JP2017211388A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】音声広告による宣伝効果を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】複数の音声広告の中からユーザが過去に接触した視覚により認識される視覚広告と同内容の音声広告を取得する取得手段(制御部21)と、ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、取得した音声広告を音声出力手段(音声出力部34)に出力させる出力制御手段(制御部11)と、音声広告を記憶した記憶手段(記憶部24)と、を備える。取得手段は、ユーザ識別情報とユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報とが対応付けられて記憶されているデータベースから、ユーザ識別情報と対応付けられて記憶されているログ情報を取得する第1取得手段(制御部21)と、取得されたログ情報に基づいてユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を記憶手段から取得する第2取得手段(制御部21)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するナビゲーション機能を備えた情報処理装置が提案されている。上記の情報処理装置は、ドライバによって出発地と目的地が設定された場合に、その出発地から目的地に至る最適経路を、地図データを用いて探索し、現在地マークとともにその最適経路を画面に表示する。
このような情報処理装置において、広告情報を提供するようにして、その広告料を充当することによって、上記のナビゲーション機能を無料で利用することができるようにした情報処理装置が知られている。その一例として、例えば、走行停止中は文字による広告を表示するとともに、音声による広告を出力する一方で、走行中は音声による広告のみを出力する車載装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−250132号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された車載装置にて、音声による広告を出力しただけでは、当該広告の対象となる商品やブランド等の見た目、雰囲気、品質など、商品等の選択に影響する重要な情報が伝わりづらく、宣伝効果を得難いという問題がある。
本発明は、音声広告による宣伝効果を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するナビゲーション処理を実行する情報処理装置において、
複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚により認識される視覚広告と同内容の音声広告を取得する取得手段と、
前記ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、前記取得手段により取得した音声広告を音声出力手段に出力させる出力制御手段と、
前記音声広告を記憶した記憶手段と、
を備え、
前記取得手段は、
ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報と、が対応付けられて記憶されているデータベースから、前記ユーザの前記ユーザ識別情報と対応付けられて記憶されている前記ログ情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段により取得された前記ログ情報に基づいて、前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を前記記憶手段から取得する第2取得手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記視覚広告は、インターネットにより配信される視覚広告を含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記データベースには、前記ユーザ識別情報と、前記ログ情報と、前記ユーザが過去に接触した前記視覚広告のうち、当該視覚広告の表示元からリンク先へ移行したことがある視覚広告には、更に当該視覚広告に関する特定情報と、が対応付けられて記憶されており、
前記第2取得手段は、前記特定情報が対応付けられて記憶されている前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を優先的に前記記憶手段から取得することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3の何れか一項に記載の情報処理装置において、
前記出力制御手段は、所定の対象が前記音声広告に係る地点と所定の位置関係にある場合に、前記音声広告を前記音声出力手段により音声出力させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するナビゲーション処理を実行する情報処理装置の情報処理方法であって、
複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚により認識される視覚広告と同内容の音声広告を取得する取得ステップと、
前記ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、取得した音声広告を音声出力手段に出力させる出力制御ステップと、
を含み、
前記取得ステップは、
ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報と、が対応付けられて記憶されているデータベースから、前記ユーザの前記ユーザ識別情報と対応付けられて記憶されている前記ログ情報を取得する第1取得ステップと、
