離(例えば、0.05〜0.2mm)を有する位置に配置されている。プローブピン11〜14のピン部33は、電子部品Wと共に降下する間、それぞれピンサポート部材31の貫通孔34〜37に一部が挿通された状態が維持されて、水平方向の移動が制限されている。
電子部品Wは接触予定位置から所定距離降下して停止し、プローブピン11〜14によって通電され、電気特性が検査される。
そして、押下手段17には、図1に示すように、昇降片20の降下を停止する停止機構40が取り付けられている。停止機構40は、チャック15に生じる負荷が所定値を超える際に、降下している昇降片20を停止して、電子部品Wを接触予定位置から降下中のチャック15を停止させる。これによって、外部電極E1、E2に所定の範囲を超えた力が生じて外部電極E1、E2に疵等が生じるのを防止する。なお、チャック15に生じる負荷が所定値を超える場合とは、例えば、ピン部33と長尺基部32の間に塵が入り込んでピン部33が後退しない場合である。
例えば、チャックは、ボールフィーダからでなく、テープフィーダ、トレイ又はウエハシートから電子部品を取得してもよい。なお、チャックがウエハシートから電子部品を取得する場合、ウエハシートから電子部品を取り外す機構からチャックが電子部品を取得するようにすることができる。
また、位置補正機構、マーキングユニット及び撮像手段は必ずしも必要ではない。
電気特性が検査される電子部品は、2つの外部電極を有するものに限定されず、外部電極が設けられた底面の長辺が1.0mmを超えてもよい。
更に、異常が検出されなかった電子部品をテープに収容する必要はなく、例えば、トレイに収容してもよいし、ウエハシートに貼り付けてもよい。
また、電気計測手段は1つのみである必要はなく、複数の電気計測手段を設けて一度に複数の電子部品に対し電気特性を検査するようにしてもよい。
Claims (11)
- 平坦面を有する外部電極が設けられた電子部品の電気特性を検査する電子部品検査装置において、
それぞれ、前記平坦面に対し軸心を斜めに配した状態で先端が該平坦面に接触する複数のプローブピンを備え、該各プローブピンの先端には、前記平坦面に対し平行配置された状態で接近して該平坦面に面接触する当接面が設けられていることを特徴とする電子部品検査装置。 - 請求項1記載の電子部品検査装置において、前記当接面が接触している前記電子部品まで距離を有する位置に配置され、前記複数のプローブピンの先側がそれぞれ挿通する複数の貫通孔が形成されたピンサポート部材を、更に備えることを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項2記載の電子部品検査装置において、前記各プローブピンは、基側が固定され、先側が、前記ピンサポート部材の各貫通孔を挿通した状態で基側に対し進退することを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項3記載の電子部品検査装置において、前記電子部品を支持して該電子部品を前記複数のプローブピンに接近させ、前記平坦面を該各プローブピンの前記当接面に接触させるチャックを、更に備えることを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項4記載の電子部品検査装置において、前記各プローブピンは、前記当接面が前記平坦面に下方から接触し、前記チャックは、前記電子部品を、前記各プローブピンの前記当接面に前記平坦面が接触する位置として予め定められた接触予定位置から所定距離降下させることを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項5記載の電子部品検査装置において、前記チャックに生じる負荷が所定値を超える際に、前記電子部品を前記接触予定位置から降下させている前記チャックを停止させる停止機構を、更に備えることを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項4〜6のいずれか1に記載の電子部品検査装置において、前記平坦面に前記当接面が接触する前の前記電子部品の前記チャックに対する位置を調整する位置補正機構を、更に備えることを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項2〜7のいずれか1に記載の電子部品検査装置において、前記ピンサポート部材には、前記プローブピンに接近する前記電子部品を所定の位置に案内するガイド部材が取り付けられていることを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項1〜8のいずれか1に記載の電子部品検査装置において、前記プローブピン間の間隔は、基側間が先側間より広いことを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項1〜9のいずれか1に記載の電子部品検査装置において、前記当接面が接触した前記平坦面を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像した画像を基に前記平坦面の外観を検査する外観検査部を、更に備えることを特徴とする電子部品検査装置。
- 請求項1〜10のいずれか1に記載の電子部品検査装置において、前記各プローブピンは、前記当接面が該プローブピンの軸心に対して非垂直であることを特徴とする電子部品検査装置。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5514619B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2014-06-04 | ガーディアンジャパン株式会社 | 配線検査治具 |
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