JP2017212385A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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【課題】手間やコストを低減でき、且つ信頼性が高い光源装置を提供する。【解決手段】金属材料を形成材料とし、第1の面を有する基板と、第1の面側に設けられた複数の発光素子と、複数の発光素子を覆って、第1の面側に接合された透光性部材と、を備え、透光性部材は、複数の発光素子を覆う凹部を有し、複数の発光素子は、基板と、凹部とによって囲まれた空間に収容される、光源装置。【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
発光ダイオードや半導体レーザーを発光素子として用いた光源装置が知られている。これらの発光素子は、有機物や水分が付着すると発光時に破損することから、これらの発光素子周辺を封止する封止構造を備えている。封止構造の例としては、発光素子が設けられた基材と蓋体とを接合した構造が挙げられる(例えば特許文献1)。
また、これらの発光素子は発光時に発熱するため、熱により発光素子が劣化したり、発光特性が低下したりすることがある。そのため、光源装置は、発光素子から発生する熱を外部へ放出することにより、発光素子が高温にならないように構成されている。
特許文献1に記載の光源装置は、基材と、透光性部材および枠状のキャップからなる蓋体とが接合されて構成されている。光源装置の放熱性を高める観点から、基材の形成材料として熱伝導率が高い金属材料が用いられている。一方、透光性部材の形成材料としてガラス等が用いられている。
特開2015−045843号公報
しかしながら、蓋体を複数の部材から構成すると、接合箇所が多くなり、手間やコストがかかることがあった。また、光源装置が高温に曝される場合、各部材の線膨張の差により、接合箇所が破損しやすく、光源装置の信頼性は必ずしも十分ではなかった。
本発明の一態様は、このような事情に鑑みてなされたものであって、手間やコストを低減でき、且つ、信頼性が高い光源装置を提供することを目的とする。また、本発明の一態様は、上記の光源装置を備えることによって、信頼性が高いプロジェクターを提供することを合わせて目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様は、金属材料を形成材料とし、第1の面を有する基板と、第1の面側に設けられた複数の発光素子と、複数の発光素子を覆って、第1の面側に接合された透光性部材と、を備え、透光性部材は、複数の発光素子を覆う凹部を有し、複数の発光素子は、基板と、凹部とによって囲まれた空間に収容される、光源装置を提供する。
この構成によれば、光源装置を構成する部材の数が少なく、光源装置は簡素な構造であるので、手間やコストを低減することができる。また、接合箇所を十分に少なくすることができるので、接合箇所における光源装置の破損を低減することができる。
本発明の一態様においては、金属材料の線膨張係数と透光性部材の形成材料の線膨張係数との差の絶対値は、1.0×10−6/K以下である構成としてもよい。
この構成によれば、基板の形成材料である金属材料の線膨張係数と、透光性部材の形成材料の線膨張係数との差の絶対値が、1.0×10−6/K以下であるので、基板と透光性部材との線膨張の差を十分小さくすることができる。そのため、透光性部材の破損や脱落を低減することができる。よって、信頼性が高い光源装置が得られる。
本発明の一態様においては、透光性部材の形成材料は、ガラスであり、金属材料は、銅−モリブデンまたは銅−タングステンである構成としてもよい。
この構成によれば、基板の形成材料である金属材料の線膨張係数と、透光性部材の形成材料の線膨張係数との差の絶対値が、1.0×10−6/K以下であるので、基板と透光性部材との線膨張の差を十分小さくすることができる。よって、信頼性が高い光源装置が得られる。
本発明の一態様は、上記の光源装置と、光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、光変調装置によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えたプロジェクターを提供する。
この構成によれば、上記の光源装置を備えているので、信頼性が高いプロジェクターが得られる。
本実施形態の光源装置1を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本実施形態の光源装置1の製造方法の一部を示す工程図である。 本実施形態に係るプロジェクター1000の光学系を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、同様の目的で、特徴とならない部分を省略して図示している場合がある。
[光源装置]
以下、本実施形態の光源装置について説明する。図1は、本実施形態の光源装置1を示す斜視図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
図1、図2に示すように、本実施形態の光源装置1は、基板11と、複数の発光素子21と、透光性部材31と、を備える。
[基板]
基板11は、第1の面11aと、その反対側に位置する第2の面11bと、を有する。第1の面11aは、例えば平坦面であり、複数の発光素子21が搭載されている。一方、第2の面11bは、例えば放熱器が取り付けられていてもよい。
基板11の平面形状は、例えば略正方形又は略長方形等の矩形状である。
基板11の形成材料として、放熱性を高められる観点から、金属材料が用いられる。また、金属材料の線膨張係数と透光性部材31の形成材料の線膨張係数との差の絶対値が、1.0×10−6/K以下である。
