JP2017204616A - 面発光レーザ素子、原子発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光吸収の影響によるレーザ特性の悪化を抑制可能な面発光レーザ素子を提供する。【解決手段】複数の面発光レーザを備えた面発光レーザ素子であって、それぞれの面発光レーザは、基板上に形成された下部ブラッグ反射鏡102と、活性層104と、上部ブラッグ反射鏡107と、を有し、複数の面発光レーザのうち少なくとも1つは、上部ブラッグ反射鏡内または下部ブラッグ反射鏡内または活性層内に形成された波長調整領域150を備え、波長調整領域は、波長調整層130及びコンタクト層120を含み、コンタクト層のバンドギャップは、複数の面発光レーザの出射する各レーザ光の波長の何れの波長のフォトンエネルギーよりも大きく、複数の面発光レーザは、第1の波長のレーザ光を出射する第1の面発光レーザ11と、第1の面発光レーザとは異なる第2の波長のレーザ光を出射する第2の面発光レーザ12と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、面発光レーザ素子、及び原子発振器に関する。
面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting LASER)は、基板面に対し垂直方向に光を出射する半導体レーザであり、端面発光型の半導体レーザと比較して、低価格、低消費電力、小型であって高性能であること、また2次元的に集積化しやすいという特徴を有している。
面発光レーザは、活性層を含む共振器領域と、共振器領域の上下に設けられた上部反射鏡及び下部反射鏡とからなる共振器構造を有している。よって、共振器領域は、波長λの光を得るために、共振器領域において波長λの光が共振するように所定の光学的厚さで形成されている。
上部反射鏡及び下部反射鏡は、屈折率の異なる材料、すなわち、低屈折率材料と高屈折率材料とを交互に積層形成する分布ブラッグ反射鏡により形成されており、波長λにおいて高い反射率が得られるように、低屈折率材料と高屈折率材料の光学的厚さがλ/4となるように形成されている。
また、チップ内に波長の異なる複数の面発光レーザが形成された多波長の面発光レーザ素子が開示されており、原子発振器等の多くの用途が期待されている。
ところで、結晶成長中の熱履歴を低減する等の目的で、上部反射鏡の一部を誘電体で形成する場合がある。通常の面発光レーザの場合、上部反射鏡全体に電気伝導性を持たせるため、上部電極と接続するコンタクト層は上部反射鏡の上に配置されている。これに対して、上部反射鏡の一部を誘電体で形成する面発光レーザの場合、誘電体に電気伝導性を持たせることができないため、コンタクト層が上部反射鏡の途中に入る構造になる。
コンタクト層が上部反射鏡の途中に入ると、発振閾値電流にばらつきが生じる等、レーザ特性が悪化する場合がある。これに関し、例えば、反射鏡内または共振器内に、膜厚の調整により波長を変化させる波長調整層が含まれている面発光レーザ素子において、波長調整層の膜厚を調整することで、複数の面発光レーザ間で反射率を揃え、レーザ特性の悪化を低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、波長調整層とコンタクト層との間に位相調整層を設け、位相調整層の膜厚を調整することで、複数の面発光レーザ間での光閉じ込め変化を低減し、レーザ特性の悪化を低減する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、波長調整層や位相調整層の膜厚を調整したとしても、波長調整領域中のコンタクト層による光吸収の影響でレーザ特性が悪化する場合がある。上記の技術では、この問題は解決されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、光吸収の影響によるレーザ特性の悪化を抑制可能な面発光レーザ素子を提供することを目的とする。
本面発光レーザ素子は、複数の面発光レーザを備えた面発光レーザ素子であって、それぞれの前記面発光レーザは、基板上に形成された下部ブラッグ反射鏡と、前記下部ブラッグ反射鏡上に形成された活性層と、前記活性層上に形成された上部ブラッグ反射鏡と、を有し、前記複数の面発光レーザのうち少なくとも1つの面発光レーザは、前記上部ブラッグ反射鏡内または前記下部ブラッグ反射鏡内または前記活性層内に形成された波長調整領域を備え、前記波長調整領域は、波長調整層及びコンタクト層を含み、前記コンタクト層のバンドギャップは、前記複数の面発光レーザの出射する各レーザ光の波長の何れの波長のフォトンエネルギーよりも大きく、前記複数の面発光レーザは、第1の波長のレーザ光を出射する第1の面発光レーザと、前記第1の面発光レーザとは前記波長調整層の光学的厚さを変えて前記第1の波長とは異なる第2の波長のレーザ光を出射する第2の面発光レーザと、を含むことを要件とする。