前記第1取得ステップで取得された前記ログ情報に基づいて、前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を、前記音声広告を記憶した記憶手段から取得する第2取得ステップと、
を含む情報処理方法である。
請求項6に記載の発明は、
目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するナビゲーション処理を実行する情報処理装置のコンピュータを、
複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚により認識される視覚広告と同内容の音声広告を取得する取得手段、
前記ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、前記取得手段により取得した音声広告を音声出力手段に出力させる出力制御手段、
として機能させ、
前記取得手段は、
ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報と、が対応付けられて記憶されているデータベースから、前記ユーザの前記ユーザ識別情報と対応付けられて記憶されている前記ログ情報を取得する第1取得手段、
前記第1取得手段により取得された前記ログ情報に基づいて、前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を、前記音声広告を記憶した記憶手段から取得する第2取得手段、
として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、音声広告による宣伝効果を向上させることができる。
本実施形態に係る情報処理システムを構成する各装置の主制御構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 (a)は他の端末装置(PC)の表示部に視覚広告を表示させたときの一例を示す図であり、(b)は端末装置の表示部に視覚広告を表示させたときの一例を示す図であり、(c)は当該視覚広告に関する音声広告を端末装置の音声出力部により出力させたときの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[1.構成の説明]
図1を参照しながら、本発明の一実施形態の構成について詳しく説明する。
[1−1.システム構成の説明]
まず、本実施形態に係る情報処理システム1の構成について説明する。
情報処理システム1は、図1に示すように、ナビサーバ装置10と、音声広告を配信する広告サーバ装置20と、車両Cに搭載された端末装置30と、を備えて構成されている。情報処理システム1の各装置は、通信ネットワークNに接続される。通信ネットワークNは、具体的には、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網や携帯電話通信網等である。
ナビサーバ装置10は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報機器であり、端末装置30から通信ネットワークNを介して送信されてきたプローブ情報(走行情報)が集積されるようになっている。ナビサーバ装置10は、1台で構成されるものとするが、これに限定されるものではなく、複数台の装置から構成されるものとしてもよい。
広告サーバ装置20は、ナビサーバ装置10と同様に、PC、WS(Work Station)等の情報機器であり、通信ネットワークNを介して音声広告を端末装置30に配信するようになっている。ここで、音声広告には、例えば、社名や商品名にメロディを付けたサウンドロゴや、英数字を音声として発音したクーポンが含まれる。ユーザは、このクーポンを対象店舗等で店員に伝達することで商品の割引等をうけることが可能となる。なお、クーポンとして発音された英数字をユーザが端末装置等に入力し、表示部に表示出力させたクーポンにより商品の割引等をうけることができるようにしてもよい。
広告サーバ装置20は、ナビサーバ装置10と同様に、1台で構成されるものとするが、これに限定されるものではなく、複数台の装置から構成されるものとしてもよい。
端末装置30は、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイス、携帯電話機等の各ドライバが所持して使用する携帯型端末機器である。携帯型もしくは固定型のナビゲーション専用装置であってもよい。端末装置30には、目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するカーナビの機能を実現するアプリケーション(以下、カーナビアプリと称する)がインストールされている。このカーナビアプリを実行するには、各ドライバ(ユーザ)が各自のユーザID情報(ユーザ識別情報)及びパスワードを入力し、当該カーナビアプリにログインすることが前提となっている。また、端末装置30は、通信ネットワークN(具体的には、端末装置30の通信回線や無線LAN(Local Area Network)等)を用いて、ナビサーバ装置10、広告サーバ装置20との間で相互に通信を行う。
[1−1−1.ナビサーバ装置の構成の説明]
次に、ナビサーバ装置10の構成について説明する。
ナビサーバ装置10は、制御部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、通信部15と、を備えて構成されている。
制御部11は、ナビサーバ装置10の動作を中央制御する。具体的には、制御部11は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部14に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、ナビサーバ装置10の各部を統括制御する。
操作部12は、例えば、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどを備え、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部11へと出力する。
