JP7034796B2 - 照明システム - Google Patents

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本発明は、照明器具および照明システムに関する。
従来、点灯する光の光量および相関色温度を変更することが可能な照明器具が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の照明器具は、照明の電源スイッチをオンからオフに切り換えた後、短時間で再びオンに切り換えることによって、点灯状態を変更することができる機能(プルレス操作機能)を有する。特許文献1に記載の照明器具では、照明の電源スイッチをオンからオフに切り換えた後、短時間で再びオンに切り換えることによって、「全光」、「調光」、「保安灯」の3つの点灯状態に切り換える。特許文献1に記載の照明器具では、再度全光状態となる2サイクル目まで操作した場合には、プルレス操作機能が無効になる。
特開2017-208239号公報
しかしながら、特許文献1に記載の照明器具は、容易に所定機能(プルレス操作機能)を有効状態と無効状態との間で切り換えることができなかった。例えば、特許文献1に記載の照明器具は、2サイクル目まで操作した場合に、プルレス操作機能が無効になるため、意図せず所定機能が無効状態になる可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は容易に所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換えることができる照明器具および照明システムを提供することにある。
本願に開示する照明システムは、複数の照明器具を備える。複数の照明器具は、光源を制御する所定機能を有する。前記複数の照明器具の各々は、前記光源と、受信部と、制御部とを備える。前記受信部は、所定信号を受信する。前記制御部は、前記所定信号の受信に応じて、前記所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。前記複数の照明器具の前記受信部が、通信機器から、前記所定機能が前記有効状態において前記所定信号を受信した場合、前記複数の照明器具の前記制御部のそれぞれは、前記所定機能を前記有効状態から前記無効状態に切り換えるとともに、所定の点灯状態になるように前記光源を制御する。
本願に開示する照明システムにおいて、前記所定機能は、点灯状態を制御する機能を含むことが好ましい。前記点灯状態は、前記光源が点灯している状態を示すことが好ましい。
本願に開示する照明システムにおいて、前記所定機能は、前記光源の調光機能または前記光源の調色機能の少なくとも一方を含むことが好ましい。
本願に開示する照明システムにおいて、前記所定機能は、外部スイッチによって電力の供給が一時的に停止された時間が所定時間範囲内であるか否かに基づいて、前記光源の調色機能または前記光源の調光機能の少なくとも一方を制御する機能を含むことが好ましい。
本願に開示する照明システムにおいて、前記所定機能は、供給される電圧の波形が有する切り欠きのパターンに基づいて、前記光源の調光機能または調色機能の少なくとも一方を制御する機能を含むことが好ましい。
本願に開示する照明システムにおいて、前記通信機器をさらに備えることが好ましい。前記通信機器は、前記所定信号を前記複数の照明器具に送信することが好ましい。
本願に開示する照明システムにおいて、前記通信機器は、複数のボタンを有することが好ましい。前記通信機器は、前記複数のボタンのうち少なくとも1つの特定のボタンが操作されたことを認識することによって前記所定信号を送信することが好ましい。
本発明の照明器具によれば、容易に所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換えることができる。
本発明の実施形態に係る照明器具を有する照明システムのブロック図である。 通信機器を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る照明器具を有する照明システムのブロック図である。 (a)は、交流電源の出力波形を示す図である。(b)は、照明制御装置の出力波形を示す。 本発明の実施形態に係る照明システムのブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る照明器具100について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る照明器具100を有する照明システム200のブロック図である。
図1に示すように、照明システム200は、照明器具100と、通信機器210とを備える。通信機器210は、例えば、リモートコントローラーである。通信機器210は、照明器具100に所定信号を送信する。通信機器210の詳細については、図2を参照して後述する。
照明器具100は外部スイッチSを介して外部の交流電源Aに接続している。照明器具100は交流電源Aに基づいて点灯する。照明器具100は、一例として、吊下げ灯(例えば、ペンダントライト)、天井直付け灯(例えば、シーリングライト)、埋め込み灯(例えば、ダウンライト)、または、壁直付け灯(例えば、ブラケットライト)のいずれであってもよい。
