JP2017208790A - アンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面コイルパターンと貫通孔との間に平面的な位置ずれが生じた場合であっても、アンテナ特性の変化を抑制する。【解決手段】第1〜第4の部分41〜44を含む平面コイルパターン20と、貫通孔31を有する金属層101とを備える。平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42は、いずれも、一部が金属層101と重なり、且つ、残りの部分が貫通孔31と重なる。平面コイルパターン20の第3及び第4の部分43,44は、いずれも、一部又は全部が金属層101又は貫通孔31と重なる。本発明によれば、平面コイルパターン20と貫通孔31との間に平面的な位置ずれが生じた場合であっても、平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔31の重なり量がほとんど変動しないことから、アンテナ特性の変化を抑制することが可能となる。【選択図】図2

Description

本発明はアンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器に関し、特に、近距離無線通信(Near Field Communication)用として好適なアンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器に関するものである。
近年、スマートフォン等の携帯無線機器にはRFID(Radio Frequency Identification:電波による個体識別)システムが搭載されており、そのための通信手段としてリーダ・ライタ等と近距離無線通信を行うためのアンテナ装置が搭載されている。この種のアンテナ装置としては、例えば特許文献1に記載されたアンテナ装置が知られている。
特許文献1に記載されたアンテナ装置は、平面コイルパターン及びこれを覆う金属層を備え、平面コイルパターンの一部が金属層の開口部(貫通孔)と重なっている。
特許第5673854号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたアンテナ装置においては、平面コイルパターンが貫通孔に対してオフセットして配置されていることから、製造時にておいて平面コイルパターンと貫通孔との間に平面的な位置ずれが生じると、平面コイルパターンの内径領域と貫通孔が重なる面積が変化し、これによりアンテナ特性が大きく変化するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、平面コイルパターンと貫通孔との間に平面的な位置ずれが生じた場合であっても、アンテナ特性の変化を抑制することが可能なアンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器を提供することである。
本発明によるアンテナ装置は、対向する第1及び第2の部分と、対向する第3及び第4の部分とを含む平面コイルパターンと、少なくとも一つの貫通孔を有する金属層と、を備え、前記平面コイルパターンの前記第1及び第2の部分は、いずれも、一部が前記金属層と重なり、且つ、残りの部分が前記貫通孔と重なり、前記平面コイルパターンの前記第3及び第4の部分は、いずれも、一部又は全部が前記金属層又は前記貫通孔と重なることを特徴とする。
また、本発明による携帯無線機器は、上記のアンテナ装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、平面コイルパターンと貫通孔との間に平面的な位置ずれが生じた場合であっても、平面コイルパターンの内径領域と貫通孔の重なり量がほとんど変動しないことから、アンテナ特性の変化を抑制することが可能となる。
本発明において、前記貫通孔は、前記第1及び第2の部分の前記一部と重なる第1の貫通孔を含んでいても構わない。この場合、前記第3及び第4の部分の全体が前記金属層と重なっていても構わない。かかる構成は、金属層に設けられた貫通孔が1つである場合に好適である。
本発明において、前記貫通孔は、少なくとも前記第1及び第3の部分と重なる第2の貫通孔と、少なくとも前記第2及び第4の部分と重なる第3の貫通孔とを含んでいても構わない。この場合、前記第3の部分の全体が前記第2の貫通孔と重なり、前記第4の部分の全体が前記第3の貫通孔と重なっていても構わない。かかる構成は、金属層が2以上の貫通孔を有している場合に好適である。
このように、本発明によれば、平面コイルパターンと貫通孔との間に平面的な位置ずれが生じた場合であっても、アンテナ特性の変化を抑制することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置10Aを備える携帯無線機器100の構成を示す略斜視図である。 図2は、アンテナ装置10Aの構成を透過的に示す平面図である。 図3は、図2に示すA−A線に沿った断面図である。 図4は、アンテナ装置10Aの部分拡大図であり、平面コイルパターン20に電流を流した場合の機能を説明するための図である。 図5は、第2の実施形態によるアンテナ装置10Bの構成を透過的に示す平面図である。 図6は、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cの構成を透過的に示す平面図である。 図7は、第4の実施形態によるアンテナ装置10Dの構成を透過的に示す平面図である。 図8は、第5の実施形態によるアンテナ装置10Eの構成を透過的に示す平面図である。 図9は、第6の実施形態によるアンテナ装置10Fの構成を透過的に示す平面図である。 図10は、第7の実施形態によるアンテナ装置10Gの構成を透過的に示す平面図である。 図11は、第8の実施形態によるアンテナ装置10Hの構成を透過的に示す平面図である。 図12は、第9の実施形態によるアンテナ装置10Iの構成を透過的に示す平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置10Aを備える携帯無線機器100の構成を示す略斜視図である。
図1に示す携帯無線機器100は例えばスマートフォンであり、薄型の箱状筐体によって構成されている。図1は、携帯無線機器100を背面側から見た図であり、ディスプレイなどが設けられている前面は下方を向いている。携帯無線機器100の筐体は樹脂と金属との組み合わせからなり、背面の大部分を構成する領域は金属層102によって構成されている。また、金属層102から見て長手方向(y方向)の一端側には、金属層101が設けられている。
