JP2017209892A - 印刷装置、複合装置、印刷方法及び印刷用プログラム - Google Patents

印刷装置、複合装置、印刷方法及び印刷用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷できないオブジェクトが印刷データにあれば、利用者に確認して貰い、利用者が決定すれば印刷を実行する印刷装置を提供する。【解決手段】印刷データに含まれるオブジェクトを中間コードに変換できる対応オブジェクトとそうでない非対応オブジェクトに分類する手段、対応オブジェクトを変換して通常中間コードを生成し、非対応オブジェクトに対応する代替中間コードを新たに生成する手段、通常中間コード及び代替中間コードを印刷用ラスターイメージデータに展開する手段、印刷データに非対応オブジェクトが含まれている場合には、印刷データにおいて非対応オブジェクトが配置されることが意図されている位置に非対応オブジェクトの存在を示す注意喚起プレビュー表示が配置されたプレビュー画面を表示する手段、利用者による決定により印刷用ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行する手段を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷データに基づいて印刷を実行するための印刷装置、印刷方法及び印刷用プログラム並びに印刷装置を含む複合装置に関し、特に、オブジェクト形式を有する印刷データに基づいて印刷を実行するための印刷装置、印刷方法及び印刷用プログラム並びに印刷装置を含む複合装置に関する。
画像を紙などに形成したり、紙などから画像を読み取ったり、画像を複写したり、画像を記憶装置などに格納したり、外部装置との間で画像を送受信するための機能を有する複合機(Multi-Function Printer)が昨今ある。
特に、複合機は、画像を紙などに形成したり、画像を複写するために印刷処理部を備えている。印刷処理部は、読み取られた画像に従って、印刷処理を行う他に、外部装置(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等)から受信した画像データ又は外部記録媒体(例えばメモリカード)から読み取った画像データに基づいて印刷処理を行う。
このような画像データは、特に、パーソナルコンピュータで稼働するアプリケーションプログラム(例えば、Microsoft Office(登録商標)に含まれる各アプリケーションプログラム)により生成されたものである場合が多く、このような画像データは、オブジェクト形式を持つ。印刷処理部は、このようなオブジェクト形式の印刷データに基づいて、印刷を実行する。
特開2015−60356号公報
しかしながら、印刷処理部は、全てのアプリケーションプログラムが生成したオブジェクト形式の印刷データに対応しているとは限らない。そのアプリケーションプログラムが生成した印刷データに印刷処理部が対応しているアプリケーションプログラムとそうでないアプリケーションプログラムがある。また、同じアプリケーションプログラムであっても、そのバージョンのアプリケーションプログラムが生成した印刷データに印刷処理部が対応しているバージョンとそうでないバージョンがある。
その一部でも印刷処理部が対応していない印刷データに基づいて印刷処理部が印刷を実行すると、その印刷データを生成したアプリケーションプログラムが意図したとおりの印刷結果を得ることができるとは必ずしもいえない。
特許文献1には、受信した印刷ジョブに含まれるテキストオブジェクトがサポートをしていないフォントを利用するものである場合には、代替のフォントを利用する発明が開示されている。また、特許文献1には、受信した印刷ジョブに含まれるテキストオブジェクト以外のオブジェクトがサポートをしていない機能を含んでいる場合には、代替の機能を利用する発明が開示されている。
しかし、特許文献1に開示されている発明は、オブジェクトのサポートされていない属性やサポートされていない機能を別の属性や機能で代替することしか行わない。
そこで、本発明は、印刷することができないオブジェクトが印刷データに含まれているならば、それを利用者に確認して貰い、その上で利用者が所定の操作をした場合に限り印刷を実行することを可能とする印刷装置、複合装置、印刷方法及び印刷用プログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、
印刷データを解析することにより、この印刷データに含まれる1以上のオブジェクトを中間コードに変換できる対応オブジェクトと中間コードに変換できない非対応オブジェクトとに分類する解析手段と、
前記対応オブジェクトに対しては、該対応オブジェクトを変換することにより通常中間コードを生成し、前記非対応オブジェクトに対しては、新たに代替中間コードを生成する中間コード生成手段と、
前記通常中間コード及び前記代替中間コードを印刷用ラスターイメージデータに展開する展開手段と、
前記印刷データに前記非対応オブジェクトが含まれている場合には、前記印刷データに従ったプレビュー画面であって、前記印刷データにおいて前記非対応オブジェクトが配置されることが意図されている位置に前記非対応オブジェクトの存在を示す注意喚起プレビュー表示が配置されたプレビュー画面を表示するプレビュー画面表示手段と、
前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースに対する利用者による操作に従って印刷することを決定したならば、前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行する印刷実行手段と、
を備えることを特徴とする印刷装置が提供される。
また、本発明によれば、上記の印刷装置を備えることを特徴とする複合装置が提供される。
更に、本発明によれば、印刷データを解析することにより、この印刷データに含まれる1以上のオブジェクトを中間コードに変換できる対応オブジェクトと中間コードに変換できない非対応オブジェクトとに分類する解析ステップと、
前記対応オブジェクトに対しては、該対応オブジェクトを変換することにより通常中間コードを生成し、前記非対応オブジェクトに対しては、新たに代替中間コードを生成する中間コード生成ステップと、
前記通常中間コード及び前記代替中間コードを印刷用ラスターイメージデータに展開する展開ステップと、
前記印刷データに前記非対応オブジェクトが含まれている場合には、前記印刷データに従ったプレビュー画面であって、前記印刷データにおいて前記非対応オブジェクトが配置されることが意図されている位置に前記非対応オブジェクトの存在を示す注意喚起プレビュー表示が配置されたプレビュー画面を表示するプレビュー画面表示ステップと、
前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースに対する利用者による操作に従って印刷することを決定したならば、前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行する印刷実行ステップと、
を有することを特徴とする印刷方法が提供される。
更に、本発明によれば、コンピュータを上記の印刷装置として機能させるための印刷用プログラムが提供される。
本発明によれば、印刷することができないオブジェクトが印刷データに含まれているならば、それを利用者に確認して貰い、その上で利用者が所定の操作をした場合に限り印刷を実行することができる。
本発明の実施の形態による複合機の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による複合機の印刷に関連した各部を示す機能ブロック図(1/2)である。 本発明の第1の実施の形態による複合機の印刷に関連した各部を示す機能ブロック図(2/2)である。 本発明の実施の形態による複合機が印刷するオブジェクト形式の文書の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による複合機の印刷に関連した動作を説明するためのフローチャート(1/2)である。 本発明の第1の実施の形態による複合機の印刷に関連した動作を説明するためのフローチャート(2/2)である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の印刷に関連した各部を示す機能ブロック図(1/2)である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の印刷に関連した各部を示す機能ブロック図(1/2)である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の印刷に関連した動作を説明するためのフローチャート(1/4)である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の印刷に関連した動作を説明するためのフローチャート(2/4)である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の印刷に関連した動作を説明するためのフローチャート(3/4)である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の印刷に関連した動作を説明するためのフローチャート(4/4)である。 本発明の実施の形態による複合機が非対応オブジェクトを含むページを検出した時に表示する画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態による複合機の全体の構成を示す概念図である。 本発明の実施の形態による複合機の全体の構成を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1を参照すると、本実施形態による複合機100は、補助記憶装置201、主記憶装置203、演算処理部205、操作部207−1、表示部207−3、外部メディアI/F部209、ネットワーク通信部211、画像読取部213及び印刷処理部215を含む。
