JP2017212340A - 発光ダイオード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子数を増加でき、かつ制御の複雑化を抑制できる発光ダイオード装置を提供する。【解決手段】発光ダイオード装置は、基板と、基板上に、2次元行列状に配置された多数の発光ダイオードからなる発光ダイオードアレイと、少なくても1以上の前記発光ダイオードを点灯/消灯制御する第1制御部と、少なくとも第1制御部以上の数の複数の発光ダイオードの点灯/消灯をまとめて制御できる第2制御部と、を含む。【選択図】 図3

Description

本発明は、発光ダイオード装置に関し、特に平面状発光領域内に配置された多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード装置に関する。
近年、車両用前照灯において、前方の状況、即ち対向車や前走車等の有無及びその位置に応じて配光形状をリアルタイムで制御する技術(ADBadaptive driving beamと呼ばれる)が注目されている。
このADB技術によれば、例えば走行用の配光形状すなわちハイビームでの走行中に対向車を検出した場合に、前照灯に照射される領域の内、当該対向車の領域のみに向う光をリアルタイムで低減することが可能となる。ドライバに対しては常にハイビームに近い視界を与え、その一方で対向車に対しては眩惑光(グレア)を与えることを防止できる。
また、車両はハンドル操作により進行方向を変更する。進行方向変更時には、車両用前照灯が車両の進行しようとする方向を照明できれば安全面等からも好ましい。ハンドルの舵角に合わせて進行方向の配光を調整する前照灯システム(AFS adaptive front-lighting system と呼ばれる)が一般化されつつある。
このような配光可変型の前照灯システムは、例えば複数の発光ダイオード(LED)をアレイ状に並置した発光ダイオード装置を作成し、各発光ダイオードの導通/非導通(オン/オフ)並びに導通時の投入電力(従って輝度)をリアルタイムで制御することによって実現することができる。
マトリクス状に配置され、独立に点灯制御可能な複数のLEDチップのアレイと、該LEDチップアレイから放出された光の光路上に配置された投影レンズとを備え、該LEDチップアレイの点灯パターンを制御することにより、前方に所定の配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯装置が提案されている(例えば特許文献1)。
自動車などの内部で複数の装置を通信回線で接続し、相互にデータを送受信するネットワークの規格として例えばCAN(controller area network)のような特定の通信規格が用いられる。CANによる通信は、チャネル数が限定され、例えば前照灯駆動に利用できるチャネル数は126である。通信規格によりチャネル数には限度があるため前照灯の駆動に使用チャネル数の抑制が望まれる。
特開2013−54849号公報
高精細な配光パターンを実現するためには、配光領域中に配置する発光素子数を増加することが望ましい。一方で、CAN等の通信規格を利用して前照灯を制御駆動しようとすると、チャネル数を規格内に収めることが望まれる。
本発明の実施例によれば、
基板と、
前記基板上に、2次元行列状に配置された多数の発光ダイオードからなる発光ダイオードアレイと、
少なくても1以上の前記発光ダイオードを点灯/消灯制御する第1制御部と、
少なくとも前記第1制御部以上の数の複数の前記発光ダイオードの点灯/消灯をまとめて制御できる第2制御部と、
を含む、
発光ダイオード装置
が提供される。
図1Aは、望まれる視野内の配光パターン、図1Bはこのような配光パターンを形成するために用いられる発光ダイオード(LED)アレイの概略平面図、図1CはADB機能等を備えた配光可変型前照灯システムのブロック図である。 図2A,2Bは、図1Bに示す発光ダイオードアレイ内の配線例を示す回路図である。 図3Aは、実施例による発光ダイオードアレイの構成を概略的に示す平面図、図3Bは1列分の発光ダイオードの制御駆動回路の回路図である。 図4Aは、他の実施例による発光ダイオードアレイの構成を概略的に示す平面図、図4Bは1列分の発光ダイオード制御駆動回路の回路図である。 図5は、他の実施例による発光ダイオードアレイの構成を概略的に示す平面図である。 図6Aは、発光ダイオードアレイを用いた車両用前照灯装置の構成を概略的に示すブロック図、図6Bは発光ダイオードアレイを含む光源の構成を概略的に示す断面図である。
