JP2017219944A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】試し刷りを伴う印刷ジョブを複数の印刷ジョブ、又は複数の印刷ワークフローに分けることなく1つの印刷ジョブ又は印刷ワークフローとして印刷システムに投入し、印刷ワークフローに関する印刷管理情報を1つの管理情報として取得するようにした情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の印刷管理情報特定手段は、試し刷り依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第1の識別子と、本番印刷依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第2の識別子を印刷ジョブ情報に係る印刷ジョブ識別子に関連付け、試し刷り印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第1の印刷管理情報と本番印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第2の印刷管理情報をそれぞれ第1の識別子、第2の識別子によって特定し、印刷管理情報出力手段は、第1の印刷管理情報と第2の印刷管理情報を統合してクライアント装置又は印刷管理装置に出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、正常な試し印刷の出力を無駄にすることなく、かつ本番印刷にかかる時間を短縮することを可能にすることを課題とし、サーバ装置は、クライアント端末から指示された印刷装置での試し印刷実行後、当該クライアント端末から当該試し印刷に対応する本番印刷の指示を受け付けた場合、オペレータにより指定された本番印刷の出力部数から上記試し印刷の出力部数を減算した出力部数の本番印刷ジョブを作成し、該当する印刷装置に割り付けることが開示されている。
特許文献2には、画像形成状況に不具合が発生する可能性が高い場合を確実に検出すると共に、オペレータによる不具合の有無の確認及び印刷ジョブのリカバリ、並びに用紙などの消耗品の無駄の抑制を可能にすることを課題とし、オペレータの作業により発生する画像形成装置の状態変化箇所を使用する印刷モード情報が自動サンプルプリント判断手段に記録され、画像形成制御手段は、自動サンプルプリント判断手段の判断結果に応じて、例えばシアンのトナーボトルが装着された後、操作手段から最初にフルカラー印刷モードを指定されたとき、サンプルプリントを実行させ、このサンプルプリントでは、1回目に印刷した用紙をサンプルプリントトレイに排紙する動作を実行した後、二回目の印刷動作を停止し、オペレータはサンプルプリントの結果を確認した後、印刷ジョブの再開又は中止を操作手段から指示することが開示されている。
特許文献3には、画像形成装置において印刷を行う際に、複数台の画像形成装置で同時に印刷を行うことにより印刷出力を早期に完了することを課題とし、画像形成装置では、他の画像形成装置とネットワークにより接続し、画像形成装置間にまたがる給紙収容部のグループ化を行い、これらネットワークで接続された複数台の画像形成装置で同時印刷出力するためにジョブを分割して、前記複数台の画像形成装置に送信して実行させることにより課題を解決し、また、前記ジョブの分割及び送信の機能を有するプリントサーバを有する方法によっても同様に課題を解決したことが開示されている。
特開2001−350614号公報 特開2010−060739号公報 特開2009−259128号公報
印刷ワークフローの中には、試し刷り(以下、サンプルプリントともいう)を行い、当該サンプルプリントの出来栄えに対する承認を、例えば印刷発注者等から得て、その後に本番プリントを行うものがある。印刷ワークフローを記述する業界標準としてJDF(Job Definition Format)が知られている。JDFを使用して「サンプルプリントを伴う印刷ジョブ」を記述することは可能であるが、そのような印刷ワークフローをJDFに対応可能な印刷装置に入力しても、既存の印刷装置はサンプルプリントを1つの印刷ジョブとして扱い、サンプルプリントの終了で当該印刷ジョブを終了する。サンプルプリントに引き続いて行われるべき本番プリントを既存の印刷装置で処理させるには、本番プリントを別の印刷ジョブとして処理を指示する必要がある。つまり、既存の印刷装置では、サンプルプリントを伴う印刷ジョブはサンプルプリントに係る印刷ジョブと本番プリントに係る印刷ジョブの2つで取り扱うことになり、1つの印刷ワークフローとして扱うことには対応していない。
「サンプルプリントを伴う印刷ジョブ」の場合、本番プリントに要した消耗品コストに加え、サンプルプリントに要した消耗品コストをまとめて管理したい要求があるものの、既存の印刷装置がサンプルプリントに係る印刷ジョブと本番プリントに係る印刷ジョブに分けてしまうため、結局はユーザーが2つの印刷ジョブに要した消耗品コストを1つに統合せざるを得なかった。
本発明は、試し刷りを伴う印刷ジョブを複数の印刷ジョブ、又は複数の印刷ワークフローに分けることなく、1つの印刷ジョブ又は印刷ワークフローとして印刷装置を含む印刷システムに投入し、当該印刷ワークフローに関する印刷管理情報を1つの管理情報として取得するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、クライアント装置から受け取った印刷データと当該印刷データの処理に関する指示情報を含む印刷ジョブ情報を保存する保存手段と、前記印刷ジョブ情報に試し刷りを指示する試し刷り指示情報が含まれている場合に、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた試し刷りに係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する試し刷り依頼手段と、前記試し刷り依頼手段が試し刷りを依頼したのち、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた本番印刷に係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する本番印刷依頼手段と、前記試し刷り依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第1の識別子と、前記本番印刷依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第2の識別子をそれぞれ保存手段に保存された印刷ジョブ情報に係る印刷ジョブ識別子に関連付け、試し刷り印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第1の印刷管理情報と本番印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第2の印刷管理情報をそれぞれ第1の識別子、第2の識別子によって特定する印刷管理情報特定手段と、前記印刷管理情報特定手段が特定した前記第1の印刷管理情報と前記第2の印刷管理情報を統合して前記クライアント装置又は印刷管理装置に出力する印刷管理情報出力手段と、を有す情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記印刷ジョブ識別子は、印刷ジョブ名であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記印刷ジョブ識別子は、前記印刷ジョブ情報を登録したユーザー名であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、試し刷りに対する承認情報を受け取る承認情報取得手段をさらに備え、前記承認情報取得手段が承認情報を受け取ってから前記本番印刷依頼手段が本番印刷に係る印刷ジョブを依頼することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、コンピュータを、クライアント装置から受け取った印刷データと当該印刷データの処理に関する指示情報を含む印刷ジョブ情報を保存する保存手段と、前記印刷ジョブ情報に試し刷りを指示する試し刷り指示情報が含まれている場合に、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた試し刷りに係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する試し刷り依頼手段と、前記試し刷り依頼手段が試し刷りを依頼したのち、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた本番印刷に係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する本番印刷依頼手段と、前記試し刷り依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第1の識別子と、前記本番印刷依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第2の識別子をそれぞれ保存手段に保存された印刷ジョブ情報に係る印刷ジョブ識別子に関連付け、試し刷り印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第1の印刷管理情報と本番印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第2の印刷管理情報をそれぞれ第1の識別子、第2の識別子によって特定する印刷管理情報特定手段と、前記印刷管理情報特定手段が特定した前記第1の印刷管理情報と前記第2の印刷管理情報を統合して前記クライアント装置又は印刷管理装置に出力する印刷管理情報出力手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、試し刷りを伴う印刷ジョブを複数の印刷ジョブ、又は複数の印刷ワークフローに分けることなく、1つの印刷ジョブ又は印刷ワークフローとして印刷装置を含む印刷システムに投入し、当該印刷ワークフローに関する印刷管理情報が1つの管理情報として取得される。
