JP2017219594A - 粉体搬送装置、粉体搬送方法及び画像形成装置 - Google Patents
粉体搬送装置、粉体搬送方法及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017219594A JP2017219594A JP2016112261A JP2016112261A JP2017219594A JP 2017219594 A JP2017219594 A JP 2017219594A JP 2016112261 A JP2016112261 A JP 2016112261A JP 2016112261 A JP2016112261 A JP 2016112261A JP 2017219594 A JP2017219594 A JP 2017219594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- wall portion
- flow path
- conveying
- deformed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
以下に示す実施形態の装置及び方法における搬送対象の粉体は、例えば、電子写真方式の画像形成装置の現像剤に用いられるキャリア、トナー、キャリア及びトナーの混合体、キャリア及びトナーの製造に用いられる材料などである。また、本実施形態の装置及び方法は、小麦粉等の食糧、粉状の薬、セメント等の土木・建築材料、磁性粉末、金属粉末、樹脂粉末等の様々な粉体の搬送にも適用できる。搬送対象の粉体の粒径は特に限定されないが、例えば数百nm〜数百μmである。例えば、キャリアの粒径は数μm〜数百μm(例えば10μm〜100μm)であり、トナーの粒径は数μm〜数十μm(典型的には例えば3μm〜20μm)である。また、搬送対象は、数mm以上の粒状物であってもよい。また、搬送対象の形状は特に限定されないが、例えば球状であってもよいし、不定形であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る粉体搬送装置10の一例を示す概略構成図である。図1において、粉体搬送装置10は、粉体搬送ポンプ本体である蠕動運動型のコンベア100と、コンベア100を駆動する駆動手段としての圧縮空気供給部200と、圧縮空気供給部200を制御する制御手段としての制御部300とを備える。
図2はポンプユニット110の斜視断面図であり、図3(a)及び(b)はそれぞれポンプユニット110の正面図及び側面図である。ポンプユニット110は、粉体流路Pを形成する弾性体からなる内壁部としてのチューブである内筒120と、内筒120を囲むように内筒120の粉体流路Pとは反対側(外側)に設けられた弾性体からなる外壁部としての外筒130とを備えている。更に、ポンプユニット110は、搬送方向Aにおける内筒120及び外筒130の両端部が固定された1対の接続部材としての上流側フランジ140及び下流側フランジ145を備えている。
次に、本実施形態の複数のポンプユニット110を有するコンベア100の粉体搬送動作について説明する。
次に、上記構成のコンベア100の蠕動運動による粉体搬送動作における理論幾何最大搬送量について説明する。
次に、上記構成のコンベア100の基本性能について説明する。
(1)収縮率
図8は、ポンプユニット110の軸方向(搬送方向)における収縮の様子を示す説明図である。ポンプユニット110の収縮率とはポンプユニット110が軸方向へ収縮する割合を示したものである。ポンプユニット110が軸方向へ収縮することで管内の内容物の搬送効率を上げ、同時に内筒120の閉塞を補助する。ポンプユニット110の軸方向長さをlD[mm]とし、ポンプユニット110の収縮量をX[mm]とすると、収縮率RC[%]は次式(6)で定義される。
ポンプユニット110の閉口率(閉塞率ともいう。)RLは次式(7)で定義され、開口率ROは次式(8)で定義される。ここで、式中のS[mm2]はポンプユニット110を軸方向から見たときの加圧していない粉体流路Pの初期開口面積であり、s[mm2]は圧縮空気を供給した加圧時の粉体流路Pの開口面積(空隙Gの面積)である。
押出体積とは、ポンプユニット110の内筒120が内側に膨らむように膨張変形したときに粉体流路Pから押し出される体積、すなわち、内筒120の内側の粉体流路Psの初期体積が内筒120の膨張変形によって減少する体積減少量である。この押出体積に前述の動作間隔tsと搬送対象の粉体の密度ρを考慮すると、前述のように単位時間あたりの搬送量(質量)を算出することができる。
図12において、ポンプユニット110の上部に透明なアクリル管405を配置し、ポンプユニット110とアクリル管405に水410を入れた。各印加圧力ごとの水410の上面H1,H2の変化量ΔHを計測することで押出体積を算出した。印加圧力を40[kPa]として、ポンプユニット110に圧縮空気を供給する加圧時間tAを0.1[s]、0.3[s]、0.5[s]、1.0[s]、1.5[s]の場合の押出体積と復元時の押出体積を計測した。本測定で得られる押出体積と復元時の押出体積の差は、後述の粉体搬送動作例におけるポンプユニット110内の粉体流路Pの空間差分に対応する。
