JP2017219957A - 操作予測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性を向上させることができる操作予測装置を提供する。【解決手段】操作予測装置1は、複数のスイッチのうち操作対象となるスイッチを操作するために移動する操作指90に関する操作指情報100を測定する測定部10と、測定開始から測定終了までの操作指情報100と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報140を生成する蓄積情報生成部14と、移動中に測定された操作指情報100と過去に生成された蓄積情報140とを比較して操作がなされるスイッチを予測し、予測された操作がなされるスイッチに割り当てられた機能に関する画像を第1の表示状態から第2の表示状態に変えて表示装置に表示させる制御部16と、を備えて概略構成されている。【選択図】図5
Description
本発明は、操作予測装置に関する。
従来の技術として、ステアリングに設けられる複数のステアリングスイッチと、各ステアリングスイッチと同様の配置で、各ステアリングスイッチの機能を表す機能表示を配置した案内表示部と、ステアリングスイッチに対する指の接触又は接近を検出する接触検出手段と、を備える操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この操作装置は、一のステアリングスイッチに対する指の接触又は接近が接触検出手段により検出された場合に、該一のステアリングスイッチに係る機能表示を強調する。
しかし従来の操作装置は、所望のステアリングスイッチを操作する過程において接触又は接近した他のステアリングスイッチの機能表示が強調して表示され、却って操作したい機能を特定し難くなって操作性が低下する可能性がある。
従って本発明の目的は、操作性を向上させることができる操作予測装置を提供することにある。
本発明の一態様は、複数のスイッチのうち操作対象となるスイッチを操作するために移動する操作指に関する操作指情報を測定する測定部と、測定開始から測定終了までの操作指情報と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報を生成する蓄積情報生成部と、移動中に測定された操作指情報と過去に生成された蓄積情報とを比較して操作がなされるスイッチを予測し、予測された操作がなされるスイッチに割り当てられた機能に関する画像を第1の表示状態から第2の表示状態に変えて表示装置に表示させる操作予測部と、を備えた操作予測装置を提供する。
本発明によれば、操作性を向上させることができる。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作予測装置は、複数のスイッチのうち操作対象となるスイッチを操作するために移動する操作指に関する操作指情報を測定する測定部と、測定開始から測定終了までの操作指情報と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報を生成する蓄積情報生成部と、移動中に測定された操作指情報と過去に生成された蓄積情報とを比較して操作がなされるスイッチを予測し、予測された操作がなされるスイッチに割り当てられた機能に関する画像を第1の表示状態から第2の表示状態に変えて表示装置に表示させる操作予測部と、を備えて概略構成されている。
実施の形態に係る操作予測装置は、複数のスイッチのうち操作対象となるスイッチを操作するために移動する操作指に関する操作指情報を測定する測定部と、測定開始から測定終了までの操作指情報と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報を生成する蓄積情報生成部と、移動中に測定された操作指情報と過去に生成された蓄積情報とを比較して操作がなされるスイッチを予測し、予測された操作がなされるスイッチに割り当てられた機能に関する画像を第1の表示状態から第2の表示状態に変えて表示装置に表示させる操作予測部と、を備えて概略構成されている。
操作予測装置は、過去の蓄積情報から操作がなされるスイッチを予測して対応する機能に関する画像の表示状態を変えるので、予測しない場合と比べて、操作の軌跡上に位置する複数のスイッチの機能に関する画像の表示状態を変えるようなことが抑制され、操作性を向上させることができる。
[実施の形態]
