JP2017222922A - めっき被膜の表面改質方法 - Google Patents

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【課題】めっき被膜表面にレーザ光を照射して局部的に加熱処理することで、素材に対する加熱の影響を抑えてめっき被膜の硬度を向上させるめっき被膜の表面改質方法を提供。【解決手段】無電解Ni−Pめっき等の被膜に対して、めっき被膜のビッカース硬度を800HV以上にするとともに素材表面の硬度低下を10%以下に抑えるようにレーザ光を照射する。レーザーの吸収性を高めるためにナノダイヤモンド等の炭素微粒子を被膜の中に含ませてもよい。【選択図】なし

Description

本発明は、レーザ光をめっき被膜表面に照射して改質する表面改質方法に関する。
従来より金属材料等の素材表面の耐久性を向上させるためにめっき処理によりめっき被膜を形成することが行われている。無電解めっき処理によるめっき被膜は、電解めっき処理と異なり、めっき浴に浸漬するだけで均一なめっき被膜が形成できることから、様々な素材に適用されてきている。無電解めっき被膜としては、リン(P)を含有するニッケル(Ni)めっき被膜(以下「Ni−Pめっき被膜」という)が代表的なものとして挙げられるが、こうしためっき被膜では、リンの含有量を低下させることで結晶化が進み、めっき被膜の硬度を向上させて耐摩耗性等の耐久性を向上させることができることが知られている。
また、めっき被膜に対して熱処理等の表面処理を施すことでも、めっき被膜の硬度を向上させることが知られており、例えば、特許文献1及び2では、Ni−Pめっき被膜に対して、バレル研磨処理、ショットブラスト処理、レーザビーム処理や高周波誘導加熱処理といった表面処理を行って表面硬化処理を行う点が記載されている。
特許第3066798号公報 再表98/31849号公報
Ni−Pめっき被膜のように、めっき被膜のリンの含有量を低下させることで、めっき被膜の硬度を向上させることができるが、得られる硬度はビッカース硬度で700HV程度までとなっており、十分な硬度を得ることが難しい。熱処理等の表面処理を行う場合には、加熱温度400℃で1時間程度加熱処理することで、ビッカース硬度で900HV程度の十分な硬度を得ることができるが、加熱温度が高いことから、めっき被膜が形成された素材によっては熱の影響を受けるようになる。例えば、素材が加熱されることで、歪が発生したり硬度低下に伴う引張強度の低下といった悪影響を及ぼすようになる。
そこで、めっき被膜表面にレーザ光を照射して局部的に加熱処理することで、素材に対する加熱の影響を抑えてめっき被膜の硬度を向上させる表面改質方法を提供することを目的とする。
本発明に係るめっき被膜の表面改質方法は、金属材料からなる素材表面に形成されためっき被膜に対して、めっき被膜のビッカース硬度を800HV以上にするとともに素材表面の硬度低下を10%以下に抑えるようにレーザ光を照射する。さらに、前記めっき被膜は、無電解Ni−Pめっき被膜であり、レーザ光の照射量は、フルーエンスが1600J/cm2〜1900J/cm2である。さらに、前記めっき被膜は、炭素材料を含有している。さらに、前記めっき被膜は、炭素微粒子を含有する無電解Ni−Pめっき被膜であり、レーザ光の照射量は、フルーエンスが900J/cm2〜1200J/cm2である。
本発明は、上記の構成を備えることで、レーザ光を照射してめっき被膜を局部的に加熱処理することができ、素材に対する加熱の影響を抑えてめっき被膜の硬度を向上させることが可能となる。
NiP棒状体に関する照射条件及び硬度の測定結果を示す表である。 ND棒状体に関する照射条件及び硬度の測定結果を示す表である。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
本発明では、金属材料からなる素材の表面に形成されためっき被膜に対してレーザ光を照射してめっき被膜の硬度を向上させる改質処理を行う。レーザ光の照射は、めっき被膜を局所的に加熱処理することができるため、素材への影響を最小限に抑えながらめっき被膜の必要な部位のみを硬化させることができる。