補助記憶装置201は、データやプログラムなどを格納するものである。例えば、ハードディスクドライブが補助記憶装置201として用いられる。
主記憶装置203は、データやプログラムなどを一時的に格納するものであり、通常は、補助記憶装置201と比較して、小容量、高速である。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)が主記憶装置として用いられる。
演算処理部205は、補助記憶装置201に格納されているプログラムなどに基づいて、演算処理を行うものである。より具体的には、演算処理部205は、補助記憶装置201に格納されているプログラムを一旦主記憶装置203に転送し、主記憶装置203からプログラムを読みだして実行する。また、演算処理部205は、プログラムの実行の際には、主記憶装置203にデータ用領域を確保し、このデータ用領域及び補助記憶装置201のデータ用領域に対してアクセスする。通常は、CPU(Central Processing Unit)が演算処理部205として用いられる。
操作部207−1は、図2に示す利用者インターフェース部207の一部であり、利用者からの操作を受け付ける。表示部207−3は、図2に示す利用者インターフェース部207の一部であり、利用者のために表示を行う。操作部207−1と表示部207−3は、タッチパネル付の液晶表示装置などの形態で一体化されていてもよい。
外部メディアI/F部209は、メモリ・カードなどの外部メディアとのインターフェース部である。SDメモリカード、USBメモリスティックなどがメモリ・カードとして用いられ、これに対して書込み及び読み出しができるインターフェースが、外部メディアI/F部209として用いられる。
ネットワーク通信部211は、インターネットやローカルエリアネットワークなどを介して、他のネットワーク機器と通信を行うためのものである。例えば、イーサネット(登録商標)カードがネットワーク通信部211として用いられる。
画像読取部213は、紙などに印刷された画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを生成するためのものである。
印刷処理部215は、外部メディアI/F部209、ネットワーク通信部211又は画像読取部213を介して入力した画像データに基づいて印刷処理をするものである。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態による複合機100の印刷処理等に関連した各部を説明すると、複合機100は、印刷データ取得部101、解析処理部103、中間コード生成部105、第1の展開処理部107、ラスターイメージデータ書込部109、第2の展開処理部111、印刷画像出力部113、プレビュー画像生成部115、データ種別判定部121、前処理部123及び制御部125を含む。これらの部分は、演算処理部205が、補助記憶装置201に格納されているプログラムを主記憶装置203に一旦転送してから、読み込んで、そのプログラムに基づいて、演算処理を行うことにより実現されてもよい。また、印刷処理部215は、演算処理部205とは別個に設けられている印刷処理用プロセッサにより実現されてもよい。
また、主記憶装置201には、印刷データ用領域203−1、解析済オブジェクト用領域203−3、中間コード用領域203−5、ラスターイメージデータ用領域203−7、第1プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−9、対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータ領域203−11、非対応オブジェクト強調プレビュー用非縮小ラスターイメージデータ領域203−15、非対応オブジェクト強調プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−17、第2プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−19及び出力用ラスターイメージデータ用領域203−21が設けられている。
更に、補助記憶装置101には、圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1、代替中間コード用領域201−3及び管理情報用領域201−5が設けられている。
印刷データ取得部101は、外部メディアネットワークI/F部209、ネットワーク通信部211又は画像読取部213を介して印刷データを入力し、それを、印刷データ用領域203−1に書き込む。
解析処理部103は、印刷データ用領域203−1に格納されている印刷データを解析する。より詳細な説明をすると、印刷データは、一例として図4で示すような、XML文書の形式をもっているが、解析処理部103は、印刷データに含まれる各オブジェクトを解析する。特に、各オブジェクトが、それを基に中間コード生成部105が中間コードを生成することができるものであるのかということを調べるために各オブジェクトを解析する。例えば、オブジェクトに付されているヘッダに基づいて解析を行う。図4に示すものは、Microsoft Word(登録商標)のOpen Office XML文書の一例である。オブジェクトの描画位置とサイズ及びオブジェクトの内容自体が記述されている。
ここで、中間コード生成部105は、全てのオブジェクトに対して、それを基に中間コードを生成することができるということはない。中間コード生成部105がデコードすることができるオブジェクトは、所定の種類の所定の範囲のバージョンのプログラムが生成したオブジェクトのみである。従って、中間コード生成部105は、そのようなプログラムが生成したオブジェクトをデコードして、中間コードを生成することはできるが、他の種類のプログラムが生成したオブジェクトをデコードして中間コードを生成することはできず、また、所定の種類のプログラムであるのだが所定の範囲のバージョン以外のバージョンのプログラムが生成したオブジェクトをデコードして中間コードを生成することもできない。また、本来ならばデコードできるオブジェクトであっても、エラーによりデコードできなくなっているオブジェクトもある。
解析処理部103は、印刷データに含まれる各オブジェクトを、中間コード生成部105がこれを基に中間コードを生成することができる対応オブジェクトと、中間コード生成部105がこれを基に中間コードを生成することができない非対応オブジェクトに分類することができる。解析処理部103は、印刷データに含まれる各オブジェクトを解析済印刷データとして解析済オブジェクト用領域203−3に書き込むが、各オブジェクトに対して、それが対応オブジェクトであるのか非対応オブジェクトであるのかを示すように各オブジェクトに添えられた非対応オブジェクト検出フラグも解析済印刷データに含めて解析済オブジェクト用領域203−3に書き込む。また、解析処理部103は、非対応オブジェクトを含まないページに対しては、非対応ページフラグ203−4をリセットし、非対応オブジェクトを少なくとも1つ含むページに対しては、非対応ページフラグ203−4をセットする。
中間コード生成部105は、解析済オブジェクト用領域203−3に格納されている解析済印刷データに基づいて、中間コードを生成して、それを中間コード用領域203−5に書き込む。ここで、中間コード生成部105は、対応オブジェクトについては、その対応オブジェクト自身を基に通常中間コードを生成するが、非対応オブジェクトに対しては、その非対応オブジェクト自身を基に通常中間コードを生成することができないので、代替中間コードを生成する。なお、非対応オブジェクト検出フラグがリセットされているオブジェクトに対して、そのオブジェクトに基づいて通常中間コードを生成し、非対応オブジェクト検出フラグがセットされているオブジェクトに対して、代替中間コードを生成する方法により、これを実現する。
ここで、代替中間コードとは、任意の文字列及び任意の画像の一方又は双方を印刷するためのものであるが、非対応オブジェクトであることを利用者に知らせるために、例えば、「申し訳ありません。このオブジェクトはサポートできておりません。」というメッセージを表示したり印刷するための中間コードであってもよい。また、ページにおける非対応オブジェクトの範囲の大きさによって、上記の任意の文字列及び任意の画像の内容、大きさなどを変更してもよい。また、解析処理部103が非対応オブジェクトの種類(文字、画像など)を検出することができるのであれば、種類を示すフラグなどを用いて、それを中間コード生成部105に知らせて、中間コード生成部105は、非対応オブジェクトの種類に応じて代替中間コードを変更して、利用者が非対応オブジェクトの種類を認識することができるようにしてもよい。
また、中間コード生成部105は、直接的に代替中間コードを生成してもよいし、利用者などが代替中間コード用に予め作っておいた代替中間コード用オブジェクトを変換することによって代替中間コードを生成してもよい。後者の場合には、代替中間コード用オブジェクトを格納しておくための記憶部を設け、代替中間コードが必要とされたときに、中間コード生成部105がその記憶部から代替中間コード用オブジェクトを読み出して、それを基に代替中間コード用オブジェクトを生成するようにしてもよい。