次に、上記構成の粉体搬送装置10での粉体の搬送動作例について説明する。ここでは、前述のタイプAの4個のポンプユニット110を直列に接続したコンベア100の蠕動運動によって供給側から搬送対象の粉体が搬送されるかを確認した。また、コンベア100の一方の端部から供給された粉末が反対側の端部へ搬送されるのかを確認し、単位時間あたりの搬送量(搬送速度)を測定した。搬送対象の粉体400としては電子写真式の画像形成装置における現像剤を構成するキャリアを用いた。
図18及び図19の結果から、ポンプユニット110に対する40[kPa]印加時では、ポンプユニット110の加圧時間を0.5[s]とした場合に最も搬送量が大きいことがわかった。この結果を参考に画像形成装置で使用されている現像剤としてのトナーを搬送し、その搬送量を測定した。粉体搬送装置10は図15に示したものを使用した。搬送対象の現像剤はシアントナー(株式会社リコー製)を使用した(密度:2.0[g/cm3])。
(態様A)
キャリアや現像剤(トナー)等の粉体400を搬送する粉体搬送装置10であって、粉体流路Pを形成する弾性体からなる内筒120等の内壁部を有するポンプユニット110等のポンプ部材が複数並べて設けられ、複数のポンプ部材それぞれの内壁部を粉体流路の中心軸側に変形させる圧縮空気供給部200等の駆動手段と、複数のポンプ部材の内壁部の中心軸側への変形を、粉体流路における粉体の搬送方向の上流側から下流側に向けて順次行うように、駆動手段を制御する制御部300等の制御手段と、を備え、内壁部を変形させる際に、粉体流路Pに空隙Gが残るように内壁部を変形させる。
これによれば、ポンプ部材の内壁部の中心軸側への変形を、粉体流路における搬送方向の上流側から下流側に向けて順次行うことにより、各ポンプ部材の内壁部で形成される粉体流路に、粉体を搬送方向下流側に押し出す動きを発生させることができる。この粉体を押し出す動きによる搬送実験を本願発明者らが行ったところ、搬送対象が粉体の場合、粉体流路に空隙が残るように内壁部を変形させることで粉体を搬送できることが判明した。
本態様では、搬送方向の上流側から下流側に向けて複数のポンプ部材の内壁部を順次変形させる際に、粉体流路に空隙が残るように内壁部を変形させることにより、搬送方向に粉体を搬送できる。しかも、その粉体の搬送に用いられる弾性体からなる内壁部の中心軸側への変形時には、粉体に接触しながら回転する従来のスクリュを用いる場合に比して搬送対象の粉体に作用するせん断力が小さい。更に、粉体の搬送に用いられる内壁部の変形は、従来のモータで発生した熱が駆動系を介して伝わりやすいスクリュで粉体を搬送する場合に比して、熱が伝わりにくい比較的長いチューブを介した圧縮空気の供給で発生させることができる。よって、従来のモータで回転駆動されるスクリュを用いる場合に比して粉体に対するせん断力及び温度上昇が発生しにくく、粉体の凝集を抑制することができる。以上のように、粉体の凝集を抑制しつつ粉体を搬送することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、複数のポンプ部材それぞれの内壁部が変形していないときの搬送方向と直交する方向における粉体流路の断面積をSとし、内壁部が変形したときの搬送方向と直交する方向における空隙の断面積をsとしたとき、0.75<(1−s/S)<0.99を満たす。これによれば、上記実施形態について説明したように、2[g/s]以上の単位時間当たりの搬送量が得られる。
(態様C)
上記態様A又は態様Bにおいて、複数のポンプ部材それぞれの内壁部が変形していないときに粉体流路に充填されている粉体の粉体流路の単位体積あたりの充填率は、70[%]以下及び30[%]以上である。これによれば、上記実施形態について説明したように、10[g/s]以上の単位時間当たりの搬送量が得られる。
(態様D)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、前記制御手段は、粉体の搬送時に複数のポンプ部材のうち互いに隣り合った二つのポンプ部材の内壁部が連動して粉体流路の中心軸側へ変形するように、駆動手段を制御する。これによれば、上記実施形態について説明したように、単位時間当たりの搬送量を更に高めることができる。
(態様E)
上記態様A乃至Dのいずれかにおいて、複数のポンプ部材はそれぞれ、内壁部を囲むように内壁部の粉体流路とは反対側に設けられた弾性体からなる外筒130等の外壁部と、搬送方向における内壁部及び外壁部の両端部が固定された上流側フランジ140及び下流側フランジ145等の接続部材と、を備え、前記駆動手段は、複数のポンプ部材それぞれの内壁部と外壁部との間の空間に圧縮空気等の流体を供給して内壁部を変形させ、その流体の供給を停止して内壁部を復元させるように構成され、前記制御手段は、駆動手段による流体の供給を制御するように構成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体流路の中心軸側への内壁部の変形を安定して発生させることができるとともに、任意の数のポンプ部材を容易に連結して所望の長さの粉体流路を形成できる。
(態様F)
上記態様Eにおいて、駆動手段によって流体を供給するときの圧力は20[kPa]以上である。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体流路の中心軸側への内壁部の変形をより確実に発生させることができる。
(態様G)