素材としては、めっき処理が可能な金属材料であればよく特に限定されないが、機械部品、工具等の高硬度に仕上げる必要がある材料に好適である。例えば、クロムモリブデン鋼等の機械構造用鋼材、炭素工具鋼等の工具鋼材、高炭素クロム軸受鋼等の特殊用途鋼材、ねずみ鋳鉄品等の鋳鉄材といった素材が挙げられる。こうした素材では、浸炭処理や焼き入れ処理といった表面の硬化処理が行われているが、表面処理後の更なる加熱処理は、強度低下や素材の変形といった影響を受けやすくなるため、できるだけ避けることが望ましい。また、アルミニウム等融点が低く歪などの変形を起こしやすい素材に対しても有効である。
素材表面に形成するめっき被膜としては、金属材料の表面にめっき処理により形成することができるものであればよく特に限定されないが、幅広い素材に対応可能で熱処理により硬度が向上する無電解めっき被膜が好適である。特に、Niを主成分とするNi−Pめっき被膜については、レーザ光により硬度向上を図ることができることから好ましい。そして、めっき被膜の膜厚は5μm〜30μmに形成することが好ましい。
また、めっき被膜には、炭素材料を複合させることで、レーザ光の吸収特性を向上させることができ、少ないレーザ照射量でめっき被膜を満遍なく硬化処理することが可能となる。炭素材料としては、例えば、ナノダイヤモンド等の炭素微粒子、カーボンナノチューブ、フラーレンといったものが挙げられる。こうした炭素材料は、予めめっき液に投入しておき、めっき処理によりめっき被膜に含有させることができる。また、炭素材料を含むコーティング液を調製し、形成されためっき被膜にコーティング処理することで、炭素材料を複合させることができる。
照射するレーザ光については、ファイバーレーザ、YAGレーザ、CO2レーザ、高出力半導体レーザといった公知のレーザ照射装置を用いて照射することができる。レーザ光の照射量は、めっき被膜を加熱して硬化させるとともに素材の加熱による影響を抑えることが望ましく、具体的には、めっき被膜のビッカース硬度を800HV以上に硬化させるとともに素材表面のビッカース硬度の低下を10%以下に抑えることが好ましい。めっき被膜のビッカース硬度を800HV以上とすることで、上述した素材表面の硬化処理した硬度よりも硬くすることができ、素材表面の硬度が低下したとしても表面硬度を保持することが可能となる。また、素材表面のビッカース硬度の低下を10%以下とすることで、硬化処理された素材表面に与える影響を小さくして素材の引張強度等の機械的特性の低下を抑止することができる。
こうしたレーザ照射によるめっき被膜の硬化とそれに伴う素材の硬度低下をバランスさせて処理することが求められるが、具体的には、Ni−Pめっき被膜では、膜厚が5μm〜30μmの場合に、フルーエンスが1600J/cm2〜1900J/cm2の照射量で処理することで、めっき被膜のビッカース硬度を800HV以上とするとともに素材表面のビッカース硬度の低下を10%以下に抑えることができる。また、Ni−Pめっき被膜に炭素材料としてナノダイヤモンドを0.5%〜10%含有させた場合には、フルーエンスが900J/cm2〜1200J/cm2の照射量で同様に処理することができ、照射量を43%〜53%減少させることが可能となる。
以下に実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら制約されるものではない。
試料表面等の硬度(単位;HV)の測定は、ビッカース硬度計(株式会社アカシ製;AVK−C2V3)を用いて測定した。また、試料の引張強度(単位;kN)は、万能材料試験機(株式会社島津製作所製;UH−F1000kNI)を用い、試料の両端部を治具により把持して軸方向に対し垂直に引張る試験力を加えて、試料が破断した試験力を引張強度として測定した。
[実施例1]
素材となる金属材料として、浸炭処理を施したクロム鋼からなる円柱状の棒状体(直径4mm、長さ20mm)を準備した。準備した棒状体の硬度及び引張強度を測定したところ、それぞれ720HV及び23.5kNであった。
