JP2017213020A - 遊技機 - Google Patents

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Naoyuki Watanabe
直幸 渡辺
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Abstract

【課題】遊技に対する興趣を向上させることができる遊技機を提供する。【解決手段】BB(「BB1」〜「BB3」のいずれか)に当選すると、ボーナス種別報知判定数分のゲーム数(例えば、BB当選ゲームを0ゲーム目として、7ゲーム目)が経過するまで、払出枚数表示器16へのBB種類の表示は行われない。また、サブ制御基板400は、ボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過してから、BB種類情報(当選した「BB1」、「BB2」、「BB3」のいずれか)をメイン制御基板300から受信し、BB種類に基づく演出を行う。【選択図】図46

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、複数の図柄が周面に描かれた複数のリールと、当該複数のリールの周面に描かれた図柄の一部を表示する表示窓とを備え、遊技者によるメダル等の遊技媒体の投入操作とスタートレバーに対する開始操作とに基づいて全リールを回転させ、遊技者による停止ボタンの操作に基づいて各リールを停止させることにより表示窓に図柄を停止表示する遊技機(いわゆる「パチスロ」)が知られている。このような遊技機は、表示窓に表示される図柄のうち、予め定められたライン(以下、「有効ライン」という)上に予め定められた図柄の組み合わせが停止表示された場合に、遊技者に対して特典(例えば、メダル)を付与する。
また、このような遊技機は、遊技者によるスタートレバーの操作を検出し、スタートレバーの操作を検出したことに基づいて所定の乱数値を抽出し、当該抽出した乱数値と、当選役毎に抽選値が規定された当選役決定テーブルとに基づいて当選役を決定し、当該決定された当選役と、遊技者による停止ボタンの操作とに基づいてリールの停止制御を行う。ここで、決定された当選役によっては、予め定められた図柄の組み合わせのうち、複数の図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることが許容される場合がある。
このとき、当選役として「ハズレ」が決定された場合には、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われたとしても特典を受けることができる図柄の組み合わせが表示されることはない。また、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役や、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われても当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示される当選役がある。
すなわち、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役が当選役として決定された場合には、適切なタイミングで停止操作を行う必要があることから、遊技者には停止ボタンの操作に関する一定の技量等が要求される。
また、このような遊技機にあっては、遊技者にとって不利な通常状態において、所定の条件が充足された場合には、通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態(以下、「特定状態」という)に移行する制御が行われる。ここで、「特定状態」とは、メダルの払出が行われる図柄の組み合わせ(以下、「入賞に係る図柄の組み合わせ」という)が有効ライン上に表示される確率が通常状態よりも向上するボーナスゲーム(「RB(レギュラーボーナス)」,「BB(ビッグボーナス)」,「CB(チャレンジボーナス)」,「MB(ミドルボーナス)」等)や、適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ入賞に係る図柄の組み合わせが表示されない(または適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ、メダルの払出枚数が少ない方の入賞に係る図柄の組み合わせが表示される)特定の当選役が決定された場合に、適切な停止ボタンの操作順序等が報知される「AT(アシストタイム)」、メダルの投入操作を行うことなくスタートレバーを操作することにより遊技が開始される再遊技が当選役として決定される確率を向上させる「RT(リプレイタイム)」、ATとRTが同時に作動する「ART(アシストリプレイタイム)等がある。従って、遊技者は、遊技者にとって有利な特定状態への移行を望みながら遊技を行うこととなる。
なお、上記のようなボーナス遊技状態は、所定の終了条件が充足された場合に、終了させるようになっている。例えば、従来の遊技機においては、ボーナス遊技状態中に、メダルの払出枚数が「464」枚に達した場合に、終了させるようになっている(特許文献1参照)。
また、複数種類のボーナスを搭載した遊技機も提案されている。このような遊技機では、例えば、ボーナス当選時に、メイン制御基板からサブ制御基板に当選したボーナス種類を送信し、サブ制御基板で演出を行うようにしている。
特開2006−271529号公報
しかしながら、このような従来の遊技機においては、ボーナス当選後に複数のゲームにおいて、ボーナスの種類、あるいは、ボーナスの当選そのものを報知せず、遊技性を高めたり、ボーナス成立までのゲームも楽しませるようにしようとしても、以下のような問題がある。例えば、ボーナス当選時にメイン制御基板からサブ制御基板に当選したボーナス種類を送信するため、この情報を不正に入手されてしまう虞がある。また、サブ制御基板に送信する情報は、メイン制御基板で報知することとされているため、報知方法を工夫してもいずれ解読されてしまい、開発側が意図した遊技に対する興趣が向上されにくいという問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、遊技に対する興趣を向上させることができる遊技機を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る遊技機は、複数の図柄がそれぞれの周面に配された複数のリールと、開始操作を検出する開始操作検出手段と、前記複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、停止操作を検出する停止操作検出手段と、遊技の進行に関する制御を行う主制御手段と、前記主制御手段から一方向通信により送信された情報に基づいて演出に関する制御を行う副制御手段と、を備えた遊技機であって、
前記主制御手段は、前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、当選役を決定する当選役決定手段と、前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、前記複数の図柄を変動表示させる図柄変動手段と、前記当選役決定手段により決定された当選役、および、前記停止操作検出手段により検出された停止操作に基づいて、前記図柄変動手段により変動表示されている図柄の停止制御を行う停止制御手段と、前記停止制御手段により前記複数の図柄が全て停止されたことに基づいて、予め定められた図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により所定の図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、所定の特典を与える特典付与手段と、前記当選役決定手段により特別当選役が決定された場合、前記判定手段により前記特別当選役に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定されるまで、前記特別当選役に係る情報を記憶する当選役情報記憶手段と、前記判定手段により前記特別当選役に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、通常状態から遊技者に有利な特別状態に移行させる状態移行手段と、前記当選役決定手段により決定された当選役に係る情報を、前記副制御手段に送信する情報送信手段と、を備え、
前記副制御手段は、前記情報送信手段に送信された情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信された情報に基づいて演出を行う演出制御手段と、を備え、
前記当選役決定手段は、複数種類の前記特別当選役を含む当選役から、いずれかの前記当選役を決定し、前記情報送信手段は、前記当選役決定手段によりいずれかの前記特別当選役が決定された場合、前記副制御手段に対して、前記特別当選役の決定から所定の遊技数が経過するまでの間は、当該決定された特別当選役の種類を示す情報を送信せず、前記特別当選役の決定から前記所定の遊技数の経過後に、当該決定された前記特別当選役の種類を示す情報を送信し、前記演出制御手段は、前記所定の遊技数の経過後に、前記情報受信手段により前記特別当選役の種類を示す情報が受信されると、当該特別当選役の種類に基づく演出を実行可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、遊技に対する興趣を向上させることができる遊技機を提供することができる。
遊技機の外観斜視図の一例を示す図である。 キャビネットの内部構造と前面扉の裏面の一例を示す図である。 遊技機全体のブロック図の一例を示す図である。 配列データテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係の一例を示す図である。 非RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第1RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第2RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第3RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第4RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第5RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中RB遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 遊技状態移行図の一例を示す図である。 メイン制御基板により管理される遊技種別の一例を示す図である。 ボーナス当選時設定テーブルの一例を示す図である。 図柄ビットテーブルの一例を示す図である。 グルーピングデータ検索テーブルの一例を示す図である。 指示表示情報決定テーブルの一例を示す図である。 ボーナス時指示表示情報決定テーブルの一例を示す図である。 指示表示形態決定テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第1、第2抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第3抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第4、第5抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第6抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第7抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第8、第9、第10抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第11抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第12抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第13抽選テーブルおよび抽選結果変換テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第14抽選テーブルの一例を示す図である。 指示遊技第15、第16、第17抽選テーブルおよび指定値変換テーブルの一例を示す図である。 サブコマンド送信テーブルの一例を示す図である。 演出決定テーブルの一例を示す図である。 メイン制御基板におけるプログラム開始処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における範囲抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における入賞役カウンタ抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメインループ処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における遊技開始管理処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるサブコマンド一括送信処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技表示管理処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における当選情報設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理A処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理A処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理A処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理A処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理A処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理A処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理A処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるボーナス内部中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における共通抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における加算上限確認処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技初期設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示状態種別抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示状態変数抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技管理種別抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技種別判定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるサブ用データ減算確認処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示判定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における払出処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における遊技状態移行処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるボーナス表示時処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるBB作動終了確認処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における役物作動中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるRT状態移行処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理B処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理B処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技状態管理B処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるボーナス終了時処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるボーナス終了時処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における指示遊技開始時判定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における割込処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるLED表示処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における払出枚数表示器用LEDデータ作成処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるメイン処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるメイン制御基板通信処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるコマンド解析処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるコマンド別処理の一例を示す図である。 サブ制御基板における第2遊技状態受信時処理の一例を示す図である。 サブ制御基板における表示コマンド受信時処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるサブ演出決定処理の一例を示す図である。 BB当選時の表示および送信情報の一例を示すタイミングチャートである。 ボーナスの確定表示を行う演出の一例を示す図である。 ボーナスの確定表示を行わない場合の演出の一例を示す図である。 ボーナスの種類の表示行う演出の一例を示す図である。 連続演出を行う場合のサブ制御基板における第2遊技状態受信時処理の一例を示す図である。 連続演出を行う演出の一例を示す図である。 ボーナス種別送信までのゲーム数を抽選により決定する場合のメイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 ボーナス種別送信までのゲーム数を抽選により決定する場合のメイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 ボーナス種別送信までのゲーム数を抽選により決定する場合のサブ制御基板におけるコマンド別処理の一例を示す図である。 サブ制御基板における報知ゲーム数コマンド受信時処理の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
(遊技機の構成)
まず、図1及び図2を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。なお、図1は、遊技機の外観斜視図を示す図であり、図2は、キャビネットの内部構造と前面扉の裏面を示す図である。
(遊技機1)
本実施形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
(キャビネット2)
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2には、複数の部品が取り付けられている。
(前面扉3)
前面扉3は、キャビネット2の正面側の開口を閉塞するように取り付けられている。また前面扉3には、複数の部品が取り付けられている。
(蝶番機構4)
蝶番機構4は、キャビネット2の正面視左側に設けられており、前面扉3を開閉可能に軸支するために設けられている。
(鍵穴5)
鍵穴5は、前面扉3の中央右側に設けられ、施錠装置(図示せず)により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、遊技者にとって有利な度合を示す設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている施錠装置(図示せず)の開錠が行われる。具体的には、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。そして、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。なお、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
(メダル投入口6)
メダル投入口6は、鍵穴5の正面視左側上方に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
(BETレバー7)
BETレバー7は、鍵穴5の上方に設けられ、遊技機1へのメダルの投入が許容されているときに、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。また、BETレバー7は、遊技機1へのメダルの投入が許容されていないときで、特定の演出が行われる際に、遊技者に操作させるために設けられている。なお、BETレバー7は、図1で示す位置から、側面視で約「90」度、回動させることができるようになっている。
(MAXBETボタン8)
MAXBETボタン8は、メダル投入口6の左方に離間した位置に設けられ、遊技機1へのメダルの投入が許容されているときに、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(「1」ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施形態において、一遊技において使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
(精算ボタン9)
精算ボタン9は、MAXBETボタン8の正面視左側後方に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留(クレジット)されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、貯留(クレジット)可能なメダルの最大値は「50」枚である。
(スタートレバー10)
スタートレバー10は、MAXBETボタン8の正面視左側下方に設けられている。また、スタートレバー10は、遊技者が後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する契機となる開始操作を行うために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、乱数値を取得し、当選役を決定する処理や、後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
(左停止ボタン11)
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、後述の左リール18の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
(中停止ボタン12)
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、後述の中リール19の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
(右停止ボタン13)
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、後述の右リール20の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
(セレクター14)
セレクター14は、前面扉3の背面側に設けられている。また、セレクター14は、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。
(貯留枚数表示器15)
貯留枚数表示器15は、精算ボタン9の上方に設けられている。また、貯留枚数表示器15は、遊技機1に貯留(クレジット)されている遊技者のメダルの貯留(クレジット)枚数を表示するために設けられている。
(払出枚数表示器16)
払出枚数表示器16は、貯留枚数表示器15の下方に設けられている。また、払出枚数表示器16は、遊技者に対して払い出されるメダルの払出枚数を表示したり、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことを表示したりするために設けられている。
(ドア開閉センサ17s)
ドア開閉センサ17sは、鍵穴5の背面側に設けられており、前面扉3が開放しているか否かを検出するために設けられている。ここで、ドア開閉センサ17sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、ドア開閉センサ17sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
(左リール18)
左リール18は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール18の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール18は、後述の左ステッピングモータ151により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(中リール19)
中リール19は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、中リール19の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール19は、後述の中ステッピングモータ152により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(右リール20)
右リール20は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、右リール20の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール20は、後述の右ステッピングモータ153により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(演出ボタン21)
演出ボタン21は、MAXBETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、演出ボタン21の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31の表示制御を行う。
(十字キー22)
十字キー22は、演出ボタン21の正面視右側に設けられており、上方向ボタン、下方向ボタン、左方向ボタン、及び右方向ボタンにより構成され、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。そして、後述のサブ制御基板400は、十字キー22の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31等の表示制御を行う。
(表示窓23)
表示窓23は、左リール18、中リール19、右リール20の前面側に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の周面に描かれた複数の図柄を視認可能とするために設けられている。具体的には、左リール18の周面に描かれた「3」個の図柄、中リール19の周面に描かれた「3」個の図柄、及び右リール20の周面に描かれた「3」個の図柄の合計「9」個の図柄が表示窓23を介して視認可能となる。なお、本実施形態においては、表示窓23に表示される図柄の視認を容易とするために、図示しないバックライトを発光することにより、表示窓23に表示される図柄が照射されることとなる。
(有効ライン)
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインが有効ラインとなる。
なお、以下では、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の上段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだラインを「上段ライン」といい、左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の中段に表示された図柄を直線で結んだラインを「中段ライン」といい、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の下段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインを「下段ライン」という。また、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインを「右下がりライン」といい、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだラインを「右上がりライン」という。
(受皿ユニット24)
受皿ユニット24は、前面扉3の正面下方に設けられている。また、受皿ユニット24は、後述のメダル払出口25から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
(メダル払出口25)
メダル払出口25は、前面扉3の下方に設けられており、メダルの払出が行われる場合において、後述のホッパー202により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダル払出口25は、セレクターセンサ14sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルではないと判別された場合や、メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングに、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メダル投入口6に投入されたメダルを排出するために設けられている。
(液晶表示装置31)
液晶表示装置31は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態が指示遊技(「AT状態」)である場合において、後述の内部抽選処理により所定の当選役、例えば、「打順ベル」が決定された場合等に、後述の演出制御基板500を介して、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を液晶表示装置31に表示する処理を行う。
(LED32)
LED32は、前面扉3の前面の周縁に設けられており、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、後述のサブ制御基板400は、LED32を点灯、点滅する処理を行うことにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(スピーカ33)
スピーカ33は、前面扉3の背面側下方に設けられており、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、スピーカ33から音を出力する処理を行うことにより、遊技者に対して聴覚に訴える演出を行う。
(ステータス基板100)
ステータス基板100は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の下方に設けられている。また、ステータス基板100には、後述のレバースイッチ7sw、後述のMAXBETスイッチ8sw、後述の精算スイッチ9sw、後述のスタートスイッチ10sw、後述の左停止スイッチ11sw、後述の中停止スイッチ12sw、後述の右停止スイッチ13sw、後述のセレクターセンサ14s、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16、ドア開閉センサ17s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
(リール制御基板150)
リール制御基板150は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の回転、及び停止を制御するために設けられている。また、リール制御基板150には、後述の左ステッピングモータ151、後述の中ステッピングモータ152、後述の右ステッピングモータ153、後述の左リールセンサ154s、後述の中リールセンサ155s、後述の右リールセンサ156s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
(電源基板200)
電源基板200は、キャビネット2の内部であって、正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する制御を行うために設けられている。また、電源基板200には、後述の電源スイッチ201sw、後述のホッパー202、メイン制御基板300、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
(電源ボタン201)
電源ボタン201は、後述のホッパー202の正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。
(ホッパー202)
ホッパー202は、電源基板200の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダルを払い出す図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、電源基板200を介してホッパー202を駆動する処理を行い、遊技者に対してメダルを払い出す処理を行う。
(メイン制御基板300)
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。また、メイン制御基板300は、後述のメインCPU301、後述のメインROM302、後述のメインRAM303、後述のメイン乱数発生器304を備えている。更に、メイン制御基板300には、後述の外部集中端子板30、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。なお、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、一方向通信でデータ(情報)が送信される。
(サブ制御基板400)
サブ制御基板400は、メイン制御基板300の正面視左側に設けられており、主として演出の制御を行うために設けられている。また、サブ制御基板400は、後述のサブCPU401、後述のサブROM402、後述のサブRAM403、後述のサブ乱数発生器404を備えている。更に、サブ制御基板400には、後述の演出ボタンセンサ21s、後述の十字キーセンサ22s、電源基板200、メイン制御基板300、及び後述の演出制御基板500が接続されている。
(演出制御基板500)
演出制御基板500は、前面扉3の背面上方に設けられており、主として演出を実行するために設けられている。また、演出制御基板500は、後述の演出制御CPU501、後述の演出制御ROM502、後述の演出制御RAM503、後述のCGROM504、後述の音源IC505、後述の音源ROM506、後述のVDP507を備えている。更に、演出制御基板500には、液晶表示装置31、LED32、スピーカ33、及びサブ制御基板400が接続されている。
(遊技機全体のブロック図)
次に、図3を用いて、遊技機1全体のブロック図について説明する。
遊技機1は、遊技機1の主たる動作を制御するメイン制御基板300に対して、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、及びサブ制御基板400が接続されている。
(レバースイッチ7sw)
レバースイッチ7swは、BETレバー7の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、レバースイッチ7swにより、BETレバー7の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してレバースイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からレバースイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「1」枚のメダルを使用する処理等を行う。
(MAXBETスイッチ8sw)
MAXBETスイッチ8swは、MAXBETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swにより、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してMAXBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「3」枚のメダルを使用する処理等を行う。
(精算スイッチ9sw)
精算スイッチ9swは、精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、精算スイッチ9swにより、精算ボタン9の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して精算スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から精算スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルを精算する処理を行う。
(スタートスイッチ10sw)
スタートスイッチ10swは、スタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、スタートスイッチ10swにより、スタートレバー10の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してスタートスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からスタートスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
(左停止スイッチ11sw)
左停止スイッチ11swは、左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、左停止スイッチ11swにより、左停止ボタン11の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して左停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から左停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール18を停止する処理を行う。
(中停止スイッチ12sw)
中停止スイッチ12swは、中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、中停止スイッチ12swにより、中停止ボタン12の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して中停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から中停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の中リール19を停止する処理を行う。
(右停止スイッチ13sw)
右停止スイッチ13swは、右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、右停止スイッチ13swにより、右停止ボタン13の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して右停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から右停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール20を停止する処理を行う。
(セレクターセンサ14s)
セレクターセンサ14sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。ここで、ステータス基板100は、セレクターセンサ14sにより、適正なメダルの通過が検出された場合に、メイン制御基板300に対してセレクターセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からセレクターセンサ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されるメダルの枚数を「1」加算する処理や、遊技に使用するメダルの枚数に「1」加算する処理を行う。
(左ステッピングモータ151)
左ステッピングモータ151は、左リール18の内部に設けられており、左リール18の制御を行うために設けられている。また、左ステッピングモータ151は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、左リール18は、左ステッピングモータ151に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の左リールセンサ154sによりリールインデックスが検出されてから左ステッピングモータ151に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、左リール18の回転角度を管理する。
(中ステッピングモータ152)
中ステッピングモータ152は、中リール19の内部に設けられており、中リール19の制御を行うために設けられている。また、中ステッピングモータ152は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、中リール19は、中ステッピングモータ152に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の中リールセンサ155sによりリールインデックスが検出されてから中ステッピングモータ152に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、中リール19の回転角度を管理する。
(右ステッピングモータ153)
右ステッピングモータ153は、右リール20の内部に設けられており、右リール20の制御を行うために設けられている。また、右ステッピングモータ153は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、右リール20は、右ステッピングモータ153に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の右リールセンサ156sによりリールインデックスが検出されてから右ステッピングモータ153に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、右リール20の回転角度を管理する。
(左リールセンサ154s)
左リールセンサ154sは、左リール18の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、左リールセンサ154sは、左リール18が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(中リールセンサ155s)
中リールセンサ155sは、中リール19の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、中リールセンサ155sは、中リール19が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(右リールセンサ156s)
右リールセンサ156sは、右リール20の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、右リールセンサ156sは、右リール20が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(電源スイッチ201sw)
電源スイッチ201swは、電源ボタン201の操作を検出するためのスイッチである。ここで、電源基板200は、電源スイッチ201swにより、電源ボタン201の操作が検出された場合に、遊技機1に電力を供給する処理を行う。
(ホッパーセンサ202s)
ホッパーセンサ202sは、ホッパー202が駆動されることにより払い出されるメダルが通過したことを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、ホッパーセンサ202sにより、メダルの払出が検出された場合に、メイン制御基板300に対してホッパーセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からホッパーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、払出枚数を減算する処理を行う。
(外部集中端子板30)
外部集中端子板30は、遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号や、遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、メイン制御基板300により管理される状態が後述の「ART状態」に移行した旨を特定可能なART信号、後述のBBに係る図柄の組み合わせが表示されたことを特定可能なBB信号、後述のRBに係る図柄の組み合わせが表示されたことを特定可能なRB信号、不正行為が行われたことを特定可能なセキュリティ信号をホールコンピュータ(図示せず)等の遊技機1の外部に対して送信するために設けられている。
(メインCPU301)
メインCPU301は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301は、後述のメインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
(メインROM302)
メインROM302は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、データテーブル、サブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、メインROM302は、後述の配列データテーブル(図4参照)、後述の図柄組み合わせテーブル(図5参照)、後述の非RT遊技状態用当選役決定テーブル(図7参照)、後述のRT遊技状態用当選役決定テーブル(図8参照)、後述の第1RT遊技状態用当選役決定テーブル(図8参照)、後述の第2RT遊技状態用当選役決定テーブル(図9参照)、後述の第3RT遊技状態用当選役決定テーブル(図10参照)、後述の第4RT遊技状態用当選役決定テーブル(図11参照)、後述の第5RT遊技状態用当選役決定テーブル(図12参照)、後述のBB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル(図13参照)、後述のBB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル(図14参照)、後述のBB中RB遊技状態用当選役決定テーブル(図15参照)、後述のBB中非RT遊技状態用当選役決定テーブル(図16参照)等を記憶している。
(メインRAM303)
メインRAM303は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、メインRAM303には、後述の投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、後述の設定値格納領域等の各種格納領域が設けられている。
(メイン乱数発生器304)
メイン乱数発生器304は、メイン制御基板300に設けられている。また、メイン乱数発生器304は、当選役を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(演出ボタンセンサ21s)
演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21が接続されており、演出ボタン21の操作を検出するために設けられている。ここで、演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して演出ボタンセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、演出ボタンセンサ入力信号を受信したことに基づいて、演出ボタン21が操作されたときの処理を行う。
(十字キーセンサ22s)
十字キーセンサ22sは、十字キー22が接続されており、十字キー22の操作を検出するために設けられている。ここで、十字キーセンサ22sは、十字キー22の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して十字キーセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、十字キーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、十字キー22が操作されたときの処理を行う。
(サブCPU401)
サブCPU401は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブCPU401は、後述のサブROM402に記憶されているプログラムを読み込み、メイン制御基板300から受信したコマンドの情報や、演出ボタンセンサ21sや、十字キーセンサ22sから入力された信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果を演出制御基板500等に供給するために設けられている。
(サブROM402)
サブROM402は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブROM402は、サブCPU401により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、サブROM402は、後述の演出決定テーブル(図37参照)等を記憶している。
(サブRAM403)
サブRAM403は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブRAM403は、サブCPU401によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。
(サブ乱数発生器404)
サブ乱数発生器404は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブ乱数発生器404は、演出を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、サブ乱数発生器404は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(演出制御CPU501)
演出制御CPU501は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御CPU501は、後述の演出制御ROM502に記憶されているプログラムを読み込み、サブ制御基板400から受信した信号に基づいてディスプレイリストを作成するために設けられている。また、演出制御CPU501は、後述のCGROM504に記憶されている画像データを液晶表示装置31に表示させる制御を行う。
(演出制御ROM502)
演出制御ROM502は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御ROM502は、演出制御CPU501により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、演出制御ROM502は、演出制御CPU501の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、アニメーションを表示する際に参照されるアニメシーンの組み合わせやアニメシーンの表示順序、画像の表示時間を示すウエイトフレーム、スプライトの識別番号や転送元アドレス等の各種対象データ、スプライトの表示位置や転送先アドレス等の各種パラメータ、描画方法等が記憶されている。
(演出制御RAM503)
演出制御RAM503は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御RAM503は、演出制御CPU501の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、演出制御ROM502から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
(CGROM504)
CGROM504は、演出制御基板500に設けられている。また、CGROM504は、所定範囲の画素(例えば、「32」ピクセル×「32」ピクセル)における画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成され画素情報の集合からなる画像データを圧縮して記憶するために設けられている。
(音源IC505)
音源IC505は、演出制御基板500に設けられている。また、音源IC505は、後述の音源ROM506に記憶されている音声に関するプログラムやデータを読み込み、スピーカ33を駆動する音声信号を生成するために設けられている。
(音源ROM506)
音源ROM506は、演出制御基板500に設けられている。また、音源ROM506は、演出を実行する際に出力される音声に関するプログラムやデータ等を記憶するために設けられている。
(VDP507)