外部スイッチSは、例えば壁スイッチである。外部スイッチSを切り換えることによって照明器具100の点灯および消灯を切り換えることができる。具体的には、外部スイッチSがオンになると、交流電源Aからの電力が照明器具100に供給され、照明器具100は点灯する。また、外部スイッチSがオフになると、交流電源Aから照明器具100に供給される電力が遮断され、照明器具100は消灯する。
照明器具100は、光源10と、受信部20と、制御部30と、整流回路40と、平滑回路50と、定電流回路60とを備える。光源10は、第1光源11と、第2光源12と、第3光源13とを有する。第1光源11と第2光源12とは主光源である。第3光源13は、例えば、保安灯のような補助光源である。
第1光源11は、第1光色の光を出射することが可能である。第1光色は、例えば、相関色温度2700ケルビン(暖色)である。第1光源11は、1つまたは複数の発光素子を含む。複数の発光素子は、例えば、白色LED(Light Emitting Diode)である。
第2光源12は、第1光色とは異なる第2光色の光を出射することが可能である。第2光色は、例えば、相関色温度5000ケルビン(寒色)である。第2光源12は、1つまたは複数の発光素子を含む。発光素子は、例えば、白色LEDである。
第3光源13は、第3光色の光を出射することが可能である。第3光色は、第1光色と同じでもよいし、異なっていても良い。第3光源13は、例えば、相関色温度2700ケルビン(暖色)である。第3光源13は、1つまたは複数の発光素子を含む。発光素子は、例えば、白色LEDである。
整流回路40は、交流電源Aから供給された交流電圧を整流する。平滑回路50は、整流回路40の出力を平滑化する。整流回路40および平滑回路50により、交流電源Aから供給された交流電圧が直流電圧に変換される。直流電圧は、定電流回路60に入力される。
定電流回路60は、第1光源11、第2光源12および第3光源13に接続される。第1光源11、第2光源12および第3光源13は、定電流回路60に並列に接続される。定電流回路60は、平滑回路50の出力(直流電圧)に基づいて定電流を生成し、一定の電流を第1光源11、第2光源12および第3光源13に供給する。
制御部30は、例えば、マイクロコンピューターを含む。制御部30は、記憶部32を有する。記憶部32は、起動時の点灯状態を示す起動情報を記憶する。記憶部32は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、およびEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)を含む。
受信部20は、通信機器210からの所定信号を受信する。本実施形態では受信部20と通信機器210とは、赤外線や電波などを介した無線通信が可能である。受信部20は、制御部30と電気的に接続される。
照明器具100は、光源10を制御する所定機能を有する。所定機能は、点灯状態を制御する機能を含む。点灯状態は、光源10が点灯している状態を示す。詳しくは、所定機能は、光源10の調光機能または光源10の調色機能の少なくとも一方を含む。
照明器具100は、外部スイッチSの切り換えに基づいて光源10の点灯状態を切り換えて点灯する。詳しくは、制御部30は、外部スイッチSの切り換えに基づいて光源10の調光または調色の少なくとも一方を制御して、光源10を点灯する。
まず、制御部30の光源10の調光制御について説明する。制御部30は、外部スイッチSの切り換えに基づいて、光源10の点灯状態を制御する。外部スイッチSによって電力の供給が一時的に停止された時間が所定時間範囲内であることを制御部30が検知した際、制御部30は光源10の点灯状態を切り換える。具体的には、外部スイッチSがオンの状態からオフの状態に切り換えられ、その後、所定時間範囲内にオンの状態に切り換えられた場合、制御部30は、光源10の点灯状態を順次切り換える。本明細書において、外部スイッチSがオンの状態からオフの状態に切り換えられ、所定時間範囲内にオンの状態に切り換えられる操作を、「プルレス操作」と記載することがある。所定時間は、例えば、0.15秒以上2秒以下である。
プルレス操作が行われることによって、制御部30は点灯状態を変更する。例えば、プルレス操作が行わることによって、制御部30は、点灯状態が、「全灯」、「調光」および「保安灯」のいずれかに切り換わるように点灯状態を制御する。ここでは、プルレス操作が行われる度に、制御部30は、点灯状態が、「全灯」、「調光」、「保安灯」の順に点灯状態を変更する。点灯状態が「保安灯」の際に、プルレス操作が行われると、点灯状態は「全灯」に戻る。
例えば、「全灯」は、100%の光量で第1光源11および/または第2光源12が点灯する点灯状態を示す。「調光」は、調光されたレベルの光量で第1光源11および/または第2光源12が点灯する点灯状態を示す。例えば、「調光」では、50%の光量で第1光源11および/または第2光源12が点灯する点灯状態を示す。「保安灯」は、第3光源13が点灯する点灯状態を示す。
続いて、制御部30の光源10の調色制御について説明する。プルレス操作が行われることによって、制御部30は点灯状態を変更する。例えば、プルレス操作が行わることによって、制御部30は、点灯状態が、「寒色」、「中間色」および「暖色」のいずれかに切り換わるように点灯状態を制御する。ここでは、プルレス操作が行われる度に、制御部30は、点灯状態が、「寒色」、「中間色」、「暖色」の順に点灯状態を変更する。点灯状態が「暖色」の際に、プルレス操作が行われると、点灯状態は「寒色」に戻る。
