JP2017211604A - 基板吸着保持装置および露光装置 - Google Patents

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真吾 土岡
松本 剛
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松本  剛
佐々木 靖彦
Yasuhiko Sasaki
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【課題】 基板に反りが生じている場合においても、その基板を迅速かつ確実にステージ上に吸着保持することが可能な基板吸着保持装置およびこの基板吸着保持装置を備えた露光装置を提供する。【解決手段】 基板吸着保持装置8は、ステージ10と、このステージ10に形成された環状の凹部13内に配設された第1シール部材11と、このステージ10の周縁部に形成された段差部14に配設された第2シール部材12とを備える。第1シール部材11は、凹部13内に配設されており、基板2が存在しない状態においては、凹部13内において一部がステージ10の表面より上方に配置される状態で配設されている。第2シール部材12は、基板2が存在しない状態においては、段差部14上において一部がステージ10の表面より上方に配置される状態で配設されている。【選択図】 図4

Description

この発明は、基板を吸着保持する基板吸着保持装置およびこの基板吸着保持装置を備えた露光装置に関する。
基板に対してパターンの焼付を行う場合には、基板とマスクとを対向配置した状態で位置決めする。このときには、マスクと基板は、プロキシミティーギャップと呼称されるわずかな隙間を介して配置されるか、マスクに基板を密着させて配置される。このとき、基板に反りが生じた場合には、基板とマスクとの間の隙間が一定ではなくなる。このため、基板は、ステージ上に吸着保持されることが一般的である。
特許文献1には、ボンディング装置において、簡便な構成で効果的に湾曲の大きな回路基板を吸着ステージに吸着させるために、クランプによって湾曲したリードフレームの一端側を真空吸着ステージの真空吸着面と略同一高さとなるように挟み込み、一端側の第1真空吸着孔がリードフレームを吸着できるようにする挟み込み工程と、一端側から他端側に向かって各真空吸着孔を順次真空として一端側から他端側に向かって湾曲したリードフレームを順次真空吸着ステージに吸着していく真空吸着工程と、を備えるボンディング装置における湾曲回路基板の吸着方法が開示されている。
2008−192743号公報
近年、ガラス等からなる支持体上に厚さが10ミクロン程度の基板本体を積層した積層基板が多用されている。このような積層構造を有する基板は、基板自体に反りを生じていることが多い。このため、このような基板をステージ上に吸着保持しようとしても、基板の反りが大きい基板の場合においては、基板をステージ上に完全に吸着保持し得ない場合がある。
このため、基板の表面を押圧部材により押圧して基板の裏面を強制的にステージ上に当接することも考えられるが、このような構成を採用した場合には、装置構成が複雑となるばかりではなく、基板の表面に損傷を与える可能性があるという問題が生ずる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、基板に反りが生じている場合においても、その基板を迅速かつ確実にステージ上に吸着保持することが可能な基板吸着保持装置およびこの基板吸着保持装置を備えた露光装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板を吸着保持する基板吸着保持装置であって、ステージと、前記ステージに形成された凹部内において一部が前記ステージの表面より上方に配置される状態で配設されるとともに、基板により押圧されることにより前記凹部内に収納可能な可撓性を有し、前記ステージの中央部に第1吸着エリアを形成する第1シール部材と、一部が前記ステージの表面より上方に配置される状態で配設されるとともに、基板により押圧されることにより前記ステージの表面と同一高さまで変形可能な可撓性を有し、前記第1吸着エリアの外側に第2吸着エリアを形成する第2シール部材と、前記第1吸着エリア内を減圧した後、前記第2吸着エリア内を減圧する減圧機構と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1シール部材は、断面が薄板状の弾性部材から構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記凹部は、前記ステージの中央部を中心とする第1の径の位置と、この第1の径より大きい第2の径の位置との間の領域に形成されるとともに、前記第1シール部材は、平面視においてリング状の形状を有し、前記第1シール部材の内径を前記第1の径より小さくすることにより、前記第1シール部材を前記凹部内に配設したときに、前記第1シール部材の内径領域が前記凹部内の底面に配置され、前記第1シール部材の外径領域が前記ステージの表面より上方に配置される。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記第1吸着エリアと前記第2吸着エリアとは、同心円形状を成す。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の基板吸着保持装置において、前記第1吸着エリアにおける前記ステージの表面には第1吸着部が形成されるとともに、前記第2吸着エリアにおける前記ステージの表面には第2吸着部が形成され、前記減圧機構は、前記第1吸着部から吸引を行った後に、前記第2吸着部から吸引を行う。
