JP2017208904A - ブラシレスモータ - Google Patents

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安信 高橋
英邦 吉川
Hidekuni Yoshikawa
英邦 吉川
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Takatoshi Kanemura
高敏 兼村
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Abstract

【課題】スロットレス又はコアレスのブラシレスモータの利点を生かしながら、トルク発生効率を高める。【解決手段】ブラシレスモータ1は、回転軸周りに複数極を配置したロータマグネット3と、回転軸に沿った一対の直線部を有する複数のコイルをシート状に並べてロータマグネットの周囲に円筒状に成形したステータコイル部4とを備え、ステータコイル部4は、U,V,W3相の第1コイル(U−1,V−1,W−1)の一方の直線部4Bと、U,V,W3相の第1コイルに近接配置された第2コイル(U−2,V−2,W−2)の他方の直線部4Aとが、ロータマグネット3の一つの極に対向可能なブロックを形成し、ブロック内の3相のうちの2相のコイルに一致したトルク発生方向の電流が通電される。【選択図】図2

Description

本発明は、ブラシレスモータに関するものである。
ブラシレスモータは、多相(2相,3相など)のステータコイルと多極(2極,4極,6極,8極など)のロータマグネットとを備え、ロータの回転角に応じてステータコイルへの通電方向を切り替える駆動回路を備えており、整流子とブラシを排除することで、低ノイズ、高寿命を実現している。また、ブラシレスモータにおける低ノイズ、高寿命の利点を生かしながら、トルクリップルやコギングトルクによるトルク変動の発生を抑えたものとして、スロットレス又はコアレスのブラシレスモータが知られている(下記特許文献1参照)。従来のスロットレス又はコアレスのブラシレスモータにおけるステータコイルは、線材を同一平面内で巻いたものを円筒状に成形して空芯コイルにしている。
特開平6−133520号公報
前述したように、スロットレス又はコアレスのブラシレスモータは、低ノイズ、高寿命の利点を生かしながら、トルク変動の発生を抑えることが可能になる。しかしながら、鉄心有り・スロット有りの同径・同磁力のブラシレスモータと比較すると、トルクが小さくなる問題がある。
本発明は、このような問題を解決するために提案されたものであり、スロットレス又はコアレスのブラシレスモータの利点を生かしながら、トルク発生効率を高めることを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明によるブラシレスモータは、以下の構成を具備するものである。
回転軸周りに複数極を配置したロータマグネットと、前記回転軸に沿った一対の直線部を有する複数のコイルを前記ロータマグネットの周囲に円筒状に成形したステータコイル部とを備え、前記ステータコイル部は、U,V,W3相の第1コイルの一方の直線部と、U,V,W3相の前記第1コイルに近接配置された第2コイルの他方の直線部とが、前記ロータマグネットの一つの極に対向可能なブロックを形成し、前記ブロック内の3相のうちの2相のコイルに一致したトルク発生方向の電流が通電されることを特徴とするブラシレスモータ。
本発明の実施形態に係るブラシレスモータの構成例を示した部分断面図である。 本発明の実施形態に係るブラシレスモータのロータマグネットとステータコイル部の配置構成を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るブラシレスモータのステータコイル部における結線(スター結線)を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るブラシレスモータのステータコイル部における各相の巻線及び結線状態を示した説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
図1において、ブラシレスモータ1は、スロットレスまたはコアレスのモータであり、回転軸2と、ロータマグネット3と、ステータコイル部4とを備えている。より具体的には、回転軸2は、枠体5の上壁に設けた軸受2Aと、底蓋6に設けた軸受2Bによって回転自在に軸支されている。回転軸2には、ブッシュ7を介してロータマグネット3が取り付けられている。ロータマグネット3は、回転軸2周りに複数極が配置されている。ステータコイル部4は、回転軸2に沿った一対の直線部を有するコイルをシート状に並べてロータマグネット3の周囲に円筒状に成形したものである。ステータコイル部4と枠体5の間にはバックヨーク8が配置されている。
このようなブラシレスモータ1は、ステータを構成する枠体5内に円筒状に成形したステータコイル部4を配置していることで、コアや磁極歯(スロット)が無い構造になっている。これによって、回転駆動時にコギングトルクが発生せず、駆動音を抑えたトルク変動の少ない回転が可能になる。また、ロータマグネット3として樹脂成型したものを採用することで、イナーシャが小さく、高い応答性、追従性が得られるモータを得ることができる。
このようなブラシレスモータ1は、回転軸2の回転角度を、図示省略した回転角検出センサ(例えば、ホール素子)で検出するか、或いは、回転軸2と共に回転するロータマグネット3によりステータコイル部4に生じる誘導起電力を検出して、回転軸2の回転角度に応じて、3相のステータコイル部4の通電を制御する。