(操作予測装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係る操作予測装置の一例が搭載された車両内部の概略図であり、図1(b)は、操作予測装置のカメラの配置の一例を説明するための車両内部の概略図である。図2(a)は、実施の形態に係る操作予測装置の一例を示すブロック図であり、図2(b)は、操作予測装置が含まれる操作予測システムの一例を示すブロック図である。図3(a)及び図3(b)は、実施の形態に係る操作予測装置が検出する軌跡の一例について説明するための概略図である。
(操作予測装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係る操作予測装置の一例が搭載された車両内部の概略図であり、図1(b)は、操作予測装置のカメラの配置の一例を説明するための車両内部の概略図である。図2(a)は、実施の形態に係る操作予測装置の一例を示すブロック図であり、図2(b)は、操作予測装置が含まれる操作予測システムの一例を示すブロック図である。図3(a)及び図3(b)は、実施の形態に係る操作予測装置が検出する軌跡の一例について説明するための概略図である。
なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図2(a)及び図2(b)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
図1(a)及び図1(b)に示すように、ステアリング80に配置されたステアリングスイッチ12は、例えば、車両8に搭載された電子機器の音量などを調整するように構成されている。運転者9がこのステアリングスイッチ12を操作する場合、運転者9の視線91の移動が少ない方が良い。そのため、この車両8は、例えば、視線91の移動が少ないメータパネル85に、車両8に関する画像を表示するサブモニタ86を配置している。
このサブモニタ86には、車両8に関する画像の一例として、運転者9の操作指90が接近又は接触したスイッチが他のスイッチより強調して表示されるように構成されている。運転者9は、サブモニタ86を見ることで、前方を見ている際の視線91から大きく外れる手元を見ることなく、所望のスイッチを操作することが可能となる。なお以下では、操作指90は、図3(a)及び図3(b)に示すように、親指とするが親指に限定されない。
本実施の形態の操作予測装置1は、操作対象のスイッチに接近又は接触する前に、操作されると予測されるスイッチをサブモニタ86などに強調して表示するように構成されている。
この操作予測装置1は、図1(a)〜図2(b)に示すように、複数のスイッチのうち操作対象となるスイッチを操作するために移動する操作指90に関する操作指情報100を測定する測定部10と、測定開始から測定終了までの操作指情報100と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報140を生成する蓄積情報生成部14と、移動中に測定された操作指情報100と過去に生成された蓄積情報140とを比較して操作がなされるスイッチを予測し、予測された操作がなされるスイッチに割り当てられた機能に関する画像を第1の表示状態から第2の表示状態に変えて表示装置に表示させる操作予測部としての制御部16と、を備えて概略構成されている。
本実施の形態の操作指情報100は、例えば、操作指90の速度、軌跡及び位置の情報を含んで構成されている。なお操作指情報100は、操作指90の速度、軌跡、位置、加速度、スイッチから操作指90までの距離、操作指90の種類などを組み合わせて構成されても良い。
本実施の形態の複数のスイッチは、タッチパッドとして構成されたステアリングスイッチ12の操作面12aが分割されて形成されるスイッチ領域であるがこれに限定されず、フロアコンソールに並んで配置されたタッチスイッチや機械式スイッチなどであっても良い。また複数のスイッチは、タッチパッドに限定されず、タッチスイッチや機械式スイッチであっても良い。
本実施の形態の第1の表示状態は、ステアリングスイッチ12を模した後述する機能画像860がサブモニタ86に表示された状態である。そして第2の表示状態は、機能画像860の一部の画像が第1の表示状態より強調された表示状態である。
また本実施の形態の表示装置は、メータパネル85内のサブモニタ86であるがこれに限定されず、フロントウインドウ88に投影されるヘッドアップディスプレイなどであっても良い。ヘッドアップディスプレイに表示された場合、視線91の移動がより抑制される。なお機能画像860は、サブモニタ86と共にフロアコンソールに配置されるメインモニタ84に表示されても良い。
この操作予測装置1は、図2(b)に示すように、操作予測システム82の一部を構成している。この操作予測システム82は、一例として、操作予測装置1と、車両制御部83と、メインモニタ84と、サブモニタ86と、電子機器87と、車両LAN(Local Area Network)820と、を備えて概略構成されている。
