JP2017219458A - 太陽電池検査装置 - Google Patents

太陽電池検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017219458A
JP2017219458A JP2016115010A JP2016115010A JP2017219458A JP 2017219458 A JP2017219458 A JP 2017219458A JP 2016115010 A JP2016115010 A JP 2016115010A JP 2016115010 A JP2016115010 A JP 2016115010A JP 2017219458 A JP2017219458 A JP 2017219458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
light source
light
inspection
inspection apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016115010A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6671798B2 (ja
Inventor
和美 高野
Kazumi Takano
和美 高野
洋介 松下
Yosuke Matsushita
洋介 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AITESU KK
Ites Co Ltd
Original Assignee
AITESU KK
Ites Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AITESU KK, Ites Co Ltd filed Critical AITESU KK
Priority to JP2016115010A priority Critical patent/JP6671798B2/ja
Publication of JP2017219458A publication Critical patent/JP2017219458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671798B2 publication Critical patent/JP6671798B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】PL検査法を利用して太陽電池の検査を行う際、検査用のカメラを移動させながら連続的に検査を行っても撮影画像にピンボケが発生せず、太陽電池の欠陥や品質不良を精度よく検出可能な太陽電池検査装置を提供する。
【解決手段】フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査装置100であって、フォーカス用の赤外光Iを発振する第一光源11と、マーカー用の可視光Vを発振する第二光源12と、太陽電池Mに励起光Lを照射するLED光源20と、太陽電池Mを撮影する撮影部30と、を備え、第一光源11及び第二光源12は、赤外光I及び可視光Vが同一の検査対象の太陽電池Mに到達するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査装置に関する。
近年、環境に配慮したクリーンなエネルギーへの関心の高まりから、エネルギー源が無尽蔵に存在する太陽光を利用した太陽光発電が注目されている。太陽光発電によって長期的に安定したエネルギーを供給するためには、発電に使用する太陽電池に不具合が生じていないかを定期的に検査する必要がある。
太陽電池の検査では、通常、「クラック(マイクロクラックを含む)」や「断線」等の欠陥の有無の確認が行われる。太陽電池における欠陥の有無の検査を行う方法の一つに、PL(フォトルミネッセンス)を利用したPL検査法が知られている。一般に、半導体に所定のエネルギーを与えると、半導体中の励起された電子が基底状態に遷移する際に光が発生する。ここで、上記の所定のエネルギーを光によって与える方法をPL(フォトルミネッセンス)と言う。PLは半導体中に存在する不純物や欠陥に影響を受けることが知られている。太陽電池の検査においては、半導体である太陽電池セルに禁制帯幅以上のエネルギーを持つ光を照射すると、光の吸収に伴って電子と正孔が生成され、これらが再結合する際に発光する。このとき、半導体結晶中に欠陥や不純物が存在すると、これらの欠陥等は光エネルギーを与えたときに形成される電子と正孔との再結合過程に影響を及ぼし、半導体結晶はその結晶固有の発光とは異なるエネルギーの光を放出する。この現象を利用し、PL発光によって得られた情報から太陽電池の欠陥を検知することができる。
通常、太陽電池パネルは、太陽光を効率よく利用するために陰の影響の少ない場所に設置される。例えば、建物に太陽電池パネルを設置する場合、屋上等の高所に設置される。また、自動車等の乗り物に太陽電池パネルを設置する場合は、ルーフやボンネットの上に設置される。太陽電池パネルは、一度設置されると取り外すことが想定されていないため、従来の据え置き型の検査装置では太陽電池パネルの検査に時間が掛かることがあった。これに対して、リモートコントロールで地上から操作できるヘリコプターに特殊カメラを設置した太陽電池アレイ検査装置が公開されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1によれば、上記のような構成を採用することにより、適当な位置にカメラを配置して、適当な距離から適当な角度で検査画像の撮影を行うことにより、ビル屋上や個人住宅の屋根等の高所に設置された太陽電池パネルについても容易に検査を行うことが可能になるとされている。