また、中間コード生成部105は、非対応オブジェクトに対する代替中間コードを補助記憶装置201に設けられている代替中間コード用領域201−3に書き込むと共に、その非対応オブジェクトに対応した代替中間コードから得られるラスターイメージデータをページのどの位置に配置するべきであるのかを示す管理情報を非対応オブジェクト又はそれに対応した代替中間コードを識別するための情報と共に補助記憶装置201に設けられている管理情報用領域201−5に書き込む。ここで、通常は、そのようなラスターイメージデータを配置するべき位置は、印刷データにおいて非対応オブジェクトが配置されることを意図されている位置と一致させるが、必ずしもそうでなくてもよい。
第1の展開処理部107は、中間コード用領域203−5に格納されている中間コードをラスターイメージデータに展開して、そのラスターイメージデータをラスターメージデータ用領域203−7に書き込む。ここで、一般には、中間コードには、対応オブジェクトに対応した通常中間コード及び非対応オブジェクトに対応した代替中間コードの一方又は双方が含まれているが、両者とも第1の展開処理部107で展開できる状態となっている。
ラスターイメージデータ書込部109は、ラスターメージデータ用領域203−7に格納されているラスターイメージを圧縮し、圧縮ラスターイメージデータを外部記憶装置201に設けられている圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1に書き込む。ここで、圧縮ラスターイメージデータは、対応オブジェクトに対応した部分(つまり、通常中間コードをラスターイメージデータに展開してから圧縮した部分)だけではなく、非対応オブジェクトに対応した部分(つまり、代替中間コードをラスターイメージデータに展開してから圧縮した部分)も含む。
第2の展開処理部111は、代替中間コード用領域201−3に格納されている代替イメージデータ用中間コードを非対応オブジェクト強調プレビュー用非縮小ラスターイメージデータに展開し、それを非対応オブジェクト強調プレビュー用非縮小ラスターイメージデータ領域203−15に書き込む。但し、この展開により得られたプレビュー用ラスターイメージデータは、まだ縮小されていない画像を形成するためのものである。
この展開により得られたプレビュー用ラスターイメージデータは、非対応オブジェクトがこの位置にあるということについての利用者の注意を喚起するために、強調表現を用いた表示をするためのものである。同一の非対応オブジェクトに関しては、第2の展開処理部111が代替中間コード用領域201−3から読み出す代替中間コードは、第1の展開処理部107が中間コード用領域203−5から読み出す代替中間コードと同一である。しかし、第1の展開処理部107は、そのような代替中間コードに基づいて、強調表現を用いないラスターイメージデータを生成するが、第2の展開処理部107は、そのような代替中間コードに基づいて、強調表現を用いたラスターイメージデータを生成する。これらの2種類のラスターイメージデータを交互に表示するようなブリンク表示をすることにより、非対応オブジェクトが印刷データ中に含まれていることを利用者に喚起することが容易となる。
印刷画像出力部113は、圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1に格納されている圧縮ラスターイメージデータを伸長して、伸長後ラスターイメージデータを出力用ラスターイメージデータ用領域203−21に書き込む。
プレビュー画像生成部115は、プレビュー画像を生成するものであるが、伸長・縮小部115−1、第3の展開部115−3、縮小部115−5、合成部115−7及び出力部115−11といった機能部を含む。
伸長・縮小部115−1は、圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1に格納されている圧縮ラスターイメージデータを伸長してから、プレビュー用に縮小し、それを第1プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−9に書き込む。第1プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−9に書き込まれたデータは、第1のプレビュー用ラスターイメージデータであるが、これは、対応オブジェクトに対応する部分及び非対応オブジェクトに対応する部分の双方を含む。また、このプレビュー用ラスターイメージデータは、実際に印刷される画像を縮小したものを表示部207−3に表示するためのであり、利用者が印刷される画像をそれにより確認することができるものである。
第3の展開部115−3は、第1プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−9に格納されているプレビュー用ラスターイメージデータを対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータ領域203−11に展開(すなわち、複写)する。対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータ領域203−11に展開された対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージは、第1プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−9に格納されているプレビュー用ラスターイメージデータと同様に、オブジェクトに対応した部分と非対応オブジェクトに対応した部分とを含む。これらのうちの対応オブジェクトに対応した部分は、第1プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−9に格納されたプレビュー用ラスターイメージデータに基づいて表示されるプレビューと交互に表示されるプレビューのうちの対応オブジェクトに対応した部分を表示するために用いられる。従って、2つのプレビュー画面を交互に表示しても、対応オブジェクトに関する部分は
ブリンク表示にはならず、静止した表示となる。対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータ領域203−11に展開された対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータのうちの非対応オブジェクトに対応した部分は、用いられずに、廃棄されるのみであるが、展開(すなわち、複写)の便宜のために対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータ領域203−11に展開(すなわち、複写)される。従って、非対応オブジェクトに対応した部分は、対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータ領域203−11に展開(すなわち、複写)されなくてもよい。
縮小部115−5は、非対応オブジェクト強調プレビュー用非縮小ラスターイメージデータ領域203−15に格納されている非対応オブジェクト強調プレビュー用非縮小ラスターイメージデータを縮小し、縮小後の非対応オブジェクト強調プレビュー用ラスターイメージデータを非対応オブジェクト強調プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−17に書き込む。
合成部115−7は、対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータ領域203−11に格納されている対応オブジェクトプレビュー用ラスターイメージデータと、非対応オブジェクト強調プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−17に格納されている非対応オブジェクト強調プレビュー用ラスターイメージデータとを、管理情報用領域201−5に格納されている管理情報を参照して合成することにより、第2のプレビュー用ラスターイメージデータを生成し、これを第2プレビュー用ラスターイメージデータ領域203−19に書き込む。
出力部115−11は、第1プレビュー用ラスターイメージ領域203−9に格納されている第1プレビュー用ラスターイメージデータ及び第2プレビュー用ラスターイメージ領域203−19に格納されている第2プレビュー用ラスターイメージデータとを交互に出力する。このように出力されたプレビュー画面は、対応オブジェクトの領域については静止画表示、そして、非対応オブジェクトの領域についてはブリンク表示の画面となる。従って、利用者は、非対応オブジェクトがページにおいて占める位置と範囲を容易にかつ正確に把握することができる。
利用者インターフェース207に含まれる表示部207−3は、プレビュー画像生成部115により生成されたプレビュー画面を表示する。
データ種別判定部121は、複数のファイル形式やプリンタ記述言語に対応している場合、ヘッダ情報などからデータの種別を判定した上で対応する後続の処理に受け渡す。
前処理部123は、複数のファイルをパッキングした上で一つのファイルに圧縮処理(ZIPなどの可逆圧縮)された形式のデータについては解凍(伸張)処理を事前に施したうえで主記憶装置203に展開して解析処理部103に受け渡す。