開示の技術によれば、光吸収の影響によるレーザ特性の悪化を抑制可能な面発光レーザ素子を提供できる。
第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子を例示する平面図である。 第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子を例示する部分断面図である。 第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子の波長調整領域の構造図である。 異なる不純物ドーピング濃度におけるGaAsの光吸収係数を例示する図である。 発振閾値電流と波長調整層の光学的厚さのズレ量との関係を例示する図である。 第2の実施の形態に係る原子発振器を例示する模式図である。 CPTに関連する原子エネルギー準位の説明図である。 面発光レーザ変調時における出力波長の説明図である。 変調周波数と透過光量との相関図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
(面発光レーザ素子の概要)
図1は、第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子を例示する平面図である。図2は、第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子を例示する部分断面図であり、図1のA−A線に沿う断面を示している。
図1及び図2に示すように、面発光レーザ素子10は、第1の面発光レーザ11、第2の面発光レーザ12、第3の面発光レーザ13、及び第4の面発光レーザ14の4つの面発光レーザを備えている。但し、面発光レーザ素子10は2つ以上の面発光レーザを備えていればよく、面発光レーザの個数は4つには限定されない。
面発光レーザ素子10において、第1の面発光レーザ11、第2の面発光レーザ12、第3の面発光レーザ13、及び第4の面発光レーザ14は、それぞれメサ構造となっている。面発光レーザ素子10の上部から視たメサ構造の形状は、円形であってもよく、楕円形、正方形、長方形等であってもよい。面発光レーザ素子10では、基板101と反対側(図2の矢印方向)にレーザ光が出射される。
面発光レーザ素子10は、例えば、約300μm角の半導体チップ上に形成されており、この半導体チップ上に形成された第1の面発光レーザ11、第2の面発光レーザ12、第3の面発光レーザ13、及び第4の面発光レーザ14は、各々に対応して設けられた電極パッド21〜24に接続されている。
具体的には、第1の面発光レーザ11には電極パッド21が接続されており、第2の面発光レーザ12には電極パッド22が接続されており、第3の面発光レーザ13には電極パッド23が接続されており、第4の面発光レーザ14には電極パッド24が接続されている。
また、第1の面発光レーザ11、第2の面発光レーザ12、第3の面発光レーザ13、第4の面発光レーザ14は、出射される光の波長が相互に異なるものである。すなわち、第1の面発光レーザ11より出射される波長λ1、第2の面発光レーザ12より出射される波長λ2、第3の面発光レーザ13より出射される波長λ3、第4の面発光レーザ14より出射される波長λ4は、相互に異なる。
但し、これは一例であり、面発光レーザ素子10には、出射される波長が異なる少なくとも2つの面発光レーザが含まれていればよく、同じ波長の光を出射する2以上の面発光レーザが含まれていてもよい。
面発光レーザ素子10において、基板101上には、下部ブラッグ反射鏡102(以下、下部DBR102とする)が形成されている。なお、DBRとは、Distributed Bragg Reflectorの略である。
基板101としては、例えば、n−GaAs基板を用いることができる。下部DBR102は、屈折率の異なる半導体材料を交互に積層形成したものであり、具体的には、例えば、n−Al0.1Ga0.9As高屈折率層とn−Al0.9Ga0.1As低屈折率層とを各々の層の光学的厚さがλ/4となるように35.5ペア積層することにより形成することができる。
