JP2017209300A - アイソレータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】HEPAフィルタなどの微粒子捕捉フィルタから成る清浄化フィルタを含めて、アイソレータ内部の作業室を効率的かつ短時間で除染するアイソレータシステムを提供する。【解決手段】アイソレータ本体10の内部には、無菌状態に維持可能な作業室11が形成される。作業室11の内部には除染ガスが供給され、除染が行われる。HEPAフィルタ21は作業室11の天井に設けられ、天井の上側に形成された気体供給室20から作業室11へ供給される気体を清浄化する。気体供給室20内は隔壁22によって上方室23と下方室24に分断される。隔壁22には、給気ファン25がHEPAフィルタ21に対向するようにして、分散して配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、アイソレータ本体の内部に形成され無菌状態に維持される作業室に、除染ガスを供給して除染を行うアイソレータシステムに関する。
アイソレータシステムでは、作業の前に、作業室内に過酸化水素蒸気等の除染ガスが供給されて除染作業が行われ、その後、無菌状態を維持するために作業室内には外気が取り込まれ、常時、外部雰囲気よりも若干高い陽圧に維持される。作業室内に取り込まれる外気は、HEPAフィルタなどの微粒子捕捉フィルタから成る清浄化フィルタによって清浄化された無菌エアである。
除染ガスによる除染作業においては、作業室内の除染ガスを十分に除去するため、無菌エアが供給されて換気(エアレーション)が行われる。このエアレーションでは、清浄化フィルタの素材にまで浸透した除染ガス成分を取り除くために多大な時間を要し、したがって作業開始時間が遅れるという問題がある。この問題を解決するため、特許文献1に開示された構成では、清浄化フィルタを介さずに作業室に除染ガスを供給する第2の除染ガス供給管を設け、日常的な作業開始前の除染作業においては、清浄化フィルタを除染せずにエアレーション時間を短縮し、清浄化フィルタを定期的に除染している。
特許第4924570号公報
しかし、再生医療における細胞や組織の加工や培養等に伴う作業においては、作業室に外部からの雑菌が侵入するコンタミネーションを防止するだけではなく、異なるドナー由来の細胞同士のクロスコンタミネーションを確実に防止する必要がある。したがって、このような作業では、作業室に露出している清浄化フィルタについても毎回の除染が要求され、特許文献1の構成ではこの要求に対応できない。
また特許文献1では、複数のファンを設けてHEPAフィルタに直接的に除染ガスや無菌エアを吹き込むように構成されているので、HEPAフィルタでは、直接ファンの気流が作用する箇所に集中して除染ガスが吹き付けられ、このためHEPAフィルタ全体に除染ガスを浸透させるためには、適正量以上の除染ガスを供給する必要があり、また除染ガス成分を除去するためには長い時間を要するという問題が生じる。
本発明は、HEPAフィルタなどの微粒子捕捉フィルタから成る清浄化フィルタを含めて、アイソレータ内部の作業室を効率的かつ短時間で除染することを目的としている。
本発明は、無菌状態に維持可能な作業室が内部に形成されたアイソレータ本体と、除染ガスを供給する除染ガス供給手段とを備え、作業室に除染ガスを供給して除染し、無菌状態を維持するアイソレータシステムにおいて、作業室の上側に形成された気体供給室と、作業室と気体供給室の間に設けられ、気体供給室から作業室へ供給される気体を清浄化する清浄化フィルタと、清浄化フィルタの上方に設けられ、気体供給室内を上方室と下方室に分断する隔壁と、清浄化フィルタに対向するようにして隔壁に設けられ、上方室から下方室に気体を送る送気手段とを備え、除染ガス供給手段から上方室に除染ガスを供給し、送気手段によって下方室に充満させて、清浄化フィルタを通して除染ガスを作業室に供給することを特徴としている。
隔壁には、複数の送気手段が分散して配置されていてもよい。清浄化フィルタは例えば、作業室の天井のほぼ全域に設けられ、下方室は清浄化フィルタの全範囲を覆っている。好ましくは、上方室には、外気を取り込むための給気管が接続され、除染ガス供給手段による除染ガスの供給を停止した状態で、送気手段により下方室に外気を送って内圧を高め、清浄化フィルタを通して外気を作業室に供給する。
本発明によれば、HEPAフィルタなどの微粒子捕捉フィルタから成る清浄化フィルタを含めて、アイソレータ内部の作業室を効率的かつ短時間で除染することができる。
本発明に係る一実施形態を適用したアイソレータシステムの概略的な構成を示す図である。