VDP507は、いわゆる画像プロセッサであり、演出制御CPU501からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成することにより、液晶表示装置31に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP507は、図示しない制御レジスタ、CGバスインターフェイス、CPUインターフェイス、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらをバスによって接続している。
(配列データテーブル)
次に、図4に基づいて、配列データテーブルの説明を行う。
配列データテーブルは、メインROM302に設けられており、左リールセンサ154s、中リールセンサ155s、右リールセンサ156sがリールインデックスを検出したときに、表示窓23の中段に表示されている図柄の図柄位置を「00」と規定している。また、図柄位置「00」を基準として、図柄位置「00」〜「20」が規定されている。
ここで、本実施形態において、配列データテーブルには、「赤セブンに係る図柄」と、「青セブンに係る図柄」と、「黄セブンに係る図柄」と、「黒セブンに係る図柄」と、「スイカに係る図柄」と、「チェリーに係る図柄」と、「ベルに係る図柄」と、「再遊技に係る図柄」と、「ブランクに係る図柄」と、「黄ブランクに係る図柄」とが配されている。
(図柄組み合わせテーブル)
次に、図5に基づいて、図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせテーブルは、メインROM302に記憶されており、図柄ビット名称と、図柄の組み合わせ名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
ここで、有効ライン上に沿って表示される図柄の組み合わせが、図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致する場合に、メダルの払出、再遊技の作動、ボーナスの作動、遊技状態の移行といった特典を付与する制御が行われる。なお、有効ラインに沿って表示された図柄の組み合わせが図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致しない場合は、「ハズレ」となる。
また、図柄組み合わせテーブルには、図柄ビット名称「RBB1」の「赤セブンBBに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「RBB2」の「青セブンBBに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「RB3B」の「黄セブンBBに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「RB」の「RBに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「REP01」の「通常リプレイに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「REP02」の「チャンスリプレイに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「REP03」の「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「REP04」の「第3RT遊技状態移行リプレイAに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「REP05」の「第3RT遊技状態移行リプレイBに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「REP06」の「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が規定されている。
また、図柄組み合わせテーブルには、図柄ビット名称「NML01」の「ベルに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「NML02」の「チェリーに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「NML03」の「特殊役に係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「NML04」の「第1スイカに係る図柄の組み合わせ」と、図柄ビット名称「NML05」の「第2スイカに係る図柄の組み合わせ」が規定されている。
また、本実施形態においては、「赤セブンBBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第1BBの作動が行われ、「青セブンBBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第2BBの作動が行われ、「黄セブンBBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第3BBの作動が行われる。また、本実施形態においては、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、RBの作動が行われる。
また、本実施形態においては、「通常リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「チャンスリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第3RT遊技状態移行リプレイAに係る図柄の組み合わせ」、「第3RT遊技状態移行リプレイBに係る図柄の組み合わせ」、または、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「再遊技」の作動が行われる。そして、「再遊技」の作動が行われると、メダルを投入することなく遊技を行うことができる。
なお、本実施形態において、「第3RT遊技状態移行リプレイAに係る図柄の組み合わせ」と、「第3RT遊技状態移行リプレイBに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態においては、「通所リプレイに係る図柄の組み合わせ」と、「チャンスリプレイに係る図柄の組み合わせ」と、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」と、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」と、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「第1スイカに係る図柄の組み合わせ」と、「第2スイカに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「スイカに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態においては、「ベルに係る図柄の組み合わせ」、「チェリーに係る図柄の組み合わせ」、「特殊役に係る図柄の組み合わせ」、または、「スイカに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、メダルの払出が行われる。
また、本実施形態において、「ベルに係る図柄の組み合わせ」と、「チェリーに係る図柄の組み合わせ」、「特殊役に係る図柄の組み合わせ」と、「スイカに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「入賞に係る図柄の組み合わせ」という。
(当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係)
次に、図6に基づいて、当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係について説明を行う。
図6では、当選番号と、当選番号に対応する当選役と、当選役に対応する条件装置と、各遊技状態で当選役として決定され得るか否かと、停止操作順序により有効ライン上に表示され得る図柄の組み合わせとの関係を示している。
また、図6に示す通り、決定された当選役によって、作動することとなる条件装置が異なる。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」が当選役として決定された場合、作動することとなる条件装置は「REP04」と、「REP05」である。即ち、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」が当選役として決定された場合、「第3RT遊技状態移行リプレイAに係る図柄の組み合わせ」、「第3RT遊技状態移行リプレイBに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することが許容される。
また、本実施形態において、同じ図柄位置で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作しても、遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序によって、有効ライン上に揃う図柄の組み合わせが異なる当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「REP01」と、「REP04」と、「REP05」と、「REP06」である。この場合において、右停止ボタン13を最初に操作した場合には、「通常リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されることとなる。一方、左停止ボタン11を最初に操作した場合、または中停止ボタン12を最初に操作した場合には、「第4RT遊技状態移行リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。
なお、本実施の形態においては、ボーナスに係る条件装置と、他の条件装置が同時に作動することとなった場合には、他の条件装置に係る図柄の組み合わせを優先して有効ライン上に表示することとなる。例えば、「BB」を持ち越している状態において、後述の内部抽選処理により、当選番号「01」の「リプレイ」から当選番号「29」の「第10押し順ベル」のうちのいずれかが当選した場合には、「BBに係る図柄の組み合わせ」よりも他の図柄の組み合わせを優先して有効ライン上に表示することとなる。
(非RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図7に基づいて、非RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「非RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号に対応する当選役と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
なお、上記当選役の記載において、加算記号「+」を用いて表示したものは、それぞれの当選役に当選していることを示す。例えば、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」であれば、「赤BB」と、「チャンスリプレイ」に当選したことを示す。
また、本実施形態において、「第1押し順ベル」と、「第2押し順ベル」と、「第3押し順ベル」と、「第4押し順ベル」と、「第5押し順ベル」と、「第6押し順ベル」と、「第7押し順ベル」と、「第8押し順ベル」と、「第9押し順ベル」と、「第10押し順ベル」を総称して、「押し順ベル」、あるいは単に「ベル」という。
また、「第1特殊役」と、「第2特殊役」を総称して、「特殊役」という。
また、「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、「第3RT遊技状態用第5リプレイ」を総称して、「第3RT遊技状態用リプレイ」という。
また、「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、「第4RT遊技状態用第5リプレイ」を総称して、「第4RT遊技状態用リプレイ」という。
また、「赤BB」と、「青BB」と、「黄BB」を総称して、「BB」という。
また、「通常リプレイ」と、「チャンスリプレイ」と、「プレミアムリプレイ」と、「第2RT遊技状態用リプレイ」と、「第3RT遊技状態用リプレイ」と、「第4RT遊技状態用リプレイ」を総称して、「リプレイ」という。
(第1RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図8に基づいて、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「第1RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第2RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図9に基づいて、第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「第2RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第2RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第3RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図10に基づいて、第3RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「第3RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第3RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第4RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図11に基づいて、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「第4RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第5RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図12に基づいて、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「第5RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図13に基づいて、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「BB中第2RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図14に基づいて、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「BB中第3RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中RB遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図15に基づいて、BB中RB遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「BB中RB遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、BB中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中RB遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」と、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図16に基づいて、BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の「BB中非RT遊技状態」における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。また、BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値を例示しており、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、及び設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「03」の「プレミアムリプレイ」と、当選番号「15」の「中段チェリー」と、当選番号「16」の「スイカ」と、当選番号「17」の「チェリー」と、当選番号「18」の「第1特殊役」と、当選番号「19」の「第2特殊役」と、当選番号「20」の「第1押し順ベル」と、当選番号「21」の「第2押し順ベル」と、当選番号「22」の「第3押し順ベル」と、当選番号「23」の「第4押し順ベル」と、当選番号「24」の「第5押し順ベル」と、当選番号「25」の「第6押し順ベル」と、当選番号「26」の「第7押し順ベル」と、当選番号「27」の「第8押し順ベル」と、当選番号「28」の「第9押し順ベル」と、当選番号「29」の「第10押し順ベル」と、当選番号「48」の「RB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中非RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合においては、当選番号「04」の「第2RT遊技状態用リプレイ」と、当選番号「05」の「第3RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「06」の「第3RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「07」の「第3RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「08」の「第3RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「09」の「第3RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「10」の「第4RT遊技状態用第1リプレイ」と、当選番号「11」の「第4RT遊技状態用第2リプレイ」と、当選番号「12」の「第4RT遊技状態用第3リプレイ」と、当選番号「13」の「第4RT遊技状態用第4リプレイ」と、当選番号「14」の「第4RT遊技状態用第5リプレイ」と、当選番号「30」の「赤BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「31」の「赤BB+中段チェリー」と、当選番号「32」の「赤BB+スイカ」と、当選番号「33」の「赤BB+チェリー」と、当選番号「34」の「赤BB+第1特殊役」と、当選番号「35」の「赤BB+第2特殊役」と、当選番号「36」の「青BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「37」の「青BB+中段チェリー」と、当選番号「38」の「青BB+スイカ」と、当選番号「39」の「青BB+チェリー」と、当選番号「40」の「青BB+第1特殊役」と、当選番号「41」の「青BB+第2特殊役」と、当選番号「42」の「黄BB+チャンスリプレイ」と、当選番号「43」の「黄BB+中段チェリー」と、当選番号「44」の「黄BB+スイカ」と、当選番号「45」の「黄BB+チェリー」と、当選番号「46」の「黄BB+第1特殊役」と、当選番号「47」の「黄BB+第2特殊役」が当選役として決定されることはない。
(遊技状態移行図)
次に、図17に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
遊技状態移行図は、現在の遊技状態と、遊技状態を移行する条件となる移行条件と、移行先の遊技状態を規定している。
ここで、現在の遊技状態が「非RT遊技状態」である場合において、後述の内部抽選処理により、当選役として「BB」が決定された場合に、「非RT遊技状態」から「第5RT遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「第1RT遊技状態」である場合において、後述の内部抽選処理により、当選役として「BB」が決定された場合に、「第1RT遊技状態」から「第5RT遊技状態」に移行される。また、現在の遊技状態が「第1RT遊技状態」である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイ」が有効ライン上に表示された場合に、「第1RT遊技状態」から「第3RT遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「第2RT遊技状態」である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイ」が有効ライン上に表示された場合に、「第2RT遊技状態」から「第3RT遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「第3RT遊技状態」である場合において、「第4RT遊技状態移行リプレイ」が有効ライン上に表示された場合に、「第4RT遊技状態」から「第3RT遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「第4RT遊技状態」である場合において、「第1RT遊技状態移行リプレイ」が有効ライン上に表示された場合に、「第4RT遊技状態」から「第1RT遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「第5RT遊技状態」である場合において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「第5RT遊技状態」から「BB中第2RT遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「BB中第2RT遊技状態」である場合において、予め設定されたBB中獲得可能枚数「53枚」を超えるメダルの払い出しが行われた場合に、「BB中第2RT遊技状態」から「第2RT遊技状態」に移行される。また、現在の遊技状態が「BB中第2RT遊技状態」である場合において、後述の内部抽選処理により、当選役として「RB」が決定され、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されなかった場合に、「BB中第2RT遊技状態」から「BB中第3RT遊技状態」に移行される。また、現在の遊技状態が「BB中第2RT遊技状態」である場合において、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「BB中第2RT遊技状態」から「BB中RB遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「BB中第3RT遊技状態」である場合において、予め設定されたBB中獲得可能枚数「53枚」を超えるメダルの払い出しが行われた場合に、「BB中第3RT遊技状態」から「第3RT遊技状態」に移行される。また、現在の遊技状態が「BB中第3RT遊技状態」である場合において、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「BB中第3RT遊技状態」から「BB中RB遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「BB中RB遊技状態」である場合において、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に「4回」表示されたか、または、「4回」の遊技が行われた場合に、「BB中RB遊技状態」から「BB中非RT遊技状態」に移行される。また、現在の遊技状態が「BB中RB遊技状態」である場合において、予め設定されたBB中獲得可能枚数「53枚」を超えるメダルの払い出しが行われた場合に、「BB中RB遊技状態」から「非RT遊技状態」に移行される。
また、現在の遊技状態が「BB中非RT遊技状態」である場合において、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「BB中非RT遊技状態」から「BB中RB遊技状態」に移行される。また、現在の遊技状態が「BB中非RT遊技状態」である場合において、後述の内部抽選処理により、当選役として「RB」が決定され、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されなかった場合に、「BB中非RT遊技状態」から「BB中第3RT遊技状態」に移行される。また、現在の遊技状態が「BB中非RT遊技状態」である場合において、予め設定されたBB中獲得可能枚数「53枚」を超えるメダルの払い出しが行われた場合に、「BB中非RT遊技状態」から「非RT遊技状態」に移行される。
(メイン制御基板により管理される遊技種別)
次に、図18に基づいて、メイン制御基板により管理される状態の遷移図についての説明を行う。
本実施形態においては、「第1RT遊技状態」や、「BB中第3RT遊技状態」のような遊技状態とは別に、メイン制御基板300により管理される状態が複数設けられている。具体的には、本実施形態においては、「第1通常」、「第2通常」、「第1内部中」、「第2内部中」、「第1役物作動」、「第2役物作動」、「第3役物作動」、「第1指示遊技」、「第2指示遊技」、「第3指示遊技」、「第4指示遊技」の計「10」個の状態が規定されている。
(第1通常、第2通常)
「第1通常」、「第2通常」は、遊技者にとって不利な状態である。なお、「第1通常」、「第2通常」を合わせて、「通常状態」という。
(第1内部中、第2内部中)
「第1内部中」、「第2内部中」は、例えば、ボーナスに当選することで移行する状態であり、「通常状態」に比べて遊技者にとって有利な状態である。なお、「第1内部中」、「第2内部中」を合わせて、「内部中状態」という。
(第1役物作動、第2役物作動、第3役物作動)
「第1役物作動」、「第2役物作動」、「第3役物作動」は、「内部中状態」を経た後に移行する状態であり、「通常状態」に比べて遊技者にとって有利な状態である。なお、「第1役物作動」、「第2役物作動」、「第3役物作動」を合わせて、「役物作動状態」という。
(第1指示遊技、第2指示遊技動、第3指示遊技、第4指示遊技)
「第1指示遊技」、「第2指示遊技」、「第3指示遊技」、「第4指示遊技」は、 例えば、「内部中状態」を経た後に移行する状態で、「押し順ベル」について操作順序が報知されることから、「押し順ベル」について操作順序が報知されない「通常状態」に比べて遊技者にとって有利な状態である。なお、「第1指示遊技」、「第2指示遊技」、「第3指示遊技」、「第4指示遊技」を合わせて、「指示遊技状態」という。
(ボーナス当選時設定テーブル)
次に、図19に基づいて、ボーナス当選時設定テーブルについて説明を行う。
ボーナス当選時設定テーブルは、メインROM302に記憶されており、ボーナス当選時に、当選番号から、第1遊技状態、ボーナス種別、停止制御番号を求めるために用いられる。ここで、ボーナス当選時設定テーブルは、当選番号ごとに、停止制御番号、ボーナス当選値情報が規定されている。なお、第1遊技状態およびボーナス種別は、ボーナス当選値情報から求められる。
(図柄ビットテーブル)
次に、図20に基づいて、図柄ビットテーブルについて説明を行う。
図柄ビットテーブルは、メインROM302に記憶されており、表示可能となる図柄を設定する際に用いられる。ここで、図柄ビットテーブルは、当選番号ごとに、対応する図柄ビットが規定されている。
また、図柄ビットテーブルは、第1図柄ビットテーブル(図20(A)参照)、第2図柄ビットテーブル(図20(B)参照)、第3図柄ビットテーブル(図20(C)参照)を有している。
第1図柄ビットテーブルは、「リプレイ」に関する第1群用の表示許可図柄ビットを指定するためのものである。また、第2図柄ビットテーブルは、入賞にかかわる図柄組み合わせ、いわゆる小役に関する第2群用の表示許可図柄ビットを指定するためのものである。また、第3図柄ビットテーブルは、ボーナスに関する第0群用の表示許可図柄ビットを指定するためのものである。
(グルーピングデータ検索テーブル)
次に、図21に基づいて、グルーピングデータ検索テーブルについて説明を行う。
グルーピングデータ検索テーブルは、メインROM302に記憶されており、停止制御番号から、第1当選エリア情報、第2当選エリア情報、および、セカンドエリア種別を求めるために用いられる。ここで、グルーピングデータ検索テーブルは、停止制御番号ごとに、第1当選エリア情報、第2当選エリア情報、および、セカンドエリア種別が規定されている。
(指示表示情報決定テーブル)
次に、図22に基づいて、指示表示情報決定テーブルについての説明を行う。
指示表示情報決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、遊技種別、停止制御番号(当選役の情報)により、指示モニタ表示情報を求める際に用いられるテーブルである。なお、指示モニタ表示情報とは、払出枚数表示器16に表示される左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序に係る情報等である。
また、指示表示情報決定テーブルは、指示表示情報決定テーブル選択テーブル(図22(A)参照)、第1指示表示情報決定テーブル(図22(B)参照)、第2指示表示情報決定テーブル(図22(C)参照)を有している。
指示表示情報決定テーブル選択テーブルに基づいて、遊技種別により、参照する指示表示情報決定テーブルとして、第1指示表示情報決定テーブルまたは第2指示表示情報決定テーブルのいずれかを選択し、選択した第1指示表示情報決定テーブルまたは第2指示表示情報決定テーブルに基づいて、停止制御番号により、指示モニタ表示情報を決定する。
(ボーナス時指示表示情報決定テーブル)
次に、図23に基づいて、ボーナス時指示表示情報決定テーブルについての説明を行う。
ボーナス時指示表示情報決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、ボーナス時に、ボーナス種別により、指示モニタ表示情報を求める際に用いられるテーブルである。なお、ボーナス時における所定の条件下では、指示モニタ表示情報により、ボーナスの種類を示す情報が払出枚数表示器16に表示されることとなる。
(指示表示形態決定テーブル)
次に、図24に基づいて、指示表示形態決定テーブルについての説明を行う。
指示表示形態決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、指示表示形態を決定する際に用いられる。ここで、指示表示形態決定テーブルは、指示表示種別と、この指示表示種別に対応する指示表示形態が規定されている。
(指示遊技第1抽選テーブル)
次に、図25(A)に基づいて、指示遊技第1抽選テーブルについて説明を行う。
指示遊技第1抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、指示状態フラグを抽選する際に用いられる。ここで、指示遊技抽選第1テーブルは、指示状態に対応する当選番号ごとに、抽選値が規定されている。
(指示遊技第2抽選テーブル)
次に、図25(B)に基づいて、指示遊技第2抽選テーブルについての説明を行う。
指示遊技第2抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、第1通常状態および第2通常状態における、指示状態の移行抽選を行うために設けられている。ここで、指示遊技第2抽選テーブルは、指示状態フラグ、第1当選エリア情報、指示状態フラグ当選値ごとに、抽選値が規定されている。そして、指示遊技第2抽選テーブルは、指示状態フラグ、第1当選エリア情報によって、抽選を行うか否かを決定し、抽選を行う場合、抽選値により、指示状態フラグ当選値のいずれかを選択することとなる。
(指示遊技第3抽選テーブル)
次に、図26に基づいて、指示遊技第3抽選テーブルについての説明を行う。
指示遊技第3抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、残カウンタ(指示遊技の加算ゲーム数)の加算当否抽選を行うために設けられている。ここで、指示遊技第3抽選テーブルは、指示状態フラグ、第2当選エリア情報、設定値ごとに、抽選値が規定されている。そして、指示遊技第3抽選テーブルは、指示状態フラグ、第2当選エリア情報によって、抽選を行うか否かを決定し、抽選を行う場合、設定値により、当否を抽選することとなる。
(指示遊技第4抽選テーブル、指示遊技第5抽選テーブル)
次に、図27に基づいて、指示遊技第4抽選テーブル(図27(A)参照)、および、指示遊技第5抽選テーブル(図27(B)参照)についての説明を行う。
指示遊技第4抽選テーブル、および、指示遊技第5抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、第2当選エリア情報に基づく当否抽選処理を行うために設けられている。ここで、指示遊技第4抽選テーブル、および、指示遊技第5抽選テーブルは、第2当選エリア情報ごとに、抽選値が規定されている。なお、抽選値として、「255」が規定されている場合(第2当選エリア情報が中段チェリー「4」)には、取得される乱数値にかかわらず当選となる。
(指示遊技第6抽選テーブル)
次に、図28に基づいて、指示遊技第6抽選テーブルについての説明を行う。
指示遊技第6抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、指示遊技管理種別を抽選するために設けられている。ここで、指示遊技第6抽選テーブルは、指示状態変数(モード)別に、指示状態管理種別ごとに抽選値が規定されている。
(指示遊技第7抽選テーブル)
次に、図29に基づいて、指示遊技第7抽選テーブルについての説明を行う。
指示遊技第7抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、残カウンタの加算当否抽選を行うために設けられている。ここで、指示遊技第7抽選テーブルは、指示遊技管理種別、第2当選エリア情報ごとに、抽選値が規定されている。
(指示遊技第8抽選テーブル、指示遊技第9抽選テーブル、指示遊技第10抽選テーブル)
次に、図30に基づいて、指示遊技第8抽選テーブル(図30(A)参照)、指示遊技第9抽選テーブル(図30(B)参照)、および、指示遊技第10抽選テーブル(図30(C)参照)についての説明を行う。
指示遊技第8抽選テーブル、指示遊技第9抽選テーブル、および、指示遊技第10抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、指示遊技種別を抽選するために設けられている。ここで、指示遊技第8抽選テーブル、指示遊技第9抽選テーブル、および、指示遊技第10抽選テーブルは、設定値別に、当選種別ごとに抽選値が規定されている。
(指示遊技第11抽選テーブル)
次に、図31に基づいて、指示遊技第11抽選テーブルについての説明を行う。
指示遊技第11抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、指示状態変数(モード)を抽選するために設けられている。ここで、指示遊技第11抽選テーブルは、設定値別に、モードごとに抽選値が規定されている。
(指示遊技第12抽選テーブル)
次に、図32に基づいて、指示遊技第12抽選テーブルについての説明を行う。
指示遊技第12抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、残カウンタの加算数を抽選するために設けられている。ここで、指示遊技第12抽選テーブルは、第2当選エリア情報別に、加算値ごとの抽選値が規定されている。
(指示遊技第13抽選テーブル、抽選結果変換テーブル)
次に、図33に基づいて、指示遊技第13抽選テーブル(図13(A))、抽選結果変換テーブル(図13(B))について説明を行う。
指示遊技第13抽選テーブル、抽選結果変換テーブルは、メインROM302に記憶されており、入賞役カウンタ(チャンスリプレイ天井回数)の値を抽選する際に用いられる。ここで、指示遊技第13抽選テーブルは、当選番号ごとに抽選値が割り振られている。また、抽選結果変換テーブルは、検索番号ごとに変換値が割り振られている。
入賞役カウンタの値は、指示遊技第13抽選テーブルを用いて、当選番号を抽選し、次に、抽選結果変換テーブルを用いて、指示遊技第13抽選テーブルによる抽選により決定された当選番号を検索番号として、変換値を求める。
(指示遊技第14抽選テーブル)
次に、図34に基づいて、指示遊技第14抽選テーブルについての説明を行う。
指示遊技第14抽選テーブルは、メインROM302に記憶されており、残カウンタの加算当否を抽選するために設けられている。ここで、指示遊技第14抽選テーブルは、設定値別に、第2当選エリア情報ごとの抽選値が規定されている。
(指示遊技第15抽選テーブル、指示遊技第16抽選テーブル、指示遊技第17抽選テーブル、指定値変換テーブル)
次に、図35に基づいて、指示遊技第15抽選テーブル(図35(A)参照)、指示遊技第16抽選テーブル(図35(B)参照)、指示遊技第17抽選テーブル(図35(C)参照)、および、指定値変換テーブル(図35(D)参照)についての説明を行う。
指示遊技第15抽選テーブル、指示遊技第9抽選テーブル、指示遊技第10抽選テーブル、および、指定値変換テーブルは、メインROM302に記憶されており、残カウンタの加算数を抽選するために設けられている。ここで、指示遊技第15抽選テーブル、指示遊技第16抽選テーブル、および、指示遊技第17抽選テーブルは、第2当選エリア情報別に、指定値ごとの抽選値が規定されている。また、指定値変換テーブルは、指定値ごとに、加算数が規定されている。
残カウンタの加算数は、指示遊技第15抽選テーブル、指示遊技第9抽選テーブル、または、指示遊技第10抽選テーブルを用いて、指定値を抽選し、次に、指定値変換テーブルを用いて、上記抽選により決定された指定値から、加算数を決定する。
(サブコマンド送信テーブル)
次に、図36に基づいて、サブコマンド送信について説明を行う。
サブコマンド送信テーブルは、メインROM302に記憶されており、メイン制御基板300からサブ制御基板400に送信するためのコマンドが設定されている。なお、サブコマンド送信テーブルは、送信されるタイミングに応じて、サブコマンド送信第1テーブル(図36(A))、サブコマンド送信第2テーブル(図36(B))、サブコマンド送信第3テーブル(図36(C))が、それぞれ設けられている。ここで、サブコマンド送信テーブルは、送信させる送信コマンド数と、送信させるコマンドが指定されている。
(演出決定テーブル)
次に、図37に基づいて、演出決定テーブルについて説明を行う。
演出決定テーブルは、サブROM402に設けられており、メイン制御基板300により管理される各状態において行われる演出を決定するために設けられている。具体的には、「演出No.」と、「演出No.」に対応する演出内容が規定されている。また、演出決定テーブルは、メイン制御基板300により管理される状態等の演出を実行するための条件が規定されている。ここで、本実施形態において、演出決定テーブルは、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」の場合に用いられる通常状態用演出決定テーブル(図37(A)参照)と、メイン制御基板300により管理される状態が「役物作動中状態」の場合に用いられるBB状態用演出決定テーブル(図37(B)参照)と、メイン制御基板300により管理される状態が「内部中状態」でボーナス当選が未報知の場合に用いられるボーナス未報知用演出決定テーブル(図37(C)参照)と、メイン制御基板300により管理される状態が「内部中状態」でボーナス当選が報知済みの場合に用いられるボーナス報知済み用演出決定テーブル(図37(D)参照)と、メイン制御基板300により管理される状態が「内部中状態」でボーナス種類が未報知の場合に用いられるボーナス種類未報知用演出決定テーブル(図37(E)参照)と、メイン制御基板300により管理される状態が「内部中状態」でボーナス種類が報知済みの場合に用いられるボーナス種類報知済み用演出決定テーブル(図37(F)参照)と、メイン制御基板300により管理される状態が「指示遊技状態」の場合に用いられるART状態用演出決定テーブル(図示せず)等により構成されている。
(メイン制御基板300によるプログラム開始処理)
次に、図38に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
(ステップS1)
ステップS1において、メインCPU301は、電断中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に電力が供給されている場合には、遊技機1が電断中であるか否かを判定し、遊技機1に電力が供給されていない場合には、バックアップ電源により遊技機1が電断中であるか否かを判定する処理を行う。そして、電断中であると判定された場合には(ステップS1=Yes)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、電断中ではないと判定された場合には(ステップS1=No)、ステップS2に処理を移行する。
(ステップS2)
ステップS2において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理等を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
(ステップS3)
ステップS3において、メインCPU301は、設定変更キースイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更キースイッチがONであると判定された場合には(ステップS3=Yes)、ステップS4に処理を移行し、設定変更キースイッチがONではないと判定された場合には(ステップS3=No)、電断前に退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる電断復帰処理に処理を移行する。なお、電断復帰処理が終了すると、遊技機1の電源がOFFとなったときの状態に復帰することとなる。
(ステップS4)
ステップS4において、メインCPU301は、設定値変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値に基づいて、現在の設定値を取得し、設定値の範囲が正常であるか否かを判定する処理を行い、判定の結果が正常である場合には、図示しない設定表示部に現在の設定値を表示する処理を行う。一方、上述の判定結果が正常ではない場合には、設定値の初期値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域にセットする処理を行う。そして、メインCPU301は、設定変更スイッチ(図示せず)により設定変更ボタン(図示せず)の操作が検出されたことに基づいて、設定値を切り替える処理を行うとともに、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたことに基づいて、設定値を確定する処理を行う。そして、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されている状態から、反時計回り方向に所定角度回動されたことが検出された場合に、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に設定値を格納する処理を行う。そして、ステップS4の処理が終了すると、ステップS5に処理を移行する。
(ステップS5)
ステップS5において、メインCPU301は、指示遊技第1抽選テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述する範囲抽選処理により参照するテーブルとして、指示遊技第1抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS5の処理が終了すると、ステップS6に処理を移行する。
(ステップS6)
ステップS6において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述する範囲抽選処理により使用する乱数値として、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS6の処理が終了すると、ステップS7に処理を移行する。
(ステップS7)
ステップS7において、メインCPU301は、抽選回数に「2」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述する範囲抽選処理により抽選する回数として、「2」を設定する処理を行う。そして、ステップS7の処理が終了すると、ステップS8に処理を移行する。
(ステップS8)
ステップS8において、メインCPU301は、後で図39を用いて説明する範囲抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定されたテーブルを参照して、上記取得した乱数値を用い、上記抽選回数分の抽選を行って、当選値を取得する処理を行う。そして、ステップS8の処理が終了すると、ステップS9に処理を移行する。
(ステップS9)
ステップS9において、メインCPU301は、指示状態フラグに当選番号を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態フラグ格納領域に、上記範囲抽選処理において当選した当選番号を格納する処理を行う。そして、ステップS9の処理が終了すると、ステップS10に処理を移行する。
(ステップS10)
ステップS10において、メインCPU301は、演出状態第1カウンタに指示状態フラグ保持規定数を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第1カウンタ格納領域に、指示状態フラグ保持規定数である「20」を設定する処理を行う。そして、ステップS10の処理が終了すると、ステップS11に処理を移行する。
(ステップS11)
ステップS11において、メインCPU301は、後で図40を用いて説明する入賞役カウンタ抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、入賞役カウンタ(チャンスリプレイ天井回数)に設定する値を抽選する処理を行う。そして、ステップS11の処理が終了すると、メインループ処理(図41参照)に処理を移行する。
(範囲抽選処理)
次に、図39に基づいて、図38のステップS5等の処理により行われる範囲抽選処理についての説明を行う。なお、図39は範囲抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS8−1)
ステップS8−1において、メインCPU301は、該当テーブルの抽選値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当該範囲抽選処理が呼び出される前に設定されたテーブルの、該当する位置の抽選値、例えば、当該範囲抽選処理が呼び出されて最初の処理であれば、該当するテーブルの先頭の抽選値を取得する処理を行う。そして、ステップS8−1の処理が終了すると、ステップS8−2に処理を移行する。
(ステップS8−2)
ステップS8−2において、メインCPU301は、取得した抽選値が「255」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS8−1の処理で取得した抽選値が「255」であるか否かを判定する。そして、取得した抽選値が「255」であると判定された場合には(ステップS8−2=Yes)、範囲抽選処理のサブルーチンを終了し、取得した抽選値が「255」ではないと判定された場合には(ステップS8−2=No)、ステップS8−3に処理を移行する。
(ステップS8−3)
ステップS8−3において、メインCPU301は、乱数値に、乱数値から抽選値を減算した値を代入する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、乱数値が格納されているレジスタの値から、上記取得した抽選値を減算し、乱数値が格納されているレジスタの値を書き替える処理を行う。そして、ステップS8−3の処理が終了すると、ステップS8−4に処理を移行する。
(ステップS8−4)
ステップS8−4において、メインCPU301は、乱数値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS8−3の処理により乱数値が「0」未満となったか否かを判定する。そして、乱数値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS8−4=Yes)、範囲抽選処理のサブルーチンを終了し、乱数値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS8−4=No)、ステップS8−5に処理を移行する。
(ステップS8−5)
ステップS8−5において、メインCPU301は、参照欄を移動させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、該当テーブルの参照欄を次の行に移動させる処理を行う。そして、ステップS8−5の処理が終了すると、ステップS8−6に処理を移行する。
(ステップS8−6)
ステップS8−6において、メインCPU301は、抽選回数を減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、抽選回数が格納されているレジスタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS8−6の処理が終了すると、ステップS8−7に処理を移行する。
(ステップS8−7)
ステップS8−7において、メインCPU301は、抽選回数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、抽選回数が格納されているレジスタの値が、上記ステップS8−6の処理により、「0」となったか否かを判定する。そして、抽選回数が「0」であると判定された場合には(ステップS8−7=Yes)、範囲抽選処理のサブルーチンを終了し、抽選回数が「0」ではないと判定された場合には(ステップS8−7=No)、ステップS8−1に処理を移行する。
(入賞役カウンタ抽選処理)
次に、図40に基づいて、図38のステップS11等の処理により行われる入賞役カウンタ抽選処理についての説明を行う。なお、図40は入賞役カウンタ抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS11−1)
ステップS11−1において、メインCPU301は、指示遊技第13抽選テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により参照するテーブルとして、指示遊技第13抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS11−1の処理が終了すると、ステップS11−2に処理を移行する。
(ステップS11−2)
ステップS11−2において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により使用する乱数値として、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS11−2の処理が終了すると、ステップS11−3に処理を移行する。
(ステップS11−3)
ステップS11−3において、メインCPU301は、抽選回数に「5」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により抽選する回数として、「5」を設定する処理を行う。そして、ステップS11−3の処理が終了すると、ステップS11−4に処理を移行する。
(ステップS11−4)
ステップS11−4において、メインCPU301は、図39を用いて説明した範囲抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定されたテーブルを参照して、上記取得した乱数値を用い、上記抽選回数分の抽選を行って、当選値を取得する処理を行う。そして、ステップS11−4の処理が終了すると、ステップS11−5に処理を移行する。
(ステップS11−5)
ステップS11−5において、メインCPU301は、検索番号に当選番号を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の変換値を求めるための検索番号として、検索番号用レジスタに、範囲抽選処理で取得した当選番号をセットする。そして、ステップS11−5の処理が終了すると、ステップS11−6に処理を移行する。
(ステップS11−6)
ステップS11−6において、メインCPU301は、抽選結果変換テーブルを参照し、検索番号により変換値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている抽選結果変換テーブルを参照して、検索番号用レジスタの値により、変換値を取得する処理を行う。そして、ステップS11−6の処理が終了すると、ステップS11−7に処理を移行する。
(ステップS11−7)
ステップS11−7において、メインCPU301は、入賞役カウンタ格納領域に取得した変換値を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞役カウンタ格納領域に、上記取得した変換値を格納する処理を行う。そして、ステップS11−7の処理が終了すると、入賞役カウンタ抽選処理のサブルーチンを終了する。
(メイン制御基板300によるメインループ処理)
次に、図41に基づいて、メイン制御基板300により行われるメインループ処理についての説明を行う。
(ステップS101)
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットする処理や、メインRAM303の初期化開始番地と、初期化終了番地をセットしてから、メインRAM303の初期化開始番地から初期化終了番地領域までの領域を初期化する処理等を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域の値をクリアする処理等を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
(ステップS102)
ステップS102において、メインCPU301は、後で図42を用いて説明する遊技開始管理処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONの場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「3」をセットする処理等を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
(ステップS103)