金属層101,102は互いに同一のxy平面を構成し、スリットSLを介して対向する。スリットSLは、筐体の背面においてx方向に延在し、筐体の側面においてz方向に延在する。このように、筐体の背面の広い範囲が金属層101,102によって構成されているのは、主に、筐体の機械的強度、電磁気シールド特性、デザイン性等の向上のためである。
金属層101には、外周が四角形である貫通孔31が設けられている。貫通孔31は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などが配置される部分であり、金属層101をくり抜いて設けられている。貫通孔31の外周は閉じており、したがって貫通孔31の外周と金属層101の外周はつながっていない。本実施形態においては、貫通孔31の外周がx方向及びy方向に延在する四角形である。
携帯無線機器100は、スパイラル状の平面コイルパターン20を内蔵している。平面コイルパターン20は、一部が貫通孔31と重なるよう、金属層101に覆われている。尚、貫通孔31にカメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などが配置される場合、平面コイルパターン20は、これらカメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに覆われて配置されるため、実際には外部から平面コイルパターン20を視認することはできない。
そして、平面コイルパターン20及びこれを覆う金属層101は、本実施形態によるアンテナ装置10Aを構成する。平面コイルパターン20は、携帯無線機器100に内蔵された図示しないRF回路に接続される。これにより、本実施形態によるアンテナ装置10Aは、例えば13.56MHzの周波数で送受信を行う近距離無線通信に用いることができる。
図2は、アンテナ装置10Aの構成を透過的に示す平面図である。また、図3は、図2に示すA−A線に沿った断面図である。
本実施形態においては、平面コイルパターン20の平面形状がx方向を長手方向とする矩形であり、そのターン数は例えば4ターンである。したがって、平面コイルパターン20を構成する導体パターンは、x方向に延在する第1及び第2の部分41,42とy方向に延在する第3及び第4の部分43,44を有し、x方向に延在する第1及び第2の部分41,42の方がy方向に延在する第3及び第4の部分43,44よりも長い。図2に示す端子21,22は、図示しないRF回路に接続される端子である。このうち、端子21は平面コイルパターン20の外周端に接続され、端子22は導体パターンを横切る横断部20aを介して平面コイルパターン20の内周端に接続される。図3に示すように、平面コイルパターン20はPET樹脂などからなる単一の基板50上に形成されており、導体パターンを横切る横断部20aは例えば基板50の裏面に形成される。
図2に示すように、金属層101に設けられた貫通孔31は、x方向における幅が平面コイルパターン20のx方向における長さよりも短く、且つ、y方向における幅が平面コイルパターン20のy方向における長さよりも長い形状を有している。そして、貫通孔31は、平面コイルパターン20の第1の部分41の略中央部及び第2の部分42の略中央部と重なる位置に設けられている。これにより、平面コイルパターン20の内径領域の一部は、金属層101に覆われることなく、貫通孔31に露出している。また、平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42は、いずれも一部が金属層101と重なり、且つ、残りの部分が貫通孔31と重なる。さらに、平面コイルパターン20の第3及び第4の部分43,44は、いずれも全部が金属層101と重なっている。
図4は、アンテナ装置10Aの部分拡大図であり、平面コイルパターン20に電流を流した場合の機能を説明するための図である。
図4に示すように、平面コイルパターン20に反時計回り(左回り)の電流I1を流した場合、これによって生じる磁束φ1(図3参照)は、平面コイルパターン20の内径領域のうち金属層101で覆われていない部分、つまり、貫通孔31と重なる部分から外部に放出され、金属層101を大きく迂回しながら周回する。これにより、金属層101に遮蔽されることなく磁束φ1が外部に放出されるとともに、迂回により磁束φ1の届く範囲が広がる。その結果、通信距離を拡大することができるとともに、指向性を広げることができる。
一方、金属層101には、磁束φ1を打ち消す方向に電流が流れる。具体的には、平面コイルパターン20に囲まれた内径領域においては、図4に示す電流I2が流れ、平面コイルパターン20の外側の領域においては、図4に示す電流I3が流れる。このうち、電流I2は、貫通孔31を通過する磁束φ1と同じ方向の磁束φ2(図3参照)を発生させるためアクセラレータとして機能し、通信距離をより拡大することができる。
そして、本実施形態においては、平面コイルパターン20のx方向における略中央部をy方向に横断する位置に貫通孔31が設けられている。このため、平面コイルパターン20と貫通孔31との間に平面的な(xy方向における)位置ずれが生じた場合であっても、平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔31の重なり量がほとんど変動しないことから、アンテナ特性の変化を抑制することが可能となる。したがって、本実施形態によるアンテナ装置10Aを近距離無線通信用のアンテナとして用いれば、製造ばらつきによる通信距離のばらつきを低減することが可能となる。
<第2の実施形態>
図5は、第2の実施形態によるアンテナ装置10Bの構成を透過的に示す平面図である。
第2の実施形態によるアンテナ装置10Bは、貫通孔31の平面形状が円形である点において、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと相違している。その他の構成については基本的に第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。貫通孔31の外周が円形である場合、平面コイルパターン20と貫通孔31との間にy方向の位置ずれが生じると、平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔31の重なり量が若干変化するものの、その変化は僅かであることから、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aとほぼ同様の効果を得ることが可能となる。
<第3の実施形態>
図6は、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cの構成を透過的に示す平面図である。
