JP2017211349A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】熱歪み誤差の更なる低減を図る。
【解決手段】ダイアフラム24aは、中央部243と外側部244と当接部246とを備える。中央部243は、先端ロッド25aと対向配置され、受圧面24cにおける受熱に伴い検出方向に向かって凸の撓み変形が生じるように構成されている。外側部244は、中央部243とダイアフラム支持部24bとの間に設けられ、受圧面24cにおける受熱及び中央部243の検出方向に向かって凸の撓み変形に伴い受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じるように、中央部243及びダイアフラム支持部24bに接続されている。当接部246は、先端ロッド25aと当接するように、中央部243と外側部244との接続部245に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧力センサに関する。
特許文献1に開示された圧力センサは、円筒状の本体と、本体の先端部に取り付けられたダイアフラムと、本体の内部に配置された圧電素子とを備えている。当該構成の圧力センサにおいては、ダイアフラムに作用した圧力に応じて、圧電素子に電荷が発生する。この電荷に基づいて、圧力検出が行われる。
特許第3993857号公報
この種の圧力センサが使用中に高温に曝される場合、ダイアフラムの熱変形に起因する出力誤差が生じる。この出力誤差を、以下「熱歪み誤差」と称する。熱歪み誤差を低減するための構成は、従来種々提案されてきた。しかしながら、従来提案された構成においても、熱歪み誤差の低減に関して、まだまだ改善の余地があった。本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、熱歪み誤差の更なる低減を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、対象空間(1f)内の流体圧力に応じた電気出力を発生するように構成された圧力センサ(2)において、前記流体圧力を受けるように前記対象空間側に設けられた受圧面(24c)と前記受圧面の裏側の裏面(24d)とを有し前記流体圧力に応じて前記受圧面から前記裏面に向かう受圧方向又は前記受圧方向とは反対の検出方向に撓み変形するように構成されたダイアフラム(24a)と、前記裏面と対向配置された内部部材(25a)と、前記ダイアフラムを囲むように筒状に形成され前記ダイアフラムを支持するように前記ダイアフラムに接続されたダイアフラム支持部(24b)とを備え、前記ダイアフラムは、前記内部部材と対向配置され前記受圧面における受熱に伴い前記検出方向に向かって凸の撓み変形が生じるように構成された中央部(243)と、前記中央部と前記ダイアフラム支持部との間に設けられ前記受圧面における受熱及び前記中央部の前記検出方向に向かって凸の撓み変形に伴い前記受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じるように前記中央部及び前記ダイアフラム支持部に接続された外側部(244)と、前記内部部材と当接するように前記中央部と前記外側部との接続部(245)に設けられた当接部(246)とを備える。
上記構成においては、前記ダイアフラムの前記受圧面における受熱に伴い、前記ダイアフラムの前記中央部においては、前記検出方向に向かって凸の撓み変形が生じる。一方、前記ダイアフラムの前記外側部においては、前記受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じる。前記接続部は、前記検出方向に向かって凸の撓み変形が生じる前記中央部と、前記検出方向とは反対の前記受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じる前記外側部とが互いに接続する箇所である。故に、前記検出方向又は前記受圧方向における、受熱前後の前記接続部の変位が抑制され得る。このため、前記接続部に設けられた前記当接部についても、前記検出方向又は前記受圧方向における受熱前後の変位が抑制され得る。したがって、上記構成によれば、熱歪み誤差の更なる低減が可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
実施形態の圧力センサが装着されたエンジンの概略構成を示す断面図である。 実施形態の圧力センサの要部を拡大した断面図である。 図2に示された先端被覆部の周辺を拡大した断面図である。 図3に示された先端被覆部の熱変形状態を示す図である。 図3に示された先端被覆部の一変形例を示す断面図である。 図3に示された先端被覆部の他の変形例を示す断面図である。 図3に示された伝達ロッドの一変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、実施形態と後述の変形例とにおいて、互いに同一又は均等である部分には同一符号を付す。
