JP2017219396A - クランプセンサおよび測定装置 - Google Patents

クランプセンサおよび測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017219396A
JP2017219396A JP2016113353A JP2016113353A JP2017219396A JP 2017219396 A JP2017219396 A JP 2017219396A JP 2016113353 A JP2016113353 A JP 2016113353A JP 2016113353 A JP2016113353 A JP 2016113353A JP 2017219396 A JP2017219396 A JP 2017219396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
clamp
state
facing
end portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016113353A
Other languages
English (en)
Inventor
塩野入 健一
Kenichi Shionoiri
健一 塩野入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
Priority to JP2016113353A priority Critical patent/JP2017219396A/ja
Publication of JP2017219396A publication Critical patent/JP2017219396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Abstract

【課題】小型化を実現する。
【解決手段】電線200をクランプした状態において互いに対向して電線200の被検出量を検出するセンサ61,62と、先端部31aに形成された収容部43にセンサ61が収容されたクランプ部31と、クランプ部31の基端部31bと先端部31aとを結ぶ矢印Aの方向にスライド可能に構成されて、先端部32aがクランプ部31の先端部31aに位置するようにスライドさせられた第1状態においてセンサ62の端部62a,62bがセンサ61の端部61a,61bにそれぞれ対向するように先端部32aに形成された収容部52にセンサ62が収容されたクランプ部32と、センサ62をクランプ部31に向けて付勢する弾性部材71a,72bとを備え、弾性部材71a,72bは、収容部52におけるセンサ62の端部62a,62bに対向する対向部位52b,52cに配設されてセンサ62を常時付勢する。
【選択図】図8

Description

本発明は、一対のセンサを備えたクランプセンサおよびそのクランプセンサを備えた測定装置に関するものである。
この種のクランプセンサとして、下記特許文献1において出願人が開示したクランプセンサが知られている。このクランプセンサは、先端部に第1の磁気コアが配設された本体ケース、および先端部に第2の磁気コアが配設されて本体ケースに対してスライド可能に配設されたスライドケースを備えて構成されている。このクランプセンサでは、スライドケースに取り付けられているスライドノブを本体ケースの先端部側に向けて移動させてスライドケースを先端部側にスライドさせ、本体ケースの先端部とスライドケースの先端部とで測定対象の電線をクランプしたときに、各先端部に配設されている各磁気コアが互いに対向し、電線に電流が流れることによって生じる磁気を各磁気コアが検出する。また、このクランプセンサでは、スライドケース内に板バネが配設されており、スライドノブを本体ケースの先端部側に移動させたときにスライドノブに取り付けられている押圧子が板バネを弾性変形させ、このときの板バネの付勢力によって第2の磁気コアが第1の磁気コア側に押圧され、これによって各磁気コアが互いに近接した状態に維持される。このクランプセンサを用いることにより、クランプセンサによって検出された磁気の検出値に基づいて、電線に流れる電流の電流値を測定することが可能となっている。
特開平7−325109号公報(第4頁、第1−3図)
ところが、上記のクランプセンサには、改善すべき以下の課題がある。すなわち、このクランプセンサでは、板バネで第2の磁気コアを付勢している。この場合、スライドノブを本体ケースの基端部側に位置させているときには板バネを弾性変形させない非弾性変形状態とし、スライドノブを本体ケースの先端部側に位置させているときにのみ板バネを弾性変形状態とさせて付勢力を生じさせ、これによって第2の磁気コアを付勢している。しかしながら、この構成では、板バネを非弾性変形状態から弾性変形状態に移行させるのに板バネを大きく変位させなければならないため、板バネを収容するための大きなスペースが必要となる。したがって、従来のクランプセンサでは、板バネを収容するための大きなスペースを設けることに起因して小型化が困難となっており、この点の改善が望まれている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、小型化を実現し得るクランプセンサおよび測定装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のクランプセンサは、クランプ対象をクランプした状態において互いに対向して当該クランプ対象についての被検出量を検出する第1センサおよび第2センサを備えたクランプセンサであって、先端部に第1収容部が形成されると共に当該第1収容部に前記第1センサが収容された第1のクランプ部と、一端部に第2収容部が形成されると共に前記第1のクランプ部の基端部と前記先端部とを結ぶスライド方向にスライド可能に構成されて、前記一端部が前記第1のクランプ部の前記先端部に位置するようにスライドさせられた第1状態において前記第2センサの両端部が前記第1センサの両端部にそれぞれ対向するように前記第2収容部に前記第2センサが収容された第2のクランプ部と、前記第2センサを前記第1のクランプ部に向けて付勢する付勢部材とを備え、前記付勢部材は、前記第2収容部における前記第2センサの前記両端部に対向する2つの対向部位の少なくとも一方に配設されて前記第2センサを常時付勢する。
