JP2017220286A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】外装部材内での導電路の振れを抑制しつつ損傷を防止することが可能なワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス9は、導電路22と、この導電路22を収容保護する外装部材23とを含んで構成される。外装部材23は、管体形状に形成される。導電路22は、シールド部材としての編組26を有し、この編組26は導電路22の最外層として配置される。最外層としての編組26には、この全体にわたり略綿形状クッション部27が形成される。略綿形状クッション部27は、導電路22の中心方向に向けて弾力性を持たせた状態且つ外側に膨出した状態に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワイヤハーネスに関し、詳しくは、編組を有する導電路と、この導電路を収容保護する外装部材とを含んで構成されるワイヤハーネスに関する。
自動車に搭載される機器間を電気的に接続するためにワイヤハーネスが用いられる。ワイヤハーネスは、管体形状の外装部材と、この外装部材に収容される一又は複数本の導電路とを備えて構成される。例えば下記特許文献1に開示されたワイヤハーネスにあっては、自動車の車両床下を通るように配索される。ワイヤハーネスは、車両床下に対応する部分がストレートに配索される。このようなワイヤハーネスは、長尺に形成される。尚、下記特許文献1では、特にストレートに配索される部分に関し次のようなことが分かる。すなわち、外装部材内の導電路が走行中の振動等により振れてしまうということが分かる。
特開2011−254614号公報
上記従来技術にあっては、外装部材内の導電路が走行中の振動により大きく振れてしまうと、導電路が外装部材の管内面に強く当たって損傷してしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、外装部材内での導電路の振れを抑制しつつ損傷を防止することが可能なワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスは、シールド部材としての編組を有する導電路と、該導電路を収容保護する外装部材とを含んで構成されるワイヤハーネスにおいて、前記外装部材は、管体形状又は筐体形状に形成され、前記導電路は、前記編組が最外層として構成され、該最外層としての前記編組には、該編組の一部又は全体にわたり前記導電路の中心方向に向けて弾力性を有し且つ外側に膨出する略綿形状クッション部が形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、外装部材内の導電路が例えば走行中の振動により振れようとした場合、編組に形成された略綿形状クッション部が外装部材の管内面に当たり、この時の当たりが略綿形状クッション部の弾力性によって吸収される。また、略綿形状クッション部の存在により、導電路と外装部材との相対的な振れが抑制される(軽減される)。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、当該ワイヤハーネスは、前記編組に組み付けられ且つ可撓性を有する略羽根形状クッション部材を更に含んで構成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、外装部材内の導電路が例えば走行中の振動により振れようとした場合、編組に組み付けられた略羽根形状クッション部材が外装部材の管内面に押し付けられて撓み、この撓みによって振れの力が吸収される。また、本発明によれば、導電路と外装部材との相対的な振れが略羽根形状クッション部材によって抑制される(軽減される)。
請求項1に記載された本発明によれば、編組を最外層とした導電路を採用し、そして、編組に略綿形状クッション部を形成することから、例えば走行中であっても外装部材内の導電路の振れを略綿形状クッション部の弾力性にて吸収することができるという効果を奏する。また、略綿形状クッション部の存在により、導電路の振れを抑制する(軽減する)ことができるという効果も奏する。従って、本発明によれば、導電路の損傷を防止することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、編組に略羽根形状クッション部材を組み付けた状態にすることから、例えば走行中であっても外装部材内の導電路の振れを略羽根形状クッション部材にて吸収することができるという効果を奏する。また、略羽根形状クッション部材の存在により、導電路の振れを抑制する(軽減する)ことができるという効果も奏する。従って、本発明によれば、導電路の損傷をより一層良好に防止することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別の低電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。 本発明のワイヤハーネスの構成を示す斜視図である(実施例1)。 図2のワイヤハーネスの断面図である(実施例1)。 略綿形状クッション部の変形例を示す断面図である(実施例1)。 他の例となるワイヤハーネスの構成(ハーネス本体の構成)を示す断面図である(実施例2)。 略羽根形状クッション部材を取り付けた状態の導電路を示す断面図である(実施例2)。 他の例となるワイヤハーネスの構成を示す断面図である(実施例3)。