LP 配向パターン、 LC 配光中心、 BP 輝度分布、
BPh 水平方向輝度分布、 BPv 垂直方向輝度分布、 H 水平軸、
V 垂直軸、 1 支持基板、 2 発光ダイオード、
28 発光ダイオード(LED)アレイ(前照灯)、 21,22 センサ、 31,32 検出部、 24 メモリ、 26 中央演算装置(CPU)、 27 点灯回路、 34 放熱部、 36 投影光学部、
100 車両用前照灯、 102 配光制御ユニット、
104 前方監視ユニット、 108 車載カメラ、 110 レーダ、
112 車速センサ、 114 舵角センサ、
116 GPSナビゲーション、 118 前照灯スイッチ、
120 ドライバ、 200 前照灯システム、
D 発光ダイオード、 A アノード、 K カソード、
本発明者が研究対象としてきた車両用前照灯の参考技術から説明を始める。光源として、GaN系半導体を用いた発光ダイオードアレイを用いるが、制限的意味は持たない。電力の浪費を抑制して、視野内を効率的に照明するためには、多数個の発光ダイオード素子を分布し、高輝度が望まれる領域は必要性に応じて明るく照明し、高輝度が不要な領域は輝度を低減して、輝度分布を有する照明を行うことが望ましい。
図1Aは、車両用ヘッドランプから発する光束に望まれる、中央付近で輝度が高く、周辺に向って輝度が低下していく配光パターンの例を示す概略図である。前方に向う配光パターンLPの中央部より下方に、高輝度の配光中心LCが水平方向に延在して形成されている。車両用前照灯では、夜間の運転者の視界を確保するために、その配光パターンLPは一般的に水平方向に延在する配光中心LCを最高輝度として、周辺に向って徐々に低下する輝度分布が望ましい。車両の運転者は、多くの場合、視野の中心部を配光中心に合わせて車両を運転する。配光中心LCの近傍を中心部と呼ぶことがある。
水平(H)軸に平行な輝度分布BPhを配光パターンLPの上方に示す。前方の道路表面を最大輝度とし、左右に移るにつれて輝度が低下する。水平軸中央での垂直(V)軸に平行な輝度分布BPvを配光パターンLPの右側に示す。前方の道路表面を最大輝度の配光中心LCとする。配光中心LCより下方の領域は、手前側の道路面を含み、必要に応じて注意を払うべき領域である。例えば路面に段差がある場合等、段差を横切るタイミングを判断できることが好ましい。配光中心より下側の領域は最大輝度よりは低減するが、情報を得るのに十分な輝度が保たれる。上方に向うと輝度は大幅に低下する。大まかに認識できればよい対象領域であり、高い輝度で照明するとエネルギを浪費することになる。
車両用ヘッドランプの光源として、半導体白色発光素子アレイを用いることができる。多数の半導体白色発光素子Qをマトリクス(行列)状に配置し、各半導体白色発光素子の輝度を調整することにより所望の輝度分布を形成する。半導体白色発光素子は、例えば青色発光ダイオードの表面上方に黄色発光の蛍光体層を有し、白色発光する機能を有する。
制限的ではないが、例えば、本出願人の提案による、特開2014−232841号の実施例の欄に開示されたGaN系半導体発光素子、特願2014−237442号の実施例の欄に開示されたGaN系半導体発光素子、特願2015−84612号の実施例の欄に開示したGaN系半導体発光素子等を用いることができる。
図1Bは、支持基板1上に多数の発光ダイオード(LED)2がマトリクス状に配置された発光ダイオード(LED)アレイ28の例を示す概略平面図である。発光領域内に、同一形状の発光ダイオード2がマトリクス状に配置されアレイ28を構成している。LEDアレイ28は、例えば、(4〜8)行 x (25〜60)列程度の構成である。研究では6行 × 42列のサンプルを考察している。図では列数を簡略化して6行×12列で示している。水平(H)方向に42個(図では12個に簡略化している)のLEDが並び、垂直(V)方向に6行のセグメントA,B,C,D,E、Fが並ぶ。中心より下方となる下から2行目、のセグメントEに配光中心LCが形成される。尚、ここで水平、垂直とは前照灯として照射されたとき反映される配向にとっての位置関係を意味する。