また、請求項2記載のクランプセンサは、請求項1記載のクランプセンサにおいて、前記付勢部材は、前記第2センサの前記両端部に対向する2つの対向部位にそれぞれ配設されている。
また、請求項3記載のクランプセンサは、クランプ対象をクランプした状態において互いに対向して当該クランプ対象についての被検出量を検出する第1センサおよび第2センサを備えたクランプセンサであって、先端部に第1収容部が形成されると共に当該第1収容部に前記第1センサが収容された第1のクランプ部と、一端部に第2収容部が形成されると共に前記第1のクランプ部の基端部と前記先端部とを結ぶスライド方向にスライド可能に構成されて、前記一端部が前記第1のクランプ部の前記先端部に位置するようにスライドさせられた第1状態において前記第2センサの両端部が前記第1センサの両端部にそれぞれ対向するように前記第2収容部に前記第2センサが収容された第2のクランプ部と、前記第1センサを前記第2のクランプ部に向けて付勢する付勢部材とを備え、前記付勢部材は、前記第1収容部における前記第1センサの前記両端部に対向する2つの対向部位の少なくとも一方に配設されて前記第1センサを常時付勢する。
また、請求項4記載のクランプセンサは、請求項3記載のクランプセンサにおいて、前記付勢部材は、前記第1センサの前記両端部に対向する2つの対向部位にそれぞれ配設されている。
また、請求項5記載のクランプセンサは、請求項1から4のいずれかに記載のクランプセンサにおいて、前記付勢部材は非金属材料で形成されている。
また、請求項6記載のクランプセンサは、請求項1から5のいずれかに記載のクランプセンサにおいて、前記第1状態において前記第2収容部に対向する前記第1収容部の第1対向面は、当該第1対向面を上向きにした状態において前記先端部側が前記基端部よりも上方に位置するように前記スライド方向に対して傾斜する傾斜面で構成され、前記第1状態において前記第1対向面に対向する前記第2収容部の第2対向面は、前記スライド方向に対して前記第1対向面と同じ傾斜角度で傾斜する傾斜面で構成されている。
また、請求項7記載の測定装置は、請求項1から6のいずれかに記載のクランプセンサと、当該クランプセンサによって検出された前記被検出量に基づいて被測定量を測定する測定部とを備えている。
請求項1記載のクランプセンサ、および請求項7記載の測定装置では、第2のクランプ部の第2収容部における第2センサの両端部に対向する2つの対向部位の少なくとも一方に配設されて第2センサを第1のクランプ部に向けて常時付勢する付勢部材を備えている。このため、このクランプセンサおよび測定装置によれば、板バネで第2センサを付勢する従来の構成、すなわち、第1状態以外の状態のときには板バネを弾性変形させない非弾性変形状態とし、第1状態としたときにのみ板バネを弾性変形状態とさせて付勢力を生じさせる構成とは異なり、板バネを非弾性変形状態から弾性変形状態に移行させるための大きなスペースを不要とすることができる。また、このクランプセンサおよび測定装置によれば、第2センサの端部に対向する対向部位にのみ付勢部材を配設したことにより、例えば、第2センサの長さ方向に沿って長尺の付勢部材を配設する構成と比較して配設に要するスペースを小さくすることができる。したがって、このクランプセンサおよび測定装置によれば、十分な小型化を実現することができる。
また、請求項2記載のクランプセンサ、および請求項7記載の測定装置によれば、第2センサの両端部に対向する第2収容部内の2つの対向部位に付勢部材をそれぞれ配設したことにより、第2センサの両端部をバランスよく(均等に)付勢することができるため、第2センサが傾いた状態で第1のクランプ部に押し付けられる事態を確実に防止することができる。
また、請求項3記載のクランプセンサ、および請求項7記載の測定装置では、第1のクランプ部の第1収容部における第1センサの両端部に対向する2つの対向部位の少なくとも一方に配設されて第1センサを第2のクランプ部に向けて常時付勢する付勢部材を備えている。このため、このクランプセンサおよび測定装置によれば、板バネで第1センサを付勢する従来の構成、すなわち、第1状態以外の状態のときには板バネを弾性変形させない非弾性変形状態とし、第1状態としたときにのみ板バネを弾性変形状態とさせて付勢力を生じさせる構成とは異なり、板バネを非弾性変形状態から弾性変形状態に移行させるための大きなスペースを不要とすることができる。また、このクランプセンサおよび測定装置によれば、第1センサの端部に対向する対向部位にのみ付勢部材を配設したことにより、例えば、第1センサの長さ方向に沿って長尺の付勢部材を配設する構成と比較して配設に要するスペースを小さくすることができる。したがって、このクランプセンサおよび測定装置によれば、十分な小型化を実現することができる。