上記態様E又はFにおいて、内壁部を変形させる際に駆動手段によって流体を供給する時間は、0.2[秒]以上及び1.5[秒]以下である。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記空隙が残るような粉体流路の中心軸側への内壁部の変形を確実に発生させることができる。
(態様H)
上記態様A乃至Gのいずれかにおいて、粉体は現像剤である。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤の凝集を抑制しつつ現像剤を搬送することができる。
(態様I)
上記態様A乃至Hのいずれかの粉体搬送装置10を備える画像形成装置500である。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置で用いられる現像剤等の粉体の凝集を抑制しつつ搬送することができる。
(態様J)
粉体を搬送する粉体搬送方法であって、粉体流路を形成するように弾性体からなる内壁部を有するポンプ部材が複数並べて設けられ、前記複数のポンプ部材の内壁部の前記粉体流路の中心軸側への変形を、前記粉体流路における粉体の搬送方向の上流側から下流側に向けて順次行い、前記内壁部を変形させる際に、前記粉体流路に空隙が残るように前記内壁部を変形させる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、搬送方向の上流側から下流側に向けて複数のポンプ部材の内壁部を順次変形させる際に、粉体流路に空隙が残るように内壁部を変形させることにより、搬送方向に粉体を搬送できる。しかも、その粉体の搬送に用いられる弾性体からなる内壁部の中心軸側への変形時には、粉体に接触しながら回転する従来のスクリュを用いる場合に比して搬送対象の粉体に作用するせん断力が小さい。更に、粉体の搬送に用いられる内壁部の変形は、従来のモータで発生した熱が駆動系を介して伝わりやすいスクリュで粉体を搬送する場合に比して、熱が伝わりにくい比較的長いチューブを介した圧縮空気の供給で発生させることができる。よって、従来のモータで回転駆動されるスクリュを用いる場合に比して粉体に対するせん断力及び温度上昇が発生しにくく、粉体の凝集を抑制することができる。以上のように、粉体の凝集を抑制しつつ粉体を搬送することができる。
(態様K)
上記態様Jにおいて、複数のポンプ部材それぞれの前記内壁部が変形していないときの前記搬送方向と直交する方向における前記粉体流路の断面積をSとし、前記内壁部が変形したときの前記搬送方向と直交する方向における前記空隙の断面積をsとしたとき、0.75<(1−s/S)<0.99を満たす。これによれば、上記実施形態について説明したように、2[g/s]以上の単位時間当たりの搬送量が得られる。
(態様L)
上記態様J又はKにおいて、複数のポンプ部材それぞれの内壁部が変形していないときに粉体流路に充填されている粉体の粉体流路の単位体積あたりの充填率は、70%以下及び30%以上である。これによれば、上記実施形態について説明したように、10[g/s]以上の単位時間当たりの搬送量が得られる。
(態様M)
上記態様J乃至Lのいずれかにおいて、粉体の搬送時に複数のポンプ部材のうち互いに隣り合った二つのポンプ部材の内壁部を連動させて粉体流路の中心軸側へ変形させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、単位時間当たりの搬送量を更に高めることができる。
(態様N)
上記態様J乃至Mのいずれかにおいて、複数のポンプ部材はそれぞれ、内壁部を囲むように内壁部の前記粉体流路とは反対側に設けられた弾性体からなる外壁部と、搬送方向における内壁部及び外壁部の両端部が固定された接続部材と、を備え、複数のポンプ部材それぞれの内壁部と外壁部との間の空間に流体を供給して内壁部を変形させ、その流体の供給を停止して内壁部を復元させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体流路の中心軸側への内壁部の変形を安定して発生させることができるとともに、任意の数のポンプ部材を容易に連結して所望の長さの粉体流路を形成できる。
(態様O)
上記態様Nにおいて、流体を供給するときの圧力は20[kPa]以上である。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体流路の中心軸側への内壁部の変形をより確実に発生させることができる。
(態様P)
上記態様N又はOにおいて、内壁部を変形させる際に流体を供給する時間は、0.2[秒]以上及び1.5[秒]以下である。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記空隙が残るような粉体流路の中心軸側への内壁部の変形を確実に発生させることができる。
(態様Q)
上記態様J乃至Pのいずれかにおいて、粉体は現像剤である。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤の凝集を抑制しつつ現像剤を搬送することができる。
100 コンベア
110 ポンプユニット
111〜116 ポンプユニット
120 内筒
130 外筒
140 上流側フランジ
145 下流側フランジ
200 圧縮空気供給部
210 圧縮空気
215 エアーチューブ
220 圧力調整装置
225 エアーチューブ
230 圧縮空気供給切換装置
231 電磁弁
235 エアーチューブ
300 制御部
400 粉体
401 キャリア
402 現像剤(トナー)
500 画像形成装置
