JP2017222191A - 自動車の下部構造 - Google Patents

自動車の下部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2017222191A
JP2017222191A JP2016116923A JP2016116923A JP2017222191A JP 2017222191 A JP2017222191 A JP 2017222191A JP 2016116923 A JP2016116923 A JP 2016116923A JP 2016116923 A JP2016116923 A JP 2016116923A JP 2017222191 A JP2017222191 A JP 2017222191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
layer part
composite
surface layer
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016116923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6683543B2 (ja
Inventor
幸宏 濱田
Yukihiro Hamada
幸宏 濱田
翔平 倉井
Shohei Kurai
翔平 倉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renault SAS
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Renault SAS
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renault SAS, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Renault SAS
Priority to JP2016116923A priority Critical patent/JP6683543B2/ja
Publication of JP2017222191A publication Critical patent/JP2017222191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6683543B2 publication Critical patent/JP6683543B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】フロアパネルの下部に二次電池を配設した車体でも、車両衝突時に二次電池が脱落することを抑制する自動車の下部構造を提供する。
【解決手段】自動車の下部構造は、二次電池3が収容される電池収容凹部11を有するフロアパネル9と、二次電池3と、を備える。フロアパネル9は、室内側の繊維強化樹脂製の表層部31と、室外側の繊維強化樹脂製の裏層部33と、を有し、フロアパネル9の一般部25においては、表層部31に裏層部33が接合され、フロアパネル9の複合部27においては、表層部31と裏層部33との間に中間層部35が設けられている。複合部27における表層部31または裏層部33と中間層部35との剥離強度は、一般部25における表層部31と裏層部33との剥離強度よりも小さく設定され、複合部27は、電池収容凹部11の前面の近傍部に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の下部構造に関する。
従来から、重量物である二次電池をバッテリボックス内に収納し、このバッテリボックスを自動車のフロアパネルの下側に搭載する構造が公知である(特許文献1参照)。このフロアパネルは、車両前側のフロントフロアパネルと、前記フロントフロアパネルの後側に接合されたリアフロアパネルとから一体に構成される。また、車体のフロアパネルを繊維強化樹脂で形成する車体構造も公知である(特許文献2参照)。
ここで、特許文献1では、リアフロアパネルの前端部には、屈曲して下方に延びる前壁が形成されており、この前壁の下端にフロントフロアパネルの後端部が接合されている。このように、リアフロアパネルの前端部とフロントフロアパネルの後端部との境界部分は、段差部に形成されている。また、バッテリボックスは、リアフロアパネルの後部からリアフロアパネルの前端部までの領域に対面する後方部と、リアフロアパネルの前端部からフロントフロアパネルの前部までの領域に対面する前方部と、から構成されている。バッテリボックスの前方部の上面は、後方部の上面よりも低い高さに設定されているため、バッテリボックスの前方部と後方部との境界に段部が形成される。
このように、バッテリボックスの上面は、フロアパネルの下面に沿った形状に形成されており、バッテリボックスの段部は、フロアパネルの段差部に近接して配置されている。
以上のように、特許文献1,2を組み合わせると、二次電池を収納したバッテリボックスを繊維強化樹脂製のフロアパネルの下側に搭載する構造となる。
特開2003−2249号公報 特開2013−216250号公報
前述した従来技術では、車両の前面衝突時に、バッテリボックスが車体に対して相対的に前方に慣性移動し、バッテリボックスの段部がフロアパネルの段差部の前壁に突き当たると、繊維強化樹脂製のフロアパネルは金属製のフロアパネルよりも延性が低いため、脆性破壊を起こしやすい。従って、車両衝突時に、フロアパネルの段差部の前壁を起点としてフロアパネルが脆性破壊によって破断することにより、二次電池を収容したバッテリボックスがフロアパネルから脱落するおそれがある。