第3の実施形態によるアンテナ装置10Cは、2つの貫通孔32,33が設けられている点において、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと相違している。その他の構成については基本的に第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
貫通孔32,33は、いずれもx方向における幅が平面コイルパターン20のx方向における長さよりも短く、且つ、y方向における幅が平面コイルパターン20のy方向における長さよりも長い形状を有している。そして、貫通孔32,33は、平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42のそれぞれ中央部左側および中央部右側と重なる位置に設けられている。これにより、平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42は、いずれも一部が金属層101と重なり、且つ、残りの部分が貫通孔32,33と重なることになる。また、平面コイルパターン20の第3及び第4の部分43,44は、いずれも全部が金属層101と重なっている。
このような構成であっても、平面的な位置ずれによる平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔32,33の重なり量の変動がほとんど生じないことから、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと同様の効果を得ることが可能となる。本実施形態は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに必要となる貫通孔が2つ存在し、且つ、そのx方向に距離が近い場合に好適である。
<第4の実施形態>
図7は、第4の実施形態によるアンテナ装置10Dの構成を透過的に示す平面図である。
第4の実施形態によるアンテナ装置10Dは、貫通孔32,33の位置が相違している他は、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cと同一である。したがって、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、貫通孔32が平面コイルパターン20の第3の部分43と重なる位置に設けられ、貫通孔33が平面コイルパターン20の第4の部分44と重なる位置に設けられている。これにより、平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42は、いずれも一部が金属層101と重なり、且つ、残りの部分が貫通孔32,33と重なることになる。また、平面コイルパターン20の第3及び第4の部分43,44は、全部がそれぞれ貫通孔32,33と重なっている。
このような構成の場合、x方向における位置ずれが生じると、平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔32,33の重なり量に変動が生じるものの、その変動は相補的となる。つまり、x方向における位置ずれによって平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔32の重なり量が減少すると、平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔33の重なり量が増加する。その逆もまた然りである。したがって、平面的な位置ずれによる平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔32,33の全体的な重なり量の変動がほとんど生じないことから、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cと同様の効果を得ることが可能となる。本実施形態は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに必要となる貫通孔が2つ存在し、且つ、そのx方向に距離が離れている場合に好適である。
<第5の実施形態>
図8は、第5の実施形態によるアンテナ装置10Eの構成を透過的に示す平面図である。
第5の実施形態によるアンテナ装置10Eは、貫通孔32,33のサイズが互いに相違している他は、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cと同一である。したがって、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。このように、貫通孔32,33のサイズが互いに相違している場合であっても、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cと同様の効果を得ることが可能となる。本実施形態は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに必要となる貫通孔が2つ存在し、且つ、そのサイズが互いに相違している場合に好適である。
<第6の実施形態>
図9は、第6の実施形態によるアンテナ装置10Fの構成を透過的に示す平面図である。
第6の実施形態によるアンテナ装置10Fは、貫通孔32,33の形状が互いに相違している他は、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cと同一である。したがって、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本例では、貫通孔32の平面形状が四角形であり、貫通孔33の平面形状が円形である。このように、貫通孔32,33の平面形状が互いに相違している場合であっても、第3の実施形態によるアンテナ装置10Cとほぼ同様の効果を得ることが可能となる。本実施形態は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに必要となる貫通孔が2つ存在し、且つ、その平面形状が互いに相違している場合に好適である。
<第7の実施形態>
図10は、第7の実施形態によるアンテナ装置10Gの構成を透過的に示す平面図である。
第7の実施形態によるアンテナ装置10Gは、貫通孔32,33の位置が相違している他は、第4の実施形態によるアンテナ装置10Dと同一である。したがって、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、貫通孔32が平面コイルパターン20の第1及び第3の部分41,43と重なる角部に設けられ、貫通孔33が平面コイルパターン20の第2及び第4の部分41,43と重なる角部に設けられている。これにより、平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42は、いずれも一部が金属層101と重なり、且つ、残りの部分が貫通孔32,33と重なることになる。また、平面コイルパターン20の第3及び第4の部分43,44は、いずれも一部が金属層101と重なり、且つ、残りの部分がそれぞれ貫通孔32,33と重なることになる。