特開2016−5426号公報
特許文献1に開示されている太陽電池アレイ検査装置は、特殊カメラを設置したヘリコプターの位置や向きをリモートコントロールすることにより、適当な位置にカメラを配置しているものの、太陽電池パネルからある程度離れた位置でカメラを移動しながら連続して撮影を行うとピントを合わせ難く、撮影画像にピンボケが発生し易くなる。また、カメラが常に移動しているため、検査対象の太陽電池パネルの正確な位置を把握し難い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、PL検査法を利用して太陽電池の検査を行う際、検査用のカメラを移動させながら連続的に検査を行っても撮影画像にピンボケが発生せず、太陽電池の欠陥や品質不良を精度よく検出可能な太陽電池検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る太陽電池検査装置の特徴構成は、
フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査装置であって、
フォーカス用の赤外光を発振する第一光源と、
マーカー用の可視光を発振する第二光源と、
太陽電池に励起光を照射するLED光源と、
前記太陽電池を撮影する撮影部と、
を備え、
前記第一光源及び前記第二光源は、前記赤外光及び前記可視光が同一の検査対象の太陽電池に到達するように構成されていることにある。
上記課題で説明したように、従来のカメラを移動させながら太陽電池を検査する装置は、ある程度離れた位置から連続して撮影を行うためピントを合わせ難く、撮影画像にピンボケが発生し易いという問題があった。
この点、本構成の太陽電池検査装置では、フォーカス用の赤外光及びマーカー用の可視光が同一の検査対象の太陽電池に到達するように構成されている。太陽電池検査装置の移動に伴い、太陽電池検査装置から発振される赤外光及び可視光が太陽電池に到達するポイントも共に移動する。これにより、ピンボケが抑えられたPL発光画像が得られ、太陽電池の欠陥位置を正確に検出することが可能となる。従って、太陽電池の欠陥や品質不良の検出精度を向上することができる。
本発明に係る太陽電池検査装置において、
前記第一光源から発振される前記赤外光の光軸と、前記第二光源から発振される前記可視光の光軸とが同一となるように、前記第一光源及び前記第二光源が同一直線上に配置されていることが好ましい。
本構成の太陽電池検査装置は、フォーカス用の赤外光及びマーカー用の可視光の光軸が同一であるため、常に太陽電池上のマーカーされた部分にカメラの焦点が合わされることになり、検査対象に対して正確にピントを合わせることができる。これにより、マーカーされた部分にピントが合ったPL発光画像が得られ、太陽電池の欠陥や品質不良をさらに正確に検出することが可能となる。
本発明に係る太陽電池検査装置において、
前記第二光源は、前記第一光源から発振される赤外光の一部を第二高調波に変換する波長変換フィルタであることが好ましい。
本構成の太陽電池検査装置は、波長変換フィルタにより第一光源から発振される赤外光の一部を可視光に変換して用いるため、光源から発振する光は赤外光の一種で足りる。従って、光源が簡易な構造となり、装置全体の軽量化に寄与し、撮影時の移動が容易となる。
本発明に係る太陽電池検査装置において、
前記第一光源及び前記第二光源が夫々別体として構成され、前記赤外光及び前記可視光が前記太陽電池に到達する前に両者を合流させるビーム合流器が、前記第一光源又は前記第二光源から前記太陽電池までの光路上に配置されていることが好ましい。
本構成の太陽電池検査装置は、別々に発振された赤外光及び可視光がビーム合流器により合流するため、各光源から発振された初期の状態の光を太陽電池にそのまま到達させることができ、個別に光の強度や波長を調整することが可能となる。また、第一光源及び第二光源が夫々別体として構成されているため、第一光源及び第二光源を独立して取替えたり、フィルタを装着したりすることができる。
本発明に係る太陽電池検査装置において、
前記赤外光の波長は1000〜1100nmであり、前記可視光の波長は500〜550nmであることが好ましい。
本構成の太陽電池検査装置によれば、1000〜1100nmの波長の赤外光は、作業者の目では視認できないが、カメラでは検出可能であるため、カメラのフォーカス用に好適に利用できる。500〜550nmの波長の可視光は、作業者の目で視認可能であるため、太陽電池における検査対象のセルをマークするために好適に利用できる。
本発明に係る太陽電池検査装置において、
前記励起光の波長は700〜900nmであることが好ましい。
本構成の太陽電池検査装置は、PL発光に用いられる励起光の波長が700〜900nmに設定されているため、例えば、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS{銅(Copper)−インジウム(Indium)−ガリウム(Gallium)−セレン(Selenium)}系化合物太陽電池等を対象に欠陥検査を行うことができる。
本発明に係る太陽電池検査装置において、
前記太陽電池は、太陽電池セルが複数接続された太陽電池モジュールであることが好ましい。
通常、太陽電池は複数のセルが接続された太陽電池モジュールとして製品化されている。そのため、本構成の太陽電池検査装置であれば、市販されている殆どのタイプの太陽電池を検査することができる。
図1は、本発明に係る太陽電池検査装置の説明図である。 図2は、第一実施形態に係る太陽電池検査装置が備えるレーザー光源の説明図である。 図3は、第二実施形態に係る太陽電池検査装置が備えるレーザー光源の説明図である。 図4は、太陽電池検査方法のフローチャートである。