また、請求項4記載のクランプセンサ、および請求項7記載の測定装置によれば、第1センサの両端部に対向する第1収容部内の2つの対向部位に付勢部材をそれぞれ配設したことにより、第1センサの両端部をバランスよく(均等に)付勢することができるため、第1センサが傾いた状態で第2のクランプ部に押し付けられる事態を確実に防止することができる。
また、請求項5記載のクランプセンサ、および請求項7記載の測定装置では、非金属材料で形成した付勢部材を採用している。この場合、第2のクランプ部を製造する際には、高周波ウェルダー(高周波溶着)によって2つのケースを接合することで製造効率を向上させることができるが、金属材料で形成した付勢部材を用いた場合には、高周波ウェルダーを行う際に付勢部材が高周波によって振動して発熱し、付勢部材と第2のクランプ部とが溶着するおそれがあるため、高周波ウェルダーによって第2のクランプ部を製造することができない。これに対して、非金属材料で形成した付勢部材を採用したこのクランプセンサおよび測定装置によれば、付勢部材と第2のクランプ部との溶着を防止することができるため、高周波ウェルダーによって第2のクランプ部を効率的に製造することができる。
また、請求項6記載のクランプセンサ、および請求項7記載の測定装置によれば、第1のクランプ部における第1収容部の第1対向面、および第1対向面に対向する第2のクランプ部における第2収容部の第2対向面をスライド方向に対して傾斜する傾斜面で構成したことにより、第2のクランプ部の一端部が第1のクランプ部の先端部に位置していない状態(第1状態以外の状態)において、第1のクランプ部の第1対向面と第2のクランプ部の第2対向面とを離間させることができる。このため、このクランプセンサおよび測定装置によれば、第2のクランプ部をスライドさせる際の第2のクランプ部の第2対向面と第1のクランプ部の第1対向面との摺動や、第2センサと第1対向面との摺動を回避(または、少なく抑える)ことができる結果、第1対向面および第2対向面の摩耗や第2センサの破損を確実に防止することができる。
電流測定装置1の構成を示す構成図である。 クローズ状態の電流測定装置1の斜視図である。 オープン状態の電流測定装置1の斜視図である。 電流測定装置1の分解斜視図である。 クローズ状態のクランプセンサ3の斜視図である。 オープン状態のクランプセンサ3の斜視図である。 ケース21a,41a,51aおよび基板22を取り外した電流測定装置1のクローズ状態の側面図である。 図7におけるクランプ部31,32の各先端部31a,32a側を拡大した電流測定装置1の側面図である。 ケース21a,41a,51aおよび基板22を取り外した電流測定装置1のオープン状態の側面図である。 図9におけるクランプ部31,32の各先端部31a,32a側を拡大した電流測定装置1の側面図である。 先端部31a側から見たクランプ部31の斜視図である。 先端部32aの下側から見たクランプ部32の斜視図である。 クランプ部32をスライドさせている状態を説明する説明図である。 図13におけるクランプ部31,32の各先端部31a,32a側を拡大した電流測定装置1の側面図である。 クローズ状態の電流測定装置1の正面図である。
以下、クランプセンサおよび測定装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、測定装置の一例としての電流測定装置1の構成について、図面を参照して説明する。図1〜図3に示す電流測定装置1は、例えば、クランプ対象としての電線200(図2参照)に流れる電流(被測定量の一例)を測定可能に構成されている。具体的には、電流測定装置1は、各図に示すように、本体部2およびクランプセンサ3を備えて構成されている。
本体部2は、図2,3に示すように、嵌合可能な一対のケース21a,21b(以下、区別しないときには「ケース21」ともいう)を備えて構成されている。また、本体部2は、図1,4に示すように、各ケース21によって形成される内部空間に収容された基板22上に実装された電子部品によって構成される測定部11、操作部12、表示部13および処理部14を備えて構成されている。
測定部11は、処理部14の制御に従い、クランプセンサ3によって検出された磁気(被検出量の一例)に基づいて電線200に流れる電流を測定する測定処理を実行する。操作部12は、図2,3に示すように、各種の操作ボタン12aを備えて構成され、各操作ボタン12aが操作されたときに操作信号を出力する。表示部13は、処理部14の制御に従って電流の測定値等を表示する。処理部14は、操作部12から出力される操作信号に従って本体部2を構成する各部を制御する。
クランプセンサ3は、クランプ対象としての電線200をクランプした(挟み込んだ)状態において被検出量の一例としての磁気を検出するクランプ型のセンサであって、図4〜図6に示すように、クランプ部31,32、センサ61,62および弾性部材71a,71b(図8,10参照:以下、区別しないときには「弾性部材71」ともいう)を備えて構成されている。なお、図5,6では、クランプセンサ3を本体部2から取り出した状態で図示している。
クランプ部31は、第1のクランプ部に相当し、図4〜図6に示すように、嵌合可能な一対のケース41a,41b(以下、区別しないときには「ケース41」ともいう)を備えて構成されている。
また、図5,6,11に示すように、クランプ部31の中間部31cおよび基端部31bには、クランプ部32における後述する係合部53の係合が可能な溝部44が、クランプ部31の長さ方向(先端部31aと基端部31bとを結ぶスライド方向:図5,6に示す矢印Aの方向)に沿って形成されている。
また、クランプ部31の先端部31aには、図5〜図10に示すように、電線200(図7〜図10参照)をクランプする際に電線200を嵌め込ませる断面「U」字状の凹部42が形成されている。