透光性部材31の形成材料としてガラスが用いられる場合には、金属材料のなかでも、基板11の形成材料として銅−モリブデンまたは銅−タングステン用いることが好ましい。銅とモリブデン、または、銅とタングステンの割合は、透光性部材31の形成材料の線膨張係数に応じて、金属材料の線膨張係数と透光性部材31の形成材料の線膨張係数との差が上記の範囲内に収まるように適宜変更することができる。
[発光素子]
複数の発光素子21は、基板11の第1の面11a側に設けられている。基板11と複数の発光素子21とは、例えば金−スズ等のはんだ材料により接合されている。
発光素子21の例としては、例えば発光ダイオード又は半導体レーザー等が挙げられる。発光素子21は、用途に応じて任意の波長のものを選択することができる。例えば、波長430nm〜490nmの青色光を射出する発光素子として、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X≦1、0≦Y≦1、X+Y≦1)を含む材料を用いることができる。さらに、この材料に加えてIII族元素としてホウ素原子が一部に置換されたものや、V族元素として窒素原子の一部をリン原子、ヒ素原子で置換された材料を用いることもできる。
[透光性部材]
透光性部材31は、第1の面11aと対向する上面部31aと、上面部31aと基板11との間に挟持された側面部31bと、複数の発光素子21を覆う凹部31cと、を有する。側面部31bは、複数の発光素子21を囲むように設けられている。上面部31aと側面部31bとは一体成形されている。
透光性部材31は、複数の発光素子21を覆って、基板11の第1の面11a側に接合されている。このとき、基板11と透光性部材31とは、側面部31bの第1の面11aと対向する面において接合されている。基板11と透光性部材31との接合には、例えば低融点ガラス等を用いることができる。
上述の複数の発光素子21は、基板11と、上面部31aと、側面部31bとによって囲まれた空間Sに収容されている。換言すると、複数の発光素子21は、基板11と、凹部31cとによって囲まれた空間Sに収容されている。
透光性部材31の側面部31bには、複数の貫通孔35が設けられている。各貫通孔35には、発光素子21に電力を供給するための電極33が設けられている。各電極33の端部には、発光素子21と電気的に接続するためのボンディングワイヤーが設けられている(図示略)。
貫通孔35は、封止材37と溝39(図3参照)とによって囲まれた領域を指す。封止材37の例としては、低融点ガラス等が挙げられる。一方、複数の溝39は、光源装置1の外側から空間Sに向かって側面部31bを貫通している。また、複数の溝39は、透光性部材31の第1の面11a側に向かって開口している。複数の溝39が複数の電極33をそれぞれまたぐようにして、透光性部材31が配置されている。
電極33の形成材料としては、例えばコバールが用いられる。また、電極33の表面にはめっき層が形成されており、例えばニッケル−金からなるめっき層が形成されている。
ボンディングワイヤーの形成材料の例としては、金が好ましく用いられる。
各電極33の他方の端部は、外部電気回路と接続されている(図示略)。
透光性部材31の形成材料は、複数の発光素子21から射出された光を透過することができる限り、特に限定されない。このような材料の例としては、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、合成石英ガラス等のガラス、水晶、又はサファイア等が挙げられる。
基板11の形成材料として、銅−モリブデンまたは銅−タングステンが用いられる場合には、透光性部材31の形成材料はホウケイ酸ガラス、石英ガラス、合成石英ガラス等のガラスであることが好ましい。
透光性部材31の厚みは、一様であってもよく、部分的に異なっていてもよい。
透光性部材31は基板11とは反対側、すなわち光射出側に集光レンズが設けられていてもよい(図示略)。一般に、発光素子から射出される光は発散光である。透光性部材31に集光レンズが設けられていることにより、複数の発光素子21から射出された光を効率的に利用することができる。
集光レンズは、透光性部材31と別体であってもよく、一体であってもよい。
以下、図3を参照しながら光源装置1の製造方法について説明する。図3は、本実施形態の光源装置1の製造方法の一部を示す工程図である。図3に示すように、まず、複数の電極33と、基板11上に接合された複数の発光素子21とをそれぞれ接続しておく。一方、透光性部材31の側面部31bには複数の溝39を形成しておく。
次に、複数の溝39が複数の電極33をそれぞれまたぐようにして基板11上に透光性部材31を配置し、基板11と透光性部材31とを接合する。
さらに、基板11と複数の電極33と複数の溝39とによって囲まれた部分を、封止材37を用いて封止する。これにより、複数の発光素子21周辺の封止性を確保することができる。このようにして光源装置1が得られる。
以上の構成によれば、光源装置を構成する部材の数が少なく、光源装置は簡素な構造であるので、手間やコストを低減することができる。また、接合箇所を十分に少なくすることができるので、接合箇所における光源装置の破損を低減することができる。
さらに、基板11の形成材料である金属材料の線膨張係数と透光性部材31の形成材料の線膨張係数との差の絶対値が、1.0×10−6/K以下であるので、基板11と透光性部材31との線膨張の差を十分小さくすることができる。そのため、透光性部材31の破損や脱落を低減することができる。よって、信頼性が高い光源装置が得られる。
[プロジェクター]
以下、本実施形態のプロジェクターについて説明する。図4は、本実施形態に係るプロジェクター1000の光学系を示す概略図である。