以下、本発明の太陽電池検査装置に関する実施形態を、図1〜図3に基づいて説明する。さらに、太陽電池検査方法を図4に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図しない。
[太陽電池検査装置]
図1は、本発明に係る太陽電池検査装置(以下、単に「検査装置」と称する。)100の説明図である。図1(a)は、太陽電池Mに励起光Lを照射した場合におけるPL発光の様子を示している。図1(b)は、太陽電池Mに向けて赤外光I及び可視光Vを発振している様子を示している。図1(a)に示すように、検査装置100は、レーザー光源10と、励起光Lを照射するLED光源20と、太陽電池Mの検査面Cを撮影する撮影部であるカメラ30とを備える。レーザー光源10及びLED光源20は、カメラ30の周辺に隣接するように構成されており、カメラ30の移動に伴ってレーザー光源10及びLED光源20も同様に移動する。なお、レーザー光源10及びLED光源20がカメラ30自体の匡体内部に収まるように検査装置100は一体として構成されていてもよい。検査装置100は、さらに任意の構成として、不図示の画像処理部、判定部、及び表示部等を備えていてもよい。図1(b)に示すように、レーザー光源10は、太陽電池Mの検査対象となる検査面Cにフォーカス用の赤外光Iを発振する第一光源と、マーカー用の可視光Vを発振する第二光源とを備える。第一光源及び第二光源は、赤外光I及び可視光Vが同一の検査対象の太陽電池M、すなわち同一のセル1に到達するように構成されている。第一光源及び第二光源については、後述の第一実施形態及び第二実施形態において詳細に説明する。
図1(a)に示すように、太陽電池Mは、同一のサイズの太陽電池セル1が複数接続された太陽電池モジュールを構成する。太陽電池Mは、設置部2に設置される。設置部2は、建物の屋根、自動車のルーフ又はボンネット、太陽光発電設備の一部等であり得る。本発明の検査装置100は、太陽電池Mを構成するセル1を一枚ずつ検査するものとし、本明細書において検査面Cとは、その一枚のセル全体を意味する。検査対象の太陽電池Mとしては、例えば、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS{銅(Copper)−インジウム(Indium)−ガリウム(Gallium)−セレン(Selenium)}系化合物太陽電池等が挙げられる。
〔第一実施形態〕
<レーザー光源(第一光源及び第二光源)>
図2は、第一実施形態に係る検査装置100が備えるレーザー光源10A(10)の説明図である。レーザー光源10Aは、第一光源11及び第二光源12を備える。第一光源11及び第二光源12は、第一光源11から発振された光が第二光源12を通過するように、レーザー光源10A内部で同一直線上に配置されている。第一光源11はフォーカス用の赤外光Iを発振するレーザー発振器である。第二光源12は波長変換フィルタであり、第一光源11から発振された赤外光Iの一部を第二高調波に変換するものである。第二光源12としては、例えば、LiB結晶、β−BaBO結晶、及びKTiOPO結晶等の非線形結晶が挙げられる。第一光源11から発振された赤外光Iは、第二光源12を通過する際に、その一部が第二高調波である赤外光Iの1/2波長の可視光Vに変換される。第二光源12が赤外光Iを第二高調波に変換する割合(変換効率)は、第二光源12を構成する結晶の純度等に依存する。従って、第二光源12を構成する結晶を適宜選択することにより、レーザー光源10Aから発振される赤外光Iと可視光Vとの割合を適切に設定することが可能となる。
第二光源12から発振された可視光Vは、変換前の赤外光Iの進行方向と同方向に進行する。つまり、第一光源11から発振された赤外光Iと、第二光源12から発振された可視光Vとは、同一の光軸に沿って同一のセル1へ到達する。このように、赤外光I及び可視光Vは、太陽電池Mにおける同一のセル1に照射されることで、カメラ30の撮影時において、可視光Vによってマークされたセル1にカメラ30の照準が合わされる。その結果、太陽電池Mの検査対象のセル1をピンボケすることなく確実にカメラ30で撮影することができる。
第一実施形態の検査装置100によれば、太陽電池Mに対して欠陥の有無及びセル1の位置を確実に検出することができるため、欠陥検査の精度が向上し、太陽電池Mの品質向上に寄与することができる。また、当該第一実施形態の検査装置100においては、第一光源11から発振された赤外光Iの一部を可視光Vに変換して用いるため、初めに光源から発振する光は赤外光Iの一種類で足りる。従って、レーザー光源10Aが簡易な構造となり、検査装置100が軽量化され、移動が容易となる。
第一光源11から発振される赤外光Iの波長は、好ましくは1000〜1100nmであり、より好ましくは1050〜1080nmであり、さらに好ましくは1064nmである。1000〜1100nmの波長の光はヒトの目では視認できないが、赤外線カメラでは検出することができる。このため、赤外光Iはカメラ30においてフォーカス用に好適に利用可能である。なお、赤外光Iの波長が1064nmであれば、汎用のYAGレーザー発振器を第一光源11としてそのまま利用できる。また、第二光源から発振される可視光Vの波長は、好ましくは500〜550nmであり、より好ましくは525〜540nmであり、さらに好ましくは532nmである。500〜550nmの波長の光はヒトの目で視認可能である。このため、可視光Vは検査対象のセル1のマーク用に好適に利用可能である。
<LED光源>
