JP2017218198A - バランスウエイト並列体用収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量かつ再利用が可能な段ボール製の容器でありながら、バランスウエイト並列体を容器内で安定して収納することができるバランスウエイト並列体用収納容器を提供すること。
【解決手段】長尺な保持シートに複数のバランスウエイトを並列に保持したバランスウエイト並列体をロール状に巻き取った状態で収納するバランスウエイト並列体用収納容器であって、展開状態の段ボールシートを折り曲げて保持シートの幅以上とした厚さの周壁を有する容器本体と、容器本体に収納されるとともに、周壁の内面と接触して保持される段ボールシートの中敷体と、周壁の厚さ方向に沿う軸線を有するとともに中敷体の中央に形成した嵌合穴に嵌め込まれてバランスウエイト並列体を巻き取る円柱状の芯体と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、バランスウエイト並列体用収納容器に関し、特に、自動車の車輪の回転時における重量バランスをとるために、ホイールリム部に装着するバランスウエイト並列体をロール状の巻き取り状態で収納するバランスウエイト並列体用収納容器に関する。
自動車の車輪は、車軸を中心に回転をする。この際、車輪の重量バランスが適性な均衡状態となっていないと、速度上昇に伴って車輪の回転速度が高まるにつれて振動が発生する。そこで、車輪の重量バランスを検査する検査装置を用いて車輪の軽い部分を発見し、その該当部分に必要な重量のバランスウエイトを装着することにより車輪の重量バランスを調整している。
また、このようなバランスウエイトは、両面粘着シートの一面に剥離シートを貼設し、両面粘着シートの他面に複数のバランスウエイトを並列に貼設するとともに、必要な個数分のバランスウエイトを用いて両面粘着シートの一面から剥離シートを剥してホイールリム部に貼り付けるようにしている。
したがって、バランスウエイトは、予め一面に剥離シートを貼着した両面粘着シートの他面に多数のバランスウエイトを並列に貼り付けた状態で、ロール状に巻き取ってバランスウエイト並列体用収納容器に収納しており、必要に応じてバランスウエイト並列体用収納容器から引き出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3068475号公報
しかしながら、このようなバランスウエイト並列体用収納容器にあっては、バランスウエイト並列体を単にロール状に巻き取った状態でそのまま収納しているため、バランスウエイト並列体が容器内で安定せず、片寄りが発生してしまうという問題が生じていた。
このような片寄りは、例えば、搬送時に容器内でバランスウエイト並列体が暴れてしまい、他のバランスウエイトとで引っ掛かりが発生して両面粘着シートからバランスウエイトが剥がれてしまうという虞がある。また、複数のバランスウエイト並列体用収納容器を重ねて搬送する場合に、容器ごとに重心位置が異なり易く、全体の積載バランスが取り難く、荷崩れの要因となる虞もある。さらに、バランスウエイト並列体の引き出し作業が困難である。
本発明は、上述のような課題を解決するために、軽量かつ再利用が可能な段ボール製の容器でありながら、バランスウエイト並列体を容器内で安定して収納することができるバランスウエイト並列体用収納容器を提供することを目的とする。
本発明に係るバランスウエイトは、上記目的を達成のため、長尺な保持シートに複数のバランスウエイトを並列に保持したバランスウエイト並列体をロール状に巻き取った状態で収納するバランスウエイト並列体用収納容器であって、展開状態の段ボールシートを折り曲げて保持シートの幅以上とした厚さの周壁を有する容器本体と、容器本体に収納されるとともに、周壁の内面と接触して保持される段ボールシートの中敷体と、周壁の厚さ方向に沿う軸線を有するとともに中敷体の中央に形成した嵌合穴に嵌め込まれてバランスウエイト並列体を巻き取る円柱状の芯体と、を備えるものである。
本発明によれば、軽量かつ再利用が可能な段ボール製の容器でありながら、バランスウエイト並列体を容器内で安定して収納することができる。
バランスウエイト並列体用収納容器に収容されるバランスウエイト並列体の使用例を示し、(A)はバランスウエイト並列体を貼設した車輪の正面図、(B)は要部の拡大説明図である。 バランスウエイト並列体用収納容器を示し、(A)はバランスウエイト並列体の拡大図、(B)はバランスウエイト並列体をバランスウエイト並列体用収納容器に収納した状態の説明図、である。 バランスウエイト並列体用収納容器を示し、(A)は容器本体の展開状態の平面図、(B)は中敷体の平面図、(C)は芯体の平面図、である。 バランスウエイト並列体用収納容器を示し、(A)はバランスウエイト並列体用収納容器の斜視図、(B)は要部の拡大断面図、である。 バランスウエイト並列体用収納容器を示し、(A)は内蓋に柱体保持部を設けた例の容器本体の展開状態の平面図、(B)は中周壁を設けた例の中敷体の平面図、である。