次に、図5及び図6を参照して、本発明の実施形態による複合機の動作についての説明をする。
印刷データが入力されたことにより動作をスタートすると、まず、解析処理部103は、非対応ページ検出フラグ203−4をリセットする(ステップS301)。
次に、印刷データ取得部101は、現在のページのデータを取得し、これを印刷データ用領域203−1に書き込む(ステップS303)。
次に、解析処理部103及び中間コード生成部105は、現在のページに含まれている各オブジェクトについて、ステップS307SからステップS307Eまでの間にある処理を繰り返す。
この繰り返しにおいては、まず、解析処理部103は、現在のオブジェクトを解析し(ステップS309)、これが対応オブジェクトであるか否かを判断する(ステップS311)。解析済のオブジェクトは、これが非対応オブジェクトであるのか否かを示す非対応オブジェクト検出フラグと共に解析済オブジェクト用領域203−3に書き込まれる。
中間コード生成部105は、解析済オブジェクト用領域203−3に格納されている解析済オブジェクトが非対応オブジェクトでなければ(ステップS311でNO)、現在の解析済オブジェクトに基づいて通常中間コードを生成して、これを中間コード領域203−5に書き込む(ステップS313)。
中間コード生成部105は、解析済オブジェクト用領域203−3に格納されている解析済オブジェクトが非対応オブジェクトであれば(ステップS311でYES)、非対応ページ検出フラグをセットし(ステップS315)、代替中間コードを生成し、これを中間コード用領域203−5に書き込む(ステップS317)。更に、中間コード生成部105は、この代替中間コードを補助記憶装置201に設けられている代替中間コード領域201−3に書き込み、非対応オブジェクトの現在のページにおける位置を示す管理情報(非対応オブジェクトの識別情報と位置情報を含む)を補助記憶装置201に設けられている管理情報用領域201−5に書き込む(ステップS319)。
上記のステップS307SからステップS307Eまでの間にある処理の繰り返しにより、中間コード用領域203−5には、対応オブジェクトに基づいて生成された通常中間コード及び非対応オブジェクトに対応して生成された代替中間コードの一方又は双方が現在のページについて格納されることになる。また、現在のページに非対応オブジェクトが少なくとも1つ含まれているならば、各非対応オブジェクトに対応する代替中間コードが管理情報と共に、外部記憶装置201に格納されることになり、また、非対応ページ検出フラグがセットされることになる。
ステップS307SからステップS307Eまでの繰り返しからは、ステップS321に進む。ステップS321では、第1の展開処理部107は、中間コード用領域203−5に格納されている現在のページに対する中間コード(通常中間コード及び代替中間コードの一方又は双方)をラスターイメージデータに展開し、これをラスターイメージデータ用領域203−7に書き込む。
次に、ラスターイメージデータ書込部109は、ラスターイメージデータ用領域203−7に格納されているラスターイメージデータを圧縮してから、圧縮済ラスターイメージデータを圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1に書き込む(ステップS323)。このようにして、圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1には、各ページ毎の圧縮ラスターイメージが蓄積される。
現在のページに対して非対応ページ検出フラグがセットされていなければ(ステップS325でNO)、次のページがあるかどうかを判断する(ステップS337)。次のページがあるならば(ステップS337でYES)、ステップS301に戻る。次のページがなければ(ステップS337でNO)、全ページの印刷を実行する(ステップS339)。
しかし、ページについての上記の繰り返しを行う過程において、或るページに対して非対応ページ検出フラグがセットされていれば(ステップS325でYES)、これは、そのページに非対応オブジェクトが少なくとも1つ含まれていることを示しているので、印刷を実行するか否かを利用者に判断して貰うために、次のことを行う。
まず、利用者インターフェース部207に含まれる表示部207−3にダイアログ画面(例えば、図13において符号501が付されている画面)を表示して、利用者による操作部207−1に対する操作を受け付ける(ステップS329)。このダイアログ画面に対応して、利用者は、「継続」、「中止」及び「プレビュー」の何れかを選択する操作をすることができる。画面501においては、「いいえ」、「はい」及び「画像を確認する」が、それぞれ、「継続」、「中止」及び「プレビュー」に対応する。
ステップS329で、利用者による選択が「継続」であることが判断されれば、ステップS337に進み、次のページの処理又は、全てのページについての印刷以外の処理が終了しているのであれば、全ページの印刷を行う(ステップS339)。
ステップS329で、利用者による選択が「中止」であることが判断されれば、印刷を全く行わずに処理を終了する。
ステップS329で、利用者による選択が「プレビュー」であることが判断されれば、プレビュー画像生成部115が、プレビュー画像(例えば、図13において符号503が付されている画面と符号505が付されている画面を交互に表示するような画像)を生成し(S331)、表示部207−3がプレビュー画像を表示する(ステップS333)。
画面503及び画面505において、それぞれ、符号507、508で示すものがページであり、符号509及び符号511で示すものが、強調表示されていない非対応オブジェクトを表す領域であり、符号513及び符号515で示すものが、強調表示されている非対応オブジェクトを表す領域である。ここで、ページ507及びページ508が交互に繰り返し表示された場合には、符号509及び符号511で示す強調表示されていない非対応オブジェクトを表す領域と符号513及び符号515で示す強調表示されている非対応オブジェクトとが交互に繰り返し表示されるが、このような状態におけるこの非対応オブジェクト領域の表示のことを注意喚起プレビュー表示という。また、ページ508のみが表示された場合には、符号513及び符号515で示す強調表示されている非対応オブジェクトが表示されるが、このような状態におけるこの非対応オブジェクト領域の表示のことも注意喚起プレビュー表示という。
そして、そのプレビュー画像を確認したことが想定されている利用者による操作部207−1に対する操作を受け付ける(ステップS335)。このプレビュー画面に対応して、利用者は、「継続」及び「中止」の何れかを選択する操作をすることができる。画面503及び画面505においては、「印刷する」及び「中止する」が、それぞれ、「継続」及び「中止」に対応する。但し、他の画面(プレビュー画面自体であってもよい。)に「継続」及び「中止」に対応する部分を含ませてもよい。同一部分に対する異なった操作方法を、それぞれ、「継続」及び「中止」に対応させてもよい。
ステップ335で、利用者による選択が「継続」であることが判断されれば、ステップS337に進み、次のページの処理又は、全てのページについての印刷以外の処理が終了しているのであれば、全ページの印刷を行う(ステップS339)。
ステップS335で、利用者による選択が「中止」であることが判断されれば、印刷を全く行わずに処理を終了する。
ここで、全ページの印刷のステップ(S339)の説明をする。
印字画像出力部113は、補助記憶装置201に設けられている圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1から圧縮ラスターイメージデータを読込み、これに対して伸長処理を施してから出力用ラスターイメージデータ用領域203−21に書き込む。次に、印刷処理部215は、出力用ラスターイメージデータ用領域203−21から出力用ラスターイメージデータを読み出して、これに基づいて印刷処理を行う。
本実施形態によれば、少なくとも1つの非対応オブジェクトが含まれているページが少なくとも1つある場合、利用者の選択により、印刷を全く行わないか、全てのページの印刷をすることができる。また、利用者は、そのための判断をするために非対応オブジェクトが注意を喚起するような表示形態で表示されたプレビュー画面を確認することができる。
また、本実施形態によれば、印刷をするページに含まれる非対応オブジェクトは、プレビュー画面で表示されたように印刷される。しかし、非対応オブジェクトを他の態様で印刷してもよい。
なお、ステップS339では、全てのページを印刷するのではなく、印刷するページを利用者が選択できるようにしてもよい。また、非対応オブジェクトを含むページを除外して印刷をするようにしてもよい。更に、非対応オブジェクトを含まない全てのページと非対応オブジェクトを含んだページのうち利用者が選択したページを印刷するようにしてもよい。
また、ステップS327及びステップS329を省略して、ステップS325でYESであれば、ステップS331に進むようにしてもよい。つまり、非対応オブジェクトが検出されたページでは、利用者による選択が無くてもプレビュー画面を表示し、必ずプレビューを見た利用者に印刷を中止するのかどうかを選択してもらうようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、各ページ毎に、解析処理(ステップS309)、中間コードの生成(ステップS313、S319)、展開処理(ステップS321)を繰り返しつつ、非対応オブジェクトが検出された場合に、それを示すプレビュー画面を表示し、それを見て、利用者が印刷を中止すると決断すれば、印刷を中止するものであった。なお、1つ又は2以上の非対応オブジェクトが検出された場合であっても、利用者が印刷をすると決断すれば、印刷を実行する。