そこで、本発明は、フロアパネルの下部に二次電池を配設した車体でも、車両衝突時に二次電池が脱落することを抑制する自動車の下部構造を提供することを目的とする。
本発明に係る自動車の下部構造は、二次電池を収容する電池収容凹部を有するフロアパネルと、前記電池収容凹部に収容された二次電池と、を備えている。前記フロアパネルは繊維強化樹脂で形成され、室内側の表層部と室外側の裏層部とを有する。フロアパネルの一般部では表層部と裏層部とが接合され、複合部では表層部と裏層部との間に中間層部が設けられる。前記複合部における前記表層部または裏層部と中間層部との剥離強度は、前記一般部における前記表層部と裏層部との剥離強度よりも小さい。前記複合部は、前記電池収容凹部の前面の近傍部に配置される。
本発明に係る自動車の下部構造によれば、車両衝突時における二次電池の脱落を効率的に抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車体を下側から見た底面図である。 図2は、図1におけるA−A線による断面図である。 図3は、フロアトンネル部における電池収容凹部の前面との交差部分の近傍部を示す斜視図である。 図4は、図3におけるB−B線による断面図である。 図5(a)はフロアパネルの一般部における断面図、図5(b)は複合部における断面図、図5(c)はフロアパネルの複合部を構成する中間層部の斜視図である。 図6は、フロアトンネル部における電池収容凹部の前面との交差部分において、車両衝突時に変形する複合部の断面の概念図である。(a)は変形前の複合部の断面の概念図、(b)は変形中間時点の複合部の断面の概念図、(c)は変形後期の複合部の断面の概念図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係るフロアパネルの複合部における断面図である。図7(a)は、ゴムの板状体の厚さが小さい場合を示す複合部の断面図であり、図7(b)は、ゴムの板状体の厚さが大きい場合を示す複合部の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面とともに詳述する。
[第1実施形態]
図1〜図6を用いて、第1実施形態を説明する。
図1,2に示すように、車体の前部には、前後方向に沿って延在するフロントサイドメンバー1が左右一対に設けられている。フロントサイドメンバー1の前部1aは、後述する二次電池3よりも高い位置に配置されており、前端にはバンパーステイ5が取り付けられている。フロントサイドメンバー1の前部1aの後端から後方かつ下方に斜め下方に沿って傾斜する中間部1bが一体形成され、中間部1bの後端には後方に延びる後部1cが形成されている。
フロントサイドメンバー1の中間部1bの上にはダッシュパネル7が載置されており、ダッシュパネル7の後端にはフロアパネル9の前端が接合されている。フロアパネル9はフロントサイドメンバー1の後部1cの上に載置されている。
フロアパネル9には、上側(室内側)に向けて突出して二次電池3が収容可能に構成された電池収容凹部11が形成されている。電池収容凹部11の下側の開口は、下側カバー13で覆われており、下側カバー13は車幅方向に沿って延びる3本のクロスメンバー15で下側から保持されている。
なお、重量物である二次電池3は、バッテリケース17の内部に収容されている。図4に詳細に示すように、このバッテリケース17は、上側カバー19と下側カバー13とで構成される。バッテリケース17の前面部17aは、二次電池3の前面3aに近接して配置されている。また、図2に示すように、電池収容凹部11の前面11aは、バッテリケース17の前面部17aに近接して配置されている。また、二次電池3の平面視で見た大きさは、図1の下側カバー13とほぼ同じに形成されている。
図3に示すように、フロアパネル9における車幅方向中央部には、上側(室内側)に向けて突出して車両前後方向に沿って延在するフロアトンネル部21が形成されている。フロアトンネル部21は、上壁21aと、上壁21aの左右両端から下方に延びる一対の縦壁21bと、から断面U字状に形成されている。なお、電池収容凹部11を形成するフロアパネル9の上面11bの前部には、車幅方向に沿って補強メンバー23が接合されている。
ここで、フロアパネル9は繊維強化樹脂で形成され、部位によって一般部25と複合部27とに分かれる。
複合部27は、図3の点ハッチングの部位に配置している。具体的には、フロアトンネル部21における電池収容凹部11の前面11aとの交差部分に配置している。複合部27の前縁27aは、電池収容凹部11の前面11aよりもわずかに前方側に位置され、後縁27bは、補強メンバー23よりもわずかに後方側に位置されている。下縁27cは、縦壁21bの下端まで延在している。なお、一般部25は、複合部27以外の部位である。