図2は、ロータマグネット3とステータコイル部4の配置構成例を示している。ステータコイル部4は、図3に示すように、U相,V相,W相の3相がスター結線されている。図示の例では、各相のコイルは第1コイル(U−1,V−1,W−1)、第2コイル(U−2,V−2,W−2)、第3コイル(U−3,V−3,W−3)、第4コイル(U−4,V−4,W−4)を備えている。また、図2に示す例では、ロータマグネット3は、回転軸周りに4極の磁極を備えている。
ここで、ステータコイル部4は、U相の第1コイルU−1に隣接して、V相の第1コイルV−1が配置され、V相の第1コイルV−1に隣接して、W相の第1コイルW−1が配置されている。また同様に、第2コイルU−2,V−2,W−2が隣接配され、第3コイルU−3,V−3,W−3が隣接配され、第4コイルU−4,V−4,W−4が隣接配されている。また、各コイルは、回転軸2に沿った一対の直線部4A,4Bを備えている。
そして、各相の第1コイルU−1,V−1,W−1における一方の直線部4Bと、各相の第2コイルU−2,V−2,W−2の他方の直線部4Aが重ねて配置され、一つのブロックを形成している。また、各相の第2コイルU−2,V−2,W−2における一方の直線部4Bと、各相の第3コイルU−3,V−3,W−3の他方の直線部4Aが重ねて配置され、一つのブロックを形成している。各相の第3コイルU−3,V−3,W−3における一方の直線部4Bと、各相の第4コイルU−4,V−4,W−4の他方の直線部4Aが重ねて配置され、一つのブロックを形成している。各相の第4コイルU−4,V−4,W−4における一方の直線部4Bと、各相の第1コイルU−1,V−1,W−1の他方の直線部4Aが重ねて配置され、一つのブロックを形成している。ここでの各ブロックは、ロータマグネット3の一つの極に対向可能な塊となって配置されている。
ここで、図3に示したスター結線の各相における複数のコイルは、図4に示すように、第1コイル(U−1,V−1,W−1)と第2コイル(U−2,V−2,W−2)、第2コイル(U−2,V−2,W−2)と第3コイル(U−3,V−3,W−3)、第3コイル(U−3,V−3,W−3)と第4コイル(U−4,V−4,W−4)、第4コイル(U−4,V−4,W−4)と第1コイル(U−1,V−1,W−1)の巻方向が、互いに逆向きになるように巻かれている。これによって、一つのブロック内における同相のコイルは、直線部を流れる電流の向きが同じ方向に向くようになっている。
ブラシレスモータ1において、前述したロータマグネット3とステータコイル部4の配置を行い、常に3相のうち2相のコイルに通電することで、図2に示すように、ブロック内の3相のコイルのうち、2相のコイルに一致したトルク発生方向の電流を通電させることができる。
図2においては、回転角0°から60°の間の通電状態を示しており、検出される回転角によって、30°毎に通電を切り替えている。これによると、4つの磁極のそれぞれに対向して配置される直線部4A,4Bは、回転角が0°から60°の何れにおいても、3相のコイルのうちの2相のコイルに同方向の電流が流れており、全ての磁極において、同方向にトルクが発生するように、電流方向の設定がなされている。この際、一つのコイルにおける直線部4A,4Bの幅T(図4参照)は、電気角で180°に設定されている。このような設定によると、通電により発生する相殺磁束を削減して、高い効率でのトルク発生を実現することができる。
このようなブラシレスモータ1のステータコイル部4は、図4に示すように、コイルの線材を六角巻(亀甲巻)にして、これをシート状に配置し、その後円筒状に成形する。この際、六角巻の途中で、第1コイル(U−1,V−1,W−1)を形成した後、巻方向を逆巻にして、第2コイル(U−2,V−2,W−2)を形成する。これを繰り返すことで、隣接するコイルが互いに逆向きに巻かれたステータコイル部4を形成することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:ブラシレスモータ,2:回転軸,2A,2B:軸受,3:ロータマグネット,4:ステータコイル部,4A,4B:直線部,
5:枠体,6:底蓋,7:ブッシュ,8:バックヨーク

Claims (3)

  1. 回転軸周りに複数極を配置したロータマグネットと、
    前記回転軸に沿った一対の直線部を有する複数のコイルを前記ロータマグネットの周囲に円筒状に成形したステータコイル部とを備え、
    前記ステータコイル部は、
    U,V,W3相の第1コイルの一方の直線部と、U,V,W3相の前記第1コイルに近接配置された第2コイルの他方の直線部とが、前記ロータマグネットの一つの極に対向可能なブロックを形成し、前記ブロック内の3相のうちの2相のコイルに一致したトルク発生方向の電流が通電されることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 前記ステータコイル部は、複数のコイルがスター結線されており、各相において互いに結線されるコイルは、巻方向が互いに逆向きに巻かれていることを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 前記ステータコイル部における一つのコイルの前記直線部間の幅は、電気角で180°になるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のブラシレスモータ。
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