JP2017219657A - 収差補正板及びそれを有する光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光路中に斜めに挿入された部材によって発生する非点収差とコマ収差を、光束中心から周辺の全域にわたって補正できる、簡易小型な補正光学系を有する光学装置を提供すること。【解決手段】レンズ群Lと光束の一部を反射し一部を透過させる光学部材HMを少なくとも1枚有する光学装置であって、前記光学部材はレンズ群の光軸に対して傾いて配置され、前記光学部材の光軸に対する傾きと同方向に傾いた収差補正部材CPを有し、前記収差補正部材CPは、光束入射面と光束射出面とが平行でない楔形状に設定することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、結像レンズ群或いは観察光学系の光軸に対して斜めに配置された部材を有する光学装置に関し、例えば、デジタルスチルカメラ、画像投射装置、電子ビューファインダー、望遠鏡等の光学装置に用いる補正光学系として好適なものである。
従来より、一眼レフカメラや電子ビューファインダーなどの光学装置は、光軸に対して斜めに傾けて配置されたハーフミラーや偏光板などによって、光束の一部を反射し一部を透過させる光学素子を有している。このような光学装置の一例として、図14に、撮像素子による撮像と眼による観察を同時に行うことが可能な一眼レフカメラの光学系を示す。この光学系では、物体側から撮像レンズ群Lを通った光の一部をハーフミラーHMにより観察光学系FUに導き、一方で、ハーフミラーHMを透過した光を撮像面IPに結像させる構成となっている。
前述の構成する光学系において、ハーフミラーHMを透過する光束は撮像面IPに結像させるために収束している。そのためハーフミラーHMによって非点収差やコマ収差が発生し、撮像面IPには画面中心から周辺にかけ、画面全域で画質が劣った像が結像される。このような光路中の光軸に対して斜めに配置された部材によって発生するコマ収差や非点収差を補正するために、光路中に補正光学系を配置する構成が知られている(特許文献1及び2)。
特開2005−292641号公報 特開昭62−56992号公報
このような光路中に斜めに挿入された部材によって発生する収差を補正するための光学系は、中心光束の非点収差やコマ収差を補正すると同時に、画面周辺に結像する光束に対しても十分に収差を補正することが重要である。また光路中に補正光学系を挿入する場合、スペースが限られているため、補正光学系は小型であることも重要である。
特許文献1に開示された補正光学系では、光路中に斜めに挿入された部材とは逆の方向に傾けた補正用の平行平板によって、中心光束のコマ収差を補正している。また中心光束の非点収差補正のために円筒レンズを用いている。
しかし、特許文献1の補正光学系は、光路中に斜めに挿入された部材とは逆の方向に傾けた平行平板を用いているため、補正用に多くのスペースを必要とする。また平行平板の他に円筒レンズを用いるため、更なるスペース確保とコスト増加を招く。
特許文献2に開示された光学系では、光路中に斜めに挿入された部材を楔形状にすることで、中心光束のコマ収差と非点収差を補正している。
しかし、この構成では周辺光束に対してはコマ収差も非点収差も十分に補正できず、Fナンバーの大きい光学系や撮像面に対して周辺光束が大きな角度で入射する光学系では、周辺解像度の劣化が顕著になる傾向にある。
そこで、本発明は、光路中に斜めに挿入された部材によって発生する非点収差とコマ収差を、光束中心から周辺の全域にわたって補正できる簡易小型な補正光学板を有する光学装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る光学装置は、
レンズ群と光束の一部を反射し一部を透過させる光学部材を少なくとも1枚有する光学装置であって、前記光学部材はレンズ群の光軸に対して傾いて配置され、前記光学部材の光軸に対する傾きと同方向に傾いた収差補正部材を有し、前記収差補正部材は、光束入射面と光束射出面とが平行でない楔形状を有することを特徴とする。
本発明によれば、光路中に斜めに挿入された部材によって発生する非点収差とコマ収差を光束中心から周辺の全域にわたって補正できる、簡易小型な補正光学板を有する光学装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る収差補正板を説明する図 本発明の実施例1において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図 本発明の実施例1において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図 本発明の実施例2に係る収差補正光学板を説明する図 本発明の実施例2において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図 本発明の実施例2において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図 本発明の実施例3に係る収差補正光学板を説明する図 本発明の実施例3において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図 本発明の実施例3において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図 本発明の実施例4に係る収差補正光学板を説明する図 本発明の実施例4において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図 本発明の実施例4において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図 本発明の収差補正板CPを供えた撮像装置の概略図 従来例の光学系を示す構成図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