次に、本発明の一実施形態に係るバランスウエイト並列体用収納容器について、図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明のバランスウエイト並列体用収納容器における好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組み合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1において、Tは自動車の車輪を構成するタイヤ、Rは図示しない車軸に固定されてタイヤTを保持するホイールリム部、1はホイールリム部Rの内壁面に貼設したバランスウエイト並列体、である。
図2(A)に示すように、バランスウエイト並列体1は、弾性を有する両面粘着シート2と、両面粘着シート2の一面に貼設した剥離シート3と、両面粘着シート2の他面に並べて貼設した複数のバランスウエイト4と、を有する。バランスウエイト並列体1は、バランスウエイト4の個数に応じて重量を調節した状態で、ホイールリム部Rの適宜位置に貼設するものである。したがって、図1(B)に示したバランスウエイト並列体1は、剥離シート3を剥した使用状態のものを示している。なお、以下の説明においては、両面粘着シート2と剥離シート3とを合わせた長尺なシート状物を必要に応じて「保持シート」と称する。
両面粘着シート2は、他面に複数のバランスウエイト4を並列に貼設するとともに、一面をホイールリム部Rの内周面に貼り付ける部材である。これにより、バランスウエイト並列体1をホイールリム部Rの内周面の所定の位置に貼り付けることができる。両面粘着シート2は、バランスウエイト4が並んで配設された方向がホイールリム部Rの周方向に沿った状態でホイールリム部Rに貼り付けるのが好ましい。
両面粘着シート2は、発泡樹脂等の柔軟性(弾性)を有する材質よりなる基材の両面に粘着性(接着性)を付与したものである。基材をもつことで両面粘着シート2自身が柔軟性を有するものとなり、バランスウエイト4の形状とホイールリム部Rの形状が完全に一致していなくても、両面粘着シート2が形状の変化を吸収し、バランスウエイト4とホイールリム部Rとの密着性を維持することができる。具体的に、両面粘着シート2は、クッション性のある材質、例えば、ポリウレタンフォームやポリエチレンフォームを基材として、耐久性のあるアクリル系粘着剤を塗布したものを用いることができる。
剥離シート3は、帯状に長尺なものを用いており、両面粘着シート2の一面に剥離可能に貼設して一面側の粘着性を保護する。剥離シート3は、バランスウエイト並列体1をホイールリム部Rに貼設するときに剥離する。剥離シート3は、バランスウエイト4の長辺の長さよりも幅広である。剥離シート3は、柔軟性(弾性)を有する材質よりなる。具体的に、剥離シート3は、ポリ塩化ビニル樹脂よりなる。
この際、剥離シート3は、両面粘着シート2の弾性に伴う単位長さあたりの伸び率よりも剥離シート3の弾性に伴う単位長さ当たりの伸び率の方を低くするのが望ましい。すなわち、図2(B)に示すように、長尺なバランスウエイト並列体1は、ロール状に巻き取ってバランスウエイト並列体用収納容器10に収納し、必要時応じた長さ(個数)だけ引き出すようになっている。
したがって、バランスウエイト並列体1をバランスウエイト並列体用収納容器10から引き出す際には、両面粘着シート2とバランスウエイト4との貼り付け状態は初期状態を維持するのが望ましい。これに対して、両面粘着シート2の単位長さあたりの伸び率よりも剥離シート3の単位長さ当たりの伸び率の方が高いと、引っ張り荷重によって両面粘着シート2が伸びすぎてしまい、両面粘着シート2とバランスウエイト4との貼り付け状態が損なわれ易くなる。
バランスウエイト4は、例えば、表面に識別用の刻印を施した金属製の直方体から構成している。なお、一つのバランスウエイト4の重量を鉄製5gとした場合、バランスウエイト4の具体的な寸法としては、長さ19.3mm、幅11.6mm、厚さ3.2mm、であり、必要に応じて傾斜面や面取りを行っている。
バランスウエイト並列体用収納容器10は、長尺な保持シート(両面粘着シート2及び剥離シート3)に複数のバランスウエイト4を並列に保持したバランスウエイト並列体1をロール状に巻き取った状態で収納するものである。このバランスウエイト並列体用収納容器10は、図3(A)に示すように、展開状態の段ボールシートを折り曲げて保持シートの幅以上とした厚さを有する立体形状の容器本体11と、図3(B)に示すように、容器本体11に収納する段ボールシートの中敷体12と、図3(C)に示すように、中敷体12の中央に形成した嵌合穴12aに嵌め込まれてバランスウエイト並列体1を巻き取る円柱状の芯体13と、を備える。
容器本体11は、略正方形状の底板11aと、底板11aの4辺と連続して展開状態の段ボールシートを折り曲げて図4(A)に示す立体形状としたときに保持シートの幅以上の容器厚さとなる4つの周壁11bと、4つの周壁11bのうち対向する2つの周壁11bと連続して底板11aの略半分の大きさとなる一対の内蓋11cと、4つの周壁11bのうち対向する他の2つの周壁11bと連続して底板11aの略半分の大きさとなる一対の外蓋11dと、を有する。なお、図3(A)に示す破線は谷折線、2点鎖線は山折線である。