下部DBR102上には、Al0.2Ga0.8Asからなる下部スペーサ層103を介し、GaInAs量子井戸層/GaInPAs障壁層からなる活性層104が形成されている。活性層104上には、Al0.2Ga0.8Asからなる上部スペーサ層105が形成されている。なお、下部スペーサ層103、活性層104、上部スペーサ層105により1波長の光学厚さとなる共振器領域が形成されている。
上部スペーサ層105上には、上部ブラッグ反射鏡160(以下、上部DBR160とする)が形成されている。上部DBR160は、第2の上部ブラッグ反射鏡106(以下、第2の上部DBR106とする)、波長調整領域150、及び第1の上部ブラッグ反射鏡107(以下、第1の上部DBR107とする)を含むものである。
第2の上部DBR106は、屈折率の異なる半導体材料を交互に積層形成したものであり、具体的には、例えば、p−Al0.1Ga0.9As高屈折率層とn−Al0.9Ga0.1As低屈折率層とを各々の層の光学的厚さがλ/4となるように6ペア積層することにより形成することができる。
第2の上部DBR106の低屈折率層の一つは、AlAsからなる電流狭窄層108により形成されており、電流狭窄層108の周辺部分は選択酸化されて選択酸化領域108aが形成されており、中心部分は酸化されていない電流狭窄領域108bが形成されている。
第2の上部DBR106上には、波長調整領域150を介して、第1の上部DBR107が形成されている。第1の上部DBR107は、例えば、TiO高屈折率層とSiO低屈折率層とを各々の層の光学的厚さがλ/4となるように8ペア積層することにより形成することができる。波長調整領域150については、後述する。
なお、第1の上部DBR107は、屈折率の異なる誘電体材料(高屈折率材料と低屈折率材料)を交互に積層した構造を備えていればよい。具体的には、誘電体材料としては、酸化物、窒化物、フッ化物等の材料が挙げられる。高屈折率材料としては、TiOの他、Ta、HfO等が挙げられる。また、低屈折率材料としては、SiOの他、MgF等が挙げられる。第1の上部DBR107におけるTiO高屈折率層とSiO低屈折率層は、スパッタリングまたは真空蒸着等により形成することができる。
各々の面発光レーザには、p側電極となる上部電極111が形成されている。上部電極111は、第1の面発光レーザ11、第2の面発光レーザ12、第3の面発光レーザ13、及び第4の面発光レーザ14に対応して各々形成された個別電極であり、各々の上部電極111は、各々電極パッド21、22、23、及び24と接続されている。また、基板101の裏面にはn側電極(共通電極)となる下部電極112が形成されている。
更に、各々の面発光レーザのメサ構造の周囲及びメサ構造の間には、SiNからなる保護膜170が形成されている。そして、各々の面発光レーザのメサ構造の間に形成された保護膜170上にはポリイミド等の樹脂材料からなる樹脂層171が形成されている。
保護膜170は、メサ構造を形成する際のエッチングで現れた、腐食しやすいAlを含む層の側面や底面を保護する誘電体膜であり、面発光レーザ素子10の信頼性向上に寄与する。
面発光レーザ素子10では、誘電体である第1の上部DBR107と、半導体である第2の上部DBR106とに挟まれている波長調整領域150の膜厚が、第1の面発光レーザ11、第2の面発光レーザ12、第3の面発光レーザ13、及び第4の面発光レーザ14において異なっている。これにより、発振波長が異なる発光素子部が基板101内に複数(本実施の形態の場合4波長:λ1、λ2、λ3、λ4)得られる。
波長調整領域150の膜厚は、波長調整層140の層数を異ならせて光学的厚さを変えることで、変化させることができる。例えば、波長調整層140の1層当たりの光学的厚さを0.02λとした場合に、波長調整層140を1層増やすことにより、面発光レーザの発振波長を+1nmにすることができる。
但し、『波長調整層140の層数を異ならせて光学的厚さを変える』には、波長調整層140の光学的厚さがゼロの場合(すなわち、波長調整層140を設けない場合も含む)。すなわち、複数の面発光レーザには、波長調整層140を全く有していない面発光レーザが含まれていてもよい。
また、複数の面発光レーザには、波長調整層140の層数が同一(光学的厚さが同一)である波長調整領域150を備えた2以上の面発光レーザが含まれていてもよい。すなわち、複数の面発光レーザには、同じ波長の光を出射する2以上の面発光レーザが含まれていてもよい。
