JP2017204227A - 車載制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

車載制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 制御プログラムの更新中にユーザに生じ得る不便又は不利益を低減する。【解決手段】 本発明は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置に関する。車載制御装置は、前記対象機器を制御する通常モードと、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードとを実行可能なメイン処理部と、前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替する代替処理部と、を備える。【選択図】 図5

Description

本発明は、車載制御装置、制御方法及びコンピュータプログラムに関する。具体的には、本発明は、制御プログラムの更新中にユーザに生じ得る不便又は不利益を低減する技術に関する。
近年、自動車の技術分野においては、車両の高機能化が進行しており、多種多様な車載機器が車両に搭載されている。従って、車両には、各車載機器を制御するための車載制御装置である、所謂ECU(Electronic Control Unit)が多数搭載されている。
ECUには、例えば、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作に対してエンジンやブレーキ、EPS(Electric Power Steering)等の制御を行う走行系に関わるもの、乗員によるスイッチ操作に応じてヘッドライトの点灯/消灯やワイパーON/OFF、ドアロック/アンロック等、運転席近傍に配設されるメータ類の動作を行うものがある。
一般的にECUは、マイクロコンピュータ等の演算処理装置によって構成されており、ROM(Read Only Memory)に記憶した制御プログラムを読み出して実行することにより、車載機器の制御が実現される。
ECUの制御プログラムは、車両の仕向け地やグレードなどに応じて異なることがあり、制御プログラムのバージョンアップに対応して、旧バージョンの制御プログラムを新バージョンの制御プログラムに書き換える必要がある。
例えば、特許文献1及び2には、車載通信機などのゲートウェイが管理サーバから更新プログラムを受信し、受信した更新プログラム用いてECUが制御プログラムを旧バージョンから新バージョンに書き換えることにより、車両の各ECUに対するプログラム更新を無線通信によって遠隔で実行する技術が開示されている。
特開2007−65856号公報 特開2010−198155号公報
無線通信によって受信した更新プログラムを用いてECUが制御プログラムをリモートで更新する場合には、ECUに搭載された演算処理部は、対象機器に対する本来的な制御を停止してメモリの書き換えを実行する。
このため、制御プログラムの更新中においては、例えばドアロック制御やイモビライザーによる盗難防止制御などの重要な機能が働かなくなり、ユーザが不便に感じたり不利益を被ったりする可能性がある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、制御プログラムの更新中にユーザに生じ得る不便又は不利益を低減することができる車載制御装置等を提供することを目的とする。
(1) 本発明の一態様に係る車載制御装置は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置であって、前記対象機器を制御する通常モードと、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードとを実行可能なメイン処理部と、前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替する代替処理部と、を備える。
(7) 本発明の一態様に係る方法は、メイン処理部と代替処理部とを有する車載制御装置が車両に搭載された対象機器を制御する方法であって、前記メイン処理部が、前記対象機器を制御する通常モードを実行するステップと、前記メイン処理部が、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードを実行するステップと、前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記代替処理部が、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替するステップと、を含む。
(8) 本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記対象機器を制御する通常モードと、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードとを実行可能なメイン処理部、及び、前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替する代替処理部、として機能させる。
本発明によれば、制御プログラムの更新中にユーザに生じ得る不便又は不利益を低減することができる。
本発明の実施形態に係るプログラム更新システムの全体構成図である。 ゲートウェイの内部構成を示すブロック図である。 ECUの内部構成を示すブロック図である。 管理サーバの内部構成を示すブロック図である。 ECUの冗長構成の一例を示すブロック図である。 ECUの冗長構成の変形例を示すブロック図である。 ECUの冗長構成の他の変形例を示すブロック図である。
<本発明の実施形態の概要>