なお、図2,5,7に示すように、クランプ部32がクランプ部31の先端部31a側に位置してクランプ部31の凹部42がクランプ部32によって閉塞されている状態(第1状態に相当する)を「クローズ状態」ともいい、図3,6,9に示すように、クランプ部32がクランプ部31の基端部31b側に位置している状態(クランプ部31の凹部42が開放されている状態)を「オープン状態」ともいう。
また、図8,10に示すように、クランプ部31の先端部31aにおける凹部42の下部には、センサ61を収容する収容部43(第1収容部に相当する)が形成されている。この場合、収容部43を構成する上面43a(クローズ状態(第1状態)においてクランプ部32における後述する収容部52に対向する面であって、第1対向面に相当する:図11も参照)は、図8,10に示すように、上面43aを上向きにした状態において先端部31a側(両図における左側)が基端部31b側(両図における右側)よりも上方に位置するように上記したスライド方向に対して(スライド方向を水平としたときに水平面に対して)傾斜する傾斜面で構成されている。一例として、この電流測定装置1では、スライド方向に対する上面43aの傾斜角度θが3°に規定されている。なお、上記したようにクランプ部31の中間部31cおよび基端部31bに形成されている溝部44がスライド方向に沿って延在しているため、上面43aは、溝部44に対して上記した傾斜角度θで傾斜している。
また、図11に示すように、クランプ部31の先端部31aには、嵌合部45が設けられている。この嵌合部45は、クランプセンサ3がクローズ状態(第1状態)のときに、クランプ部32における後述する嵌合部54と嵌合して、上記したスライド方向に対して交差する方向(図5,6に示す矢印B,Cの方向)へのクランプ部31に対するクランプ部32の移動を規制する機能を有している。
この場合、嵌合部45は、図15に示すように、正面視した状態において、上方(突出する向き)に向かうに従って幅が徐々に広くなる蟻ほぞで構成されている。また、嵌合部45(蟻ほぞ)は、嵌合部45を構成する対向する2つの側面45a,45b(図11,15参照)の間の幅が、クランプ部31の長さ方向(上記したスライド方向)に沿って先端部31aに近づくに従って徐々に広くなるように(先端部31aから離間するに従って徐々に狭くなるように)形成されている。つまり、嵌合部45は、平面視した状態において、先端部31a側の幅が広く、基端部31b側の幅が狭い形状に形成されている。
クランプ部32は、第2のクランプ部に相当し、図4〜6に示すように、嵌合可能な一対のケース51a,51b(以下、区別しないときには「ケース51」ともいう)を備えて構成されている。
また、図5,6,12に示すように、クランプ部32の中間部32cおよび基端部32bには、クランプ部31の溝部44に係合可能な係合部53が、クランプ部32の長さ方向に沿って形成されている。この場合、クランプ部32は、図5,6に示すように、係合部53がクランプ部31の溝部44に係合した状態で、スライド方向(両図に示す矢印Aの方向)に沿ってスライドすることが可能となっている。
また、図8,10に示すように、クランプ部32の先端部32a(一端部に相当する)には、センサ62を収容する収容部52(第2収容部に相当する)が形成されている。この場合、収容部52を構成する下面52a(クランプ部31における収容部43の上面43aに対向する面であって、第2対向面に相当する:図12も参照)は、図8,10に示すように、下面52aを下向きにした状態において先端部32a側(両図における左側)が基端部32b側(両図における右側)よりも上方に位置するようにスライド方向に対して上面43aと同じ傾斜角度θ(この例では、3°)で傾斜する傾斜面で構成されている。また、図8,12に示すように収容部52の下面52aにはセンサ62の端部62a,62bをそれぞれ突出させる開口部52d,52eが形成されている。なお、スライド方向に沿って形成されたクランプ部31の溝部44に係合しているクランプ部32の係合部53もスライド方向に沿って延在しているため、収容部52の下面52aは、係合部53に対して上記した傾斜角度θで傾斜している。
また、図12に示すように、クランプ部32の先端部32aには、嵌合部54が設けられている。この嵌合部54は、クランプセンサ3がクローズ状態(第1状態)のときに、上記したクランプ部31の嵌合部45と嵌合可能に構成され、嵌合状態において、スライド方向に対して交差する方向(図5,6に示す矢印B,Cの方向)へのクランプ部31に対するクランプ部32の移動を規制する機能を有している。
この場合、嵌合部54は、正面視した状態において、上方(底部)に向かうに従って幅が徐々に広くなる蟻溝(「蟻ほぞおよび蟻溝の他方」の一例)で構成されている。また、嵌合部54(蟻溝)は、嵌合部54を構成する対向する2つの側面54a,54b(図12,15参照)の間の幅が、クランプ部32の長さ方向に沿って先端部32aに近づくに従って徐々に広くなるように(先端部32aから離間するに従って徐々に狭くなるように)形成されている。つまり、嵌合部54は、平面視した状態において、先端部32a側の幅が広く、基端部32b側の幅が狭い形状に形成されている。
また、図2〜4に示すように、クランプ部32の上部には、クランプ部32をスライドさせる際に用いるノブ55が取り付けられる。