(測定部10の構成)
測定部10は、図2(a)、図3(a)及び図3(b)に示すように、操作指90の速度101及び軌跡102を測定する撮像部11と、操作指90の位置103を測定するタッチスイッチからなるステアリングスイッチ12と、を備えて概略構成されている。
測定部10は、図2(a)、図3(a)及び図3(b)に示すように、操作指90の速度101及び軌跡102を測定する撮像部11と、操作指90の位置103を測定するタッチスイッチからなるステアリングスイッチ12と、を備えて概略構成されている。
この撮像部11は、図2(a)に示すように、カメラ110と、算出部111と、を備えて概略構成されている。
カメラ110は、例えば、図1(b)に示すように、車両8の天井81に配置されている。このカメラ110は、例えば、CCDイメージセンサ(Charge Coupled Device Image Sensor)、CMOSイメージセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)などの固体撮像素子を備えている。
このカメラ110は、例えば、図1(b)に示すように、ステアリングスイッチ12を含む撮像範囲110aを周期的に撮像する。カメラ110は、撮像した画像の情報を撮像情報S1として周期的に算出部111に出力する。なお算出部111は、例えば、バッファを有する。このバッファは、周期的に取得する撮像情報S1が時系列的にかつ一時的に蓄積されると共に演算の過程や結果などを一時的に記憶する。
算出部111は、図3(a)及び図3(b)に示すように、撮像情報S1に基づいて操作指90の速度101及び軌跡102を算出する。そして算出部111は、算出した速度101及び軌跡102の情報である速度軌跡情報112を生成して制御部16に出力する。
具体的には、算出部111は、例えば、取得した撮像情報S1に基づいて背景となる背景画像を作成し、この背景画像と撮像された画像との差分画像から操作指90の速度101及び軌跡102を求める。この背景画像は、例えば、ステアリング80のみの画像、ステアリング80を把持している画像などを用いることができる。背景画像は、例えば、車両8のイグニッションスイッチがオンされた後に撮像される。なお背景画像及び撮像された画像は、例えば、二値化されている。
算出部111は、この差分画像から操作指90を抽出する。そして算出部111は、少なくとも2枚の差分画像から操作指90の速度101及び軌跡102を算出する。
ステアリングスイッチ12は、図1(a)に示すように、ステアリング80の右側のスポーク800に配置されている。このステアリングスイッチ12は、運転者9の右手で操作される。なおステアリングスイッチ12は、左側のスポーク800に配置されても良いし、両方のスポーク800に配置されても良い。
ステアリングスイッチ12は、例えば、タッチパッドを複数のタッチスイッチ(タッチ領域)に分割し、いずれかのタッチスイッチにおいて操作指90による操作が検出されると、当該タッチスイッチが操作されたとするスイッチ信号S2を出力するように構成されている。またタッチパッドは、例えば、複数の電極が交差するように配置され、タッチパッドの操作面12aに設定された二次元座標系における位置を検出するように構成されている。
ステアリングスイッチ12は、一例として、図3(a)及び図3(b)に示すように、操作面12aが分割されて第1のスイッチ群121〜第3のスイッチ群123が形成されている。この第1のスイッチ群121〜第3のスイッチ群123は、割り当てられた機能の2つの状態を指示可能に構成されている。
具体的には第1のスイッチ群121は、例えば、電気的に接続された電子機器としての携帯電話や多機能携帯電話などの通話開始と通話終了を指示する操作に使用される。この第1のスイッチ群121は、例えば、図3(a)の紙面上側がスイッチ121a、下側がスイッチ121bとなっている。通話開始は、上側のスイッチ121aに対するタッチ操作により指示される。また通話終了は、下側のスイッチ121bに対するタッチ操作により指示される。
第2のスイッチ群122は、例えば、電気的に接続された電子機器としての音楽再生装置やテレビジョン受像機などのリストやチャンネルを選ぶ操作に使用される。この第2のスイッチ群122は、例えば、図3(a)の紙面上側がスイッチ122a、下側がスイッチ122bとなっている。リストやチャンネルを1つずつ上げる指示は、上側のスイッチ122aに対するタッチ操作により行われる。またリストやチャンネルを1つずつ下げる指示は、下側のスイッチ122bに対するタッチ操作により行われる。