車両用前照灯の配光パターンは、運転者の視野中心を最高輝度とし、周辺に行くほど輝度が低下する輝度分布となる、図1Aに示すような輝度分布を実現することが望ましい。図1Aに示すような輝度分布を形成するには、中心部の投入電力を高くし、周辺に向うに従って投入電力を低減することになる。このように前照灯は所望の輝度分布を形成するようにする。尚、水平方向両端が路肩に係るような場合は、周辺部であっても輝度を上げることもあり、適宜要求に答えるような輝度分布が所望される。
投入電力は、(電圧V)×(電流J)×(時間T)で決まる。半導体発光ダイオードの場合、電圧はほぼ固定される。投入電力の制御は、主に電流Jと時間Tの積で行われる。例えば、電流を一定とし、パルス幅変調、又は周波数変調におけるデューティ制御による時間制御で行える。中心部においてデューティを高くすれば投入電力を高くでき、周辺部においてデューティを低くすれば投入電力を低くすることができる。瞬時電流密度を制御して、色度を調整することもできる。瞬時電流密度を増加しても、時間を減少させれば、同一電力とすることができる。
図1Cは、前照灯システムの概略構成を示すブロック図である。前照灯システム200は、左右それぞれの車両用前照灯100、配光制御ユニット102、前方監視ユニット104等を備えている。車両用前照灯100は、マトリクスLEDを含む光源と、投影レンズと、それらを収容する灯体とを有する。
車載カメラ108、レーダ110、車速センサ112等の各種センサが接続されている前方監視ユニット104は、センサから取得した撮像データを画像処理し、前方車両(対向車や先行車)やその他の路上光輝物体、区画線(レーンマーク)を検出し、それらの属性や位置等、配光制御に必要なデータを算出する。算出されたデータは車内LAN等を介して配光制御ユニット102や各種車載機器に発信される。
車速センサ112、舵角センサ114、GPSナビゲーション116、前照灯スイッチ118等が接続されている配光制御ユニット102は、前方監視ユニット104から送出されてくる路上光輝物体の属性(対向車、先行車、反射器、道路照明)、その位置(前方、側方)と車速に基づいて、その走行場面に対応した配光パターン(輝度分布)を決定する。配光制御ユニット102は、その配光パターンを実現するために必要な、マトリクスLEDの各LEDの制御内容(点消灯、投入電力等)を決定する。ドライバ120は、配光制御ユニット102からの制御量の情報を、駆動装置や配光制御素子の動作に対応した命令に変換すると共にそれらを制御する。
車両用ヘッドランプは、中心部(配光中心)で輝度が高く、周辺に向って輝度が低下していく輝度分布を形成する必要がある。半導体発光素子アレイを用いた車両用ヘッドランプの場合は、各半導体発光素子の駆動電力を制御することによって輝度を調整し、所望の輝度分布を形成することが可能である。
図2Aは、半導体発光素子アレイの配線例を示す回路図である。列方向に並んだ6つの発光ダイオードD1〜D6のカソードはカソード共通配線Kに接続され、アノードA1〜A6はそれぞれ独立に配線されている。6つのアノードA1〜A6には例えばそれぞれ独立制御可能な電流源が接続される。
図2Bは、半導体発光素子アレイの他の配線例を示す回路図である。列方向に並んだ6つの発光ダイオードD1〜D6が直列に接続され、最下行の発光ダイオードD1のカソードがカソード配線Kに接続され、全行の発光ダイオードD1〜D6のアノードA1〜A6はそれぞれ独立に配線されている。任意の発光ダイオードに選択的に電流を供給して発光させることができると共に、直列接続に電流を供給すると共に任意の発光ダイオードのアノード−カソード間を短絡して、その発光ダイオードを消灯させることもできる。これらの配線を用い、各発光ダイオードに選択的に駆動電流を供給して、任意の発光制御を行うことが可能である。尚、アノード、カソードは逆に接続されていてもよい。
図1Bに示す発光ダイオードアレイが、6行、42列の発光ダイオード素子を含む場合を考察する。全発光ダイオード素子を独立に駆動すると、駆動する対象は6×42=252素子となる。CANシステムで駆動しようとすると、利用できるチャネル数は最大144チャネルであり、大幅に不足する。
図3Aは、実施例による発光ダイオードアレイ28の構成を示す平面図である。支持基板1上に、図1Bと同数の発光ダイオード2が行列状に配列されている。水平方向に並んだ発光ダイオードの行を下からL1,L2,L3,L4,L5,L6と呼ぶ。下から2行目の発光ダイオード行L2が発光中心LCを構成する。発光中心LCの発光ダイオードは高輝度であり、高精細に、個々に制御することが望ましい。最下行の発光ダイオード行L1は、短時間後に車両が通る領域を照明しており、十分な情報を得るために個々に制御できることが好ましい。そこで、6行の内、下から2行のL1,L2の84個の発光ダイオードは、個々独立に駆動することにする。