これに対して、第2の実施の形態では、各ページ毎の解析処理を全てのページについてまとめて行い、非対応オブジェクトが全くないことが判明した場合には、全ページの印刷を行う。また、全ページの印刷を行う際には、中間コードの生成と展開処理を、印刷の実行と並列に行う。こうすることにより、非対応オブジェクトが印刷データに含まれていない場合、印刷を開始するまでの時間を短縮することができ、また、印刷速度を早くすることができる。
また、第2の実施の形態では、何れかのページに非対応オブジェクトがあることが判明した場合には、中間コードの生成、展開処理を進め、非対応オブジェクトに遭遇したならば、それを示すプレビュー画面を表示し、それを見て、利用者が印刷を中止すると判断すれば、印刷を中止する。なお、1つ又は2以上の非対応オブジェクトが検出された場合であっても、利用者が印刷をすると決断すれば、印刷を実行することは第1の実施の形態と同様である。
第2の実施の形態による複合機の構成は、図7及び図8に示すようなものである。第1の実施の形態のものと比べると、非対応オブジェクト検出フラグ領域203−22が追加されている点が異なる。
次に、図9、図10、図11及び図12を参照して、本発明の実施形態による複合機の動作についての説明をする。
印刷データが入力されたことにより動作がスタートすると、まず、解析処理部103は、現在のページに対する非対応ページ検出フラグ[p]203−4をリセットする(ステップS341)。ここで、pは、ページ番号を示す。
次に、印刷データ取得部101は、現在のページのデータを取得し、これを印刷データ用領域203−1に書き込む(ステップS343)。
次に、解析処理部103は、現在のページに含まれている各オブジェクトについて、ステップS345SからステップS345Eまでの間にある処理を繰り返す。
この繰り返しにおいては、まず、解析処理部103は、現在のオブジェクトを解析し(ステップS347)、これが対応オブジェクトであるか否かを判断する(ステップS349)。
現在のオブジェクトが対応オブジェクトであれば(ステップS349でNO)、非対応オブジェクト検出フラグ[p,q]203−22をリセットする(ステップS351)。ここで、qは、ページ内におけるオブジェクトの番号である。
現在のオブジェクトが非対応オブジェクトであれば(ステップS349でYES)、非対応ページ検出フラグ[p]をセットし(ステップS353)、非対応オブジェクト検出フラグ[p,q]をセットする(ステップS355)。
ステップS345SからステップS345Eまでの繰り返しが終了したならば、次のページがあるかどうかを判断し(ステップS346)、次のページがあるならば(ステップS346でYES)、ステップS341に戻り、次のページがなければ(ステップS346でNO)、ステップS357に進む。
ステップS357では、全てのページの非対応ページ検出フラグ[p](p=1、2、・・・、最終ページ番号)がリセットされているか否かを判断する。
そうであれば(ステップS357でYES)、ステップS359に進み、それと並行して、ステップS365にも進む。
ステップS359、ステップS361、ステップS363、ステップS364では、各ページについて、対応オブジェクトに基づいて、中間コード生成部105が通常オブジェクトコードを生成し、第1の展開処理部107がラスターイメージデータを生成し、ラスターイメージデータ書込部109は、ページ毎に、ラスターイメージデータを、補助記憶装置201に設けられている圧縮ラスターイメージデータ領域201−1に書き込む。
ステップS365、ステップS367では、各ページについて、印刷画像出力部113は、圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1に格納されている圧縮ラスターイメージデータを伸長して、伸長後ラスターイメージデータを出力用ラスターイメージデータ用領域203−21に書き込む。更に、各ページについて、印刷処理部215は、出力用ラスターイメージデータ用領域203−21から出力用ラスターイメージデータを読み出して、これに基づいて印刷処理を行う。
ここで、中間コード生成部105、第1の展開処理部107及びラスターイメージデータ書込部109は、印刷画像出力部113及び印刷処理部215と並列に動作をするので、ラスターイメージデータ書込部109により補助記憶装置201の圧縮ラスターイメージデータ領域201−1に圧縮ラスターイメージデータが書き込まれたページは、準備ができ次第、印刷画像出力部113及び印刷処理部215により直ちに印刷される。
従って、非対応オブジェクトが含まれていない印刷データについては、印刷を開始するまでの待ち時間は、全ページの解析の後、1ページ目の出力用ラスターイメージデータを生成するまでの時間のみとなるので、待時間を短縮することができる。
また、中間コード生成部105、第1の展開処理部107及びラスターイメージデータ書込部109は、印刷画像出力部113及び印刷処理部215と並列に動作をするので、印刷スピードを速くすることができる。
次に、ステップS357で、少なくとも1つのページの非対応ページ検出フラグ[p](p=1、2、・・・、最終ページ番号)がセットされていることを検出したならば(ステップS357でNO)、ステップS369に進む。
ステップS369では、現在のページの非対応ページ検出フラグ[p]がリセットされているか否かを判断し、そうであれば(ステップS369でYES)、ステップS393に進む。次のページがあれば、次のページを対象として、ステップS369からの処理を繰り返す。次のページがなければ、全てのページについて印刷処理を実行する(ステップS395)。
ステップS369で、現在のページの非対応ページ検出フラグ[p]がセットされていることが判断されたならば(ステップS369でNO)、ステップS371SからステップS371Eまでの間にある処理を現在のページに含まれるすべてのオブジェクトについて繰り返す。
各繰り返しにおいては、まず、現在のオブジェクトに対して非対応オブジェクト検出フラグ[p,q]がセットされているか否かを判断する(ステップS373)。
非対応オブジェクト検出フラグ[p,q]がリセットされていれば、中間コード生成部105は、現在の対応オブジェクトに基づいて通常中間コードを生成する(ステップS375)。
非対応オブジェクト検出フラグ[p,q]がセットされていれば、中間コード生成部105は、現在の非対応オブジェクトに対応する代替中間コードを生成し(ステップS377)、その代替中間コードを補助記憶装置201に設けられた代替中間コード用領域201−3に書き込む(ステップS379)。
ステップS371SからステップS371Eまでの繰り返しからは、ステップS381に進む。ステップS381では、第1の展開処理部107は、中間コード用領域203−5に格納されている現在のページに対する中間コード(通常中間コード及び代替中間コードの一方又は双方)をラスターイメージデータに展開し、これをラスターイメージデータ用領域203−7に書き込む。
次に、ラスターイメージデータ書込部109は、ラスターイメージデータ用領域203−7に格納されているラスターイメージデータを圧縮してから、圧縮済ラスターイメージデータを圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1に書き込む(ステップS383)。このようにして、圧縮ラスターイメージデータ用領域201−1には、各ページ毎の圧縮ラスターイメージが蓄積される。
次に、利用者インターフェース部207に含まれる表示部207−3にダイアログ画面(例えば、図13において符号501が付されている画面)を表示して、利用者による操作部207−1に対する操作を受け付ける(ステップS385)。このダイアログ画面に対応して、利用者は、「継続」、「中止」及び「プレビュー」の何れかを選択する操作をすることができる。画面501においては、「いいえ」、「はい」及び「画像を確認する」が、それぞれ、「継続」、「中止」及び「プレビュー」に対応する。
ステップS387で、利用者による選択が「継続」であることが判断されれば、ステップS393に進み、次のページの処理又は、全てのページについての印刷以外の処理が終了しているのであれば、全ページの印刷を行う(ステップS395)。
ステップS387で、利用者による選択が「中止」であることが判断されれば、印刷を全く行わずに処理を終了する。
ステップS387で、利用者による選択が「プレビュー」であることが判断されれば、プレビュー画像生成部115が、プレビュー画像(例えば、図13において符号503が付されている画面と符号505が付されている画面を交互に表示するような画像)を生成し(S389)、表示部207−3がプレビュー画像を表示する(ステップS391)。
画面503及び画面505において、それぞれ、符号507、508で示すものがページであり、符号509及び符号511で示すものが、強調表示されていない非対応オブジェクトを表す領域であり、符号513及び符号515で示すものが、強調表示されている非対応オブジェクトを表す領域である。