表示部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイを備え、制御部11から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
記憶部14は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部11から読み書き可能に記憶する。
また、記憶部14は、地図データ、音声データ等を格納している。地図データは、例えば、広域をカバーした地図情報(複数縮尺に対応)、道路情報、施設、海、川等の各種シンボル情報等である。また、音声データは、例えば、経路案内に必要な、単語や文節等からなるメッセージ(音声案内)のデータ等である。
通信部15は、通信用IC(Integrated Circuit)及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部11の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。例えば、通信部15は、ドライバ(ユーザ)のユーザID情報(ユーザ識別情報)及びパスワード、ドライバにより設定された目的地情報及び現在位置検出部26により検出された現在位置情報、並びに制御部31により生成されたプローブ情報等を受信する。また、通信部15は、地図データ及び音声データとともに、経路探索結果等を端末装置30に送信する。また、通信部15は、受信したドライバのユーザID情報及びパスワードを広告サーバ装置20に送信する。また、通信部15は、送信したユーザID情報を保有するユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告に係る情報(例えば、広告名称、時間、カテゴリ、出力地点等の情報)を広告サーバ装置20から受信する。また、通信部15は、音声広告の出力タイミングを示す出力タイミング情報を広告サーバ装置20に送信する。
[1−1−2.広告サーバ装置の構成の説明]
次に、広告サーバ装置20の構成について説明する。
広告サーバ装置20は、制御部21と、操作部22と、表示部23と、記憶部24と、通信部25と、を備えて構成されている。
制御部21は、広告サーバ装置20の動作を中央制御する。具体的には、制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部24に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、広告サーバ装置20の各部を統括制御する。
操作部22は、例えば、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどを備え、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部21へと出力する。
表示部23は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイを備え、制御部21から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
記憶部(記憶手段、データベース)24は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部21から読み書き可能に記憶する。
また、記憶部24は、ユーザの属性を示す属性データ、ユーザの行動履歴を示す行動履歴データ、及び音声広告データ等を格納している。
属性データは、ユーザごとにユーザID、パスワード、名前、年齢、性別、郵便番号などの項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶部24に記憶されている。なお、項目はここに列挙したもの以外にも、例えば、アンケートの回答などユーザの属性に関するものであれば特に限定されない。
行動履歴データは、ユーザごとにユーザID、閲覧履歴、検索履歴、広告接触履歴(ログ情報)、広告クリック履歴(特定情報)などの項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶部24に記憶されている。閲覧履歴は、ユーザが閲覧したウェブページのURL等である。検索履歴は、検索サイトにおいてユーザが検索したキーワードである。広告接触履歴は、ユーザが閲覧するウェブページ上に表示された視覚広告や、端末装置30にインストールされた複数のアプリケーションソフトのそれぞれの起動中にユーザが閲覧する表示部33に表示された視覚広告、端末装置30で上記カーナビアプリを起動したときにユーザが閲覧する表示部33に表示された視覚広告、端末装置30で上記カーナビアプリの起動後、目的地(例えば、店舗、テーマパーク等)や経由地等の地点の設定操作時にユーザが閲覧する表示部33に表示された視覚広告に関する情報である。上記カーナビアプリの起動時や上記設定操作時は停車中であるため、視覚広告を表示部33に表示することができるようになっている。視覚広告に関する情報としては、例えば、商品名や商品分類などが挙げられる。広告クリック履歴は、ウェブページ上でユーザがクリックした視覚広告や、端末装置30において上記カーナビアプリの起動時や上記設定操作時にユーザがタッチした視覚広告に関する情報である。これらの項目には、複数の要素が記憶されていてもよい。
なお、項目はここに列挙したもの以外でも、ユーザのインターネット上における行動に関する情報であれば特に限定されない。
音声広告データは、例えば、音声広告ごとに広告ID、広告名称、音声データ、時間、カテゴリ、出力地点等の項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶部24に記憶されている。広告名称は、広告する商品の商品名やキャッチフレーズなどである。音声データは、音声が録音されたデータ等である。時間は、音声データを音声として再生させたときの再生時間(発話時間)である。カテゴリは、広告する商品が分類されるカテゴリや、対象年齢、対象性別、対象地域等である。出力地点は、音声広告を出力する際の基準となる地点等である。1つのレコードに対して、複数のカテゴリが含まれていてもよい。