請求項2の情報処理装置によれば、印刷ジョブ識別子として、印刷ジョブ名が用いられる。
請求項3の情報処理装置によれば、印刷ジョブ識別子として、印刷ジョブ情報を登録したユーザー名が用いられる。
請求項4の情報処理装置によれば、試し刷りに対する承認情報を受け取ってから、本番印刷の印刷ジョブが依頼される。
請求項5の情報処理プログラムによれば、試し刷りを伴う印刷ジョブを複数の印刷ジョブ、又は複数の印刷ワークフローに分けることなく、1つの印刷ジョブ又は印刷ワークフローとして印刷装置を含む印刷システムに投入し、当該印刷ワークフローに関する印刷管理情報が1つの管理情報として取得される。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 ワークフロー処理装置、ユーザー端末、印刷管理装置、印刷制御装置、印刷装置によるシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 従来技術による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 印刷情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ジョブID対応テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ジョブ管理モジュール内の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 サンプルプリント確認画面の表示例を示す説明図である。 サンプルプリント確認画面の表示例を示す説明図である。 サンプルプリント確認画面の表示例を示す説明図である。 オプションテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 オプション変更確認画面の表示例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
まず、本実施の形態を説明する前に、その前提又は背景について説明する。なお、この説明は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものである。
大量の部数をプリントする前に部数の設定を無視して1部のみプリントし、結果を確認するための機能が存在する。この機能を試し刷りという。ここでの「部数の設定を無視」とは、本番プリント(以下、本番プリント、本プリントともいう)における部数(大量の部数)を最初から印刷するのではなく、その部数とは関係ないサンプルプリントを行うとの意である。
サンプルプリントで出力した出力物を、一般的には、操作者の目視による確認後、問題があれば色の調整や記録紙上における印刷イメージの位置調整などの各種設定の修正(ジョブオプションの変更)を行い、その修正後の設定でサンプルプリントを行うことを繰り返し実施し、出力物に問題ないことが確認できたら本番プリントとして全ての部数(最初に設定された部数)を出力する。なお、出力物に問題ないことを確認したサンプルプリントについては本番プリントと同様の出来栄えであることから、本番プリントの一部目とみなして本番プリントの印刷部数を「(最初に設定された部数)−1」に変更するようにしてもよい。特に、このようにする場合、後述するバリアブルプリントにおいては、最初のレコード又は最後のレコードをサンプルプリントの対象としてもよい。本番プリントの最初又は最後にサンプルプリントを付加することによって(つまり、途中のページを探す手間を省いて)、全体の印刷物が整うからである。なお、複数ページのサンプルプリントを行う場合は、本番プリントの印刷部数を「(最初に設定された部数)−N(サンプルプリントのページ数)」に変更すればよい。そして、最初のレコード又は最後のレコードから連続した複数ページ分のレコードをサンプルプリントの対象とすればよい。
JDFワークフローシステムと連携した運用では、サンプルプリントが完了した後に、JDFワークフローシステムからサンプルプリント用のジョブとは別に本番用ジョブを送信し直すという運用方法がある。
この運用方法では、部数を1部に設定したサンプルプリント用ジョブが完了したことをJDFワークフローシステム側に通知した後、JDFワークフローシステムから所望の部数を設定した本番プリント用のジョブを送信し直していた。
特に、ジョブの印刷枚数など、消耗品の情報はコストを管理する上で重要な要素である。
JDFに準拠したシステムでは、MIS(Management Information System)を用いて、情報を管理しているが、各印刷装置の印刷情報まで管理することはできない。
また、印刷情報に関して、ジョブを1つの印刷装置で印刷する場合は、印刷枚数を取得することができるが、カット紙と連帳機を用いたサンプルプリントなどの、1つのジョブを複数の印刷装置を用いて出力する場合、各印刷装置の出力枚数を別々に管理することはできない。
前述の運用方法の場合、プリントに使用した用紙等のコスト情報がサンプルプリントと本番プリントで別になってしまうため、ジョブ全体で発生したコストを求めるには、管理者は、本番プリントジョブに対応するサンプルプリントジョブがどれであるかを特定し、各ジョブのコスト情報を加算しなければならない。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、試し刷りと本番印刷における印刷管理情報を統合するものであって、図1の例に示すように、受付モジュール110、サンプル印刷依頼モジュール120、本番印刷依頼モジュール130、印刷管理情報特定モジュール140、印刷管理情報出力モジュール150、印刷ジョブ保存モジュール160を有している。なお、情報処理装置100は、印刷制御装置230等と接続されており、図2の例を用いて後述する。情報処理装置100は、クライアント装置の一例であるユーザー端末215から受け取った印刷データとその印刷データの処理に関する指示情報を含む印刷ジョブ情報にしたがって、試し刷りの依頼と本番印刷の依頼を行い、試し刷りによる印刷管理情報と本番印刷による印刷管理情報を統合する。
受付モジュール110は、クライアント装置から印刷データとその印刷データの処理に関する指示情報を含む印刷ジョブ情報を受け取る。
印刷ジョブ保存モジュール160は、受付モジュール110が受け取った印刷ジョブ情報を保存する。
サンプル印刷依頼モジュール120は、印刷ジョブ情報に試し刷りを指示する試し刷り指示情報が含まれている場合に、印刷ジョブ保存モジュール160に保存されている印刷ジョブを用いた試し刷りに係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、その印刷装置に対して依頼する。
本番印刷依頼モジュール130は、サンプル印刷依頼モジュール120が試し刷りを依頼したのち、印刷ジョブ保存モジュール160に保存されている印刷ジョブを用いた本番印刷に係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、その印刷装置に対して依頼する。なお、サンプル印刷依頼モジュール120が試し刷りに係る印刷ジョブを依頼する印刷装置と本番印刷依頼モジュール130が本番印刷に係る印刷ジョブを依頼する印刷装置とは、異なっていてもよい。
また、本番印刷依頼モジュール130は、試し刷りに対する承認情報を受け取るようにしてもよい。そして、承認情報を受け取ってから、本番印刷に係る印刷ジョブを依頼するようにしてもよい。
印刷管理情報特定モジュール140は、サンプル印刷依頼モジュール120が依頼した印刷ジョブを特定する第1の識別子と、本番印刷依頼モジュール130が依頼した印刷ジョブを特定する第2の識別子をそれぞれ印刷ジョブ保存モジュール160に保存された印刷ジョブ情報に係る印刷ジョブ識別子に関連付け、試し刷り印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第1の印刷管理情報と本番印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第2の印刷管理情報をそれぞれ第1の識別子、第2の識別子によって特定する。なお、印刷ジョブ識別子として、シリアル番号の他、印刷ジョブ名を用いてもよいし、印刷ジョブ情報を登録したユーザー名を用いてもよい。