(実施形態の構成)
図1を参照すると、内燃機関であるエンジン1は、シリンダブロック1aと、シリンダヘッド1bと、ピストン1cとを備えている。シリンダブロック1aの内部には、シリンダ1dが形成されている。ピストン1cは、シリンダ1dの中心軸線C1に沿ってシリンダ1d内を往復移動するように、シリンダ1d内に収容されている。シリンダヘッド1bは、シリンダ1dにおける、ピストン1cの上死点側の端部を塞ぐように、シリンダブロック1aに固定されている。シリンダヘッド1bの下面には、シリンダ1dに連通するように、凹部1eが形成されている。燃焼室1fは、シリンダ1d及び凹部1eによって形成される空間のうちの、ピストン1cとシリンダヘッド1bとの間の領域によって形成される。
シリンダヘッド1bには、円柱状の貫通孔である装着孔1gが形成されている。装着孔1gは、燃焼室1fの内部と外部とを連通可能に形成されている。図1及び図2を参照すると、装着孔1gの内周面には、フランジ部1hと雌ネジ部1kとが設けられている。フランジ部1hは、装着孔1gにおける燃焼室1f側の端部にて、装着孔1gの中心軸線C2に向かって突出するように設けられている。雌ネジ部1kは、装着孔1gの軸線方向における、フランジ部1hとは反対側の端部から略中央部まで形成されている。なお、この「装着孔1gの軸線方向」とは、中心軸線C2に沿った方向である。本実施形態においては、シリンダ1dの中心軸線C1と、装着孔1gの中心軸線C2とは、互いに平行ではないものとする。
実施形態に係る圧力センサ2は、対象空間としての燃焼室1f内の流体圧力に応じた電気出力を発生するように構成されている。具体的には、本実施形態においては、圧力センサ2は、筒内圧センサ又は燃焼圧センサと称されるものであって、燃焼室1f内の燃料混合気の燃焼圧に応じた電気出力を発生するように、装着孔1gを介してシリンダヘッド1bに装着されている。
装着孔1gの中心軸線C2と平行な方向であって且つ燃焼室1fから圧力センサ2に向かう方向(即ち図2における上方向)を、以下「受圧方向」と称する。また、受圧方向と反対の方向(即ち図2における下方向)を、以下「検出方向」と称する。検出方向は、圧力センサ2から燃焼室1fを臨む方向である。圧力センサ2は、装着孔1gの中心軸線C2と平行な長手方向を有する。よって、圧力センサ2及びこれを構成する各部分における、検出方向側の端(即ち図2における下端)を、以下「先端」と称することがある。一方、圧力センサ2及びこれを構成する各部分における、受圧方向側の端(即ち図2における上端)を、以下「基端」と称することがある。また、装着孔1gの中心軸線C2は、圧力センサ2及びこれを構成する各部分の中心軸線と一致する。よって、以下の説明において、単に「中心軸線C2」と称した場合、この「中心軸線C2」は、圧力センサ2及びこれを構成する各部分の中心軸線を指すものとする。
図2を参照すると、圧力センサ2は、ハウジング21と、素子支持部22と、検出素子23と、先端被覆部24と、圧力伝達部25とを備えている。ハウジング21は、略円筒状に形成されている。ハウジング21の外周面における先端部には、装着孔1gにおける雌ネジ部1kと螺合する雄ネジ部21aが形成されている。ハウジング21の内側に形成された略円柱状の貫通孔である収容孔21bには、素子支持部22と、検出素子23と、圧力伝達部25とが収容されている。素子支持部22の先端部には、検出素子23が装着されている。本実施形態においては、検出素子23は、いわゆる圧電素子であって、印加された圧力に応じて電荷を発生させるように構成されている。
収容孔21bの先端部は、先端被覆部24によって閉塞されている。先端被覆部24は、中心軸線C2について軸対称な略円筒状又は略リング状の部材であって、ダイアフラム24aとダイアフラム支持部24bとを備えている。本実施形態においては、先端被覆部24は、燃焼室1f内の燃料混合気の燃焼に伴い、ダイアフラム24aにて受熱しつつ燃焼圧を受けるように、燃焼室1fと対向配置されている。
ダイアフラム24aは、燃焼圧に応じて受圧方向又は検出方向に撓み変形するように構成された薄膜状の部分であって、平面視(即ち中心軸線C2と平行な方向から見た場合に)円形に形成されている。ダイアフラム24aの先端側表面である受圧面24cは、燃焼室1f内の燃料混合気の燃焼に伴い受熱しつつ燃焼圧を受けるように、燃焼室1f側に設けられている。受圧面24cの裏側の裏面24dは、ダイアフラム24aの基端側表面であって、圧力伝達部25に対向するように設けられている。ダイアフラム支持部24bは、ダイアフラム24aを外側から囲むように、筒状又はリング状に形成されている。また、ダイアフラム支持部24bは、ダイアフラム24aを支持するように、ダイアフラム24aに接続されている。ダイアフラム支持部24bの基端側表面は、ハウジング21の先端面に接合されている。圧力センサ2は、ダイアフラム支持部24bの先端側表面がフランジ部1hと密着するように、シリンダヘッド1bに装着されている。