以下、本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1) 本実施形態の車載制御装置は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置であって、前記対象機器を制御する通常モードと、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードとを実行可能なメイン処理部と、前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替する代替処理部と、を備える。
本実施形態の車載制御装置によれば、代替処理部が、メイン処理部がリプロモードを実行中である場合に、メイン処理部が通常モードにおいて対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替するので、メイン処理部が制御プログラムを更新中であっても、代替処理部によって対象機器に対する制御が継続される。
このため、制御プログラムの更新中にユーザに生じ得る不便又は不利益を低減することができる。
(2) 本実施形態の車載制御装置において、前記メイン処理部及び前記代替処理部にそれぞれ対応する第1及び第2入力ポートと、前記対象機器に対応する出力ポートと、を有する出力調停部と、前記メイン処理部の制御モードを監視し、監視結果が前記通常モードである場合に前記出力調停部の入力ポートを前記第1入力ポートに設定し、監視結果が前記リプロモードである場合に、前記出力調停部の入力ポートを前記第2入力ポートに設定する切り替え制御部と、を更に備えることが好ましい。
本実施形態の車載制御装置によれば、切り替え制御部が、監視結果が通常モードである場合に出力調停部の入力ポートを第1入力ポート(メイン処理部側)に設定し、監視結果がリプロモードである場合に、出力調停部の入力ポートを第2入力ポート(代替処理部側)に設定するので、メイン処理部がリプロモードである場合に、代替処理部が生成する制御信号を対象機器に送出することができる。
このため、制御プログラムの更新中にユーザに生じ得る不便又は不利益を低減することができる。
(3) 本実施形態の車載制御装置において、前記対象機器に対する制御には、ドアロック制御、盗難防止制御及びバッテリ監視制御のうちの少なくとも1つの制御が含まれることが好ましい。
この場合、メイン処理部がリプロモードである場合に、代替処理部が、ドアロック制御、盗難防止制御及びバッテリ監視制御などの、車両の乗降又は盗難防止に関する制御を代替する。このため、制御プログラムの更新中であっても、車載制御装置による車両の乗降又は盗難防止に関する制御を継続することができる。
(4) 本実施形態の車載制御装置において、前記対象機器に対する制御には、室内照明制御、HMI制御、駆動用バッテリ制御及びアクセサリコンセント制御のうちの少なくとも1つの制御が含まれることが好ましい。
この場合、メイン処理部がリプロモードである場合に、代替処理部が、室内照明制御、HMI制御、駆動用バッテリ制御及びアクセサリコンセント制御などの、車両のユーザの利便性に関する制御を代替する。このため、制御プログラムの更新中であっても、車載制御装置による車両のユーザの利便性に関する制御を継続することができる。
(5) 本実施形態の車載制御装置において、前記代替処理部は、ハードウェアロジックの論理回路よりなることが好ましい。
この場合、例えば演算処理部よりなる代替処理部を採用したデュアルCPUの冗長構成とする場合に比べて、車載制御装置の製作コストを低減することができる。
(6) 本実施形態の車載制御装置において、前記代替処理部は、他の車載制御装置に搭載された演算処理部よりなることが好ましい。
この場合、演算処理部又は論理回路の実装により代替処理部を構成する場合に比べて、車載制御装置の製作コストを低減することができる。
(7) 本実施形態の制御方法は、上述の(1)〜(6)のいずれかに記載の車載制御装置が実行する対象機器の制御方法に関する。
従って、本実施形態の制御方法は、上述の(1)〜(6)のいずれかに記載の車載制御装置と同様の作用効果を奏する。
(8) 本実施形態のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(6)のいずれかに記載の車載制御装置として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムに関する。
従って、本実施形態のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(6)のいずれかに記載の車載制御装置と同様の作用効果を奏する。
<本発明の実施形態の詳細>
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
〔システムの全体構成〕
図1は、本発明の実施形態に係るプログラム更新システムの全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプログラム更新システムは、広域通信網2を介して通信可能な車両1、管理サーバ5及びDL(ダウンロード)サーバ6を含む。
管理サーバ5及びDLサーバ6は、例えば、車両1のカーメーカーにより運営されており、予め会員登録されたユーザが所有する多数の車両1と通信可能である。
車両1には、ゲートウェイ10と、無線通信部15と、複数のECU30と、各ECU30によりそれぞれ制御される各種の車載機器(図示せず)とが搭載されている。
車両1には、共通の車内通信線にバス接続された複数のECU30による通信グループが存在し、ゲートウェイ10は、通信グループ間の通信を中継している。このため、ゲートウェイ10には、複数の車内通信線が接続されている。