請求項6に記載の発明は、光源と、マスクを保持する基板保持機構と、請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板吸着保持装置と、を備えた露光装置である。
請求項1および請求項6に記載の発明によれば、基板により押圧されることによりステージの凹部内に収納可能な可撓性を有する第1シール部材により形成される第1吸着エリアと、基板により押圧されることによりステージの表面と同一高さまで変形可能な可撓性を有する第2シール部材により形成される第2吸着エリアとを、この順で減圧することにより、反りが生じた基板を使用した場合であっても、その基板を迅速かつ確実にステージ上に吸着保持することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、第1シール部材を、一部が前記ステージの表面より上方に配置される状態と、ステージにおける凹部内に収納される状態との間で容易に変位させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第1シール部材を凹部内に配設することにより、第1シール部材の内径領域が凹部内の底面に配置され、第1シール部材の外径領域がステージの表面より上方に配置される状態で配置することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、円形の基板を好適にステージ上に吸着保持することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、第1吸着エリア内を減圧した後に第2吸着エリア内を減圧する工程を確実にこの順で実行することが可能となる。
この発明に係る露光装置100を模式的に示す斜視図である。 基板2およびマスク3の支持機構を模式的に示す概要図である。 この発明に係る基板吸着保持装置8の要部を示す斜視図である。 この発明に係る基板吸着保持装置8の縦断面を含む概要図である。 この発明に係る基板吸着保持装置8による基板の吸着保持工程を示す説明図である。 この発明に係る基板吸着保持装置8による基板の吸着保持工程を示す説明図である。 この発明に係る基板吸着保持装置8による基板の吸着保持工程を示す説明図である。 この発明に係る基板吸着保持装置8による基板の吸着保持工程を示す説明図である。 第1シール部材11の平面図である。 ステージ10に形成された凹部13の平面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。最初に、この発明に係る基板吸着保持装置を備えた露光装置の構成について説明する。図1は、この発明に係る露光装置100を模式的に示す斜視図である。
この露光装置100は、ガラス等からなる支持体上に基板本体を積層した、直径が300mm程度の積層基板2(以下、単に「基板2」という)に対して、マスク3のパターンを露光するためのものであり、超高圧水銀灯等の光源4と、集光ミラー5と、ダイクロイックミラー6と、フライアイレンズ(複合レンズ)7と、コリメートミラー1とを備える。
この露光装置100においては、光源4から出射された光は、集光ミラー5により集光されてダイクロイックミラー6に入射する。ダイクロイックミラー6においては、そこに入射した光のうち、露光に必要な波長の光のみがフライアイレンズ7に向けて反射される。そして、フライアイレンズ7を通過した光は、コリメートミラー1によりコリメートされて平行光となり、マスク3を介して基板2に照射される。このとき、マスク3および基板2は、フライアイレンズ7を通過した光が互いに重畳する領域に配置されており、均一な照度分布によりパターン露光を実行することが可能となる。
図2は、基板2およびマスク3の支持機構を模式的に示す概要図である。
基板2は、この発明に係る基板吸着保持装置8により吸着保持されている。一方、マスク3は、支持部材9により支持されている。そして、基板2を吸着保持する基板吸着保持装置8と支持部材9とは、図示を省略した移動機構の駆動により、基板2の表面と平行な平面内で互いに直交する2方向および回転方向に移動可能となっている。なお、図2に模式的に示すように、この種の露光装置100においては、基板2とマスク3とは、プロキシミティーギャップと呼称される、例えば、20μm程度のわずかな隙間を介して配置される。但し、マスクと基板とを密着させて配置する場合もある。
図3は、この発明に係る基板吸着保持装置8の要部を示す斜視図である。また、図4は、この発明に係る基板吸着保持装置8の縦断面を含む概要図である。さらに、図5から図8は、この発明に係る基板吸着保持装置8による基板の吸着保持工程を示す説明図である。なお、図5から図8においては、第1シール部材11および第2シール部材12付近の領域のみを拡大して示している。
この発明に係る基板吸着保持装置8は、ステージ10と、このステージ10に形成された環状の凹部13内に配設された第1シール部材11と、このステージ10の周縁部に形成された段差部14に配設された第2シール部材12とを備える。図3に示すように、ステージ10の表面には、内側エリア吸着溝32と、この内側エリア吸着溝32に連通する複数(5個)の内側エリア吸着孔33とが形成されている。同様に、ステージ10の表面には、外側エリア吸着溝34と、この外側エリア吸着溝34に連通する複数(20個)の外側エリア吸着孔35とが形成されている。これらの内側エリア吸着溝32および内側エリア吸着孔33は、この発明に係る第1吸着部を構成し、外側エリア吸着溝34および外側エリア吸着孔35は、この発明に係る第2吸着部を構成する。さらに、ステージ10には、基板2を搬送する図示しない搬送アームとの間で基板2を受け渡すための図示しない昇降ピンを貫通するための4個の貫通孔31が形成されている。