4つの周壁11bのうち、一方の内蓋11cと連続する周壁11bには、バランスウエイト並列体1を引き出すための引出口を開閉する切り起こし状の開閉蓋11eを切れ込みによって形成している。また、他方の内蓋11cには、収納したバランスウエイト並列体1の残量を確認する確認窓11fを形成している。さらに、一対の外蓋11dの対向する縁部には、立体形状としたときに確認窓11fと一致するように縁部に開放する凹部11gを形成している。したがって、凹部11gは、立体形状としたときに確認窓11fと一致する確認窓を構成する。
中敷体12は、図4(B)に示すように、底面側から3枚の段ボールシート12b,12c,12dを重ね合わせることによって厚さと強度とを確保した重合体である。この場合において、嵌合穴12aは、中敷体12の厚さ方向で貫通している。中敷体12は、底板11aと同じ平面視正方形状であり、立体形状としたときに各辺が周壁11bの内面と接触して容器本体11の内部でガタ無く保持される。なお、3枚の段ボールシート12b,12c,12dは、例えば、収納するバランスウエイト並列体1の最大重量等に応じて、その厚さを同じとしてもよいし、任意の一つ以上のシート厚さを他のシート厚さと異ならせてもよい。また、重合体とする枚数も任意である。なお、一般的に段ボールシートは、表裏のシート間に波状の中芯をサンドイッチしている構造体であるため、例えば、中芯の配列方向を3枚の段ボールシート12b,12c,12dで交互としてもよい。また、中芯は波状の他、ハニカム状でもい。
芯体13は、例えば、段ボール用の再生紙材料を利用した紙製であり、圧縮技術を用いた硬質かつ厚肉の中空円筒体に構成している。芯体13の外径は嵌合穴12aの内径と同一であり、この嵌合穴12aに回転可能に嵌め込まれている。これにより、芯体13は、周壁11bの厚さ方向に沿う軸線を有するとともにバランスウエイト並列体1を巻き取ることができる。
このような基本構成において、バランスウエイト並列体用収納容器10は、展開状態の容器本体11を折り曲げて立体形状とする際に、中敷体12を底板11aに重なるように設置しておく。そのうえで、芯体13にバランスウエイト並列体1をロール状に巻き取った状態で、芯体13を嵌合穴12aに嵌め込み、一対の内蓋11cと一対の外蓋11dとをこの順に重ね合わせる。この状態で、外蓋11dの対向する縁部周辺を含むように幅広かつ透明な包装テープ(図示せず)を用いて閉蓋する。なお、巻き取ったバランスウエイト並列体1の巻き取り終端側の端部は、閉蓋する前に開閉蓋11eを開放して露出させておいてもよい。また、バランスウエイト並列体1は、芯体13を嵌合穴12aに嵌め込んだ状態でロール状に巻き取ってもよい。
これにより、バランスウエイト並列体1は、開閉蓋11eを開放して必要な重量に応じた長さを容易に引き出すことができる。この際、残余のバランスウエイト並列体1は、芯体13による巻き取り状態を容易に維持することができるので、バランスウエイト並列体1を単にロール状に巻き取った状態でそのまま収納している場合に比べて容器本体11の内部で安定状態を維持し、片寄りが発生してしまうことを抑制することができる。
したがって、使用していない状態を含め、片寄りが発生しないバランスウエイト並列体用収納容器10は、搬送時に容器本体11の内部でバランスウエイト並列体1が暴れてしまい、複数のバランスウエイト4に引っ掛かりが発生して両面粘着シート2からバランスウエイト4が剥がれてしまうという不具合を解消することができる。
また、複数のバランスウエイト並列体用収納容器10を重ねて搬送する場合に、重心位置を一致させやすくすることができ、全体の積載バランスを取り易く、荷崩れの発生を抑制することができる。さらに、バランスウエイト並列体1の引き出し作業を容易に行うことができる。
このように、バランスウエイト並列体用収納容器10にあっては、軽量かつ再利用が可能な段ボール製の容器でありながら、バランスウエイト並列体1を容器内で安定して収納することができる。
なお、バランスウエイト並列体用収納容器10は、上述した1個5gのバランスウエイト並列体1を容器本体11に1000個分を収納する場合、内部の重量は5kgとなり、保持シート(両面粘着シート2及び剥離シート3)の長さも約11.6m以上となる。
そして、このような長尺に連続するバランスウエイト並列体1は、バランスウエイト並列体用収納容器10に巻き取り状態で収納し、その最外径側の端部をバランスウエイト並列体用収納容器10から引き出すことによって、所望の個数分のバランスウエイト4で両面粘着シート2と剥離シート3とを切断することでホイールリム部Rに貼り付けることができる。
この際、バランスウエイト並列体用収納容器10は、その底面側と蓋側とで2重構造を採用しているため、特に、底面側を厚肉としていることと相俟って、十分な強度を確保することができる。