以下図面を参照して本発明の一実施形態であるアイソレータシステムを説明する。図1を参照すると、アイソレータ本体10の内部には、処理される物品を収容するための作業室11が形成される。作業室11の内部は、後述するように除染ガスが供給され、無菌状態に維持可能である。作業室11の側壁12には、作業室11へ物品を搬入し、また作業室11から物品を搬出するためのパスボックス13が連結される。また作業室11の前面壁(図示せず)には透明な窓が設けられ、この窓に物品を処理するために用いられるグローブ(図示せず)が取付けられる。
作業室11の側壁12には、パスボックス13との間における物品の受け渡しや気体の流通のために連通口14が形成され、連通口14には内部扉15が開閉自在に取付けられる。パスボックス13において、連通口14とは反対側の側壁には、外部からパスボックス13へ物品を搬入し、搬出するための開口16が形成され、開口16には外部扉17が開閉自在に取付けられる。
アイソレータ本体10において、作業室11の天井18の上側には気体供給室20が形成される。天井18には、気体供給室20から作業室11へ供給される気体を清浄化するHEPAフィルタ(清浄化フィルタ)21が設けられる。すなわちHEPAフィルタ21は作業室11と気体供給室20の間に設けられ、作業室11のほぼ全体を作用領域として、天井18のほぼ全域にわたって設けられる。気体供給室20内は、水平板である隔壁22によって上方室23と下方室24に分断される。隔壁22には、複数の開口が形成されて給気ファン(送気手段)25が取付けられ、これらの給気ファン25は所定の領域毎に分散して配置され、HEPAフィルタ21に対向するようにして設けられる。気体供給室20と下方室24はHEPAフィルタ21の全範囲を覆って形成され、給気ファン25の作用により、HEPAフィルタ21の全面に気体がほぼ均一に当る。
気体供給室20の上方室23の天井の略中央には、上方室23に外気を取り込むための給気管26が接続される。給気管26には開閉弁27が設けられ、開閉弁27よりも上流側には給気ブロワ29が設けられる。給気ブロワ29は後述するように、除染時は停止しているが、エアレーション時と作業室11内での作業時に駆動され、給気ブロワ29の駆動時には開閉弁27が開放される。
また、気体供給室20の上方室23の天井には、蒸発器30から延びる第1の除染ガス供給管31が接続される。蒸発器30は除染ガスである過酸化水素蒸気を発生するために設けられ、蒸発器30は、過酸化水素水を貯留したタンク32と除染剤供給管33を介して連結される。除染剤供給管33にはポンプ34が設けられる。蒸発器30には、ポンプ34の作用によって、タンク32から一定量ずつ過酸化水素水が供給され、蒸発して過酸化水素蒸気となった除染ガスは第1の除染ガス供給管31を通って気体供給室20に供給される。
蒸発器30には、過酸化水素蒸気を除染ガス供給管31に供給するために、ブロワ35が設けられた送気管37が接続される。送気管37は後述する排気管42に連結され、送気管37において、排気管42とブロワ35の間であって排気管42に近接した位置には循環弁39が設けられる。循環弁39が開放した状態においてブロワ35が作用することにより、排気管42から排出された気体は送気管37を通過して蒸発器30に導入され、その圧力によって過酸化水素蒸気が除染ガス供給管31に供給される。除染ガス供給管31には、除染ガスの気体供給室20への供給を制御するために開閉弁38が設けられる。蒸発器30、除染ガス供給管31、タンク32、ポンプ34、ブロワ35、送気管37、開閉弁38は、除染ガスを供給する除染ガス供給手段を構成する。
作業室11の内部であって天井18の近傍に、HEPAフィルタ21に対向させて整流用メッシュスクリーン28が設けられる。メッシュスクリーン28は、ポリエステル製の目の細かなメッシュから成る。メッシュスクリーン28は、上方から見て作業室11の略全範囲を覆っており、HEPAフィルタ21によって清浄化された気体(無菌エア)はメッシュスクリーン28を通過して作業室11の全域に一方向流を形成する。
作業室11の底面の略中央には気体排出室40が設けられ、気体排出室40にはHEPAフィルタ(第2の清浄化フィルタ)41が収容される。気体排出室40の底部には、作業室11の内部から気体を排出するための排気管42が連結される。排気管42には開閉弁43が設けられ、また排気管42において、開閉弁43より下流側には触媒44が設けられ、触媒44より下流側には排気ブロワ45が設けられる。排気管42において、気体排出室40と開閉弁43の間には送気管37の一端が連結され、この送気管37の他端は上述したように蒸発器30に接続される。排気ブロワ45は後述するように、除染時は停止しているが、エアレーション時と作業室11内での作業時に駆動され、排気ブロワ45の駆動時には開閉弁43が開放される。前記給気側の開閉弁27とこの排気側の開閉弁43の開度を調節することにより、作業室11内の圧力が調整され陽圧が維持されるようになっている。