ステップS103において、メインCPU301は、メダル管理処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONではない場合に、メダル投入口6にメダルが投入されたか否かを判定し、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理や、BETレバー7や、MAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定し、BETレバー7や、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理を行う。また、精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定し、精算ボタン9の操作が検出された場合に、貯留されているメダルを遊技者に返却する処理等を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
(ステップS104)
ステップS104において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS102のメダル受付開始処理や、ステップS103のメダル管理処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS104=Yes)、ステップS105に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS104=No)、ステップS103に処理を移行する。
(ステップS105)
ステップS105において、メインCPU301は、スタートレバーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたか否かを判定し、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグをOFFにする処理を行う。一方、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されなかった場合には、スタートレバーチェック処理を終了する。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
(ステップS106)
ステップS106において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS106=Yes)、ステップS107に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS106=No)、ステップS103に処理を移行する。
(ステップS107)
ステップS107において、メインCPU301は、内部抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値、前回RT状態格納領域の値に基づいて、メインROM302に設けられている当選役決定テーブル(図7〜図16参照)を選択する処理を行う。次に、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている乱数値格納領域に格納されている乱数値と、選択された当選役決定テーブルと、に基づいて、当選役(当選番号)を決定する処理を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
(ステップS108)
ステップS108において、メインCPU301は、後で図44〜図46を用いて説明する図柄コード設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16に表示する左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を決定する処理等を行う。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
(ステップS109)
ステップS109において、メインCPU301は、後で図48を用いて説明する当選情報設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、停止制御番号により、第1当選エリア情報、第2当選エリア情報、セカンドエリア種別を設定する処理等を行う。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
(ステップS110)
ステップS110において、メインCPU301は、リール回転開始準備処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納されている情報に基づいて、回胴演出を実行する処理を行う。また、メインCPU301は、最小遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行い、当該判定の結果、最小遊技時間が経過したと判定された場合には、次の遊技において最小遊技時間が経過したか否かを判定するために、メインRAM303に設けられているタイマカウンタの値をセットする処理を行う。一方、メインCPU301は、最小遊技時間が経過していないと判定された場合には、最小遊技時間が経過するまで待機する処理を行う。また、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の回転が開始される旨の情報を有するリール回転開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
(ステップS111)
ステップS111において、メインCPU301は、リール回転開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20を定速回転させるための処理を行う。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
(ステップS112)
ステップS112において、メインCPU301は、リール回転中処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時であるか否かを判定し、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時である場合には、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうち、操作された停止ボタンに対応する左リール18、中リール19、右リール20と、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153に供給しているパルスカウンタの値に基づいて、押圧基準位置を取得し、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。次に、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止テーブル(図示せず)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域の値と、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序等に基づいて、「0」コマから「4」コマの範囲内で滑りコマ数を決定する処理を行い、当該決定された滑りコマ数をメインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納する処理を行う。そして、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納されている値とに基づいて、回転中の左リール18、中リール19、右リール20を停止する処理を行う。そして、ステップS112の処理が終了すると、ステップS113に処理を移行する。
(ステップS113)
ステップS113において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112のリール回転中処理により、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS113=Yes)、ステップS114に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS113=No)、ステップS112に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS114)
ステップS114において、メインCPU301は、後で図67を用いて詳述する表示判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報等を有する表示判定コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。次に、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を算定する処理を行う。一方、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されなかったと判定された場合には、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS114の処理が終了すると、ステップS115に処理を移行する。
(ステップS115)
ステップS115において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS114の表示判定処理で払出枚数の値が所定のレジスタに格納されるので、払出枚数の値が格納されたレジスタの値を、メインRAM303に設けられた払出枚数カウンタに、格納する処理を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
(ステップS116)
ステップS116において、メインCPU301は、後で図68を用いて詳述する払出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを払い出す処理を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS117に処理を移行する。
(ステップS117)
ステップS117において、メインCPU301は、後で図69を用いて詳述する遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS117の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行する。
(遊技開始管理処理)
次に、図42に基づいて、図41のステップS102の処理により行われる遊技開始管理処理についての説明を行う。なお、図42は遊技開始管理処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS102−1)
ステップS102−1において、メインCPU301は、投入枚数をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている投入枚数格納領域に、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS102−1の処理が終了すると、ステップS102−2に処理を移行する。
(ステップS102−2)
ステップS102−2において、メインCPU301は、サブコマンド送信第3テーブルを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられていサブコマンド送信第3テーブルを、後述するサブコマンド一括送信処理で使用するテーブルとして、セットする処理を行う。そして、ステップS102−2の処理が終了すると、ステップS102−3に処理を移行する。
(ステップS102−3)
ステップS102−3において、メインCPU301は、後で図43を用いて詳述するサブコマンド一括送信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定したテーブルに指定されているコマンドを送信する処理等を行う。そして、ステップS102−3の処理が終了すると、ステップS102−4に処理を移行する。
(ステップS102−4)
ステップS102−4において、メインCPU301は、前回RT状態に今回RT状態を代入する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている前回RT状態格納領域に、メインROM302に設けられている今回RT状態格納領域の値を代入する処理を行う。そして、ステップS102−4の処理が終了すると、ステップS102−5に処理を移行する。
(ステップS102−5)
ステップS102−5において、メインCPU301は、メダル受付開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONの場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「3」をセットする処理等を行う。そして、ステップS102−5の処理が終了すると、遊技開始管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS103に処理を移行する。
(サブコマンド一括送信処理)
次に、図43に基づいて、図42のステップS102−3の処理等により行われるサブコマンド一括送信処理についての説明を行う。なお、図43はサブコマンド一括送信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS102−3−1)
ステップS102−3−1において、メインCPU301は、送信数を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定されているサブコマンド送信テーブルを参照して、送信コマンド数を取得し、送信数用レジスタに格納する処理を行う。そして、ステップS102−3−1の処理が終了すると、ステップS102−3−2に処理を移行する。
(ステップS102−3−2)
ステップS102−3−2において、メインCPU301は、コマンド取得位置を1番目に設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、コマンド取得位置として、上記設定されているサブコマンド送信テーブルの先頭のコマンド行を設定する処理を行う。そして、ステップS102−3−2の処理が終了すると、ステップS102−3−3に処理を移行する。
(ステップS102−3−3)
ステップS102−3−3において、メインCPU301は、設定された位置のコマンドを取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、サブコマンド送信テーブルの設定されている位置で指定されているコマンドを取得する処理を行う。そして、ステップS102−3−3の処理が終了すると、ステップS102−3−4に処理を移行する。
(ステップS102−3−4)
ステップS102−3−4において、メインCPU301は、コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS102−3−3の処理で指定されたコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域(サブ制御基板400に対する送信ポートのバッファ)にセットする処理を行う。なお、この演出用伝送データ格納領域にセットされたコマンドは、後述する割込処理でメイン制御基板300からサブ制御基板400に対して送信される。そして、ステップS102−3−4の処理が終了すると、ステップS102−3−5に処理を移行する。
(ステップS102−3−5)
ステップS102−3−5において、メインCPU301は、送信数を減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、送信数用レジスタに格納されている値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS102−3−5の処理が終了すると、ステップS102−3−6に処理を移行する。
(ステップS102−3−6)
ステップS102−3−6において、メインCPU301は、残りの送信回数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記減算処理で減算した送信数用レジスタの値が「0」となったか否かを判定する。そして、送信数用レジスタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS102−3−6=Yes)、サブコマンド一括送信処理を終了し、送信数用レジスタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS102−3−6=No)、ステップS102−3−7に処理を移行する。
(ステップS102−3−7)
ステップS102−3−7において、メインCPU301は、コマンド取得位置を移動させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定されているサブコマンド送信テーブルのコマンド取得位置を、現在の取得位置から次の位置(下の行)に移動させる処理を行う。そして、ステップS102−3−7の処理が終了すると、ステップS102−3−3に処理を移行する。
(図柄コード設定処理)
次に、図44〜図46に基づいて、図41のステップS108の処理により行われる図柄コード設定処理についての説明を行う。なお、図44〜図46は図柄コード設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS108−1)
ステップS108−1において、メインCPU301は、停止制御番号の仮設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止制御番号を格納しておくための停止制御番号用レジスタに、上記内部抽選処理で取得した当選番号をセットする処理を行う。なお、停止制御番号用レジスタに格納された値は、停止制御番号が決定される際に、メインRAM303の停止制御番号格納領域に設定される。そして、ステップS108−1の処理が終了すると、ステップS108−2に処理を移行する。
(ステップS108−2)
ステップS108−2において、メインCPU301は、ボーナス当選時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記取得した当選番号が、ボーナス当選エリアの当選番号であるか否かを判定する。そして、ボーナス当選時であると判定された場合には(ステップS108−2=Yes)、ステップS108−3に処理を移行し、ボーナス当選時ではないと判定された場合には(ステップS108−2=No)、ステップS108−15に処理を移行する。
(ステップS108−3)
ステップS108−3において、メインCPU301は、停止制御番号、ボーナス当選値情報の値を取得する。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているボーナス当選時設定テーブル(図19参照)に基づいて、当選番号により、停止制御番号、ボーナス当選値情報の値を取得する処理を行う。そして、ステップS108−3の処理が終了すると、ステップS108−4に処理を移行する。
(ステップS108−4)
ステップS108−4において、メインCPU301は、第1遊技状態を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域に、取得したボーナス当選値情報の値を設定する処理を行う。そして、ステップS108−4の処理が終了すると、ステップS108−5に処理を移行する。
(ステップS108−5)
ステップS108−5において、メインCPU301は、ボーナス種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域に、取得したボーナス当選値情報の値を設定する処理を行う。そして、ステップS108−5の処理が終了すると、ステップS108−6に処理を移行する。
(ステップS108−6)
ステップS108−6において、メインCPU301は、停止制御番号を仮設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止制御番号用レジスタに、取得した停止制御番号の値をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6の処理が終了すると、ステップS108−7に処理を移行する。
(ステップS108−7)
ステップS108−7において、メインCPU301は、RB当選時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1遊技状態格納領域の値が、BB中RB内部中を示す値「5」であるか否かを判定する。そして、RB当選時であると判定された場合には(ステップS108−7=Yes)、ステップS108−12に処理を移行し、RB当選時ではないと判定された場合には(ステップS108−7=No)、ステップS108−8に処理を移行する。
(ステップS108−8)
ステップS108−8において、メインCPU301は、次回遊技種別と、今回RT状態の仮設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、次回遊技種別用レジスタに第1内部中を示す値「2」をセットし、今回RT状態用レジスタに第5RT状態を示す値「5」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8の処理が終了すると、ステップS108−9に処理を移行する。
(ステップS108−9)
ステップS108−9において、メインCPU301は、第1通常遊技状態または第2通常遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技種別格納領域の値が、第1通常遊技状態を示す値「0」であるか、または、第2通常遊技状態を示す値「1」であるか否かを判定する。そして、第1通常遊技状態または第2通常遊技状態であると判定された場合には(ステップS108−9=Yes)、ステップS108−11に処理を移行し、第1通常遊技状態および第2通常遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS108−9=No)、ステップS108−10に処理を移行する。
(ステップS108−10)
ステップS108−10において、メインCPU301は、次回遊技種別を変更する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、次回遊技種別用レジスタに、第2内部中を示す値「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−10の処理が終了すると、ステップS108−11に処理を移行する。
(ステップS108−11)
ステップS108−11において、メインCPU301は、次回遊技種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に、次回遊技種別用レジスタに格納されている値を設定する処理を行う。そして、ステップS108−11の処理が終了すると、ステップS108−14に処理を移行する。
(ステップS108−12)
ステップS108−12において、メインCPU301は、ボーナス種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域に、「4」を設定する処理を行う。そして、ステップS108−12の処理が終了すると、ステップS108−13に処理を移行する。
(ステップS108−13)
ステップS108−13において、メインCPU301は、今回RT状態の仮設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、今回RT状態用レジスタに第3RT状態を示す値「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−13の処理が終了すると、ステップS108−14に処理を移行する。
(ステップS108−14)
ステップS108−14において、メインCPU301は、今回RT状態を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている今回RT状態格納領域に、今回RT状態用レジスタに格納されている値を設定する処理を行う。そして、ステップS108−14の処理が終了すると、ステップS108−15に処理を移行する。
(ステップS108−15)
ステップS108−15において、メインCPU301は、停止制御番号を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に、停止制御番号用レジスタに格納されている値を設定する処理を行う。そして、ステップS108−15の処理が終了すると、ステップS108−16に処理を移行する。
(ステップS108−16)
ステップS108−16において、メインCPU301は、入賞時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、取得した停止制御番号が入賞に対応する番号であるか否かを判定する。そして、入賞時であると判定された場合には(ステップS108−16=Yes)、ステップS108−19に処理を移行し、入賞時ではないと判定された場合には(ステップS108−16=No)、ステップS108−17に処理を移行する。
(ステップS108−17)
ステップS108−17において、メインCPU301は、第1群(リプレイ)用の図柄ビットを取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている第1図柄ビットテーブル(図20(A)参照)に基づいて、当選番号により、図柄ビットを取得する処理を行う。そして、ステップS108−17の処理が終了すると、ステップS108−18に処理を移行する。
(ステップS108−18)
ステップS108−18において、メインCPU301は、表示許可図柄ビットの第1群を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域の第1群に、取得した図柄ビットを設定する処理を行う。そして、ステップS108−18の処理が終了すると、ステップS108−21に処理を移行する。
(ステップS108−19)
ステップS108−19において、メインCPU301は、第2群(小役)用の図柄ビットを取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている第2図柄ビットテーブル(図20(B)参照)に基づいて、当選番号により、図柄ビットを取得する処理を行う。そして、ステップS108−19の処理が終了すると、ステップS108−20に処理を移行する。
(ステップS108−20)
ステップS108−20において、メインCPU301は、表示許可図柄ビットの第2群を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域の第2群に、取得した図柄ビットを設定する処理を行う。そして、ステップS108−20の処理が終了すると、ステップS108−21に処理を移行する。
(ステップS108−21)
ステップS108−21において、メインCPU301は、第3群(ボーナス)用の図柄ビットを取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている第3図柄ビットテーブル(図20(C)参照)に基づいて、ボーナス種別により、図柄ビットを取得する処理を行う。そして、ステップS108−21の処理が終了すると、ステップS108−22に処理を移行する。
(ステップS108−22)
ステップS108−22において、メインCPU301は、表示許可図柄ビットの第0群を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、取得した図柄ビットと、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域の第0群の図柄ビットと、の論理和をとり、表示許可図柄ビット格納領域の第0群に設定する処理を行う。そして、ステップS108−22の処理が終了すると、ステップS108−23に処理を移行する。
(ステップS108−23)
ステップS108−23において、メインCPU301は、引き込み対象図柄ビットを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている引き込み対象図柄ビット格納領域(第0群から第2群)に、表示許可図柄ビット格納領域に格納されている全て(第0群から第2群)の値を設定する処理を行う。そして、ステップS108−23の処理が終了すると、ステップS108−24に処理を移行する。
(ステップS108−24)
ステップS108−24において、メインCPU301は、有効ライン別表示図柄ビットを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域の全て(有効ライン数分)に、初期図柄ビット「0FFH」を設定する処理を行う。そして、ステップS108−24の処理が終了すると、ステップS108−25に処理を移行する。
(ステップS108−25)
ステップS108−25において、メインCPU301は、第2遊技状態を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2遊技状態格納領域に、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値を設定する処理を行う。そして、ステップS108−25の処理が終了すると、ステップS108−26に処理を移行する。
(ステップS108−26)
ステップS108−26において、メインCPU301は、ボーナス種別報知判定数以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第2カウンタ格納領域の値が、ボーナス種別報知判定数「7」以上であるか否かを判定する。そして、演出状態第2カウンタ格納領域の値が、ボーナス種別報知判定数「7」以上であると判定された場合には(ステップS108−26=Yes)、ステップS108−29に処理を移行し、ボーナス種別報知判定数「7」以上ではないと判定された場合には(ステップS108−26=No)、ステップS108−27に処理を移行する。
(ステップS108−27)
ステップS108−27において、メインCPU301は、遊技状態がBB内部中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値が、BB1内部中「1」、BB2内部中「2」、BB3内部中「3」のいずれかであるか否かを判定する。そして、第1遊技状態格納領域の値がBB1内部中「1」、BB2内部中「2」、BB3内部中「3」のいずれかであると判定された場合には(ステップS108−27=Yes)、ステップS108−28に処理を移行し、第1遊技状態格納領域の値がBB1内部中「1」、BB2内部中「2」、BB3内部中「3」のいずれでもないと判定された場合には(ステップS108−27=No)、ステップS108−29に処理を移行する。
(ステップS108−28)
ステップS108−28において、メインCPU301は、第2遊技状態の値を、BB内部中「7」に設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2遊技状態格納領域に、BB1内部中と、BB2内部中と、BB3内部中と、をまとめて、いずれのBB(BB1か、BB2か、BB3)であるかを判別不能としたBB内部中を示す値「7」を設定する処理を行う。そして、ステップS108−28の処理が終了すると、ステップS108−29に処理を移行する。
(ステップS108−29)
ステップS108−29において、メインCPU301は、信頼度コマンド送信セット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2遊技状態の情報を含む信頼度コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS108−29の処理が終了すると、ステップS108−30に処理を移行する。
(ステップS108−30)
ステップS108−30において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンド送信セット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、投入枚数の情報を含むリール回転開始受付コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS108−30の処理が終了すると、ステップS108−31に処理を移行する。
(ステップS108−31)
ステップS108−31において、メインCPU301は、後で図47を用いて詳述する指示遊技表示管理処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16に表示する指示モニタ表示情報を設定する処理等を行う。そして、ステップS108−31の処理が終了すると、ステップS108−32に処理を移行する。
(ステップS108−32)
ステップS108−32において、メインCPU301は、指示表示形態を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指示表示形態決定テーブル(図24参照)に基づいて、メインRAM303に設けられている指示種別格納領域の値(上記指示遊技表示管理処理で取得した指示表示種別の値)により、指示表示形態を取得する処理を行う。そして、ステップS108−32の処理が終了すると、ステップS108−33に処理を移行する。
(ステップS108−33)
ステップS108−33において、メインCPU301は、指示表示形態を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている獲得枚数カウンタ格納領域に、上記取得した指示表示形態を設定する処理を行う。そして、ステップS108−33の処理が終了すると、ステップS108−34に処理を移行する。
(ステップS108−34)
ステップS108−34において、メインCPU301は、IFデータ送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技状態や停止制御番号等の情報を試験装置に送信するために、送信用データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS108−34の処理が終了すると、ステップS108−35に処理を移行する。
(ステップS108−35)
ステップS108−35において、メインCPU301は、遊技種別が第2役物作動であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、第2役物作動を示す値「5」であるか否かを判定する。そして、遊技種別格納領域の値が、第2役物作動を示す値「5」であると判定された場合には(ステップS108−35=Yes)、図柄コード設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行し、第2役物作動を示す値「5」ではないと判定された場合には(ステップS108−35=No)、ステップS108−36に処理を移行する。
(ステップS108−36)
ステップS108−36において、メインCPU301は、リール演出許可フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール演出許可フラグがオンであるか否かを判定する。そして、リール演出許可フラグがオンであると判定された場合には(ステップS108−36=Yes)、ステップS108−37に処理を移行し、リール演出許可フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS108−36=No)、図柄コード設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
(ステップS108−37)
ステップS108−37において、メインCPU301は、演出用第5タイマ待ち処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール演出用待ち時間が経過するまで次の処理への移行を待つ。そして、ステップS108−37の処理が終了すると、ステップS108−38に処理を移行する。
(ステップS108−38)
ステップS108−38において、メインCPU301は、リール演出許可フラグをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール演出許可フラグの値をクリアする処理を行う。そして、ステップS108−38の処理が終了すると、図柄コード設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
(指示遊技表示管理処理)
次に、図47に基づいて、図46のステップS108−31の処理により行われる指示遊技表示管理処理についての説明を行う。なお、図47は指示遊技表示管理処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS108−31−1)
ステップS108−31−1において、メインCPU301は、内部抽選処理により「ハズレ」となったか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ハズレ」であると判定された場合には(ステップS108−31−1=Yes)、ステップS108−31−6に処理を移行し、「ハズレ」ではないと判定された場合には(ステップS108−31−1=No)、ステップS108−31−2に処理を移行する。
(ステップS108−31−2)
ステップS108−31−2において、メインCPU301は、「BB中一般遊技状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域に格納されている値が、「BB中一般遊技状態」を示す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB中一般遊技状態」であると判定された場合には(ステップS108−31−2=Yes)、指示遊技表示管理処理のサブルーチンを終了して、図柄コード設定処理のステップS108−32に処理を移行し、「BB中一般遊技状態」ではないと判定された場合には(ステップS108−31−2=No)、ステップS108−31−3に処理を移行する。
(ステップS108−31−3)
ステップS108−31−3において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタが押し順非表示判定数未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第2カウンタの値が、押し順非表示判定数「4」未満であるか否かを判定する処理を行う。そして、演出状態第2カウンタの値が押し順非表示判定数「4」未満であると判定された場合には(ステップS108−31−3=Yes)、ステップS108−31−4に処理を移行し、演出状態第2カウンタの値が押し順非表示判定数「4」未満ではないと判定された場合には(ステップS108−31−3=No)、指示遊技表示管理処理のサブルーチンを終了して、図柄コード設定処理のステップS108−32に処理を移行する。
(ステップS108−31−4)
ステップS108−31−4において、メインCPU301は、参照する指示表示情報決定テーブルを選択する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指示表示情報決定テーブル選択テーブル(図22(A)参照)に基づいて、現在の遊技種別により、参照する指示表示情報決定テーブルとして、第1指示表示情報決定テーブル(図22(B)参照)または第2指示表示情報決定テーブル(図22(C)参照)を選択する処理を行う。そして、ステップS108−31−4の処理が終了すると、ステップS108−31−5に処理を移行する。
(ステップS108−31−5)
ステップS108−31−5において、メインCPU301は、指示モニタ表示情報を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記選択したメインROM302に設けられている指示表示情報決定テーブル(第1指示表示情報決定テーブル(図22(B)参照)または第2指示表示情報決定テーブル(図22(C)参照))に基づいて、停止制御番号により、指示モニタ表示情報を取得する処理を行う。そして、ステップS108−31−5の処理が終了すると、ステップS108−31−9に処理を移行する。
(ステップS108−31−6)
ステップS108−31−6において、メインCPU301は、「RB内部中」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域に格納されている値が、「RB内部中」を示す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「RB内部中」であると判定された場合には(ステップS108−31−6=Yes)、ステップS108−31−8に処理を移行し、「RB内部中」ではないと判定された場合には(ステップS108−31−6=No)、ステップS108−31−7に処理を移行する。
(ステップS108−31−7)
ステップS108−31−7において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタがボーナス種別報知判定数未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第2カウンタの値が、ボーナス種別報知判定数「7」未満であるか否かを判定する処理を行う。そして、演出状態第2カウンタの値がボーナス種別報知判定数「7」未満であると判定された場合には(ステップS108−31−7=Yes)、指示遊技表示管理処理のサブルーチンを終了して、図柄コード設定処理のステップS108−32に処理を移行し、演出状態第2カウンタの値がボーナス種別報知判定数「7」未満ではないと判定された場合には(ステップS108−31−7=No)、ステップS108−31−8に処理を移行する。
(ステップS108−31−8)
ステップS108−31−8において、メインCPU301は、指示モニタ表示情報を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているボーナス時指示表示情報決定テーブル(図22参照)に基づいて、ボーナス種別により、指示モニタ表示情報を取得する処理を行う。そして、ステップS108−31−8の処理が終了すると、ステップS108−31−9に処理を移行する。
(ステップS108−31−9)
ステップS108−31−9において、メインCPU301は、指示種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示種別格納領域に、取得した指示モニタ表示情報を設定する処理を行う。そして、ステップS108−31−9の処理が終了すると、指示遊技表示管理処理のサブルーチンを終了して、図柄コード設定処理のステップS108−32に処理を移行する。
(当選情報設定処理)
次に、図48に基づいて、図41のステップS109の処理により行われる当選情報設定処理についての説明を行う。なお、図48は当選情報設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−1)
ステップS109−1において、メインCPU301は、停止制御番号により、第1当選エリア情報、第2当選エリア情報、および、セカンドエリア種別を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているグルーピングデータ検索テーブルを参照して、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値により、第1当選エリア情報、第2当選エリア情報、および、セカンドエリア種別を取得する処理を行う。そして、ステップS109−1の処理が終了すると、ステップS109−2に処理を移行する。
(ステップS109−2)
ステップS109−2において、メインCPU301は、第1当選エリア情報、および、第2当選エリア情報を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1当選エリア情報格納領域に、上記取得した第1当選エリア情報の値を設定し、メインRAM303に設けられている第2当選エリア情報格納領に、上記取得した第2当選エリア情報の値を設定する処理を行う。そして、ステップS109−2の処理が終了すると、ステップS109−3に処理を移行する。
(ステップS109−3)
ステップS109−3において、メインCPU301は、セカンドエリア種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているセカンドエリア種別格納領域に、上記取得したセカンドエリア種別の値を設定する処理を行う。そして、ステップS109−3の処理が終了すると、ステップS109−4に処理を移行する。
(ステップS109−4)
ステップS109−4において、メインCPU301は、後で図49〜図55を用いて詳述する指示遊技状態管理A処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技の抽選や残カウンタの加算処理等を行う。そして、ステップS109−4の処理が終了すると、ステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−5)
ステップS109−5において、メインCPU301は、サブコマンド送信第1テーブルを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられていサブコマンド送信第1テーブルを、後段のサブコマンド一括送信処理で使用するテーブルとして、セットする処理を行う。そして、ステップS109−5の処理が終了すると、ステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−6)
ステップS109−6において、メインCPU301は、前述したサブコマンド一括送信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定したテーブルに指定されているコマンドを送信する処理等を行う。そして、ステップS109−6の処理が終了すると、当選情報設定処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
(指示遊技状態管理A処理)
次に、図49〜図55に基づいて、図48のステップS109−4の処理により行われる指示遊技状態管理A処理についての説明を行う。なお、図49〜図55は指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−1)
ステップS109−4−1において、メインCPU301は、遊技種別が第1通常遊技または第2通常遊技であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第1通常遊技を示す値「0」であるか、または、第2通常遊技を示す値「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第1通常遊技または第2通常遊技であると判定された場合には(ステップS109−4−1=Yes)、ステップS109−4−2に処理を移行し、遊技種別が第1通常遊技および第2通常遊技ではないと判定された場合には(ステップS109−4−1=No)、ステップS109−4−31に処理を移行する。
(ステップS109−4−2)
ステップS109−4−2において、メインCPU301は、通常遊技数カウンタの加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている通常遊技数カウンタに、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS109−4−2の処理が終了すると、ステップS109−4−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−3)
ステップS109−4−3において、メインCPU301は、演出状態第1カウンタの減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第1カウンタの値から、「1」減算する処理を行う。そして、ステップS109−4−3の処理が終了すると、ステップS109−4−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−4)
ステップS109−4−4において、メインCPU301は、「チャンスリプレイ」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「チャンスリプレイ」を示す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「チャンスリプレイ」に当選したと判定された場合には(ステップS109−4−4=Yes)、ステップS109−4−5に処理を移行し、「チャンスリプレイ」には当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−4=No)、ステップS109−4−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−5)
ステップS109−4−5において、メインCPU301は、入賞役カウンタの減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞役カウンタの値から、「1」減算する処理を行う。そして、ステップS109−4−5の処理が終了すると、ステップS109−4−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−6)
ステップS109−4−6において、メインCPU301は、「プレミアムリプレイ」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「プレミアムリプレイ」を示す値「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「プレミアムリプレイ」に当選したと判定された場合には(ステップS109−4−6=Yes)、ステップS109−4−23に処理を移行し、「プレミアムリプレイ」には当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−6=No)、ステップS109−4−7に処理を移行する。
(ステップS109−4−7)
ステップS109−4−7において、メインCPU301は、RT状態が「RT3」、「RT4」、または、「RT5」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている今回RT状態格納領域に格納されている値が、「RT3」を示す値「3」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、RT状態が「RT3」、「RT4」、または、「RT5」であると判定された場合には(ステップS109−4−7=Yes)、ステップS109−4−17に処理を移行し、RT状態が「RT3」、「RT4」、および、「RT5」ではない(RT状態が「RT0」、「RT1」、または、「RT2」)と判定された場合には(ステップS109−4−7=No)、ステップS109−4−8に処理を移行する。
(ステップS109−4−8)
ステップS109−4−8において、メインCPU301は、参照エリアの選択処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指示遊技第2抽選テーブルを参照して、メインRAM303に設けられている指示状態フラグと、第1当選エリア情報格納領域の値と、により、後述するステップS109−4−12における範囲抽選処理で使用するテーブルの参照エリア(抽選範囲)を選択する処理を行う。そして、ステップS109−4−8の処理が終了すると、ステップS109−4−9に処理を移行する。
(ステップS109−4−9)
ステップS109−4−9において、メインCPU301は、抽選対象外であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS109−4−9の参照エリアの選択処理において、選択した参照エリアが抽選対象外であるか否かを判定する処理を行う。そして、抽選対象外であると判定された場合には(ステップS109−4−9=Yes)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行し、抽選対象外ではないと判定された場合には(ステップS109−4−9=No)、ステップS109−4−10に処理を移行する。
(ステップS109−4−10)
ステップS109−4−10において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により使用する乱数値として、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−10の処理が終了すると、ステップS109−4−11に処理を移行する。
(ステップS109−4−11)
ステップS109−4−11において、メインCPU301は、抽選回数に「2」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により抽選する回数として、「2」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−11の処理が終了すると、ステップS109−4−12に処理を移行する。
(ステップS109−4−12)
ステップS109−4−12において、メインCPU301は、図39を用いて説明した範囲抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定されたテーブルの参照エリアを参照して、上記取得した乱数値を用い、上記抽選回数分の抽選を行って、当選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−12の処理が終了すると、ステップS109−4−13に処理を移行する。
(ステップS109−4−13)
ステップS109−4−13において、メインCPU301は、昇格当選であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記範囲抽選処理により取得した指示状態フラグの値が、メインRAM303に設けられている指示状態フラグ格納領域の値よりも大きいか否かを判定する処理を行う。そして、昇格当選であると判定された場合には(ステップS109−4−13=Yes)、ステップS109−4−15に処理を移行し、昇格当選ではないと判定された場合には(ステップS109−4−13=No)、ステップS109−4−14に処理を移行する。