第3のスイッチ群123は、例えば、電気的に接続された上述の電子機器などの音量を調整する操作に使用される。この第3のスイッチ群123は、例えば、図3(a)の紙面上側がスイッチ123a、下側がスイッチ123bとなっている。音量を上げる指示は、上側のスイッチ123aに対するタッチ操作により行われる。また音量を下げる指示は、下側のスイッチ123bに対するタッチ操作により行われる。
第1のスイッチ群121〜第3のスイッチ群123は、図2(a)に示すように、操作を検出したことを示すスイッチ信号S2を制御部16に出力する。制御部16は、取得したスイッチ信号S2に基づいて操作されたスイッチの情報である操作情報S4を生成して接続された電子機器に出力する。
ステアリングスイッチ12は、操作指90の位置103を周期的に測定するように構成されている。この位置103は、操作面12aに設定された二次元座標系における座標である。ステアリングスイッチ12は、測定された操作指90の位置103に基づく位置情報125を生成して制御部16に出力する。
制御部16は、測定部10から取得した速度軌跡情報112及び位置情報125に基づいて操作指90の速度101、軌跡102及び位置103の情報を含む操作指情報100を生成して蓄積情報生成部14に出力する。
なお変形例として測定部10は、タッチパッドによって速度101、軌跡102及び位置103を測定するように構成されても良い。また測定部10は、カメラ110及び算出部111によって速度101、軌跡102及び位置103を測定するように構成されても良い。
(蓄積情報生成部14の構成)
蓄積情報生成部14は、測定開始から測定終了までの操作指情報100と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報140を生成する。蓄積情報生成部14は、例えば、図3(a)及び図3(b)に示すように、ステアリングスイッチ12によって操作指90が検出されたときを測定開始とする。また蓄積情報生成部14は、例えば、第1のスイッチ群121〜第3のスイッチ群123のいずれかのスイッチが操作されたときを測定終了とする。
蓄積情報生成部14は、測定開始から測定終了までの操作指情報100と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報140を生成する。蓄積情報生成部14は、例えば、図3(a)及び図3(b)に示すように、ステアリングスイッチ12によって操作指90が検出されたときを測定開始とする。また蓄積情報生成部14は、例えば、第1のスイッチ群121〜第3のスイッチ群123のいずれかのスイッチが操作されたときを測定終了とする。
この操作指情報100は、撮像部11から出力される速度軌跡情報112とステアリングスイッチ12から出力される位置情報125とを合わせた操作の履歴情報である。つまり操作指情報100は、速度101、軌跡102及び位置103の情報から構成されている。測定部10は、この操作指情報100を周期的に出力する。そして制御部16は、最後に操作されたスイッチをスイッチ信号S2から判定し、操作されたスイッチの情報であるスイッチ情報160を蓄積情報生成部14に出力する。蓄積情報生成部14は、操作開始から操作終了までに取得した複数の操作指情報100とスイッチ情報160とに基づいてスイッチの頻度を+1とした蓄積情報140を生成する。
この蓄積情報140は、操作がなされる度に更新される。従って蓄積情報生成部14は、例えば、測定開始から測定終了まで測定された速度101、軌跡102及び位置103が過去に生成された蓄積情報140と予め定められた範囲内で一致し、かつ操作されたスイッチが一致する場合、当該スイッチの頻度を+1増加させて蓄積情報140を更新する。
なお蓄積情報140は、操作者ごとに生成されても良い。蓄積情報生成部14は、一例として、操作予測システム82の車両制御部83から識別情報を取得し、この識別情報ごとに蓄積情報140を生成する。この識別情報は、一例として、個人を識別可能な電子キーの認証時やスタートスイッチの操作による生体認証時などに基づいて生成される。従って制御部16は、電子キーやスタートスイッチの操作後に出力された識別情報に基づいて当該識別情報に対応する蓄積情報140を取得して操作がなされるスイッチを予測する。
(制御部16の構成)
図4(a)は、実施の形態に係る操作予測装置が予測したスイッチを強調表示させるサブモニタの一例を示す概略図であり、図4(b)は、サブモニタに表示させる機能画像の一例を説明するための概略図である。
図4(a)は、実施の形態に係る操作予測装置が予測したスイッチを強調表示させるサブモニタの一例を示す概略図であり、図4(b)は、サブモニタに表示させる機能画像の一例を説明するための概略図である。