なお、項目はここに列挙したもの以外でも、音声広告に関する情報であれば適宜追加されてもよい。
また、制御部21は、ナビサーバ装置10から通信ネットワークNを介して送信されてきたユーザID情報及びパスワードに基づき、記憶部24に格納されている複数の音声広告の中から、ドライバ(ユーザ)が過去に接触した視覚により認識される視覚広告(例えば、動画広告、静止画広告、文字広告等)に関する音声広告を取得する。
具体的には、制御部21は、ナビサーバ装置10から通信ネットワークNを介して送信
されてきたユーザID情報及びパスワードと、記憶部24に記憶されている行動履歴データとから、当該ユーザID情報と対応付けられて記憶されている広告接触履歴(ログ情報)を取得する。そして、制御部21は、取得した広告接触履歴(ログ情報)に基づいて、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を記憶部24に記憶されている音声広告データから取得する。例えば、図3(a)に示すように、他の端末装置(例えば、PC等)に配信されたウェブページ上に表示された「○○ブランドの△△商品」の視覚広告Aや、図3(b)に示すように、端末装置30にインストールされたゲームのアプリケーションソフトの起動中に表示部33に表示された「○○ブランドの△△商品」の視覚広告Aに、ユーザが接触している場合には、この「○○ブランドの△△商品」の視覚広告Aに関する音声広告(例えば、「○○ブランドの△△商品」と発音した音声による音声広告)を記憶部24に記憶されている音声広告データから取得する。また、広告接触履歴が複数ある場合、制御部21は、広告クリック履歴(特定情報)が対応付けられて記憶されている視覚広告に関する音声広告を記憶部24に記憶されている音声広告データから優先的に取得する。
通信部25は、通信用IC(Integrated Circuit)及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部21の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。例えば、通信部25は、端末装置30でカーナビアプリにログインしているユーザのユーザID情報及びパスワードをナビサーバ装置10から受信する。また、通信部25は、受信したユーザID情報を保有するユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告に係る情報(例えば、広告名称、時間、カテゴリ、出力地点等の情報)をナビサーバ装置10に送信する。また、通信部25は、ナビサーバ装置10から上記出力タイミング情報を受信する。また、通信部25は、ナビサーバ装置10から出力タイミング情報を受信したことを契機として、受信したユーザID情報を保有するユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告に係る音声広告データ等を端末装置30に送信(配信)する。
[1−1−3.端末装置の構成の説明]
次に、端末装置30の構成について説明する。
端末装置30は、制御部31と、操作部32と、表示部33と、音声出力部34と、記憶部35と、現在位置検出部36と、通信部37と、を備えて構成されている。
制御部31は、端末装置30の動作を中央制御する。具体的には、制御部31は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部35に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、端末装置30の各部を統括制御する。
また、制御部31は、記憶部35に記憶されたカーナビアプリを実行することにより、ナビサーバ装置10と協働して、カーナビの機能を実現する。具体的には、制御部31は、ドライバによりユーザID情報及びパスワードが入力され、カーナビアプリが起動され目的地が設定されると、当該目的地情報及び現在位置検出部36により検出された現在位置情報を、ユーザID情報とともに、通信部37を介してナビサーバ装置10に送信する。次に、ナビサーバ装置10の制御部11は、端末装置30から送信された目的地情報及び現在位置情報に基づいて経路探索処理を行い、経路探索結果を地図データ及び音声データとともに、通信部15を介して端末装置30に送信する。次に、端末装置30の制御部31は、経路探索結果を、表示部33に表示させるとともに、音声出力部34から音声案内を出力させる。また、制御部31は、広告サーバ装置20から送信(配信)された音声広告データに係る音声広告を音声出力部34により出力させる。ここで出力される音声広告は、例えば、上述したようにユーザが過去に「○○ブランドの△△商品」の視覚広告Aに接触している場合には、図3(c)に示すように、この「○○ブランドの△△商品」の視覚広告に関する「○○ブランドの△△商品」の文字を発音した音声広告を音声出力部34により出力させる。これにより、本実施形態におけるカーナビの機能が実現される。
また、制御部31は、実際に車両Cが走行した位置や車速などの走行情報に基づいてプローブ情報を随時生成する。そして、制御部31は、生成したプローブ情報を、通信部37を介して随時ナビサーバ装置10に送信する。
操作部32は、例えば、ホームボタン等からなるキー入力部と、表示部33と一体的に形成されたタッチパネルと、を備え、ドライバからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部31へと出力する。