実施例1及び実施例2は本発明の収差補正板CPを有し、撮像素子による撮像と眼による観察を同時に行うことが可能な撮像光学系である。実施例1及び実施例2は物体側から結像面側へ順に、結像レンズ群L、光軸に対して傾いて配置される収差補正板CP、光路を2分するためのハーフミラーHM、撮像面IP、観察光学系FUを有している。観察光学系FUは眼視用の接眼レンズ群FLを有している。
実施例3及び実施例4は本発明の収差補正板を有した観察光学系である。実施例3及び実施例4は眼視用の画像が表示された画像表示素子D、画像表示素子Dを照明するための光源S、光源Sを反射させる偏光板PL、光軸に対して傾いて配置される収差補正板CP、接眼レンズ群FLを有する。
各実施例に共通して、本発明の効果を得る上で特徴となる点について、実施例1を例にとって説明する。
[実施例1]
図1は本発明の実施例1における光学系の断面図である。図2は実施例1において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図である。図3は実施例1において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図である。諸収差図のうち非点収差図及び横収差図においてM(点線)、S(実線)はメリディオナル像面及びサジタル像面である。ωは半画角(撮像画角の半分の値)(度)、FnoはFナンバーである。
図1において、断面図左の物体側から入射した光束は、撮像レンズ群L(焦点距離f=100mm)により集光される。収束光は撮像レンズ群Lの光軸に対して傾いて配置された収差補正板CPを透過し、光軸に対して−45度傾いて配置されたハーフミラーHM(厚みd=1.0mm)により観察光学系FUと撮像面IPに光路が2分される。観察光学系FUに入った光束は接眼レンズ群FLによって眼視できる状態に光束が整えられる。一方でハーフミラーHMを透過した収束光は撮像面IPで結像される。
収差補正板CPは収束光がハーフミラーHMを透過する際に発生する非点収差やコマ収差を補正している。収差補正板CPの光束入射面(物体側)は光軸に対して−10.0度、光束射出面(像側)は光軸に対して−10.5度、それぞれ傾いて配置されている。また、収差補正板CPの光軸から傾ける前の光軸上の厚みは1.0mmであり、この収差補正板CPの屈折率は1.51633である。
収差補正板CPの光束入射面と射出面を平行ではなく角度差をつけた楔形状とすることで、ハーフミラーHMで発生するコマ収差を中心から周辺画角全体にわたって良好に補正できる。また収差補正板CP全体の傾きをハーフミラーHMと同じ方向に傾けることで非点収差を全画角にわたって補正できる。また収差補正板CP全体の傾きをハーフミラーHMと同じ方向に傾けることで、収差補正板を挿入することによって光学系が大型化することを防ぐことができる。
図2の実施例1における収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図では、中心画角からコマ収差と非点収差が発生しており、周辺画角になると更に大きな非点収差が発生していることがわかる。これに対して、図3の実施例1における収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図では、中心画角から周辺画角にわたって良好にコマ収差や非点収差が補正できていることがわかる。
実施例1において、収差補正板CPの光線入射面と射出面の光軸に対する角度をθ1、θ2、ハーフミラーHMの光軸に対する角度をθとしたとき、
0<|θ1−θ2|<|θ| ・・・(1)
なる条件式を満足している。条件式(1)はハーフミラーHMで発生するコマ収差を補正するために、収差補正板の楔形状を規定する式である。
条件式(1)が0になると、収差補正板CPは平行平板となり、コマ収差を補正することができなくなる。条件式(1)の上限を超えると、コマ収差の補正過大と非点収差及び像面湾曲が増大し、好ましくない。また条件式(1)の上限を超えると、収差補正板CPの両面の角度差が大きくなり、形状を確保するために補正板が大型化してしまう。更に好ましくは、条件式(1)は以下の範囲の如く設定することが良い。
0<|θ1−θ2|<45 ・・・(1a)
また更に好ましくは、条件式(1a)は以下の範囲の如く設定することが良い。
0<|θ1−θ2|<10 ・・・(1b)
実施例1において、収差補正板は次の条件式を満たしている。
0<|(θ1+θ2)/2| <|θ| ・・・(2)