印刷管理情報出力モジュール150は、印刷管理情報特定モジュール140が特定した第1の印刷管理情報と第2の印刷管理情報を統合して、クライアント装置又は印刷管理装置に出力する。印刷管理装置として、例えば、前述のMISがある。
図2は、ワークフロー処理装置200、ユーザー端末215、印刷管理装置220、印刷制御装置230、印刷装置270によるシステム構成例を示す説明図である。このシステムは、JDFに準拠して構成されている。JDFは、CIP4(「The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress organization」(プリプレス・プレス・ポストプレスにおける工程の統合のための国際団体))の主要工程自動化仕様の総称である。JDFの基本機能は、印刷ジョブ工程全体の記述に使用するメタデータの提供、フレキシブルワークフローの自動化の方法提供、ワークフローやMIS(Management Information System)が新しいデバイスのJDF機能を決定するためのクエリ実行、ワークフローやMISシステム作業現場でデバイスに指図するための指令言語の提供である。
なお、図2では、印刷装置270が1台である例を示しているが、2台以上であってもよい。そして、サンプルプリント用の印刷装置270、本番プリント用の印刷装置270として使い分けるようにしてもよい。
ワークフロー処理装置200は、通信モジュール205、JMF送受信モジュール210を有している。なお、ワークフロー処理装置200を印刷ワークフローソフトウェアとして構成してもよい。また、印刷制御装置230内にワークフロー処理装置200を含んだ構成としてもよい。
ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230に対して、サンプルプリント指示232を送信することができる。サンプルプリント指示232内に、サンプルプリントの指示を含ませることができる。また、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230からサンプル完了234の情報を受け取ることができる。そして、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230に対して、本プリント指示236を送信することができる。
通信モジュール205は、ユーザー端末215、印刷管理装置220、又は印刷制御装置230との間で通信を行う。ユーザー端末215は、クライアント装置の一例である。印刷管理装置220は、例えばMISである。
JMF送受信モジュール210は、情報処理装置100を有している。つまり、JMF送受信モジュール210は、図1の例で示したモジュール構成を有している。JMF送受信モジュール210は、ワークフロー処理装置200と印刷制御装置230間でメッセージ(サンプルプリント指示232、サンプル完了234、本プリント指示236)のやりとりを行う。なお、JMF(Job Messaging Format)は、マルチレベル機能を備えた通信フォーマットであり、JDFの一部である指令言語である。JDFと同様、JDFの中で最上位要素であるJMF要素も存在する。JMFはJDF仕様書内で定義されているものである。
サンプルプリント指示232は、「ジョブチケット形式の印刷ジョブ」であり、「試し刷りに係る印刷ジョブの依頼」に該当する。サンプル完了234を受け取ったことにより、試し刷りに係る印刷ジョブが終了したことを検知することになる。本プリント指示236は、「ジョブチケット形式の印刷ジョブ」であり、「本番印刷に係る印刷ジョブの依頼」に該当する。また、本プリント指示236は、「試し刷りに対する承認を示す情報を含む応答」の一例でもある。
印刷制御装置230は、JMF送受信モジュール240、ユーザーインタフェースモジュール245、ジョブ管理モジュール250、RIPモジュール255、印刷装置制御モジュール260を有している。
印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200からサンプルプリント指示232、本プリント指示236を受信し、ワークフロー処理装置200に対しサンプル完了234を送信する。
JMF送受信モジュール240は、ワークフロー処理装置200と印刷制御装置230間でメッセージ(サンプルプリント指示232、サンプル完了234、本プリント指示236)のやりとりを行う。
ユーザーインタフェースモジュール245は、オペレータ等による操作を受け付け、処理結果等を出力する。マウス、キーボード、タッチパネル、音声、視線、ジェスチャ等を用いたユーザーの操作を受け付け、液晶ディスプレイ等の表示装置への表示の他に、スピーカー等の音声出力装置への音声の出力、振動等を組み合わせてもよい。なお、ワークフロー処理装置200におけるオペレータ等は、印刷における管理者としての役割を有している者であるのが一般的であり、印刷制御装置230におけるオペレータ等は、サンプルプリント、本番プリントの作業者であるのが一般的である。
ジョブ管理モジュール250は、サンプルプリント指示232又は本プリント指示236にしたがって、印刷装置270に対してサンプルプリント又は本番プリントの実行をさせるために、RIPモジュール255、印刷装置制御モジュール260を制御する。
RIPモジュール255は、ジョブ管理モジュール250の制御にしたがって、サンプルプリント用又は本番プリント用のイメージを生成する。もちろんのことながら、ここで生成するイメージは、印刷装置270で印刷可能なイメージであり、例えば、ビットマップイメージ(ラスターイメージ)である。
印刷装置制御モジュール260は、印刷装置270と接続されている。印刷装置制御モジュール260は、ジョブ管理モジュール250の制御にしたがって、RIPモジュール255によって生成された印刷用イメージを印刷装置270に渡し、印刷させる。
印刷装置270は、印刷制御装置230の指示にしたがって、印刷(サンプルプリント又は本番プリント)を行う。例えば、カット紙用プリンター、連帳プリンター、プロダクションプリンター、複合機(スキャナ、プリンター、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等が該当する。
図3は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
ワークフロー処理装置200A、ワークフロー処理装置200B、ユーザー端末215A、ユーザー端末215B、印刷管理装置220、印刷制御装置230A、印刷制御装置230Bは、通信回線390を介してそれぞれ接続されている。通信回線390は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、ユーザー端末215は、印刷装置管理者用、進捗管理者用、印刷装置管理者用かつ進捗管理者用と分かれていてもよい。
ワークフロー処理装置200Bは、印刷制御装置230C、印刷制御装置230Dと接続されている。印刷制御装置230Cは、ワークフロー処理装置200B、印刷装置270Cと接続されている。印刷制御装置230Dは、ワークフロー処理装置200B、印刷装置270Dと接続されている。印刷装置270Cは、印刷制御装置230Cと接続されている。印刷装置270Dは、印刷制御装置230Dと接続されている。印刷制御装置230Aと印刷装置270Aは接続されている。印刷制御装置230Bと印刷装置270Bは接続されている。
例えば、ユーザー端末215Aでのユーザーの操作によって、ワークフロー処理装置200Aに印刷ジョブ情報が送信され、サンプルプリントの印刷管理情報と本プリントの印刷管理情報の統合結果を受信する。
そして、ワークフロー処理装置200Aは、サンプルプリント用として印刷装置270Aを選択し、本プリント用として印刷装置270Bを選択し、印刷制御装置230Aを介して印刷装置270Aを使用し、印刷制御装置230Bを介して印刷装置270Bを使用する。
また、例えば、ユーザー端末215Bでのユーザーの操作によって、ワークフロー処理装置200Bに印刷ジョブ情報が送信される。
そして、ワークフロー処理装置200Bは、サンプルプリント用として印刷装置270Cを選択し、本プリント用として印刷装置270Dを選択し、印刷制御装置230Cを介して印刷装置270Cを使用し、印刷制御装置230Dを介して印刷装置270Dを使用する。
そして、印刷管理装置220は、ワークフロー処理装置200Bから、ユーザー端末215Bによる印刷ジョブ情報に対応するサンプルプリントの印刷管理情報と本プリントの印刷管理情報の統合結果を受信する。