表示部33は、例えば、LCD、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)などのディスプレイを備え、制御部31から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。例えば、表示部33は、制御部31から出力された表示用データ(地図データ等)に基づいて、各種情報(例えば、地図画面やアイコン、経路案内等のナビゲーション用の表示情報、自車の現在位置を示す自車マーク等)を表示する。また、表示部33は、カーナビアプリの起動時や、カーナビアプリの起動後、目的地(例えば、店舗、テーマパーク等)や経由地等の地点の設定操作時に視覚広告を表示する。
音声出力部(音声出力手段)34は、D/A変換器、アンプ、スピーカ等を備えて構成され、制御部31から出力された音声データをアナログの音声信号に変換して音声出力する。
記憶部35は、例えば、HDD、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部31から読み書き可能に記憶する。
現在位置検出部36は、GPSモジュール、自律航法ユニット等を備えて構成されている。GPSモジュールは、GPSアンテナ等を備えて構成される。このGPSアンテナは、地球低軌道に打ち上げられた複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する。GPSアンテナは、少なくとも3個のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて車両Cの絶対的な現在位置(緯度、経度)を検出して、制御部31に出力する。
自律航法ユニットは、角度センサ、距離センサ等を備える。角度センサは、車の角速度(単位時間あたりの水平方向への回転角度)を検出して、移動方位の変化量を算出する。距離センサは、車輪の回転に応じて出力されるパルス信号を検出して、車両Cの移動量を算出する。自律航法ユニットは、これら角速度信号および車速パルス信号により、車両Cの相対的な位置変化を算出して制御部31に出力する。
通信部37は、アンテナや通信回路を備え、制御部31による制御の下で外部機器との間の無線通信を行う。具体的には、通信部37は、基地局で中継されることで、通信ネットワークNを介してデータ通信を行う。例えば、通信部37は、ドライバにより設定された目的地情報及び現在位置検出部36により検出された現在位置情報、並びに制御部31により生成されたプローブ情報等を送信する。また、通信部37は、ナビサーバ装置10の通信部15から送信された経路探索結果、地図データ及び音声データ等を受信する。また、通信部37は、広告サーバ装置20の通信部25から送信された音声広告に関する音声データ等を受信する。
[1−2.動作の説明]
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の具体的な動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
図2に示すように、まず、端末装置30の制御部31は、ドライバ(ユーザ)による操作部32に対する所定の操作を契機として、カーナビアプリを起動する(ステップS301)。所定の操作としては、例えば、表示部33に表示された専用のアイコンをドライバがタッチし、ID及びパスワードの入力画面上でユーザID情報及びパスワードを入力操作すること等が挙げられる。カーナビアプリが起動された際、ユーザにより入力されたユーザID情報及びパスワードがナビサーバ装置10に送信されることとなる。
次に、制御部31は、ドライバ(ユーザ)による操作部32に対する所定の操作を契機として、目的地を設定する(ステップS302)。ここで、目的地が設定された際に、目的地情報及び現在位置検出部36により検出された現在位置情報がナビサーバ装置10に送信されることとなる。
次に、ナビサーバ装置10の制御部11は、端末装置30から受信した目的地情報及び現在位置情報に基づいて、経路探索処理を実行する(ステップS101)。ここで、経路探索処理が実行されると、地図データ及び音声データとともに、経路探索結果に関する情報が端末装置30に送信されることとなる。また、端末装置30から受信したユーザID情報及びパスワードが広告サーバ装置20に送信されることとなる。
次に、端末装置30の制御部31は、ナビサーバ装置10から受信した経路探索結果に関する情報、並びに、地図データ及び音声データに基づいて、経路探索結果を、表示部33に表示させるとともに、音声出力部34から音声案内を出力させる(ステップS303)。
一方、広告サーバ装置20の制御部21は、カーナビアプリを起動したドライバ(ユーザ)の過去に接触した視覚広告に関するログ情報を取得する(ステップS201)。具体的には、制御部21は、カーナビアプリの起動時に端末装置30に入力され、ナビサーバ装置10に送信されたユーザID情報を取得する。そして、制御部21は、取得したユーザID情報と、記憶部24に記憶されている行動履歴データとから、当該ユーザID情報と対応付けられて記憶されている広告接触履歴(ログ情報)を取得する。
即ち、制御部21は、本発明の第1取得手段(取得手段)として機能する。
次に、制御部21は、取得した広告接触履歴(ログ情報)に基づいて、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を記憶部24に記憶されている音声広告データから取得する(ステップS202)。ここで、広告接触履歴が複数ある場合、制御部21は、広告クリック履歴(特定情報)が対応付けられて記憶されている視覚広告に関する音声広告を記憶部24に記憶されている音声広告データから優先的に取得する。
即ち、制御部21は、本発明の第2取得手段(取得手段)として機能する。
ここで、取得した音声広告に係る情報(例えば、広告名称、時間、カテゴリ、出力地点等の情報)がナビサーバ装置10の制御部11に送信されることとなる。
次に、ナビサーバ装置10の制御部11は、ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、制御部21により取得した音声広告を音声出力部34に出力させる出力制御処理を実行する(ステップS102)。具体的には、制御部11は、広告サーバ装置20から受信した音声広告に係る情報に基づき、例えば、車両Cの現在位置(所定の対象)が音声広告に係る地点と所定の位置関係にあるか否かを判定し、当該音声広告に係る地点と所定の位置関係にあると判定した場合、所定の店舗にもうじき通りかかるとみなし出力タイミング情報を広告サーバ装置20に送信する。