また、波長調整層140が所定の光学的厚さを有して第1の波長のレーザ光を出射する第1の面発光レーザと、波長調整層140を有しない第1の波長とは異なる第2の波長のレーザ光を出射する第2の面発光レーザとの2つの面発光レーザを備えた面発光レーザ素子であってもよい。
波長調整領域150は、活性層104に近い側から、第2の位相調整層110、コンタクト層120、第1の位相調整層130、及び波長調整層140の順で設けることができる。
第2の位相調整層110は、例えば、p−Al0.1Ga0.9Asから形成することができる。コンタクト層120は、例えば、p−GaAsPから形成することができる。第1の位相調整層130は、例えば、GaInPから形成することができる。
波長調整層140は、例えば、第1層141、第2層142、及び第3層143が順次積層した構造とすることができる。第1層141、第2層142、及び第3層143は、例えば、GaInP、GaAsP、及びGaInPから形成することができる。
なお、波長調整領域150は、上部DBR160内ではなく、下部DBR102内または活性層104内に形成してもよい。
(面発光レーザ素子の製造方法)
まず、n−GaAsからなる基板101上に、半導体材料からなる下部DBR102、下部スペーサ層103、活性層104、上部スペーサ層105、第2の上部DBR106、及び波長調整領域150を積層形成する。このように基板101上に複数の層が積層されたものを、以下では、便宜上「積層体」と称する場合がある。積層体の形成は、例えば、有機金属気相成長(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法で行うことができる。また、分子線エピタキシャル成長(MBE:Molecular Beam Epitaxy)法等を用いて行ってもよい。
波長調整領域150において、波長調整層140は、各々の面発光レーザでフォトリソグラフィ及び選択的エッチングにより層数を異ならせて形成し、膜厚を変化させる。但し、前述のように、複数の面発光レーザには、波長調整層140を全く有していない面発光レーザが含まれていてもよい。また、複数の面発光レーザには、波長調整層140の層数が同一(層厚が同一)である波長調整領域150を備えた2以上の面発光レーザが含まれていてもよい。
波長調整層140のエッチングに用いるエッチング液としては、例えば、GaPAs(GaAsの場合も同様)は硫酸、過酸化水素、水の混合液を、またGaInPは塩酸、水の混合液を用いることができる。また、同時に、上部電極111とのコンタクトを取る部分の波長調整層140も除去することができる。
次に、形成される各々の面発光レーザ間の半導体層を、少なくとも電流狭窄層108の側面が現れる深さまでエッチングにより除去し、メサ構造を形成する。メサ構造を形成する際のエッチングには、ドライエッチング法を用いることができる。なお、メサ構造は、上部より見た形状が円形となるように形成してもよく、楕円形、正方形、長方形等の形状となるように形成してもよい。
メサ構造を形成した後、水蒸気中で熱処理を行うことにより、電流狭窄層108をメサ構造の周囲より酸化し、周辺部分の選択酸化領域108a(酸化されている領域)と中心部分の酸化されていない電流狭窄領域108bとを形成する。つまり、電流狭窄層108は、酸化された選択酸化領域108aと、酸化されていない電流狭窄領域108bとから構成されており、電流狭窄構造となっている。
その後、各々の面発光レーザのメサ構造の外側及びメサ構造の間に、SiN等からなる保護膜170を形成し、更に各々の面発光レーザのメサ構造の間をポリイミド等の樹脂材料で埋め込んで平坦化し樹脂層171を形成する。そして、コンタクト層120上の保護膜170及び樹脂層171を除去し、コンタクト層120上のコンタクトを取る部分にp側電極となる上部電極111を形成する。そして、基板101の裏面にn側電極(共通電極)となる下部電極112を形成する。最後に、第1の上部DBR107を電子ビーム蒸着法等で形成することで、面発光レーザ素子10が完成する。
(波長調整領域の詳細)
図3は、第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子の波長調整領域の構造図である。第1の上部DBR107を構成する個々の誘電体は、屈折率が半導体より小さい。そのため、波長調整層140は、光モード分布における縦モードの腹位置付近に設けられる必要がある。また、波長調整層140の厚さが異なる面発光レーザ間で電気的な特性を揃えるため、コンタクト層120は波長調整層140の下部に設けることが好ましい。