無線通信部15は、携帯電話網などの広域通信網2に通信可能に接続され、車内通信線によりゲートウェイ10に接続されている。ゲートウェイ10は、広域通信網2を通じて管理サーバ5及びDLサーバ6などの車外装置から無線通信部15が受信した情報を、ECU30に送信する。
ゲートウェイ10は、ECU30から取得した情報を無線通信部15に送信し、無線通信部15は、その情報を管理サーバ5などの車外装置に送信する。
車両1に搭載される無線通信部15としては、例えば、ユーザが所有する携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、ノートPC(Personal Computer)等の装置が考えられる。
図1では、ゲートウェイ10が無線通信部15を介して車外装置と通信を行う場合が例示されているが、ゲートウェイ10が無線通信の機能を有する場合には、ゲートウェイ10自身が管理サーバ5などの車外装置と無線通信を行う構成としてもよい。
また、図1のプログラム更新システムでは、管理サーバ5とDLサーバ6が別個のサーバで構成されているが、これらのサーバ5,6を1つのサーバ装置で構成してもよい。
〔ゲートウェイの内部構成〕
図2は、ゲートウェイ10の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ゲートウェイ10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、及び車内通信部14などを備える。ゲートウェイ10は、無線通信部15と車内通信線を介して接続されているが、これらは一つの装置で構成してもよい。
CPU11は、記憶部13に記憶された一又は複数のプログラムをRAM12に読み出して実行することにより、ゲートウェイ10を各種情報の中継装置として機能させる。
CPU11は、例えば時分割で複数のプログラムを切り替えて実行することにより、複数のプログラムを並列的に実行可能である。RAM12は、SRAM(Static RAM)又はDRAM(Dynamic RAM)等のメモリ素子で構成され、CPU11が実行するプログラム及び実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部13は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性のメモリ素子などにより構成されている。
記憶部13は、CPU11が実行するプログラム及び実行に必要なデータ等を記憶する記憶領域を有する。記憶部13は、DLサーバ6から受信した各ECU30の更新プログラムなども記憶する。
車内通信部14には、車両1に配設された車内通信線を介して複数のECU30が接続されている。車内通信部14は、例えばCAN(Controller Area Network)、CANFD(CAN with Flexible Data Rate)、LIN(Local Interconnect Network)、Ethernet(登録商標)、又はMOST(Media Oriented Systems Transport:MOSTは登録商標)等の規格に応じて、ECU30との通信を行う。
車内通信部14は、CPU11から与えられた情報を対象のECU30へ送信するとともに、ECU30から受信した情報をCPU11に与える。車内通信部14は、上記の通信規格だけでなく、車載ネットワークに用いる他の通信規格によって通信してもよい。
無線通信部15は、アンテナと、アンテナからの無線信号の送受信を実行する通信回路とを含む無線通信機よりなる。無線通信部15は、携帯電話網等の広域通信網2に接続されることにより車外装置との通信が可能である。
無線通信部15は、図示しない基地局により形成される広域通信網2を介して、CPU11から与えられた情報を管理サーバ5等の車外装置に送信するとともに、車外装置から受信した情報をCPU11に与える。
図2に示す無線通信部15に代えて、車両1内の中継装置として機能する有線通信部を採用してもよい。この有線通信部は、USB(Universal Serial Bus)又はRS232C等の規格に応じた通信ケーブルが接続されるコネクタを有し、通信ケーブルを介して接続された別の通信装置と有線通信を行う。
別の通信装置と管理サーバ5等の車外装置とが広域通信網2を通じた無線通信が可能である場合には、車外装置→別の通信装置→有線通信部→ゲートウェイ10の通信経路により、車外装置とゲートウェイ10が通信可能になる。
〔ECUの内部構成〕
図3は、ECU30の内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ECU30は、CPU31、RAM32、記憶部33、通信部34などを備える。ECU30は、車両1に搭載された対象機器を個別に制御する車載制御装置である。ECU30の種類には、例えば、エンジン制御ECU、ステアリング制御ECU、及びドアロック制御ECUなどがある。
CPU31は、記憶部33に予め記憶された一又は複数のプログラムをRAM32に読み出して実行することにより、自身が担当する対象機器の動作を制御する。
RAM32は、SRAM又はDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU31が実行するプログラム及び実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部33は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM等の不揮発性のメモリ素子、或いは、ハードディスクなどの磁気記憶装置等により構成されている。