下から3行目以上のL3,L4,L5,L6の発光ダイオードの輝度は発光中心の発光ダイオードの輝度から徐々に減衰する輝度であり、ADB等の機能は必要であるが、個々の発光ダイオードに対する高精度の輝度制御はあまり必要ない。例えば発光中心の発光ダイオードの最大輝度に対する相対値で規定しても、あまり問題はない。下から3行目以上、L3,L4,L5,L6(まとめてG3とする)の発光ダイオードの輝度を列(C1,C2,C3,...)毎に相対値で規定すると、4個の発光ダイオードを1チャネルで制御可能となる。上側4行、42列の発光ダイオードを42チャネルで制御可能となる。
L1,L2の84個の発光ダイオードの駆動に84チャネル、G3(L3〜L6)の168個の発光ダイオードの駆動に42チャネルを用いると、使用する全チャネルは126チャネルであり、CANの144チャネルの規格内に収まる。
図3Bは、1列分の制御駆動系統を示す回路図である。1列には、右側に示す6個の発光ダイオードD1〜D6が含まれる。駆動回路DR1は、与えられる命令に基づき、発光ダイオードD1の駆動を制御する。命令を与える信号線として1本の信号線が示されているが、1チャネルに含ませられる命令であれば良い。駆動回路DR2は、与えられる命令に基づき、列内で最大輝度の発光ダイオードD2の駆動を制御する。命令を与える信号線として1本の信号線が示されているが、1チャネルに含ませられる命令であれば良い。
発光ダイオードアレイが図2Aの様な配線の場合、駆動回路DR3は独立配線A3〜A6全てと接続される。発光/消灯の制御は駆動回路DR3を通じてまとめて同時に発光/消灯の信号が送られる。発光ダイオードアレイが図2Bの様な配線の場合共通のカソードから回路上最も離れた発光ダイオードのアノードである独立配線A6にのみ接続されるので構わない。独立配線A5,A4,A3にはいずれの駆動回路によっても制御されなくても構わず、D3からD6が直列につながっているため、独立配線A6に対しての信号によってまとまって発光/消灯が制御される。この場合であっても駆動回路DR3は複数の独立配線で接続された発光ダイオードをまとめて制御することになる。
以上のように駆動回路DR3がDR1,DR2に比べ多くの独立配線につながった発光ダイオードに対し接続されるため使用チャネル数は抑制される。
本実施例においては各列において上記のような駆動回路と接続されている。
図4Aは、他の実施例による発光ダイオードアレイ28の構成を示す平面図である。図3Aと同数の発光ダイオード2が支持基板1上に分布している。図3Aと異なる点を主に説明する。中央部に示す発光ダイオード列C17〜C26は実際は10列の発光ダイオード列であり、これらは下から3行L1,L2,L3は個々独立に制御される。下から4行目以上L4,L5,L6は列毎にまとめて制御される。左右両側からC1,C42は、L1〜L6がまとめて制御され、C2からC4,C39〜C41はL1が独立L2〜L6がまとめて制御され、C5〜C16、C27〜C38はL1,L2が独立、L3〜L6がまとめて制御される。
各列を行方向に見てみると中心よりも左右にある列は同時制御する発光ダイオード数が多くなっている。この実施例のように中心にある列が左右にある列よりも接続される制御回路数を多くすることで、チャネル数の増大を抑制しつつも水平方向において中心を左右よりも細かく制御することを可能としている。
図4Bは、中央部1列分の制御駆動系統を示す回路図である。発光ダイオードアレイの中央部18列は、各列が4つの部分に分かれて制御され、よりきめ細かな配光パターンを実現可能である。1列には、右側に示す6個の発光ダイオードD1〜D6が含まれる。駆動回路DR1は、与えられる命令に基づき、発光ダイオードD1の駆動を制御する。命令を与える信号線として1本の信号線が示されているが、1チャネルに含ませられる命令であれば良い。駆動回路DR2は、与えられる命令に基づき、列内で最大輝度の発光ダイオードD2の駆動を制御する。駆動回路DR3は、与えられる命令に基づき、発光ダイオードD3の駆動を制御する。命令を与える信号線として各1本の信号線が示されているが、1チャネルに含ませられる命令であれば良い。