(ステップS109−4−14)
ステップS109−4−14において、メインCPU301は、演出状態第1カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第1カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、演出状態第1カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS109−4−14=Yes)、ステップS109−4−16に処理を移行し、演出状態第1カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−14=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−15)
ステップS109−4−15において、メインCPU301は、演出状態第1カウンタの初期設定理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第1カウンタに、指示状態フラグ保持規定数「20」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−15の処理が終了すると、ステップS109−4−16に処理を移行する。
(ステップS109−4−16)
ステップS109−4−16において、メインCPU301は、指示状態フラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態フラグに、上記範囲抽選処理で当選した指示状態を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−16の処理が終了すると、ステップS109−4−20に処理を移行する。
(ステップS109−4−17)
ステップS109−4−17において、メインCPU301は、前回RT状態が「RT3」、または、「RT4」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前回RT状態格納領域に格納されている値が、「RT3」を示す値「3」、または、「RT4」を示す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、前回RT状態が「RT3」、または、「RT4」であると判定された場合には(ステップS109−4−17=Yes)、ステップS109−4−18に処理を移行し、前回RT状態が「RT3」、および、「RT4」ではない(前回RT状態が「RT5」)と判定された場合には(ステップS109−4−17=No)、ステップS109−4−20に処理を移行する。
(ステップS109−4−18)
ステップS109−4−18において、メインCPU301は、第3指示状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態フラグが、「第3指示状態」を示す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第3指示状態であると判定された場合には(ステップS109−4−18=Yes)、ステップS109−4−20に処理を移行し、第3指示状態ではないと判定された場合には(ステップS109−4−18=No)、ステップS109−4−19に処理を移行する。
(ステップS109−4−19)
ステップS109−4−19において、メインCPU301は、第2指示状態を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態フラグに、「第2指示状態」を示す値「1」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−19の処理が終了すると、ステップS109−4−20に処理を移行する。
(ステップS109−4−20)
ステップS109−4−20において、メインCPU301は、「中段チェリー」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「中段チェリー」を示す値「15」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「中段チェリー」に当選したと判定された場合には(ステップS109−4−20=Yes)、ステップS109−4−21に処理を移行し、「中段チェリー」には当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−20=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−21)
ステップS109−4−21において、メインCPU301は、後で図56を用いて詳述するボーナス内部中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタの値に応じた処理等を行う。そして、ステップS109−4−21の処理が終了すると、ステップS109−4−22に処理を移行する。
(ステップS109−4−22)
ステップS109−4−22において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタの値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第2カウンタに、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−22の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−23)
ステップS109−4−23において、メインCPU301は、第2指示遊技第2残カウンタに「2」を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第2残カウンタに、「プレミアムリプレイ」に当選した際の初期設定数であるプレミアリプ時設定数「2」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−23の処理が終了すると、ステップS109−4−24に処理を移行する。
(ステップS109−4−24)
ステップS109−4−24において、メインCPU301は、第2指示遊技第3残カウンタに「2」を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第3残カウンタに、「プレミアムリプレイ」に当選した際の初期設定数であるプレミアリプ時設定数「2」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−24の処理が終了すると、ステップS109−4−25に処理を移行する。
(ステップS109−4−25)
ステップS109−4−25において、メインCPU301は、後で図60を用いて詳述する指示遊技初期設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技の初期設定処理等を行う。そして、ステップS109−4−25の処理が終了すると、ステップS109−4−26に処理を移行する。
(ステップS109−4−26)
ステップS109−4−26において、メインCPU301は、次回遊技種別に第3指示遊技を設定する。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に、第3指示遊技を示す値「9」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−26の処理が終了すると、ステップS109−4−27に処理を移行する。
(ステップS109−4−27)
ステップS109−4−27において、メインCPU301は、指示状態種別に第3指示状態種別を設定する。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域に、第3指示状態種別を示す値「2」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−27の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−31)
ステップS109−4−31において、メインCPU301は、遊技種別が第1内部中または第2内部中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第1内部中を示す値「2」であるか、または、第2内部中を示す値「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第1内部中または第2内部中であると判定された場合には(ステップS109−4−31=Yes)、ステップS109−4−32に処理を移行し、遊技種別が第1内部中および第2内部中ではないと判定された場合には(ステップS109−4−31=No)、ステップS109−4−41に処理を移行する。
(ステップS109−4−32)
ステップS109−4−32において、メインCPU301は、後で図56を用いて詳述するボーナス内部中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタの値に応じた処理等を行う。そして、ステップS109−4−32の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−41)
ステップS109−4−41において、メインCPU301は、遊技種別が第1役物作動、第2役物作動、または、第3役物作動であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第1役物作動を示す値「4」であるか、第2役物作動を示す値「5」であるか、または、第3役物作動を示す値「6」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第1役物作動、第2役物作動、または、第3役物作動であると判定された場合には(ステップS109−4−41=Yes)、ステップS109−4−42に処理を移行し、遊技種別が第1役物作動、第2役物作動、および、第3役物作動ではないと判定された場合には(ステップS109−4−41=No)、ステップS109−4−101に処理を移行する。
(ステップS109−4−42)
ステップS109−4−42において、メインCPU301は、「ハズレ」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「ハズレ」を示す値「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ハズレ」であると判定された場合には(ステップS109−4−42=Yes)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行し、「ハズレ」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−42=No)、ステップS109−4−43に処理を移行する。
(ステップS109−4−43)
ステップS109−4−43において、メインCPU301は、遊技種別が第3役物作動であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第3役物作動を示す値「6」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第3役物作動であると判定された場合には(ステップS109−4−43=Yes)、ステップS109−4−91に処理を移行し、遊技種別が第3役物作動ではないと判定された場合には(ステップS109−4−43=No)、ステップS109−4−44に処理を移行する。
(ステップS109−4−44)
ステップS109−4−44において、メインCPU301は、汎用状態管理フラグがオフであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている汎用状態管理フラグの値が、オフを示す「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、汎用状態管理フラグがオフであると判定された場合には(ステップS109−4−44=Yes)、ステップS109−4−45に処理を移行し、汎用状態管理フラグがオフではないと判定された場合には(ステップS109−4−44=No)、ステップS109−4−71に処理を移行する。
(ステップS109−4−45)
ステップS109−4−45において、メインCPU301は、遊技種別が第1役物作動であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第1役物作動を示す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第1役物作動であると判定された場合には(ステップS109−4−45=Yes)、ステップS109−4−51に処理を移行し、遊技種別が第1役物作動ではないと判定された場合には(ステップS109−4−45=No)、ステップS109−4−61に処理を移行する。
(ステップS109−4−51)
ステップS109−4−51において、メインCPU301は、参照エリアの選択処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指示遊技第3抽選テーブルを参照して、メインRAM303に設けられている指示状態フラグと、第2当選エリア情報格納領域の値と、により、後述するステップS109−4−53における抽選処理で使用するテーブルの参照エリア(抽選範囲)を選択する処理を行う。そして、ステップS109−4−51の処理が終了すると、ステップS109−4−52に処理を移行する。
(ステップS109−4−52)
ステップS109−4−52において、メインCPU301は、抽選対象外であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS109−4−51の参照エリアの選択処理において、選択した参照エリアが抽選対象外(当選確定)であるか否かを判定する処理を行う。そして、抽選対象外であると判定された場合には(ステップS109−4−52=Yes)、ステップS109−4−73に処理を移行し、抽選対象外ではないと判定された場合には(ステップS109−4−52=No)、ステップS109−4−53に処理を移行する。
(ステップS109−4−53)
ステップS109−4−53において、メインCPU301は、設定値に基づく抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指示遊技第3抽選テーブルにおける上記選択した参照エリアを参照し、設定値により、当否抽選処理を行う。そして、ステップS109−4−53の処理が終了すると、ステップS109−4−54に処理を移行する。
(ステップS109−4−54)
ステップS109−4−54において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記抽選処理において当選したか否かを判定する処理を行う。そして、抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−54=Yes)、ステップS109−4−73に処理を移行し、抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−54=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−61)
ステップS109−4−61において、メインCPU301は、指示遊技第5抽選テーブル(図27(B)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の共通抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第5抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−61の処理が終了すると、ステップS109−4−62に処理を移行する。
(ステップS109−4−62)
ステップS109−4−62において、メインCPU301は、後で図58を用いて詳述する共通抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された抽選テーブルを参照して、第2当選エリア情報の値により抽選を行う処理を行う。そして、ステップS109−4−62の処理が終了すると、ステップS109−4−63に処理を移行する。
(ステップS109−4−63)
ステップS109−4−63において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記共通抽選処理において当選したか否か、すなわち、当選フラグ(キャリーフラグ)に「1」がセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、共通抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−63=Yes)、ステップS109−4−73に処理を移行し、共通抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−63=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−71)
ステップS109−4−71において、メインCPU301は、後で図57を用いて詳述する第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、残カウンタ加算の当否を抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−4−71の処理が終了すると、ステップS109−4−72に処理を移行する。
(ステップS109−4−72)
ステップS109−4−72において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選したか否か、すなわち、当選フラグ(キャリーフラグ)に「1」がセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−72=Yes)、ステップS109−4−73に処理を移行し、第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−72=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−73)
ステップS109−4−73において、メインCPU301は、加算数および対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として「1」をセットし、加算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−73の処理が終了すると、ステップS109−4−74に処理を移行する。
(ステップS109−4−74)
ステップS109−4−74において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−74の処理が終了すると、ステップS109−4−75に処理を移行する。
(ステップS109−4−75)
ステップS109−4−75において、メインCPU301は、汎用状態管理フラグをオンに設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている汎用状態管理フラグに、「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−75の処理が終了すると、ステップS109−4−76に処理を移行する。
(ステップS109−4−76)
ステップS109−4−76において、メインCPU301は、遊技種別が第2役物作動であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、第2役物作動を示す値「5」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第2役物作動であると判定された場合には(ステップS109−4−76=Yes)、ステップS109−4−77に処理を移行し、遊技種別が第2役物作動ではないと判定された場合には(ステップS109−4−76=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−77)
ステップS109−4−77において、メインCPU301は、指示遊技第9抽選テーブル(図30(B)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の指示状態種別抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第9抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−77の処理が終了すると、ステップS109−4−78に処理を移行する。
(ステップS109−4−78)
ステップS109−4−78において、メインCPU301は、特殊ボーナスフラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている特殊ボーナスフラグが、オンであるか否かを判定する処理を行う。そして、特殊ボーナスフラグがオンであると判定された場合には(ステップS109−4−78=Yes)、ステップS109−4−79に処理を移行し、特殊ボーナスフラグがオンではないと判定された場合には(ステップS109−4−78=No)、ステップS109−4−80に処理を移行する。
(ステップS109−4−79)
ステップS109−4−79において、メインCPU301は、指示遊技第10抽選テーブル(図30(C)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の指示状態種別抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第10抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−79の処理が終了すると、ステップS109−4−80に処理を移行する。
(ステップS109−4−80)
ステップS109−4−80において、メインCPU301は、後で図61を用いて詳述する指示状態種別抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された抽選テーブルを参照して、指示状態種別の抽選処理を行う。そして、ステップS109−4−80の処理が終了すると、ステップS109−4−81に処理を移行する。
(ステップS109−4−81)
ステップS109−4−81において、メインCPU301は、上位当選がなしか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記指示状態種別抽選処理において、第3指示状態種別、または、第2指示状態種別に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、指示状態種別抽選処理において上位当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−81=Yes)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行し、指示状態種別抽選処理において上位当選したと判定された場合には(ステップS109−4−81=No)、ステップS109−4−82に処理を移行する。
(ステップS109−4−82)
ステップS109−4−82において、メインCPU301は、リール演出許可フラグを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール演出許可フラグに、「0FFH」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−82の処理が終了すると、ステップS109−4−83に処理を移行する。
(ステップS109−4−83)
ステップS109−4−83において、メインCPU301は、指示状態種別が昇格当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記指示状態種別抽選で当選した指示状態種別が、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域の値よりも大きいか否かを判定する処理を行う。そして、指示状態種別が昇格当選したと判定された場合には(ステップS109−4−83=Yes)、ステップS109−4−84に処理を移行し、指示状態種別が昇格当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−83=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−84)
ステップS109−4−84において、メインCPU301は、当選した指示状態種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域に、当選した指示状態種別を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−84の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−91)
ステップS109−4−91において、メインCPU301は、指示遊技第16抽選テーブル(図35(B)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第16抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−91の処理が終了すると、ステップS109−4−92に処理を移行する。
(ステップS109−4−92)
ステップS109−4−92において、メインCPU301は、後で図65を用いて詳述する第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、残カウンタの加算数の抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−4−92の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−101)
ステップS109−4−101において、メインCPU301は、外部端子板制御フラグを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている外部端子板制御フラグに、外部信号第2出力ビットおよび外部信号第4出力ビットを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−101の処理が終了すると、ステップS109−4−102に処理を移行する。
(ステップS109−4−102)
ステップS109−4−102において、メインCPU301は、遊技種別が第4指示遊技であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第4指示遊技を示す値「10」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第4指示遊技であると判定された場合には(ステップS109−4−102=Yes)、ステップS109−4−151に処理を移行し、遊技種別が第4指示遊技ではないと判定された場合には(ステップS109−4−102=No)、ステップS109−4−103に処理を移行する。
(ステップS109−4−103)
ステップS109−4−103において、メインCPU301は、遊技種別が第2指示遊技であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第2指示遊技を示す値「8」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第2指示遊技であると判定された場合には(ステップS109−4−103=Yes)、ステップS109−4−104に処理を移行し、遊技種別が第2指示遊技ではないと判定された場合には(ステップS109−4−103=No)、ステップS109−4−106に処理を移行する。
(ステップS109−4−104)
ステップS109−4−104において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタ減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタ格納領域の値から、「1」を減算する処理を行う。そして、ステップS109−4−104の処理が終了すると、ステップS109−4−105に処理を移行する。
(ステップS109−4−105)
ステップS109−4−105において、メインCPU301は、第3役物作動管理フラグをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第3役物作動管理フラグに、「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−105の処理が終了すると、ステップS109−4−106に処理を移行する。
(ステップS109−4−106)
ステップS109−4−106において、メインCPU301は、遊技種別が第3指示遊技であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第3指示遊技を示す値「9」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第3指示遊技であると判定された場合には(ステップS109−4−106=Yes)、ステップS109−4−107に処理を移行し、遊技種別が第3指示遊技ではないと判定された場合には(ステップS109−4−106=No)、ステップS109−4−109に処理を移行する。
(ステップS109−4−107)
ステップS109−4−107において、メインCPU301は、指示遊技第15抽選テーブル(図35(A)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第15抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−107の処理が終了すると、ステップS109−4−108に処理を移行する。
(ステップS109−4−108)
ステップS109−4−108において、メインCPU301は、後で図65を用いて詳述する第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、残カウンタの加算数の抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−4−108の処理が終了すると、ステップS109−4−112に処理を移行する。
(ステップS109−4−109)
ステップS109−4−109において、メインCPU301は、「中段チェリー」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「中段チェリー」を示す値「15」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「中段チェリー」に当選したと判定された場合には(ステップS109−4−109=Yes)、ステップS109−4−110に処理を移行し、「中段チェリー」には当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−109=No)、ステップS109−4−112に処理を移行する。
(ステップS109−4−110)
ステップS109−4−110において、メインCPU301は、加算数および対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として中段チェリー時設定数である「3」をセットし、加算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−110の処理が終了すると、ステップS109−4−111に処理を移行する。
(ステップS109−4−111)
ステップS109−4−111において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−111の処理が終了すると、ステップS109−4−112に処理を移行する。
(ステップS109−4−112)
ステップS109−4−112において、メインCPU301は、ボーナス当選か否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域に格納されている値が、「0」でないか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナス当選であると判定された場合には(ステップS109−4−112=Yes)、ステップS109−4−113に処理を移行し、ボーナス当選ではないと判定された場合には(ステップS109−4−112=No)、ステップS109−4−131に処理を移行する。
(ステップS109−4−113)
ステップS109−4−113において、メインCPU301は、指示状態種別の値が第1指示状態種別であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域の値が、第1指示状態種別を示す値「0」であるか否かを判定する。そして、指示状態種別の値が第1指示状態種別であると判定された場合には(ステップS109−4−113=Yes)、ステップS109−4−117に処理を移行し、指示状態種別の値が第1指示状態種別ではないと判定された場合には(ステップS109−4−113=No)、ステップS109−4−114に処理を移行する。
(ステップS109−4−114)
ステップS109−4−114において、メインCPU301は、第3役物作動管理フラグをオンとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第3役物作動管理フラグに、「1」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−114の処理が終了すると、ステップS109−4−115に処理を移行する。
(ステップS109−4−115)
ステップS109−4−115において、メインCPU301は、遊技種別が第1指示遊技であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第1指示遊技を示す値「7」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第1指示遊技であると判定された場合には(ステップS109−4−115=Yes)、ステップS109−4−116に処理を移行し、遊技種別が第1指示遊技ではないと判定された場合には(ステップS109−4−115=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−116)
ステップS109−4−116において、メインCPU301は、準備中保護フラグをオンとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている準備中保護フラグに、「1」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−116の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−117)
ステップS109−4−117において、メインCPU301は、第3役物作動抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、8ビット乱数値を取得し、第3役物作動抽選値により、当否抽選処理を行う。そして、ステップS109−4−117の処理が終了すると、ステップS109−4−118に処理を移行する。
(ステップS109−4−118)
ステップS109−4−118において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記抽選処理において当選したか否かを判定する処理を行う。そして、抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−118=Yes)、ステップS109−4−119に処理を移行し、抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−118=No)、ステップS109−4−120に処理を移行する。
(ステップS109−4−119)
ステップS109−4−119において、メインCPU301は、第3役物作動管理フラグをオンとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第3役物作動管理フラグに、「1」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−119の処理が終了すると、ステップS109−4−120に処理を移行する。
(ステップS109−4−120)
ステップS109−4−120において、メインCPU301は、第2指示遊技第2残カウンタの値が「2」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第2残カウンタの値が、「2」以上であるか否かを判定する。そして、第2指示遊技第2残カウンタの値が「2」以上であると判定された場合には(ステップS109−4−120=Yes)、ステップS109−4−121に処理を移行し、第2指示遊技第2残カウンタの値が「2」以上ではないと判定された場合には(ステップS109−4−120=No)、ステップS109−4−123に処理を移行する。
(ステップS109−4−121)
ステップS109−4−121において、メインCPU301は、第3役物作動管理フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第3役物作動管理フラグの値が、「1」であるか否かを判定する。そして、第3役物作動管理フラグがオンであると判定された場合には(ステップS109−4−121=Yes)、ステップS109−4−123に処理を移行し、第3役物作動管理フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS109−4−121=No)、ステップS109−4−122に処理を移行する。
(ステップS109−4−122)
ステップS109−4−122において、メインCPU301は、特殊ボーナスフラグをオンとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている特殊ボーナスフラグに、「1」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−122の処理が終了すると、ステップS109−4−123に処理を移行する。
(ステップS109−4−123)
ステップS109−4−123において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタの値が「5」以下であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタの値が、「5」以下であるか否かを判定する。そして、第2指示遊技第1残カウンタの値が「5」以下であると判定された場合には(ステップS109−4−123=Yes)、ステップS109−4−124に処理を移行し、第2指示遊技第1残カウンタの値が「5」以下ではないと判定された場合には(ステップS109−4−123=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−124)
ステップS109−4−124において、メインCPU301は、第2指示遊技第2残カウンタの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第2残カウンタの値が、「1」であるか否かを判定する。そして、第2指示遊技第2残カウンタの値が「1」であると判定された場合には(ステップS109−4−124=Yes)、ステップS109−4−125に処理を移行し、第2指示遊技第2残カウンタの値が「1」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−124=No)、ステップS109−4−127に処理を移行する。
(ステップS109−4−125)
ステップS109−4−125において、メインCPU301は、加算数および対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として「1」をセットし、加算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−125の処理が終了すると、ステップS109−4−126に処理を移行する。
(ステップS109−4−126)
ステップS109−4−126において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−126の処理が終了すると、ステップS109−4−127に処理を移行する。
(ステップS109−4−127)
ステップS109−4−127において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタの値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタに、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−127の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−131)
ステップS109−4−131において、メインCPU301は、遊技種別が第3指示遊技であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域に格納されている値が、第3指示遊技を示す値「9」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第3指示遊技であると判定された場合には(ステップS109−4−131=Yes)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行し、遊技種別が第3指示遊技ではないと判定された場合には(ステップS109−4−131=No)、ステップS109−4−132に処理を移行する。
(ステップS109−4−132)
ステップS109−4−132において、メインCPU301は、第2指示遊技第2残カウンタの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第2残カウンタの値が、「1」であるか否かを判定する。そして、第2指示遊技第2残カウンタの値が「1」であると判定された場合には(ステップS109−4−132=Yes)、ステップS109−4−133に処理を移行し、第2指示遊技第2残カウンタの値が「1」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−132=No)、ステップS109−4−136に処理を移行する。
(ステップS109−4−133)
ステップS109−4−133において、メインCPU301は、参照エリアの選択処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指示遊技第7抽選テーブルを参照して、メインRAM303に設けられている指示遊技管理種別格納領域の値により、後述する共通抽選処理で使用するテーブルの参照エリア(抽選範囲)を選択する処理を行う。そして、ステップS109−4−133の処理が終了すると、ステップS109−4−134に処理を移行する。
(ステップS109−4−134)
ステップS109−4−134において、メインCPU301は、後で図58を用いて詳述する共通抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された抽選テーブルの参照エリアを参照して、第2当選エリア情報の値により抽選を行う処理を行う。そして、ステップS109−4−134の処理が終了すると、ステップS109−4−135に処理を移行する。
(ステップS109−4−135)
ステップS109−4−135において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記共通抽選処理において当選したか否か、すなわち、当選フラグ(キャリーフラグ)に「1」がセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、共通抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−135=Yes)、ステップS109−4−138に処理を移行し、共通抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−135=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−136)
ステップS109−4−136において、メインCPU301は、後で図57を用いて詳述する第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、残カウンタ加算の当否を抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−4−136の処理が終了すると、ステップS109−4−137に処理を移行する。
(ステップS109−4−137)
ステップS109−4−137において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選したか否か、すなわち、当選フラグ(キャリーフラグ)に「1」がセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−137=Yes)、ステップS109−4−138に処理を移行し、第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−137=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−138)
ステップS109−4−138において、メインCPU301は、加算数および対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として「1」をセットし、加算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−138の処理が終了すると、ステップS109−4−139に処理を移行する。
(ステップS109−4−139)
ステップS109−4−139において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−139の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−151)
ステップS109−4−151において、メインCPU301は、第4指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技第1残カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する。そして、第4指示遊技第1残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS109−4−151=Yes)、ステップS109−4−152に処理を移行し、第4指示遊技第1残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−151=No)、ステップS109−4−171に処理を移行する。
(ステップS109−4−152)
ステップS109−4−152において、メインCPU301は、第5指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第5指示遊技第1残カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する。そして、第5指示遊技第1残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS109−4−152=Yes)、ステップS109−4−171に処理を移行し、第5指示遊技第1残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−152=No)、ステップS109−4−153に処理を移行する。
(ステップS109−4−153)
ステップS109−4−153において、メインCPU301は、演出管理フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出管理フラグがオンであるか否かを判定する。そして、演出管理フラグがオンであると判定された場合には(ステップS109−4−153=Yes)、ステップS109−4−154に処理を移行し、演出管理フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS109−4−153=No)、ステップS109−4−157に処理を移行する。
(ステップS109−4−154)
ステップS109−4−154において、メインCPU301は、演出用第4ウェイトタイマをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、待ち時間としてレジスタに、演出用第4ウェイトタイマの値をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−154の処理が終了すると、ステップS109−4−155に処理を移行する。
(ステップS109−4−155)
ステップS109−4−155において、メインCPU301は、タイマ待ち処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記待ち時間としてレジスタにセットした演出用第4ウェイトタイマの値に対応する待ち時間が経過するまで次の処理への移行を待つ。そして、ステップS109−4−155の処理が終了すると、ステップS109−4−156に処理を移行する。
(ステップS109−4−156)
ステップS109−4−156において、メインCPU301は、演出管理フラグをオフに設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出管理フラグに、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−156の処理が終了すると、ステップS109−4−157に処理を移行する。
(ステップS109−4−157)
ステップS109−4−157において、メインCPU301は、対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段のサブ用データ減算確認処理における減算対象の残カウンタとして第5指示遊技第1残カウンタおよび第5指示遊技第2残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−157の処理が終了すると、ステップS109−4−158に処理を移行する。
(ステップS109−4−158)
ステップS109−4−158において、メインCPU301は、後で図66を用いて詳述するサブ用データ減算確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの減算処理および減算後の更新値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−158の処理が終了すると、ステップS109−4−159に処理を移行する。
(ステップS109−4−159)
ステップS109−4−159において、メインCPU301は、「ハズレ」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「ハズレ」を示す値「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ハズレ」であると判定された場合には(ステップS109−4−159=Yes)、ステップS109−4−180に処理を移行し、「ハズレ」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−159=No)、ステップS109−4−160に処理を移行する。
(ステップS109−4−160)
ステップS109−4−160において、メインCPU301は、参照エリアを選択する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により参照するテーブルとして、指示遊技第12抽選テーブルをセットし、第2当選エリア情報により参照範囲を決定する処理を行う。そして、ステップS109−4−160の処理が終了すると、ステップS109−4−161に処理を移行する。
(ステップS109−4−161)
ステップS109−4−161において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により使用する乱数値として、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−161の処理が終了すると、ステップS109−4−162に処理を移行する。
(ステップS109−4−162)
ステップS109−4−162において、メインCPU301は、抽選回数に「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により抽選する回数として、「3」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−162の処理が終了すると、ステップS109−4−163に処理を移行する。
(ステップS109−4−163)
ステップS109−4−163において、メインCPU301は、図39を用いて説明した範囲抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定されたテーブルの抽選範囲を参照して、上記取得した乱数値を用い、上記抽選回数分の抽選を行って、当選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−163の処理が終了すると、ステップS109−4−164に処理を移行する。
(ステップS109−4−164)
ステップS109−4−164において、メインCPU301は、加算数および対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として上記範囲抽選処理で当選した加算値をセットし、加算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−164の処理が終了すると、ステップS109−4−165に処理を移行する。