ここで、フロアパネル9の一般部25は、図5(a)に示すように、上側(室内側)に配置された繊維強化樹脂製の表層部31と、下側(室外側)に配置された繊維強化樹脂製の裏層部33と、を有する。そして、表層部31と裏層部33とが直接に接合されている。また、フロアパネル9の複合部27においては、図5(b)に示すように、表層部31と裏層部33との間に中間層部35が接合されている。中間層部35は、図5(c)に示すように、フロアパネル9の厚さ方向に延びる複数の筒状体41を並列した筒状体集合物37である。具体的には、平面視で正六角形状の縦壁39で囲まれた筒状体41を複数結合したハニカム構造体43である。筒状体集合物37の室内側の端部(表側端)が表層部31に接合され、筒状体集合物37の室外側の端部(裏側端)が裏層部33に接合されている。具体的には、複合部27においては、筒状体集合物37の表側端および裏側端は、表層部31および裏層部33にそれぞれ線接触した状態で接合する。これに対して、一般部25においては、表層部31および裏層部33は面接触した状態で接合される。従って、複合部27における表層部31または裏層部33と中間層部35との剥離強度は、一般部25における表層部31と裏層部33との剥離強度よりも小さく設定されている。
次いで、図6を用いて、車両の前面衝突時における複合部27の変形状態を説明する。なお、説明を簡略化するために、図6(c)においては、中間層部35を省略している。また、図6は概念的な図である。
車両の前面衝突時には、図2の矢印に示すようにフロントサイドメンバー1からフロアパネル9に後方に向かう衝突荷重が入力される。一方、重量物である二次電池3は、図2の矢印に示すように衝突によって車体に対して相対的に前方に向けて慣性移動する。二次電池3を収容したバッテリケース17の前面部17aが電池収容凹部11の前面11aに突き当たると、図6(a)の矢印に示すように、フロアパネル9の断面のうち下側(室外側)の裏層部33が前方に移動しようとするが、上側(室内側)の表層部31はフロントサイドメンバー1からの衝突荷重で後方に移動しようとする。このように、フロアパネル9の室内側の部位と室外側の部位とにそれぞれ反対方向の荷重が入力される。
これによって、図6(b)に示すように、フロアパネル9の複合部27の部位のうち電池収容凹部11の前面11aよりも前側部分27dと、電池収容凹部11の前面11aよりも後側部分27eとでフロアパネル9はZ字状に変形する。
ここで、複合部27における表層部31または裏層部33と中間層部35との剥離強度は、一般部25における表層部31と裏層部33との剥離強度よりも小さく設定されている。従って、複合部27においては、Z字状の部分の角部37,39における曲率の大きさに耐え切れず、図6(c)に示すように、表層部31または裏層部33が中間層部35から剥離し、Z字状の部分の角部37,39における曲率が小さくなり、複合部27が破断しにくくなる。
以下に、第1実施形態による作用効果を説明する。
(1)第1実施形態に係る自動車の下部構造は、フロアパネル9の室内側に向けて突出して二次電池3が収容可能に構成された電池収容凹部11を有するフロアパネル9と、前記フロアパネル9の前記電池収容凹部11に収容された二次電池3と、を備えている。前記フロアパネル9は、室内側に配置された繊維強化樹脂製の表層部31と、室外側に配置された繊維強化樹脂製の裏層部33と、を有し、フロアパネル9の一般部25においては、前記表層部31に前記裏層部33が接合され、フロアパネル9の複合部27においては、前記表層部31と前記裏層部33との間に中間層部35が設けられている。前記複合部27における前記表層部31または裏層部33と中間層部35との剥離強度は、前記一般部25における前記表層部31と裏層部33との剥離強度よりも小さく設定され、前記複合部27は、前記電池収容凹部11の前面の近傍部に配置されている。
車両の前面衝突時には、図2の矢印に示すようにフロントサイドメンバー1からフロアパネル9に後方に向かう衝突荷重が入力される。一方、重量物である二次電池3は、衝突によって車体に対して相対的に前方に向けて慣性移動する。二次電池3がバッテリケース17を介して電池収容凹部11の前面11aに突き当たると、図6(a)の矢印に示すように、フロアパネル9の断面のうち下側(室外側)の裏層部33が前方に移動しようとするが、上側(室内側)の表層部31はフロントサイドメンバー1からの衝突荷重で後方に移動しようとする。このように、フロアパネル9の室内側と室外側とにそれぞれ反対方向の荷重が入力される。
これによって、図6(b)に示すように、フロアパネル9の部位のうち電池収容凹部11の前面よりも前側部分27dと、電池収容凹部11の前面11aよりも後側部分27eとで断面がZ字状に変形する。
ここで、複合部27における表層部31または裏層部33と中間層部35との剥離強度は、一般部25における表層部31と裏層部33との剥離強度よりも小さく設定されている。従って、複合部27においては、Z字状の部分の角部37,39における曲率の大きさに耐え切れず、図6(c)に示すように、表層部31または裏層部33が中間層部35から剥離し、Z字状の部分の角部37,39における曲率が小さくなり、複合部27が破断しにくくなる。これによって、車両衝突時における二次電池3の脱落を効率的に抑制することができる。なお、フロアパネル9が破断しにくくなるため、衝突エネルギーの吸収率も向上する。
(2)前記フロアパネル9は、室内側に向けて突出して車両前後方向に沿って延在するフロアトンネル部21を有し、前記電池収容凹部11の前面11aは、車幅方向に沿って延在し、前記フロアトンネル部21における電池収容凹部11の前面11aとの交差部分に前記複合部27を配置した。