また、サンプルプリントを行う印刷装置270A、印刷装置270Cとしてカット紙用プリンターを用い、本プリントを行う印刷装置270B、印刷装置270Dとして連帳プリンターを用いてもよい。
図4は、従来技術による処理例を示す説明図である。
ユーザー端末215では、ユーザーの操作によって、ジョブ1 JDF410から、サンプルプリント用のジョブ1−1 JDF411と本プリント用のジョブ1−2 JDF412を生成する(ステップA1)。
ワークフロー制御装置400は、ジョブ1−1 JDF411、ジョブ1−2 JDF412を受信する(ステップA2)。
ワークフロー制御装置400は、印刷制御装置230Aにジョブ1−1 JDF411を送信する(ステップA3)。そして、印刷制御装置230Aは、印刷装置270Aにサンプルプリントを行わせ、印刷装置270Aから印刷管理情報を得る。
印刷制御装置230Aは、印刷装置270Aからの印刷管理情報をジョブ1−1 JMF421として、ワークフロー制御装置400に送信する(ステップA4)。
ワークフロー制御装置400は、印刷制御装置230Bにジョブ1−2 JDF412を送信する(ステップA5)。そして、印刷制御装置230Bは、印刷装置270Bに本プリントを行わせ、印刷装置270Bから印刷管理情報を得る。
印刷制御装置230Bは、印刷装置270Bからの印刷管理情報をジョブ1−2 JMF422として、ワークフロー制御装置400に送信する(ステップA6)。
印刷管理装置220は、ワークフロー制御装置400に対してJMF(照会)432を送信し、ワークフロー制御装置400からジョブ1−1 JMF(応答)441とジョブ1−2 JMF(応答)442を得る(ステップA7)。そして、印刷管理装置220では、操作者がジョブ1−1 JMF(応答)441とそれに対応するジョブ1−2 JMF(応答)442を抽出(確認)し、ジョブ1−1 JMF(応答)441とジョブ1−2 JMF(応答)442を統合する。
このように、操作者による操作(1つのジョブから2つのジョブの生成、2つのジョブによる印刷管理情報の管理、統合等)が発生し、ジョブの管理は困難である。特に、ユーザー端末215の操作者と印刷管理装置220の操作者が異なる場合(一般的には異なることが多い)、対応するジョブを特定することは困難である。
図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS502では、ユーザー端末215がワークフロー処理装置200にジョブ(JDF)を送信する。
ステップS504では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの指定があるか否かを判断し、ある場合はステップS506へ進み、それ以外の場合はステップS514へ進む。
ステップS506では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントを印刷制御装置230に指示する。印刷制御装置230は、印刷装置270にサンプルプリントを行わせる。
ステップS508では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230からサンプルプリントでの印刷情報(印刷枚数等)を受け取り、保持する。
ステップS510では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントが終了したか否かを判断し、終了した場合はステップS512へ進み、それ以外の場合はステップS506へ戻る。
ステップS512では、サンプルプリントでの印刷情報をワークフロー処理装置200でJDFに集計する。
ステップS514では、ワークフロー処理装置200は、本プリントを印刷制御装置230に指示する。印刷制御装置230は、印刷装置270に本プリントを行わせる。
ステップS516では、印刷制御装置230から本プリントでの印刷情報を受け取り、ワークフロー処理装置200でJDFに統合する。
ステップS518では、ワークフロー処理装置200から印刷管理装置220に、統合した印刷情報を送信する。
図6は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
ユーザー端末215は、ワークフロー処理装置200にジョブ1 JDF610を送信する(ステップ1)。
ワークフロー処理装置200は、ジョブ1 JDF610の内容を読み取り、サンプルプリントが設定されているか否かを判断する(ステップ2)。サンプルプリントが設定されていれば、ジョブ1−1 JDF611を印刷制御装置230Aに送信する(ステップ3)。そして、印刷制御装置230Aは、印刷装置270Aにサンプルプリントを行わせ、印刷装置270Aから印刷管理情報を得る。
印刷制御装置230Aは、印刷装置270Aからの印刷管理情報をジョブ1−1 JMF621として、ワークフロー処理装置200に送信する(ステップ4)。
ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230Aからサンプルプリントの完了の通知を受け取った場合は、ジョブ1−1 JMF621(印刷情報)を印刷情報テーブル700に集計する(ステップ5)。
図7(a)は、印刷情報テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。印刷情報テーブル700は、ジョブID欄702、印刷装置の種類欄704、用紙のサイズ欄706、サンプルプリント欄708、ヤレ欄710、本プリント欄712、合計欄714を有している。ジョブID欄702は、本実施の形態において、ジョブを一意に識別するための情報(ジョブID:IDentification)を記憶している。図6の例では、ジョブ1 JDF610のジョブIDである。印刷装置の種類欄704は、印刷装置の種類を記憶している。用紙のサイズ欄706は、用紙のサイズを記憶している。サンプルプリント欄708は、サンプルプリントにおける印刷枚数を記憶している。ヤレ欄710は、ヤレ(印刷物を作る過程で、無駄になってしまった用紙)の印刷枚数を記憶している。本プリント欄712は、本プリントにおける印刷枚数を記憶している。合計欄714は、印刷枚数の合計(具体的には、サンプルプリント欄708、ヤレ欄710、本プリント欄712の欄の値の合計)を記憶している。サンプルプリントが繰り返される都度に、印刷情報テーブル700を生成する。
次に、ワークフロー処理装置200は、ジョブ1−2 JDF612を印刷制御装置230Bに送信する(ステップ6)。そして、印刷制御装置230Bは、印刷装置270Bに本プリントを行わせ、印刷装置270Bから印刷管理情報を得る。
印刷制御装置230Bは、印刷装置270Bからの印刷管理情報をジョブ1−2 JMF622として、ワークフロー処理装置200に送信する(ステップ7)。
ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230Bから本プリントの完了の通知を受け取った場合は、ジョブ1−2 JMF622(印刷情報)を印刷情報テーブル720に登録し、ヤレ欄710と印刷情報テーブル720を統合して印刷情報テーブル740を生成する(ステップ8)。図7(b)は、印刷情報テーブル720のデータ構造例を示す説明図である。印刷情報テーブル720は、印刷情報テーブル700と同等のデータ構造である。図7(c)は、印刷情報テーブル740のデータ構造例を示す説明図である。印刷情報テーブル740は、印刷情報テーブル700と同等のデータ構造である。印刷情報テーブル740は、印刷情報テーブル700と印刷情報テーブル720を統合したものである。具体的には、1行目に印刷情報テーブル700、2行目に印刷情報テーブル720を組み合わせたものである。なお、ジョブIDが同じものを統合する。
なお、印刷情報テーブル700のジョブID欄702と印刷情報テーブル720のジョブID欄722のジョブIDは、例えば、ジョブID対応テーブル780を用いて設定する。図7Bは、ジョブID対応テーブル780のデータ構造例を示す説明図である。ジョブID対応テーブル780は、ジョブID欄782、サンプルプリント数欄784、サンプルプリントジョブID欄786、本プリントジョブID欄790等を有している。ジョブID欄782は、ジョブIDを記憶している。ここでのジョブIDは、ユーザー端末215から受け取ったジョブ(ジョブ1 JDF610)のジョブIDである。サンプルプリント数欄784は、サンプルプリント数を記憶している。つまり、サンプルプリントジョブID欄786の数を示している。なお、サンプルプリントは複数回あり得るので、サンプルプリント数欄784を有している。ただし、サンプルプリントが繰り返されたとしても、1つのジョブとして扱う場合は、サンプルプリント数欄784を不要としてもよい。サンプルプリントジョブID欄786は、サンプルプリントのジョブIDを記憶している。ここでのジョブIDは、ワークフロー処理装置200が印刷制御装置230Aに渡したサンプルプリントジョブ(ジョブ1−1 JDF611)のジョブIDである。本プリントジョブID欄790は、本プリントのジョブIDを記憶している。ここでのジョブIDは、ワークフロー処理装置200が印刷制御装置230Bに渡した本プリントジョブ(ジョブ1−2 JDF612)のジョブIDである。