圧力伝達部25は、ダイアフラム24aが受けた圧力を検出素子23に伝達するように、検出素子23とダイアフラム24aとの間に配置されている。具体的には、本実施形態においては、圧力伝達部25は、先端ロッド25aと、中間ブロック25bと、基端ブロック25cとを備えている。先端ロッド25aは、その中心軸線が中心軸線C2と一致するように配置された略円柱状の部材である。先端ロッド25aは、その先端がダイアフラム24aに当接するように、裏面24dと対向配置されている。中間ブロック25bは、先端ロッド25aと基端ブロック25cとの間に配置されている。中間ブロック25bは、略半球状に形成されていて、先端面である半球面が先端ロッド25aの基端面と当接するように設けられている。基端ブロック25cは、先端面が中間ブロック25bにおける平面状の基端面と当接するように設けられている。基端ブロック25cの基端面は、検出素子23と当接するように、検出素子23と対向配置されている。
圧力センサ2の上記のような概略構成は、本願の出願時点において既に周知であるので、より詳細な説明は省略する。以下、本実施形態の圧力センサ2の要部である、先端被覆部24周辺の構成について、図2及び図3を参照しつつ、詳細に説明する。
ダイアフラム支持部24bには、検出方向に開口する断面視略U字形状の溝部241が設けられている。溝部241は、平面視にて、中心軸線C2を中心とする円形に形成されている。ダイアフラム支持部24bにおける、溝部241に隣接する位置であって且つ溝部241よりも中心軸線C2側の位置には、側壁部242が設けられている。側壁部242の先端部は、ダイアフラム24aに接続されている。側壁部242は、検出方向に向かって突出する薄板状部分であって、中心軸線C2と一致する中心軸線を有する略円筒状に形成されている。側壁部242は、受圧面24cにおける受熱によるダイアフラム24aの径方向(即ち図中左右方向)の熱膨張に伴い、径方向に撓むように構成されている。
ダイアフラム24aは、中央部243と外側部244とを有している。中央部243は、中心軸線C2について軸対称な円板状の部分である。中央部243は、内部部材に対応する先端ロッド25aと対向配置されている。外側部244は、中央部243を外側から囲むように設けられたリング状の部分であって、中央部243とダイアフラム支持部24bとの間に設けられている。図3に示すように、外側部244の内縁部244aは、中央部243に接続されている。外側部244の外縁部244bは、ダイアフラム支持部24bに接続されている。
本実施形態においては、先端被覆部24は、燃焼室1f内の燃料混合気の燃焼に伴い、燃焼圧をダイアフラム24aにて受けるとともに、受圧面24cにて受熱するように、燃焼室1fと対向配置されている。中央部243は、燃焼圧を受ける際の受熱により、受圧面24cにおける熱膨張量が裏面24dにおける熱膨張量よりも大きくなるように構成されている。具体的には、中央部243は、燃焼圧を受ける際の受熱に伴い、受圧面24cの近傍部分と裏面24dの近傍部分との間に所定の温度差が生じることで検出方向に向かって凸の撓み変形が生じるように、所定の厚さに形成されている。
外側部244は、受圧面24cにおける受熱及び中央部243の検出方向に向かって凸の撓み変形に伴い、受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じるように、中央部243及びダイアフラム支持部24bに接続されている。具体的には、本実施形態においては、中央部243と外側部244とダイアフラム支持部24bとは、同一材料によって継目無く一体に形成されている。また、外側部244は、燃焼圧を受ける際の受熱に伴い受圧面24cの近傍部分と裏面24dの近傍部分との間に温度差がほとんど生じないように、中央部243よりも薄い薄膜状に形成されている。これにより、外側部244は、中央部243よりも低剛性に形成されている。換言すれば、中央部243は、ダイアフラム24aにおける厚肉部として形成されている。一方、外側部244は、ダイアフラム24aにおける薄肉部として形成されている。
更に、外側部244は、非受圧時においてダイアフラム24aが燃焼室1fに向かって開口する凹状となるように、中心軸線C2を法線とする基準平面に対して傾斜した状態に設けられている。具体的には、外側部244は、内縁部244aが外縁部244bよりも中心軸線C2方向において受圧方向側に位置するように形成されている。