即ち、制御部11は、本発明の出力制御手段として機能する。
そして、広告サーバ装置20は、ナビサーバ装置10から送信された出力タイミング情報を受信したことを契機として、ステップS202で取得した音声広告に係る音声広告データを端末装置30に送信する。
次に、端末装置30の制御部31は、広告サーバ装置20から受信した音声広告データに係る音声広告を音声出力部34により出力させる音声出力処理を実行する(ステップS304)。
[1−3.効果]
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1は、複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を取得する取得手段(制御部21)と、ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、取得手段により取得した音声広告を音声出力手段(音声出力部34)に出力させる出力制御手段(制御部11)と、を備える。
従って、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、ユーザが過去に見て印象付けられた視覚広告に関する音声広告が出力されることとなるので、当該音声広告をユーザに聞かせることにより、広告の対象を想起させることができ、当該音声広告による宣伝効果を向上させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、視覚広告にインターネットにより配信される視覚広告が含まれているので、ユーザが視覚広告に接触する機会を増加させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、インターネットより配信される視覚広告に、端末装置にインストールされた複数のアプリケーションソフトのそれぞれの起動中に表示された視覚広告が含まれるので、ユーザが視覚広告に接触する機会を更に増加させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、インターネットより配信される視覚広告に、端末装置に配信されたウェブページ上に表示された視覚広告が含まれるので、ユーザが視覚広告に接触する機会を更に増加させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、視覚広告は、ナビゲーション処理の起動時に表示手段(表示部33)の画面に表示される視覚広告が含まれるので、ユーザが視覚広告に接触する機会を更に増加させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、視覚広告は、ナビゲーション処理における設定操作時に表示手段(表示部33)の画面に表示される視覚広告が含まれるので、ユーザが視覚広告に接触する機会を更に増加させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1は、音声広告を記憶した記憶手段(記憶部24)を備え、取得手段(制御部21)は、ユーザを識別するユーザ識別情報(ユーザID情報)と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報(広告接触履歴)と、が対応付けられて記憶されているデータベース(記憶部24)から、ユーザのユーザ識別情報と対応付けられて記憶されているログ情報を取得する第1取得手段(制御部21)と、第1取得手段により取得されたログ情報に基づいて、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を記憶手段から取得する第2取得手段(制御部21)と、を備える。
従って、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、第1取得手段(制御部21)によって、ユーザごとにログ情報を取得し、第2取得手段(制御部21)によって、ユーザごとに当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を取得することとなるので、各ユーザに応じて、当該ユーザに適した音声広告を出力させることができるようになるので、当該音声広告による宣伝効果を向上させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、データベース(記憶部24)に、ユーザ識別情報と、ログ情報と、ユーザが過去に接触した視覚広告のうち、当該視覚広告の表示元からリンク先へ移行したことがある視覚広告には、更に当該視覚広告に関する特定情報(広告クリック履歴)と、が対応付けられて記憶されており、第2取得手段(制御部21)は、特定情報が対応付けられて記憶されているユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を優先的に記憶手段(記憶部24)から取得する。
従って、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、視覚広告の表示元からリンク先へ移行したことがある視覚広告、すなわちユーザにとって興味関心のある視覚広告に関する音声広告が優先的に出力されることとなるので、当該音声広告による宣伝効果を効率よく向上させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、出力制御手段(制御部11)は、所定の対象が音声広告に係る地点と所定の位置関係にある場合に、音声広告を音声出力手段(音声出力部34)により音声出力させる。