例えば、「寒色」は、第2光源12のみが点灯する点灯状態を示す。「寒色」での相関色温度は、例えば、5000ケルビンである。「中間色」は、第1光源11および第2光源12が点灯する点灯状態を示す。「中間色」での相関色温度は、例えば、3500ケルビンである。「暖色」は、第2光源12のみが点灯する点灯状態を示す。「暖色」での相関色温度は、例えば、2700ケルビンである。「寒色」、「中間色」および「暖色」における光量は、例えば、100%である。
電源投入時、すなわち照明器具100を消灯から点灯に切り換えた際、制御部30は、記憶部32に記憶された起動情報に基づいて、点灯状態を制御する。電源投入時に「全灯」、「調光」および「保安灯」のいずれで点灯状態を開始するかは、起動情報として予め設定されていてもよいし、前回消灯時の点灯状態を起動情報として記憶しておき、前回消灯時の点灯状態で開始するようにしてもよい。
以上、説明したように、照明器具100は、プルレス操作が行われたか否かに基づいて、点灯状態を変更する機能を有する。詳しくは、照明器具100は、プルレス操作が行われたか否かに基づいて、光源10の調光機能と、光源10の調色機能とを制御する機能を有する。本明細書において、プルレス操作が行われたか否かに基づいて、点灯状態を変更する機能を「プルレス操作機能」と記載することがある。
図1および図2を参照して、通信機器210について説明する。図2は、通信機器210を示す模式図である。
図2に示すように、通信機器210は、複数のボタン211と、照明器具選択スイッチ212とを有する。複数のボタン211は、ON/OFFボタン211aと、全灯ボタン211bと、光量アップボタン211cと、光量ダウンボタン211dと、相関色温度アップボタン211eと、相関色温度ダウンボタン211fと、保安灯ボタン211gとを含む。
ON/OFFボタン211aは、照明器具100をON/OFF、すなわち、照明器具100を点灯/消灯するためのボタンである。全灯ボタン211bは、点灯状態を「全灯」にするためのボタンである。光量アップボタン211cは、光量をアップするためのボタンである。光量ダウンボタン211dは、光量をダウンするためのボタンである。相関色温度アップボタン211eは、相関色温度をアップするためのボタンである。相関色温度ダウンボタン211fは、相関色温度をダウンするためのボタンである。保安灯ボタン211gは、保安灯、すなわち、第3光源13を点灯させるためのボタンである。
照明器具選択スイッチ212は、スライドスイッチ212aを有する。照明器具選択スイッチ212は、照明システム200が複数の照明器具100を備える場合、操作する照明器具100を選択するためのスイッチである。スライドスイッチ212aをスライドさせることによって、複数の照明器具100のうち1つを選択することができる。
以上、図1および図2を参照して説明したように、照明器具100は、プルレス操作または通信機器210を操作することによって、点灯状態を制御することができる。
照明器具100は通信機器210の操作に応じて、プルレス操作機能を有効状態と無効状態との間で切り換えることができる。例えば、通信機器210に対して特殊な操作が行われた場合に、プルレス操作機能を有効状態と無効状態との間で切り換えることができる。特殊な操作は、通信機器210を操作する際、通常ではユーザーが使用しない操作である。特殊な操作は、例えば、2つ以上の特定のボタン211を組み合わせて押下する操作である。特殊な操作は、例えば、全灯ボタン211bを押しながら、保安灯ボタン211gを5回押す操作である。通信機器210は、特殊な操作を受け付けると、所定信号を照明器具100に送信する。詳しくは、通信機器210は、複数のボタンのうち特定のボタン211が操作されたことを認識することによって所定信号を照明器具100に送信する。所定信号は、例えば、特定のコードを示す信号である。
制御部30は、所定信号の受信に応じて、所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。ここでは、制御部30は、所定信号の受信に応じて、プルレス操作機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。具体的には、通信機器210から発信された所定信号を受信部20が受信する。続いて、制御部30は、所定信号の受信に応じて、プルレス操作機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。例えば、プルレス操作機能が有効状態において所定信号を受信した場合、プルレス操作機能を有効状態から無効状態に切り換える。すなわち、照明器具100の光源10の点灯状態の切り換えを通信機器210の操作のみで制御できるようになる。一方、プルレス操作機能が無効状態において所定信号を受信した場合、プルレス操作機能を無効状態から有効状態に切り換える。すなわち、照明器具100の光源10の点灯状態の切り換えをプルレス操作および通信機器210の操作のいずれでも制御できるようになる。
なお、プルレス操作機能を有効化する特殊な操作と、プルレス操作機能を無効化する特殊な操作とを異ならせてもよい。例えば、通信機器210は、第1特殊操作と第2特殊操作とを認識するようにしてもよい。第1特殊操作は、プルレス操作機能を有効化するための特殊な操作である。第1特殊操作は、例えば、保安灯ボタン211gを押しながら、全灯ボタン211bを3回押す操作である。第2特殊操作は、プルレス操作機能を無効化するための特殊な操作である。第2特殊操作は、全灯ボタン211bを押しながら、保安灯ボタン211gを5回押す操作である。