ワイヤハーネスは、一又は複数本の導電路と、この導電路を収容保護する外装部材とを含んで構成される。外装部材は、管体形状又は筐体形状に形成される。導電路は、シールド部材としての編組を有し、この編組は導電路の最外層として配置される。最外層としての編組には、この一部又は全体にわたり略綿形状クッション部が形成される。略綿形状クッション部は、導電路の中心方向に向けて弾力性を持たせた状態且つ外側に膨出した状態に形成される。ワイヤハーネスは、編組に組み付けられ且つ可撓性を有する略羽根形状クッション部材を更に含んでもよい。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別の低電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。また、図2は本発明のワイヤハーネスの構成を示す斜視図、図3は図2のワイヤハーネスの断面図である。また、図4は略綿形状クッション部の変形例を示す断面図である。
本実施例においては、ハイブリッド自動車(電気自動車やエンジンで走行する一般的な自動車等であってもよいものとする)に配索されるワイヤハーネスに対し本発明を採用する。
<ハイブリッド自動車1の構成について>
図1(a)において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス8(高電圧用のモーターケーブル)により接続される。また、バッテリー5とインバータユニット4も高圧のワイヤハーネス9により接続される。ワイヤハーネス9は、この中間部10が車両における(車体における)車両床下11に配索される。また、中間部10は、車両床下11に沿って略平行に配索される。車両床下11は、公知のボディ(車体)であるとともに所謂パネル部材であって、所定位置には貫通孔が形成される。この貫通孔には、ワイヤハーネス9が水密に挿通される。
ワイヤハーネス9とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック12を介して接続される。ジャンクションブロック12には、ワイヤハーネス9の後端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段が電気的に接続される。また、ワイヤハーネス9とインバータユニット4は、前端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段を介して電気的に接続される。
モータユニット3は、モータ及びジェネレータを含んで構成される。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含んで構成される。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成される。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成される。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化することによりなる。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能である。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないのは勿論である。
図1(b)において、引用符号15はワイヤハーネスを示す。ワイヤハーネス15は、低圧の(低電圧用の)ものであって、ハイブリッド自動車1における自動車後部7の低圧バッテリー16と、自動車前部17に搭載される補器18(機器)とを電気的に接続するために備えられる。ワイヤハーネス15は、図1(a)のワイヤハーネス9と同様に、車両床下11を通って配索される(一例であり、車室側を通って配索されてもよいものとする)。ワイヤハーネス15における引用符号19はハーネス本体を示す。また、引用符号20はコネクタを示す。
図1(a)及び(b)に示す如く、ハイブリッド自動車1には、高圧のワイヤハーネス8、9及び低圧のワイヤハーネス15が配索される。本発明は、いずれのワイヤハーネスであっても適用可能であるが、代表例として高圧のワイヤハーネス9を挙げて以下に説明をする。先ず、ワイヤハーネス9の構成及び構造について説明をする。
<ワイヤハーネス9の構成について>
図1(a)及び図2において、車両床下11を通って配索される長尺なワイヤハーネス9は、ハーネス本体21と、このハーネス本体21の両端末(ハーネス端末13)にそれぞれ配設されるシールドコネクタ14(外部接続手段)とを備えて構成される。また、ワイヤハーネス9は、これ自身を所定位置に配索するための図示しないクランプと、同じく図示しない止水部材(例えばグロメット等)とを備えて構成される。
<ハーネス本体21の構成について>
図2及び図3において、ハーネス本体21は、長尺な導電路22と、この導電路22を収容・保護する外装部材23とを備えて構成される。尚、導電路22の本数は一例であり、二本以上であってもよいものとする。また、外装部材23に関しては、低電圧のワイヤハーネス15を一緒に収容・保護するような構造のものを採用してもよいものとする。
先ず、ハーネス本体21における導電路22及び外装部材23について説明をし、次に、ワイヤハーネス9の製造方法及び略綿形状クッション部27の作用について説明をする。