センサ61は、第1センサに相当し、図8,10に示すように、一例として側面視がU字をなす形状に形成された磁性コア、および磁気検出素子を有して構成されている。また、センサ61は、クランプ部31の先端部31aに形成されている収容部43に収容されている。センサ62は、第2センサに相当し、図8,10に示すように、一例として側面視がコの字をなす形状に形成された磁性コアで構成されている。また、センサ62は、クランプ部32の先端部32aに形成されている収容部52に収容されている。
また、各センサ61,62の配置位置(収容位置)は、図8に示すように、クランプ部32がクランプ部31の先端部31a側にスライドして、クランプ部32の先端部32aがクランプ部31の先端部31aに位置したクローズ状態(第1状態)において、センサ61の端部61a,61bがセンサ62の端部62a,62bにそれぞれ対向するように規定されている。この場合、各センサ61,62が互いに対向した状態において、各センサ61,62によって磁気(被検出量)が検出される。
弾性部材71a,71bは、付勢部材に相当し、例えば、非金属材料の一例としてのシリコーンゴムを用いて、図8に示すように直方体状(角柱状)に形成されている。また、弾性部材71a,71bは、同図に示すように、収容部52の上面と収容部52に収容されているセンサ62との間に配設されて、センサ62をクランプ部31に向けて常時(クランプセンサ3が第1状態のときおよび第1状態以外の状態のときのいずれのときにも)付勢する機能を有している。この場合、弾性部材71a,71bの配設位置は、同図に示すように、センサ62の各端部62a,62bに対向する(クローズ状態(第1状態)においては、センサ61の端部61a,61bにも対向する)対向部位52b,52cにそれぞれ規定されている。
ここで、弾性部材としての板バネでセンサ62をクランプ部31に向けて付勢する従来の構成では、クランプセンサ3が第1状態以外の状態のときには、板バネを弾性変形させない非弾性変形状態とし、クランプセンサ3を第1状態としたときにのみ板バネを弾性変形状態とさせて付勢力を生じさせる構成が採用されている。この従来の構成では、板バネを非弾性変形状態から弾性変形状態に移行させるのに板バネを大きく変位させなければならないため、板バネを収容するための大きなスペースが必要な結果、クランプセンサ3の小型化が困難となっている。これに対して、この電流測定装置1では、第1状態および第1状態以外の状態のいずれの状態においても、各弾性部材71がセンサ62をクランプ部31に向けて常時付勢しているため、弾性部材71を非弾性変形状態から弾性変形状態に移行させるためのスペースが不要な分、クランプセンサ3および電流測定装置1を十分に小型化することが可能となっている。
次に、電流測定装置1の使用方法について、図面を参照して説明する。なお、初期状態では、図3に示すように、クランプセンサ3がオープン状態であるものとする。
例えば、測定対象体としての電線200(図3参照)に流れている電流(被測定量)を測定する際には、本体部2の操作部12における操作ボタン12aを操作して電源を投入し、次いで、電線200をクランプセンサ3でクランプする。
具体的には、まず、図3に示すように、クランプセンサ3におけるクランプ部31の凹部42に電線200を嵌め込ませる。続いて、クランプセンサ3のクランプ部32に取り付けられているノブ55に指を掛け、同図に示す矢印A1の向き(スライド方向における一方の向き)にノブ55を押し出す。この際に、クランプ部32の係合部53がクランプ部31の溝部44に係合した状態で(図6参照)クランプ部32が矢印A1の向きにスライドする。
この場合、図9,10に示すように、クランプ部31の上面43a、およびクランプ部32の下面52aがスライド方向(両図に示す矢印Aの方向)に対して傾斜しているため、クランプ部32がクランプ部31の基端部31b側(両図における右側)に位置しているオープン状態では、上面43aと下面52aとが離間している。
次いで、図13,14に示すように、クランプ部32のスライドによってクランプ部32の先端部32aがクランプ部31の先端部31aに近づくに従い、クランプ部31の上面43aとクランプ部32の下面52aとが徐々に近接する。
続いて、図7,8に示すように、クランプ部32の先端部32aがクランプ部31の先端部31aに位置するまでクランプ部32がスライドしたとき(クランプセンサ3がクローズ状態(第1状態)となったとき)には、クランプ部31の上面43aとクランプ部32の下面52aとが当接する。
この場合、この電流測定装置1では、上記したように、クランプ部32の先端部32aがクランプ部31の先端部31aに位置するまでの間において、クランプ部31の上面43aとクランプ部32の下面52aとが離間している。このため、この電流測定装置1では、クランプ部32がスライドする際の下面52aと上面43aとの摺動や、センサ62と上面43aとの摺動が回避される(または、少なく抑えられる)結果、上面43aおよび下面52aの摩耗やセンサ62の破損を防止することが可能となっている。
一方、図8に示すように、収容部52に収容されているセンサ62が弾性部材71a,71bによって下向きに(クランプ部31に向けて)常時付勢されているため、クランプセンサ3がクローズ状態となったときには、センサ62の端部62a,62bが収容部52の下面52aに形成されている開口部52d,52eから突出してクランプ部31の上面43aを押圧する。このため、センサ61の端部61a,61bとセンサ62の端部62a,62bとが互いに近接した状態に維持される。