そして、そのプレビュー画像を確認したことが想定されている利用者による操作部207−1に対する操作を受け付ける(ステップS377)。このプレビュー画面に対応して、利用者は、「継続」及び「中止」の何れかを選択する操作をすることができる。画面503及び画面505においては、「印刷する」及び「中止する」が、それぞれ、「継続」及び「中止」に対応する。
ステップ377で、利用者による選択が「継続」であることが判断されれば、ステップS393に進み、次のページの処理又は、全てのページについての印刷以外の処理が終了しているのであれば、全ページの印刷を行う(ステップS395)。
ステップS335で、利用者による選択が「中止」であることが判断されれば、印刷を全く行わずに処理を終了する。
また、ステップS385及びステップS387を省略して、ステップS383からステップS389に進むようにしてもよい。つまり、非対応オブジェクトが検出されたページでは、利用者による選択が無くてもプレビュー画面を表示し、必ずプレビューを見た利用者に印刷を中止するのかどうかを選択してもらうようにしてもよい。
[第3の実施の形態]
第1のプレビュー画面Sに含まれる対応オブジェクト及び非対応オブジェクトをそれぞれA及びBとし、第2のプレビュー画面S’に含まれる対応オブジェクト及び非対応オブジェクトをそれぞれA’及びB’とすると、第1の実施の形態においては、
A:印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小
B:印刷用ラスターイメージデータ(強調なし)を伸長して、縮小
A’:印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小(実際は、Aのコピー)
B’:代替中間コードからプレビュー用ラスターイメージデータ(強調有り)を生成し、これを縮小
となる。ここで、Aに対応する部分とBに対応する部分との双方を含む印刷用ラスターイメージデータが一緒に伸長及び縮小処理され、これにより、Sに含まれるA及びBが生成される。
しかし、A、B、A’及びB’の生成方法はこれに限られることはない。
例えば、下記のように、A、B、A’及びB’を生成してもよい。
A:印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小
B:印刷用ラスターイメージデータ(強調なし)を伸長して、縮小
A’:印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小(実際は、Aのコピー)
B’:印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小(縮小前又は縮小後において強調を追加する処理を含む。)つまり、第1の実施の形態では、B’を代替中間コードから生成するが、この代わりに、B’を印刷用ラスターイメージデータから生成してもよい。ここで、Aに対応する部分とBに対応する部分との双方を含む印刷用ラスターイメージデータが一緒に伸長及び縮小処理され、これにより、Sに含まれるA及びBが生成される。また、A’に対応する部分とB’に対応する部分との双方を含む印刷用ラスターイメージデータが一緒に伸長され、これにより、S’に含まれるA’及びB’(強調前)が生成される。そして、B’(強調前)の縮小の前又は後に強調を追加する処理を行う。
下記のように、A、B、A’及びB’を生成してもよい。
A:印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小
B:代替中間コードからプレビュー用ラスターイメージデータ(強調なし)を生成し、これを縮小
A’:印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小(実際は、Aのコピー)
B’:代替中間コードからプレビュー用ラスターイメージデータ(強調有り)を生成し、これを縮小
つまり、第1の実施の形態では、Bを印刷用ラスターイメージデータから生成するが、この代わりに、Bを代替中間コードから生成してもよい。ここで、AとBを個別の圧縮ラスターイメージとして保存し、それぞれ伸張、縮小した後で合成することでSを生成する。また、伸張と合成の順序は逆でもよい。
上記において、A、A’のうちの少なくとも一方を印刷用ラスターイメージデータを伸長して、縮小することにより生成する代わりに、通常中間コードを直接展開することにより生成してもよい。
[第4の実施の形態]
第1乃至第3の実施形態においては、対応オブジェクト及び非対応オブジェクトを含む第1のプレビュー画面S=A+B及び対応オブジェクト及び非対応オブジェクトを含む第1のプレビュー画面S’=A’+B’を表示した。
しかし、例えば、第2のプレビュー画面S’=A’+B’のみを表示してもよい。
第1の実施の形態では、符号513で示す領域及び符号515で示す領域の双方とも、利用者の注意を喚起することができるという意味で注意喚起プレビュー表示であるという説明をしたが、符号509、511で示す領域はBに対応し、符号513、515で示す領域はB’に対応する。注意喚起の効果が低減されることもあるが、本実施形態のように、領域B及び領域B’のうちの領域B’を、領域A’と共に表示してもよい。つまり、S=A+B及びS’=A’+B’を表示したり、S’=A’+B’のみを表示してもよい。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態は、第1乃至第4の実施の形態における対象装置の一例としての複合機103に関するものである。図14及び図15は、複合機103の構成などを示すものである。
図14及び図15に示すように、複合機103は、原稿の画像を読み取る画像読取部213と、シートに画像を形成する複合機本体(印刷処理部)215と、画像読取部213及び印刷処理部215を操作するためのユーザインターフェース部207と、ユーザインターフェース部207による操作に基づいて画像読取部213及び印刷処理部215を制御する全体演算処理部205と、を備えている。操作部207−1は、ユーザインターフェース117の一部を構成する。
画像読取りのために画像読取部213を単体で用いること、画像形成のために印刷処理部215を単体で用いることの他に、画像を複写するためにこれらを連動させることもできる。また、複合機103は図示しない記憶装置及びファクシミリ装置を含んでいてもよい。記憶装置は、画像読取装置により読み取られた画像やファクシミリ装置により受信した画像を格納することができる。ファクシミリ装置は、画像読取装置により読み取られた画像や記憶装置に格納されている画像を送信することと、外部から画像を受信することができる。更に、複合機103は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータと接続するためのインターフェースを含んでいてもよい。複合機103に接続されたパーソナルコンピュータは、これが管理できるデータについて複合機の機能を利用することができる。
画像読取部213は、原稿を自動給送する原稿自動給送部SPF(Single Pass Feeder)700と、原稿の画像を読み取る読取装置本体710と、を備えている。なお、画像読取部213は、図15に示す構成要素の他に、図15には示されないが図14に示される構成要素も含む。
印刷処理部215は、シートを給送するシート給送部10と、シートを手差し給送可能な手差し給送部20と、シート給送部10又は手差し給送部20により給送されるシートに画像を形成する画像形成部30と、を備えている。
シート給送部10は、シートを積載するシート積載部11と、シート積載部11に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部12と、を備えている。シート積載部11は、回転軸13を中心に回動する中板14を備えており、中板14は、シートを給送する際に回動してシートを上方に持ち上げる。分離給送部12は、中板14により持ち上げられたシートを給送するピックアップローラ15と、ピックアップローラ15により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ対16と、を備えている。
手差し給送部20は、シートを積載可能な手差しトレイ21と、手差しトレイ21に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部22と、を備えている。手差しトレイ21は、印刷処理部215に回動自在に支持されており、手差し給送する際には、所定の角度に固定させることでシートを積載可能になる。分離給送部22は、手差しトレイ21に積載されたシートを給送するピックアップローラ23と、ピックアップローラ23により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ24及び分離パッド25と、を備えている。
画像形成部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kと、後述する感光体ドラム740Y〜740Kと、これらの表面を露光する露光装置32と、感光体ドラム740Y〜740Kの表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写部(転写手段)33と、転写したトナー像をシートに定着させる定着部34と、を備えている。なお、符号の最後に付すアルファベット(Y、M、C、K)は、それぞれの色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)を示している。