<導電路22について>
図2及び図3において、導電路22は、導電性の導体24と、この導体24を被覆する絶縁性の絶縁体25と、シールド機能を発揮させるための編組26(シールド部材)とを備えて構成される。すなわち、導電路22は、シースの存在しないものが採用される。導電路22に関し、これにシースが存在しないことから、その分、軽量になると言える(導電路22は長尺であることから、従来例に比べ大幅に軽量化を図ることができる)。
<導体24について>
図2及び図3において、導体24は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により断面円形に形成される。導体24に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は円形(丸形)になる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体24は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体25が押出成形される。
<絶縁体25について>
図2及び図3において、絶縁体25は、熱可塑性樹脂材料を用いて導体24の外周面に押出成形される。絶縁体25は、断面円形状の被覆として形成される。絶縁体25は、所定の厚みを有して形成される。上記熱可塑性樹脂としては、公知の様々な種類のものが使用可能であり、例えばポリ塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの高分子材料から適宜選択される。
<編組26について>
図2及び図3において、編組26は、導電路22の最外層として配設される。このような編組26は、導電性を有する極細の金属の素線を編んで筒状に形成される。また、編組26は、絶縁体25の一端から他端にかけて外周面全体を覆うような形状及びサイズに形成される。このような編組26には、本発明の特徴部分である略綿形状クッション部27が形成される。
<略綿形状クッション部27について>
図2及び図3において、略綿形状クッション部27は、導電路22の中心方向に向けて弾力性を有し且つ外側に膨出する部分であって、このような略綿形状クッション部27の形状を例えるとしたら、編組26の素線を「綿状にした形状」、「雲状にした形状」、「鳥の巣状にした形状」になる。また、別な言い方をすれば、編組26の素線を「フカフカにした部分」、「モジャモジャにした部分」になる。略綿形状クッション部27は、装置できちんと編み込んだり、一般的な編組を例えば窄めて解すような状態にしたり、無造作に上記形状にしたりして形成される。
尚、本実施例においては、図2及び図3に示す如く編組26の全体にわたり略綿形状クッション部27が形成されるようにしているが、これに限らず図4に示す如くの部分的な形成であってもよいものとする。
略綿形状クッション部27は、編組26の金属製の素線にてクッション効果、スプリング効果が得られればよいものとする。金属の素線であれば、へたり難くすることができ、以て長期にわたって効果を持続させることができる。
<外装部材23について>
図2及び図3において、外装部材23は、絶縁性を有する樹脂の成形にて一本の真っ直ぐな管体形状のものに形成される(使用前は真っ直ぐである)。また、外装部材23は、腹割きなしの形状に形成される(別な言い方をすれば、スリットのない形状に形成される(割チューブでない形状に形成される))。さらに、外装部材23は、導電路22の形状に合わせて断面円形状に形成される。
このような外装部材23は、可撓性を有する可撓管部28と、導電路22をストレートに配索する部分としてのストレート管部29とを有する(この構成は一例であり、例えば全て可撓管部28であってもよいものとする)。可撓管部28とストレート管部29は、管軸方向に複数形成される。また、これら可撓管部28とストレート管部29は、交互に配置形成される。
<可撓管部28について>
図2において、可撓管部28は、車両取付形状(ワイヤハーネス配索先の形状。取付対象の形状)に合わせて配置される。また、可撓管部28は、車両取付形状に合わせた長さにも形成される。可撓管部28の長さは一定でなく、車両取付形状に合わせて必要な長さにそれぞれ形成される。このような可撓管部28は、ワイヤハーネス9の梱包状態や輸送時、さらには車両への経路配索時に、それぞれ所望の角度で撓ませることができるように形成される。すなわち、可撓管部28は、撓ませて曲げ形状にすることができるとともに、図示のような真っ直ぐな元の状態(樹脂成形時の状態)に戻すことも当然にできるように形成される。本実施例の可撓管部28は、蛇腹管形状に形成される(一例であるものとする)。
<ストレート管部29について>
図2及び図3において、ストレート管部29は、可撓管部28のような可撓性を持たない部分として形成される。また、ストレート管部29は、梱包状態や輸送時、さらには経路配索時において曲がらない部分としても形成される(曲がらない部分とは、可撓性を積極的に持たせない部分という意味である)。ストレート管部29は、長い直管形状に形成される。このようなストレート管部29の外周面は、凹凸のない形状に形成される(一例であるものとする)。