条件式(2)はハーフミラーHMで発生する非点収差及び像面湾曲を補正するために、収差補正板の傾き角度を規定する式である。
条件式(2)が下限値を超えると、収差補正板の傾きがハーフミラーHMに対して反対側に傾くため、非点収差や像面湾曲を補正ではなく増大させてしまう。条件式(2)が上限値を超えると、収差補正板CPの傾きがハーフミラーHMの傾きより大きくなり、中心画角と周辺画角のコマ収差補正を両立させることが難しくなる。
また更に好ましくは、条件式(2a)は以下の範囲の如く設定することが良い。
0<|(θ1+θ2)/2|<45 ・・・(2a)
また更に好ましくは、条件式(2b)は以下の範囲の如く設定することが良い。
5<|(θ1+θ2)/2|<45 ・・・(2b)
実施例1において、ハーフミラーHMの厚みをd、屈折率をn、収差補正板CPの光軸から傾ける前の光軸上の厚みをd’、屈折率をn’としたとき、
0.1<|n’d’/nd|<10 ・・・(3)
なる条件式を満足している。
条件式(3)はハーフミラーHMで発生するコマ収差と非点収差を適切に補正するために、収差補正板CPの厚みと屈折率を適切に定める条件式である。条件式(3)が下限値を超えると、収差補正板CPの厚みがハーフミラーHMに対して薄くなりすぎ、十分な収差補正効果が得られない。また収差補正板CPが薄くなりすぎると、入射面と射出面に角度を付けにくくなり、コマ収差補正効果を得ることが困難になる。条件式(3)が上限値を超えると、中心画角と周辺画角のコマ収差補正を同時に行うことが困難となる。また収差補正板の厚みも増し、光学系の全長が伸びてしまい、好ましくない。
更に好ましくは、条件式(3)は以下の範囲の如く設定することが良い。
0.2<|n’d’/nd|<8 ・・・(3a)
更に好ましくは、条件式(2)は以下の範囲の如く設定することが良い。
0.3<|n’d’/nd|<5 ・・・(3b)
以上のように、本実施例によれば、光路中に斜めに挿入された部材によって発生する非点収差とコマ収差を光束中心から周辺の全域にわたって補正できる簡易小型な収差補正板が得られる。
以下、本発明の他の実施例について説明する。他の実施例に対しても前述した各条件式を満足している。このため、上記条件式に関する説明は省略する。
[実施例2]
図4は本発明の実施例2における光学系の断面図である。図5は実施例2において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図である。図6は実施例2において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図である。
実施例2は実施例1と同様の構成であり、撮像素子による撮像と眼による観察を同時に行うことが可能な撮像光学系に、本発明の収差補正板CPを挿入した例である。結像レンズ群Lの焦点距離fは50mmであり、ハーフミラーHMの厚みは2.0mmである。
実施例2は実施例1に比べて、結像レンズ群Lの焦点距離fが短く、ハーフミラーHMの厚みも厚い。そのため図5において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差は、実施例1の収差補正板CPをいれない場合(図2参照)に比べて大きな非点収差が発生している。ハーフミラーHMで発生した収差を補正するために、収差補正板CPの光束入射面(物体側)は光軸に対して−17.0度、光束射出面は光軸に対して−17.8度、それぞれ傾いて配置されている。また、収差補正板CPの光軸から傾ける前の光軸上の厚みは1.0mmであり、実施例1の収差補正板の厚みと同じである。
収差補正板CPの屈折率は2.00000である。実施例2では、実施例1と同じ収差補正板CPの厚みでも、収差補正板CPの屈折率を上げ、傾斜角度を実施例1よりも更に大きくすることで、中心画角から周辺画角にかけて収差を良好に補正している(図6)。
[実施例3]
図7は本発明の実施例3における光学系の断面図である。図8は実施例3において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図である。図9は実施例3において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図である。図8及び図9の諸収差図はファインダー視度が−1ディオプター(標準視度)である場合を示している。
図7において、断面図左側が物体側(画像表示素子側)、右側が射出側(観察者側)である。画像表示素子Dから射出された光束は偏光板PLと収差補正板CPを透過した後、接眼レンズ群FL(焦点距離f=13.3mm)により眼の瞳位置であるアイポイントEPへ導かれる。光源Sは画像表示素子を照明するためのものであり、光源Sから発せられた光束は、光軸に対して−45度傾いて配置された偏光板PLによって反射され画像表示素子Dへ導かれる。偏光板PLの厚みはd=0.3mm、屈折率n=1.51633である。
図7において、収差補正板CPは、発散光束が偏光板PLを透過する際に発生する非点収差やコマ収差を補正している。収差補正板CPの物体側面は光軸に対して−10.0度、射出側面は光軸に対して−9.0度、それぞれ傾いて配置されている。また、収差補正板CPの光軸から傾ける前の光軸上の厚みは0.3mmであり、この収差補正板CPの屈折率は1.51633である。