同一形状の発光ダイオードが6行、42列に整列した発光ダイオードアレイの場合を説明したが、これらの形状、数に制限的意味は有さない。CANを用いる場合は、使用するチャネル数が最大144で制限されるが、まとめて制御される素子数は制限されない。例えば垂直方向に並ぶ素子行を7行以上としてもよい。中心部の視野内下方にも周辺部の発光ダイオードを配置してもよい。例えば、下から3行目を最大輝度行とし、最下行は周辺部として、中心部の輝度に対する相対値で制御してもよい。
発光ダイオードアレイの各列は、独立に制御される場合を説明したが、制限的なものではない。周辺部において複数列をまとめて制御することも考えられる。図5は、周辺部の中央部C4〜C39は各列独立に制御され、周辺部左右端部のブロック領域BL1,BL2においては複数列をまとめて制御する場合を示す。BL1,BL2は複数行、複数列で形成される領域となっている。3列でブロック領域を形成するようにしているが、さらに2列でまとめて制御するようなブロック領域を1列ごとに制御する中心の列との間に有していてもよい。このように中心よりも左右に行くに従いまとめて制御できる列を増やすようにすることでチャネル数の増大を抑制しつつ水平方向において中心を左右よりも細かく制御することを可能としている。
配光中心を左右に移動させるためには、発光ダイオードマトリクスの水平(横)方向のピッチは一定とすることが好ましい。AFS機能が好適に実現できる。同一形状の発光ダイオードを用いる場合を説明したが、面積の異なる発光ダイオードを用いることも可能である。広い面積の発光ダイオードと狭い面積の発光ダイオードとを直列接続すれば、狭い面積の発光ダイオード内の電流密度は、広い面積の発光ダイオード内の電流密度より高くなり、輝度は高くなる。発光中心から離れるほど面積が広くなる複数の発光ダイオードを形成し、直列接続すれば、発光中心から離れるほど輝度が提言する輝度分布を1駆動電流で形成できる。面積の異なる複数の発光ダイオードを並列接続すれば、面積の広い発光ダイオードほど高い輝度を形成できる。複数の発光ダイオードを直列、並列、直並列に接続して種々の輝度分布を形成することも可能である。
図6Aは、車両用ヘッドランプの構成を概略的に示すブロック図である。対外センサ21は、カメラ、レーダ等を含み、主に前方の先行車、対向車等の情報を取込み、検出部31が対向車両,先行車両等の前方車両情報を検出する。車内センサ22は、車内の信号配線などから自車速信号、操舵角信号等の自車両信号等を取込み、検出部32が自車情報を検出する。メモリ24は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を含み、ヘッドランプの特性、外部状況等、前照灯システムの制御に必要な情報を記憶する。点灯回路27A,27Bは前照灯28A,28Bを駆動するパルス電力を供給する。前照灯28A,28Bは、それぞれ半導体発光ダイオード(LED)アレイを含んで構成される。
中央演算装置(CPU)26は、メモリ24から供給される、LEDアレイの規格等の情報、望ましい輝度分布等の情報と、検出部31,32から供給される外部環境等の情報とに基づき、種々の演算を行って、前照灯28A,28Bを駆動する駆動電流パルスを決定する。なお、中央演算処理装置26は、前方車両情報等に基づき、対向車両に向う光を抑制するADBを行うことができ、自車両信号等に基づき、これから移動しようとする領域への照明光を増加するAFS等を行うことができる。
図6Bは、LEDアレイ28の取り付け部分の構成を概略的に示す。LEDアレイ28は放熱部34に支持され、発生する照射光を反射鏡、レンズ等の投影光学部36を介して、車両前方に投影する。
本発明によれば、多様な配光設計の要求にこたえることを可能にしつつも、共通した発光ダイオードアレイを使用可能であるため製造コストとしても有利であり、また使用するチャネル数を抑制している。
以上実施例に沿って説明したが、これらは本発明を制限するものではない。例えば発光ダイオード(LED)を半導体レーザとしてもよい。半導体レーザもダイオードであるので、LEDはレーザを含む概念とする。その他種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは、当業者に自明であろう。

Claims (15)

  1. 基板と、
    前記基板上に、2次元行列状に配置された多数の発光ダイオードからなる発光ダイオードアレイと、