(ステップS109−4−165)
ステップS109−4−165において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−165の処理が終了すると、ステップS109−4−180に処理を移行する。
(ステップS109−4−171)
ステップS109−4−171において、メインCPU301は、第4指示遊技第1残カウンタの減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技第1残カウンタの値から、「1」減算する処理を行う。そして、ステップS109−4−171の処理が終了すると、ステップS109−4−172に処理を移行する。
(ステップS109−4−172)
ステップS109−4−172において、メインCPU301は、演出管理フラグをオンに設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出管理フラグに、「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−172の処理が終了すると、ステップS109−4−173に処理を移行する。
(ステップS109−4−173)
ステップS109−4−173において、メインCPU301は、参照エリアの選択処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指示遊技第14抽選テーブルを参照して、メインRAM303に設けられている設定値の値により、後述する共通抽選処理で使用するテーブルの参照エリア(抽選範囲)を選択する処理を行う。そして、ステップS109−4−173の処理が終了すると、ステップS109−4−174に処理を移行する。
(ステップS109−4−174)
ステップS109−4−174において、メインCPU301は、後で図58を用いて詳述する共通抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された抽選テーブルの参照エリアを参照して、第2当選エリア情報の値により抽選を行う処理を行う。そして、ステップS109−4−174の処理が終了すると、ステップS109−4−175に処理を移行する。
(ステップS109−4−175)
ステップS109−4−175において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記共通抽選処理において当選したか否か、すなわち、当選フラグ(キャリーフラグ)に「1」がセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、共通抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−175=Yes)、ステップS109−4−176に処理を移行し、共通抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−175=No)、ステップS109−4−177に処理を移行する。
(ステップS109−4−176)
ステップS109−4−176において、メインCPU301は、第4指示遊技管理フラグをオンに設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技管理フラグに、「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−176の処理が終了すると、ステップS109−4−177に処理を移行する。
(ステップS109−4−177)
ステップS109−4−177において、メインCPU301は、第4指示遊技管理フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技管理フラグの値が、「1」であるか否かを判定する。そして、第4指示遊技管理フラグがオンであると判定された場合には(ステップS109−4−177=Yes)、ステップS109−4−178に処理を移行し、第4指示遊技管理フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS109−4−177=No)、ステップS109−4−180に処理を移行する。
(ステップS109−4−178)
ステップS109−4−178において、メインCPU301は、指示遊技第17抽選テーブル(図35(C)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第17抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−178の処理が終了すると、ステップS109−4−179に処理を移行する。
(ステップS109−4−179)
ステップS109−4−179において、メインCPU301は、後で図65を用いて詳述する第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、残カウンタの加算数の抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−4−179の処理が終了すると、ステップS109−4−180に処理を移行する。
(ステップS109−4−180)
ステップS109−4−180において、メインCPU301は、ボーナス当選であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域に格納されている値が、「0」以外であるか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナス当選であると判定された場合には(ステップS109−4−180=Yes)、ステップS109−4−181に処理を移行し、ボーナス当選ではないと判定された場合には(ステップS109−4−180=No)、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−181)
ステップS109−4−181において、メインCPU301は、第3役物作動管理フラグをオンに設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第3役物作動管理フラグに、「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−181の処理が終了すると、指示遊技状態管理A処理のサブルーチンを終了し、当選情報設定処理のステップS109−5に処理を移行する。
(ボーナス内部中処理)
次に、図56に基づいて、図50のステップS109−4−21の処理等により行われるボーナス内部中処理についての説明を行う。なお、図56はボーナス内部中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−21−1)
ステップS109−4−21−1において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタの値が押し順非表示判定数以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第2カウンタの値が、押し順非表示判定数「4」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、演出状態第2カウンタの値が押し順非表示判定数以上であると判定された場合には(ステップS109−4−21−1=Yes)、ステップS109−4−21−6に処理を移行し、演出状態第2カウンタの値が押し順非表示判定数以上ではないと判定された場合には(ステップS109−4−21−1=No)、ステップS109−4−21−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−2)
ステップS109−4−21−2において、メインCPU301は、後で図57を用いて詳述する第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、残カウンタ加算の当否を抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−4−21−2の処理が終了すると、ステップS109−4−21−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−3)
ステップS109−4−21−3において、メインCPU301は、当選判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選したか否か、すなわち、当選フラグ(キャリーフラグ)に「1」がセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選したと判定された場合には(ステップS109−4−21−3=Yes)、ステップS109−4−21−4に処理を移行し、第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理において当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−21−3=No)、ステップS109−4−21−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−4)
ステップS109−4−21−4において、メインCPU301は、加算数および対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として「1」をセットし、加算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−4の処理が終了すると、ステップS109−4−21−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−5)
ステップS109−4−21−5において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−21−5の処理が終了すると、ステップS109−4−21−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−6)
ステップS109−4−21−6において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタの値がボーナス種別報知判定数を超えているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第2カウンタの値が、ボーナス種別報知判定数「7」を超えているか否かを判定する処理を行う。そして、演出状態第2カウンタの値がボーナス種別報知判定数を超えていると判定された場合には(ステップS109−4−21−6=Yes)、ボーナス内部中処理のサブルーチンを終了し、演出状態第2カウンタの値がボーナス種別報知判定数を超えていないと判定された場合には(ステップS109−4−21−6=No)、ステップS109−4−21−7に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−7)
ステップS109−4−21−7において、メインCPU301は、演出状態第2カウンタの値を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第2カウンタの値に、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−7の処理が終了すると、ボーナス内部中処理のサブルーチンを終了する。
(第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理)
次に、図57に基づいて、図56のステップS109−4−21−2の処理等により行われる第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理についての説明を行う。なお、図56は第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−21−2−1)
ステップS109−4−21−2−1において、メインCPU301は、指示遊技第4抽選テーブル(図27(A)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の共通抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第4抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−21−2−1の処理が終了すると、ステップS109−4−21−2−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−2−2)
ステップS109−4−21−2−2において、メインCPU301は、後で図58を用いて詳述する共通抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された抽選テーブルを参照して、第2当選エリア情報の値により抽選を行う処理を行う。そして、ステップS109−4−21−2−2の処理が終了すると、第2指示遊技第2残カウンタ特殊抽選処理のサブルーチンを終了する。
(共通抽選処理)
次に、図58に基づいて、図57のステップS109−4−21−2−2の処理等により行われる共通抽選処理についての説明を行う。なお、図58は共通抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−21−2−2−1)
ステップS109−4−21−2−2−1において、メインCPU301は、抽選値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定されている抽選テーブルを参照して、第2当選エリア情報に値により、抽選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−2−2−1の処理が終了すると、ステップS109−4−21−2−2−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−2−2−2)
ステップS109−4−21−2−2−2において、メインCPU301は、抽選値が「255」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記取得した抽選値が、「255」であるか否かを判定する処理を行う。そして、取得した抽選値が「255」であると判定された場合には(ステップS109−4−21−2−2−2=Yes)、ステップS109−4−21−2−2−7に処理を移行し、取得した抽選値が「255」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−21−2−2−2=No)、ステップS109−4−21−2−2−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−2−2−3)
ステップS109−4−21−2−2−3において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−2−2−3の処理が終了すると、ステップS109−4−21−2−2−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−2−2−4)
ステップS109−4−21−2−2−4において、メインCPU301は、抽選値を減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記取得した乱数値から上記取得した抽選値を減算する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−2−2−4の処理が終了すると、ステップS109−4−21−2−2−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−2−2−5)
ステップS109−4−21−2−2−5において、メインCPU301は、減算結果が負となったか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記乱数値から抽選値を減算した結果が、負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、減算結果が負となったと判定された場合には(ステップS109−4−21−2−2−5=Yes)、ステップS109−4−21−2−2−7に処理を移行し、減算結果が負となっていないと判定された場合には(ステップS109−4−21−2−2−5=No)、ステップS109−4−21−2−2−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−2−2−6)
ステップS109−4−21−2−2−6において、メインCPU301は、当選フラグに「0」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選フラグとして使用するキャリーフラグに、ハズレを意味する値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−21−2−2−6の処理が終了すると、共通抽選処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS109−4−21−2−2−7)
ステップS109−4−21−2−2−7において、メインCPU301は、当選フラグに「1」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選フラグとして使用するキャリーフラグに、当選を意味する値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−21−2−2−7の処理が終了すると、共通抽選処理のサブルーチンを終了する。
(加算上限確認処理)
次に、図59に基づいて、図56のステップS109−4−21−5の処理等により行われる加算上限確認処理についての説明を行う。なお、図59は加算上限確認処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−21−5−1)
ステップS109−4−21−5−1において、メインCPU301は、1番目の加算対象残カウンタの値に加算数を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられ、加算対象カウンタとして設定されている1番目の加算対象残カウンタの値に、加算数として設定されている値を加算する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−5−1の処理が終了すると、ステップS109−4−21−5−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−5−2)
ステップS109−4−21−5−2において、メインCPU301は、加算後の更新値が「255」より大きいか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記加算処理により1番目の加算対象残カウンタの値に加算数を加算した更新値が「255」より大きな値となったか否かを判定する処理を行う。そして、加算後の更新値が「255」より大きいと判定された場合には(ステップS109−4−21−5−2=Yes)、ステップS109−4−21−5−3に処理を移行し、加算後の更新値が「255」より大きくはないと判定された場合には(ステップS109−4−21−5−2=No)、ステップS109−4−21−5−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−5−3)
ステップS109−4−21−5−3において、メインCPU301は、更新値に「255」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、更新値を記憶しておくレジスタに「255」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−21−5−3の処理が終了すると、ステップS109−4−21−5−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−5−4)
ステップS109−4−21−5−4において、メインCPU301は、1番目の加算対象残カウンタに更新値を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている1番目の加算対象残カウンタに、更新値が記憶されたレジスタの値を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−5−4の処理が終了すると、ステップS109−4−21−5−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−5−5)
ステップS109−4−21−5−5において、メインCPU301は、上記更新値が「128」より小さいか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、更新値が記憶されたレジスタの値が「128」より小さいか否かを判定する処理を行う。そして、更新値が「128」より小さいと判定された場合には(ステップS109−4−21−5−5=Yes)、ステップS109−4−21−5−7に処理を移行し、更新値が「128」より小さくはないと判定された場合には(ステップS109−4−21−5−5=No)、ステップS109−4−21−5−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−5−6)
ステップS109−4−21−5−6において、メインCPU301は、更新値に「127」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、更新値が記憶されたレジスタに「127」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−21−5−6の処理が終了すると、ステップS109−4−21−5−7に処理を移行する。
(ステップS109−4−21−5−7)
ステップS109−4−21−5−7において、メインCPU301は、2番目の加算対象残カウンタに更新値を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている2番目の加算対象残カウンタに、更新値が記憶されたレジスタの値を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−21−5−7の処理が終了すると、加算上限確認処理のサブルーチンを終了する。
(指示遊技初期設定処理)
次に、図60に基づいて、図50のステップS109−4−25の処理等により行われる指示遊技初期設定処理についての説明を行う。なお、図60は指示遊技初期設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−25−1)
ステップS109−4−25−1において、メインCPU301は、指示遊技第8抽選テーブル(図30(A)参照)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の指示状態種別抽選処理で参照するテーブルとして、メインROM302に設けられている指示遊技第8抽選テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−25−1の処理が終了すると、ステップS109−4−25−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2)
ステップS109−4−25−2において、メインCPU301は、後で図61を用いて詳述する指示状態種別抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された抽選テーブルを参照して、指示状態種別の抽選処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2の処理が終了すると、ステップS109−4−25−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−3)
ステップS109−4−25−3において、メインCPU301は、当選種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域に、上記指示状態種別抽選で当選した当選種別を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−3の処理が終了すると、ステップS109−4−25−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−4)
ステップS109−4−25−4において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタに「40」を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタに、初期設定数である第2指示遊技時規定数「40」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−4の処理が終了すると、ステップS109−4−25−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−5)
ステップS109−4−25−5において、メインCPU301は、遊技種別が第1指示遊技であるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、第1指示遊技を示す値「7」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が第1指示遊技であると判定された場合には(ステップS109−4−25−5=Yes)、ステップS109−4−25−9に処理を移行し、遊技種別が第1指示遊技ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−5=No)、ステップS109−4−25−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−6)
ステップS109−4−25−6において、メインCPU301は、指示遊技フラグがオンであるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示遊技フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。そして、指示遊技フラグがオンであると判定された場合には(ステップS109−4−25−6=Yes)、ステップS109−4−25−8に処理を移行し、指示遊技フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−6=No)、ステップS109−4−25−7に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7)
ステップS109−4−25−7において、メインCPU301は、後で図62を用いて詳述する指示状態変数抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示状態変数(モード)の抽選処理等を行う。そして、ステップS109−4−25−7の処理が終了すると、ステップS109−4−25−8に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−8)
ステップS109−4−25−8において、メインCPU301は、後で図63を用いて詳述する指示遊技管理種別抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技管理種別の抽選処理等を行う。そして、ステップS109−4−25−8の処理が終了すると、ステップS109−4−25−9に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−9)
ステップS109−4−25−9において、メインCPU301は、指示遊技フラグをオンとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示遊技フラグにオンをセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−25−9の処理が終了すると、ステップS109−4−25−10に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−10)
ステップS109−4−25−10において、メインCPU301は、後で図64を用いて詳述する指示遊技種別判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技種別移行時設定処理等を行う。そして、ステップS109−4−25−10の処理が終了すると、指示遊技初期設定処理のサブルーチンを終了する。
(指示遊技種別抽選処理)
次に、図61に基づいて、図60のステップS109−4−25−2の処理等により行われる指示遊技種別抽選処理についての説明を行う。なお、図61は指示遊技種別抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−25−2−1)
ステップS109−4−25−2−1において、メインCPU301は、設定値により抽選値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当該指示遊技種別抽選処理が呼び出される前に設定されたテーブルを参照し、設定値により該当する最初の抽選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2−1の処理が終了すると、ステップS109−4−25−2−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−2)
ステップS109−4−25−2−2において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、以下の抽選処理に使用する乱数値として、16ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2−2の処理が終了すると、ステップS109−4−25−2−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−3)
ステップS109−4−25−2−3において、メインCPU301は、抽選回数に「2」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、以下の抽選処理により抽選する回数として、「2」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2−3の処理が終了すると、ステップS109−4−25−2−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−4)
ステップS109−4−25−2−4において、メインCPU301は、乱数値に、乱数値から抽選値を減算した値を代入する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、乱数値が格納されているレジスタの値から、上記取得した抽選値を減算し、乱数値が格納されているレジスタの値を書き替える処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2−4の処理が終了すると、ステップS109−4−25−2−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−5)
ステップS109−4−25−2−5において、メインCPU301は、乱数値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−4−25−2−4の処理により乱数値が「0」未満となったか否かを判定する。そして、乱数値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS109−4−25−2−5=Yes)、ステップS109−4−25−2−9に処理を移行し、乱数値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−2−5=No)、ステップS109−4−25−2−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−6)
ステップS109−4−25−2−6において、メインCPU301は、次の抽選値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、該当テーブルの次の参照欄の抽選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2−6の処理が終了すると、ステップS109−4−25−2−7に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−7)
ステップS109−4−25−2−7において、メインCPU301は、抽選回数を減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、抽選回数が格納されているレジスタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2−7の処理が終了すると、ステップS109−4−25−2−8に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−8)
ステップS109−4−25−2−8において、メインCPU301は、抽選回数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、抽選回数が格納されているレジスタの値が、上記ステップS109−4−25−2−7の処理により、「0」となったか否かを判定する。そして、抽選回数が「0」であると判定された場合には(ステップS109−4−25−2−8=Yes)、ステップS109−4−25−2−9に処理を移行し、抽選回数が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−2−6=No)、ステップS109−4−25−2−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−2−9)
ステップS109−4−25−2−9において、メインCPU301は、抽選回数が「1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、抽選回数が格納されているレジスタの値が「1」であるか否か、すなわち、第2指示状態種別に当選したか否か、を判定する。そして、抽選回数が「1」であると判定された場合には(ステップS109−4−25−2−9=Yes)、ステップS109−4−25−2−10に処理を移行し、抽選回数が「1」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−2−9=No)、指示状態種別抽選処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS109−4−25−2−10)
ステップS109−4−25−2−10において、メインCPU301は、第4指示遊技第1残カウンタに「10」を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技第1残カウンタに、初期設定数である第4指示遊技時規定数「10」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−2−10の処理が終了すると、指示状態種別抽選処理のサブルーチンを終了する。
(指示状態変数抽選処理)
次に、図62に基づいて、図60のステップS109−4−25−7の処理等により行われる指示状態変数抽選処理についての説明を行う。なお、図62は指示状態変数抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−25−7−1)
ステップS109−4−25−7−1において、メインCPU301は、指示状態変数用レジスタに「4」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、指示状態変数を仮設定するため、指示状態変数用レジスタに、モードEを示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−1の処理が終了すると、ステップS109−4−25−7−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−2)
ステップS109−4−25−7−2において、メインCPU301は、プレミアムリプレイに当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域の値が、「3」であるか否かを判定する。そして、プレミアムリプレイに当選したと判定された場合には(ステップS109−4−25−7−2=Yes)、ステップS109−4−25−7−11に処理を移行し、プレミアムリプレイに当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−25−7−2=No)、ステップS109−4−25−7−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−3)
ステップS109−4−25−7−3において、メインCPU301は、指示状態フラグの値が第3指示状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態フラグの値が、第3指示状態を示す値「2」であるか否かを判定する。そして、指示状態フラグの値が第3指示状態であると判定された場合には(ステップS109−4−25−7−3=Yes)、ステップS109−4−25−7−4に処理を移行し、指示状態フラグの値が第3指示状態ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−7−3=No)、ステップS109−4−25−7−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−4)
ステップS109−4−25−7−4において、メインCPU301は、指示状態種別の値が第1指示状態種別であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域の値が、第1指示状態種別を示す値「0」であるか否かを判定する。そして、指示状態種別の値が第1指示状態種別であると判定された場合には(ステップS109−4−25−7−4=Yes)、ステップS109−4−25−7−5に処理を移行し、指示状態種別の値が第1指示状態種別ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−7−4=No)、ステップS109−4−25−7−11に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−5)
ステップS109−4−25−7−5において、メインCPU301は、第4指示遊技第1残カウンタに「10」を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技第1残カウンタに、初期設定数である第4指示遊技時規定数「10」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−5の処理が終了すると、ステップS109−4−25−7−11に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−6)
ステップS109−4−25−7−6において、メインCPU301は、抽選範囲を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により参照するテーブルとして、指示遊技第11抽選テーブルをセットし、設定値により参照範囲を決定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−6の処理が終了すると、ステップS109−4−25−7−7に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−7)
ステップS109−4−25−7−7において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により使用する乱数値として、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−7の処理が終了すると、ステップS109−4−25−7−8に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−8)
ステップS109−4−25−7−8において、メインCPU301は、抽選回数に「4」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により抽選する回数として、「4」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−8の処理が終了すると、ステップS109−4−25−7−9に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−9)
ステップS109−4−25−7−9において、メインCPU301は、図39を用いて説明した範囲抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定されたテーブルの抽選範囲を参照して、上記取得した乱数値を用い、上記抽選回数分の抽選を行って、当選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−9の処理が終了すると、ステップS109−4−25−7−10に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−10)
ステップS109−4−25−7−10において、メインCPU301は、レジスタに当選したモードをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、指示状態変数用レジスタの値を、上記範囲抽選処理で取得した値に書き替える処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−10の処理が終了すると、ステップS109−4−25−7−11に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−7−11)
ステップS109−4−25−7−11において、メインCPU301は、指示状態変数を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態変数格納領域に、指示状態変数用レジスタに格納している値を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−7−11の処理が終了すると、指示状態変数抽選処理のサブルーチンを終了する。
(指示遊技管理種別抽選処理)
次に、図63に基づいて、図60のステップS109−4−25−8の処理等により行われる指示遊技管理種別抽選処理についての説明を行う。なお、図63は指示遊技管理種別抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−25−8−1)
ステップS109−4−25−8−1において、メインCPU301は、抽選範囲を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により参照するテーブルとして、指示遊技第6抽選テーブルをセットし、指示状態変数(モード)により参照範囲を決定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−8−1の処理が終了すると、ステップS109−4−25−8−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−8−2)
ステップS109−4−25−8−2において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により使用する乱数値として、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−8−2の処理が終了すると、ステップS109−4−25−8−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−8−3)
ステップS109−4−25−8−3において、メインCPU301は、抽選回数に「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により抽選する回数として、「3」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−8−3の処理が終了すると、ステップS109−4−25−8−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−8−4)
ステップS109−4−25−8−4において、メインCPU301は、図39を用いて説明した範囲抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定されたテーブルの抽選範囲を参照して、上記取得した乱数値を用い、上記抽選回数分の抽選を行って、当選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−8−4の処理が終了すると、ステップS109−4−25−8−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−8−5)
ステップS109−4−25−8−5において、メインCPU301は、指示遊技管理種別(モード)をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示遊技管理種別格納領域に、上記範囲抽選処理で当選した指示遊技管理種別(モード)を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−8−5の処理が終了すると、指示遊技管理種別抽選処理のサブルーチンを終了する。
(指示遊技種別判定処理)
次に、図64に基づいて、図60のステップS109−4−25−10の処理等により行われる指示遊技種別判定処理についての説明を行う。なお、図64は指示遊技種別判定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−25−10−1)
ステップS109−4−25−10−1において、メインCPU301は、演出状態第3カウンタの値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第3カウンタに、「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−10−1の処理が終了すると、ステップS109−4−25−10−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−10−2)
ステップS109−4−25−10−2において、メインCPU301は、指示状態種別の値が第1指示状態種別であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域の値が、第1指示状態種別を示す値(通常=「0」)であるか否かを判定する。そして、指示状態種別の値が第1指示状態種別であると判定された場合には(ステップS109−4−25−10−2=Yes)、ステップS109−4−25−10−3に処理を移行し、指示状態種別の値が第1指示状態種別ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−10−2=No)、ステップS109−4−25−10−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−10−3)
ステップS109−4−25−10−3において、メインCPU301は、第4指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技第1残カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する。そして、第4指示遊技第1残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS109−4−25−10−3=Yes)、ステップS109−4−25−10−5に処理を移行し、第4指示遊技第1残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−10−3=No)、ステップS109−4−25−10−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−10−4)
ステップS109−4−25−10−4において、メインCPU301は、第2指示状態種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域に、第2指示状態種別を示す「1」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−10−4の処理が終了すると、ステップS109−4−25−10−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−10−5)
ステップS109−4−25−10−5において、メインCPU301は、指示遊技種別移行時設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域の値に基づいて、次回遊技種別等の設定を行う。詳しくは、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域の値が「0」(第1指示状態種別)である場合には、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に、第2指示遊技を示す値「8」を設定する。また、メインCPU301は、指示状態種別格納領域の値が「1」(第2指示状態種別)である場合には、次回遊技種別格納領域に第4指示遊技を示す値「10」を設定し、メインRAM303に設けられている第4指示遊技管理フラグをオンに設定する。また、メインCPU301は、指示状態種別格納領域の値が「2」(第3指示状態種別)である場合には、次回遊技種別格納領域に第3指示遊技を示す値「9」を設定する。そして、ステップS109−4−25−10−5の処理が終了すると、ステップS109−4−25−10−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−10−6)
ステップS109−4−25−10−6において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する。そして、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS109−4−25−10−6=Yes)、ステップS109−4−25−10−7に処理を移行し、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−25−10−6=No)、指示遊技種別判定処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS109−4−25−10−7)
ステップS109−4−25−10−7において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタに「40」を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタに、初期設定数である第2指示遊技時規定数「40」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−25−10−7の処理が終了すると、ステップS109−4−25−10−8に処理を移行する。
(ステップS109−4−25−10−8)
ステップS109−4−25−10−8において、メインCPU301は、前述した指示遊技管理種別抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技管理種別の抽選処理等を行う。そして、ステップS109−4−25−10−8の処理が終了すると、指示遊技種別判定処理のサブルーチンを終了する。
(第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理)
次に、図65に基づいて、図52のステップS109−4−92の処理等により行われる第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理についての説明を行う。なお、図65は第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−92−1)
ステップS109−4−92−1において、メインCPU301は、「ハズレ」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「ハズレ」を示す値「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ハズレ」であると判定された場合には(ステップS109−4−92−1=Yes)、第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理のサブルーチンを終了し、「ハズレ」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−92−1=No)、ステップS109−4−92−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−2)
ステップS109−4−92−2において、メインCPU301は、抽選範囲を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により参照する抽選範囲を、設定されたテーブルに対して、第2当選エリア情報により選択する処理を行う。そして、ステップS109−4−92−2の処理が終了すると、ステップS109−4−92−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−3)