また、光吸収を低減するため、コンタクト層120を光モード分布における縦モードの節位置に設ける必要があるため、波長調整層140とコンタクト層120との間に第1の位相調整層130を設けて第1の位相調整層130の膜厚を調整する。同様に、コンタクト層120と第2の上部DBR106の間に第2の位相調整層110を設けて第2の位相調整層110の膜厚を調整する。
λを面発光レーザの波長、Nを正の整数とした場合に、第2の位相調整層110、コンタクト層120、第1の位相調整層130、及び波長調整層140の合計の光学的厚さが(2N+1)×λ/4であり、活性層104に近い側の第2の位相調整層110の端部(最下部)からコンタクト層120の中心までの光学的厚さがλ/2となるように、第2の位相調整層110の膜厚を調整することが好ましい。これにより、コンタクト層120の中心を光モード分布における縦モードの節位置にすることができる。
また、波長調整層140の中心からコンタクト層120の中心までの光学的厚さが3λ/4となるように、第1の位相調整層130の膜厚を調整することが好ましい。このように第1の位相調整層130の膜厚を調整することにより、波長の異なる面発光レーザにおける反射率を均一にすることができる。
なお、波長調整領域150は、電界強度の強い上部DBR160中に配置されるため、特に異なる波長調整層140の厚みで形成する複数の面発光レーザ間での特性差に大きく影響する。上記のようにコンタクト層120の中心を光モード分布における縦モードの節位置に設けることで、複数の面発光レーザ間での特性差に対する光吸収の影響はある程度は低減できるものの、これだけでは十分ではない。
図4は、異なる不純物ドーピング濃度におけるGaAsの光吸収係数を例示している。図4において、横軸はエネルギー、縦軸は光吸収係数である。ここでは、コンタクト層120に1.6×1019cm−3の不純物ドーピングがされている場合を考える。
図4から、コンタクト層120に1.6×1019cm−3の不純物ドーピングがされている場合、吸収端Aのエネルギーより高エネルギー側において、バンド間吸収が増加し、光吸収係数αが増加していることがわかる。また、不純物ドーピングが増加すると、吸収端Aのエネルギーより低エネルギー側において自由キャリア吸収が増加し、不純物ドーピング濃度1.6×1019cm−3の場合では光吸収係数αが100cm−1程度になる。
ここで、波長895nmの面発光レーザに着目すると、光吸収係数αが大きく変化するエネルギー領域にフォトンエネルギーがある。この895nm相当のエネルギーを有するフォトンは、上記1.6×1019cm−3の不純物ドーピングにおける吸収端Aより大きいため、光吸収係数αが自由キャリア吸収量よりも大きく、800cm−1程度まで増加する。コンタクト層120は上部DBR160中に配置されるため、この数値でも、複数の面発光レーザ間での特性差に対する光吸収の影響を十分低減できるとはいえない。
発明者らの検討によれば、コンタクト層120のバンドギャップが面発光レーザの発振波長でのフォトンエネルギーより小さいと、コンタクト層120での光吸収によって生じる光損失により発振閾値電流等のレーザ特性が悪化する場合があることがわかった。
更に、波長の異なる面発光レーザを備えた面発光レーザ素子の場合、コンタクト層120での光吸収によって生じる光損失により、波長調整層の膜厚が異なる複数の面発光レーザ間で、発振閾値電流やスロープ効率が揃わなくなることが明らかになった。これは、コンタクト層120が上部DBR160中に配置されると、電界強度が強いため、光吸収によって生じる光損失の影響が大きくなるためである。
このように、発振波長以外のレーザ特性がばらつくと、各面発光レーザ間で動作電流等を調整する必要が生じ好ましくない。
そこで、本実施の形態では、コンタクト層120のバンドギャップEg[eV]が、複数の面発光レーザの出射する各レーザ光の波長の何れの波長のフォトンエネルギーEp[eV]よりも大きい材料によりコンタクト層120を形成する。例えば、複数の面発光レーザの出射する各レーザ光の波長のうち最大の波長が895nmであれば、発振波長である895nmのフォトンエネルギーEp[eV]よりも大きい材料を使用する。
すなわち、コンタクト層120に、吸収端が895nmを超えるような広いバンドギャップEg[eV]の材料を使用する。なお、図4より、895nmのフォトンエネルギーEpは、約1.39[eV]である。
例えば、コンタクト層120を、Pの組成が3%以上であるGaAsPにより形成する。これにより、895nmでの吸収が自由キャリア吸収のみとなり、大幅に光吸収を低減できる。その結果、光吸収によって生じる光損失を低減でき、レーザ特性の悪化を抑制可能となる。