ストレート管部29は、可撓管部28と比べ、リジッドな部分に形成される。このようなストレート管部29は、車両取付形状に合わせた位置や長さに形成される。尚、特に図示しないが、複数あるうちの一番長いストレート管部29は、本実施例において、車両床下11(図1参照)に配置される部分として形成される。
<ワイヤハーネス9の製造〜経路配索について>
上記構成及び構造において、ワイヤハーネス9は次のようにして製造される(詳細な図は省略)。すなわち、ワイヤハーネス9は、全体が略直線状に樹脂成形された外装部材23の一端開口から他端開口へと導電路22を挿通することにより製造される。また、ワイヤハーネス9は、外装部材23の外面所定位置にクランプやグロメット、ブーツ等を取り付けることにより製造される。さらに、ワイヤハーネス9は、導電路22の端末部分にシールドコネクタ14を設けたりすることにより製造される。
上記の如く製造された後は、所定の可撓管部28を折り畳むようにして曲げを施すと、ワイヤハーネス9の梱包が完了する。梱包状態のワイヤハーネス9はコンパクトであり、このようなコンパクトな状態で車両組み付け現場まで輸送される。
車両組み付け現場では、車両床下11に対応する長尺な部分からワイヤハーネス9は車両の取付対象に取り付けられる。ワイヤハーネス9は、車両床下11に対応する長尺な部分に外装部材23の一番長いストレート管部29が配置されることから、ワイヤハーネス9は撓みを抑えた状態に取り付けられる。この時、ワイヤハーネス9は作業性良く取り付けられる。車両床下11に対応する長尺な部分がクランプ等で固定された後には、外装部材23における可撓管部28の部分を撓ませつつ(曲げつつ)残りの部分が取り付けられる。取り付けに係る一連の作業が完了すると、ワイヤハーネス9は所望の経路で配索された状態になる。
<略綿形状クッション部27の作用について>
図3において、外装部材23に挿通された導電路22は、略綿形状クッション部27の存在により、外装部材23内における導電路21の遊び率が減少したような状態になる。そして、このような状態で外装部材23内の導電路22が例えば走行中の振動により振れようとした場合、編組26に形成された略綿形状クッション部27が外装部材23の管内面(内周面)に当たり、この時の当たりが略綿形状クッション部27の弾力性によって吸収される。また、略綿形状クッション部27の存在により、導電路22と外装部材23との相対的な振れが抑制される(軽減される)。
<本発明の効果について>
以上、図1ないし図4を参照しながら説明してきたように、本発明のワイヤハーネス9によれば、編組26を最外層とした導電路22を採用し、そして、編組26に略綿形状クッション部27を形成することから、例えば走行中であっても外装部材23内の導電路22の振れを略綿形状クッション部27の弾力性にて吸収することができるという効果を奏する。また、導電路22と外装部材23との相対的な振れを抑制する(軽減する)ことができるという効果も奏する。従って、本発明のワイヤハーネス9によれば、外装部材23内での導電路22の振れを抑制しつつ損傷を防止することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図5は他の例となるワイヤハーネスの構成(ハーネス本体の構成)を示す断面図である。また、図6は略羽根形状クッション部材を取り付けた状態の導電路を示す断面図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材には同一の符号を付して説明を簡略化するものとする。
<ハーネス本体21の構成について>
図5において、ワイヤハーネス9におけるハーネス本体21は、長尺な導電路22と、この導電路22を収容・保護する外装部材23と、可撓性を有する略羽根形状クッション部材30とを備えて構成される。実施例2は、略羽根形状クッション部材30を更に備える点が特徴になる。
<導電路22について>
図5及び図6において、導電路22は、導電性の導体24と、この導体24を被覆する絶縁性の絶縁体25と、シールド機能を発揮させるための編組26(シールド部材)とを備えて構成される。また、編組26には、略綿形状クッション部27が形成される。
<外装部材23について>
図5において、外装部材23は、絶縁性を有する樹脂の成形にて一本の真っ直ぐな管体形状のものに形成される(使用前は真っ直ぐである)。また、外装部材23は、腹割きなしの形状に形成される(別な言い方をすれば、スリットのない形状に形成される(割チューブでない形状に形成される))。さらに、外装部材23は、導電路22の形状に合わせて断面円形状に形成される。
このような外装部材23は、可撓性を有する可撓管部28と、導電路22をストレートに配索する部分としてのストレート管部29とを有する(この構成は一例であり、例えば全て可撓管部28であってもよいものとする)。可撓管部28とストレート管部29は、管軸方向に複数形成される。また、これら可撓管部28とストレート管部29は、交互に配置形成される。可撓管部28は、撓ませて曲げ形状にすることができるとともに、真っ直ぐな元の状態(樹脂成形時の状態)に戻すことも当然にできるように形成される。
<略羽根形状クッション部材30について>