A 搬送方向
B 圧縮空気の供給方向
C 粉体流路の中心軸
D 空気室
E 空気孔
G 重力
Claims (17)
- 粉体を搬送する粉体搬送装置であって、
粉体流路を形成する弾性体からなる内壁部を有するポンプ部材が複数並べて設けられ、
前記複数のポンプ部材それぞれの内壁部を前記粉体流路の中心軸側に変形させる駆動手段と、
前記複数のポンプ部材の内壁部の前記中心軸側への変形を、前記粉体流路における粉体の搬送方向の上流側から下流側に向けて順次行うように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
前記内壁部を変形させる際に、前記粉体流路に空隙が残るように前記内壁部を変形させることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1の粉体搬送装置において、
前記複数のポンプ部材それぞれの前記内壁部が変形していないときの前記搬送方向と直交する方向における前記粉体流路の断面積をSとし、前記内壁部が変形したときの前記搬送方向と直交する方向における前記空隙の断面積をsとしたとき、
0.75<(1−s/S)<0.99
を満たすことを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1又は2の粉体搬送装置において、
前記複数のポンプ部材それぞれの前記内壁部が変形していないときに前記粉体流路に充填されている粉体の該粉体流路の単位体積あたりの充填率は、70[%]以下及び30[%]以上であることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1乃至3のいずれかの粉体搬送装置において、
前記制御手段は、前記粉体の搬送時に前記複数のポンプ部材のうち互いに隣り合った二つのポンプ部材の内壁部が連動して前記粉体流路の中心軸側へ変形するように、前記駆動手段を制御することを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1乃至4のいずれかの粉体搬送装置において、
前記複数のポンプ部材はそれぞれ、前記内壁部を囲むように前記内壁部の前記粉体流路とは反対側に設けられた弾性体からなる外壁部と、前記搬送方向における前記内壁部及び前記外壁部の両端部が固定された接続部材と、を備え、
前記駆動手段は、前記複数のポンプ部材それぞれの前記内壁部と前記外壁部との間の空間に流体を供給して前記内壁部を変形させ、その流体の供給を停止して前記内壁部を復元させるように構成され、
前記制御手段は、前記駆動手段による前記流体の供給を制御するように構成されていることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項5の粉体搬送装置において、
前記駆動手段によって前記流体を供給するときの圧力は20[kPa]以上であることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項5又は6の粉体搬送装置において、
前記内壁部を変形させる際に前記駆動手段によって前記流体を供給する時間は、0.2[秒]以上及び1.5[秒]以下であることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1乃至7のいずれかの粉体搬送装置において、
前記粉体は現像剤であることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1乃至7のいずれかの粉体搬送装置を備える画像形成装置。
- 粉体を搬送する粉体搬送方法であって、
粉体流路を形成するように弾性体からなる内壁部を有するポンプ部材が複数並べて設けられ、
前記複数のポンプ部材の内壁部の前記粉体流路の中心軸側への変形を、前記粉体流路における粉体の搬送方向の上流側から下流側に向けて順次行い、
前記内壁部を変形させる際に、前記粉体流路に空隙が残るように前記内壁部を変形させることを特徴とする粉体搬送方法。 - 請求項10の粉体搬送方法において、
前記複数のポンプ部材それぞれの前記内壁部が変形していないときの前記搬送方向と直交する方向における前記粉体流路の断面積をSとし、前記内壁部が変形したときの前記搬送方向と直交する方向における前記空隙の断面積をsとしたとき、
0.75<(1−s/S)<0.99
を満たすことを特徴とする粉体搬送方法。 - 請求項10又は11の粉体搬送方法において、
前記複数のポンプ部材それぞれの前記内壁部が変形していないときに前記粉体流路に充填されている粉体の該粉体流路の単位体積あたりの充填率は、70%以下及び30%以上であることを特徴とする粉体搬送方法。 - 請求項10乃至12のいずれかの粉体搬送方法において、
前記粉体の搬送時に前記複数のポンプ部材のうち互いに隣り合った二つのポンプ部材の内壁部を連動させて前記粉体流路の中心軸側へ変形させることを特徴とする粉体搬送方法。 - 請求項10乃至13のいずれかの粉体搬送方法において、
前記複数のポンプ部材はそれぞれ、前記内壁部を囲むように前記内壁部の前記粉体流路とは反対側に設けられた弾性体からなる外壁部と、前記搬送方向における前記内壁部及び前記外壁部の両端部が固定された接続部材と、を備え、
前記複数のポンプ部材それぞれの前記内壁部と前記外壁部との間の空間に流体を供給して前記内壁部を変形させ、その流体の供給を停止して前記内壁部を復元させることを特徴とする粉体搬送方法。 - 請求項14の粉体搬送方法において、