図5は、コンタクト層120がGaAsからなる場合と、GaAsP(P=3%、7%、12%)からなる場合における、発振閾値電流と波長調整層140の光学的厚さのズレ量との関係を示している(計算値)。ここでは、波長調整層140の中心からコンタクト層120の中心までの光学的厚さは3λ/4で設計されており、波長調整層140の中心が図5の横軸の0に相当している。
横軸のマイナスは波長調整層140の膜厚が薄い場合を意味する一方で、横軸のプラスは波長調整層140の膜厚が厚い場合を意味する。ここで波長調整層140の厚みは、波長調整層140の各1層を選択的エッチングでエッチングすることで調整する。波長調整層140の厚みが変化すると発振波長が変化する。
図5から、コンタクト層120がGaAsである場合、波長調整層140の光学的厚さが−0.03λ(λ4)の時、面発光レーザの発振閾値電流が光学的厚さの中心値に対して約1.1倍増加することがわかる。
これに対して、コンタクト層120がGaAsP(P組成が3%)の場合は、波長調整層140の光学的厚さが−0.03λ(λ4)の時、面発光レーザの発振閾値電流が光学的厚さの中心値に対して約1.07倍の増加となり、コンタクト層120がGaAsである場合の約1.1倍よりも低減していることがわかる。
ここで、P組成が3%から7%や12%に増加しても、面発光レーザの発振閾値電流は大きく変化しない。なお、GaAsPの場合、P組成を更に増加するとGaAsに対して引っ張り歪が大きくなることから、P<30%とすることが望ましい。なお、P組成が3%未満であると、レーザ特性の悪化を抑制する効果が低減する。
このように、コンタクト層120の材料として、コンタクト層120のバンドギャップEg[eV]が、複数の面発光レーザの最大の発振波長である895nmのフォトンエネルギーEp[eV]よりも大きい材料(例えば、GaAsP)を適用することにより、光吸収の影響によるレーザ特性の悪化を抑制可能となる。
なお、コンタクト層120の材料としては、コンタクト層120のバンドギャップEg[eV]が、複数の面発光レーザの最大の発振波長である895nmのフォトンエネルギーEp[eV]よりも大きい材料であれば、GaAsP以外の材料を用いても構わない。このような材料としては、GaInAsP等が挙げられる。
〈第1の実施の形態の変形例〉
第1の実施の形態では、複数の面発光レーザの最大の発振波長が895nmである例を示した。第1の実施の形態の変形例では、複数の面発光レーザの最大の発振波長が780である例を示す。
発振波長780nmの面発光レーザを形成する場合、GaAsの吸収係数は104cm−1と非常に大きい。コンタクト層120が上部DBRの上側にある従来の構造の場合、縦モードの強度が弱いため影響が少ないものの、コンタクト層120を上部DBRの途中または共振器中に入れる層構造の場合、多波長の面発光レーザ間の特性差が更に大きくなる。
そこで、発振波長780nmの面発光レーザを形成する場合も、895nmの場合と同様に、コンタクト層120をGaAsPにすることが好ましい。GaAsPは、コンタクト層120のバンドギャップEg[eV]が、複数の面発光レーザの最大の発振波長である780nmのフォトンエネルギーEp[eV]よりも大きい材料である。なお、GaAsPにおけるP組成は少なくとも10%以上であることが好ましい。
これにより、発振波長780nmの面発光レーザを形成する場合も、光吸収の影響によるレーザ特性の悪化を抑制可能となる。
〈第2の実施の形態〉
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子を用いた原子発振器を示す。図6に基づき本実施の形態に係る原子発振器について説明する。
本実施の形態に係る原子発振器400は、CPT方式の小型原子発振器であり、光源410、コリメートレンズ420、λ/4波長板430、アルカリ金属セル440、光検出器450、変調器460を有している。原子発振器400は、面発光レーザより出射したサイドバンドを含む光のうち、2つの異なる波長の光をアルカリ金属セル440に入射させることにより、2種類の共鳴光による量子干渉効果による光吸収特性により発振周波数を制御する原子発振器である。
光源410には、第1の形態に係る面発光レーザ素子10が用いられている。アルカリ金属セル440には、アルカリ金属としてCs(セシウム)原子ガスが封入されており、D1ラインの遷移を用いるものである。光検出器450は、フォトダイオードが用いられている。
原子発振器400では、光源410より出射された光をセシウム原子ガスが封入されたアルカリ金属セル440に照射し、セシウム原子における電子を励起する。アルカリ金属セル440を透過した光は光検出器450において検出され、光検出器450において検出された信号は変調器460にフィードバックされ、変調器460により光源410における面発光レーザ素子10を変調する。
図7に、CPTに関連する原子エネルギー準位の構造を示す。2つの基底準位から励起準位に電子が同時に励起されると光の吸収率が低下することを利用する。面発光レーザ素子10を構成する面発光レーザには、搬送波波長が894.6nmに近い素子を用いている。搬送波の波長は面発光レーザの温度、もしくは出力を変化させてチューニングすることができる。
図8に示すように、変調をかけることで搬送波の両側にサイドバンドが発生し、その周波数差がCs原子の固有振動数である9.2GHzに一致するように4.6GHzで変調させている。
図9に示すように、励起されたCsガスを通過するレーザ光はサイドバンド周波数差がCs原子の固有周波数差に一致した時に最大となるので、光検出器450の出力が最大値を保持するように変調器460においてフィードバックして光源410における面発光レーザ素子10の変調周波数を調整する。原子の固有振動数が極めて安定なので変調周波数は安定した値となり、この情報がアウトプットとして取り出される。なお、波長が894.6nmの場合では、±1nmの範囲の波長の光源が必要となる。±0.3nmの範囲の波長の光源を用いることが、より望ましい。
一般に、面発光レーザは、結晶成長での膜厚のバラツキにより、上記±1nmの範囲の均一な発振波長を得ることが困難である。しかし、原子発振器400は第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子10を用いているため、面発光レーザ素子10を構成する発振波長の異なる面発光レーザのうち、894.6nmに近い発振波長の面発光レーザを選んで動作させることで、発振波長に関する歩留まりを向上できる。その結果、原子発振器400を低コストで作製し提供できる。
また、面発光レーザ素子10では、所望の波長間隔をより高精度に制御できることから(単に波長間隔を等間隔にするだけでなく)、結晶成長による発振波長ばらつきの分布を考慮した最適な波長間隔を設定することが容易になり、更に発振波長の歩留まりを向上することができる。
また、本実施の形態ではアルカリ金属としてCsを用い、そのD1ラインの遷移を用いるために波長が894.6nmの面発光レーザを用いたが、CsのD2ラインを利用する場合は852.3nmの面発光レーザを用いることができる。
また、アルカリ金属としてRb(ルビジウム)を用いることもでき、D1ラインを利用する場合は795.0nmの面発光レーザ、D2ラインを利用する場合は780.2nmの面発光レーザを用いることができる。アルカリ金属としてRbを用い、D2ラインを利用する場合には、第1の実施の形態で示したように、コンタクト層120をGaAsPにし、P組成は少なくとも10%以上とすることが好ましい。
活性層の材料組成などは波長に応じて設計することができる。また、Rbを用いる場合の変調周波数は、87Rbでは3.4GHz、85Rbでは1.5GHzで変調させる。なお、これらの波長においても、±1nmの範囲の波長の光源が必要となる。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、第2の実施に係る形態では、面発光レーザ素子を原子発振器に用いた場合について説明したが、第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子は、ガスセンサー等の所定の波長の光が必要な他の装置等に用いることができる。この場合、これらの装置等においても、用途に応じた所定の波長の面発光レーザ光を用いることにより、同様の効果を得ることができる。
10 面発光レーザ素子
11 第1の面発光レーザ
12 第2の面発光レーザ
13 第3の面発光レーザ
14 第4の面発光レーザ
21、22、23、24 電極パッド
101 基板
102 下部ブラッグ反射鏡
103 下部スペーサ層
104 活性層
105 上部スペーサ層
106 第2の上部ブラッグ反射鏡
107 第1の上部ブラッグ反射鏡
108 電流狭窄層
108a 選択酸化領域
108b 電流狭窄領域
110 第2の位相調整層
111 上部電極
112 下部電極
120 コンタクト層
130 第1の位相調整層
140 波長調整層
141 第1層