図4に示すように、ステージ10には、内側エリア吸着真空路21が形成されている。この内側エリア吸着真空路21は、上述した内側エリア吸着孔33と連通している。この内側エリア吸着真空路21は、管路23および三方切替弁25を介して真空ポンプ27と接続されている。また、ステージ10には、外側エリア吸着真空路22が形成されている。この外側エリア吸着真空路22は、上述した外側エリア吸着孔35と連通している。この外側エリア吸着真空路22は、管路24および三方切替弁26を介して真空ポンプ27と接続されている。
第1シール部材11は、図4から図8に示すように、ステージ10の表面に凹設するように形成された環状の凹部13内に配設されている。この第1シール部材11は、可撓性を有する合成ゴムより構成されており、基板2が存在しない状態においては、図5に示すように、凹部13内において一部がステージ10の表面より上方に配置される状態で配設されている。そして、この第1シール部材11は、図7および図8に示すように、基板2により押圧されることにより、凹部13内に収納される構成となっている。この第1シール部材11は、ステージ10および基板2とともに、ステージ10の中央部に第1吸着エリアを形成する。
図9は、第1シール部材11の平面図である。また、図10は、ステージ10に形成された凹部13の平面図である。
図9に示すように、第1シール部材11は、平面視においてリング状の形状を有し、断面形状が薄板状なす合成ゴム等の弾性部材から構成される。この第1シール部材11の厚みは、例えば、0.5mm程度であり、この第1シール部材11の内径は、D1となっている。
一方、ステージ10の表面に凹設するように形成された環状の凹部13は、ステージ10の中央部を中心とする第1の径の位置と、この第1の径より大きい第2の径の位置との間の領域に形成されている。この凹部13の深さは、例えば、1mm程度となっている。この凹部13における上記第1の径は、図10に示すように、D2となっている。そして、第1の径と第2の径との差は、例えば、1mm程度となっている。
そして、第1シール部材11の内径D1は、例えば、104mm程度となっている。一方、凹部13における第1の径(外径)D2は、105mm程度となっている。このように、第1シール部材の内径D1を凹部13における第1の径D2より小さくすることにより、第1シール部材11を凹部13内に配設したときに、第1シール部材11の内径領域を凹部13内の底面に配置することにより、第1シール部材11に対して内側に縮もうとする現象が生ずる。これにより、第1シール部材11が上側に持ち上がり、第1シール部材11の外径領域がステージ10の表面より上方に配置される。
このような作用により、合成ゴム等の弾性材料を薄板リング状に加工するだけで、第1吸着エリアを形成するための第1シール部材11を構成することが可能となる。このため、第1シール部材11の製造コストを安価なものとすることが可能となる。
第2シール部材12は、図4から図8に示すように、ステージ10の周縁部に形成された段差部14上に配設されている。この第2シール部材12は、基部12bと、この基部12bより上方に伸びるシール領域12aとから成り、可撓性を有する合成ゴムより構成されている。この第2シール部材12は、基板2が存在しない状態においては、図5に示すように、段差部14上において一部がステージ10の表面より上方に配置される状態で配設されている。そして、この第2シール部材12は、図8に示すように、基板2により押圧されることにより、ステージ10の表面と同一高さまで変形する構成となっている。この第2シール部材12は、ステージ10および基板2とともに、上述した第1吸着エリアの外側に第2吸着エリアを形成する。
以上のような構成を有する基板吸着保持装置8により基板2を吸着保持する吸着保持動作について説明する。
ステージ10上に基板2が存在しない状態においては、図5(a)に示すように、第1シール部材11は、凹部13内において一部がステージ10の表面より上方に配置される状態で配設されており、図5(b)に示すように、第2シール部材12は、段差部14上において一部がステージ10の表面より上方に配置される状態で配設されている。
この状態において基板2がステージ上に載置されると、図6(a)に示すように、第1シール部材11が基板2に押圧されて変形する。このときには、基板2の反りの状態によっては、基板2の裏面は、図6(b)に示すように、一部の領域において第2シール部材12と接触しない状態となっている。
この状態において、図4に示す三方切替弁25を作動させ、真空ポンプ27の作用により、第1シール部材11、ステージ10および基板2により形成されるステージ10の中央部の第1吸着エリアを減圧する。これにより、図7(a)に示すように、第1吸着エリア内において基板2の下面とステージ10の表面とが完全に密着する。このときには、第1シール部材11は、凹部13内に完全に収納される。そして、この基板2とステージ10との密着動作に伴い、基板2の反りを平坦化する作用が生じ、基板2の裏面は、図7(b)に示すように、全ての領域において第2シール部材12と接触する。