図4に示すように、プロジェクター1000は、照明装置100、色分離導光光学系200、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投写光学系600を備える。
照明装置100は、光源装置1、集光光学系80、波長変換素子90、コリメート光学系110、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150を備える。
光源装置1は、上述の光源装置1を用いることができる。光源装置1は、例えば青色光Bを集光光学系80に向けて射出する。
集光光学系80は、第1レンズ82及び第2レンズ84を備える。集光光学系80は、光源装置1から波長変換素子90までの光路中に配置され、全体として青色光Bを略集光した状態で後述する波長変換層92に入射させる。第1レンズ82及び第2レンズ84は、凸レンズからなる。
波長変換素子90はいわゆる透過型の波長変換素子であり、モーター98により回転可能な円板96の一部に、単一の波長変換層92が円板96の周方向に沿って連続して形成されてなる。波長変換素子90は、青色光Bを赤色光R及び緑色光Gを含む蛍光光に変換し、この光を青色光Bが入射する側とは反対の側に向けて射出するように構成されている。
円板96は、青色光Bを透過する材料からなる。円板96の材料としては、例えば、石英ガラス、水晶、サファイア、光学ガラス、透明樹脂等を用いることができる。
光源装置1からの青色光Bは、円板96側から波長変換素子90に入射する。
波長変換層92は、青色光Bを透過し赤色光R及び緑色光Gを反射するダイクロイック膜94を介して円板96上に形成されている。ダイクロイック膜94は、例えば、誘電体多層膜からなる。
波長変換層92は、光源装置1からの波長が約445nmの青色光Bの一部を蛍光光に変換して射出し、かつ、青色光Bの残りの一部を変換せずに通過させる。このように、励起光を射出する光源装置1と波長変換層92とを用いて所望の色光を得ることができる。
波長変換層92は、例えばYAG系蛍光体である(Y、Gd)(Al、Ga)12:Ceと有機バインダーを含有する層からなる。
コリメート光学系110は、各々が凸レンズからなる第1レンズ112と第2レンズ114を備え、波長変換素子90からの光を略平行化する。
第1レンズアレイ120は、コリメート光学系110からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ122を有する。第1レンズアレイ120は、照明光軸100axと直交する面内にマトリクス状に配列された複数の第1小レンズ122を有する。
第2レンズアレイ130は、照明光軸100axに直交する面内にマトリクス状に配列された複数の第2小レンズ132を有する。複数の第2小レンズ132は第1レンズアレイ120の複数の第1小レンズ122に対応して設けられている。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1小レンズ122の像を液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bの画像形成領域近傍に結像させる機能を有する。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束の偏光方向を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光として射出する偏光変換素子である。
偏光変換素子140は、波長変換素子90からの光に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分をそのまま透過し、他方の直線偏光成分を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板とを有している。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bの画像形成領域近傍に重畳させる。
第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130及び重畳レンズ150は、波長変換素子90からの光の面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220、反射ミラー230、反射ミラー240、反射ミラー250及びリレーレンズ260、リレーレンズ270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの光を赤色光R、緑色光G及び青色光Bに分離し、赤色光R、緑色光G及び青色光Bのそれぞれの色光を照明対象となる液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bに導光する機能を有する。
色分離導光光学系200と、液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bとの間には、フィールドレンズ300R、フィールドレンズ300G、フィールドレンズ300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光R成分を通過させ、ダイクロイックミラー220に向けて、緑色光G成分及び青色光B成分を反射する。
ダイクロイックミラー220は、フィールドレンズ300Gに向けて緑色光G成分を反射して、青色光B成分を通過させる。
