JP2017214795A - セグメントおよびセグメントの継手構造 - Google Patents
セグメントおよびセグメントの継手構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017214795A JP2017214795A JP2016110530A JP2016110530A JP2017214795A JP 2017214795 A JP2017214795 A JP 2017214795A JP 2016110530 A JP2016110530 A JP 2016110530A JP 2016110530 A JP2016110530 A JP 2016110530A JP 2017214795 A JP2017214795 A JP 2017214795A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- joint plate
- joint
- plate
- segment body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
Description
隣接する一方のセグメント本体の端部と他方のセグメント本体の端部とにそれぞれ継手板が設けられ、
一方のセグメント本体の継手板と他方のセグメント本体の継手板とが接合板と連結手段とで連結され、
継手板はセグメント本体の端部の内周に露出し、
接合板は、セグメント本体の内周側から、一方のセグメント本体の継手板と他方のセグメント本体の継手板とにわたって添えられ、
連結手段は互いに螺合する第一および第二連結部材を有し、
第一連結部材の少なくとも一部は継手板の外周側に設けられ、
第一連結部材と第二連結部材とが螺合することにより、接合板と継手板とが連結され、
継手板の外周又は第一連結部材に剥離防止部材が設けられ、
第一連結部材の少なくとも一部と剥離防止部材とがセグメント本体内に埋設されており、
セグメント本体の厚さ方向における継手板と剥離防止部材との間に硬化材が入り込んでいるものである。
固定部材がセグメント本体内に埋設されているものである。
本第3発明は、上記第1発明又は第2発明に記載の継手構造によって接続されるセグメントであって、
継手板がセグメント本体の端部に設けられて内周に露出し、
継手板の外周に第一連結部材の少なくとも一部が設けられ、
継手板の外周又は第一連結部材に剥離防止部材が設けられ、
第一連結部材の少なくとも一部と剥離防止部材とがセグメント本体内に埋設されており、
セグメント本体の厚さ方向における継手板と剥離防止部材との間に硬化材が入り込んでいるものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1,図2に示すように、1は例えば非開削工法等によって地中に掘られたシールドトンネルであり、シールドトンネル1の壁2は複数のセグメント11〜13によって形成されている。セグメント11の構成を以下に説明する。
尚、その他のセグメント12,13も上記セグメント11と同じ構成を有している。
一方のセグメント11の継手板22と他方のセグメント12の継手板22とが接合板35と連結手段36とで連結されている。
地中に掘られたシールドトンネル1内において、図1に示すように、隣接する各セグメント11〜13の凸部30を凹部31に嵌合して、各セグメント11〜13の端部同士を突き合わせ、各セグメント11〜13を円環状に配置する。
その後、各ボルト40をそれぞれ、セグメント11,12の内周側から接合板35の孔38と継手板22の貫通孔26とに挿通し、各袋ナット25に螺合する。これにより、接合板35と継手板22とが締結され、隣接する一方のセグメント11と他方のセグメント12とが接続される。
(第2〜第4の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、一枚の継手板22に対して、真直ぐな丸棒状の剥離防止部材27を一本設けているが、剥離防止部材27の形状、本数、取付方向については、図8に示すものに限定されるものではなく、例えば、第2の実施の形態として、図13に示すように、剥離防止部材27を複数本(例えば二本)設けても良く、第3の実施の形態として、図14に示すように、剥離防止部材27の取付方向を変えても良い。或いは、第4の実施の形態として、図15に示すように、剥離防止部材27の形状を例えばU形状にしても良い。
(第5の実施の形態)
上記各実施の形態では、剥離防止部材27が袋ナット25に設けられているが、第5の実施の形態では、図16に示すように、両端部が屈曲した剥離防止部材27を継手板22の外周面に取り付け、セグメント本体15の厚さ方向Cにおける継手板22と剥離防止部材27との間29に、セグメント本体15を構成しているコンクリートが入り込んでいるものであってもよい。
(第6の実施の形態)
上記各実施の形態では、図10に示すように、第一連結部材の一例として袋ナット25を継手板22に設け、第二連結部材の一例としてボルト40を袋ナット25に螺合しているが、第6の実施の形態として、図17に示すように、ボルト50(第一連結部材の他の例)を継手板22に溶接等で設け、ボルト50にナット51(第二連結部材の他の例)を螺合して、継手板22と接合板35とを締結してもよい。
15 セグメント本体
22 継手板
24 固定部材
25 袋ナット(第一連結部材)
27 剥離防止部材
29 継手板と剥離防止部材との間
30 凸部
31 凹部
34 継手構造
35 接合板
36 連結手段
40 ボルト(第二連結部材)
50 ボルト(第一連結部材)
50a ボルトの頭部(第一連結部材の一部)
51 ナット(第二連結部材)
A セグメントの周方向
C セグメントの厚さ方向
Claims (3)
- 硬化材を硬化させて成形され且つ周方向において隣接する円弧状のセグメント本体同士を突き合わせて接続するセグメントの継手構造であって、
隣接する一方のセグメント本体の端部と他方のセグメント本体の端部とにそれぞれ継手板が設けられ、