従来の太陽電池のPL検査装置では、励起光としてレーザー光を使用するものが知られている。レーザー光はエネルギー強度が大きく、コヒーレント性に優れている等の利点がある。ところが、レーザー光は照射面積を大きくすることが難しいため、検査対象のセルの面積が広範囲になると、検査に長時間を要したり、装置が大規模になるといった問題があった。そこで、本発明の検査装置100では、励起光LとしてLEDを採用し、広い範囲に亘って光を照射可能な面光源を使用している。PL発光を発生させるための照射光の波長は、太陽電池半導体の種類によって固有のものである。例えば、本発明の検査装置が対象とする単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS系化合物太陽電池等であれば、700〜900nmの波長領域の光を照射光(励起光L)として使用することが好ましい。励起光Lの波長領域は、LED光源から発振された光のうち不要な領域をフィルタによりカットして調整することができる。
図1(a)に示すように、第一実施形態の検査装置100においては、LED光源20はカメラ30と一体に構成され、検査面Cに励起光Lを確実に面照射できるように最適な方向にセットされる。LED光源20は、太陽電池Mの検査面Cより一回り程度大きい範囲(図1(a)の破線で囲っている部分)に亘って、励起光Lを面照射することができる。これにより、LED光源20から照射される励起光Lは、検査面C全体を含むように確実に面照射される。LED光源20から励起光Lを面照射すると検査面Cの半導体結晶中にキャリアが生成し、蓄積される。そして、これらのキャリアが再結合すると、PL発光が起こる。この発光をPL発光L1とする。ここで、図1(a)中の破線で囲っている部分に示されているように、検査面Cからはみ出した部分にも励起光Lが照射されることがある。このため、当該部分においてもPL発光が起こり、後述するPL発光時の検査面Cの様子を撮影した画像に影響を与えるのではないか、という懸念が生じる。しかし、検査面Cからはみ出した部分に多少の光が照射されたとしても、当該部分を有するセルでは発生したキャリアは直ちに拡散してしまうため、キャリアの再結合は起こらない。このため、検査対象のセルの周囲のセルではPL発光には至らない。従って、検査面C以外のセル1(検査面Cと隣接するセル)において、励起光Lによって照射される可能性のある部分に、励起光Lが照射されないように予めマスク等で覆いを設ける必要はない。
第一実施形態の検査装置100では、カメラ30の移動に伴って、太陽電池Mに照射される励起光Lの領域も移動する。従って、カメラ30を移動させながら連続的に検査を行っても常に検査対象のセル1にPL発光が発生し、連続する検査面Cの欠陥や品質不良を精度よく検出することができる。なお、設置部2の方を移動可能に構成し、設置部2を動かして検査対象のセル1を変更することも可能である。例えば、設置部2が自動車のルーフやボンネットである場合、特定の高さに固定したカメラ30を用いて走行中の自動車を撮影することで、特定の高さに設置された太陽電池Mを連続的に検査することが可能となる。
<撮影部>
図1(a)に示すように、撮影部であるカメラ30は、PL発光している検査面Cを撮影し、PL発光画像を取得する。このPL発光画像を予め撮影しておいた正常なセルのPL発光画像と比較し、セル1に含まれる欠陥を検出することができる。PL発光画像は、後に説明する画像処理部で処理されるため、例えば、ハードディスク等にデータとして記憶される。カメラ30は、検査面C全体を確実に撮影できるように、最適な位置に移動することができる。一つセル1の検査面Cの撮影が完了したら、カメラ30は、LED光源20とともに、次の検査対象となるセル1に応じた所定の位置に移動する。そして、この移動を繰り返して太陽電池Mの全体の走査が行われる。カメラ30の最適な位置への移動は、撮影者が手動で行ってもよいし、コンピューター制御で自動で行ってもよい。カメラ30を移動することにより、複数のセル1が接続された太陽電池モジュール全体としてのPL発光画像を得ることができるため、太陽電池Mを設置部2から取り外すことなく欠陥検査の実施が可能となる。
<画像処理部>
画像処理部は、カメラ30又は不図示の外部コンピューターに内蔵されており、例えば、カメラ30にて撮影された画像から検査装置100固有のノイズを含むバックグラウンド画像を差し引くことにより、ノイズが低減されたPL発光画像へと加工することができる。このように、撮影された画像に対して適切な処理を施すことによって、検査面Cの欠陥の判定に利用可能な鮮明な処理画像を得ることができる。なお、カメラ30による撮影画像が鮮明である場合は、撮影画像の画像処理は不要である。従って、画像処理部は、必要に応じて設ければよい。
<表示部>
表示部は、カメラ30で撮影された撮影画像、又は画像処理部で作成された処理画像を表示する。表示部は、カメラ30に内蔵されているディスプレイであってもよいし、外部接続されるモニタであってもよい。カメラ30で撮影された撮影画像、又は画像処理部によって得られた処理画像が表示部に表示されることにより、検査面Cの半導体不良に起因する欠陥箇所を容易に特定することができる。このように、表示部を設けることにより、太陽電池Mの欠陥原因に応じた対応が容易なものとなり、太陽電池Mの品質向上に大きく寄与することができる。
<判定部>