従って、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、所定の店舗にもうじき通りかかるときなどに音声広告を出力させることで当該音声広告の対象に対する衝動を駆り立て易くすることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、車両の走行情報として、プローブ情報を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、プローブ情報の代わりに、VICS(登録商標)情報を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、地図データ、音声データ、その他経路探索に係る各種プログラム等をナビサーバ装置10側で記憶して、ナビサーバ装置10側で経路探索処理を行うようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、地図データ、音声データ、その他経路探索に係る各種プログラム等を予め端末装置30側でダウンロードして記憶部35に記憶する構成とすることで、端末装置30側で経路探索処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、情報処理システム1を本発明の情報処理装置として説明したが、端末装置30を本発明の情報処理装置とすることも可能である。
この場合、端末装置30の制御部31は、複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を取得する本発明の取得手段として機能する。
また、制御部31は、ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、取得手段(制御部31)により取得した音声広告を音声出力手段(音声出力部34)に出力させる本発明の出力制御手段として機能する。
記憶部35は、音声広告を記憶することで、本発明の記憶手段として機能する。
また、制御部31は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報と、が対応付けられて記憶されているデータベースから、ユーザのユーザ識別情報と対応付けられて記憶されているログ情報を取得する本発明の第1取得手段として機能する。
また、制御部31は、第1取得手段(制御部31)により取得されたログ情報に基づいて、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を記憶手段(記憶部35)から取得する本発明の第2取得手段として機能する。
また、記憶部35は、ユーザ識別情報と、ログ情報と、ユーザが過去に接触した視覚広告のうち、当該視覚広告の表示元からリンク先へ移行したことがある視覚広告には、当該視覚広告に関する特定情報と、が対応付けられて記憶された本発明のデータベースとして機能する。
また、制御部31は、特定情報が対応付けられて記憶されているユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を優先的に記憶手段(記憶部35)から取得する本発明の第2取得手段として機能する。
また、制御部31は、所定の対象が音声広告に係る地点と所定の位置関係にある場合に、音声広告を音声出力手段(音声出力部34)により音声出力させる本発明の出力制御手段として機能する。
また、上記実施形態では、例えば、動画広告と静止画広告の2種類の視覚広告に関するログ情報(広告接触履歴)が記憶部24に記憶されている場合、第2取得手段(制御部21)は、動画広告に関する音声広告を優先的に取得するようにしてもよい。
動画広告は静止画広告に比べて、ユーザの目につきやすいため、当該広告に対する印象が残り易い。このため、動画広告に関する音声広告を優先的に出力させることにより、静止画広告に関する音声広告を出力させる場合に比べて、広告の対象を想起させ易くすることができる。
また、上記実施形態では、例えば、ログ情報には、同一の視覚広告へユーザが過去に接触した回数を示す回数情報を含むようにするとともに、音声広告データを構成する音声データは、一の音声広告に対して、ロングバージョンとショートバージョンの2種類のデータを設定することができるようにしてもよい。
そして、第2取得手段(制御部21)は、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を取得する際に、当該視覚広告へユーザが過去に接触した回数に応じて、ロングバージョンとショートバージョンの何れかの音声広告を選択することができるようにしてもよい。例えば、第2取得手段(制御部21)は、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を取得する際に、当該視覚広告へユーザが過去に接触した回数が1回であれば、ショートバージョンの音声広告を選択する一方で、当該視覚広告へユーザが過去に接触した回数が2回以上であれば、ロングバージョンの音声広告を選択することができる。この場合、ロングバージョンの音声広告にのみクーポンを含ませることによって、ユーザに対して当該視覚広告への接触意欲を沸かせることができる。
また、上記とは逆に、第2取得手段(制御部21)は、ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を取得する際に、当該視覚広告へユーザが過去に接触した回数が1回であれば、ロングバージョンの音声広告を選択する一方で、当該視覚広告へユーザが過去に接触した回数が2回以上であれば、ショートバージョンの音声広告を選択することができる。この場合、広告対象に対する印象をユーザに対して効率良く定着させることができるようになる。
なお、視覚広告へユーザが過去に接触した回数が4回以上である場合には、第2取得手段(制御部21)は、当該視覚広告に対する音声広告を取得しないようにしてもよい。かかる場合には、当該視覚広告の対象に対する印象がユーザに定着しきっていると考えられるためである。