一方のセグメント本体の継手板と他方のセグメント本体の継手板とが接合板と連結手段とで連結され、
継手板はセグメント本体の端部の内周に露出し、
接合板は、セグメント本体の内周側から、一方のセグメント本体の継手板と他方のセグメント本体の継手板とにわたって添えられ、
連結手段は互いに螺合する第一および第二連結部材を有し、
第一連結部材の少なくとも一部は継手板の外周側に設けられ、
第一連結部材と第二連結部材とが螺合することにより、接合板と継手板とが連結され、
継手板の外周又は第一連結部材に剥離防止部材が設けられ、
第一連結部材の少なくとも一部と剥離防止部材とがセグメント本体内に埋設されており、
セグメント本体の厚さ方向における継手板と剥離防止部材との間に硬化材が入り込んでいることを特徴とするセグメントの継手構造。 - セグメント本体の周方向に延びる固定部材が継手板に設けられ、
固定部材がセグメント本体内に埋設されていることを特徴とする請求項1記載のセグメントの継手構造。 - 上記請求項1又は請求項2に記載の継手構造によって接続されるセグメントであって、
継手板がセグメント本体の端部に設けられて内周に露出し、
継手板の外周に第一連結部材の少なくとも一部が設けられ、
継手板の外周又は第一連結部材に剥離防止部材が設けられ、
第一連結部材の少なくとも一部と剥離防止部材とがセグメント本体内に埋設されており、
セグメント本体の厚さ方向における継手板と剥離防止部材との間に硬化材が入り込んでいることを特徴とするセグメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110530A JP6609518B2 (ja) | 2016-06-02 | 2016-06-02 | セグメントおよびセグメントの継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110530A JP6609518B2 (ja) | 2016-06-02 | 2016-06-02 | セグメントおよびセグメントの継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017214795A true JP2017214795A (ja) | 2017-12-07 |
JP6609518B2 JP6609518B2 (ja) | 2019-11-20 |
Family
ID=60575413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016110530A Active JP6609518B2 (ja) | 2016-06-02 | 2016-06-02 | セグメントおよびセグメントの継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6609518B2 (ja) |
-
2016
- 2016-06-02 JP JP2016110530A patent/JP6609518B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6609518B2 (ja) | 2019-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4033613A (en) | Locked joint between two pipe elements capable of having an angular deviation with respect to each other | |
JP3996931B2 (ja) | 鉄骨梁の開口補強工法 | |
JP6348897B2 (ja) | 管継手の管抜止装置 | |
JP2017106304A (ja) | セグメント | |
JP2007032159A (ja) | 鋼板コンクリート構造体の連結構造 | |
JP6609518B2 (ja) | セグメントおよびセグメントの継手構造 | |
KR20130062018A (ko) | 버팀보용 강관 이음장치와 이를 사용한 버팀보 및 버팀보 시공법 | |
JP7093068B2 (ja) | アーチ状構造物 | |
JP4743725B1 (ja) | ライニング体及びそれを用いたライニング構造物 | |
KR20160118731A (ko) | 콘크리트 파일과 강관 파일 결합용 이음장치 | |
JP2007056587A (ja) | 杭の連結構造 | |
KR101895230B1 (ko) | 강재구조물 연결결합 구조 | |
JP3822880B2 (ja) | 鋼管構造物の補強部材集合体 | |
JP6330746B2 (ja) | 鋼管の継手構造、鋼管の接合方法 | |
JP6494478B2 (ja) | セグメント継手の補強構造 | |
JP4684863B2 (ja) | 梁貫通孔補強構造 | |
JP3942919B2 (ja) | セグメント接合構造体およびそのセグメント | |
JP6174377B2 (ja) | セグメントの連結構造 | |
JP7497108B2 (ja) | 剥離防止部材及びこれを備えた管路の内張構造 | |
JP2660845B2 (ja) | 鉄製セグメント | |
JP2012021329A (ja) | 樹脂被覆セグメント及びこれによって構築されたシールドトンネル | |
JP2575192B2 (ja) | コンクリートセグメント | |
JP3581116B2 (ja) | 斜ボルトセグメントおよび斜ボルトセグメントの固定方法 | |
JP6650684B2 (ja) | セグメント | |
KR200414531Y1 (ko) | 쉴드터널공법용 알씨 세그먼트 연결구 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20181217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6609518 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |