JP2017205833A - 砥粒含有チップ素材、ブラシ毛素材及びブラシ - Google Patents
砥粒含有チップ素材、ブラシ毛素材及びブラシ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】砥粒含有チップ素材1は、樹脂又はセラミックスのチップ原料に、研削又は研磨用の砥粒4を混入し成形してなる。砥粒4としては、例えば、ダイヤモンド、シリコン、アルミナ、炭化ケイ素、ジルコニア、エメリー、ガラス、炭化物、コークス、ボーキサイト、火山灰、酸化セリウム、貝、海藻、鉱物、鋸粉、ステンレス、鉄若しくは鉄合金、金、銀、銅、リン青銅、アルミニウム、インコネル、砂、ジュラルミンから選ばれた一又は2以上の種類からなる。番定の高い砥粒を含有した砥粒含有チップ素材1を原料として溶融させ、線状に成形してブラシ毛素材を製造することができると共に、これを備えたブラシを製造することができる。
【選択図】図1
Description
このような従来のブラシ毛素材を製造する場合には、先ず、樹脂素材メーカー等から樹脂製チップ素材を調達すると共に、砥粒製造メーカー等から所定の砥粒を調達し、そのチップ素材を溶融して線状のブラシ毛素材に成形する工程において、その砥粒を所定量混入していた。
そのため、番定の大きな砥粒を含有するチップ素材及びブラシ毛素材と、そのブラシ毛素材を備えたブラシの迅速な提供が望まれていた。
また、本発明は、番定の大きな砥粒を含有するブラシ毛素材を提供することを目的とする。
また、本発明は、番定の大きな砥粒を含有するブラシ毛素材を備えたブラシを提供することを目的とする。
また、本発明によれば、番定の大きな砥粒を含有するブラシ毛素材を提供することができる。
また、本発明によれば、番定の大きな砥粒を含有するブラシ毛素材を備えたブラシを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る1種類の砥粒4を混入して形成された砥粒含有チップ素材1を示す説明図であり、(a)は模式的に示した説明図、(b)は断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る2種類の砥粒4,5を混入して形成された砥粒含有チップ素材2を示す説明図であり、(a)は模式的に示した説明図、(b)は断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る3種類の砥粒4,5,6を混入して形成された砥粒含有チップ素材3を示す説明図であり、(a)は模式的に示した説明図、(b)は断面図である。図4は、本発明の実施の形態に係るブラシ毛素材10を示す斜視図である。図5は、本発明の実施の形態に係るブラシ毛素材10を備えたブラシ15,17,18を示す説明図であり、(a)はカップブラシ15、(b)はセグメントブラシ17、(c)は筒型ブラシ18を示す。
上記樹脂としては、周知の合成樹脂が好ましく、例えば、ナイロン(登録商標)等のポリアミド系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリマー、ポリエステル、ポリプラスティック、ピーク、芳香族ポリアミド系耐熱性繊維等である。また、上記セラミックスとしては、例えば、アルミナ、炭化ケイ素、ジルコニア等である。なお、上記樹脂として、天然樹脂を用いることもできる。
本実施の形態においては、説明の便宜上、上記のものから選ばれた任意の3種類の砥粒4,5,6を例にして説明するが、4種類以上の砥粒を用いることもできる。また、図示の都合上、異なる種類の砥粒は、模式的に異なる形状で表示し、それぞれ異なる符号4,5,6を付してある。
また、砥粒4,5,6の外形形状は、例えば、円形、三角形、四角形等の多角形、その他の形状のものを用いることができる。
なお、特定の砥粒の混入量を増加したい場合には、砥粒含有チップ素材1,2,3の溶融工程中に、特定の砥粒を含有した砥粒含有チップ素材を追加で所定量投入すればよい。
ブラシ毛素材10は、その側面から視た形状が直線のものを示したが、これに限定されず、側面から視た形状が波形(図示せず)であってもよい。
また、図4においては、ブラシ毛素材10の長手方向に直交した断面における形状が、円形であるものを例にして説明したが、三角形断面、四角形断面、六角形断面等、他の断面形状のブラシ毛素材10を形成してもよい。また、ブラシ毛素材10の線径や線長(丈)は、適用するブラシの用途に応じて適宜設定される。
これにより、ワークに対するブラシ毛の当接面積・圧力に変化を持たせることができ、加工に応じた種々のブラシ毛素材10を提供することができる。これにより、ユーザーの用途に合った種々の形態のブラシ毛素材10を幅広く提供することができる。
そのため、ブラシ毛素材を製造するメーカーは、樹脂またはセラミックスの種類と、砥粒の番定と、混入量(重量%)とが予め設定された砥粒含有チップ素材の中から、所望のものを選択し、これを溶融・成形することで、番定の高い砥粒を含有した種々のブラシ毛素材10を容易且つ迅速に製造することができる。
4,5,6 砥粒
10 ブラシ毛素材
15 カップブラシ(ブラシ)
16 筒体
17 セグメントブラシ(ブラシ)
18 筒型ブラシ(ブラシ)
Claims (5)
- 樹脂又はセラミックスのチップ素材に、研削又は研磨用の砥粒を含有してなることを特徴とする砥粒含有チップ素材。
- 前記砥粒は、ダイヤモンド、シリコン、アルミナ、炭化ケイ素、ジルコニア、エメリー、ガラス、炭化物、コークス、ボーキサイト、火山灰、酸化セリウム、貝、海藻、鉱物、鋸粉、ステンレス、鉄若しくは鉄合金、金、銀、銅、リン青銅、アルミニウム、インコネル、砂、ジュラルミンから選ばれた一又は2以上の種類からなることを特徴とする請求項1に記載の砥粒含有チップ素材。
- 前記砥粒の番定と当該砥粒の前記チップ素材への混入割合との組み合わせを複数設定してなることを特徴とする請求項2に記載の砥粒含有チップ素材。
- 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の前記砥粒含有チップ素材を原料として線状に成形してなることを特徴とするブラシ毛素材。
- 請求項4に記載の前記ブラシ毛素材の複数を束ね、その一端側を筒体に挿入固定して構成されることを特徴とするブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016099654A JP2017205833A (ja) | 2016-05-18 | 2016-05-18 | 砥粒含有チップ素材、ブラシ毛素材及びブラシ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016099654A JP2017205833A (ja) | 2016-05-18 | 2016-05-18 | 砥粒含有チップ素材、ブラシ毛素材及びブラシ |
Publications (1)
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JP2017205833A true JP2017205833A (ja) | 2017-11-24 |
Family
ID=60415163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016099654A Pending JP2017205833A (ja) | 2016-05-18 | 2016-05-18 | 砥粒含有チップ素材、ブラシ毛素材及びブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017205833A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PL423359A1 (pl) * | 2017-11-03 | 2019-05-06 | Politechnika Krakowska Im Tadeusza Kosciuszki | Pellet ścierny |
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2016
- 2016-05-18 JP JP2016099654A patent/JP2017205833A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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PL423359A1 (pl) * | 2017-11-03 | 2019-05-06 | Politechnika Krakowska Im Tadeusza Kosciuszki | Pellet ścierny |
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