このような構成の場合、平面的な位置ずれが生じると、平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔32,33の重なり量に変動が生じるものの、その変動は相補的となる。つまり、x方向又はy方向における位置ずれによって平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔32の重なり量が減少すると、平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔33の重なり量が増加する。その逆もまた然りである。したがって、平面的な位置ずれによる平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔32,33の全体的な重なり量の変動がほとんど生じないことから、第4の実施形態によるアンテナ装置10Dと同様の効果を得ることが可能となる。本実施形態は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに必要となる貫通孔が2つ存在し、且つ、そのy方向における位置が異なっている場合に好適である。
<第8の実施形態>
図11は、第8の実施形態によるアンテナ装置10Hの構成を透過的に示す平面図である。
第8の実施形態によるアンテナ装置10Hは、3つの貫通孔31〜33が設けられている点において、第1及び第3の実施形態によるアンテナ装置10A,10Cと相違している。その他の構成については基本的に第1及び第3の実施形態によるアンテナ装置10A,10Cと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、貫通孔31〜33がいずれも平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42と重なる位置に設けられており、平面コイルパターン20の第3及び第4の部分43,44は、全て金属層101で覆われている。
このような構成であっても、平面的な位置ずれによる平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔31〜33の重なり量の変動がほとんど生じないことから、第1及び第3の実施形態によるアンテナ装置10A,10Cと同様の効果を得ることが可能となる。本実施形態は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに必要となる貫通孔が3つ存在し、且つ、そのx方向に距離が近い場合に好適である。
<第9の実施形態>
図12は、第9の実施形態によるアンテナ装置10Iの構成を透過的に示す平面図である。
第9の実施形態によるアンテナ装置10Iは、3つの貫通孔31〜33が設けられている点において、第1及び第4の実施形態によるアンテナ装置10A,10Dと相違している。その他の構成については基本的に第1及び第4の実施形態によるアンテナ装置10A,10Dと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、貫通孔31〜33がいずれも平面コイルパターン20の第1及び第2の部分41,42と重なる位置に設けられており、平面コイルパターン20の第3及び第4の部分43,44の全体がそれぞれ貫通孔32,33と重なっている。
このような構成であっても、平面的な位置ずれによる平面コイルパターン20の内径領域と貫通孔31〜33の重なり量の変動がほとんど生じないことから、第1及び第4の実施形態によるアンテナ装置10A,10Dと同様の効果を得ることが可能となる。本実施形態は、カメラのレンズ、フラッシュ、指紋認証装置などに必要となる貫通孔が3つ存在し、且つ、そのx方向に距離がやや離れている場合に好適である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、平面コイルパターン20の形状については、上述した各実施形態に示す形状に限定されるものではなく、六角形、八角形などの多角形形状であっても構わないし、楕円形であっても構わない。また、平面コイルパターン20を構成する導体パターンのターン数についても特に限定されるものではない。
10A〜10I アンテナ装置
20 平面コイルパターン
20a 横断部
21,22 端子
31〜33 貫通孔
41 第1の部分
42 第2の部分
43 第3の部分
44 第4の部分
50 基板
100 携帯無線機器
101,102 金属層
I1〜I3 電流
SL スリット
φ1,φ2 磁束

Claims (7)

  1. 対向する第1及び第2の部分と、対向する第3及び第4の部分とを含む平面コイルパターンと、
    少なくとも一つの貫通孔を有する金属層と、を備え、
    前記平面コイルパターンの前記第1及び第2の部分は、いずれも、一部が前記金属層と重なり、且つ、残りの部分が前記貫通孔と重なり、
    前記平面コイルパターンの前記第3及び第4の部分は、いずれも、一部又は全部が前記金属層又は前記貫通孔と重なることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記貫通孔は、前記第1及び第2の部分の前記一部と重なる第1の貫通孔を含むことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第3及び第4の部分の全体が前記金属層と重なることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記貫通孔は、少なくとも前記第1及び第3の部分と重なる第2の貫通孔と、少なくとも前記第2及び第4の部分と重なる第3の貫通孔とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第3の部分の全体が前記第2の貫通孔と重なり、前記第4の部分の全体が前記第3の貫通孔と重なることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアンテナ装置を備える携帯無線機器。
  7. 前記金属層が筐体の一部を構成することを特徴とする請求項6に記載の携帯無線機器。
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