前記流体を供給するときの圧力は20[kPa]以上であることを特徴とする粉体搬送方法。 - 請求項14又は15の粉体搬送方法において、
前記内壁部を変形させる際に前記流体を供給する時間は、0.2[秒]以上及び1.5[秒]以下であることを特徴とする粉体搬送方法。 - 請求項10乃至16のいずれかの粉体搬送方法において、
前記粉体は現像剤であることを特徴とする粉体搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016112261A JP6885680B2 (ja) | 2016-06-03 | 2016-06-03 | 粉体搬送装置、粉体搬送方法及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016112261A JP6885680B2 (ja) | 2016-06-03 | 2016-06-03 | 粉体搬送装置、粉体搬送方法及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017219594A true JP2017219594A (ja) | 2017-12-14 |
JP6885680B2 JP6885680B2 (ja) | 2021-06-16 |
Family
ID=60656189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016112261A Active JP6885680B2 (ja) | 2016-06-03 | 2016-06-03 | 粉体搬送装置、粉体搬送方法及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6885680B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49804A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-07 | ||
JPH05321842A (ja) * | 1992-05-25 | 1993-12-07 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 固液混合物の搬送方法および装置 |
US5273406A (en) * | 1991-09-12 | 1993-12-28 | American Dengi Co., Inc. | Pressure actuated peristaltic pump |
JP2010196689A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Inax Corp | ポンプユニット、ポンプ及びポンプ装置 |
JP2010203400A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Inax Corp | ポンプユニット、ポンプ及びポンプ装置 |
JP2010242634A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Seiko Epson Corp | 送液装置 |
JP2013174139A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Chuo Univ | ポンプユニット |
JP2014005807A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Chuo Univ | ポンプユニット及び流体の搬送方法 |
JP2014170052A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Ricoh Co Ltd | 収納容器から現像剤を補給する現像剤補給装置、それが搭載される画像形成装置、および収納容器から粉体もしくは流体を搬送する搬送装置 |
-
2016
- 2016-06-03 JP JP2016112261A patent/JP6885680B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49804A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-07 | ||
US5273406A (en) * | 1991-09-12 | 1993-12-28 | American Dengi Co., Inc. | Pressure actuated peristaltic pump |
JPH05321842A (ja) * | 1992-05-25 | 1993-12-07 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 固液混合物の搬送方法および装置 |
JP2010196689A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Inax Corp | ポンプユニット、ポンプ及びポンプ装置 |
JP2010203400A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Inax Corp | ポンプユニット、ポンプ及びポンプ装置 |