制御部16は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部16が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。
制御部16は、測定部10から取得した速度軌跡情報112及び位置情報125を操作指情報100として蓄積情報生成部14に周期的に出力する。この周期は、一例として、ステアリングスイッチ12の操作面12aを走査する周期の自然数倍となる。
また制御部16は、取得した操作指情報100と蓄積された蓄積情報140とを比較して操作がなされるスイッチを予測するように構成されている。なおこの予測は、操作指情報100を取得する度に行われても良いし、予め定められた周期で行っても良い。
さらに制御部16は、比較により操作がなされるスイッチの複数の候補が抽出された場合、抽出された複数の候補において最も操作された頻度が高いスイッチを操作がなされるスイッチと予測する。
具体的には、まず制御部16は、測定開始時に取得した操作指情報100の位置103における速度101を確認し、当該位置103及び当該速度101の組み合わせにおいてスイッチが操作されたことがあるか、蓄積情報140と比較して確認する。この位置103と速度101の確認は、予め定められた範囲内に収まる位置103及び速度101の組み合わせが蓄積情報140に存在するか否かによって行われる。
制御部16は、組み合わせが蓄積情報140に存在する場合、さらに操作指90の移動に伴って測定される位置103における速度101及び軌跡102と予め定められた範囲内に収まる位置103、速度101及び軌跡102の組み合わせから操作が予測されるスイッチの候補を抽出する。そして制御部16は、複数のスイッチの候補が抽出された場合、それぞれのスイッチの頻度を確認し、操作がなされた頻度が一番大きいスイッチを操作が予測されるスイッチと判定する。
例えば、図3(a)において、測定部10は、スイッチ123aにおいて操作指90を検出すると、操作指情報100の測定を開始する(測定開始)。制御部16は、この測定開始時の位置103及び速度101と蓄積情報生成部14から取得した蓄積情報140とを比較し、この組み合わせで過去にスイッチが操作されたか否かを確認する。
制御部16は、測定開始時の位置103と速度101の組み合わせで、過去にスイッチが操作されたことがある場合、その後に取得される速度軌跡情報112及び位置情報125、つまり操作指情報100と蓄積情報140とを比較して操作がなされるスイッチの候補を抽出する。
一例として、図3(a)に示すように、操作指90がスイッチ123aからスイッチ123bに移動する過程において周期的に測定された速度101、軌跡102及び速度101の組み合わせで操作されたスイッチがスイッチ123b、スイッチ122b及びスイッチ121bであった場合、それぞれのスイッチが操作された頻度を確認する。一例として、スイッチ121bが操作された頻度が最も高い場合、制御部16は、スイッチ121bが操作されると予測して表示信号S3を生成して出力する。サブモニタ86は、図4(a)及び図4(b)に示すように、車両LAN820を介して取得した表示信号S3に基づいてスイッチ121bに対応する画像(スイッチ画像861b)を強調表示させる。
そして蓄積情報生成部14は、スイッチを予測したことから候補から選ばれたスイッチの頻度を+1に更新する。なお蓄積情報生成部14は、スイッチの候補がなかった場合、つまり過去にない軌跡102や速度101で操作された場合、取得した複数の操作指情報100とスイッチ情報160とに基づいて蓄積情報140を更新する。
また例えば、図3(b)において、測定部10は、スイッチ123aにおいて操作指90を検出すると、操作指情報100の測定を開始する(測定開始)。制御部16は、この測定開始時の位置103及び速度101と蓄積情報生成部14から取得した蓄積情報140とを比較し、この組み合わせで過去にスイッチが操作されたか否かを確認する。
制御部16は、測定開始時の位置103と速度101の組み合わせで、過去にスイッチが操作されたことがある場合、その後に取得される速度軌跡情報112及び位置情報125、つまり操作指情報100と蓄積情報140とを比較して操作がなされるスイッチの候補を抽出する。
一例として、図3(b)に示すように、操作指90がスイッチ123aからスイッチ122aに移動する過程において周期的に測定された速度101、軌跡102及び速度101の組み合わせで操作されたスイッチがスイッチ123a、スイッチ122a及びスイッチ121aであった場合、それぞれのスイッチが操作された頻度を確認する。一例として、スイッチ122aが操作された頻度が最も高い場合、制御部16は、スイッチ122aが操作されると予測して表示信号S3を生成して出力する。サブモニタ86は、図4(a)及び図4(b)に示すように、車両LAN820を介して取得した表示信号S3に基づいてスイッチ122aに対応する画像(スイッチ画像862b)を強調表示させる。