パスボックス13もアイソレータ本体10と同様な構成を有する。すなわちパスボックス13の天井の上側に気体供給室50が形成され、天井の下面には、気体供給室50からパスボックス13へ供給される気体を清浄化するHEPAフィルタ51が設けられる。気体供給室50内は、水平板である隔壁52によって上方室53と下方室54に分断される。隔壁52には、開口が形成されて給気ファン55が取付けられる。
気体供給室50の上方室53の天井の略中央には、上方室53に外気を取り込むための給気管56が接続される。給気管56には開閉弁57が設けられる。開閉弁57は、除染時は閉鎖されるが、後述するようにエアレーションにおいて開放される。また気体供給室50の天井には、第1の除染ガス供給管31から分岐する第2の除染ガス供給管60が接続される。第2の除染ガス供給管60には、除染ガスの気体供給室50への供給を制御するために開閉弁61が設けられる。
パスボックス13の底部には、パスボックス13から気体を排出するための排気管62が連結される。パスボックス13内であって排気管62の入口にはHEPAフィルタ63が設けられる。排気管62には開閉弁64が設けられ、また排気管62の出口側には触媒65が設けられる。排気管62において、HEPAフィルタ63と開閉弁64の間は、循環弁67が設けられた除染ガス排出管66の一端が連結され、除染ガス排出管66の他端は、送気管37に接続される。開閉弁64は通常閉鎖され、後述するようにエアレーションにおいて開放される。
本実施形態の作用を説明する。
作業室11とパスボックス13に対する除染に先立ち、内部扉15が開放され、作業室11とパスボックス13が連通する。また開閉弁27、43、57、64は閉鎖され、開閉弁38、61、および循環弁39、67は開放される。この状態で、蒸発器30が加熱され、ブロワ35とポンプ34が起動される。これにより蒸発器30では除染ガスとして過酸化水素蒸気が発生し、アイソレータ本体10の気体供給室20の上方室23と、パスボックス13の気体供給室50の上方室53に供給される。アイソレータ本体10では全ての給気ファン25が作動され、所定量の過酸化水素蒸気が作業室11に供給される。パスボックス13でも同様に、給気ファン55が作動されて過酸化水素蒸気が供給される。作業室11に供給された過酸化水素蒸気は、HEPAフィルタ41を通過して気体排出室40に引き込まれ、排気管42を介して循環ラインを形成する送気管37を流通して蒸発器30に至る。一方、パスボックス13に供給された過酸化水素蒸気は、HEPAフィルタ63を通過して排気管62と除染ガス排出管66を介して送気管37の流れに合流し、これら送気管37を流通する気体は、蒸発器30で発生する過酸化水素蒸気を各気体供給室20、50の各上方室23、53に送り込む。
作業室11に対する過酸化水素蒸気の供給において、上方室23は給気ファン25の作用により陰圧になり、下方室24はHEPAフィルタ21の圧損が高いために陽圧になっている。上方室23内が陰圧であることにより、過酸化水素蒸気は除染ガス供給管31から上方室23内へ吸引されるとともに、給気ファン25によって下方室24へ送り込まれ、下方室24では過酸化水素蒸気が充満した状態となる。このため過酸化水素蒸気は、分散して配置された各給気ファン25の送風力と下方室24の内圧とにより、HEPAフィルタ21の全面にわたって均一に分布して通過し、作業室11内に供給される。
このように過酸化水素蒸気がHEPAフィルタ21の全体に均一に行き渡ることにより、除染ガスの流量を必要最小限に抑えることができ、これによりエアレーションに要する時間が短縮される。なお、HEPAフィルタ21の上方に隔壁22を設けずに給気ファン25だけを設けた場合、給気ファン25から吹き出された気体がHEPAフィルタ21の表面において巻き上がり、再度給気ファン25に吸い込まれるため、気体供給室20の内部では上下に循環する気流が生じ、HEPAフィルタ21の全面にわたって均一に気体を作用させることはできない。また、給気ファン25の吹き出し位置に過酸化水素蒸気の供給が集中すると、その部分のHEPAフィルタ21で過酸化水素蒸気が凝縮し、除去に多大な時間が必要となる。
上述したアイソレータ本体10における過酸化水蒸気の供給作用はパスボックス13でも同様であり、過酸化水素蒸気はHEPAフィルタ51の全面にわたって均一に分布して通過し、パスボックス13内に供給される。
作業室11とパスボックス13に対して所定量の過酸化水素蒸気が供給されると、ポンプ34による発生器30への過酸化水素蒸気の供給が停止され、過酸化水素蒸気を発生させない状態でブロワ35と給気ファン25、55の駆動が継続され、作業室11とパスボックス13から送気管37を通して気体が循環され、この状態は所定時間維持される。