JP2010242634A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Seiko Epson Corp | 送液装置 |
JP2013174139A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Chuo Univ | ポンプユニット |
JP2014005807A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Chuo Univ | ポンプユニット及び流体の搬送方法 |
JP2014170052A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Ricoh Co Ltd | 収納容器から現像剤を補給する現像剤補給装置、それが搭載される画像形成装置、および収納容器から粉体もしくは流体を搬送する搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6885680B2 (ja) | 2021-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI620041B (zh) | 顯影劑補給容器及顯影劑補給系統 | |
US10394186B2 (en) | Powder container and image forming apparatus | |
JP5744830B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9547257B2 (en) | Developer pump with restricted detection time and image forming device | |
CN104950634B (zh) | 成像设备 | |
JP6385251B2 (ja) | 現像剤補給容器、現像剤補給装置、及び、画像形成装置 | |
JP2010156910A (ja) | 粉体搬送装置及び画像形成装置 | |
Yoshihama et al. | Powder conveyance experiments with peristaltic conveyor using a pneumatic artificial muscle | |
JP6809887B2 (ja) | 流体搬送システム、画像形成装置及び流体搬送方法 | |
JP6885680B2 (ja) | 粉体搬送装置、粉体搬送方法及び画像形成装置 | |
JP6024540B2 (ja) | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 | |
Ashigaki et al. | Research on horizontal, inclined, and vertical conveyance of powder by peristaltic conveyor for developing high-speed printing machine | |
US7991331B2 (en) | Developing unit, visualized image formation unit and image forming apparatus | |
Hagiwara et al. | Grasp efficient powder transport performance of peristaltic motion type conveyor based on soft actuation | |
JP2007241117A (ja) | 画像形成装置 | |
US8036586B2 (en) | Developer delivering device and image forming apparatus | |
JP5223370B2 (ja) | 現像剤撹拌装置及び画像形成装置 | |
US10073378B2 (en) | Developer cartridge and electrophotographic image forming apparatus employing the same | |
JP5967475B2 (ja) | 現像剤搬送装置、及び、画像形成装置 | |
JP2012058624A (ja) | 粉体搬送装置及び画像形成装置 | |
JP6103352B2 (ja) | 粉体搬送ポンプ、粉体搬送装置、及び画像形成装置 | |
JP5347611B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2009258480A (ja) | トナー搬送装置、画像形成装置 | |
JP2020067594A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2009122330A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201016 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210513 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6885680 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |