JP2017208239A - Ｌｅｄ照明器具 - Google Patents

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Hiroyuki Hirose
裕之 広瀬
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Abstract

【課題】
LED照明器具に点灯状態を切り替えるプルレス操作機能を付加するか、しないかをユーザーが容易に切り替え可能とするLED照明器具を提供する。
【解決手段】
AC電源オン状態から電源を短時間オフし、再度電源を通電した際に、LED照明器具の明るさや色等の点灯状態を、電源オフ操作前の状態から別の点灯状態へ切り替えることができ、この操作を連続操作して１サイクルすると、再度オフ、オン操作する前の点灯状態に戻るプルレス操作機能を備え、AC電源のオン、オフを連続操作して、２サイクル目以降のAC電源オン状態で操作を終了した場合にはその時の点灯状態を記憶すると同時に、それ以降はプルレス操作機能により点灯状態を切り替える機能が無効化される。
【選択図】 図２

Description

本発明は、LED照明器具に関するものである。
明るさや色等の点灯状態を切り替えることができるＬＥＤ照明器具において、リモコンを使用せず、壁スイッチ等によりＡＣ電源を所定時間内にオフ、オン操作することにより、例えば全灯、段調光、保安灯のように点灯状態を移行させて切り替えることが出来る機能（プルレス操作機能）を有する照明器具がある。（特許文献１、図５）
特開２００９−１４０８０７号公報
前記ＬＥＤ照明器具において、プルレス操作機能はリモコンを使用しなくても点灯状態を切り替えることが出来る便利な機能であるが、一方で意図しない場合にも、点灯状態が変化してしまう場合があり、このプルレス操作機能が付加されていない照明器具を要求するユーザーも存在する。
本発明では、ＬＥＤ照明器具に点灯状態を切り替えるプルレス操作機能を付加するか、しないかをユーザーが容易に切り替え可能とするＬＥＤ照明器具を提供する。
前記課題を解決するために、AC電源オン状態から電源を短時間オフし、再度電源を通電した際に、LED照明器具の明るさや色等の点灯状態を、電源オフ操作前の状態から別の点灯状態へ切り替えることができ、この操作を連続操作して１サイクルすると、再度オフ、オン操作する前の点灯状態に戻るプルレス操作機能を備え、AC電源のオン、オフを連続操作して、２サイクル目以降のAC電源オン状態で操作を終了した場合にはその時の点灯状態を記憶すると同時に、それ以降はプルレス操作機能により点灯状態を切り替える機能が無効化される。
本発明によれば、点灯状態を切り替えることが出来るプルレス操作機能の無効化をＡＣ電源のオンオフ操作により容易にできる。
本発明の一実施例の照明器具の機能ブロック図である。 本発明の一実施例の操作機能を無効にする操作の説明図である。 本発明の一実施例の点灯モードの説明図である。
本実施形態におけるＬＥＤ照明器具の概要について、図１から図３を用いて説明する。
図１は本発明の一実施例の照明器具の機能ブロック図である。照明器具２０は壁スイッチ１１を介して商用電源であるＡＣ電源１０に接続されている。ＡＣ電源１０から所望の直流電源を作成する制御用電源部２２と、制御用電源部２２で作成された直流電源によりＬＥＤなどの点灯負荷２４の点灯を制御する制御部２１と、ＡＣ電源１０から点灯負荷２４を点灯するのに必要な電力を作成する点灯回路部２３とを備えている。
制御部２１は点灯回路部２３を制御することにより、点灯負荷２４の点灯を制御している。制御部２１は点灯回路部２３を制御して点灯負荷２４を定格出力で点灯させる「全光」、点灯回路部２３を制御して点灯負荷２４を定格出力よりも低い出力で点灯させる「調光」、点灯回路部２３を制御して点灯負荷２４に含まれる保安灯（図示せず）を点灯させる「保安灯」、の各点灯状態を有している。
ここで、制御部５の前記の各点灯状態を切り替える操作について説明する。照明器具２０はＡＣ電源１０からの給電状況を制御部２１で検知しており、壁スイッチ１１がオンからオフされた後に再度オンされるまでの時間（停電時間）が、所定時間（例えば、約１秒）内に行われたか否かを制御部５が判定し、所定時間内に行われた場合に点灯モードを順次切り替えるようにしている。この操作を行うことにより、図３示すように各点灯状態ドをサイクリックに切り替えることができる。
図３は、プルレス操作操作により「全光」、「調光」、「保安灯」の３つの点灯状態をの操作１サイクルの動作例である。ａ、ｂ、ｃのいずれかの点灯状態において、ＡＣ電源を約１ｓ間オフし、再度ＡＣ電源をオンすることにより次の点灯状態へと移行する。
図２は、プルレス操作機能を無効化する操作例である。点灯状態が全光の状態からＡＣ電源の１回または２回のオフ、オン操作により調光状態または保安灯状態とした場合には以降のプルレス操作機能は有効なままであるが、ＡＣ電源の３回のオフ、オン操作により再度全光状態となる２サイクル目まで操作した場合にはプルレス操作機能が無効化される。
この操作機能を無効化するときの操作は次のように行う。
図３のａ、ｂ、ｃに相当するいずれかの点灯状態において、操作Ａの範囲で、壁スイッチ１１を操作してＡＣ電源１０を連続してオフ、オンの動作を行って、全光→調光→保安灯と１サイクル移行させる。これに連続して壁スイッチの操作を行い、操作Ｂの範囲でいずれかの点灯状態とする。この状態となった時に、操作機能が無効化される。
この状態は制御部２１に記憶されるので、照明器具２０を消灯した後に、前記所定時間より長時間経過後に再び点灯したときは、操作機能は無効になった状態である。
この操作機能を有効にするには、点灯した状態で、無効にした時と同じ操作を行うことにより、有効にすることができる。
１０・・・ＡＣ電源
１１・・・壁スイッチ
２０・・・照明器具
２１・・・制御部
２２・・・制御用電源部
２３・・・点灯回路部
２４・・・点灯負荷

Claims (1)

  1. AC電源オン状態から電源を短時間オフし、再度電源を通電した際に、LED照明器具の明るさや色等の点灯状態を、電源オフ操作前の状態から別の点灯状態へ切り替えることができ、この操作を連続操作して１サイクルすると、再度オフ、オン操作する前の点灯状態に戻るプルレス操作機能を備え、AC電源のオン、オフを連続操作して、２サイクル目以降のAC電源オン状態で操作を終了した場合にはその時の点灯状態を記憶すると同時に、それ以降はプルレス操作機能により点灯状態を切り替える機能が無効化されることを特徴とするLED照明器具。
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