通信機器210は、第1特殊操作を認識すると第1所定信号を照明器具100に送信する。一方、通信機器210は、第2特殊操作を認識すると第2所定信号を照明器具100に送信する。プルレス操作機能が無効状態において受信部20が第1所定信号を受信した場合、制御部30は、プルレス操作機能を無効状態から有効状態に切り換える。一方、プルレス操作機能が有効状態において受信部20が第2所定信号を受信した場合、制御部30は、プルレス操作機能を有効状態から無効状態に切り換える。
以上、図1および図2を参照して説明したように、照明器具100は、所定信号の受信に応じて、所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。したがって、容易に所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換えることができる。
また、通信機器210は、複数のボタン211のうち少なくとも1つの特定のボタン211が操作されたことを認識することによって、所定信号を送信する。したがって、意図せず所定機能の無効状態と有効状態とが切り換えられてしまう可能性を抑制することができる。
図3および図4を参照して、本発明の実施形態に係る照明器具100について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る照明器具100を有する照明システム200のブロック図である。図4(a)は、交流電源Aの出力波形を示す図である。図4(b)は、照明制御装置220の出力波形を示す。照明システム200がさらに照明制御装置220を有する点を除いて、図3に示す照明システム200は、図1に示す照明システム200と同様の構成を有するため、重複部分については説明を省略する。
図3に示すように、照明システム200は、照明器具100と、通信機器210とに加えて、さらに照明制御装置220を備える。
照明制御装置220は、交流電源Aに電気的に接続される。照明制御装置220は、交流電源Aから給電される。照明器具100は、照明制御装置220を介して交流電源Aに電気的に接続され、交流電源Aから給電される。
照明制御装置220は、照明器具100から発生する光の光量および光色(相関色温度)を制御する機器である。すなわち、照明制御装置220の起動時、または照明器具100から発生する光の光量および光色またはそれらのうちの一方を変更する際に、光量および光色を設定する信号を照明器具100へ送信する。
図4(a)に示すように、照明制御装置220には、正弦波状の交流電圧301が供給されている。
照明器具100から発生する光の光量および光色を変更するように照明制御装置220が操作された場合、図4(b)に示すように、制御信号設定区間で設定された切り欠き303のパターンを波形が有するように、照明制御装置220は波形を出力する。詳しくは、照明制御装置220は、光量および光色のデータに応じて、ゼロクロスポイント302に切り欠き303を有するように、波形を出力する。ゼロクロスポイント302は、電圧が0Vになるポイントである。例えば、照明制御装置220は、デジタルデータ「1」に対応して、ゼロクロスポイント302において切り欠き303を有するように、波形を出力する。一方、照明制御装置220は、デジタルデータ「0」に対応して、ゼロクロスポイント302において切り欠き303を有しないように、波形を出力する。このように、照明制御装置220は、交流電圧301にデータ信号を重畳することによって生成した電圧波形を出力する。
照明器具100は、所定機能を有する。所定機能は、供給される電圧の波形が有する切り欠き303のパターンに基づいて、光源10の調光機能または調色機能の少なくとも一方を照明器具100が制御する機能である。詳しくは、制御部30は、照明制御装置220から出力された電圧波形に基づいて、光源10の調光機能または調色機能の少なくとも一方を制御する。例えば、制御部30は、交流電圧301が切り欠き303を有するか否かを検出することによって、交流電圧301に重畳されたデータ信号を読み出す。本明細書において、供給される電圧の波形が有する切り欠き303のパターンに基づいて、光源10の調光機能または調色機能の少なくとも一方を制御する機能を「切り欠き制御機能」と記載することがある。
また、照明器具100は、図1を参照して説明した照明器具100と同様に、通信機器210を操作することによって点灯状態を制御することができる。したがって、照明器具100は、照明制御装置220を操作または通信機器210を操作することによって、点灯状態を制御することができる。
制御部30は、所定信号の受信に応じて、所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。ここでは、制御部30は、所定信号の受信に応じて、切り欠き制御機能を有効状態と無効状態との間で切り換えることができる。具体的には、通信機器210から発信された所定信号を受信部20が受信する。続いて、制御部30は、所定信号の受信に応じて、切り欠き制御機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。例えば、切り欠き制御機能が有効状態において所定信号を受信した場合、制御部30は、切り欠き制御機能を有効状態から無効状態に切り換える。すなわち、照明器具100の光源10の点灯状態の切り換えを通信機器210の操作のみで制御できるようになる。一方、切り欠き制御機能が無効状態において所定信号を受信した場合、制御部30は、切り欠き制御機能を無効状態から有効状態に切り換える。すなわち、照明器具100の光源10の点灯状態の切り換えを照明制御装置220の操作および通信機器210の操作のいずれでも制御できるようになる。
以上、図3および図4を参照して説明したように、照明器具100は、所定信号の受信に応じて、所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換える。したがって、容易に所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換えることができる。
図1~図4を参照して説明した照明システム200は、照明器具100を1つ備えていたが、照明システム200は、複数の照明器具100を備えていてもよい。
図1および図5を参照して、本発明の実施形態に係る照明システム200について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る照明システム200のブロック図である。第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cは図1に示す照明器具100と同様な構成を有する。
図5に示すように、照明システム200は、複数の照明器具100と、通信機器210とを備える。複数の照明器具100は、第1照明器具100aと、第2照明器具100bと、第3照明器具100cとを含む。第1照明器具100a、第2照明器具100b、第3照明器具100cのそれぞれは、図1に示された照明器具100と同様に、光源10と、受信部20と、制御部30と、整流回路40と、平滑回路50と、定電流回路60とを備える。図5に示された第1照明器具100aと、第2照明器具100bと、第3照明器具100cとの各々の光源10は、図1に示された照明器具100の光源10と同様に、第1光源11と、第2光源12と、第3光源13とを有する。通信機器210は、所定信号を複数の照明器具100に送信する。
第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cは、交流電源Aおよび外部スイッチSに対して並列に接続されている。外部スイッチSのプルレス操作を行うことによって、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの点灯状態を同時に切り換えることができる。通常の使用形態としては、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの点灯状態は、全て同じ状態とする。例えば、初期状態において第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの光源10の点灯状態が全て「全灯」であるときに、外部スイッチSをプルレス操作すると、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの点灯状態が全て「調光」に切り換わる。プルレス操作により点灯状態を「調光」から「保安灯」に切り換える際、および「保安灯」から「調光」に切り換える際も同様に、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの点灯状態が全て同時に切り換わる。これにより、例えば1つの居室内に設置された第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの点灯状態を、1つの外部スイッチSのプルレス操作で同時に切り換えることができる。
ここで、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cのそれぞれに備わる制御部30に、プルレス操作の検出精度にバラツキがある場合がある。つまり、制御部30において、外部スイッチSによって電力の供給が一時的に停止された時間の検出精度に、バラツキがある場合がある。例えば、外部スイッチSをオフ操作してからオン操作するまでの時間(オフ-オン時間)が1.8秒である場合、第1照明器具100aの制御部30はプルレス操作されたと判定し、制御部30は点灯状態を切り換えるように光源10を制御するが、第2照明器具100bの制御部30はプルレス操作されたと判定せず、点灯状態を切り換えない場合がある。これは、各照明器具100の制御部30のオフ-オン時間の検出精度にバラツキがあるためである。したがって、第1照明器具100aの点灯状態が「全灯」から「調光」に切り換わり、第2照明器具100bの点灯状態が「全灯」のままで点灯する状態になる。すなわち、照明器具100の点灯状態に不一致が生じることとなる。
照明器具100の点灯状態に不一致が生じてしまうと、以降のプルレス操作では点灯状態の不一致を維持したまま各照明器具100の点灯状態が順次切り換わってしまうため、元の点灯状態(全ての照明器具100が同じ点灯状態)に復帰させることは極めて困難である。また、外部スイッチSをオフ操作して全ての照明器具100を消灯状態にしても、各照明器具100の記憶部32が消灯直前の点灯状態を記憶しているため、外部スイッチSを次回オンにしたときの点灯状態は不一致のままである。