ワークフロー処理装置200は、ユーザー端末215から印刷ジョブを受け取るとジョブID対応テーブル780を生成し、サンプルプリントジョブ又は本プリントジョブを生成する都度に、サンプルプリントジョブID欄786又は本プリントジョブID欄790にジョブIDを記憶させる。
そして、ジョブID対応テーブル780を用いて、印刷制御装置230から渡される印刷管理情報(ジョブ1−1 JMF621、ジョブ1−2 JMF622)に付されているジョブID(サンプルプリントジョブID、本プリントジョブID)に対応するジョブID(ユーザー端末215から渡されたジョブ1 JDF610のジョブID)を抽出する。
印刷管理装置220は、ワークフロー処理装置200に対してJMF(照会)632を送信し、ワークフロー処理装置200からジョブ JMF(応答)642を得る(ステップ9)。なお、ジョブ JMF(応答)642には、印刷情報テーブル740が含まれている。印刷管理装置220では、サンプルプリントに要した印刷枚数、本プリントに要した印刷枚数を管理することができる。
ワークフロー処理装置200は、ユーザー端末215から受け取った1つの印刷ジョブをサンプルプリント用の印刷ジョブとしてサンプルプリントを行わせ、その後、その受け取った印刷ジョブを本プリント用の印刷ジョブとして本プリントを行わせる。この場合、サンプルプリントによってジョブオプションが変更されていることがある。ジョブ管理モジュール250は、ジョブオプションの変更に対応するための処理を行うようにしてもよい。
図8は、ジョブ管理モジュール250内の構成例についての概念的なモジュール構成図である。ジョブ管理モジュール250は、受付モジュール810、サンプル印刷指示モジュール820、オプション変更モジュール830、通知モジュール840、本番印刷指示モジュール850を有している。
受付モジュール810は、印刷ワークフローシステムの一例であるワークフロー処理装置200からジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける。
サンプル印刷指示モジュール820は、印刷ジョブを解析した結果、その印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨がその印刷ジョブに含まれている場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データの一部を用いた試し刷りを印刷装置270に実行させるよう、RIPモジュール255、印刷装置制御モジュール260を制御する。
また、サンプル印刷指示モジュール820は、試し刷りとして、印刷ジョブに係る出力部数を1とするようにしてもよい。試し刷りであるので、出力部数は1であることが一般的であるからであり、オペレータは印刷部数を設定する必要がなくなる。
また、サンプル印刷指示モジュール820は、試し刷りとして、印刷ジョブがバリアブルプリントである場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データの1レコードを用いた印刷とするようにしてもよい。バリアブルプリントとは、例えば、ダイレクトメール(DM)等の印刷物のように、住所等の位置は同じだが、その住所等の内容が一つ一つ異なるため印刷内容を変えて印刷するものである。ここでの1件の印刷内容は、1レコード内に記録されている。バリアブルプリントの場合、複数の印刷物となるので、試し刷りとしては、そのうちの1つの案件を印刷すればよいからである。試し刷り対象となる1レコードの選択は、予め定められたレコード(例えば、最初のレコード)であってもよいし、ランダムに選択したレコードであってもよいし、操作者の操作によってレコードを選択させてもよい。
オプション変更モジュール830は、印刷ジョブに含まれているジョブオプションを変更する。例えば、試し刷りが行われた結果、目視をしたオペレータによってジョブオプションを変更する操作が行われた場合、その操作にしたがって、ジョブオプションを変更する。ここで「ジョブオプション」とは、出力態様の指定に関する出力オプションである。ジョブオプションとして、例えば、拡大縮小倍率(拡大縮小を行う、行わない等を含む)、回転、傾き補正、印刷用イメージを作成するRIP(Raster Image Processor)の種類、色調整用のパラメータ等がある。ジョブオプションについては、図14の例を用いて後述する。
「試し刷りを実行すべき旨」は、例えば、受付モジュール810が受け付けた印刷ジョブ内の印刷属性に含まれていてもよい。この場合、サンプル印刷指示モジュール820は、印刷ジョブの印刷属性を解析した結果、その印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨がその印刷属性に含まれている場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データの一部を用いた試し刷りを印刷装置270に実行させるよう、RIPモジュール255、印刷装置制御モジュール260を制御する。そして、オプション変更モジュール830は、印刷ジョブの印刷属性に含まれているジョブオプションを変更する。
通知モジュール840は、サンプル印刷指示モジュール820によって実行が指示された試し刷りが終了した場合に、ワークフロー処理装置200に対して試し刷りに関連する情報を通知する。
また、通知モジュール840は、試し刷りに関連する情報に、オプション変更モジュール830により変更された部分のジョブオプションを含めるようにしてもよい。
本番印刷指示モジュール850は、通知した試し刷りに関連する情報に対するワークフロー処理装置200の応答であって、その応答が試し刷りに対する承認を示す情報をワークフロー処理装置200から受け取った場合に、本番印刷ジョブの実行を印刷装置270に対して指示する。なお、ここで指示する対象である印刷装置270は、試し刷りを指示した印刷装置270と同じでなくてもよい。つまり、試し刷りを行う印刷装置270と本番印刷を行う印刷装置270は異なっていてもよい。
図9は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、ワークフロー処理装置200は、例えば、操作者の操作にしたがって本プリントにおける部数を設定する。
ステップS904では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230に対してジョブを送信する。なお、このジョブには、サンプルプリントの指示を含ませる。
ステップS906では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200からジョブを受信する。
ステップS908では、印刷制御装置230は、サンプルプリントを実行する。部数設定は無視して1部のみプリントする。
ステップS910では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリントでの印刷情報(例えば、印刷枚数を含む)を通知する。
ステップS912では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントでの印刷情報を保持する。例えば、印刷情報テーブル700を保持する。
ステップS914では、印刷制御装置230のオペレータはプリント結果を目視で確認する。
ステップS916では、印刷制御装置230は、サンプルプリント結果がOKとなるまで設定を変えて、ステップS908からの処理を繰り返し、プリントする。設定として、例えば、拡大縮小率の変更等がある。
ステップS918では、印刷制御装置230では、オペレータの操作によって、サンプルプリント結果に問題がなければ、サンプルプリント完了ボタンを押下する。例えば、サンプルプリント確認画面1100を提示する。図11は、サンプルプリント確認画面1100の表示例を示す説明図である。サンプルプリント確認画面1100には、承認ボタン1140、キャンセルボタン1150を表示する。そして、サンプルプリント確認画面1100内に、例えば、「サンプルプリント完了を承認する場合は承認ボタンを押してください。承認ボタンを押すと通知先にサンプルプリント完了を通知します。」を表示する。承認ボタン1140が押下されることによって、サンプルプリントが完了し、本プリントに移行する。
ステップS920では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリント完了と変更したオプションを通知する。例えば、オプションとしてオプションテーブル1400を送信する。図14は、オプションテーブル1400のデータ構造例を示す説明図である。オプションテーブル1400は、設定項目欄1410、内容欄1420を有している。設定項目欄1410は、設定項目を記憶している。内容欄1420は、内容を記憶している。設定項目として、「拡大縮小(拡大縮小率を含ませてもよい)」、「RIPの種類」、「部数」、「給紙方法」、「用紙種類」、「出力先の設定」(例えば、(1)プリント、(2)RIP処理だけを行い、プリントはしない、(3)受信を行い、保管だけする等がある)、「連続プリントを優先する」、「ファイル内の指定を優先」(例えば、ジョブ内のオプション指定とポストスクリプトファイル内のオプション指定とのいずれを適用するか)等がある。なお、部数の項目は、ステップS902で受信した部数のままとする。サンプルプリントの結果によって変更するものではないからである。つまり、サンプルプリントが完了したとしても、この部数は変更しない。