検査面Cの欠陥の有無や欠陥箇所の特定は、カメラ30で撮影された撮影画像、又は画像処理部から取得した処理画像(PL発光画像)を表示部に表示させることにより目視で行うことができる。しかし、目視による確認は検査員の目に依るため、微小な欠陥を見落としてしまう虞がある。そこで、検査装置100には、太陽電池Mの欠陥をより確実に検出できるように判定部を設けることができる。判定部は、カメラ30で撮影された撮影画像、又は画像処理部によって作成された処理画像から太陽電池Mの状態を判定する。例えば、サンプルとして欠陥の無い良品の太陽電池にPL検査を行ったときのPL発光画像(サンプル画像とする。)を予め撮影し、ハードディスク等に記憶させておく。判定部は、このサンプル画像と、カメラ30で撮影された撮影画像、又は画像処理部で得られた処理画像(PL発光画像)とを比較し、両者の差異から欠陥の有無を判定する。このとき、表示部に判定部の判定結果を表示することが好ましい。この場合、表示部には、カメラ30で撮影された撮影画像、又は画像処理部による処理画像(PL発光画像)とともに、判定部による欠陥判定結果が同時に表示され、検査面Cの欠陥の有無や欠陥の程度を容易に判断することが可能となる。その結果、太陽電池Mの欠陥検出の精度、及び検査の信頼性が向上する。
〔第二実施形態〕
<レーザー光源(第一光源及び第二光源)>
第二実施形態は、レーザー光源の構成が第一実施形態とは異なる。従って、第二実施形態の説明においては、レーザー光源についてのみ説明する。図3は、第二実施形態に係る検査装置100が備えるレーザー光源10B(10)の説明図である。レーザー光源10Bは、第一光源11、第二光源13、及びビーム合流器14を備える。第一光源11及び第二光源13は、夫々別体として構成されている。ビーム合流器14は、第一光源11から太陽電池Mのセル1までの光路上に配置され、かつ第二光源13から太陽電池Mのセル1までの光路上に配置されている。ビーム合流器14は、進行方向が異なる二つの光を合流させて一定の方向へ導くように機能する。ビーム合流器14としては、例えば、入射光を特定の方向に屈折させるレンズやプリズム等が挙げられる。
第一光源11は、フォーカス用の赤外光Iを発振する。第二光源13は、マーカー用の可視光Vを発振する。第一光源11から発振された赤外光Iは、ビーム合流器14を通過する際に屈折されることなく直進する。このため、赤外光Iは、第一光源11から発振された方向に沿って直進し、そのまま太陽電池Mのセル1に到達する。一方、第二光源13から発振された可視光Vは、ビーム合流器14を通過する際に赤外光Iの光軸と同一の方向に屈折されて、赤外光Iの光軸と同一の光軸に沿ってセル1に到達する。このように、赤外光I及び可視光Vは、太陽電池Mにおける同一のセル1に照射されることで、カメラ30の撮影時において、可視光Vによってマークされたセル1にカメラ30の照準が合わされる。その結果、太陽電池Mの検査対象のセル1をピンボケすることなく確実にカメラ30で撮影することができる。
第二実施形態の検査装置100によれば、太陽電池Mに対して欠陥の有無及びセル1の位置を確実に検出することができるため、欠陥検査の精度が向上し、太陽電池Mの品質向上に寄与することができる。また、当該第二実施形態の検査装置100においては、第一光源11と、第二光源13とが別体として構成されているため、夫々の光源から発振された初期の状態の光を太陽電池Mにそのまま到達させることができ、個別に光の強度や波長を調整することが可能となる。また、第一光源11及び第二光源13が夫々別体として構成されているため、第一光源11及び第二光源13を独立して取替えたり、フィルタを装着したりすることができる。なお、第一光源11及び第二光源13の位置は、図3に示した第一光源11及び第二光源13を入れ替えた位置としてもよい。すなわち、第一光源11をビーム合流器14の側方に配置し、第二光源13をビーム合流器14に対向する側(正面)に配置することも可能である。
[太陽電池検査方法]
本発明に係る太陽電池検査装置を用いた検査方法について説明する。ここでは、代表的に第一実施形態に係る検査装置100を用いた太陽電池検査方法について説明する。図4は、太陽電池検査方法のフローチャートである。太陽電池検査方法は、主な工程として、照射工程(S1)、撮影工程(S2)、画像処理工程(S3)、欠陥判定工程(S4)、及び表示工程(S5)を包含する。
<照射工程(ステップ1)>
本発明の太陽電池検査方法を開始すると(S0)、初めに照射工程(S1)が実行される。太陽電池検査方法においては、図1(a)に示すように、初めに、検査装置100の撮影部であるカメラ30を太陽電池Mと対向するように配置する。検査装置100が検査対象とする太陽電池Mは、複数の同一形状の太陽電池セル1が直接に接続された太陽電池モジュールとして構成されている。太陽電池Mは、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS系化合物太陽電池である。太陽電池Mを構成するセル1のうち、検査対象となるセル1を選択し、当該セル1を検査面Cとする。検査面Cを特定するにあたり、レーザー光源10Aの第一光源11から1000〜1100nmの波長の赤外光Iが発振される。第一光源11から発振された赤外光Iは、波長変換フィルタである第二光源12において、一部が赤外光Iの第二高調波である500〜550nmの波長の可視光Vに変換される。これにより、検査装置100の第二光源12からマーカー用の可視光Vが発振される。検査面Cに照射されたマーカー用の可視光Vは視認可能であるため、どの検査面Cが選択されているかを特定することができる。次に、励起光Lを検査面Cに面照射するように、LED光源20の位置をセットする。励起光Lの波長領域は、太陽電池の種類によって固有の波長領域がある。例えば、上掲の太陽電池であれば、700〜900nmの波長領域の励起光を使用する。このとき、太陽電池Mは電流が流れない状況としておく。励起光Lを検査面Cに面照射すると、太陽電池Mには電流が流れることができないため、検査面Cのセル1にはキャリアが生成され、蓄積し、キャリアの再結合によってPL発光(L1)が起こる。
<撮影工程(ステップ2)>