    少なくても1以上の前記発光ダイオードを点灯/消灯制御する第1制御部と、
    少なくとも前記第1制御部以上の数の複数の前記発光ダイオードの点灯/消灯をまとめて制御できる第2制御部と、
    を含む、
    発光ダイオード装置。
  2. 多数の前記発光ダイオードは複数の独立配線別に制御可能に配線されており、
    前記第2制御部は複数の独立配線によって制御可能な複数の前記発光ダイオードの点灯/消灯をまとめて制御することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード装置。
  3. 前記第2制御部は複数の前記独立配線にまとめて接続され、同時に点灯/消灯を制御することを特徴とする請求項2に記載の発光ダイオード装置。
  4. 前記第1制御部及び前記第2制御部で制御される複数の前記発光ダイオードは直列に接続され、共通アノード又はカソードを有し、
    前記独立配線は個別に前記発光ダイオードのカソード又はアノードに接続されており、
    前記第2制御部は制御可能な複数の前記発光ダイオードの回路上で共通アノード又はカソードから最も離反した前記発光ダイオードの独立配線に接続される
    請求項2に記載の発光ダイオード装置。
  5. 前記第1制御部が制御する前記発光ダイオードは1つであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光ダイオード装置。
  6. 前記第1制御部で制御する発光ダイオードと前記第2制御部で制御する複数の発光ダイオードは同一列内に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光ダイオード装置。
  7. 前記多数の発光ダイオードはマトリクス状に配置されており、各列に第1制御部及び第2制御部を有している請求項6に記載の発光ダイオード装置。
  8. マトリクス状の前記発光ダイオード行列において、
    中心の列における第2制御部によって制御される前記発光ダイオード数は左右方向の列における前記第2制御部によって制御される前記発光ダイオード数よりも少なく、
    中心の列においては左右方向の列にはない第3制御部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の発光ダイオード装置。
  9. 前記多数の発光ダイオードはマトリクス状に配置されており、
    前記第2制御部は異なる複数列に配置された複数の発光ダイオードをまとめて同時に制御する部分を含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の発光ダイオード装置。
  10. 前記多数の発光ダイオードの各々が蛍光体膜を有して、白色光を発光し、前記発光ダイオード装置が車両用の前照灯を構成する請求項1〜9のいずれか1項に記載の発光ダイオード装置。
  11. さらに、前方をモニターするセンサと、
    前記センサからの信号に基づき、前記発光ダイオードアレイの形成する配向パターンを制御するパターン制御部と、
    を含む請求項1〜10のいずれか1項に記載の発光ダイオード装置。
  12. 前記パターン制御部が、選択された領域に向う光を低減する、請求項11に記載の発光ダイオード装置。
  13. 投影光学部と、
    基板と、前記基板上に2次元行列状に配置された多数の発光ダイオード及び異なる前記発光ダイオードに接続される複数の独立配線からなる発光ダイオードアレイと、少なくても1以上の独立配線に接続される前記発光ダイオードを点灯/消灯制御する第1制御部と、少なくとも前記第1制御部以上の数の独立配線に接続される複数の前記発光ダイオードの点灯/消灯をまとめて制御できる第2制御部と、を含む、発光ダイオード装置と、を有し、
    前記発光ダイオード装置は照射光が、行方向が水平に、列方向が鉛直に配向されるよう設置される
    車両用灯具。
  14. 前記第2制御部で駆動される発光ダイオードは前記第1制御部で駆動される発光ダイオードよりも周辺に配向することを特徴とする請求項13に記載の車両用灯具。
  15. 前記第2制御部で駆動される発光ダイオードは前記第1制御部で駆動される発光ダイオードよりも鉛直上方向に配向することを特徴とする請求項13又は14に記載の車両用灯具。
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