棒状体に対して、無電解ニッケルめっき液(日本カニゼン株式会社製;シューマーSEK−670)を用いて、表面全体に膜厚20μmの無電解Ni−Pめっき被膜(P含有量;7重量%)を常法により形成した。形成されためっき被膜の硬度を測定したところ、530HVであった。また、めっき処理された棒状体の引張強度を測定したところ、22.8kNであった。
次に、めっき処理した棒状体の一方の端部を回転装置の治具に固定して中心軸を中心に回転させながら、めっき被膜の表面全体にファイバ付きダイオードレーザ(レーザーライン社製;LDFシリーズ、連続発振方式、出力1500W、波長1070nm)を用いて照射した。照射時間は0.5秒で、照射量は、フルーエンスが1706J/cm2で照射処理した。
照射後のめっき被膜表面の硬度を測定したところ、860HVであり、800HV以上に硬化処理されたことが確認された。また、棒状体を軸方向に直交する方向に切断して、素材表面近傍の硬度を測定したところ、672HVとなっており、素材表面の硬度低下は7%で10%以下に抑えることが確認された。また、照射処理した棒状体の軸方向の引張強度は、21.5kNで、当初の引張強度に比べて8.5%低下したことが確認された。
[比較例1]
実施例1と同様にめっき処理した棒状体に対して、加熱装置(株式会社デンケン製;KDF−S80)を用いて大気中において400℃で1時間熱処理した後、実施例1と同様にめっき被膜表面の硬度を測定したところ、940HVであった。また、実施例1と同様に素材表面近傍の硬度を測定したところ、577HVであり、当初の素材表面の硬度に比べて20%低下していた。また、実施例1と同様に熱処理した棒状体の引張強度を測定したところ、19.5kNであり、当初の素材の引張強度に比べて17%低下していた。
レーザ照射処理した実施例1では、めっき処理前の当初の素材表面の硬度よりもめっき被膜の硬度を高めるとともに照射処理に伴う素材の強度低下を最小限に抑えることが可能となった。一方、熱処理した比較例1では、めっき被膜の硬度を高めることができたものの素材の強度が大幅に低下しており、棒状体全体からみて機械的特性が劣化していることがわかる。
[実施例2]
実施例1と同様の素材の棒状体に対して、実施例1と同様の無電解めっき液により処理して、表面全体に膜厚20μmの無電解Ni−Pめっき被膜(P含有量;8重量%)を形成した(以後「NiP棒状体」という)。また、実施例1と同様の無電解めっき液を用いてナノダイヤモンド(ダイヤマテリアル株式会社製;粒径50nm)を投入してナノダイヤモンドを含有する無電解めっき液を調製し、調製した無電解めっき液により棒状体を処理して、表面全体に膜厚20μmの無電解Ni−Pめっき被膜(P含有量;8重量%、ナノダイヤモンド含有量;3%)を形成した(以後「ND棒状体」という)。
次に、複数のNiP棒状体及びND棒状体を用いて、それぞれ一方の端部を回転装置の治具に固定して中心軸を中心に回転数180rpmで回転させながら、めっき被膜の表面全体にファイバーレーザ(IPGフォトニクス株式会社製;YLR150/1500−QCW、パルス発振方式、出力1500W、波長1070nm)により照射条件を変えてパルス照射した。照射されたNiP棒状体A1〜A8及びND棒状体B1〜B6について、実施例1と同様にめっき被膜表面の硬度及び素材表面近傍の硬度を測定した。
NiP棒状体A1〜A8に関する照射条件及び硬度の測定結果を図1に示し、ND棒状体B1〜B6に関する照射条件及び硬度の測定結果を図2に示す。硬度の測定結果の評価については、めっき被膜の硬度の場合、800HV以上を○とし800HV未満を×とし、素材の硬度の場合、処理前の硬度の90%となる650HV以上を○とし650HV未満を×とした。
めっき被膜の硬度が800HV以上で素材の硬度が650HV以上となるフルーエンスの範囲は、図1に示す評価結果では、1600J/cm2〜1900J/cm2であり、図2に示す評価結果では、900J/cm2〜1200J/cm2である。したがって、こうしたフルーエンスの範囲に基づいてレーザ照射量を調整することで、めっき被膜の表面の硬度を高めるとともに素材表面の硬度の低下を抑えた硬化処理を行うことが可能となる。
[実施例3]