また、オプションテーブル1400全体ではなく、変更されたオプションだけを通知するようにしてもよい。
ステップS922では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの完了を登録する。
ステップS924では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントでの印刷情報をJDFに集計する。例えば、複数の印刷情報テーブル700の印刷枚数等を集計して、1つの印刷情報テーブル700とする。
ステップS926では、印刷制御装置230は、本プリントを開始する。
ステップS928では、印刷制御装置230は、本プリントを完了する。
ステップS930では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、本プリント完了を通知する。
ステップS932では、ワークフロー処理装置200は、本プリントの完了を登録する。
ステップS934では、ワークフロー処理装置200は、本プリントでの印刷情報をJDFに統合する。例えば、本プリントの印刷情報テーブル720を生成し、印刷情報テーブル700と印刷情報テーブル720を統合した印刷情報テーブル740を生成する。
ステップS936では、ワークフロー処理装置200から印刷管理装置220に情報(例えば、印刷情報テーブル740を含む)を送信する。
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1002では、ワークフロー処理装置200は、例えば、操作者の操作にしたがって本プリントにおける部数を設定する。
ステップS1004では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230に対してジョブを送信する。なお、このジョブには、サンプルプリントの指示を含ませる。
ステップS1006では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200からジョブを受信する。
ステップS1008では、印刷制御装置230は、サンプルプリントを実行する。部数設定は無視して1部のみプリントする。
ステップS1010では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリントでの印刷情報(例えば、印刷枚数を含む)を通知する。
ステップS1012では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントでの印刷情報を保持する。例えば、印刷情報テーブル700を保持する。
ステップS1014では、印刷制御装置230のオペレータはプリント結果を目視で確認する。
ステップS1016では、印刷制御装置230は、サンプルプリント結果がOKとなるまで設定を変えて、ステップS1008からの処理を繰り返し、プリントする。設定として、例えば、拡大縮小率の変更等がある。
ステップS1018では、印刷制御装置230では、オペレータの操作によって、サンプルプリント結果に問題がなければ、承認者名を入力し、サンプルプリント完了ボタンを押下する。例えば、図12に示すサンプルプリント確認画面1100又は図13に示すサンプルプリント確認画面1100を提示する。図12は、サンプルプリント確認画面1100の表示例を示す説明図である。サンプルプリント確認画面1100には、承認者所属欄1220、承認者氏名欄1230、承認ボタン1140、キャンセルボタン1150を表示する。つまり、図11の例に示したサンプルプリント確認画面1100に承認者所属欄1220、承認者氏名欄1230を付加したものである。承認者所属欄1220には、サンプルプリントのプリント結果を確認した者の所属組織を記載し、承認者氏名欄1230には、サンプルプリントのプリント結果を確認した者の氏名を記載する。これらの記載内容は、サンプル完了234の情報として、ワークフロー処理装置200に送信され、ワークフロー処理装置200側では、これらの情報を管理(登録)する。図13は、サンプルプリント確認画面1100の表示例を示す説明図である。サンプルプリント確認画面1100には、通知先欄1310、承認者所属欄1220、承認者氏名欄1230、承認ボタン1140、キャンセルボタン1150を表示する。つまり、図12の例に示したサンプルプリント確認画面1100に通知先欄1310を付加したものである。通知先欄1310には、サンプル完了234を送信する先であるワークフロー処理装置200のアドレス(例えば、名称等でもよい)を記載する。通知先欄1310内の記載内容にしたがって、サンプル完了234を送信する。例えば、サンプルプリント指示232を送信してきたワークフロー処理装置200A以外のワークフロー処理装置200Bにサンプル完了234を送信する場合に用いられる。
ステップS1020では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリント完了と変更したオプションを通知する。例えば、オプションとしてオプションテーブル1400を送信する。
ステップS1022では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの完了を登録する。
ステップS1024では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントでの印刷情報をJDFに集計する。例えば、複数の印刷情報テーブル700の印刷枚数等を集計して、1つの印刷情報テーブル700とする。
ステップS1026では、印刷制御装置230は、本プリントを開始する。
ステップS1028では、印刷制御装置230は、本プリントを完了する。
ステップS1030では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、本プリント完了を通知する。
ステップS1032では、ワークフロー処理装置200は、本プリントの完了を登録する。
ステップS1034では、ワークフロー処理装置200は、本プリントでの印刷情報をJDFに統合する。例えば、本プリントの印刷情報テーブル720を生成し、印刷情報テーブル700と印刷情報テーブル720を統合した印刷情報テーブル740を生成する。
ステップS1036では、ワークフロー処理装置200から印刷管理装置220に情報(例えば、印刷情報テーブル740を含む)を送信する。
図15は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1502では、ワークフロー処理装置200は、例えば、操作者の操作にしたがって本プリントにおける部数を設定する。
ステップS1504では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230に対してジョブを送信する。なお、このジョブには、サンプルプリントの指示を含ませる。
ステップS1506では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200からジョブを受信する。
ステップS1508では、印刷制御装置230は、サンプルプリントを実行する。部数設定は無視して1部のみプリントする。
ステップS1510では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリントでの印刷情報(例えば、印刷枚数を含む)を通知する。
ステップS1512では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントでの印刷情報を保持する。例えば、印刷情報テーブル700を保持する。
ステップS1514では、印刷制御装置230のオペレータはプリント結果を目視で確認する。
ステップS1516では、印刷制御装置230は、サンプルプリント結果がOKとなるまで設定を変えて、ステップS1508からの処理を繰り返し、プリントする。設定として、例えば、拡大縮小率の変更等がある。
ステップS1518では、印刷制御装置230では、オペレータの操作によって、サンプルプリント結果に問題がなければ、プリンター側承認者の名を入力し、サンプルプリント完了ボタンを押下する。
ステップS1520では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリント完了と変更したオプションを通知する。例えば、オプションとしてオプションテーブル1400を送信する。