その後、過酸化水素蒸気の供給が停止した状態で、エアレーションが行われる。まずブロワ35が停止されるとともに、第1および第2の除染ガス供給管31、60の開閉弁38、61と送気管37の循環弁39と除染ガス排出管66の循環弁67とが閉鎖され、他の開閉弁27、43、57、64が開放される。また内部扉15は開放状態に維持される。
この状態で、給気ブロワ29と排気ブロワ45とが作動される。これにより既に陰圧となっている上方室23に外気が吸引され、各給気ファン25により直ちに下方室24に送り込まれて、下方室24を加圧する。したがって作業室11では、給気管26を介して供給される外気が給気ファン25によってHEPAフィルタ21を通して吹き出され、排気管42を通って外部に排出される。このとき、HEPAフィルタ21に浸透した除染ガス成分(過酸化水素成分)はHEPAフィルタ21から取り除かれ、また作業室11内部の除染ガス成分も除去されて、触媒44によって無害化されて排出される。また下方室24の内圧が高まることにより、HEPAフィルタ21の全範囲に均一に気体が押し込まれることで、HEPAフィルタ21の内部をくまなく気体が行き渡るため、エアレーション時間が短縮される。
またパスボックス13でも同様に、給気ファン55によって給気管56を介して外気が供給されて下方室54内を加圧し、HEPAフィルタ51を通して吹き出され、排気管62を通って外部に排出される。このとき、HEPAフィルタ51に浸透した除染ガス成分はHEPAフィルタ51から取り除かれて、パスボックス13内の除染ガス成分とともに触媒65によって無害化されて排出される。
このようなエアレーションにおいても、上述した除染工程と同様に、HEPAフィルタ21、51の全面にわたって外気が均一に分布して当るので、HEPAフィルタ21、51に浸透した除染ガス成分は効率的かつ短時間に除去される。また作業室11における通常の作業中においても、下方室24の内圧が高まることにより、HEPAフィルタ21の全範囲に均一に気体が押し込まれることで、HEPAフィルタ全体から均一に無菌エアが作業室11内に吹き出されるので、乱れのない一方向流(ラミナフロー)を形成することができる。
なお、パスボックス13に外気を取り込むための給気管56に給気ブロワを設けるとともに、パスボックス13から気体を排出するための排気管62に排気ブロワを設けてもよい。
10 アイソレータ本体
11 作業室
20 気体供給室
21 HEPAフィルタ(清浄化フィルタ)
22 隔壁
23 上方室
24 下方室
25 給気ファン(送気手段)
30 蒸発器(除染ガス供給手段)
31 除染ガス供給管(除染ガス供給手段)
35 ブロワ(除染ガス供給手段)
38 開閉弁(除染ガス供給手段)

Claims (4)

  1. 無菌状態に維持可能な作業室が内部に形成されたアイソレータ本体と、
    除染ガスを供給する除染ガス供給手段とを備え、
    前記作業室に除染ガスを供給して除染し、無菌状態を維持するアイソレータシステムにおいて、
    前記作業室の上側に形成された気体供給室と、
    前記作業室と前記気体供給室の間に設けられ、前記気体供給室から前記作業室へ供給される気体を清浄化する清浄化フィルタと、
    前記清浄化フィルタの上方に設けられ、前記気体供給室内を上方室と下方室に分断する隔壁と、
    前記清浄化フィルタに対向するようにして前記隔壁に設けられ、前記上方室から前記下方室に気体を送る送気手段とを備え、
    前記除染ガス供給手段から前記上方室に除染ガスを供給し、前記送気手段によって前記下方室に充満させて、前記清浄化フィルタを通して除染ガスを前記作業室に供給することを特徴とするアイソレータシステム。
  2. 前記隔壁には、複数の送気手段が分散して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアイソレータシステム。
  3. 前記清浄化フィルタは、前記作業室の天井のほぼ全域に設けられ、前記下方室は前記清浄化フィルタの全範囲を覆っていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のアイソレータシステム。
  4. 前記上方室には、外気を取り込むための給気管が接続され、前記除染ガス供給手段による除染ガスの供給を停止した状態で、前記送気手段により前記下方室に外気を送って内圧を高め、前記清浄化フィルタを通して外気を前記作業室に供給することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアイソレータシステム。
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