JP2017206912A - 耐震装置及びその設置方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明に係る耐震装置が適用された復水器を示す正面図である。また、図2は、図1の復水器を示す側面図である。これらの図1及び図2に示す構造物としての復水器10は、原子力発電プラントまたは火力発電プラントに用いられるものであり、基礎11を介して床面または地面1に設置され、下部本体12及び上部本体13を備える。
(1)図1〜図4に示すように、耐震装置20は、台座21、耐震キー部材22及び耐震受け部材23を有して構成され、復水器10の下部本体12に対して、この下部本体12の端板12Cに平行なA方向と、下部本体12の側板12Bに平行なB方向との少なくとも一方向に延設されている。そして、図5に示すように、耐震装置20における耐震キー部材22のキー24が耐震受け部材23のキー溝24に嵌合することで、これらの耐震キー部材22及び耐震受け部材23が地震の揺れにより復水器10に作用する加速度を受け止める。このため、復水器10が、床面や床面に取り付けられた他の機器と異なった振動を抑制することができ、他の機器との接合部が破断することを防ぐことができる。また、復水器10の振動を抑制することで復水器10の振動による損傷を防ぐことができる。
Claims (11)
- 基礎を介して床面または地面に設置された構造物と前記床面または前記地面との間に設置される耐震装置であって、
前記床面または前記地面に固定される台座と、
前記台座に取り付けられる台座側耐震部材と、
前記構造物における前記床面または前記地面に対向する底板に取り付けられて前記台座側耐震部材に嵌合可能な構造物側耐震部材と、を有し、
前記台座側耐震部材は、一列に隣接する複数の台座側耐震ピースを備え、
前記構造物側耐震部材は、一列に隣接する複数の構造物側耐震ピースを備えることを特徴とする耐震装置。 - 前記台座側耐震部材と前記構造物側耐震部材が嵌合した状態において、前記台座側耐震ピース同士の隣接部と前記構造物側耐震ピース同士の隣接部は、前記構造物側耐震部材の長手方向において離間していることを特徴とする請求項1に記載の耐震装置。
- 前記台座側耐震部材は、長手方向の長さが前記構造物側耐震ピースの長手方向の長さよりも長い台座側耐震ピース、及び長手方向の長さが前記構造物側耐震ピースの長手方向の長さよりも短い台座側耐震ピースを備える請求項1または2に記載の耐震装置。
- 前記台座側耐震部材は、長手方向の長さが前記構造物側耐震ピースの長手方向の長さと等しい台座側耐震ピースを備える請求項3に記載の耐震装置。
- 前記構造物側耐震ピースは、切り欠き部を有する板状の固着プレートと、前記固着プレートから突出するキーとを備え、
前記台座側耐震ピースは、前記台座に固定されるベース部と、前記キーが嵌合可能な溝部とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の耐震装置。 - 前記構造物が、発電プラントにおける既設の復水器であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の耐震装置。
- 基礎を介して床面または地面に設置された構造物と前記床面または前記地面との間に設置される耐震装置の設置方法において、
前記耐震装置は、
前記床面または前記地面に固定される台座と、
前記台座に取り付けられる台座側耐震部材と、
前記構造物における前記床面または前記地面に対向する底板に取り付けられて前記台座側耐震部材に嵌合可能な構造物側耐震部材と、を有し、
前記台座側耐震部材が、一列に隣接する複数の台座側耐震ピースを備え、
前記構造物側耐震部材が、一列に隣接する複数の構造物側耐震ピースを備えたものであり、
第1の構造物側耐震ピースを前記底板に取り付ける第1の工程と、
前記第1の工程後に、前記第1の構造物側耐震ピースに連続するように第2の構造物側耐震ピースを隣接させて前記底板に仮止めして取り付ける第2の工程と、
前記第2の工程後に第1の台座側耐震ピースに、前記第1の構造物側耐震ピース及び前記第2の構造物側耐震ピースを嵌合させる嵌合工程と、
を有することを特徴とする耐震装置の設置方法。 - 前記嵌合工程は、
昇降機能を有する台車に積載された前記第1の台座側耐震ピースを、前記第1の構造物側耐震ピース及び前記第2の構造物側耐震ピースの下に移動させる移動工程と、
前記移動工程後に、前記第1の台座側耐震ピースを上昇させる工程と、を有することを特徴とする請求項7に記載の耐震装置の設置方法。 - 前記第2の工程後に、前記第1の台座側耐震ピースに嵌合するよう前記第2の構造物側耐震ピースの取り付け位置を調節する調節工程を有することを特徴とする請求項7または8に記載の耐震装置の設置方法。
- 前記嵌合工程後に、前記台座側耐震ピースを、前記底板に取り付けられた前記構造物側耐震ピースに嵌合させ、且つ、複数の前記台座側耐震ピースを連続するように一列に隣接させた状態で、複数の前記台座側耐震ピースを支持部材により前記床面または前記地面に支持させる支持工程と、
前記支持工程後に、前記支持部材を埋設しつつコンクリート打設して前記台座を形成する台座形成工程と、を有することを特徴とする請求項7に記載の耐震装置の設置方法。 - 前記構造物が、発電プラントにおける既設の復水器であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の耐震装置の設置方法。
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