142 第2層
143 第3層
150 波長調整領域
160 上部ブラッグ反射鏡
170 保護膜
171 樹脂層
400 原子発振器
410 光源
420 コリメートレンズ
430 λ/4波長板
440 アルカリ金属セル
450 光検出器
460 変調器
特開2013−138176号公報 特開2015−8271号公報

Claims (11)

  1. 複数の面発光レーザを備えた面発光レーザ素子であって、
    それぞれの前記面発光レーザは、
    基板上に形成された下部ブラッグ反射鏡と、
    前記下部ブラッグ反射鏡上に形成された活性層と、
    前記活性層上に形成された上部ブラッグ反射鏡と、を有し、
    前記複数の面発光レーザのうち少なくとも1つの面発光レーザは、前記上部ブラッグ反射鏡内または前記下部ブラッグ反射鏡内または前記活性層内に形成された波長調整領域を備え、
    前記波長調整領域は、波長調整層及びコンタクト層を含み、
    前記コンタクト層のバンドギャップは、前記複数の面発光レーザの出射する各レーザ光の波長の何れの波長のフォトンエネルギーよりも大きく、
    前記複数の面発光レーザは、第1の波長のレーザ光を出射する第1の面発光レーザと、前記第1の面発光レーザとは前記波長調整層の光学的厚さを変えて前記第1の波長とは異なる第2の波長のレーザ光を出射する第2の面発光レーザと、を含むことを特徴とする面発光レーザ素子。
  2. 前記コンタクト層は、Pの組成が3%以上であるGaAsPにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の面発光レーザ素子。
  3. 前記波長調整領域が、前記活性層に近い側から、第2の位相調整層、前記コンタクト層、第1の位相調整層、前記波長調整層の順で設けられており、
    λを前記面発光レーザの波長、Nを正の整数とした場合に、
    前記第2の位相調整層、前記コンタクト層、前記第1の位相調整層、及び前記波長調整層の合計の光学的厚さが(2N+1)×λ/4であり、
    前記活性層に近い側の前記第2の位相調整層の端部から前記コンタクト層の中心までの光学的厚さがλ/2であることを特徴とする請求項1または2に記載の面発光レーザ素子。
  4. 前記上部ブラッグ反射鏡内に前記波長調整領域が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の面発光レーザ素子。
  5. 前記上部ブラッグ反射鏡は、屈折率の異なる誘電体材料を交互に積層した構造を含んでいることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の面発光レーザ素子。
  6. 前記複数の面発光レーザは、全て異なる波長のレーザ光を出射することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の面発光レーザ素子。
  7. 前記複数の面発光レーザには、同じ波長のレーザ光を出射する2以上の面発光レーザが含まれていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の面発光レーザ素子。
  8. 前記複数の面発光レーザのうち何れか1つは、780nm、795nm、852nm、895nmの波長のレーザ光を出射することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の面発光レーザ素子。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の面発光レーザ素子と、
    アルカリ金属を封入したアルカリ金属セルと、
    前記面発光レーザ素子における面発光レーザより前記アルカリ金属セルに照射した光のうち、前記アルカリ金属セルを透過した光を検出する光検出器と、を有し、前記面発光レーザより出射したサイドバンドを含む光のうち、2つの異なる波長の光を前記アルカリ金属セルに入射させることにより、2種類の共鳴光による量子干渉効果による光吸収特性により発振周波数を制御することを特徴とする原子発振器。
  10. 前記2つの異なる波長の光は、ともに前記面発光レーザより出射したサイドバンドの光であることを特徴とする請求項9に記載の原子発振器。
  11. 前記アルカリ金属は、ルビジウム、または、セシウムであることを特徴とする請求項9または10に記載の原子発振器。
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