4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kのそれぞれは、印刷処理部215から取り外し可能に構成されており、交換可能となっている。なお、4つのプロセスカートリッジ31Y〜32Kは、形成する画像の色が異なること以外は同様な構成であるため、イエロー(Y)の画像を形成するプロセスカートリッジ31Yの構成のみの説明し、プロセスカートリッジ31M〜31Kの説明は省略する。
プロセスカートリッジ31Yは、像担持体としての感光体ドラム740Yと、感光体ドラム740Yを帯電させる帯電器741Yと、感光体ドラム740Y上に形成された静電潜像を現像する現像装置742Yと、感光体ドラム740Yの表面に残留するトナーを除去するドラムクリーナと、を備えている。現像装置742Yは、感光体ドラム740Yを現像する現像装置本体(詳細には図示せず)と、現像装置本体にトナーを供給するトナーカートリッジ(詳細には図示せず)と、を備えている。トナーカートリッジは、現像装置本体に着脱可能に構成されており、収容されたトナーが無くなると、現像装置本体から取り外して、交換することができるようになっている。
露光装置32は、レーザ光を照射する光源(図示せず)と、レーザ光を感光体ドラム740Y〜740Kに導く複数のミラー(図示せず)等と、を備えている。転写部33は、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を担持する中間転写ベルト35と、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト35に一次転写する一次転写ローラ36Y〜36Kと、中間転写ベルト35に転写されたトナー像をシートに二次転写する二次転写ローラ37と、中間転写ベルト35に残留するトナーを除去するベルトクリーナ38と、を備えている。中間転写ベルト35は、駆動ローラ39a及び従動ローラ39bに掛け渡されており、一次転写ローラ36Y〜36Kによって感光体ドラム740Y〜740Kに押し付けられている。二次転写ローラ37は、駆動ローラ39aとで中間転写ベルト35をニップ(挟持)しており、ニップ部Nで中間転写ベルト35が担持するトナー像をシートに転写する。定着部34は、シートを加熱する加熱ローラ34aと、加熱ローラ34aに圧接する加圧ローラ34bと、を備えている。
ユーザインターフェース部207は、所定の情報を表示する表示部207−3と、利用者が画像読取部213及び印刷処理部215への指示を入力する操作部207−1と、を備えている。本実施形態においては、ユーザインターフェース部207は、読取装置本体710の正面側に配設されている。なお、正面側は図14の紙面の手前側に対応し、裏面側は図14の背面側に対応する。
図15に示すように、全体演算処理部205は、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び画像読取部213を駆動制御する演算処理部205と、を備えている。全体演算処理部205は、利用者によるユーザインターフェース部207への操作に基づいて、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び画像読取部213の動作を統合して制御し、シートに画像を形成させる。
なお、全体演算処理部205に設定装置111の全部または一部が含まれていてもよい。
次に、上述のように構成された複合機103による画像形成動作(全体演算処理部205による画像形成制御)について説明する。本実施形態においては、原稿自動給送部700により給送され、読取装置本体710により読み取られた読取原稿の画像を、シート給送部10により給送されるシートに画像形成部30が形成する画像形成動作を例にとり説明する。
利用者によるユーザインターフェース部207の操作部207−1への入力により、画像形成開始信号が発信されると、利用者により原稿自動給送部700に載置された読取原稿が原稿読取位置に向けて自動給送され、原稿読取位置で読取装置本体710によって画像が読み取られる。
読取装置本体710により原稿の画像が読み取られると、読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置32が感光体ドラム740Y〜740Kに向けて、それぞれに対応する複数のレーザ光を照射する。このとき、感光体ドラム740Y〜740Kは、それぞれ、帯電器741Y〜741Bにより予め帯電されており、それぞれに対応するレーザ光が照射されることで感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれの静電潜像が形成される。その後、現像装置742Y〜742Kにより感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれ形成された静電潜像が現像され、感光体ドラム740Y〜740K上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナー像が形成される。感光体ドラム740Y〜740K上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ36Y〜36Kによって中間転写ベルト35に重畳転写され、重畳転写されたトナー像(フルカラーのトナー像)は、中間転写ベルト35に担持された状態でニップ部Nまで搬送される。
上述の画像形成動作に並行して、シート積載部11に積載されたシートが、分離給送部12によって1枚ずつに分離されながら、ピックアップローラ15によりシート搬送路26に給送される。そして、ニップ部Nのシート搬送方向上流にあるレジストローラ対27で、斜行が補正されると共に、所定の搬送タイミングでニップ部Nに搬送される。ニップ部Nに搬送されたシートは、二次転写ローラ37によって中間転写ベルト35が担持するフルカラーのトナー像が転写される。
トナー像が転写されたシートは、定着部34で加熱・加圧されることでトナー像が溶融定着され、排出ローラ対18により装置外に排出される。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
なお、シートの両面(第1面及び第2面)に画像を形成する場合には、第1面に画像が形成されたシートが装置外に排出される前に、排出ローラ対18を逆回転させて両面搬送路17に搬送し、両面搬送路17を介して画像形成部30に再搬送する。そして、第1面と同様に、第2面に画像を形成し、装置外に排出する。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
上記の実施の形態によれば、ICカードでログイン中の利用者の対象装置に対する操作の内容及び傾向によって、その利用者に適していると思われるユーザインターフェース/システム設定値/ジョブ設定のカスタマイズを設定装置が自動で実施し、ICカード等に格納する。つまり事前に人の手で設定する手間は不要となる。更に、設定装置が設定値を変更することで対象装置の操作に不慣れな利用者も適切なカスタマイズを容易に実施することができる。更に、カスタマイズ済みのデータはICカードに格納されるため、別の対象装置を利用しても、その利用者向けにカスタマイズされたユーザインターフェース/システム設定値/ジョブ設定で対象装置Pを操作することが可能となる。
なお、上記の印刷装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記の印刷装置により行なわれる印刷方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明は、オブジェクト形式の印刷データに基づいて、印刷を実行するために用いることができる。
100 複合機
101 印刷データ取得部
103 解析処理部
105 中間コード生成部
107 第1の展開処理部
109 ラスターイメージデータ書込部
111 第2の展開処理部
113 印刷画像出力部
115 プレビュー画像生成部
121 データ種別判定部
123 前処理部
125 制御部
205 演算処理部
201 補助記憶装置
203 主記憶装置
205 演算処理部
207 ユーザインターフェース部
209 外部メディアI/F部
211 ネットワーク通信部
213 画像読取部
215 印刷処理部

Claims (20)

  1. 印刷データを解析することにより、この印刷データに含まれる1以上のオブジェクトを中間コードに変換できる対応オブジェクトと中間コードに変換できない非対応オブジェクトとに分類する解析手段と、
    前記対応オブジェクトに対しては、該対応オブジェクトを変換することにより通常中間コードを生成し、前記非対応オブジェクトに対しては、新たに代替中間コードを生成する中間コード生成手段と、
    前記通常中間コード及び前記代替中間コードを印刷用ラスターイメージデータに展開する展開手段と、
    前記印刷データに前記非対応オブジェクトが含まれている場合には、前記印刷データに従ったプレビュー画面であって、前記印刷データにおいて前記非対応オブジェクトが配置されることが意図されている位置に前記非対応オブジェクトの存在を示す注意喚起プレビュー表示が配置されたプレビュー画面を表示するプレビュー画面表示手段と、
    前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースに対する利用者による操作に従って印刷することを決定したならば、前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行する印刷実行手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記解析手段は、前記印刷データに対応した複数のページに対して動作し、