ステップ2では、PL発光時の検査面Cの様子をカメラ30で撮影する。このとき、検査面Cのセル1全体を確実に撮影できるように、カメラ30を適切な位置にセットする。ここで、検査面Cに照射されているマーカー用の可視光Vは、第一光源11から発振されたフォーカス用の赤外光Iの一部が波長変換フィルタである第二光源12によって変換されたものであるため、可視光Vは赤外光Iの光軸と同一の光軸に沿ってセル1に到達する。これにより、赤外光I及び可視光Vは、太陽電池Mにおける同一のセル1へ照射され、可視光Vによってマークされたセル1にカメラ30の照準が自動的に合わされる。その結果、検査対象のセル1をピンボケすることなく確実にカメラ30で撮影することができる。撮影された画像は、次のステップ3の画像処理工程、又はステップ4の欠陥判定工程で使用されるため、例えば、カメラ30に内蔵されたハードディスク等にデータとして記憶される。
<画像処理工程(ステップ3)>
ステップ3の画像処理工程は、必要に応じて実施される任意の工程である。ステップ3では、ステップ2で撮影され、データとして記憶されているPL発光画像から予め撮影された検査装置100特有のノイズを含むバックグラウンド画像を差し引くことにより、ノイズが低減された処理画像に加工することが可能である。
<欠陥判定工程(ステップ4)>
ステップ4では、カメラ30で撮影された撮影画像、又はステップ3で取得した処理画像(PL発光画像)を目視で確認することにより、欠陥の有無の判定、及び欠陥箇所の確認をすることができる。上述したように、より正確な欠陥検査を行うためには、個人差がある作業者の目に頼らず、判定部による欠陥判定工程を行うことが好ましい。ステップ4ではカメラ30で撮影された撮影画像、又はステップ3で得られた処理画像から、検査面Cの欠陥の有無を判定部によって判定する。例えば、サンプルとして欠陥の無い良品の太陽電池のPL発光画像を予め取得しておき、撮影画像又は処理画像と比較することにより、欠陥の有無の判定を行う。検査面Cに半導体不良に起因する欠陥がある場合、当該欠陥がある箇所はサンプル画像とは異なって見える。これにより、太陽電池Mの欠陥箇所を発見することができる。
<表示工程(ステップ5)>
ステップ5では、カメラ30で撮影された撮影画像、又はステップ3の画像処理工程で取得したPL発光画像とともに、ステップ4の欠陥判定工程で判定部が行った欠陥判定の結果をディスプレイに表示する。これにより、カメラ30で撮影された撮影画像、又はステップ3において作成された検査面CのPL発光画像(処理画像)と併せて、検査面Cの不良箇所を容易に視認することができる。なお、PL発光画像や欠陥判定の結果をディスプレイに表示する場合、カメラ30に内蔵されているディスプレイに限定されず、無線又は有線で外部接続されるモニタに表示してもよい。
<検査続行の判定(ステップ6)>
ステップ6では、検査面Cについて照射工程(ステップ1)ないし表示工程(ステップ5)の一連の検査工程が終了すると、他のセル1についても欠陥検査を続行するか判断する。太陽電池(太陽電池モジュール)Mを構成するセル1の検査が全て終了した、あるいは、他のセル1の検査を行わない場合(S6;NO)は、欠陥検査を終了する(ステップ8)。他のセル1について検査をする場合(S6;YES)は、ステップ7のセルの移動の工程へと進む。
<セルの移動(ステップ7)>
ステップ7では、ステップ6において欠陥検査続行と判断されたら(S6;YES)、次の検査対象となるセル1に対してPL検査を行うために最適な位置へ検査装置100を移動する。検査装置100の移動に伴い、レーザー光源10A、LED光源20、及びカメラ30も移動するため、フォーカス用の赤外光I及びマーカー用の可視光Vが次の検査対象となる同一のセル1に同時に到達する状態が維持される。検査装置100の移動は、手動で、又はコンピューター制御によって行うことができる。検査装置100を所定の位置に移動させた後は、新たに検査対象となるセル1の検査面Cに対して照射工程(ステップ1)ないし表示工程(ステップ5)の各工程を実施する。このように、各工程を繰り返すことにより、太陽電池Mを構成する全てのセル1の欠陥検査を行うことができる。その結果、検査装置100の移動に伴い、赤外光I及び可視光Vが太陽電池Mに到達するポイントも共に移動する。従って、ピンボケが抑えられたPL発光画像が得られ、太陽電池Mの欠陥位置を正確に検出することが可能となる。
本発明の太陽電池検査装置は、太陽電池の検査に利用されるものであるが、フォトルミネッセンスにより検査可能な半導体であれば、太陽電池以外のデバイスの検査に利用することも可能である。
1 セル
10(10A,10B) レーザー光源
11 第一光源
12,13 第二光源
14 ビーム合流器
20 LED光源
30 カメラ(撮影部)
100 太陽電池検査装置
C 検査面
I 赤外光
L 励起光
L1 PL発光
M 太陽電池
V 可視光

Claims (7)

  1. フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査装置であって、
    フォーカス用の赤外光を発振する第一光源と、
    マーカー用の可視光を発振する第二光源と、
    太陽電池に励起光を照射するLED光源と、
    前記太陽電池を撮影する撮影部と、
    を備え、
    前記第一光源及び前記第二光源は、前記赤外光及び前記可視光が同一の検査対象の太陽電池に到達するように構成されている太陽電池検査装置。
  2. 前記第一光源から発振される前記赤外光の光軸と、前記第二光源から発振される前記可視光の光軸とが同一となるように、前記第一光源及び前記第二光源が同一直線上に配置されている請求項1に記載の太陽電池検査装置。
  3. 前記第二光源は、前記第一光源から発振される赤外光の一部を第二高調波に変換する波長変換フィルタである請求項1又は2に記載の太陽電池検査装置。