ステップS109−4−92−3において、メインCPU301は、乱数値を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により使用する乱数値として、8ビット乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−92−3の処理が終了すると、ステップS109−4−92−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−4)
ステップS109−4−92−4において、メインCPU301は、抽選回数に「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の範囲抽選処理により抽選する回数として、「3」を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−92−4の処理が終了すると、ステップS109−4−92−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−5)
ステップS109−4−92−5において、メインCPU301は、図39を用いて説明した範囲抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定されたテーブルの抽選範囲を参照して、上記取得した乱数値を用い、上記抽選回数分の抽選を行って、当選値を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−92−5の処理が終了すると、ステップS109−4−92−6に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−6)
ステップS109−4−92−6において、メインCPU301は、当選した指定値を加算数に変換する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている指定値変換テーブル(図35(D)参照)に基づいて、上記範囲抽選処理で当選した指定値により、加算数を取得する処理を行う。そして、ステップS109−4−92−6の処理が終了すると、ステップS109−4−92−7に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−7)
ステップS109−4−92−7において、メインCPU301は、加算数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記指定数から変換した加算数の値が、「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、加算数が「0」であると判定された場合には(ステップS109−4−92−7=Yes)、ステップS109−4−92−9に処理を移行し、加算数が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−4−92−7=No)、ステップS109−4−92−8に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−8)
ステップS109−4−92−8において、メインCPU301は、汎用状態管理フラグをオンに設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている汎用状態管理フラグに、「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−92−8の処理が終了すると、ステップS109−4−92−9に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−9)
ステップS109−4−92−9において、メインCPU301は、対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算対象の残カウンタとして第5指示遊技第1残カウンタおよび第5指示遊技第2残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−92−9の処理が終了すると、ステップS109−4−92−10に処理を移行する。
(ステップS109−4−92−10)
ステップS109−4−92−10において、メインCPU301は、前述した加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS109−4−92−10の処理が終了すると、第5指示遊技第1残カウンタ抽選処理のサブルーチンを終了する。
(サブ用データ減算確認処理)
次に、図66に基づいて、図55のステップS109−4−158の処理等により行われるサブ用データ減算確認処理についての説明を行う。なお、図66はサブ用データ減算確認処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−4−158−1)
ステップS109−4−158−1において、メインCPU301は、1番目の減算対象残カウンタの値を減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられ、減算対象カウンタとして設定されている1番目の減算対象残カウンタの値から、「1」を減算する処理を行う。そして、ステップS109−4−158−1の処理が終了すると、ステップS109−4−158−2に処理を移行する。
(ステップS109−4−158−2)
ステップS109−4−158−2において、メインCPU301は、更新値に減算された値をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、更新値を記憶しておくレジスタに、上記減算処理で減算された結果をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−158−2の処理が終了すると、ステップS109−4−158−3に処理を移行する。
(ステップS109−4−158−3)
ステップS109−4−158−3において、メインCPU301は、上記更新値が「128」より小さいか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、更新値が記憶されたレジスタの値が「128」より小さいか否かを判定する処理を行う。そして、更新値が「128」より小さいと判定された場合には(ステップS109−4−158−3=Yes)、ステップS109−4−158−5に処理を移行し、更新値が「128」より小さくはないと判定された場合には(ステップS109−4−158−3=No)、ステップS109−4−158−4に処理を移行する。
(ステップS109−4−158−4)
ステップS109−4−158−4において、メインCPU301は、更新値に「127」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、更新値が記憶されたレジスタに「127」をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4−158−4の処理が終了すると、ステップS109−4−158−5に処理を移行する。
(ステップS109−4−158−5)
ステップS109−4−158−5において、メインCPU301は、2番目の減算対象残カウンタに更新値を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている2番目の減算対象残カウンタに、更新値が記憶されたレジスタの値を設定する処理を行う。そして、ステップS109−4−158−5の処理が終了すると、サブ用データ減算確認処理のサブルーチンを終了する。
(表示判定処理)
次に、図67に基づいて、図41のステップS114の処理により行われる表示判定処理についての説明を行う。なお、図67は表示判定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS114−1)
ステップS114−1において、メインCPU301は、表示判定コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、表示判定の開始情報等を有する表示判定コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS114−1の処理が終了すると、ステップS114−2に処理を移行する。
(ステップS114−2)
ステップS114−2において、メインCPU301は、「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示された否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「リプレイ」に係る図柄の組み合わせであるか否かを判定する処理を行う。そして、「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合には(ステップS114−2=Yes)、ステップS114−3に処理を移行し、「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されていないと判定された場合には(ステップS114−2=No)、ステップS114−5に処理を移行する。
(ステップS114−3)
ステップS114−3において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域に、ONをセットする処理を行う。そして、ステップS114−3の処理が終了すると、ステップS114−4に処理を移行する。
(ステップS114−4)
ステップS114−4において、メインCPU301は、払出枚数の値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出枚数の値を格納するために用いるレジスタの値を、「0」とする処理を行う。なお、メインループ処理のステップS115の処理で説明したように、このレジスタの値が、メインRAM303に設けられた払出回数カウンタに、払出枚数の値として格納される。そして、ステップS114−4の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS115に処理を移行する。
(ステップS114−5)
ステップS114−5において、メインCPU301は、払出枚数を算定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に停止表示された図柄の組み合わせに基づいて、払出枚数を算定する処理を行う。また、メインCPU301は、算定した払出枚数の値を、上記レジスタ(払出枚数の値を格納するために用いるレジスタ)に格納する処理を行う。そして、ステップS114−5の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS115に処理を移行する。
(払出処理)
次に、図68に基づいて、図41のステップS116の処理により行われる払出処理についての説明を行う。なお、図68は払出処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−1)
ステップS116−1において、メインCPU301は、払出表示器用バッファをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられた払出表示器用バッファに、「0」を格納する処理を行う。そして、ステップS116−1の処理が終了すると、ステップS116−2に処理を移行する。
(ステップS116−2)
ステップS116−2において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」でないか否かを判定する処理を行う。すなわち、メインCPU301は、払出枚数があるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値が、「0」でないか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」ではない判定された場合には(ステップS116−2=Yes)、ステップS116−3に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS116−2=No)、払出処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS117に処理を移行する。
(ステップS116−3)
ステップS116−3において、メインCPU301は、払出開始コマンドの送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダルの払出を開始する旨の情報等を有する払出開始コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。なお、この払出開始コマンドには、残払出枚数カウンタの情報も付加されて、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS116−3の処理が終了すると、ステップS116−4に処理を移行する。
(ステップS116−4)
ステップS116−4において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値が「50」未満であるか否かを判定する処理を行う。すなわち、メインCPU301は、貯留枚数が貯留枚数の限界値(50枚)に達していないか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が、「50未満」であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「50未満」であると判定された場合には(ステップS116−4=Yes)、ステップS116−5に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「50未満」ではないと判定された場合には(ステップS116−4=No)、ステップS116−9に処理を移行する。
(ステップS116−5)
ステップS116−5において、メインCPU301は、貯留加算待機時間を取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に予め設定されている貯留加算待機時間を取得する処理を行う。そして、ステップS116−5の処理が終了すると、ステップS116−6に処理を移行する。
(ステップS116−6)
ステップS116−6において、メインCPU301は、貯留加算待機時間が経過したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記取得した貯留加算待機時間を、タイマカウンタ値として減算し、タイマカウンタ値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、貯留加算待機時間が経過したと判定された場合には(ステップS116−6=Yes)、ステップS116−7に処理を移行し、貯留加算待機時間が経過していないと判定された場合には(ステップS116−6=No)、貯留加算待機時間が経過するまで、ステップS116−6の処理を繰り返し実行する。
(ステップS116−7)
ステップS116−7において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタを加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値に、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS116−7の処理が終了すると、ステップS116−8に処理を移行する。
(ステップS116−8)
ステップS116−8において、メインCPU301は、貯留枚数表示コマンドの送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、貯留枚数の情報等を有する貯留枚数表示コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS116−8の処理が終了すると、ステップS116−10に処理を移行する。
(ステップS116−9)
ステップS116−9において、メインCPU301は、メダル「1枚」払出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ホッパー202に対して、「1枚」のメダルを払い出すための信号を出力する等の処理を行う。なお、メインCPU301は、メダル「1枚」払出処理において、所定の制御時間内に正常な動作信号を受信できなかった場合には、エラーを表示する処理を行う。そして、ステップS116−9の処理が終了すると、ステップS116−10に処理を移行する。
(ステップS116−10)
ステップS116−10において、メインCPU301は、払出表示器用バッファを加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出表示器用バッファ(獲得枚数カウンタ)の値に、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS116−10の処理が終了すると、ステップS116−11に処理を移行する。
(ステップS116−11)
ステップS116−11において、メインCPU301は、払出枚数表示コマンドの送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダルの獲得枚数の情報等を有する払出枚数表示コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS116−11の処理が終了すると、ステップS116−12に処理を移行する。
(ステップS116−12)
ステップS116−12において、メインCPU301は、払出枚数カウンタを減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、「1」を減算する処理を行う。そして、ステップS116−12の処理が終了すると、ステップS116−13に処理を移行する。
(ステップS116−13)
ステップS116−13において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。すなわち、メインCPU301は、メダルの払い出しが終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS116−13=Yes)、ステップS116−14に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS116−13=No)、ステップS116−4に処理を移行する。
(ステップS116−14)
ステップS116−14において、メインCPU301は、払出終了コマンドの送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダルの払出が終了した旨の情報等を有する払出終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS116−14の処理が終了すると、ステップS116−15に処理を移行する。
(ステップS116−15)
ステップS116−15において、メインCPU301は、BB作動中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグが、ONであるか否かを判定する処理を行う。そして、BB作動中であると判定された場合には(ステップS116−15=Yes)、ステップS116−16に処理を移行し、BB作動中ではないと判定された場合には(ステップS116−15=No)、払出処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS117に処理を移行する。
(ステップS116−16)
ステップS116−16において、メインCPU301は、BB獲得枚数更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB獲得枚数カウンタに、メインRAM303に設けられている払出表示器用バッファの値(払出枚数)を加算する処理を行う。そして、ステップS116−16の処理が終了すると、払出処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS117に処理を移行する。
(遊技状態移行処理)
次に、図69に基づいて、図41のステップS117の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図69は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−1)
ステップS117−1において、メインCPU301は、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−1=Yes)、ステップS117−2に処理を移行し、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−1=No)、ステップS117−3に処理を移行する。
(ステップS117−2)
ステップS117−2において、メインCPU301は、後で図70を用いて詳述するボーナス表示時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ボーナス表示時の設定処理等を行う。そして、ステップS117−2の処理が終了すると、ステップS117−9に処理を移行する。
(ステップS117−3)
ステップS117−3において、メインCPU301は、後で図71を用いて詳述するBB作動終了確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB状態の終了条件が成立したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS117−3の処理が終了すると、ステップS117−4に処理を移行する。
(ステップS117−4)
ステップS117−4において、メインCPU301は、BB作動終了であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記BB作動終了確認処理で設定されたキャリーフラグの値が、BB作動終了であることを示す「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB作動終了であると判定された場合には(ステップS117−4=Yes)、ステップS117−5に処理を移行し、BB作動終了ではない(通常中も含む)と判定された場合には(ステップS117−4=No)、ステップS117−7に処理を移行する。
(ステップS117−5)
ステップS117−5において、メインCPU301は、出力ポート第6データを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている出力ポート第6データの「第1ビット」と「第2ビット」をクリアする処理を行う。そして、ステップS117−5の処理が終了すると、ステップS117−6に処理を移行する。
(ステップS117−6)
ステップS117−6において、メインCPU301は、ボーナス終了時設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1遊技状態および第2遊技状態に一般遊技中を示す値「0」をセットし、外部端子板制御フラグの値をクリアする処理等を行う。そして、ステップS117−6の処理が終了すると、ステップS117−9に処理を移行する。
(ステップS117−7)
ステップS117−7において、メインCPU301は、後で図72を用いて詳述する役物作動中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB作動時の入賞判定処理等を行う。そして、ステップS117−7の処理が終了すると、ステップS117−8に処理を移行する。
(ステップS117−8)
ステップS117−8において、メインCPU301は、後で図73を用いて詳述するRT状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RT移行時の判定処理等を行う。そして、ステップS117−8の処理が終了すると、ステップS117−9に処理を移行する。
(ステップS117−9)
ステップS117−9において、メインCPU301は、後で図74〜図76を用いて詳述する指示遊技状態管理B処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、遊技種別ごとの各種設定処理等を行う。そして、ステップS117−9の処理が終了すると、ステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−10)
ステップS117−10において、メインCPU301は、サブコマンド送信第2テーブルを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられていサブコマンド送信第2テーブルを、後段のサブコマンド一括送信処理で使用するテーブルとして、セットする処理を行う。そして、ステップS117−10の処理が終了すると、ステップS117−11に処理を移行する。
(ステップS117−11)
ステップS117−11において、メインCPU301は、前述したサブコマンド一括送信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記設定したテーブルに指定されているコマンドを送信する処理等を行う。そして、ステップS117−11の処理が終了すると、ステップS117−12に処理を移行する。
(ステップS117−12)
ステップS117−12において、メインCPU301は、遊技種別を更新する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられてい遊技種別格納領域に、次回遊技種別格納領域の値を設定する処理を行う。そして、ステップS117−12の処理が終了すると、ステップS117−13に処理を移行する。
(ステップS117−13)
ステップS117−13において、メインCPU301は、出力ポート第2データの値を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている出力ポート第2データ格納領域に、外部端子板制御フラグの値を設定する処理を行う。そして、ステップS117−13の処理が終了すると、ステップS117−14に処理を移行する。
(ステップS117−14)
ステップS117−14において、メインCPU301は、「プレミアムリプレイ」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値が、「プレミアムリプレイ」を示す値「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「プレミアムリプレイ」に当選したと判定された場合には(ステップS117−14=Yes)、ステップS117−15に処理を移行し、「プレミアムリプレイ」には当選していないと判定された場合には(ステップS117−14=No)、ステップS117−17に処理を移行する。
(ステップS117−15)
ステップS117−15において、メインCPU301は、演出用第3ウェイトタイマをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、待ち時間としてレジスタに、演出用第3ウェイトタイマの値をセットする処理を行う。そして、ステップS117−15の処理が終了すると、ステップS117−17に処理を移行する。
(ステップS117−17)
ステップS117−17において、メインCPU301は、タイマループ処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記待ち時間としてレジスタにセットした演出用第3ウェイトタイマの値に対応する待ち時間が経過するまで次の処理への移行を待つ。そして、ステップS117−17の処理が終了すると、ステップS117−18に処理を移行する。
(ステップS117−18)
ステップS117−18において、メインCPU301は、後で図71を用いて詳述するBB作動終了確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB状態の終了条件が成立したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS117−18の処理が終了すると、ステップS117−19に処理を移行する。
(ステップS117−19)
ステップS117−19において、メインCPU301は、BB作動終了であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記BB作動終了確認処理で設定されたキャリーフラグの値が、BB作動終了であることを示す「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB作動終了であると判定された場合には(ステップS117−19=Yes)、ステップS117−20に処理を移行し、BB作動終了ではない(通常中も含む)と判定された場合には(ステップS117−19=No)、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS117−20)
ステップS117−20において、メインCPU301は、BB終了時RWM初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BB作動状態の値や、BB獲得枚数カウンタの値といった、メインRAM303の所定の領域の値をクリアする処理を行う。そして、ステップS117−20の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ボーナス表示時処理)
次に、図70に基づいて、図69のステップS117−2の処理により行われるボーナス表示時処理についての説明を行う。なお、図70はボーナス表示時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−2−1)
ステップS117−2−1において、メインCPU301は、ボーナス種別をレジスタに取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域に格納されている値を、レジスタに取得する処理を行う。そして、ステップS117−2−1の処理が終了すると、ステップS117−2−2に処理を移行する。
(ステップS117−2−2)
ステップS117−2−2において、メインCPU301は、ボーナス種別格納領域の値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域に、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−2−2の処理が終了すると、ステップS117−2−3に処理を移行する。
(ステップS117−2−3)
ステップS117−2−3において、メインCPU301は、RB揃いであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記取得したボーナス種別の値が、「RB」を示す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、RB揃いであると判定された場合には(ステップS117−2−3=Yes)、ステップS117−2−5に処理を移行し、RB揃いではないと判定された場合には(ステップS117−2−3=No)、ステップS117−2−4に処理を移行する。
(ステップS117−2−4)
ステップS117−2−4において、メインCPU301は、BB作動状態にボーナス種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB作動状態格納領域に、上記レジスタに格納したボーナス種別をセットする処理を行う。そして、ステップS117−2−4の処理が終了すると、ステップS117−2−5に処理を移行する。
(ステップS117−2−5)
ステップS117−2−5において、メインCPU301は、ボーナス表示時設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別格納領域の値により、対応するボーナス表示時設定処理を行う。ここで、ボーナス種別が「BB1」、「BB2」、「BB3」の場合には、第1遊技状態および第2遊技状態にBB一般遊技中を示す値「4」を、今回RT状態にRT2を示す値「2」をセットし、汎用状態管理フラグおよび演出状態第2カウンタの値をクリアし、外部端子板制御フラグに外部信号第1出力ビットおよび第3出力ビットを設定する処理等を行う。また、ボーナス種別が「RB」の場合には、第1遊技状態および第2遊技状態にBB中RBを示す値「6」を、今回RT状態にRT0を示す値「0」をセットし、RB作動回数およびRB入賞回数の値「4」をセットする処理等を行う。そして、ステップS117−2−5の処理が終了すると、ステップS117−2−6に処理を移行する。
(ステップS117−2−6)
ステップS117−2−6において、メインCPU301は、RB作動時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値が、BB中RBを示す値「6」であるか否かを判定する処理を行う。そして、RB作動時であると判定された場合には(ステップS117−2−6=Yes)、ボーナス表示時処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−9に処理を移行し、RB作動時ではないと判定された場合には(ステップS117−2−6=No)、ステップS117−2−7に処理を移行する。
(ステップS117−2−7)
ステップS117−2−7において、メインCPU301は、次回遊技種別として第1役物作動を仮設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、次回遊技種別を設定するため、次回遊技種別用のレジスタに、「第1役物作動」を示す値「4」を仮セットする処理を行う。そして、ステップS117−2−7の処理が終了すると、ステップS117−2−8に処理を移行する。
(ステップS117−2−8)
ステップS117−2−8において、メインCPU301は、遊技種別が「第1通常」、「第2通常」、または、「第1内部中」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、「第1内部中」を示す値「2」以下であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が「第1通常」、「第2通常」、または、「第1内部中」のいずれかであると判定された場合には(ステップS117−2−8=Yes)、ステップS117−2−12に処理を移行し、遊技種別が「第1通常」、「第2通常」、および、「第1内部中」のいずれでもないと判定された場合には(ステップS117−2−8=No)、ステップS117−2−9に処理を移行する。
(ステップS117−2−9)
ステップS117−2−9において、メインCPU301は、次回遊技種別として第2役物作動を仮設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、次回遊技種別を設定するため、次回遊技種別用のレジスタの値を、「第2役物作動」を示す値「5」に仮セットし直す処理を行う。そして、ステップS117−2−9の処理が終了すると、ステップS117−2−10に処理を移行する。
(ステップS117−2−10)
ステップS117−2−10において、メインCPU301は、第3役物作動管理フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第3役物作動管理フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。そして、第3役物作動管理フラグがオンであると判定された場合には(ステップS117−2−10=Yes)、ステップS117−2−11に処理を移行し、第3役物作動管理フラグがオンでないと判定された場合には(ステップS117−2−10=No)、ステップS117−2−12に処理を移行する。
(ステップS117−2−11)
ステップS117−2−11において、メインCPU301は、次回遊技種別として第3役物作動を仮設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、次回遊技種別を設定するため、次回遊技種別用のレジスタの値を、「第3役物作動」を示す値「6」に仮セットし直す処理を行う。そして、ステップS117−2−11の処理が終了すると、ステップS117−2−12に処理を移行する。
(ステップS117−2−12)
ステップS117−2−12において、メインCPU301は、次回遊技種別の値を本設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に、仮設定した次回遊技種別用のレジスタの値を設定する処理を行う。そして、ステップS117−2−12の処理が終了すると、ステップS117−2−13に処理を移行する。
(ステップS117−2−13)
ステップS117−2−13において、メインCPU301は、指示状態種別が「第3指示状態種別」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域の値が、「第3指示状態種別」を示す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、指示状態種別が「第3指示状態種別」であると判定された場合には(ステップS117−2−13=Yes)、ステップS117−2−14に処理を移行し、指示状態種別が「第3指示状態種別」ではないと判定された場合には(ステップS117−2−13=No)、ステップS117−2−17に処理を移行する。
(ステップS117−2−14)
ステップS117−2−14において、メインCPU301は、準備中保護フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている準備中保護フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。そして、準備中保護フラグがオンであると判定された場合には(ステップS117−2−14=Yes)、ステップS117−2−17に処理を移行し、準備中保護フラグがオンでないと判定された場合には(ステップS117−2−14=No)、ステップS117−2−15に処理を移行する。
(ステップS117−2−15)
ステップS117−2−15において、メインCPU301は、指示状態種別に「第1指示状態種別」を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域に、「第1指示状態種別」の値を示す「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS117−2−15の処理が終了すると、ステップS117−2−16に処理を移行する。
(ステップS117−2−16)
ステップS117−2−16において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタの値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタに、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−2−16の処理が終了すると、ステップS117−2−17に処理を移行する。
(ステップS117−2−17)
ステップS117−2−17において、メインCPU301は、準備中保護フラグの値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている準備中保護フラグに、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−2−17の処理が終了すると、ボーナス表示時処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−9に処理を移行する。
(BB作動終了確認処理)
次に、図71に基づいて、図69のステップS117−3の処理により行われるBB作動終了確認処理についての説明を行う。なお、図71はBB作動終了確認処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−3−1)
ステップS117−3−1において、メインCPU301は、キャリーフラグをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、キャリーフラグに、BB作動終了時ではないことを示す値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−3−1の処理が終了すると、ステップS117−3−2に処理を移行する。
(ステップS117−3−2)
ステップS117−3−2において、メインCPU301は、BB作動中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB作動状態格納領域の値が、「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB作動中であると判定された場合には(ステップS117−3−2=Yes)、ステップS117−3−3に処理を移行し、BB作動中ではないと判定された場合には(ステップS117−3−2=No)、BB作動終了確認処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−4に処理を移行する。
(ステップS117−3−3)
ステップS117−3−3において、メインCPU301は、BB払出枚数が「53」枚を超えたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB獲得枚数格納領域の値が、BB終了判定枚数である「53」より大きいか否かを判定する処理を行う。そして、BB払出枚数が「53」枚を超えたと判定された場合には(ステップS117−3−3=Yes)、ステップS117−3−4に処理を移行し、BB払出枚数が「53」枚を超えていないと判定された場合には(ステップS117−3−3=No)、BB作動終了確認処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−4に処理を移行する。
(ステップS117−3−4)
ステップS117−3−4において、メインCPU301は、キャリーフラグをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、キャリーフラグに、BB作動終了時であることを示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−3−4の処理が終了すると、BB作動終了確認処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−4に処理を移行する。
(役物作動中処理)
次に、図72に基づいて、図69のステップS117−7の処理により行われる役物作動中処理についての説明を行う。なお、図72は役物作動中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−7−1)
ステップS117−7−1において、メインCPU301は、RB作動時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値が、BB中RBを示す値「6」であるか否かを判定する処理を行う。そして、RB作動時であると判定された場合には(ステップS117−7−1=Yes)、ステップS117−7−2に処理を移行し、RB作動時ではないと判定された場合には(ステップS117−7−1=No)、役物作動中処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−8に処理を移行する。
(ステップS117−7−2)
ステップS117−7−2において、メインCPU301は、「入賞」したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている獲得枚数カウンタの値(払出枚数)が「0」以外の値であるか否かを判定する処理を行う。そして、「入賞」したと判定された場合には(ステップS117−7−2=Yes)、ステップS117−7−3に処理を移行し、「入賞」していないと判定された場合には(ステップS117−7−2=No)、ステップS117−7−5に処理を移行する。
(ステップS117−7−3)
ステップS117−7−3において、メインCPU301は、RB入賞回数(入賞回数カウンタ)減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−7−3の処理が終了すると、ステップS117−7−4に処理を移行する。
(ステップS117−7−4)
ステップS117−7−4において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−3の入賞回数カウンタの減算処理により、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−7−4=Yes)、ステップS117−7−7に処理を移行し、入賞回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−7−4=No)、ステップS117−7−5に処理を移行する。
(ステップS117−7−5)
ステップS117−7−5において、メインCPU301は、RB作動回数(遊技可能回数カウンタ)減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−7−5の処理が終了すると、ステップS117−7−6に処理を移行する。
(ステップS117−7−6)
ステップS117−7−6において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−5の遊技可能回数カウンタの減算処理により、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、遊技可能回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−7−6=Yes)、ステップS117−7−7に処理を移行し、遊技可能回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−7−6=No)、役物作動中処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−8に処理を移行する。
(ステップS117−7−7)
ステップS117−7−7において、メインCPU301は、RB終了時設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1遊技状態および第2遊技状態にBB一般中を示す値「4」をセットし、RB作動回数(遊技可能回数カウンタ)およびRB入賞回数(入賞回数カウンタ)をクリアする処理等を行う。そして、ステップS117−7−7の処理が終了すると、ステップS117−7−8に処理を移行する。
(ステップS117−7−8)
ステップS117−7−8において、メインCPU301は、出力ポート第6データを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている出力ポート第6データの「第1ビット」をクリアする処理を行う。そして、ステップS117−7−8の処理が終了すると、ステップS117−7−9に処理を移行する。
(ステップS117−7−9)
ステップS117−7−9において、メインCPU301は、役物終了待機時間をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、待ち時間としてレジスタに、役物終了待機時間の値をセットする処理を行う。そして、ステップS117−7−9の処理が終了すると、ステップS117−7−10に処理を移行する。
(ステップS117−7−10)
ステップS117−7−10において、メインCPU301は、タイマ待ち処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記待ち時間としてレジスタにセットした役物終了待機時間の値に対応する待ち時間が経過するまで(ステップS117−7−10=No)次の処理への移行を待つ。そして、ステップS117−7−10の処理が終了する(ステップS117−7−10=YES)と、役物作動中処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−8に処理を移行する。
(RT状態移行処理)
次に、図73に基づいて、図69のステップS117−8の処理により行われるRT状態移行処理についての説明を行う。なお、図73はRT状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−8−1)
ステップS117−8−1において、メインCPU301は、一般遊技状態中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値が、一般遊技状態を示す値「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、一般遊技状態中であると判定された場合には(ステップS117−8−1=Yes)、ステップS117−8−2に処理を移行し、一般遊技状態中ではないと判定された場合には(ステップS117−8−1=No)、RT状態移行処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−9に処理を移行する。
(ステップS117−8−2)
ステップS117−8−2において、メインCPU301は、RT状態移行図柄が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄組み合わせが、RT状態移行図柄であるか否かを判定する処理を行う。すなわち、第1RT遊技状態移行リプレイ、第3RT遊技状態移行リプレイA、第3RT遊技状態移行リプレイB、または、第4RT遊技状態移行リプレイのいずれかが表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、RT状態移行図柄が表示されたと判定された場合には(ステップS117−8−2=Yes)、ステップS117−8−3に処理を移行し、RT状態移行図柄が表示されていないと判定された場合には(ステップS117−8−2=No)、RT状態移行処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−9に処理を移行する。
(ステップS117−8−3)
ステップS117−8−3において、メインCPU301は、RT移行時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、表示された図柄組み合わせに対応するRT種別は、メインRAM303に設けられている前回RT状態格納領域の値と、異なるか否かを判定する処理を行う。そして、RT移行時であると判定された場合には(ステップS117−8−3=Yes)、ステップS117−8−4に処理を移行し、RT移行時ではないと判定された場合には(ステップS117−8−3=No)、RT状態移行処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−9に処理を移行する。
(ステップS117−8−4)
ステップS117−8−4において、メインCPU301は、RT種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている今回RT状態格納領域に、上記表示された図柄組み合わせに対応するRT種別を設定する処理を行う。そして、ステップS117−8−4の処理が終了すると、RT状態移行処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−9に処理を移行する。
(指示遊技状態管理B処理)
次に、図74〜図76に基づいて、図69のステップS117−9の処理により行われる指示遊技状態管理B処理についての説明を行う。なお、図74〜図76は指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−9−1)
ステップS117−9−1において、メインCPU301は、遊技種別が「第1通常」または「第2通常」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、「第2通常」を示す値「1」以下であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が「第1通常」または「第2通常」であると判定された場合には(ステップS117−9−1=Yes)、ステップS117−9−2に処理を移行し、遊技種別が「第1通常」および「第2通常」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−1=No)、ステップS117−9−4に処理を移行する。
(ステップS117−9−2)
ステップS117−9−2において、メインCPU301は、前回RT状態が「第4RT」で今回RT状態が「第1RT」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前回RT状態格納領域の値が、「第4RT」を示す値「4」で、かつ、今回RT状態格納領域の値が、「第1RT」を示す値「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、前回RT状態が「第4RT」で今回RT状態が「第1RT」であると判定された場合には(ステップS117−9−2=Yes)、ステップS117−9−3に処理を移行し、前回RT状態が「第4RT」ではないか、今回RT状態が「第1RT」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−2=No)、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−3)
ステップS117−9−3において、メインCPU301は、通常状態移行時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に、「第1通常」を示す値「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−3の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−4)
ステップS117−9−4において、メインCPU301は、遊技種別が「第1内部中」または「第2内部中」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、「第2内部中」を示す値「3」以下であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が「第1内部中」または「第2内部中」であると判定された場合には(ステップS117−9−4=Yes)、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行し、遊技種別が「第1内部中」および「第2内部中」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−4=No)、ステップS117−9−5に処理を移行する。