この状態において、図4に示す三方切替弁26を作動させ、真空ポンプ27の作用により、第2シール部材12、ステージ10および基板2により形成される第1吸着エリアの外側の第2吸着エリアを減圧する。これにより、図8に示すように、基板2は、その裏面のほぼ全域においてステージ10の表面に密着した状態で吸着保持される。このときには、第2シール部材12は、図8(b)に示すように、ステージ10の表面と同一高さまで変形する。
以上の工程により基板2がステージ10上に完全に吸着保持され、平滑化されれば、図1に示す光源4からの光をマスク3を介して基板2に照射し、パターン露光を実行する。パターン露光が終了すれば、図4に示す三方切替弁25、26を作動させ、第1吸着エリアおよび第2吸着エリアを大気解放する。そして、図示しない昇降ピンの作用により基板2を上昇させ、図示しない搬送アームとの間で基板2を受け渡した後、基板2を排出する。
以上のように、この発明に係る基板吸着保持装置8によれば、簡易な構成でありながら、短時間で基板2をステージ10上に完全に吸着保持することが可能となる。このため、パターン露光を迅速に実行することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、最初に、三方切替弁25を作動させて第1吸着エリア内を減圧した後、三方切替弁26を作動させて第2吸着エリアを減圧している。しかしながら、三方切替弁25と三方切替弁26を同時に切り替え、あるいは、三方切替弁25と三方切替弁26にかえて単一の三方切替弁を使用することにより、第1吸着エリアの減圧と第2吸着エリアの減圧とを同時に開始してもよい。このような場合においても、第1吸着エリアの面積の方が小さいことから、減圧の開始が同時であっても、第1吸着エリア内が減圧された後に第2吸着エリア内が減圧されることになる。この発明における「第1吸着エリア内を減圧した後、第2吸着エリア内を減圧する減圧機構」とは、このような構成をも含む概念である。
また、上述した実施形態においては、内側エリア吸着溝32および内側エリア吸着孔33と、外側エリア吸着溝34および外側エリア吸着孔35とを利用して基板2を吸着保持しているが、溝を使用することなく、吸着孔のみを使用して基板2を吸着保持する構成を採用してもよい。
1 コリメートミラー
2 基板
3 マスク
4 光源
5 集光ミラー
6 ダイクロイックミラー
7 フライアイレンズ
8 基板吸着保持装置
10 ステージ
11 第1シール部材
12 第2シール部材
13 凹部
14 段差部
21 内側エリア吸着真空路
22 外側エリア吸着真空路
25 三方切替弁
26 三方切替弁
27 真空ポンプ
31 昇降ピン用貫通穴
32 内側エリア吸着溝
33 内側エリア吸着孔
34 外側エリア吸着溝
35 外側エリア吸着孔

Claims (6)

  1. 基板を吸着保持する基板吸着保持装置であって、
    ステージと、
    前記ステージに形成された凹部内において一部が前記ステージの表面より上方に配置される状態で配設されるとともに、基板により押圧されることにより前記凹部内に収納可能な可撓性を有し、前記ステージの中央部に第1吸着エリアを形成する第1シール部材と、
    一部が前記ステージの表面より上方に配置される状態で配設されるとともに、基板により押圧されることにより前記ステージの表面と同一高さまで変形可能な可撓性を有し、前記第1吸着エリアの外側に第2吸着エリアを形成する第2シール部材と、
    前記第1吸着エリア内を減圧した後、前記第2吸着エリア内を減圧する減圧機構と、
    を備えたことを特徴とする基板吸着保持装置。
  2. 請求項1に記載の基板吸着保持装置において、
    前記第1シール部材は、断面が薄板状の弾性部材から構成される基板吸着保持装置。
  3. 請求項2に記載の基板吸着保持装置において、
    前記凹部は、前記ステージの中央部を中心とする第1の径の位置と、この第1の径より大きい第2の径の位置との間の領域に形成されるとともに、
    前記第1シール部材は、平面視においてリング状の形状を有し、
    前記第1シール部材の内径を前記第1の径より小さくすることにより、前記第1シール部材を前記凹部内に配設したときに、前記第1シール部材の内径領域が前記凹部内の底面に配置され、前記第1シール部材の外径領域が前記ステージの表面より上方に配置される基板吸着保持装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板吸着保持装置において、
    前記第1吸着エリアと前記第2吸着エリアとは、同心円形状を成す基板吸着保持装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の基板吸着保持装置において、
    前記第1吸着エリアにおける前記ステージの表面には第1吸着部が形成されるとともに、
    前記第2吸着エリアにおける前記ステージの表面には第2吸着部が形成され、
    前記減圧機構は、前記第1吸着部から吸引を行った後に、前記第2吸着部から吸引を行う基板吸着保持装置。
  6. 光源と、
    マスク基板を保持する基板保持機構と、
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板吸着保持装置と、
    を備えたことを特徴とする露光装置。
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