図5及び図6において、略羽根形状クッション部材30は、外側に突出し且つ導電路22の中心方向に向けて可撓弾力性を有する略羽根形状の部材(片持ちアーム形状の部材)であって、編組26の略綿形状クッション部27だけでなく更にクッション効果が得られるようにするために備えられる。このような略羽根形状クッション部材30は、編組26に組み付けられる環状組み付け部31と、この環状組み付け部31から斜め且つ外側に突出する複数の可撓弾性部32とを有して例えば図示形状に形成される。本実施例の可撓弾性部32は、周方向に等ピッチで四つ設けられる(数は一例であるものとする)。略羽根形状クッション部材30は、例えば図4の部分的な略綿形状クッション部27と同じような位置(やピッチ)に配置される。
<ワイヤハーネス9の製造について>
上記構成及び構造において、ワイヤハーネス9は次のようにして製造される(詳細な図は省略)。すなわち、ワイヤハーネス9は、全体が略直線状に樹脂成形された外装部材23の一端開口から他端開口へと、略羽根形状クッション部材30を取り付けた導電路22を挿通することにより製造される。また、ワイヤハーネス9は、外装部材23の外面所定位置にクランプやグロメット、ブーツ等を取り付けることにより製造される。さらに、ワイヤハーネス9は、導電路22の端末部分にシールドコネクタ14を設けたりすることにより製造される(ワイヤハーネス9の梱包や経路配索については実施例1の説明と同じであるものとする)。
<略羽根形状クッション部材30の作用について>
図5において、外装部材23に挿通された導電路22は、略綿形状クッション部27及び略羽根形状クッション部材30の存在により、外装部材23内における導電路21の遊び率が減少したような状態になる。そして、このような状態で外装部材23内の導電路22が例えば走行中の振動により振れようとした場合、外装部材23の管内面(内周面)に接触した状態の略羽根形状クッション部材30における可撓弾性部32が撓み、この時、導電路22の振れようとする力が吸収される。そして、可撓弾性部32が仮に大きく撓んだ場合には、編組26に形成された略綿形状クッション部27が外装部材23の管内面(内周面)に当たり、この時の当たりが略綿形状クッション部27の弾力性によって吸収される。本実施例では、略綿形状クッション部27及び略羽根形状クッション部材30の存在により、導電路22と外装部材23との相対的な振れが抑制される(軽減される)。
<本発明の効果について>
以上、図5及び図6を参照しながら説明してきたように、実施例2も実施例1と同様の効果を奏する。すなわち、例えば走行中であっても外装部材23内での導電路22の振れを抑制しつつ損傷を防止することができるという効果を奏する。
<その他>
尚、編組26の略綿形状クッション部27を設けずに略羽根形状クッション部材30のみでもクッション効果が得られるのは勿論である。
以下、図面を参照しながら実施例3を説明する。図7は他の例となるワイヤハーネスの構成を示す断面図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
<ワイヤハーネス9の構成について>
図7において、ワイヤハーネス9は、導電路22と、この導電路22を収容保護する筐体形状の外装部材(プロテクタP)とを含んで構成される。導電路22の編組26には、略綿形状クッション部27が形成される。実施例3は、実施例1の外装部材23に替えてプロテクタPを用いた例である(この他、外装部材23同士の間にプロテクタPを配設するような例であってもよいものとする)。
<本発明の効果について>
実施例3も実施例1と同様の効果を奏する。すなわち、例えば走行中であっても外装部材(プロテクタP)内の導電路22の振れを抑制しつつ損傷を防止することができるという効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車、 2…エンジン、 3…モータユニット、 4…インバータユニット、 5…バッテリー、 6…エンジンルーム、 7…自動車後部、 8、9…ワイヤハーネス、 10…中間部、 11…車両床下、 12…ジャンクションブロック、 13…ハーネス端末、 14…シールドコネクタ、 15…ワイヤハーネス、 16…低圧バッテリー、 17…自動車前部、 18…補器、 19…ハーネス本体、 20…コネクタ、 21…ハーネス本体、 22…導電路、 23…外装部材、 24…導体、 25…絶縁体、 26…編組、 27…略綿形状クッション部、 28…可撓管部、 29…ストレート管部、 30…略羽根形状クッション部材、 31…環状組み付け部、 32…可撓弾性部、 P…プロテクタ(外装部材)

Claims (2)

  1. シールド部材としての編組を有する導電路と、該導電路を収容保護する外装部材とを含んで構成されるワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、管体形状又は筐体形状に形成され、
    前記導電路は、前記編組が最外層として構成され、
    該最外層としての前記編組には、該編組の一部又は全体にわたり前記導電路の中心方向に向けて弾力性を有し且つ外側に膨出する略綿形状クッション部が形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    当該ワイヤハーネスは、前記編組に組み付けられ且つ可撓性を有する略羽根形状クッション部材を更に含んで構成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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