また、クランプ部32の先端部32aがクランプ部31の先端部31aに位置するまでクランプ部32がスライドする際に、クランプ部31の先端部31aに設けられている嵌合部45に対するクランプ部32の先端部32aに設けられている嵌合部54の嵌合が行われる。この場合、このクランプセンサ3では、先端部31a側の幅が広く基端部31b側の幅が狭くなるように嵌合部45が形成され、先端部32a側の幅が広く基端部32b側の幅が狭くなるように嵌合部54が形成されている。このため、矢印A1の向きへのクランプ部32のスライドによって嵌合部54と嵌合部45との嵌合が開始される際に、嵌合部54における先端部32a側の幅の広い部分に嵌合部45における基端部31b側の幅の狭い部分が挿入されることとなる結果、嵌合部54の先端部32a側の縁部と嵌合部45の基端部31b側の縁部とが衝突することなく、嵌合部45と嵌合部54との嵌合がスムーズに行われる。
また、クランプ部32の先端部32aがクランプ部31の先端部31aに位置するまでクランプ部32がスライドしたとき(クランプセンサ3がクローズ状態(第1状態)となったとき)には、図15に示すように、嵌合部45と嵌合部54とが嵌合する。この状態では、嵌合部45の各側面45a,45bと嵌合部54の各側面54a,54bとが互いに当接(または近接)する。これにより、クランプセンサ3によって電線200がクランプされる。
この場合、このクランプセンサ3では、図8,11に示すように、上方(突出する向き)に向かうに従って幅が徐々に広くなる蟻ほぞで嵌合部45が構成され、上方(底部)に向かうに従って幅が広くなる蟻溝で嵌合部54が構成されている。このため、嵌合部45,54が嵌合した状態では、スライド方向(図5に示す矢印Aの方向)に交差する上下方向(同図に示す矢印Bの方向)へのクランプ部31に対するクランプ部32の移動が規制されると共に、スライド方向に交差する水平方向(同図に示す矢印Cの方向)へのクランプ部31に対するクランプ部32の移動が規制される。
次いで、電線200をクランプした状態において、クランプセンサ3のセンサ61,62が、電線200に流れる電流によって生じる磁気を検出して検出信号を出力する。
続いて、操作部12の操作ボタン12aを操作して測定開始を指示する。この際に、処理部14が、測定部11を制御して測定処理を実行させる。この測定処理では、測定部11は、クランプセンサ3から出力された検出信号(クランプセンサ3によって検出された磁気)に基づいて電線200に流れる電流を測定する。次いで、処理部14が、表示部13を制御して測定部11によって測定された電流の値を表示させる。以上により、電線200を流れる電流の測定が完了する。
続いて、測定が完了して、電線200のクランプを解除する際には、ノブ55に指を掛け、図2に示す矢印A2の向き(スライド方向における他方の向き)にノブ55を引き戻す。この際に、クランプ部32が矢印A2の向きにスライドし、クランプ部31,32における嵌合部45,54の嵌合が解除される。また、矢印A2の向きへのクランプ部32のスライドが開始されたときに、図13,14に示すように、クランプ部31の上面43aとクランプ部32の下面52aとが離間する。次いで、図3,9,10に示すように、凹部42が開放されてクランプセンサ3がオープン状態となる。続いて、電線200を凹部42から取り外す。以上により、電線200に流れる電流の測定が完了する。
このように、このクランプセンサ3および電流測定装置1では、クランプ部32の収容部52におけるセンサ62の端部62a,62bに対向する2つの対向部位52b,52cに配設されてセンサ62をクランプ部31に向けて常時付勢する弾性部材71a,71bを備えている。このため、このクランプセンサ3および電流測定装置1によれば、板バネでセンサ62を付勢する従来の構成、すなわち、第1状態以外の状態のときには板バネを弾性変形させない非弾性変形状態とし、第1状態としたときにのみ板バネを弾性変形状態とさせて付勢力を生じさせる構成とは異なり、板バネを非弾性変形状態から弾性変形状態に移行させるための大きなスペースを不要とすることができる。また、このクランプセンサ3および電流測定装置1によれば、センサ62の端部62a,62bに対向する対向部位52b,52cにのみ弾性部材71を配設したことにより、例えば、センサ62の長さ方向に沿って長尺の弾性部材(付勢部材)を配設する構成と比較して配設に要するスペースを小さくすることができる。したがって、このクランプセンサ3および電流測定装置1によれば、十分な小型化を実現することができる。
また、このクランプセンサ3および電流測定装置1によれば、センサ62の端部62a,62bに対向する収容部52内の2つの対向部位52b,52cに弾性部材71a,71bをそれぞれ配設したことにより、センサ62の端部62a,62bをバランスよく(均等に)付勢することができるため、センサ62が傾いた状態でクランプ部31に押し付けられる事態を確実に防止することができる。
また、このクランプセンサ3および電流測定装置1では、非金属材料で形成した弾性部材71a,71bを採用している。この場合、クランプ部32を製造する際には、高周波ウェルダー(高周波溶着)によって2つのケース51を接合することで製造効率を向上させることができるが、金属材料で形成した弾性部材を用いた場合には、高周波ウェルダーを行う際に弾性部材が高周波によって振動して発熱し、弾性部材とクランプ部32とが溶着するおそれがあるため、高周波ウェルダーによってクランプ部32を製造することができない。これに対して、非金属材料で形成した弾性部材71a,71bを採用したこのクランプセンサ3および電流測定装置1によれば、弾性部材71a,71bとクランプ部32との溶着を防止することができるため、高周波ウェルダーによってクランプ部32を効率的に製造することができる。