ねずみ鋳鉄材料からなる往復動摩耗試験機用ピン(直径8mm、長さ25mm)を準備し、無電解ニッケルめっき液(上村工業株式会社製;ニムデンKTB)を用いて、表面全体に膜厚30μmの無電解Ni−Pめっき被膜(P含有量;9重量%)を常法により形成した。形成されためっき被膜の硬度を測定したところ、520HVであった。
次に、めっき被膜が形成された試験機用ピンの試験面となるR面に部分的にレーザ照射を行った。レーザ照射は、実施例2と同様のファイバーレーザを用いて、パルス幅1ミリ秒、周波数100Hz、出力1500W、時間10秒の照射条件で行った。照射量は、フルーエンスが1820J/cm2であった。照射後のめっき被膜表面の硬度を測定したところ、927HVであった。
照射処理前及び照射処理後の試験機用ピンについて、往復動摩耗試験機(TPR商事株式会社製)にセットし、荷重98N、ストローク50mm、速度1m/s、給油ありの条件で1時間摩耗試験を行った。摩耗試験後の試験機用ピンの摩耗量を比較すると、照射処理後の摩耗量は照射処理前よりも約45%減少しており、耐摩耗性が向上したことが確認された。したがって、レーザ照射による硬化処理は、めっき被膜を部分的に安定して硬化させることが可能であることがわかる。
[実施例4]
炭素鋼材料からなる矩形状の板状体(縦15mm×横50mm×厚さ2mm)を準備し、無電解ニッケルめっき液(奥野製薬工業株式会社製;トップニコロンRCH−LF)を用いて、片面全体に膜厚30μmの無電解Ni−Pめっき被膜(P含有量;11重量%)を常法により形成した。形成されためっき被膜の硬度を測定したところ、540HVであった。
次に、めっき被膜が形成された板状体の片面全体にレーザ照射を行った。レーザ照射は、実施例2と同様のファイバーレーザを用いて、パルス幅0.2ミリ秒、周波数500Hz、出力1500W、速度9rpmの照射条件で行った。照射量は、フルーエンスが1860J/cm2であった。照射後のめっき被膜表面の硬度を測定したところ、887HVであった。
照射処理前及び照射処理後のめっき被膜表面に対して、X線回折装置(株式会社リガク製;RINT−TTRIIIFK)を用いて結晶状態を分析したところ、照射処理前では非晶質構造であったが、照射処理後にはNi3Pの回折ピークが確認されて結晶化されていることが確認された。
[実施例5]
実施例4と同様の板状体を準備し、無電解ニッケルめっき液(奥野製薬工業株式会社製;トップニコロンLPH−LF)を用いて、片面全体に膜厚30μmの無電解Ni−Pめっき被膜(P含有量;1.5重量%)を常法により形成した。形成されためっき被膜の硬度を測定したところ、640HVであった。
次に、めっき被膜が形成された板状体の片面全体にレーザ照射を行った。レーザ照射は、実施例2と同様のファイバーレーザを用いて、パルス幅10ミリ秒、周波数10Hz、出力1500W、速度1000rpmの照射条件で行った。照射量は、フルーエンスが1800J/cm2であった。照射後のめっき被膜表面の硬度を測定したところ、900HVであった。
実施例4及び5で示したように、Ni−Pめっき被膜のP含有量が変化した場合でもレーザ照射による硬化処理を安定して行うことができ、汎用性の高い硬化処理であることがわかる。

Claims (4)

  1. 金属材料からなる素材表面に形成されためっき被膜に対して、めっき被膜のビッカース硬度を800HV以上にするとともに素材表面の硬度低下を10%以下に抑えるようにレーザ光を照射するめっき被膜の表面改質方法。
  2. 前記めっき被膜は、無電解Ni−Pめっき被膜であり、レーザ光の照射量は、フルーエンスが1600J/cm2〜1900J/cm2である請求項1に記載のめっき被膜の表面改質方法。
  3. 前記めっき被膜は、炭素材料を含有している請求項1に記載のめっき被膜の表面改質方法。
  4. 前記めっき被膜は、炭素微粒子を含有する無電解Ni−Pめっき被膜であり、レーザ光の照射量は、フルーエンスが900J/cm2〜1200J/cm2である請求項3に記載のめっき被膜の表面改質方法。
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