中央部243と外側部244との接続部245には、当接部246が設けられている。本実施形態においては、接続部245は、中央部243の一部であって、具体的には中央部243の外縁部である。当接部246は、ダイアフラム24aにおける、先端ロッド25aと当接する部分である。ダイアフラム24aは、先端ロッド25aと、当接部246にて局所的に当接するように構成されている。具体的には、本実施形態においては、当接部246は、ダイアフラム側突起247を有している。ダイアフラム側突起247は、接続部245にて、裏面24dから先端ロッド25aに向かって突出するように設けられた突起である。中央部243における裏面24dと、先端ロッド25aの先端面との間には、ダイアフラム側突起247により隙間Gが形成されている。即ち、隙間Gの、中心軸線C2と平行な方向における寸法は、裏面24dからのダイアフラム側突起247の中心軸線C2と平行な方向における突出量に対応する寸法に設定されている。
本実施形態においては、ダイアフラム側突起247は、中心軸線C2と一致する中心軸線を有する略円筒状に形成されている。また、ダイアフラム側突起247は、中央部243及び外側部244と継目無く一体に形成されている。
(動作及び効果)
図4は、図3に示された先端被覆部24が燃焼室1f内の燃料混合気の燃焼に伴って受熱した場合の熱変形状態を、計算機シミュレーションによって算出した結果を示す。上記構成の圧力センサ2においては、ダイアフラム24aは、燃焼室1f内の燃料混合気の燃焼に伴い、受圧面24cにて、受熱しつつ燃焼圧を受ける。この受熱は瞬間的なものであり、且つ中央部243は受圧方向に所定の厚さを有している。このため、受圧面24cにおける受熱に伴い、中央部243においては、厚さ方向即ち受圧方向に所定の温度差が生じ、故に検出方向に向かって凸の撓み変形が生じる(図4参照)。
一方、外側部244は、中央部243に比して、厚さが充分薄い。このため、外側部244においては、中央部243とは異なり、上記のような瞬間的な受熱によっても厚さ方向の温度差がほとんど生じない。また、外側部244は、内縁部244aにて中央部243に一体的に結合され、外縁部244bにてダイアフラム支持部24bに一体的に結合されている。故に、外側部244においては、受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じる(図4参照)。
接続部245は、検出方向に向かって凸の撓み変形が生じる中央部243と、検出方向とは反対の受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じる外側部244とが互いに接続する箇所である。故に、検出方向又は受圧方向における、受熱前後の接続部245の変位が抑制され得る。具体的には、接続部245にて、受熱によっても検出方向又は受圧方向における変位量が0となる部分が生じる(図4における2点鎖線参照)。この部分に当接部246を設けることで、当接部246についても、検出方向又は受圧方向における受熱前後の変位が抑制され得る。具体的には、接続部245に設けられたダイアフラム側突起247における受圧方向側の末端部の、受熱に伴う変位状態は、図4にて矢印で示されているように、接続部245を中心とした回転状態となる。故に、ダイアフラム側突起247における受圧方向側の末端部の、受圧方向又は検出方向に沿った変位が抑制される。したがって、上記構成によれば、熱歪み誤差の更なる低減が可能となる。
受熱に伴う受圧方向又は検出方向に沿った変位量が0となる部分を接続部245に設ける構成は、上述のように、中央部243にて検出方向に向かって凸の撓み変形を生じさせる一方で、外側部244にて受圧方向に向かって凸の撓み変形を生じさせることによって実現される。かかる構成は、外側部244を過度に薄くしなくても、各部の熱変形状態及び剛性のバランスを適切に図ることで実現される。したがって、上記構成によれば、ダイアフラム24a及びダイアフラム支持部24bの強度を良好に確保することが可能となる。
また、本実施形態においては、ダイアフラム24a及び先端ロッド25aは、互いに当接部246にて局所的に当接する。具体的には、ダイアフラム24aの中央部243と先端ロッド25aとの間には、ダイアフラム側突起247の突出量に対応する隙間Gが設けられている。このため、受熱によってダイアフラム24aの中央部243が中心軸線C2に沿った方向に膨張しても、この膨張に起因して先端ロッド25aが中央部243によって付勢されることが、可及的に抑制される。したがって、上記構成によれば、熱歪み誤差の更なる低減が可能となる。