(ステップS117−9−5)
ステップS117−9−5において、メインCPU301は、遊技種別が「第1役物作動」または「第2役物作動」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、「第2役物作動」を示す値「5」以下であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が「第1役物作動」または「第2役物作動」であると判定された場合には(ステップS117−9−5=Yes)、ステップS117−9−6に処理を移行し、遊技種別が「第1役物作動」および「第2役物作動」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−5=No)、ステップS117−9−7に処理を移行する。
(ステップS117−9−6)
ステップS117−9−6において、メインCPU301は、後で図77、図78を用いて詳述するボーナス終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ボーナス終了時の各種設定処理等を行う。そして、ステップS117−9−6の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−7)
ステップS117−9−7において、メインCPU301は、遊技種別が「第3役物作動」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、「第3役物作動」を示す値「6」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が「第3役物作動」であると判定された場合には(ステップS117−9−7=Yes)、ステップS117−9−30に処理を移行し、遊技種別が「第3役物作動」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−7=No)、ステップS117−9−8に処理を移行する。
(ステップS117−9−8)
ステップS117−9−8において、メインCPU301は、遊技種別が「第4指示遊技」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、「第4指示遊技」を示す値「10」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が「第4指示遊技」であると判定された場合には(ステップS117−9−8=Yes)、ステップS117−9−21に処理を移行し、遊技種別が「第4指示遊技」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−8=No)、ステップS117−9−9に処理を移行する。
(ステップS117−9−9)
ステップS117−9−9において、メインCPU301は、前回RT状態が「第2RT」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前回RT状態格納領域の値が、「第2RT」を示す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、前回RT状態が「第2RT」であると判定された場合には(ステップS117−9−9=Yes)、ステップS117−9−10に処理を移行し、前回RT状態が「第2RT」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−9=No)、ステップS117−9−12に処理を移行する。
(ステップS117−9−10)
ステップS117−9−10において、メインCPU301は、今回RT状態が「第3RT」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている今回RT状態格納領域の値が、「第3RT」を示す値「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、今回RT状態が「第3RT」であると判定された場合には(ステップS117−9−10=Yes)、ステップS117−9−11に処理を移行し、今回RT状態が「第3RT」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−10=No)、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−11)
ステップS117−9−11において、メインCPU301は、後で図79を用いて詳述する指示遊技開始時判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技の開始時判定処理等を行う。そして、ステップS117−9−11の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−12)
ステップS117−9−12において、メインCPU301は、第2指示遊技終了処理移行時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値が「第3遊技状態」を示す値「0」で、かつ、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2指示遊技終了処理移行時であると判定された場合には(ステップS117−9−12=Yes)、ステップS117−9−13に処理を移行し、第2指示遊技終了処理移行時ではないと判定された場合には(ステップS117−9−12=No)、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−13)
ステップS117−9−13において、メインCPU301は、外部端子板制御フラグの値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている外部端子板制御フラグに「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9−13の処理が終了すると、ステップS117−9−14に処理を移行する。
(ステップS117−9−14)
ステップS117−9−14において、メインCPU301は、対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段のサブ用データ減算確認処理における減算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−14の処理が終了すると、ステップS117−9−15に処理を移行する。
(ステップS117−9−15)
ステップS117−9−15において、メインCPU301は、前述のサブ用データ減算確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの減算処理および減算後の更新値の確認処理等を行う。そして、ステップS117−9−15の処理が終了すると、ステップS117−9−16に処理を移行する。
(ステップS117−9−16)
ステップS117−9−16において、メインCPU301は、第2指示遊技第2残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記減算処理の結果、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第2残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2指示遊技第2残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−9−16=Yes)、ステップS117−9−17に処理を移行し、第2指示遊技第2残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−16=No)、ステップS117−9−20に処理を移行する。
(ステップS117−9−17)
ステップS117−9−17において、メインCPU301は、指示遊技終了時設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に「第2通常」を示す値「1」をセットし、指示遊技管理種別格納領域および指示遊技フラグの値をクリアする処理等を行う。そして、ステップS117−9−17の処理が終了すると、ステップS117−9−18に処理を移行する。
(ステップS117−9−18)
ステップS117−9−18において、メインCPU301は、第1RT作動時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている今回RT状態格納領域の値が「第2RT」を示す値「2」未満であるか否かを判定する処理を行う。そして、第1RT作動時であると判定された場合には(ステップS117−9−18=Yes)、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行し、第1RT作動時ではないと判定された場合には(ステップS117−9−18=No)、ステップS117−9−19に処理を移行する。
(ステップS117−9−19)
ステップS117−9−19において、メインCPU301は、通常状態移行時処理を行う。具体的には、「第1通常」を示す値「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−19の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−20)
ステップS117−9−20において、メインCPU301は、前述の指示遊技初期設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技の初期設定処理等を行う。そして、ステップS117−9−20の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−21)
ステップS117−9−21において、メインCPU301は、第4指示遊技処理実行時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1遊技状態格納領域の値が「一般中」を表す値「0」で、かつ、第4指示遊技第1残カウンタの値「0」あるか否かを判定する処理を行う。そして、第4指示遊技処理実行時であると判定された場合には(ステップS117−9−21=Yes)、ステップS117−9−22に処理を移行し、第4指示遊技処理実行時ではないと判定された場合には(ステップS117−9−21=No)、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−22)
ステップS117−9−22において、メインCPU301は、第4指示遊技管理フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技管理フラグ値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第4指示遊技管理フラグがオンであると判定された場合には(ステップS117−9−22=Yes)、ステップS117−9−25に処理を移行し、第4指示遊技管理フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS117−9−22=No)、ステップS117−9−23に処理を移行する。
(ステップS117−9−23)
ステップS117−9−23において、メインCPU301は、第5指示遊技第1残カウンタが「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第5指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第5指示遊技第1残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−9−23=Yes)、ステップS117−9−24に処理を移行し、第5指示遊技第1残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−23=No)、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−24)
ステップS117−9−24において、メインCPU301は、第4指示遊技終了時設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示状態種別格納領域に「第1指示状態種別」(ART通常)を示す値「0」をセットし、次回遊技種別格納領域に「第2指示遊技」を示す値「8」をセットし、第2指示遊技第1残カウンタに第2指示遊技時規定数を示す値「40」をセットする処理等を行う。そして、ステップS117−9−24の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−25)
ステップS117−9−25において、メインCPU301は、第4指示遊技第1残カウンタの値を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技第1残カウンタに第4指示遊技時規定数を示す値「10」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9−25の処理が終了すると、ステップS117−9−26に処理を移行する。
(ステップS117−9−26)
ステップS117−9−26において、メインCPU301は、第4指示遊技管理フラグをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技管理フラグに「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9−26の処理が終了すると、ステップS117−9−27に処理を移行する。
(ステップS117−9−27)
ステップS117−9−27において、メインCPU301は、対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算対象の残カウンタとして第5指示遊技第1残カウンタおよび第5指示遊技第2残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−27の処理が終了すると、ステップS117−9−28に処理を移行する。
(ステップS117−9−28)
ステップS117−9−28において、メインCPU301は、加算数を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9−28の処理が終了すると、ステップS117−9−29に処理を移行する。
(ステップS117−9−29)
ステップS117−9−29において、メインCPU301は、前述した加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS117−9−29の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−30)
ステップS117−9−30において、メインCPU301は、BB払出枚数が「53」枚を超えたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB獲得枚数格納領域の値が、BB終了判定枚数である「53」より大きいか否かを判定する処理を行う。そして、BB払出枚数が「53」枚を超えたと判定された場合には(ステップS117−9−30=Yes)、ステップS117−9−31に処理を移行し、BB払出枚数が「53」枚を超えていないと判定された場合には(ステップS117−9−30=No)、ステップS117−9−36に処理を移行する。
(ステップS117−9−31)
ステップS117−9−31において、メインCPU301は、第4指示遊技第1残カウンタの値を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第4指示遊技第1残カウンタに第4指示遊技時規定数を示す値「10」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9−31の処理が終了すると、ステップS117−9−32に処理を移行する。
(ステップS117−9−32)
ステップS117−9−32において、メインCPU301は、汎用状態管理フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている汎用状態管理フラグの値が、「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、汎用状態管理フラグがオンであると判定された場合には(ステップS117−9−32=Yes)、ステップS117−9−36に処理を移行し、汎用状態管理フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS117−9−32=No)、ステップS117−9−33に処理を移行する。
(ステップS117−9−33)
ステップS117−9−33において、メインCPU301は、対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算対象の残カウンタとして第5指示遊技第1残カウンタおよび第5指示遊技第2残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−33の処理が終了すると、ステップS117−9−34に処理を移行する。
(ステップS117−9−34)
ステップS117−9−34において、メインCPU301は、加算数を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として、第5指示遊技残カウンタ設定数である「5」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9−34の処理が終了すると、ステップS117−9−35に処理を移行する。
(ステップS117−9−35)
ステップS117−9−35において、メインCPU301は、前述した加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS117−9−35の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、ステップS117−9−36に処理を移行する。
(ステップS117−9−36)
ステップS117−9−36において、メインCPU301は、後で図77、図78を用いて詳述するボーナス終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ボーナス終了時の各種設定処理等を行う。そして、ステップS117−9−36の処理が終了すると、指示遊技状態管理B処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS117−10に処理を移行する。
(ボーナス終了時処理)
次に、図77、図78に基づいて、図74のステップS117−9−6の処理等により行われるボーナス終了時処理についての説明を行う。なお、図77はボーナス終了時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−9−6−1)
ステップS117−9−6−1において、メインCPU301は、BB払出枚数が「53」枚を超えたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB獲得枚数格納領域の値が、BB終了判定枚数である「53」より大きいか否かを判定する処理を行う。そして、BB払出枚数が「53」枚を超えたと判定された場合には(ステップS117−9−6−1=Yes)、ステップS117−9−6−2に処理を移行し、BB払出枚数が「53」枚を超えていないと判定された場合には(ステップS117−9−6−1=No)、ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS117−9−6−2)
ステップS117−9−6−2において、メインCPU301は、遊技種別が「第1役物作動」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技種別格納領域の値が、「第1役物作動」を示す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技種別が「第1役物作動」であると判定された場合には(ステップS117−9−6−2=Yes)、ステップS117−9−6−3に処理を移行し、遊技種別が「第1役物作動」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−6−2=No)、ステップS117−9−6−13に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−3)
ステップS117−9−6−3において、メインCPU301は、残カウンタ加算数をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、残カウンタ加算数を設定するために使用する残カウンタ加算数用レジスタの値をクリアする処理を行う。そして、ステップS117−9−6−3の処理が終了すると、ステップS117−9−6−4に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−4)
ステップS117−9−6−4において、メインCPU301は、通常遊技数カウンタの値が通常遊技最大数の値を超えたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている通常遊技数カウンタの値が、通常遊技最大数(天井ゲーム数)である「777」より大きいか否かを判定する処理を行う。そして、通常遊技数カウンタの値が通常遊技最大数の値を超えたと判定された場合には(ステップS117−9−6−4=Yes)、ステップS117−9−6−5に処理を移行し、通常遊技数カウンタの値が通常遊技最大数の値を超えていないと判定された場合には(ステップS117−9−6−4=No)、ステップS117−9−6−6に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−5)
ステップS117−9−6−5において、メインCPU301は、残カウンタ加算数を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、残カウンタ加算数用レジスタの値に、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−5の処理が終了すると、ステップS117−9−6−6に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−6)
ステップS117−9−6−6において、メインCPU301は、演出状態第3カウンタの値がボーナス回数カウント規定数を超えたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第3カウンタの値が、ボーナス回数カウント規定数の値である「10」より大きいか否かを判定する処理を行う。そして、演出状態第3カウンタの値がボーナス回数カウント規定数を超えたと判定された場合には(ステップS117−9−6−6=Yes)、ステップS117−9−6−7に処理を移行し、演出状態第3カウンタの値がボーナス回数カウント規定数を超えていないと判定された場合には(ステップS117−9−6−6=No)、ステップS117−9−6−8に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−7)
ステップS117−9−6−7において、メインCPU301は、残カウンタ加算数を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、残カウンタ加算数用レジスタの値に、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−7の処理が終了すると、ステップS117−9−6−8に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−8)
ステップS117−9−6−8において、メインCPU301は、入賞役カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞役カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、入賞役カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−9−6−8=Yes)、ステップS117−9−6−9に処理を移行し、入賞役カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−6−8=No)、ステップS117−9−6−11に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−9)
ステップS117−9−6−9において、メインCPU301は、残カウンタ加算数を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、残カウンタ加算数用レジスタの値に、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−9の処理が終了すると、ステップS117−9−6−10に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−10)
ステップS117−9−6−10において、メインCPU301は、前述した入賞役カウンタ抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、入賞役カウンタ(チャンスリプレイ天井回数)に設定する値を抽選する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−10の処理が終了すると、ステップS117−9−6−11に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−11)
ステップS117−9−6−11において、メインCPU301は、対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算対象の残カウンタとして第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−11の処理が終了すると、ステップS117−9−6−12に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−12)
ステップS117−9−6−12において、メインCPU301は、前述した加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS117−9−6−12の処理が終了すると、ステップS117−9−6−13に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−13)
ステップS117−9−6−13において、メインCPU301は、前回RT状態が「第2RT」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前回RT状態格納領域の値が、「第2RT」を示す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、前回RT状態が「第2RT」であると判定された場合には(ステップS117−9−6−13=Yes)、ステップS117−9−6−14に処理を移行し、前回RT状態が「第2RT」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−6−13=No)、ステップS117−9−6−23に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−14)
ステップS117−9−6−14において、メインCPU301は、演出状態第3カウンタの値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第3カウンタに、「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−14の処理が終了すると、ステップS117−9−6−15に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−15)
ステップS117−9−6−15において、メインCPU301は、残カウンタ加算数を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算数として第2RT移行時設定数である「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−9−6−15の処理が終了すると、ステップS117−9−6−16に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−16)
ステップS117−9−6−16において、メインCPU301は、対象残カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後段の加算上限確認処理における加算対象の残カウンタとして、第2指示遊技第2残カウンタおよび第2指示遊技第3残カウンタを設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−16の処理が終了すると、ステップS117−9−6−17に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−17)
ステップS117−9−6−17において、メインCPU301は、前述した加算上限確認処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、設定された残カウンタの加算処理および加算後の上限値の確認処理等を行う。そして、ステップS117−9−6−17の処理が終了すると、ステップS117−9−6−18に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−18)
ステップS117−9−6−18において、メインCPU301は、次回遊技種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に、「第1指示遊技」を示す値「7」を設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−18の処理が終了すると、ステップS117−9−6−19に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−19)
ステップS117−9−6−19において、メインCPU301は、第2指示遊技第1残カウンタが「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−9−6−19=Yes)、ステップS117−9−6−20に処理を移行し、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−6−19=No)、ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS117−9−6−20)
ステップS117−9−6−20において、メインCPU301は、指示遊技フラグがオンであるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示遊技フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。そして、指示遊技フラグがオンであると判定された場合には(ステップS117−9−6−20=Yes)、ステップS117−9−6−22に処理を移行し、指示遊技フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS117−9−6−20=No)、ステップS117−9−6−21に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−21)
ステップS117−9−6−21において、メインCPU301は、前述した指示状態変数抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示状態変数(モード)の抽選処理等を行う。そして、ステップS117−9−6−21の処理が終了すると、ステップS117−9−6−22に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−22)
ステップS117−9−6−22において、メインCPU301は、前述した指示遊技管理種別抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技管理種別の抽選処理等を行う。そして、ステップS117−9−6−22の処理が終了すると、ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS117−9−6−23)
ステップS117−9−6−23において、メインCPU301は、第2指示遊技第2残カウンタが「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−9−6−23=Yes)、ステップS117−9−6−25に処理を移行し、第2指示遊技第1残カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−9−6−23=No)、ステップS117−9−6−24に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−24)
ステップS117−9−6−24において、メインCPU301は、後で図79を用いて詳述する指示遊技開始時判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技の開始時判定処理、指示遊技初期設定処理等を行う。そして、ステップS117−9−6−24の処理が終了すると、ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS117−9−6−25)
ステップS117−9−6−25において、メインCPU301は、次回遊技種別を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている次回遊技種別格納領域に、「第1通常」を示す値「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−25の処理が終了すると、ステップS117−9−6−26に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−26)
ステップS117−9−6−26において、メインCPU301は、演出状態第3カウンタの加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出状態第3カウンタの値に、「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS117−9−6−26の処理が終了すると、ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了する。
(指示遊技開始時判定処理)
次に、図79に基づいて、図78のステップS117−9−6−24の処理により行われる指示遊技開始時判定処理についての説明を行う。なお、図79は指示遊技開始時判定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−9−6−24−1)
ステップS117−9−6−24−1において、メインCPU301は、指示遊技フラグがオフであるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている指示遊技フラグがオフであるか否かを判定する処理を行う。そして、指示遊技フラグがオフであると判定された場合には(ステップS117−9−6−24−1=Yes)、ステップS117−9−6−24−2に処理を移行し、指示遊技フラグがオフではないと判定された場合には(ステップS117−9−6−24−1=No)、ステップS117−9−6−24−3に処理を移行する。
(ステップS117−9−6−24−2)
ステップS117−9−6−24−2において、メインCPU301は、前述した指示遊技種別判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技種別移行時設定処理等を行う。そして、ステップS117−9−6−24−2の処理が終了すると、指示遊技開始時判定処理のサブルーチンを終了する。
(ステップS117−9−6−24−3)
ステップS117−9−6−24−3において、メインCPU301は、前述の指示遊技初期設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、指示遊技の初期設定処理等を行う。そして、ステップS117−9−6−24−3の処理が終了すると、指示遊技開始時判定処理のサブルーチンを終了する。
(割込処理)
次に、図80に基づいて、割込処理についての説明を行う。ここで、割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS201)
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
(ステップS202)
ステップS202において、メインCPU301は、入力ポート読込処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200から各種信号を受信する処理を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
(ステップS203)
ステップS203において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、最小遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
(ステップS204)
ステップS204において、メインCPU301は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール番号の初期値として右リール20に対応する「3」をセットし、リール番号「3」に対応する右ステッピングモータ153を駆動することにより、右リール20の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「2」に対応する中ステッピングモータ152を駆動することにより、中リール19の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「1」に対応する左ステッピングモータ151を駆動することにより、左リール18の回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
(ステップS205)
ステップS205において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板30の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
(ステップS206)
ステップS206において、メインCPU301は、後で図81を用いて詳述するLED表示処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16の表示データを作成する処理を行い、当該作成された表示データに基づいて、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16を制御する処理等を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
(ステップS207)
ステップS207において、メインCPU301は、制御コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、操作可能なボタン(左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13、MAXBETボタン8)の情報等を有するコマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理等を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
(ステップS208)
ステップS208において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して、各種信号を送信する処理を行う。そして、ステップS208の処理が終了すると、ステップS209に処理を移行する。
(ステップS209)
ステップS209において、メインCPU301は、入力エラーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、各種のエラーチェックコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、ステップS210に処理を移行する。
(ステップS210)
ステップS210において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS210の処理が終了すると、割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
(LED表示処理)
次に、図81に基づいて、図80のステップS206の処理により行われるLED表示処理についての説明を行う。なお、図81はLED表示処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS206−1)
ステップS206−1において、メインCPU301は、貯留枚数表示器データの作成時であるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、貯留枚数表示器データの作成時であると判定された場合には(ステップS206−1=Yes)、ステップS206−2に処理を移行し、貯留枚数表示器データの作成時ではないと判定された場合には(ステップS206−1=No)、ステップS206−3に処理を移行する。
(ステップS206−2)
ステップS206−2において、メインCPU301は、貯留枚数表示器用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、貯留枚数表示器15の表示データ(貯留枚数表示器15から出力させるLEDデータ)を作成する処理を行う。そして、ステップS206−2の処理が終了すると、ステップS206−6に処理を移行する。
(ステップS206−3)
ステップS206−3において、メインCPU301は、払出枚数表示器データの作成時であるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、払出枚数表示器データの作成時であると判定された場合には(ステップS206−3=Yes)、ステップS206−4に処理を移行し、払出枚数表示器データの作成時ではないと判定された場合には(ステップS206−3=No)、ステップS206−5に処理を移行する。
(ステップS206−4)
ステップS206−4において、メインCPU301は、後で図82を用いて詳述する払出枚数表示器用LEDデータ作成処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16の表示データ(払出枚数表示器16から出力させるLEDデータ)を作成する処理を行う。そして、ステップS206−4の処理が終了すると、ステップS206−6に処理を移行する。
(ステップS206−5)
ステップS206−5において、メインCPU301は、各種LEDデータ作成処理を行う。そして、ステップS206−5の処理が終了すると、ステップS206−6に処理を移行する。
(ステップS206−6)
ステップS206−6において、メインCPU301は、LEDデータ出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記作成された表示データに基づいて、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16等に対するデータ出力の制御処理を行う。そして、ステップS206−6の処理が終了すると、LED表示処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS207に処理を移行する。
(払出枚数表示器用LEDデータ作成処理)
次に、図82に基づいて、図81のステップS206−4の処理により行われる払出枚数表示器用LEDデータ作成処理についての説明を行う。なお、図82は払出枚数表示器用LEDデータ作成処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS206−4−1)
ステップS206−4−1において、メインCPU301は、指示情報表示用LEDデータ作成要求があるか否かを判定する処理を行う。そして、メインCPU301は、指示情報表示用LEDデータの作成要求があると判定された場合には(ステップS206−4−1=Yes)、ステップS206−4−2に処理を移行し、指示情報表示用LEDデータの作成要求がないと判定された場合には(ステップS206−4−1=No)、ステップS206−4−3に処理を移行する。
(ステップS206−4−2)
ステップS206−4−2において、メインCPU301は、指示情報表示用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「指示表示形態」で指定されているデータを、「7セグLEDセグメント」出力用データに変換し、払出枚数表示器16の表示データを作成する処理を行う。そして、ステップS206−4−2の処理が終了すると、払出枚数表示器用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−6に処理を移行する。
(ステップS206−4−3)
ステップS206−4−3において、メインCPU301は、払出枚数表示用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、獲得枚数カウンタに指定されているデータを、「7セグLEDセグメント」出力用データに変換し、払出枚数表示器16の表示データを作成する処理を行う。そして、ステップS206−4−3の処理が終了すると、払出枚数表示器用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−6に処理を移行する。
(サブ制御基板におけるメイン処理)
次に、図83に基づいて、サブ制御基板におけるメイン処理についての説明を行う。
(ステップS301)
ステップS301において、サブCPU401は、初期化処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403のエラーをチェックする処理等を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
(ステップS302)
ステップS302において、サブCPU401は、後で図84を用いて詳述するメイン制御基板通信処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドを解析する処理等を行う。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
(ステップS303)
ステップS303において、サブCPU401は、サウンド制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−3のサウンドデータ決定処理により決定されたサウンドデータに基づいて、スピーカ33から音声を出力する処理を行う。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
(ステップS304)
ステップS304において、サブCPU401は、LED制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−2のLEDデータ決定処理により決定されたLEDデータに基づいて、LED32の制御を行う。そして、ステップS304の処理が終了すると、ステップS305に処理を移行する。
(ステップS305)
ステップS305において、サブCPU401は、画像制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−4の画像データ決定処理により決定された画像データに基づいて、液晶表示装置31の制御を行う。そして、ステップS305の処理が終了すると、ステップS306に処理を移行する。
(ステップS306)
ステップS306において、サブCPU401は、各種スイッチ検出時処理を行う。具体的には、サブCPU401は、演出ボタンセンサ21sが演出ボタン21の操作を検出した場合や、十字キーセンサ22sが十字キー22の操作を検出した場合に所定の処理を実行する処理を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
(メイン制御基板通信処理)
次に、図84に基づいて、図83のステップS302の処理により行われるメイン制御基板通信処理についての説明を行う。なお、図84はメイン制御基板通信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−1)
ステップS302−1において、サブCPU401は、異なるコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが前回受信したコマンドと異なるコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、異なるコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−1=Yes)、ステップS302−2に処理を移行し、異なるコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−1=No)、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
(ステップS302−2)
ステップS302−2において、サブCPU401は、遊技情報格納処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前回送信されたコマンドと異なるコマンドに基づいて、遊技情報を作成し、サブRAM403の所定の格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS302−2の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
(ステップS302−3)
ステップS302−3において、サブCPU401は、後で図85を用いて詳述するコマンド解析処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、ステップS302−2の処理により格納した遊技情報に基づいた処理を実行する。そして、ステップS302−3の処理が終了すると、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
(コマンド解析処理)
次に、図85に基づいて、図84のステップS302−3の処理により行われるコマンド解析処理についての説明を行う。なお、図85はコマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−3−1)
ステップS302−3−1において、サブCPU401は、後で図86を用いて詳述するコマンド別処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドに応じた処理を行う。そして、ステップS302−3−1の処理が終了すると、ステップS302−3−2に処理を移行する。
(ステップS302−3−2)
ステップS302−3−2において、サブCPU401は、LEDデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述するサブ演出決定処理により決定された演出に対応するLEDデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−2の処理が終了すると、ステップS302−3−3に処理を移行する。
(ステップS302−3−3)
ステップS302−3−3において、サブCPU401は、サウンドデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述するサブ演出決定処理により決定された演出に対応するサウンドデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−3の処理が終了すると、ステップS302−3−4に処理を移行する。
(ステップS302−3−4)
ステップS302−3−4において、サブCPU401は、画像データ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述するサブ演出決定処理により決定された演出に対応する画像データを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−4の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
(コマンド別処理)
次に、図86に基づいて、図85のステップS302−3−1の処理により行われるコマンド別処理についての説明を行う。なお、図86はコマンド別処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−3−1−1)
ステップS302−3−1−1において、サブCPU401は、信頼度コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが信頼度コマンドであるか否かを判定する処理を行う。なお、前述したように、この信頼度コマンドには、第2遊技状態の情報が含まれている。そして、受信したコマンドが信頼度コマンドであると判定された場合には(ステップS302−3−1−1=Yes)、ステップS302−3−1−2に処理を移行し、受信したコマンドが当選エリアコマンドではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−1=No)、ステップS302−3−1−3に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2)