本実施形態では、このような照明器具100の点灯状態の不一致が発生した場合、プルレス操作機能を有効状態から無効状態に変更することによって、照明器具100の点灯状態を一致させることができる。
まず、通信機器210に対して特殊な操作が行われることによって、通信機器210が所定信号を照明器具100に送信する。受信部20が所定信号を受信した場合、複数の照明器具100の制御部30のそれぞれは、プルレス操作機能を無効状態に変更する。さらに、受信部20が所定信号を受信した場合、複数の照明器具100の制御部30のそれぞれは、所定の点灯状態になるように光源10を制御する。例えば、受信部20が所定信号を受信した場合、点灯状態が「全灯」になるように制御する。したがって、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの光源10の点灯状態が全て「全灯」に切り換わる。
以上、図1および図5を参照して説明したように、受信部20が所定信号を受信した場合、複数の照明器具100の制御部30のそれぞれは、所定の点灯状態になるように光源10を制御する。したがって、万が一、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100cの点灯状態が異なっていたとしても、通信機器210に対して特殊な操作をすることによって、第1照明器具100a、第2照明器具100bおよび第3照明器具100c全ての点灯状態を合わせることができる。
以上、図面(図1~図5)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)~(3))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1から図5を参照して説明した照明器具100は、調光機能および調色機能を有していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、照明器具100は、調光機能および調色機能のいずれか一方のみを有していてもよい。
(2)図2を参照して説明した通信機器210は、2つ以上の特定のボタン211を組み合わせて操作されたことを認識することによって所定信号を送信していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、通信機器210は、1つの特定のボタンが操作されたことを認識することによって所定信号を送信するようにしてもよい。この場合、例えば、所定機能の無効状態と有効状態とを切り換えるための専用のボタンを通信機器210は有する。
(3)図2を参照して説明した通信機器210は、リモートコントローラーであったが、本発明はこれに限定されない。例えば、通信機器210は、スマートフォンでもよい。スマートフォンが操作されることによって、ネットワークを介して照明器具100に所定信号が送信される。
10 光源
20 受信部
30 制御部
32 記憶部
100 照明器具
100a 第1照明器具
100b 第2照明器具
100c 第3照明器具
200 照明システム
210 通信機器
211 ボタン
303 切り欠き

Claims (7)

  1. 光源を制御する所定機能を有する複数の照明器具を備え、
    前記複数の照明器具の各々は、
    前記光源と、
    所定信号を受信する受信部と、
    前記所定信号の受信に応じて、前記所定機能を有効状態と無効状態との間で切り換える制御部と
    を備え、
    前記複数の照明器具の前記受信部が、通信機器から、前記所定機能が前記有効状態において前記所定信号を受信した場合、前記複数の照明器具の前記制御部のそれぞれは、前記所定機能を前記有効状態から前記無効状態に切り換えるとともに、所定の点灯状態になるように前記光源を制御する、照明システム
  2. 前記所定機能は、前記光源が点灯している状態を示す点灯状態を制御する機能を含む、請求項1に記載の照明システム
  3. 前記所定機能は、前記光源の調光機能または前記光源の調色機能の少なくとも一方を含む、請求項1または請求項2に記載の照明システム
  4. 前記所定機能は、外部スイッチによって電力の供給が一時的に停止された時間が所定時間範囲内であるか否かに基づいて、前記光源の調色機能または前記光源の調光機能の少なくとも一方を制御する機能を含む、請求項3に記載の照明システム
  5. 前記所定機能は、供給される電圧の波形が有する切り欠きのパターンに基づいて、前記光源の調光機能または調色機能の少なくとも一方を制御する機能を含む、請求項3に記載の照明システム
  6. 前記所定信号を前記複数の照明器具に送信する前記通信機器をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明システム。
  7. 前記通信機器は、複数のボタンを有し、
    前記通信機器は、前記複数のボタンのうち少なくとも1つの特定のボタンが操作されたことを認識することによって前記所定信号を送信する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の照明システム。
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