受圧面24cにおける受熱により、ダイアフラム24aが径方向(即ち図中左右方向)に熱膨張し得る。但し、本実施形態においては、この熱膨張に伴い、側壁部242が、先端が外側に変位するように撓む。すなわち、ダイアフラム24aの径方向の熱膨張が発生しても、これに伴う側壁部242の撓み変形により、ダイアフラム24aの検出方向又は受圧方向における変位が良好に抑制され得る。したがって、上記構成によれば、熱歪み誤差の更なる低減が可能となる。
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態に対しては適宜変更が可能である。以下、代表的な変形例について説明する。以下の変形例の説明においては、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。したがって、特段の説明がない限り、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的に矛盾しない限り、上記実施形態における説明が適宜援用され得る。
本発明は、圧電タイプの圧力センサに限定されない。即ち、本発明は、圧電タイプとは異なるタイプ(例えば静電容量タイプ)の圧力センサに対しても好適に適用可能である。
シリンダ1dの中心軸線C1と、装着孔1gの中心軸線C2即ち圧力センサ2の中心軸線C2とは、平行であってもよい。この場合、中心軸線C1と中心軸線C2とは、一致していなくてもよい。溝部241は、無くてもよい。接続部245は、中央部243の一部であってもよいし、外側部244の一部であってもよいし、中央部243と外側部244とに跨る部分であってもよい。
図5に示されているように、外側部244は、基準平面に沿って設けられた薄膜状部分であってもよい。即ち、中心軸線C2と平行な方向において、内縁部244aと外縁部244bとが同一位置となるように、外側部244が形成されていてもよい。
中心軸線C2と平行に延びる円筒状のダイアフラム側突起247には、中心軸線C2と平行に延びダイアフラム側突起247を径方向に貫通するスリットが、多数形成されていてもよい。あるいは、ダイアフラム側突起247の形状は、上述のような円筒状に限定されない。即ち、例えば、円柱状、円錐状、多角柱状、又は多角錐状の、複数のダイアフラム側突起247が、平面視にて、中心軸線C2を中心とする円周上に、所定間隔で離散的に設けられていてもよい。
図6に示されているように、中央部243は、高膨張層248aと低膨張層248bとを有する、いわゆるバイメタル構造を有していてもよい。高膨張層248aは、受圧面24c側に設けられている。高膨張層248aは、外側部244と同一材料によって、外側部244と継目無く一体に形成され得る。低膨張層248bは、高膨張層248aよりも熱膨張率の低い材料によって形成されていて、裏面24d側に設けられている。低膨張層248bは、ダイアフラム側突起247と同一材料によって、ダイアフラム側突起247と継目無く一体に形成され得る。
かかる構成においては、中央部243の厚さと外側部244の厚さとが同一となり得る。あるいは、外側部244の方が中央部243よりも厚く形成され得る。外側部244の方が中央部243よりも厚く形成されることで、ダイアフラム24a及びダイアフラム支持部24bの強度を良好に確保することが可能となる。なお、高膨張層248aと低膨張層248bとを有する構造は、貼り合わせ以外の方法によっても実現され得る。
圧力伝達部25の構成も、上記実施形態に限定されない。即ち、例えば、中間ブロック25bと基端ブロック25cとは、一体化されてもよい。あるいは、基端ブロック25cは、無くてもよい。
当接部246に設けられたダイアフラム側突起247に代えて、図7に示されているように、先端ロッド25a側即ち圧力伝達部25側に内部突起251が設けられていてもよい。この内部突起251は、圧力伝達部25から当接部246に向かって突出するように形成されている。この場合、中央部243における裏面24dと、先端ロッド25aの先端面における径方向について内部突起251よりも内側の部分との間には、内部突起251の突出量に対応する隙間Gが設けられている。
ダイアフラム24aにおいて、受圧面24cから裏面24dに向かう方向は、受圧方向と同視し得る。同様に、裏面24dから受圧面24cに向かう方向は、検出方向と同視し得る。即ち、「受圧方向」及び「検出方向」は、ダイアフラム24aの厚さ方向と平行な方向としても定義され得る。
上記の説明において、互いに継目無く一体に形成されていた複数の構成要素は、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されてもよい。同様に、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されていた複数の構成要素は、互いに継目無く一体に形成されてもよい。