ステップS1522では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの完了を登録する。
ステップS1524では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントでの印刷情報をJDFに集計する。例えば、複数の印刷情報テーブル700の印刷枚数等を集計して、1つの印刷情報テーブル700とする。
ステップS1526では、ワークフロー処理装置200では、プリンター側で変更したオプションをワークフロー側承認者が確認する。例えば、オプション変更確認画面1600を提示する。図16は、オプション変更確認画面1600の表示例を示す説明図である。オプション変更確認画面1600には、オプション変更結果表示領域1610、承認者所属欄1630、承認者氏名欄1640、承認ボタン1650、キャンセルボタン1660を表示する。そして、オプション変更確認画面1600内に、例えば、「プリンターでサンプルプリントが完了しました。変更されたプリントオプションを確認してください。本番プリントを実行する場合は承認ボタンを押してください。承認ボタンを押すと本プリントを開始します。」を表示する。オプション変更結果表示領域1610には、オプションテーブル1620を表示する。オプションテーブル1620は、設定項目欄1622、内容欄1624、変更欄1626、コスト変動欄1628を有している。設定項目欄1622は、設定項目を表示している。内容欄1624は、内容を表示している。変更欄1626は、変更の有無を表示している。コスト変動欄1628は、コスト変動の有無を表示している。ここでいうコストとは、例えば用紙の単価やトナーなどの画像形成材料の消費量などから算出される本番プリント(サンプルプリントを含めてもよい)に係る原材料費のようなものをいう。設定項目欄1622、内容欄1624は、オプションテーブル1400の設定項目欄1410、内容欄1420に該当する。変更欄1626は、サンプルプリントによって変更された項目にマークを表示する。コスト変動欄1628は、マークのある項目に変動があった場合にコストが変動することを示している。サンプルプリントによって変更された場合、コスト管理上、重要なチェック項目となるからである。承認者所属欄1630には、ワークフロー側承認者の所属組織を記載し、承認者氏名欄1640には、ワークフロー側承認者の氏名を記載する。ワークフロー処理装置200は、これらの情報を管理(登録)する。承認ボタン1650が押下されると、ステップS1528に進む。
さらに、ステップS1504の時点から、印刷におけるコストの変動が生じたか否かを示すようにしてもよい。そのために、ステップS1504におけるコストを算出して記録しておき、ステップS1522で受信したオプションで再度コストを算出し、両者を比較してコストが変動したか否かを判断すればよい。なお、コスト算出式は予め定められており、そのコスト算出式の変数に、オプションテーブル1400内の値を適用すればよい。
ステップS1528では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置230に対して、本プリント開始を指示する。
ステップS1530では、印刷制御装置230は、本プリントを開始する。
ステップS1532では、印刷制御装置230は、本プリントを完了する。
ステップS1534では、印刷制御装置230は、ワークフロー処理装置200に対して、本プリント完了を通知する。
ステップS1536では、ワークフロー処理装置200は、本プリントの完了を登録する。
ステップS1538では、ワークフロー処理装置200は、本プリントでの印刷情報をJDFに統合する。例えば、本プリントの印刷情報テーブル720を生成し、印刷情報テーブル700と印刷情報テーブル720を統合した印刷情報テーブル740を生成する。
ステップS1540では、ワークフロー処理装置200から印刷管理装置220に情報(例えば、印刷情報テーブル740を含む)を送信する。
図17を参照して、本実施の形態の情報処理装置100、ワークフロー処理装置200、印刷制御装置230のハードウェア構成例について説明する。図17に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1717と、プリンター等のデータ出力部1718を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1701は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、受付モジュール110、サンプル印刷依頼モジュール120、本番印刷依頼モジュール130、印刷管理情報特定モジュール140、印刷管理情報出力モジュール150、通信モジュール205、JMF送受信モジュール210、JMF送受信モジュール240、ユーザーインタフェースモジュール245、ジョブ管理モジュール250、RIPモジュール255、印刷装置制御モジュール260、受付モジュール810、サンプル印刷指示モジュール820、オプション変更モジュール830、通知モジュール840、本番印刷指示モジュール850等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1702は、CPU1701が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1703は、CPU1701の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1704により相互に接続されている。
ホストバス1704は、ブリッジ1705を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1706に接続されている。
キーボード1708、マウス等のポインティングデバイス1709は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1710は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1709とディスプレイ1710の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1711は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1701によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、印刷ジョブ保存モジュール160等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ(印刷情報テーブル700、ジョブID対応テーブル780、オプションテーブル1400等)、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1712は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1713に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1707、外部バス1706、ブリッジ1705、及びホストバス1704を介して接続されているRAM1703に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1713も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1714は、外部接続機器1715を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1714は、インタフェース1707、及び外部バス1706、ブリッジ1705、ホストバス1704等を介してCPU1701等に接続されている。通信部1716は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1717は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1718は、例えばプリンターであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図17に示す情報処理装置等のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図17に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図17に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンター、複合機(スキャナ、プリンター、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
前述の実施の形態(特に、印刷制御装置230又は図8の例に示したジョブ管理モジュール250)は以下のように把握してもよい。そして、図1の例に示した情報処理装置100と組み合わせてもよい。