なお制御部16は、一例として、操作指情報100の軌跡102と蓄積情報140の軌跡102とが一致するか否かの判定方法としてパターンマッチング法を用いるものとする。なお判定方法は、パターンマッチング法に限定されない。
(操作予測システム82の構成)
操作予測システム82の車両制御部83は、例えば、この操作予測システム82を制御するマイクロコンピュータである。メインモニタ84は、液晶ディスプレイであり、電子機器としてのナビゲーション装置や音楽再生装置などの表示部として機能する。
操作予測システム82の車両制御部83は、例えば、この操作予測システム82を制御するマイクロコンピュータである。メインモニタ84は、液晶ディスプレイであり、電子機器としてのナビゲーション装置や音楽再生装置などの表示部として機能する。
サブモニタ86は、図4(a)に示すように、メータパネル85に配置された速度計などの計器850の間に配置されている。このサブモニタ86は、例えば、液晶ディスプレイである。このサブモニタ86には、例えば、走行距離、各種警告、機能画像860などが表示される。
機能画像860は、ステアリングスイッチ12を模した画像である。機能画像860は、図4(b)に示すように、ステアリングスイッチ12の第1のスイッチ群121〜第3のスイッチ群123に対応した第1のスイッチ画像861〜第3のスイッチ画像863を有している。
第1のスイッチ群121のスイッチ121a及びスイッチ121bは、第1のスイッチ画像861を分割したスイッチ画像861a及びスイッチ画像861bに対応している。
第2のスイッチ群122のスイッチ122a及びスイッチ122bは、第2のスイッチ画像862を分割したスイッチ画像862a及びスイッチ画像862bに対応している。
第3のスイッチ群123のスイッチ123a及びスイッチ123bは、第3のスイッチ画像863を分割したスイッチ画像863a及びスイッチ画像863bに対応している。
図4(b)に示すように、斜線がないスイッチ画像(スイッチ画像861a、スイッチ画像862a〜スイッチ画像863b)が第1の表示状態であり、斜線があるスイッチ画像861bが第2の表示状態である。
なお変形例として第2の表示状態は、周期的に強弱を付けて他の表示と異なる表示としても良い。またサブモニタ86が複数の色を表示できる場合、第1の表示状態と第2の表示状態で異なる色としても良い。
電子機器87は、例えば、ナビゲーション装置、音楽再生装置、映像再生装置、接続された携帯電話及び多機能携帯電話などである。
車両LAN820は、一例として、CAN(Controller Area Network)及びLIN(Local Interconnect Network)などの規格を用いた相互の通信を可能とするものである。
以下に、本実施の形態の操作予測装置1の動作の一例について説明する。
(動作)
操作予測装置1の測定部10は、車両8の電源が投入されると、カメラ110で撮像範囲110aを撮像して速度軌跡情報112を生成すると共にステアリングスイッチ12の操作面12aを走査して位置情報125及びスイッチ信号S2を出力する。
操作予測装置1の測定部10は、車両8の電源が投入されると、カメラ110で撮像範囲110aを撮像して速度軌跡情報112を生成すると共にステアリングスイッチ12の操作面12aを走査して位置情報125及びスイッチ信号S2を出力する。
制御部16は、取得した位置情報125に基づいてステアリングスイッチ12が操作指90の位置103の測定を開始すると(Step1)、測定を開始した際の位置103とその速度101の組み合わせが蓄積情報140に存在するか確認する。
制御部16は、組み合わせが蓄積情報140に存在する、つまり過去にこの組み合わせで操作がなされていた場合(Step2:Yes)、さらに取得した操作指情報100と蓄積情報140に基づいて操作が予測されるスイッチの候補を抽出する(Step3)。
制御部16は、抽出したスイッチの候補が複数であった場合(Step4:Yes)、それらのスイッチの頻度を確認し、頻度の最も高いスイッチを操作が予測されるスイッチと判定する(Step5)。
制御部16は、予測したスイッチに対応するスイッチ画像を強調表示させる表示信号S3を出力すると共に頻度を+1とするように蓄積情報140を更新させ(Step6)、操作予測動作を終了する。