また、このクランプセンサ3および電流測定装置1によれば、クランプ部31における収容部43の上面43a、および上面43aに対向するクランプ部32における収容部52の下面52aをスライド方向に対して傾斜する傾斜面で構成したことにより、クランプ部32の先端部32aがクランプ部31の先端部31aに位置していない状態(第1状態以外の状態)において、クランプ部31の上面43aとクランプ部32の下面52aとを離間させることができる。このため、このクランプセンサ3および電流測定装置1によれば、クランプ部32をスライドさせる際のクランプ部32の下面52aとクランプ部31の上面43aとの摺動や、センサ62と上面43aとの摺動を回避(または、少なく抑える)ことができる結果、上面43aおよび下面52aの摩耗やセンサ62の破損を確実に防止することができる。
なお、クランプセンサおよび測定装置の構成は、上記の構成に限定されない。例えば、センサ62の端部62a,62bにそれぞれ対向する収容部52内の2つの対向部位52b,52cに2つの弾性部材71a,71bをそれぞれ配設した例について上記したが、対向部位52b,52cのいずれか一方にのみ弾性部材71を1つだけ配設する構成を採用することもできる。この構成においても、板バネを非弾性変形状態から弾性変形状態に移行させるための大きなスペースを不要とすることができると共に、弾性部材71の配設に要するスペースを小さくすることができるため、上記の構成と同様にして、十分な小型化を実現することができる
また、センサ61の端部61a,61bにそれぞれ対向する収容部43内の2つの対向部位の少なくとも一方に弾性部材71を配設して、クランプ部32に向けてセンサ61を常時付勢する構成を採用することもでき、この構成においても、上記の構成と同様にして、十分な小型化を実現することができる。また、この構成においても、収容部43内の2つの対向部位に弾性部材71をそれぞれ配設することで、センサ61の端部61a,61bをバランスよく(均等に)付勢することができるため、センサ61が傾いた状態でクランプ部32に押し付けられる事態を確実に防止することができる。
さらに、センサ62の端部62a,62bにそれぞれ対向する収容部52内の2つの対向部位52b,52cの一方または他方、並びにセンサ61の端部61a,61bにそれぞれ対向する収容部43内の2つの対向部位の一方または他方に弾性部材71を配設する構成を採用することもでき、これらの構成においても、上記の構成と同様にして、十分な小型化を実現することができる。また、この構成においても、収容部52内の2つの対向部位52b,52cに弾性部材71をそれぞれ配設すると共に、収容部43内の2つの対向部位に弾性部材71をそれぞれ配設することで、センサ62が傾いた状態でクランプ部31に押し付けられたり、センサ61が傾いた状態でクランプ部32に押し付けられたりする事態をより確実に防止することができる。
また、非金属材料としてのシリコーンゴムで形成した弾性部材71を採用した例について上記したが、シリコーンゴム以外の各種のゴムやエラストマー(天然ゴム、合成ゴム)等の各種の非金属材料で形成した弾性部材71を採用することができる。また、金属材料で形成した弾性部材71(例えば、コイルバネ)を採用することもできる。
また、スライド方向に対する収容部43の上面43aの傾斜角度θ、およびスライド方向に対する収容部52の下面52aの傾斜角度θをそれぞれ3°に規定した例について上記したが、傾斜角度θは、任意に(例えば、0.5°〜5°の範囲内、好ましくは2°〜4°の範囲内に)規定することができる。
また、測定部11、操作部12、表示部13および処理部14を備えた本体部2と、クランプセンサ3とを一体に構成した電流測定装置1を例に挙げて説明したが、クランプセンサ3と本体部2とを別体に構成した電流測定装置1を採用することもできる。
また、被測定量としての電流を測定する電流測定装置1に適用した例について上記したが、被測定量としての電圧を測定する電圧測定装置に適用することもできる。
1 電流測定装置
3 クランプセンサ
11 測定部
31 クランプ部
31a 先端部
31b 基端部
32 クランプ部
32a 先端部
43 収容部
43a 上面
52 収容部
52a 下面
52b,52c 対向部位
61,62 センサ
61a,61b 端部
62a,62b 端部
71a,71b 弾性部材
200 電線
A 矢印
θ 傾斜角度

Claims (7)

  1. クランプ対象をクランプした状態において互いに対向して当該クランプ対象についての被検出量を検出する第1センサおよび第2センサを備えたクランプセンサであって、
    先端部に第1収容部が形成されると共に当該第1収容部に前記第1センサが収容された第1のクランプ部と、
    一端部に第2収容部が形成されると共に前記第1のクランプ部の基端部と前記先端部とを結ぶスライド方向にスライド可能に構成されて、前記一端部が前記第1のクランプ部の前記先端部に位置するようにスライドさせられた第1状態において前記第2センサの両端部が前記第1センサの両端部にそれぞれ対向するように前記第2収容部に前記第2センサが収容された第2のクランプ部と、
    前記第2センサを前記第1のクランプ部に向けて付勢する付勢部材とを備え、
    前記付勢部材は、前記第2収容部における前記第2センサの前記両端部に対向する2つの対向部位の少なくとも一方に配設されて前記第2センサを常時付勢するクランプセンサ。
  2. 前記付勢部材は、前記第2センサの前記両端部に対向する2つの前記対向部位にそれぞれ配設されている請求項1記載のクランプセンサ。