上記の説明において、互いに同一の材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに異なる材料によって形成されてもよい。同様に、互いに異なる材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに同一の材料によって形成されてもよい。
変形例も、上記の例示に限定されない。また、複数の変形例が、互いに組み合わされ得る。更に、上記実施形態の全部又は一部と、変形例の全部又は一部とが、互いに組み合わされ得る。即ち、例えば、図3に示された構成において、図7に示された、内部突起251を有する先端ロッド25aが用いられ得る。
本発明は、筒内圧センサに限定されない。但し、ダイアフラム24aの受圧に伴う受熱が瞬間的であるが故に中央部243にバイメタル的な変形が生じることに鑑みれば、本発明を筒内圧センサに対して適用することは特に有効である。
2 圧力センサ
24a ダイアフラム
24b ダイアフラム支持部
24c 受圧面
24d 裏面
243 中央部
244 外側部
245 接続部
246 当接部
25a 先端ロッド

Claims (8)

  1. 対象空間(1f)内の流体圧力に応じた電気出力を発生するように構成された、圧力センサ(2)において、
    前記流体圧力を受けるように前記対象空間側に設けられた受圧面(24c)と、前記受圧面の裏側の裏面(24d)とを有し、前記流体圧力に応じて、前記受圧面から前記裏面に向かう受圧方向又は前記受圧方向とは反対の検出方向に撓み変形するように構成された、ダイアフラム(24a)と、
    前記裏面と対向配置された、内部部材(25a)と、
    前記ダイアフラムを囲むように筒状に形成され、前記ダイアフラムを支持するように前記ダイアフラムに接続された、ダイアフラム支持部(24b)と、
    を備え、
    前記ダイアフラムは、
    前記内部部材と対向配置され、前記受圧面における受熱に伴い前記検出方向に向かって凸の撓み変形が生じるように構成された、中央部(243)と、
    前記中央部と前記ダイアフラム支持部との間に設けられ、前記受圧面における受熱及び前記中央部の前記検出方向に向かって凸の撓み変形に伴い前記受圧方向に向かって凸の撓み変形が生じるように、前記中央部及び前記ダイアフラム支持部に接続された、外側部(244)と、
    前記内部部材と当接するように、前記中央部と前記外側部との接続部(245)に設けられた、当接部(246)と、
    を備えた圧力センサ。
  2. 前記ダイアフラム及び前記内部部材は、互いに前記当接部にて局所的に当接するように構成された、請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記当接部は、前記接続部にて前記裏面から前記内部部材に向かって突出するように設けられたダイアフラム側突起(247)を有し、
    前記中央部における前記裏面と、前記内部部材との間には、前記ダイアフラム側突起により隙間(G)が形成された、請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 前記内部部材は、前記ダイアフラムにおける前記当接部に向かって突出するように設けられた内部突起(251)を有し、
    前記中央部における前記裏面と、前記内部部材との間には、前記内部突起により隙間(G)が形成された、請求項2又は3に記載の圧力センサ。
  5. 前記中央部と前記外側部とは、継目無く一体に形成され、
    前記外側部は前記中央部よりも薄く形成された、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の圧力センサ。
  6. 前記外側部は、
    前記中央部に接続された内縁部(244a)と、
    前記ダイアフラム支持部に接続された外縁部(244b)と、
    を有し、
    前記ダイアフラム支持部の中心軸線方向における前記内縁部の位置である内縁位置は、前記中心軸線方向における前記外縁部の位置である外縁位置と同一、又は前記外縁位置よりも前記受圧方向側である、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の圧力センサ。
  7. 前記対象空間はエンジン(1)の燃焼室であり、前記流体圧力は前記燃焼室内の燃料混合気の燃焼圧である、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の圧力センサ。
  8. 前記中央部は、前記燃料混合気の燃焼に伴う前記受圧面における受熱により、前記受圧面における熱膨張量が前記裏面における熱膨張量よりも大きくなるように構成された、請求項7に記載の圧力センサ。
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