JP2017214813A - 連結できる構造を有する丸瓦の発明 - Google Patents

連結できる構造を有する丸瓦の発明 Download PDF

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達雄 杉浦
Tatsuo Sugiura
達雄 杉浦
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Abstract

【課題】従来の丸瓦は玉縁の穴で釘や針金で下地と緊結することで、固定されたが、反対側の頭は,玉縁の上に被さるだけだったため、地震力や雪などの外的な強い力により丸瓦の頭側が浮き上がり、外れることがあった。本発明は、地震力や雪などの外的な力による浮き上がりを防ぐことのできる丸瓦を提供する。【解決手段】頭側の裏面に突起を設け、突起を次の丸瓦の玉縁の下に配置することで、頭側の浮き上がりを下地と緊結された玉縁が抑えることで、実現できる。施工者は頭の半円形に形成される部分に玉縁に差し入れることで、玉縁緊結だけで、丸瓦の浮き上がりを防ぐことができ、このことで巴瓦から連なる丸瓦を簡便に連結一体化することができ、強い屋根をつくることができる。【選択図】図2

Description

この発明は、傾斜屋根面や陸屋根面に施工される丸瓦に関するものです。
従来、丸瓦は本瓦葺きに使用されるように長い歴史をもつ大変優れた形状の瓦です。しかしながら、玉縁を針金もしくは釘で固定するので、反対の頭側が地震や雪の力ではずれる被害がおきた。
丸瓦の裏面に突起状部を設け、団子モルタルに押し付けて、一体化固定させ,耐風・耐震性を向上させる。(特許文献1)
丸瓦の頭の位置に穴をあけ、その下に重なる丸瓦の玉縁にも同様の穴をあけて、釘を下地の縦桟に打ち込み、丸瓦の連結と固定を図ることで施工性の向上を図る。
(特許文献2)
丸瓦の頭凸部が尻凹部に嵌合することで、連結する。
丸瓦の頭部側端面及び尻部側端面を各所定の小角度ずつ尻部側に下降傾斜させていることを特徴とする丸瓦(特許文献3)
特開2006−9443号公報 特開2002−30766号公報 特開2005−113414号公報
従来の丸瓦は玉縁を針金や釘で固定し次の丸瓦の上に被せて施工してきたが丸瓦の固定は玉縁側の片方でしたので、より堅固に固定するには同上端部に穴をあけ針金で固定する必要があった。しかしながら、同上端部の針金による固定方法では美観上好ましくなく、また穴からの雨水の侵入が避けられなかった。
本発明は以上の問題点を解決するために発明されたものである。
丸瓦の頭側の裏面に突起を設け、施工するさいに玉縁の下部に差し挿れることで、頭側の浮き上がりを防止でき、玉縁側の固定のみで堅固に固定できる
本発明の裏面突起付き丸瓦であるが、本瓦葺きに使用される際には玉縁の緊結だけで丸同士あるいは軒巴も連結することができる。丸瓦は平瓦の浮き上がりを抑える働きもあるため、丸瓦の連結固定化は、本瓦葺きそのものの耐震性を高めることに大いに寄与することができる。棟瓦として丸瓦を施工する場合では、のし瓦積みの最上部に丸瓦は施工されるので、丸瓦の連結固定化は棟そのものの耐震性を高めることが出来る。
従来の丸瓦が巴瓦から連結が外れる様子と本発明の連結の様子を示す図 斜視図 玉縁が頭側裏面の左右の突起から構成される半円形の溝に嵌る様子を示す 側断面図 玉縁と裏面突起様子を示す図 正面図 頭側の裏面突起と尻側の玉縁の位置を示す図
代表図面
斜視図
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。[図1]従来の丸瓦は巴瓦の玉縁の上に頭側を被せ、尻側の玉縁の上に次の丸瓦の頭を連続して被せて施工する。玉縁の穴に針金や釘で下地に緊結することで固定されるが、地震などの揺れで、尻側が浮き上がり外れる。1つが外れると全体の連結力が著しく低下し、大きな被害が生じることがあった。本発明は従来の玉縁緊結に加え、浮き上がりやすい頭側を玉縁で抑えることができるので、より堅固に連結できる。[図2]では従来の丸瓦と比較して、本発明は丸瓦の裏面に突起を持つことで、玉縁を突起の上に挿入することで尻側の浮き上がりの防ぐことが出来る。
[図3]の側断面図で頭側の裏面突起が玉縁より下に位置することを示す。[図4]の正面図では従来の丸瓦と比較して、本発明は丸瓦の裏面に突起を持つことで、玉縁を突起の上に挿入することで浮き上がりの防ぐことが出来る。
1.巴瓦
2.従来の丸瓦
3.突起付丸瓦
4.玉縁
5.突起
6.緊結用の穴
7.頭側
8.尻側

Claims (1)

  1. 丸瓦に代表される玉縁を有する瓦で、玉縁と反対側の頭側の裏面に突起を有し、施工する際に、玉縁の下に突起が配置されることで、丸瓦が連結できる。従来の丸瓦では、地震力や雪による外力で、頭側が浮き上がり外れることを 本発明の丸瓦では防ぐことができる。
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