    前記非対応オブジェクトに分類されたオブジェクトが少なくとも1つ存在するならば、前記中間コード生成手段、前記展開手段及び前記プレビュー画面表示手段は、ページ毎にこの順序で繰り返し動作し、
    前記印刷実行手段は、前記非対応オブジェクトを含む何れのページに対しても前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースにおいて利用者から印刷中止の操作がなされなければ、前記ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷装置であって、
    前記解析手段は、前記印刷データに対応した複数のページに対して動作し、
    前記非対応オブジェクトに分類されたオブジェクトが存在しないならば、前記中間コード生成手段及び前記展開手段は動作し、
    前記中間コード生成及び前記展開手段と並行して、前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行する第2印刷実行手段を更に備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記解析手段、前記中間コード生成手段、前記展開手段及び前記プレビュー画面表示手段は、ページ毎にこの順序で繰り返し動作し、
    前記印刷実行手段は、前記非対応オブジェクトを含む何れのページに対しても前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースにおいて利用者から印刷中止の操作がなされなければ、前記ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷装置であって、
    前記プレビュー画面表示手段は、少なくとも1つの前記非対応オブジェクトを含む同一のページに対して複数種類のプレビュー画面を繰り返して表示することを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の印刷装置であって、
    前記展開手段で前記代替中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて、前記注意喚起プレビュー表示を生成する第1注意喚起プレビュー表示生成手段を更に備えることを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の印刷装置であって、
    前記代替中間コードを展開することにより、前記展開手段で前記代替中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づかずに、前記注意喚起プレビュー表示を生成する第2注意喚起プレビュー表示生成手段を更に備えることを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の印刷装置であって、
    前記展開手段で前記通常中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて、前記プレビュー画面のうちの前記注意喚起プレビュー表示以外の部分を生成する残余プレビュー表示生成手段を更に備えることを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の印刷装置であって、
    前記展開手段で前記通常中間コードを展開することにより、前記展開手段で前記通常中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づかずに、前記プレビュー画面のうちの前記注意喚起プレビュー表示以外の部分を生成する残余プレビュー表示生成手段を更に備えることを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の印刷装置を備えることを特徴とする複合装置。
  11. 印刷データを解析することにより、この印刷データに含まれる1以上のオブジェクトを中間コードに変換できる対応オブジェクトと中間コードに変換できない非対応オブジェクトとに分類する解析ステップと、
    前記対応オブジェクトに対しては、該対応オブジェクトを変換することにより通常中間コードを生成し、前記非対応オブジェクトに対しては、新たに代替中間コードを生成する中間コード生成ステップと、
    前記通常中間コード及び前記代替中間コードを印刷用ラスターイメージデータに展開する展開ステップと、
    前記印刷データに前記非対応オブジェクトが含まれている場合には、前記印刷データに従ったプレビュー画面であって、前記印刷データにおいて前記非対応オブジェクトが配置されることが意図されている位置に前記非対応オブジェクトの存在を示す注意喚起プレビュー表示が配置されたプレビュー画面を表示するプレビュー画面表示ステップと、
    前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースに対する利用者による操作に従って印刷することを決定したならば、前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行する印刷実行ステップと、
    を有することを特徴とする印刷方法。
  12. 請求項11に記載の印刷方法であって、
    前記解析ステップを前記印刷データに対応した複数のページに対して実行し、
    前記非対応オブジェクトに分類されたオブジェクトが少なくとも1つ存在するならば、前記中間コード生成ステップ、前記展開ステップ及び前記プレビュー画面表示ステップを、ページ毎にこの順序で繰り返し実行し、
    印刷実行ステップでは、前記非対応オブジェクトを含む何れのページに対しても前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースにおいて利用者から印刷中止の操作がなされなければ、前記ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行することを特徴とする印刷方法。
  13. 請求項11又は12に記載の印刷方法であって、
    前記解析ステップを前記印刷データに対応した複数のページに対して実行し、
    前記非対応オブジェクトに分類されたオブジェクトが存在しないならば、前記中間コード生成ステップ及び前記展開ステップを実行し、
    前記中間コード生成ステップ及び前記展開ステップと並行して、前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行する第2印刷実行ステップを更に有することを特徴とする印刷方法。
  14. 請求項11に記載の印刷方法であって、
    前記解析ステップ、前記中間コード生成ステップ、前記展開ステップ及び前記プレビュー画面表示ステップを、ページ毎にこの順序で繰り返し実行し、
    前記印刷実行ステップでは、前記非対応オブジェクトを含む何れのページに対しても前記プレビュー画面又は該プレビュー画面に対応する利用者インターフェースにおいて利用者から印刷中止の操作がなされなければ、前記ラスターイメージデータに基づいて印刷を実行することを特徴とする印刷方法。
  15. 請求項11乃至14の何れか1項に記載の印刷方法であって、
    前記プレビュー画面表示ステップにおいては、少なくとも1つの前記非対応オブジェクトを含む同一のページに対して複数種類のプレビュー画面を繰り返しつつ表示することを特徴とする印刷方法。
  16. 請求項11乃至15の何れか1項に記載の印刷方法であって、
    前記展開ステップで前記代替中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて、前記注意喚起プレビュー表示を生成する第1注意喚起プレビュー表示生成ステップを更に有することを特徴とする印刷方法。
  17. 請求項11乃至15の何れか1項に記載の印刷方法であって、
    前記代替中間コードを展開することにより、前記展開ステップで前記代替中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づかずに、前記注意喚起プレビュー表示を生成する第2注意喚起プレビュー表示生成ステップを更に有することを特徴とする印刷方法。
  18. 請求項11乃至17の何れか1項に記載の印刷方法であって、
    前記展開ステップで前記通常中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づいて、前記プレビュー画面のうちの前記注意喚起プレビュー表示以外の部分を生成する残余プレビュー表示生成ステップを更に有することを特徴とする印刷方法。
  19. 請求項11乃至17の何れか1項に記載の印刷方法であって、
    前記展開ステップで前記通常中間コードを展開することにより、前記展開ステップで前記通常中間コードに基づいて展開された前記印刷用ラスターイメージデータに基づかずに、前記プレビュー画面のうちの前記注意喚起プレビュー表示以外の部分を生成する残余プレビュー表示生成ステップを更に有することを特徴とする印刷方法。
  20. コンピュータを請求項1乃至9の何れか1項に記載の印刷装置として機能させるための印刷用プログラム。
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