ステップS302−3−1−2において、サブCPU401は、後で図87を用いて詳述する第2遊技状態受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から信頼度コマンドと、停止制御番号の情報に応じた処理等を行う。そして、ステップS302−3−1−2の処理が終了すると、ステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−3)
ステップS302−3−1−3において、サブCPU401は、表示コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが表示コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、受信したコマンドが表示コマンドであると判定された場合には(ステップS302−3−1−3=Yes)、ステップS302−3−1−4に処理を移行し、受信したコマンドが表示コマンドではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−3=No)、ステップS302−3−1−7に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−4)
ステップS302−3−1−4において、サブCPU401は、後で図88を用いて詳述する表示コマンド受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信した表示コマンドと、「状態」と、停止制御番号の情報に応じた処理等を行う。そして、ステップS302−3−1−4の処理が終了すると、ステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−7)
ステップS302−3−1−7において、サブCPU401は、受信したコマンドに対応するコマンド受信時処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドに応じた処理を行う。例えば、サブCPU401は、メイン制御基板300から状態コマンドを受信した際には、状態コマンドに含まれる情報により特定される「状態」に対応する値を、サブRAM403の状態格納領域に格納する。そして、ステップS302−3−1−7の処理が終了すると、ステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8)
ステップS302−3−1−8において、サブCPU401は、後で図89を用いて詳述するサブ演出決定処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドに基づいて、設定されている演出決定テーブル、表示操作順序の指定情報等に基づいて、液晶表示装置31等により実行される演出を決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−8の処理が終了すると、コマンド別処理のサブルーチンを終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
(第2遊技状態受信時処理)
次に、図87に基づいて、図86のステップS302−3−1−2の処理により行われる第2遊技状態受信時処理についての説明を行う。なお、図87は第2遊技状態受信時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−3−1−2−11)
ステップS302−3−1−2−11において、サブCPU401は、第2遊技状態が「BB内部中」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、受信した信頼度コマンドの情報に基づいて、第2遊技状態の値が「BB内部中」を示す値「7」であるか否かを判定する処理を行う。すなわち、サブCPU401は、メインCPU301によって「BB1」、「BB2」、「BB3」が丸められた「BB内部中」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2遊技状態が「BB内部中」であると判定された場合には(ステップS302−3−1−2−11=Yes)、ステップS302−3−1−2−12に処理を移行し、第2遊技状態の値が「BB内部中」ではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−2−11=No)、ステップS302−3−1−2−15に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−12)
ステップS302−3−1−2−12において、サブCPU401は、ボーナス報知済みフラグがオフであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス報知済みフラグが、オフであるか否かを判定する処理を行う。すなわち、サブCPU401は、ボーナス報知演出をまだ行っていないか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナス報知済みフラグがオフであると判定された場合には(ステップS302−3−1−2−12=Yes)、ステップS302−3−1−2−13に処理を移行し、ボーナス報知済みフラグがオフではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−2−12=No)、ステップS302−3−1−2−14に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−13)
ステップS302−3−1−2−13において、サブCPU401は、ボーナス未報知用演出決定テーブルを設定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前述のコマンド別処理のステップS302−3−1−8におけるサブ演出決定処理において用いる演出決定テーブルとして、ボーナス未報知用演出決定テーブルを設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−2−13の処理が終了すると、第2遊技状態受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−14)
ステップS302−3−1−2−14において、サブCPU401は、ボーナス報知済み用演出決定テーブルを設定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前述のコマンド別処理のステップS302−3−1−8におけるサブ演出決定処理において用いる演出決定テーブルとして、ボーナス報知済み用演出決定テーブルを設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−2−14の処理が終了すると、第2遊技状態受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−15)
ステップS302−3−1−2−15において、サブCPU401は、第2遊技状態が「BB1」、「BB2」、「BB3」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、受信した信頼度コマンドの情報に基づいて、第2遊技状態の値が「BB1」を示す値「1」、「BB2」を示す値「2」、「BB3」を示す値「3」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、第2遊技状態が「BB1」、「BB2」、「BB3」のいずれかであると判定された場合には(ステップS302−3−1−2−15=Yes)、ステップS302−3−1−2−16に処理を移行し、第2遊技状態の値が「BB1」、「BB2」、「BB3」のいずれでもないと判定された場合には(ステップS302−3−1−2−15=No)、ステップS302−3−1−2−19に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−16)
ステップS302−3−1−2−16において、サブCPU401は、ボーナス種類報知済みフラグがオフであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス種類報知済みフラグが、オフであるか否かを判定する処理を行う。すなわち、サブCPU401は、ボーナス種類報知演出をまだ行っていないか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナス種類報知済みフラグがオフであると判定された場合には(ステップS302−3−1−2−16=Yes)、ステップS302−3−1−2−17に処理を移行し、ボーナス種類報知済みフラグがオフではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−2−16=No)、ステップS302−3−1−2−18に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−17)
ステップS302−3−1−2−17において、サブCPU401は、ボーナス種類未報知用演出決定テーブルを設定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前述のコマンド別処理のステップS302−3−1−8におけるサブ演出決定処理において用いる演出決定テーブルとして、ボーナス種類未報知用演出決定テーブルを設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−2−17の処理が終了すると、第2遊技状態受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−18)
ステップS302−3−1−2−18において、サブCPU401は、ボーナス種類報知済み用演出決定テーブルを設定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前述のコマンド別処理のステップS302−3−1−8におけるサブ演出決定処理において用いる演出決定テーブルとして、ボーナス種類報知済み用演出決定テーブルを設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−2−18の処理が終了すると、第2遊技状態受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−19)
ステップS302−3−1−2−19において、サブCPU401は、各状態に対応する演出決定テーブルを設定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前述のコマンド別処理のステップS302−3−1−8におけるサブ演出決定処理において用いる演出決定テーブルとして、状態に応じて所定の演出決定テーブルを選択し、設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−2−19の処理が終了すると、第2遊技状態受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(表示コマンド受信時処理)
次に、図88に基づいて、図86のステップS302−3−1−4の処理により行われる表示コマンド受信時処理についての説明を行う。なお、図88は表示コマンド受信時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−3−1−4−1)
ステップS302−3−1−4−1において、サブCPU401は、「BBに係る図柄表示」を示す表示コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信した表示コマンドが、「BBに係る図柄表示」を示す表示コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、受信したコマンドが「BBに係る図柄表示」を示す表示コマンドであると判定された場合には(ステップS302−3−1−4−1=Yes)、ステップS302−3−1−4−2に処理を移行し、受信したコマンドが「BBに係る図柄表示」を示す表示コマンドではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−4−1=No)、ステップS302−3−1−4−3に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−4−2)
ステップS302−3−1−4−2において、サブCPU401は、ボーナス報知済みフラグ、および、ボーナス種類報知済みフラグをオフとする処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス報知済みフラグをオフに設定するとともに、サブRAM403に設けられているボーナス種類報知済みフラグをオフに設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−4−2の処理が終了すると、ステップS302−3−1−4−3に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−4−3)
ステップS302−3−1−4−3において、サブCPU401は、受信した表示コマンドに対応するコマンド受信時処理を行う。そして、ステップS302−3−1−4−3の処理が終了すると、表示コマンド受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(サブ演出決定処理)
次に、図89に基づいて、図86のステップS302−3−1−8の処理により行われるサブ演出決定処理についての説明を行う。なお、図89はサブ演出決定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−3−1−8−1)
ステップS302−3−1−8−1において、サブCPU401は、設定された演出決定テーブルに基づいて、演出(サブ演出)を決定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前述した第2遊技状態受信時処理等で設定したサブROM402に設けられた演出決定テーブルに基づいて、液晶表示装置31に表示する等の演出を決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−8−1の処理が終了すると、ステップS302−3−1−8−2に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8−2)
ステップS302−3−1−8−2において、サブCPU401は、信頼度コマンドの受信時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが信頼度コマンドであったか否かを判定する処理を行う。そして、信頼度コマンドの受信時であると判定された場合には(ステップS302−3−1−8−2=Yes)、ステップS302−3−1−8−3に処理を移行し、信頼度コマンドの受信時ではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−8−2=No)、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のサブルーチンも終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8−3)
ステップS302−3−1−8−3において、サブCPU401は、ボーナス報知済みフラグがオフであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス報知済みフラグが、オフであるか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナス報知済みフラグがオフであると判定された場合には(ステップS302−3−1−8−3=Yes)、ステップS302−3−1−8−4に処理を移行し、ボーナス報知済みフラグがオフではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−8−3=No)、ステップS302−3−1−8−6に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8−4)
ステップS302−3−1−8−4において、サブCPU401は、ボーナス報知演出を決定したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、上記ステップS302−3−1−8−1の演出決定処理において、ボーナス当選の確定演出を決定したか否かを判定する処理を行う。なお、このボーナス報知演出の決定判定は、ボーナス当選の確定演出に限らず、ボーナス示唆演出の決定でもよい。この場合、判定基準とするボーナス示唆のレベル(ボーナス当選の確からしさ)を予め設定しておけばよい。そして、ボーナス報知演出を決定したと判定された場合には(ステップS302−3−1−8−4=Yes)、ステップS302−3−1−8−5に処理を移行し、ボーナス報知演出を決定していないと判定された場合には(ステップS302−3−1−8−4=No)、ステップS302−3−1−8−6に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8−5)
ステップS302−3−1−8−5において、サブCPU401は、ボーナス報知済みフラグをオンとする処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス報知済みフラグをオンに設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−8−5の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のサブルーチンも終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8−6)
ステップS302−3−1−8−6において、サブCPU401は、ボーナス種類報知済みフラグがオフであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス種類報知済みフラグが、オフであるか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナス種類報知済みフラグがオフであると判定された場合には(ステップS302−3−1−8−6=Yes)、ステップS302−3−1−8−7に処理を移行し、ボーナス種類報知済みフラグがオフではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−8−6=No)、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のサブルーチンも終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8−7)
ステップS302−3−1−8−7において、サブCPU401は、ボーナス種類報知演出を決定したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、上記ステップS302−3−1−8−1の演出決定処理において、当選したボーナス種類の報知演出を決定したか否かを判定する処理を行う。なお、このボーナス種類演出の種類判定は、上記ボーナス当選の確定演出と同様に、所定のレベルで報知判定を行うようにしてもよい。そして、ボーナス種類報知演出を決定したと判定された場合には(ステップS302−3−1−8−7=Yes)、ステップS302−3−1−8−8に処理を移行し、ボーナス種類報知演出を決定していないと判定された場合には(ステップS302−3−1−8−7=No)、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のサブルーチンも終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−8−8)
ステップS302−3−1−8−8において、サブCPU401は、ボーナス種類報知済みフラグをオンとする処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス種類報知済みフラグをオンに設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−8−8の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のサブルーチンも終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
(BB当選時の表示および送信情報の一例を示すタイミングチャート)
次に、図90に、BB当選時の払出枚数表示器16に対する表示およびメイン制御基板300からサブ制御基板400に対する情報送信のタイミングチャートを示し、説明を行う。
(BB当選時)
まず、BBに当選すると、この時点では演出状態第2カウンタの値が「0」であるため、演出状態第2カウンタ<ボーナス種別報知判定数「7」(図46のステップS108−26=NO)となり、第2遊技状態が「BB内部中」に設定され(図46のステップS108−28)、この情報がサブ制御基板400に送信される(図46のステップS108−29)。
すなわち、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、(第2遊技状態の値が)「BB内部中」を示す値(以下、BB当選情報という)のみが送信され、「BB1」〜「BB3」のいずれかを示す情報(以下、BB種類情報という)は送信されない。サブ制御基板400では、この情報により、BB当選に係る演出のみが可能となる。また、メイン制御基板300からサブ制御基板400にはBB当選情報のみが送信されるので、この送信情報を不正に入手されても、BB種類情報は入手されることがなく、「BB1」〜「BB3」のいずれであるかを特定されることはない。なお、演出状態第2カウンタは、BB当選ゲームでは「0」に設定されており、次ゲームから「1」ずつ加算される(図56のステップS109−4−21−7)。
また、演出状態第2カウンタ<ボーナス種別報知判定数「7」(図47のステップS108−31−7=YES)であるため、指示モニタ表示情報の取得処理(図47のステップS108−31−8)、指示種別の設定処理(図47のステップS108−31−9)が行われず、払出枚数表示器16へのボーナス情報の表示は行われない。なお、本実施の形態においては、演出状態第2カウンタの値がボーナス種別報知判定数「7」未満である場合に、払出枚数表示器16へのボーナス情報の表示を行わないようにしているが、BB種類は表示せず、BB当選を示す情報のみを表示するようにしてもよい。この場合、演出状態第2カウンタ<ボーナス種別報知判定数「7」(図47のステップS108−31−7=YES)であったときに、BB当選情報(ボーナス丸め情報)を設定し、払出枚数表示器16へのBB当選情報の表示を行うようにすればよい。
これにより、例えば、図91に示すように、ボーナスが確定したことを示す演出を行うことができる。しかしながら、この段階では、ボーナスの種類、すなわち、どの図柄組み合わせ(赤セブンBB、青セブンBB、黄セブンBB)を揃えればよいのかは、遊技者には分からず、ボーナス図柄を揃えられないこともある。
また、図92に示すように、ボーナスが確定したことも演出表示しないようにしてもよい。さらに、ボーナスの確定表示を行うゲーム数は任意に決定することができる。本実施の形態においては、サブ演出決定処理において、毎ゲーム選択するようにしている。
さらに、BB種類情報を送信するまで、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB当選情報も送信しないこともできる。この場合、例えば、演出状態第2カウンタ<ボーナス種別報知判定数「7」(図46のステップS108−26=NO)の場合に、第2演出状態格納領域にボーナス情報を設定しないようにすればよい。これにより、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB当選情報が送信されず、サブ側でボーナスが確定したことを示す演出が行われることもない。また、この場合、メイン制御基板300からサブ制御基板400にはBB当選情報も送信されないので、この送信情報を不正に入手されても、BB当選が知られてしまうことがない。
(ボーナス種別報知判定数分のゲーム進行時)
次に、BB当選のゲームからボーナス種別報知判定数「7」分のゲームが進行する(BB当選ゲームを含めて8ゲーム目)と、第2遊技状態が当選したBB(「BB1」〜「BB3」のいずれか)に設定されたまま(図46のステップS108−26=YES)、サブ制御基板400に送信される(図46のステップS108−29)。すなわち、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB種類情報が送信される。サブ制御基板400では、この情報により、ボーナス種類に係る演出が可能となる。なお、本実施の形態においては、BB種類情報の送信時に、BB当選情報は送信しないようにしているが、BB種類情報の送信時に、BB当選情報も送信するようにしてもよい。
また、演出状態第2カウンタ≧ボーナス種別報知判定数「7」(図47のステップS108−31−7=NO)であるため、指示モニタ表示情報の取得処理(図47のステップS108−31−8)、指示種別の設定処理(図47のステップS108−31−9)によって、指示種別として「10」、「11」、「12」のいずれかが取得される。そして、指示表示形態の取得処理(図46のステップS108−32)によって、指示種別が指示表示形態(「40」、「50」、「60」のいずれか)に変換され、払出枚数表示器16へ出力が設定され(図46のステップS108−33)、払出枚数表示器16への表示が行われる。
これにより、例えば、図93に示すように、BB種類を示す演出を行うことができる。これにより、遊技者は特定のボーナス図柄を目押しすることにより、BBを作動させることができる。
また、BB種類の報知は、BB種類情報の受信後、すぐに行わなくてもよい。例えば、BB種類情報の受信から、所定ゲーム後にBB種類報知の演出を行うようにしてもよいし、BB種類情報の受信後、毎ゲーム報知するか否かを抽選するようにしてもよい。さらに、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB種類情報を送信するゲーム数も、BB当選から「7」ゲーム目でなくてもよい。
(連続演出処理)
次に、サブ制御基板400において、BB種類情報を受信するまでに連続演出を行う場合の処理について説明する。なお、連続演出とは、例えば、複数のゲームに跨って関連した演出を行う演出のことをいう。
この場合、図94に示すように、上記図87の第2遊技状態受信時処理のS302−3−1−2−11の処理の前に、以下の処理を付け加える。
(ステップS302−3−1−2−1)
すなわち、ステップS302−3−1−2−1において、サブCPU401は、連続演出ゲーム数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられた連続演出ゲーム数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。すなわち、サブCPU401は、連続演出中であるか否かを判定する処理を行う。なお、連続演出ゲーム数は、サブ演出決定処理において、連続演出が決定された場合に、当該連続演出のゲーム数が設定される。また、連続演出は、連続演出のゲーム数が、ボーナス種別報知判定数よりも大きくならないように設定されている。すなわち、ボーナス種別報知判定数以内のゲーム数で連続演出が完結するようになっている。そして、連続演出ゲーム数が「0」であると判定された場合には(ステップS302−3−1−2−1=Yes)、ステップS302−3−1−2−2に処理を移行し、連続演出ゲーム数が「0」ではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−2−1=No)、ステップS302−3−1−2−11に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−2)
ステップS302−3−1−2−2において、サブCPU401は、該当する連続演出決定テーブルを設定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前回以前のゲームで、サブ演出決定処理において決定されている連続演出決定テーブルを設定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−2−2の処理が終了すると、ステップS302−3−1−2−3に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−2−3)
ステップS302−3−1−2−3において、サブCPU401は、連続演出ゲーム数を減算する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられた連続演出ゲーム数から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−2−3の処理が終了すると、第2遊技状態受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
なお、図95に示すように、ボーナスに当選している場合に、連続演出が選択されると、例えば、連続演出の最終ゲームにおいて、味方キャラの勝利演出が行われ(図95(D)参照)、次に、ボーナス当選報知が行われる(図95(E)参照)。一方、ボーナスに当選していない場合に、連続演出が選択されると、例えば、連続演出の最終ゲームにおいて、味方キャラの敗北演出が行われて(図95(F)参照)、終了する。
(ボーナス種別を送信するまでのゲーム数を抽選)
次に、ボーナス種別を送信するまでのゲーム数を抽選する場合の処理について説明する。
この場合、BB当選時にボーナス種別報知判定数を抽選により決定する。以下に、上記実施の形態と異なる個所のみ説明する。
(図柄コード設定処理)
図96、図97に基づいて、図44、図46における図柄コード設定処理と異なる点についての説明を行う。なお、図96、図97は図柄コード設定処理のサブルーチンを示す図である。
図柄コード設定処理においては、ステップS108−7の処理とステップS108−8の処理との間に、ステップS108−7aの処理を追加する。また、ステップS108−25の処理とステップS108−26の処理との間に、ステップS108−25aの処理からステップS108−25eの処理を追加する。
(ステップS108−7a)
ステップS108−7aにおいて、メインCPU301は、BB当選時フラグをオンとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたBB当選フラグに「1」を設定する処理を行う。そして、ステップS108−7aの処理が終了すると、ステップS108−8に処理を移行する。
(ステップS108−25a)
ステップS108−25aにおいて、メインCPU301は、BB当選フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB当選フラグがオンであるか否かを判定する。そして、BB当選フラグがオンであると判定された場合には(ステップS108−25a=Yes)、ステップS108−25bに処理を移行し、BB当選フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS108−25a=No)、ステップS108−26に処理を移行する。
(ステップS108−25b)
ステップS108−25bにおいて、メインCPU301は、ボーナス種別報知判定数を決定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選したBBの種別の報知を許可するまでのゲーム数を判定するためのボーナス種別報知判定数を、抽選により決定する処理を行う。そして、ステップS108−25bの処理が終了すると、ステップS108−25cに処理を移行する。
(ステップS108−25c)
ステップS108−25cにおいて、メインCPU301は、ボーナス種別報知判定数に決定したゲーム数を設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス種別報知判定数格納領域に、上記抽選処理によりボーナス種別報知判定数として決定したゲーム数を設定する処理を行う。そして、ステップS108−25cの処理が終了すると、ステップS108−25dに処理を移行する。
(ステップS108−25d)
ステップS108−25dにおいて、メインCPU301は、種別報知判定数コマンド送信セット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ボーナス種別報知判定数の情報を含む種別報知判定数コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS108−25dの処理が終了すると、ステップS108−25eに処理を移行する。
(ステップS108−25e)
ステップS108−25eにおいて、メインCPU301は、BB当選時フラグをオフとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたBB当選フラグに「0」を設定する処理を行う。そして、ステップS108−25eの処理が終了すると、ステップS108−26に処理を移行する。
(コマンド別処理)
図98に基づいて、図86におけるコマンド別処理と異なる点についての説明を行う。なお、図98はコマンド別処理のサブルーチンを示す図である。
コマンド別処理においては、ステップS302−3−1−4の処理とステップS302−3−1−7の処理との間に、ステップS302−3−1−5の処理とステップS302−3−1−6の処理を追加する。
(ステップS302−3−1−5)
ステップS302−3−1−5において、サブCPU401は、種別報知判定数コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが種別報知判定数コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、受信したコマンドが種別報知判定数コマンドであると判定された場合には(ステップS302−3−1−5=Yes)、ステップS302−3−1−6に処理を移行し、受信したコマンドが種別報知判定数コマンドではないと判定された場合には(ステップS302−3−1−5=No)、ステップS302−3−1−7に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−6)
ステップS302−3−1−6において、サブCPU401は、後で図99を用いて詳述する種別報知判定数コマンド受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したボーナス種別報知判定数を設定する処理等を行う。そして、ステップS302−3−1−6の処理が終了すると、ステップS302−3−1−8に処理を移行する。
(種別報知判定数コマンド受信時処理)
次に、図99に基づいて、図98のステップS302−3−1−6の処理により行われる種別報知判定数コマンド受信時処理についての説明を行う。なお、図99は種別報知判定数コマンド受信時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−3−1−6−1)
ステップS302−3−1−6−1において、サブCPU401は、ボーナス種別報知判定数を設定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403に設けられているボーナス種別報知判定数格納領域に、受信した種別報知判定数コマンドに基づいて、ボーナス種別報知判定数をセットする処理を行う。そして、ステップS302−3−1−6−1の処理が終了すると、ステップS302−3−1−6−2に処理を移行する。
(ステップS302−3−1−6−2)
ステップS302−3−1−6−2において、サブCPU401は、演出決定テーブルを限定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、上記設定したボーナス種別報知判定数により、サブ演出決定処理で使用する演出決定テーブルを限定する処理を行う。ここで、演出決定テーブルの限定とは、連続演出など複数のゲームに跨って関連する演出が行われる演出であっても、ボーナス種別報知判定数以内のゲーム数で完結する演出だけを選択対象とするものである。なお、演出決定テーブルは、第2遊技状態受信時処理(ステップS302−3−1−2)等で設定されるため、この時点で使用する演出決定テーブルを限定するようにしてもよい。そして、ステップS302−3−1−6−2の処理が終了すると、種別報知判定数コマンド受信時処理のサブルーチンを終了し、コマンド別処理のステップS302−3−1−8に処理を移行する。
以上のように、本実施の形態における遊技機1は、BB(「BB1」〜「BB3」のいずれか)に当選すると、ボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまで、払出枚数表示器16へのBB種類の表示は行わず、また、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、BB当選情報のみが送信される。サブ制御基板400では、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまで、BB当選情報のみが受信でき、BB種類情報は受信することができない。なお、サブ制御基板400は、BB当選情報の受信により、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでの間において、BB当選情報に基づく演出が実行可能である。
また、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過すると、払出枚数表示器16へのBB種類の表示を行い、また、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、BB種類情報が送信される。サブ制御基板400では、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過すると、BB種類情報が受信でき、対応する演出を行うことができる。このように、サブ制御基板400は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数の経過後に、BB種類情報を受信し、BBの種類に基づく演出が実行可能となる。
これにより、遊技者に対して、BB当選後、BB種類の把握までに所定のゲームを行わせることができ、興趣を向上させることができる。また、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでは、BB当選情報しか送信していないので、この情報を不正に入手されても、BB種類まで取得されることがない。
以下、各種ケースについて説明する。
(ケースA)
BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまで、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、BB当選情報のみを送信する。払出枚数表示器16では、BBの情報を表示させない。また、この場合、払出枚数表示器16では、BB当選情報(ボーナス丸め情報)のみを表示させてもよい。さらに、BB当選情報の送信は、BB当選後すぐではなく、所定のゲーム数後に行うようにしてもよい。
(ケースB)
BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過したら、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB種類情報を送信する。払出枚数表示器16では、BB種類情報の送信とともに、BB種類情報を表示させる。また、この場合、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでは、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、BB当選情報のみを送信するようにしてもよいし、BB当選情報自体を送信しないようにしてもよい。さらに、BB種類情報の送信は、ボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過した後すぐではなく、所定のゲーム数後に行うようにしてもよい。
(ケースC)
BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまで、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、BB当選情報のみを送信する。BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過したら、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB種類情報を送信する。なお、BB当選情報の送信は、BB当選後すぐではなくてもよく、また、BB種類情報の送信は、ボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過した後すぐではなくてもよい。
(ケースD)
BB当選時、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB種類情報を送信するまでのゲーム数=「ボーナス種別報知判定数」を抽選により決定する。この場合、BB当選から決定したボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまで、メイン制御基板300からサブ制御基板400には、BB当選情報のみを送信する。BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過したら、メイン制御基板300からサブ制御基板400に、BB種類情報を送信する。
(ケースE)
サブ制御基板400は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでは、メイン制御基板300からBB当選情報のみを受信する。これにより、サブCPU401は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでの間に、BB当選演出(BBの種類を特定できない)を行う。また、この場合、BB当選演出を行わないようにしてもよい。また、BB当選情報の受信は、BB当選ゲームに限らず、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでの間の所定のゲームからでもよい。また、BB当選情報の受信は、1回のみでも、最初の受信から毎ゲーム受信するようにしてもよい。
(ケースF)
サブ制御基板400は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過してから、メイン制御基板300からBB種類情報を受信する。これにより、サブCPU401は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過してから、BBの種類を特定できる演出を行う。また、この場合、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでの間は、BB当選情報(BB種類は特定できない)も受信しないようにしてもよい。BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでの間に、BB当選情報を受信しない場合、当選のことながら、サブCPU401は、BB当選にかかわる演出を行わない(できない)。
(ケースG)
サブ制御基板400は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでは、メイン制御基板300からBB当選情報のみを受信し、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過してから、メイン制御基板300からBB種類情報を受信する。これにより、サブCPU401は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでの間は、BB当選演出(BBの種類を特定できない)を行い、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過してから、BBの種類を特定できる演出を行う。したがって、BB当選からBB種類の報知までに種々の演出を行うことができ、興趣を向上させることができる。
(ケースG)
サブ制御基板400は、BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでは、メイン制御基板300からBB種類情報を受信せず、BB当選情報のみを受信して、連続演出を行う。これにより、サブCPU401は、BB種類の報知の前に、BB当選の煽り演出等を行うことができ、興趣を向上させることができる。
(ケースH)
サブ制御基板400は、抽選により決定されたBB種類情報が受信されるまでのゲーム数=「ボーナス種別報知判定数」を、メイン制御基板300から受信する。そして、サブCPU401は、ボーナス種別報知判定数分のゲーム数が経過するまでに、BB当選にかかわる所定の演出を行う。これにより、適切なタイミングで、前兆演出や連続演出などを行うことができ、興趣を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、「1」ゲームが単位遊技を示し、例えば、通常遊技数カウンタの値が、単位遊技数を示す。また、本実施の形態においては、メダルを、本願の遊技価値の一例とし、メダルの獲得を、本願の所定の特典の一例とした。
また、本実施の形態において、「赤BB」、「青BB」、「黄BB」(「BB」)を、本願の特別当選役の一例とし、「内部中状態」を、本願の特別状態の一例とした。
また、本実施の形態においては、「ボーナス種別報知判定数」を、本願の種別非報知遊技数の一例とした。また、本実施の形態においては、「BB当選からボーナス種別報知判定数分のゲームの間」を、本願の「特別当選役の決定から所定の遊技数の間」の一例とし、「ボーナス種別報知判定数分のゲームが経過した後」を、本願の「所定の遊技数の経過後」の一例とした。また、本実施の形態においては、BB種類を特定することができないBB当選情報(第2遊技状態の値が「BB内部中」を示す値)を、本願の特別当選役当選情報の一例とした。
なお、本実施の形態において、メイン制御基板300は、本願の主制御手段を構成し、サブ制御基板400は、本願の副制御手段を構成する。
また、本実施の形態において、左リール18,中リール19,右リール20は、本願の複数のリールを構成する。
さらに、本実施の形態において、スタートスイッチ10swは、本願の開始操作検出手段を構成する。さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の当選役決定手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、メインCPU301、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153は、本願の図柄変動手段を構成する。さらに、本実施の形態において、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swは、本願の停止操作検出手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、当選役および停止操作位置に基づいて、左リール18,中リール19,右リール20に配された図柄の停止制御を行う。すなわち、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の停止制御手段を構成する。
また、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の判定手段を構成する。さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の特典付与手段を構成する。さらに、本実施の形態において、メインRAM303は、本願の当選役情報記憶手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の状態移行手段を構成する。さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の当選役情報制御手段を構成する。さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の情報送信手段を構成する。さらに、本実施の形態において、払出枚数表示器16は、本願の当選役情報表示手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、サブCPU401は、本願の演出制御手段を構成する。さらに、本実施の形態において、サブCPU401は、本願の情報受信手段を構成する。
さらに、本願の遊技機は、前記主制御手段が、前記当選役決定手段により決定された当選役に係る情報を表示する当選役情報表示手段を備え、
前記当選役情報表示手段が、
前記当選役決定手段によりいずれかの前記特別当選役が決定された場合、前記特別当選役の決定から所定の遊技数の間は、前記複数種類の特別当選役のいずれかが決定されたことを示す特別当選役当選情報を表示し、
前記所定の遊技数の経過後に、決定された前記特別当選役の種類を示す情報を表示することを特徴としてもよい。
また、上記遊技機において、前記当選役情報表示手段が、
前記当選役決定手段によりいずれかの前記特別当選役が決定された場合、前記特別当選役の決定から所定の遊技数の間に、前記特別当選役当選情報を表示する代わりに、決定された前記特別当選役の種類を示す情報を表示せずに、
前記所定の遊技数の経過後に、決定された前記特別当選役の種類を示す情報を表示することを特徴としてもよい。
1 遊技機
2 キャビネット
3 前面扉
4 蝶番機構
5 鍵穴
6 メダル投入口
7 BETレバー
7sw レバースイッチ
8 MAXBETボタン
8sw MAXBETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 セレクター
14s セレクターセンサ
15 貯留枚数表示器
16 払出枚数表示器
17s ドア開閉センサ
18 左リール
19 中リール
20 右リール
21 演出ボタン
21s 演出ボタンセンサ
22 十字キー
22s 十字キーセンサ
23 表示窓
24 受皿ユニット
25 メダル払出口
30 外部集中端子板
31 液晶表示装置
32 LED
33 スピーカ
100 ステータス基板
150 リール制御基板
151 左ステッピングモータ
152 中ステッピングモータ
153 右ステッピングモータ
154s 左リールセンサ
155s 中リールセンサ
156s 右リールセンサ
200 電源基板
201 電源ボタン
201sw 電源スイッチ
202 ホッパー
202s ホッパーセンサ
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
400 サブ制御基板
401 サブCPU
402 サブROM
403 サブRAM
404 サブ乱数発生器
500 演出制御基板
501 演出制御CPU
502 演出制御ROM
503 演出制御RAM
504 CGROM
505 音源IC
506 音源ROM
507 VDP

Claims (1)

  1. 複数の図柄がそれぞれの周面に配された複数のリールと、
    開始操作を検出する開始操作検出手段と、
    前記複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、停止操作を検出する停止操作検出手段と、
    遊技の進行に関する制御を行う主制御手段と、
    前記主制御手段から一方向通信により送信された情報に基づいて演出に関する制御を行う副制御手段と、
    を備えた遊技機であって、
    前記主制御手段は、
    前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、当選役を決定する当選役決定手段と、
    前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、前記複数の図柄を変動表示させる図柄変動手段と、
    前記当選役決定手段により決定された当選役、および、前記停止操作検出手段により検出された停止操作に基づいて、前記図柄変動手段により変動表示されている図柄の停止制御を行う停止制御手段と、
    前記停止制御手段により前記複数の図柄が全て停止されたことに基づいて、予め定められた図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により所定の図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、所定の特典を与える特典付与手段と、
    前記当選役決定手段により特別当選役が決定された場合、前記判定手段により前記特別当選役に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定されるまで、前記特別当選役に係る情報を記憶する当選役情報記憶手段と、
    前記判定手段により前記特別当選役に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、通常状態から遊技者に有利な特別状態に移行させる状態移行手段と、
    前記当選役決定手段により決定された当選役に係る情報を、前記副制御手段に送信する情報送信手段と、
    を備え、
    前記副制御手段は、
    前記情報送信手段に送信された情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段により受信された情報に基づいて演出を行う演出制御手段と、
    を備え、
    前記当選役決定手段は、
    複数種類の前記特別当選役を含む当選役から、いずれかの前記当選役を決定し、
    前記情報送信手段は、
    前記当選役決定手段によりいずれかの前記特別当選役が決定された場合、前記副制御手段に対して、前記特別当選役の決定から所定の遊技数が経過するまでの間は、当該決定された特別当選役の種類を示す情報を送信せず、前記特別当選役の決定から前記所定の遊技数の経過後に、当該決定された前記特別当選役の種類を示す情報を送信し、
    前記演出制御手段は、
    前記所定の遊技数の経過後に、前記情報受信手段により前記特別当選役の種類を示す情報が受信されると、当該特別当選役の種類に基づく演出を実行可能とする
    ことを特徴とする遊技機。
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