車両の前面衝突時に、重量物である二次電池3の前部がバッテリケース17を介して電池収容凹部11の前面11aに突き当たると、二次電池3には前部を中心として後部が上方に持ち上がる回転モーメントが発生する。フロアパネル9においても、前記二次電池3の後部がフロアパネル9の裏面を押し上げるため、電池収容凹部11の前面近傍部を中心としてフロアパネル9が折れ曲がる方向の回転モーメントが発生する。即ち、車両の前面衝突時には、電池収容凹部11の前面近傍部に曲げ荷重が入力される。
フロアトンネル部21における電池収容凹部11の前面11aとの交差部分には、フロアパネル9が折れ曲がる曲げ荷重が集中するため、特にフロアパネル9が破断しやすいという性質がある。従って、前記交差部分に複合部27を配置すれば、フロアパネル9の破断による二次電池3の脱落を更に効率的に抑制することができる。
(3)前記複合部27における中間層部35は、フロアパネル9の厚さ方向に延びる複数の筒状体41を並列した筒状体集合物37であり、前記中間層部35の筒状体集合物37の表側端が表層部31に接合され、裏側端が裏層部33に接合される。
筒状体集合物37の表側端および裏側端は、表層部31および裏層部33にそれぞれ線接触した状態で接合する。これに対して、中間層部35が板状体の場合、中間層部35の表面および裏面は表層部31および裏層部33にそれぞれ面接触した状態で接合する。従って、筒状体集合物37の方が板状体よりも、表層部31および裏層部33と中間層部35との接触面積が小さくなり、接合力も小さくなるため、表層部31および裏層部33と中間層部35とが容易に剥離される。
[第2実施形態]
次いで、第2実施形態について説明するが、前述した第1実施形態と同じ構成については、同一符号を付けて説明を省略する。
第2実施形態では、複合部における中間層部35は、ゴムの板状体を有する。
図7(a)は、ゴムの板状体の厚さが小さい場合を示す複合部127の断面図である。複合部127の中間層部135は、厚さ方向の中央部に配置された結合本体部101と、結合本体部101の上側(室内側)に接合された薄いゴムの板状体103と、結合本体部101の下側(室外側)に接合された薄いゴムの板状体105と、から3層構造に構成される。上側のゴムの板状体103は表層部31に接合され、下側のゴムの板状体105は裏層部33に接合されている。なお、ゴムの種類としては、特に限定されないが、例えばEPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)などを好適に用いることができる。
図7(b)は、ゴムの板状体の厚さが小さい場合を示す複合部227の断面図である。中間層部235は、厚さ方向の中央部に配置された結合本体部201と、結合本体部201の上側(室内側)に接合された厚いゴムの板状体203と、結合本体部201の下側(室外側)に接合された厚いゴムの板状体205と、から3層構造に構成される。上側のゴムの板状体203は表層部31に接合され、下側のゴムの板状体205は裏層部33に接合されている。なお、図7(b)におけるゴムの板状体203,205の厚さは、図7(a)におけるゴムの板状体103,105の厚さよりも厚く形成されている。
以下に、第2実施形態による作用効果を説明する。
(1)前記複合部における中間層部35は、ゴムの板状体103,105,203,205を有する。
図7(b)に示すように、ゴムの板状体203,205の厚さが大きい複合部227の場合は、板状体203,205のせん断強度が小さくなる。従って、矢印に示す方向のせん断荷重が入力されると、小さいせん断荷重で板状体203,205の厚さ方向の中間部分から裂けやすくなる。従って、矢印に示す方向のせん断荷重が入力される場合、表層部31と裏層部33とが剥離および分離されやすくなる。
一方、図7(a)に示すように、ゴムの板状体103,105の厚さが小さい複合部127の場合は、板状体103,105のせん断強度が大きくなる。従って、矢印に示す方向のせん断荷重が入力されると、結合本体部101の厚さ方向の中間部分が破損しやすくなる。従って、矢印に示す方向のせん断荷重が入力される場合、表層部31と裏層部33とが剥離および分離されやすくなる。
ところで、本発明は前述の実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
3 二次電池
9 フロアパネル
11 電池収容凹部
11a 前面
21 フロアトンネル部
27 複合部
31 表層部
33 裏層部
35 中間層部
37筒状体集合物
41 筒状体
103,105,203,205 ゴムの板状体

Claims (4)

  1. フロアパネルの室内側に向けて突出して二次電池が収容可能に構成された電池収容凹部を有するフロアパネルと、
    前記フロアパネルの前記電池収容凹部に収容された二次電池と、を備え、
    前記フロアパネルは、室内側に配置された繊維強化樹脂製の表層部と、室外側に配置された繊維強化樹脂製の裏層部と、を有し、
    フロアパネルの一般部においては、前記表層部に前記裏層部が接合され、
    フロアパネルの複合部においては、前記表層部と前記裏層部との間に中間層部が設けられており、
    前記複合部における前記表層部または裏層部と中間層部との剥離強度は、前記一般部における前記表層部と裏層部との剥離強度よりも小さく設定され、
    前記複合部は、前記電池収容凹部の前面の近傍部に配置されたことを特徴とする自動車の下部構造。
  2. 請求項1に記載の自動車の下部構造であって、
    前記フロアパネルは、室内側に向けて突出して車両前後方向に沿って延在するフロアトンネル部を有し、
    前記電池収容凹部の前面は、車幅方向に沿って延在し、