  4. 前記第一光源及び前記第二光源が夫々別体として構成され、前記赤外光及び前記可視光が前記太陽電池に到達する前に両者を合流させるビーム合流器が、前記第一光源又は前記第二光源から前記太陽電池までの光路上に配置されている請求項1に記載の太陽電池検査装置。
  5. 前記赤外光の波長は1000〜1100nmであり、前記可視光の波長は500〜550nmである請求項1〜4の何れか一項に記載の太陽電池検査装置。
  6. 前記励起光の波長は700〜900nmである請求項1〜5の何れか一項に記載の太陽電池検査装置。
  7. 前記太陽電池は、太陽電池セルが複数接続された太陽電池モジュールである請求項1〜6の何れか一項に記載の太陽電池検査装置。
JP2016115010A 2016-06-09 2016-06-09 太陽電池検査装置 Active JP6671798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016115010A JP6671798B2 (ja) 2016-06-09 2016-06-09 太陽電池検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016115010A JP6671798B2 (ja) 2016-06-09 2016-06-09 太陽電池検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017219458A true JP2017219458A (ja) 2017-12-14
JP6671798B2 JP6671798B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=60657433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016115010A Active JP6671798B2 (ja) 2016-06-09 2016-06-09 太陽電池検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6671798B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108199686A (zh) * 2017-12-22 2018-06-22 晶科电力科技股份有限公司 一种光伏电站中热斑定位方法
CN108418550A (zh) * 2018-03-16 2018-08-17 南京云思创智信息科技有限公司 集群太阳能板的缺陷检测和定位方法
CN108674026A (zh) * 2018-05-16 2018-10-19 苏州迈为科技股份有限公司 太阳能电池片印刷品质检测方法和系统
JP2019115191A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 ソーラーフロンティア株式会社 検出装置及び検出方法
JP2019134616A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 柳井電機工業株式会社 太陽光発電パネルの検査装置
CN110223931A (zh) * 2019-06-23 2019-09-10 广州蓝海智能装备有限公司 一种pl检测机及检测方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140075A (ja) * 1988-11-18 1990-05-29 Fujitsu Ltd 赤外線撮像装置
JP2004525583A (ja) * 2001-05-07 2004-08-19 フリル システムズ アクチボラゲット 赤外線に感応する赤外線カメラ
US20050279940A1 (en) * 2004-06-22 2005-12-22 Everest Charles E Infrared thermometer with through-the-lens visible targeting system
JP2011029477A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Aitesu:Kk 太陽光発電素子の検査装置
JP2014109447A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Aitesu:Kk 欠陥検査装置
WO2014185024A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 温度測定装置および温度測定方法
JP2015059781A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社アイテス 太陽電池検査装置、及び太陽電池検査方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140075A (ja) * 1988-11-18 1990-05-29 Fujitsu Ltd 赤外線撮像装置
JP2004525583A (ja) * 2001-05-07 2004-08-19 フリル システムズ アクチボラゲット 赤外線に感応する赤外線カメラ
US20050279940A1 (en) * 2004-06-22 2005-12-22 Everest Charles E Infrared thermometer with through-the-lens visible targeting system
JP2011029477A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Aitesu:Kk 太陽光発電素子の検査装置