ここでステップ2において制御部16は、組み合わせが過去にない場合(Step2)、測定開始から測定終了までの操作指情報100とスイッチ情報160を蓄積情報生成部14に出力し、過去にない操作として蓄積情報140を更新させる(Step7)。蓄積情報生成部14は、この操作指情報100とスイッチ情報160に基づいて蓄積情報140を更新して操作予測動作を終了する。
またステップ4において制御部16は、抽出したスイッチの候補が1つであった場合(Step4:No)、このスイッチに対応するスイッチ画像を強調表示させる表示信号S3を出力すると共に頻度を+1とするように蓄積情報140を更新させる(Step6)。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作予測装置1は、操作性を向上させることができる。具体的には操作予測装置1は、過去の操作の履歴である蓄積情報140から操作がなされるスイッチを予測してスイッチ画像の表示状態を変えるので、予測しない場合と比べて、操作の軌跡102上に位置する複数のスイッチのスイッチ画像の表示状態を変えるようなことが抑制され、操作性を向上させることができる。
本実施の形態に係る操作予測装置1は、操作性を向上させることができる。具体的には操作予測装置1は、過去の操作の履歴である蓄積情報140から操作がなされるスイッチを予測してスイッチ画像の表示状態を変えるので、予測しない場合と比べて、操作の軌跡102上に位置する複数のスイッチのスイッチ画像の表示状態を変えるようなことが抑制され、操作性を向上させることができる。
操作予測装置1は、操作がなされる度に蓄積情報140が更新されるので、この構成を採用しない場合と比べて、運転者9の操作のくせなどを学習して確度の高い予測を行うことができる。
上述の実施の形態及び変形例に係る操作予測装置1は、例えば、用途に応じて、その一部が、コンピュータが実行するプログラム、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field Programmable Gate Array)などによって実現されても良い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作予測装置、8…車両、9…運転者、10…測定部、11…撮像部、12…ステアリングスイッチ、12a…操作面、14…蓄積情報生成部、16…制御部、80…ステアリング、81…天井、82…操作予測システム、83…車両制御部、84…メインモニタ、85…メータパネル、86…サブモニタ、87…電子機器、88…フロントウインドウ、90…操作指、91…視線、100…操作指情報、101…速度、102…軌跡、103…位置、110…カメラ、110a…撮像範囲、111…算出部、112…速度軌跡情報、121〜123…第1のスイッチ群〜第3のスイッチ群、121a,121b,122a,122b,123a,123b…スイッチ、125…位置情報、140…蓄積情報、160…スイッチ情報、800…スポーク、850…計器、860…機能画像、861〜863…第1のスイッチ画像〜第3のスイッチ画像、861a,861b,862a,862b,863a,863b…スイッチ画像
Claims (3)
- 複数のスイッチのうち操作対象となるスイッチを操作するために移動する操作指に関する操作指情報を測定する測定部と、
測定開始から測定終了までの前記操作指情報と操作されたスイッチと当該スイッチが操作された頻度とを関連付けた蓄積情報を生成する蓄積情報生成部と、
移動中に測定された前記操作指情報と過去に生成された前記蓄積情報とを比較して操作がなされるスイッチを予測し、予測された前記操作がなされるスイッチに割り当てられた機能に関する画像を第1の表示状態から第2の表示状態に変えて表示装置に表示させる操作予測部と、
を備えた操作予測装置。 - 前記操作予測部は、比較により前記操作がなされるスイッチの複数の候補が抽出された場合、抽出された前記複数の候補において最も操作された頻度が高いスイッチを前記操作がなされるスイッチと予測する、
請求項1に記載の操作予測装置。 - 前記操作指情報は、操作指の速度、軌跡及び位置の情報を含んで構成され、
前記測定部は、操作指の前記速度及び前記軌跡を測定する撮像部と、操作指の前記位置を測定するタッチパッドである前記複数のスイッチと、を備える、
請求項1又は2に記載の操作予測装置。
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- 2016-06-06 JP JP2016112620A patent/JP2017219957A/ja active Pending
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