図8の実施例3における収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図では、中心画角からコマ収差と非点収差が発生しており、周辺画角になると更に大きな非点収差が発生していることがわかる。これに対して、図9の実施例3における収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図では、中心画角から周辺画角にわたって良好にコマ収差や非点収差が補正できていることがわかる。
[実施例4]
図10は本発明の実施例4における光学系の断面図である。図11は実施例4において、収差補正板CPを挿入しない場合の諸収差図である。図12は実施例4において、収差補正板CPを挿入した場合の諸収差図である。図11及び図12の諸収差図はファインダー視度が−1ディオプターである場合を示している。
実施例4は実施例3と同様の構成であり、撮像素子による撮像と眼による観察を同時に行うことが可能な接眼光学系に、本発明の収差補正板CPを挿入した例である。
実施例4は実施例3に対して、偏光板PLが平行平板ではなく曲率(R=−10mm)を持っていることが異なる。また、偏光板PLの厚みはd=0.15mm、屈折率は1.51633である。また、接眼レンズFLの焦点距離はf=13.3mmである。
実施例4は実施例3に対し、偏光板PLが曲率をもっているため、各画角で発生する非点収差やコマ収差の量が大きく異なっていることがわかる(図11参照)。偏光板PLで発生した収差を補正するために、収差補正板CPの物体側は光軸に対して−13.0度、光束射出側は光軸に対して−14.4度、それぞれ傾いて配置されている。また、収差補正板CPの光軸から傾ける前の光軸上の厚みは0.5mmであり、この収差補正板CPの屈折率は1.51633である。図12において、収差補正板CPにより、中心画角、周辺画角ともにコマ収差や非点収差が良好に補正されていることがわかる。各数値実施例における前述した条件式との対応を表1に示す。
次に各実施例に示したような補正光学系を用いたファインダーを搭載したデジタルスチルカメラの実施形態を図13を用いて説明する。
図13において、20はカメラ本体、21は撮影光学系である。22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。24は反射型液晶ディスプレイや光源、偏光板、接眼レンズ等によって構成され、固体撮像素子22条に形成された被写体像を観察するためのファインダーである。
L 結像レンズ群、FL 接眼レンズ群、FU 観察光学系、HM ハーフミラー、
IP 撮像面、CP 収差補正板、S 光源、PL 偏光板、EP アイポイント、
D 画像表示装置

Claims (6)

  1. レンズ群と光束の一部を反射し一部を透過させる光学部材を少なくとも1枚有する光学装置であって、前記光学部材はレンズ群の光軸に対して傾いて配置され、前記光学部材の光軸に対する傾きと同方向に傾いた収差補正部材を有し、前記収差補正部材は、光束入射面と光束射出面とが平行でない楔形状を有することを特徴とする収差補正板及びそれを有する光学装置。
  2. 前記収差補正板の光束入射側の光軸に対する角度をθ1、光束射出側の光軸に対する角度をθ2とし、前記の光束の一部を反射し一部を透過させる光学部材の光軸に対する角度をθとしたとき、
    0<|θ1−θ2|<|θ|
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の収差補正板。
  3. 光束入射側の光軸に対する角度をθ1、光束射出側の光軸に対する角度をθ2とし、前記の光束の一部を反射し一部を透過させる光学部材の光軸に対する角度をθとしたとき、
    0<|(θ1+θ2)/2|<θ
    を満たすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収差補正板。
  4. 前記収差補正部材を光軸から傾ける前の光軸上の厚みをd’、屈折率をn’、前記の光束の一部を反射し一部を透過させる光学部材の厚みをd、屈折率をnとしたとき、
    0.1<|n’d’/nd|<10
    を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の収差補正板及びそれを有する光学装置。
  5. 前記収差補正部材は前記レンズ群と前記の光束の一部を反射し一部を透過させる光学部材の間に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の収差補正光学板及びそれを有する光学装置。
  6. 前記レンズ群は眼視用の接眼光学系であって、前記接眼光学系の観察側に画像表示面と前記画像表示面を照射する光源を有し、前記光源を反射し前記画像表示面へと光束を導く光学部材を有し、前期画面表示面と前記接眼光学系の間に前記収差補正板を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の収差補正板及びそれを有する光学装置。
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