JP2014109447A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Aitesu:Kk 欠陥検査装置
WO2014185024A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 温度測定装置および温度測定方法
JP2015059781A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社アイテス 太陽電池検査装置、及び太陽電池検査方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108199686A (zh) * 2017-12-22 2018-06-22 晶科电力科技股份有限公司 一种光伏电站中热斑定位方法
JP2019115191A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 ソーラーフロンティア株式会社 検出装置及び検出方法
JP7042609B2 (ja) 2017-12-25 2022-03-28 ソーラーフロンティア株式会社 検出装置及び検出方法
JP2019134616A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 柳井電機工業株式会社 太陽光発電パネルの検査装置
JP7023498B2 (ja) 2018-02-01 2022-02-22 柳井電機工業株式会社 太陽光発電パネルの検査装置
CN108418550A (zh) * 2018-03-16 2018-08-17 南京云思创智信息科技有限公司 集群太阳能板的缺陷检测和定位方法
CN108674026A (zh) * 2018-05-16 2018-10-19 苏州迈为科技股份有限公司 太阳能电池片印刷品质检测方法和系统
CN110223931A (zh) * 2019-06-23 2019-09-10 广州蓝海智能装备有限公司 一种pl检测机及检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6671798B2 (ja) 2020-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6671798B2 (ja) 太陽電池検査装置
CN102812349B (zh) 半导体设备的在线光致发光成像
JP5413785B2 (ja) 太陽電池の評価方法、評価装置、メンテナンス方法、メンテナンスシステム、および太陽電池モジュールの製造方法
US20150070487A1 (en) Method and a device for the purpose of elctroluminescence inspection and/or photoluminescence inspection
JP2008224432A (ja) 太陽電池のフォトルミネセンスによる欠陥検査装置及び方法
JP2011222735A (ja) 太陽電池の検査方法および検査装置
dos Reis Benatto et al. Development of outdoor luminescence imaging for drone-based PV array inspection
JP2008058270A (ja) 多結晶シリコン基板の検査方法および太陽電池セルの検査方法、並びに赤外線検査装置
JP5683738B1 (ja) 太陽電池検査装置
CN110687080B (zh) 光学元件表层缺陷快速探测和识别的检测装置和检测方法
US11799421B2 (en) Inspection system for concentrating photovoltaic apparatus and inspection method for light receiving part
JP5271185B2 (ja) 太陽光発電素子の検査装置
Kunz et al. Outdoor luminescence imaging of field-deployed PV modules
JP2014228517A (ja) 太陽電池モジュールの評価方法及びその利用
JP6104112B2 (ja) 太陽電池検査装置、及び太陽電池検査方法
TWI544209B (zh) Solar cell related sample determination system
JP6492839B2 (ja) 光給電システム、光給電システムの異常検出方法
CN115051647B (zh) 一种免拆卸光伏电池隐裂检测系统
KR101232080B1 (ko) 태양전지용 웨이퍼 검사장치
Doll et al. Towards true contactless outdoor luminescence of silicon photovoltaic modules with inhomogeneous small area excitation source
JP2021058043A (ja) 太陽電池パネルの検査装置、及び検査方法
JP6999911B1 (ja) 太陽電池パネルの検査装置、及び検査方法
US20230402973A1 (en) System for Inspecting Photovoltaic Modules
JP2019100958A (ja) 太陽光発電パネルの検査装置
CN113984787B (zh) 一种半导体缺陷分布成像检测装置及检测方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6671798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350