なお、以上の説明において、外観上の寸法や角度並びに比率等は、成型時等の公差や誤差、並びに塑性変形を許容することができる。特に、容器本体11、中敷体12、芯体13の各寸法は、段ボールシートの厚さ等を考慮して立体形状とするものである。したがって、上述した、大きさや位置が「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合に、これらの各記載は、その利用形態に応じた範疇での厳密性を意味する。すなわち、「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上や製造上等における公差や誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。なお、ここでの公差や誤差とは、本発明の構成・作用・効果を逸脱しない範囲における単位のことを意味するものである。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施の形態による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
例えば、上記実施の形態では、バランスウエイト4を鉄製5gの場合で示したが、他の金属又は合金を用いてもよい。この際、その重量においても、略倍の大きさの10gとしてもよいし、5gと10gとを交互に並列して両面粘着シートに貼設してもよい。
また、図5(A)に示すように、一対の内蓋11cの対向する縁部に、立体形状とした際に芯体13の蓋側の端部と嵌め合う半円弧状の凹部11hを形成してもよい。この際、凹部11hの周囲を他の段ボールシートで補強して強度と深さとを確保することも可能である。
また、中敷体12を、3枚の段ボールシート12b,12c,12dを重ね合わせた平板状としたが、例えば、図5(B)に示すように、そのうちの少なくとも1枚の段ボールシート12b,12c,12dの4辺に、周壁11bと同様の内周壁12eを設けて周壁11bに密着させてもよい。これにより、中敷体12を容器本体11の内部における安定性を向上するとともに、中敷体12の強度、結果的にバランスウエイト並列体用収納容器10の0全体の強度、を確保するように構成することも可能である。
さらに、容器本体11を平面視正方形状としたものを開示したが、正三角形、正五角形、正六角形、正八角形など、その形状は1枚の段ボールシートにより展開したものを立体形状に組み立てることができるものであれば、特に限定されるものではない。
また、芯体13は、円柱状であれば、中空・中実を問わず、必要に応じて樹脂等で形成してもよい。樹脂製の柱体とした場合、バランスウエイト並列体1との摩擦抵抗が段ボール製の芯体13とした場合よりも低くすることができ、芯体13を回転させなくてもバランスウエイト並列体1を容易に引き出すことができる。
以上説明したように、本発明に係るバランスウエイト並列体用収納容器は、軽量かつ再利用が可能な段ボール製の容器でありながら、バランスウエイト並列体を容器内で安定して収納することができるという効果を有し、ホイールリム部に装着するバランスウエイト並列体をロール状の巻き取り状態で収納するバランスウエイト並列体用収納容器全般に有用である。
1 バランスウエイト並列体
2 両面粘着シート(保持シート)
3 剥離シート(保持シート)
4 バランスウエイト
10 バランスウエイト並列体用収納容器
11 容器本体
12 中敷体
12a 嵌合穴
13 芯体

Claims (5)

  1. 長尺な保持シートに複数のバランスウエイトを並列に保持したバランスウエイト並列体をロール状に巻き取った状態で収納するバランスウエイト並列体用収納容器であって、
    展開状態の段ボールシートを折り曲げて前記保持シートの幅以上とした厚さの周壁を有する容器本体と、
    前記容器本体に収納されるとともに、前記周壁の内面と接触して保持される段ボールシートの中敷体と、
    前記周壁の厚さ方向に沿う軸線を有するとともに前記中敷体の中央に形成した嵌合穴に嵌め込まれて前記バランスウエイト並列体を巻き取る円柱状の芯体と、
    を備えるバランスウエイト並列体用収納容器。
  2. 前記容器本体は、所定形状の底板の各辺に、立体形状とした状態において、周壁と、多重に重なり合う蓋と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバランスウエイト並列体用収納容器。
  3. 前記蓋は、少なくとも最内に位置する蓋の縁部に、立体形状とした状態において、前記芯体の一端と嵌め合う半円弧状の凹部を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のバランスウエイト並列体用収納容器。
  4. 前記中敷体は、複数枚の段ボールシートを重ね合わせた重合体であり、
    前記嵌合穴は、前記重合体を貫通している、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1の請求項に記載のバランスウエイト並列体用収納容器。
  5. 前記重合体を構成する複数枚の段ボールシートは、その厚さが異なる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のバランスウエイト並列体用収納容器。
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