ダイクロイックミラー210を通過した赤色光Rは、反射ミラー230で反射され、フィールドレンズ300Rを通過して赤色光R用の液晶ライトバルブ400Rの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー210で反射された緑色光Gは、ダイクロイックミラー220でさらに反射され、フィールドレンズ300Gを通過して緑色光G用の液晶ライトバルブ400Gの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー220を通過した青色光Bは、リレーレンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、出射側の反射ミラー250、フィールドレンズ300Bを経て青色光B用の液晶ライトバルブ400Bの画像形成領域に入射する。
液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bは、光源装置1から射出された光を変調する。これらは、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、照明装置100の照明対象となる。
なお、図示は省略したが、液晶ライトバルブ400Rの光入射側と光射出側にはそれぞれ、入射側偏光板と射出側偏光板が設けられている。液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bに関しても同様である。
クロスダイクロイックプリズム500は、液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400B各々から射出された画像光を合成してカラー画像を形成する。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた直方体の形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。
投写光学系600は、液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bによって形成されたカラー画像をスクリーンSCR上に投写する。
なお、本実施形態の照明装置100において、波長変換素子90が設けられているが、波長変換素子90は設けられていなくてもよい。このような場合には、プロジェクターの光源装置として、赤色光Rを射出する光源装置と、緑色光Gを射出する光源装置と、青色光Bを射出する光源装置とのうち少なくとも1つに、本実施形態の光源装置が用いられる。
また、本実施形態のプロジェクター1000において、光変調装置として透過型の液晶ライトバルブを用いた例を示したが、これに限定されない。他の光変調装置として、例えば、反射型の液晶ライトバルブや、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。ここで、「透過型」とは、液晶パネル等を含む液晶ライトバルブが光を透過するタイプであることを意味する。「反射型」とは、液晶ライトバルブが光を反射するタイプであることを意味する。
さらに、本実施形態において、光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限定されない。本実施形態の光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
以上の構成によれば、光源装置1を備えているため、信頼性が高いプロジェクターが得られる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本実施形態における各構成およびそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
本実施形態では、複数の発光素子21として1種類のみを使用した例を示したが、異なる波長の光を射出する2種類以上の発光素子を併用してもよい。また、基板11の第2の面11bに放熱器が設けられている場合、基板11の中心部に近いほど効率的に冷却することができる。よって、2種類以上の発光素子を配置する場合には、光源装置の放熱性を高める観点から、短波長の光を射出する発光素子ほど基板11の中心部に設けられているとよい。
また、複数の電極33は、透光性部材31に形成された複数の貫通孔35にそれぞれ設けられた例を示したが、基板11の厚み方向に貫通する複数の貫通孔にそれぞれ設けられていてもよい。このような場合、基板11と複数の電極33との通電を防ぐため、少なくとも基板11と複数の電極33との接触面は絶縁体で覆われている。
1…光源装置、11…基板、11a…第1の面、21…複数の発光素子、31…透光性部材、31a…上面部、31b…側面部、31c…凹部、400B、400G、400R…液晶ライトバルブ、600…投写光学系、1000…プロジェクター、S…空間

Claims (4)

  1. 金属材料を形成材料とし、第1の面を有する基板と、
    前記第1の面側に設けられた複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子を覆って、前記第1の面側に接合された透光性部材と、を備え、
    前記透光性部材は、前記複数の発光素子を覆う凹部を有し、
    前記複数の発光素子は、前記基板と、前記凹部とによって囲まれた空間に収容される、光源装置。
  2. 前記金属材料の線膨張係数と前記透光性部材の形成材料の線膨張係数との差の絶対値は、1.0×10−6/K以下である、請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記透光性部材の形成材料は、ガラスであり、
    前記金属材料は、銅−モリブデンまたは銅−タングステンである、請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えたプロジェクター。
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