[A] 印刷ワークフローシステムからジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
印刷ジョブを解析した結果、当該印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨が当該印刷ジョブに含まれている場合は、当該印刷ジョブに含まれている印刷データの一部を用いた試し刷りを実行するよう、印刷装置に指示する試し刷り指示手段と、
印刷ジョブに含まれているジョブオプションを変更するオプション変更手段と、
前記試し刷り指示手段によって実行が指示された試し刷りが終了した場合に、前記印刷ワークフローシステムに対して試し刷りに関連する情報を通知する通知手段と、
を備えた印刷制御装置。
[B] 前記試し刷り指示手段は、試し刷りとして、前記印刷ジョブに係る出力部数を1とする
ことを特徴とする[A]に記載の印刷制御装置。
[C] 前記試し刷り指示手段は、試し刷りとして、前記印刷ジョブがバリアブルプリントである場合は、当該印刷ジョブに含まれている印刷データの1レコードを用いた印刷とする
ことを特徴とする[A]又は[B]に記載の印刷制御装置。
[D] 前記通知手段は、前記試し刷りに関連する情報に、前記オプション変更手段により変更された部分のジョブオプションを含める
ことを特徴とする[A]から[C]のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
[E] 通知した試し刷りに関連する情報に対する印刷ワークフローシステムの応答であって、当該応答が試し刷りに対する承認を示す情報を前記印刷ワークフローシステムから受け取った場合に、本番印刷ジョブの実行を指示する本番印刷ジョブ指示手段
をさらに備えることを特徴とする[A]から[D]のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
[F] コンピュータを、
印刷ワークフローシステムからジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
印刷ジョブを解析した結果、当該印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨が当該印刷ジョブに含まれている場合は、当該印刷ジョブに含まれている印刷データの一部を用いた試し刷りを実行するよう、印刷装置に指示する試し刷り指示手段と、
印刷ジョブに含まれているジョブオプションを変更するオプション変更手段と、
前記試し刷り指示手段によって実行が指示された試し刷りが終了した場合に、前記印刷ワークフローシステムに対して試し刷りに関連する情報を通知する通知手段
として機能させるための印刷制御プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[A]の印刷制御装置によれば、試し刷りを伴う印刷ジョブであっても1つのワークフローとして取り扱われ、試し刷りに対する確認・承認もワークフローに反映される。
[B]の印刷制御装置によれば、出力部数を1とした試し刷りが行われる。
[C]の印刷制御装置によれば、印刷ジョブがバリアブルプリントである場合は、印刷データの1レコードを用いて試し刷りが行われる。
[D]の印刷制御装置によれば、試し刷りを行うことによって変更された部分のジョブオプションが通知される。
[E]の印刷制御装置によれば、試し刷りに対する承認を示す情報を受け取った場合に、本番印刷ジョブの実行が指示される。
[F]の印刷制御プログラムによれば、試し刷りを伴う印刷ジョブであっても1つのワークフローとして取り扱われ、試し刷りに対する確認・承認もワークフローに反映される。
100…情報処理装置
110…受付モジュール
120…サンプル印刷依頼モジュール
130…本番印刷依頼モジュール
140…印刷管理情報特定モジュール
150…印刷管理情報出力モジュール
160…印刷ジョブ保存モジュール
200…ワークフロー処理装置
205…通信モジュール
210…JMF送受信モジュール
215…ユーザー端末
220…印刷管理装置
230…印刷制御装置
232…サンプルプリント指示
234…サンプル完了
236…本プリント指示
240…JMF送受信モジュール
245…ユーザーインタフェースモジュール
250…ジョブ管理モジュール
255…RIPモジュール
260…印刷装置制御モジュール
270…印刷装置
390…通信回線
400…ワークフロー制御装置
810…受付モジュール
820…サンプル印刷指示モジュール
830…オプション変更モジュール
840…通知モジュール
850…本番印刷指示モジュール

Claims (5)

  1. クライアント装置から受け取った印刷データと当該印刷データの処理に関する指示情報を含む印刷ジョブ情報を保存する保存手段と、
    前記印刷ジョブ情報に試し刷りを指示する試し刷り指示情報が含まれている場合に、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた試し刷りに係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する試し刷り依頼手段と、
    前記試し刷り依頼手段が試し刷りを依頼したのち、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた本番印刷に係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する本番印刷依頼手段と、
    前記試し刷り依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第1の識別子と、前記本番印刷依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第2の識別子をそれぞれ保存手段に保存された印刷ジョブ情報に係る印刷ジョブ識別子に関連付け、試し刷り印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第1の印刷管理情報と本番印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第2の印刷管理情報をそれぞれ第1の識別子、第2の識別子によって特定する印刷管理情報特定手段と、
    前記印刷管理情報特定手段が特定した前記第1の印刷管理情報と前記第2の印刷管理情報を統合して前記クライアント装置又は印刷管理装置に出力する印刷管理情報出力手段と、
    を有す情報処理装置。
  2. 前記印刷ジョブ識別子は、印刷ジョブ名である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷ジョブ識別子は、前記印刷ジョブ情報を登録したユーザー名である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 試し刷りに対する承認情報を受け取る承認情報取得手段をさらに備え、前記承認情報取得手段が承認情報を受け取ってから前記本番印刷依頼手段が本番印刷に係る印刷ジョブを依頼する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    クライアント装置から受け取った印刷データと当該印刷データの処理に関する指示情報を含む印刷ジョブ情報を保存する保存手段と、
    前記印刷ジョブ情報に試し刷りを指示する試し刷り指示情報が含まれている場合に、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた試し刷りに係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する試し刷り依頼手段と、
    前記試し刷り依頼手段が試し刷りを依頼したのち、前記保存手段に保存されている印刷ジョブを用いた本番印刷に係る印刷ジョブを依頼する印刷装置を決定し、当該印刷装置に対して依頼する本番印刷依頼手段と、
    前記試し刷り依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第1の識別子と、前記本番印刷依頼手段が依頼した印刷ジョブを特定する第2の識別子をそれぞれ保存手段に保存された印刷ジョブ情報に係る印刷ジョブ識別子に関連付け、試し刷り印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第1の印刷管理情報と本番印刷に係る印刷ジョブを依頼した印刷装置から受け取った第2の印刷管理情報をそれぞれ第1の識別子、第2の識別子によって特定する印刷管理情報特定手段と、
    前記印刷管理情報特定手段が特定した前記第1の印刷管理情報と前記第2の印刷管理情報を統合して前記クライアント装置又は印刷管理装置に出力する印刷管理情報出力手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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