  3. クランプ対象をクランプした状態において互いに対向して当該クランプ対象についての被検出量を検出する第1センサおよび第2センサを備えたクランプセンサであって、
    先端部に第1収容部が形成されると共に当該第1収容部に前記第1センサが収容された第1のクランプ部と、
    一端部に第2収容部が形成されると共に前記第1のクランプ部の基端部と前記先端部とを結ぶスライド方向にスライド可能に構成されて、前記一端部が前記第1のクランプ部の前記先端部に位置するようにスライドさせられた第1状態において前記第2センサの両端部が前記第1センサの両端部にそれぞれ対向するように前記第2収容部に前記第2センサが収容された第2のクランプ部と、
    前記第1センサを前記第2のクランプ部に向けて付勢する付勢部材とを備え、
    前記付勢部材は、前記第1収容部における前記第1センサの前記両端部に対向する2つの対向部位の少なくとも一方に配設されて前記第1センサを常時付勢するクランプセンサ。
  4. 前記付勢部材は、前記第1センサの前記両端部に対向する2つの前記対向部位にそれぞれ配設されている請求項3記載のクランプセンサ。
  5. 前記付勢部材は非金属材料で形成されている請求項1から4のいずれかに記載のクランプセンサ。
  6. 前記第1状態において前記第2収容部に対向する前記第1収容部の第1対向面は、当該第1対向面を上向きにした状態において前記先端部側が前記基端部よりも上方に位置するように前記スライド方向に対して傾斜する傾斜面で構成され、
    前記第1状態において前記第1対向面に対向する前記第2収容部の第2対向面は、前記スライド方向に対して前記第1対向面と同じ傾斜角度で傾斜する傾斜面で構成されている請求項1から5のいずれかに記載のクランプセンサ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のクランプセンサと、当該クランプセンサによって検出された前記被検出量に基づいて被測定量を測定する測定部とを備えている測定装置。
JP2016113353A 2016-06-07 2016-06-07 クランプセンサおよび測定装置 Pending JP2017219396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113353A JP2017219396A (ja) 2016-06-07 2016-06-07 クランプセンサおよび測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113353A JP2017219396A (ja) 2016-06-07 2016-06-07 クランプセンサおよび測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017219396A true JP2017219396A (ja) 2017-12-14

Family

ID=60656066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016113353A Pending JP2017219396A (ja) 2016-06-07 2016-06-07 クランプセンサおよび測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017219396A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9310175B2 (en) Jaw-mounted magnet accessory for calipers
US9417094B2 (en) Displacement sensor for force indicating caliper
CN104950156B (zh) 钳式传感器及测定装置
JP7456405B2 (ja) 電磁継電器
JP5394315B2 (ja) 多方向入力装置
US20160061574A1 (en) Measuring instrument
JP2017219396A (ja) クランプセンサおよび測定装置
US20180310101A1 (en) Electromechanical transducer
JP4516437B2 (ja) 入力装置
US20140266252A1 (en) Electrostatic sensor and slide operation apparatus
JP6423727B2 (ja) クランプセンサおよび測定装置
JP2015114245A (ja) クランプセンサおよび測定装置
JP2013217696A (ja) クランプセンサおよび測定装置
JP5940395B2 (ja) クランプセンサおよび測定装置
JP2017215295A (ja) クランプセンサおよび測定装置
US20100304195A1 (en) Fixture for holding terminals of a battery in alignment
JP3166421U (ja) 伸び計
JP2015011021A (ja) 電流センサー
TW201124885A (en) Multi-directional input device
JP4745861B2 (ja) センサ用補助部品
JP2018077183A (ja) クランプセンサおよび測定装置
JP2003265206A (ja) バックル装置
JP2019144027A (ja) クランプセンサおよび測定装置
CN106837929B (zh) 位置检测传感器
JP2016161502A (ja) ハイトゲージ