また、本出願に示す各態様は、方法、プログラムなどとしても把握することができる。方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「手段」を、例えば、「工程」や「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめて若しくは随時一部分ずつ実行するよう変更したりすることができる。
その他、ナビサーバ装置、広告サーバ装置、及び端末装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 情報処理システム(情報処理装置)
10 ナビサーバ装置
11 制御部(出力制御手段)
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 通信部
20 広告サーバ装置
21 制御部(取得手段、第1取得手段、第2取得手段)
22 操作部
23 表示部
24 記憶部(記憶手段)
25 通信部
30 端末装置
31 制御部
32 操作部
33 表示部(表示手段)
34 音声出力部(音声出力手段)
35 記憶部
36 現在位置検出部
37 通信部
A 視覚広告
C 車両

Claims (6)

  1. 目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するナビゲーション処理を実行する情報処理装置において、
    複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚により認識される視覚広告と同内容の音声広告を取得する取得手段と、
    前記ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、前記取得手段により取得した音声広告を音声出力手段に出力させる出力制御手段と、
    前記音声広告を記憶した記憶手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報と、が対応付けられて記憶されているデータベースから、前記ユーザの前記ユーザ識別情報と対応付けられて記憶されている前記ログ情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された前記ログ情報に基づいて、前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を前記記憶手段から取得する第2取得手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記視覚広告は、インターネットにより配信される視覚広告を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データベースには、前記ユーザ識別情報と、前記ログ情報と、前記ユーザが過去に接触した前記視覚広告のうち、当該視覚広告の表示元からリンク先へ移行したことがある視覚広告には、更に当該視覚広告に関する特定情報と、が対応付けられて記憶されており、
    前記第2取得手段は、前記特定情報が対応付けられて記憶されている前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を優先的に前記記憶手段から取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力制御手段は、所定の対象が前記音声広告に係る地点と所定の位置関係にある場合に、前記音声広告を前記音声出力手段により音声出力させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するナビゲーション処理を実行する情報処理装置の情報処理方法であって、
    複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚により認識される視覚広告と同内容の音声広告を取得する取得ステップと、
    前記ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、取得した音声広告を音声出力手段に出力させる出力制御ステップと、
    を含み、
    前記取得ステップは、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報と、が対応付けられて記憶されているデータベースから、前記ユーザの前記ユーザ識別情報と対応付けられて記憶されている前記ログ情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップで取得された前記ログ情報に基づいて、前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を、前記音声広告を記憶した記憶手段から取得する第2取得ステップと、
    を含む情報処理方法。
  6. 目的地までの経路探索を行い、探索結果に応じて誘導経路を案内するナビゲーション処理を実行する情報処理装置のコンピュータを、
    複数の音声広告の中から、ユーザが過去に接触した視覚により認識される視覚広告と同内容の音声広告を取得する取得手段、
    前記ナビゲーション処理中の所定のタイミングで、前記取得手段により取得した音声広告を音声出力手段に出力させる出力制御手段、
    として機能させ、
    前記取得手段は、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが過去に接触した視覚広告に関するログ情報と、が対応付けられて記憶されているデータベースから、前記ユーザの前記ユーザ識別情報と対応付けられて記憶されている前記ログ情報を取得する第1取得手段、
    前記第1取得手段により取得された前記ログ情報に基づいて、前記ユーザが過去に接触した視覚広告に関する音声広告を、前記音声広告を記憶した記憶手段から取得する第2取得手段、
    として機能させるためのプログラム。
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