    前記フロアトンネル部における電池収容凹部の前面との交差部分に前記複合部を配置したことを特徴とする自動車の下部構造。
  3. 請求項1または2に記載の自動車の下部構造であって、
    前記複合部における中間層部は、フロアパネルの厚さ方向に延びる複数の筒状体を並列した筒状体集合物であり、
    前記中間層部の筒状体集合物の表側端が表層部に接合され、裏側端が裏層部に接合されることを特徴とする自動車の下部構造。
  4. 請求項1または2に記載の自動車の下部構造であって、
    前記複合部における中間層部は、ゴムの板状体を有することを特徴とする自動車の下部構造。
JP2016116923A 2016-06-13 2016-06-13 自動車の下部構造 Active JP6683543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016116923A JP6683543B2 (ja) 2016-06-13 2016-06-13 自動車の下部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016116923A JP6683543B2 (ja) 2016-06-13 2016-06-13 自動車の下部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017222191A true JP2017222191A (ja) 2017-12-21
JP6683543B2 JP6683543B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=60687653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016116923A Active JP6683543B2 (ja) 2016-06-13 2016-06-13 自動車の下部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6683543B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019043352A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 トヨタ自動車株式会社 車両下部構造
WO2019198751A1 (ja) * 2018-04-11 2019-10-17 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
WO2019198752A1 (ja) * 2018-04-11 2019-10-17 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019043352A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 トヨタ自動車株式会社 車両下部構造
WO2019198751A1 (ja) * 2018-04-11 2019-10-17 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
WO2019198752A1 (ja) * 2018-04-11 2019-10-17 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6683543B2 (ja) 2020-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110803223B (zh) 车身侧部结构
US8235458B2 (en) Skeleton structure of vehicle
JP5900480B2 (ja) 車両用電池搭載構造
JP5696793B2 (ja) 車体構造
JP6136187B2 (ja) 車両用電池搭載構造
JP2008221920A (ja) 自動車用バンパービーム
JP2007015600A (ja) 組電池車載構造
JP2015123887A (ja) 車両前部構造
JP2017222191A (ja) 自動車の下部構造
JP2017121881A (ja) 車体前部構造
CN102216147A (zh) 车身侧部结构
JP6574947B2 (ja) 車体下部構造
CN112977633A (zh) 车辆的门槛刚度加强结构及其制造方法
JP2010143477A (ja) 車体側部構造
JP2010143461A (ja) 車体側部構造
WO2018162943A1 (ja) 自動車の下部構造
JP2020075625A (ja) 車両の下部車体構造
JP2010042726A (ja) シート取付け部構造
JP2009269447A (ja) 車両用フード構造
JP2009101794A (ja) 車両のピラー構造
JP2014201286A (ja) 車両用フード構造
JP5751149B2 (ja) ジャッキアップ部構造
JP6252410B2 (ja) 車両下部構造
JP5434070B2 (ja) ウインドシールド支持構造
JP2007062453A (ja) 自動車のピラー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6683543

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150