記憶部33が記憶する情報には、例えば、車内の制御対象である対象機器を制御するための情報処理をCPU31に実行させるためのコンピュータプログラム(以下、「制御プログラム」という。)が含まれる。
通信部34には、車両1に配設された車内通信線を介してゲートウェイ10が接続されている。通信部34は、例えばCAN、Ethernet、又はMOST等の規格に応じて、ゲートウェイ10との通信を行う。
通信部34は、CPU31から与えられた情報をゲートウェイ10へ送信するとともに、ゲートウェイ10から受信した情報をCPU31に与える。通信部34は、上記の通信規格だけなく、車載ネットワークに用いる他の通信規格によって通信してもよい。
ECU30のCPU31には、当該CPU31による制御モードを、「通常モード」又は「リプログラミングモード」(以下、「リプロモード」ともいう。)のいずれかに切り替える起動部35が含まれる。
ここで、通常モードとは、ECU30のCPU31が、対象機器に対する本来的な制御(例えば、燃料エンジンに対するエンジン制御や、ドアロックモータに対するドアロック制御など)を実行する制御モードのことである。
リプログラミングモードとは、対象機器の制御に用いる制御プログラムを更新する制御モードである。
すなわち、リプログラミングモードは、CPU31が、記憶部33のROM領域に対して、制御プログラムの消去や書き換えを行う制御モードのことである。CPU31は、この制御モードのときにのみ、記憶部33のROM領域に格納された制御プログラムを新バージョンに更新することが可能となる。
リプロモードにおいてCPU31が新バージョンの制御プログラムを記憶部33に書き込むと、起動部35は、ECU30をいったん再起動(リセット)させ、新バージョンの制御プログラムが書き込まれた記憶領域についてベリファイ処理を実行する。
起動部35は、上記のベリファイ処理の完了後に、CPU31を更新後の制御プログラムによって動作させる。
〔管理サーバの内部構成〕
図4は、管理サーバ5の内部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、管理サーバ5は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶部54、及び通信部55などを備える。
CPU51は、ROM52に予め記憶された一又は複数のプログラムをRAM53に読み出して実行することにより、各ハードウェアの動作を制御し、管理サーバ5をゲートウェイ10と通信可能な車外装置として機能させる。
RAM53は、SRAM又はDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU51が実行するプログラム及び実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部54は、フラッシュメモリ若しくはEEPROM等の不揮発性のメモリ素子、又は、ハードディスクなどの磁気記憶装置等により構成されている。
通信部55は、所定の通信規格に則って通信処理を実行する通信装置よりなり、携帯電話網等の広域通信網2に接続されて当該通信処理を実行する。通信部55は、CPU51から与えられた情報を、広域通信網2を介して外部装置に送信するとともに、広域通信網2を介して受信した情報をCPU51に与える。
記憶部54が記憶する情報には、登録会員であるユーザの個人情報や、車両1に搭載されたECU30が実行する制御プログラムのバージョン情報などを管理するための管理テーブル(図示せず)などが含まれる。
管理テーブルは、例えば、登録会員が所有する車両1の車両識別番号(VIN)と、車両識別番号ごとのECU30の種別と、各ECU30が実行する制御プログラムのバージョン情報の履歴とを纏めた参照テーブルよりなる。
DLサーバ6には、すべての種別のECU30について、当該ECU30が実行する制御プログラムのバージョンごとの更新プログラムが格納されている。
DLサーバ6が保持する更新プログラムは、当該ECU30にインストールさせる最新バージョンの制御プログラムそのものであってもよいし、旧バージョンの制御プログラムと新バージョンの制御プログラムとの差分プログラムであってもよい。
車両1のゲートウェイ10は、自車両に搭載されたECU30が使用中の制御プログラムのバージョン情報と、自車両の車両識別番号とを含む通信パケットを、所定時間おきに管理サーバ5に送信している。
管理サーバ5のCPU51は、ゲートウェイ10から受信した通信パケットに含まれる制御プログラムのバージョン情報が最新バージョンであるか否かを判定する。
CPU51は、判定の結果、ゲートウェイ10から通知された制御プログラムのバージョン情報が最新でない場合には、更新プログラムの保存先であるDLサーバ6のURLを含む通信パケットをゲートウェイ10に送信する。
上記の通信パケットを受信したゲートウェイ10は、管理サーバ5から通知されたURLと、リプログラミングを実行すべきECU30の種別とを含むダウンロード要求をDLサーバ6に送信する。
上記のダウンロード要求を受信したDLサーバ6は、ゲートウェイ10から通知されたECU30の種別に対応する更新プログラムを、ダウンロード要求の送信元であるゲートウェイ10に送信する。
上記の更新プログラムを受信したゲートウェイ10のCPU31は、受信した更新プログラムを用いて制御プログラムを最新バージョンに更新する処理を実行する。
〔ECUの冗長構成例〕
図5は、ECU30の冗長構成の一例を示すブロック図である。
図5のブロック図では、対象機器62の制御に必要な機能ブロックのみが抽出されており、図3に示すRAM32、記憶部33及び通信部34が省略されている。
図5のECU30は、ドアロック制御ECU30A(以下、「ECU30A」と略記する。)よりなる。ECU30Aは、車両1の乗降ドア、トランクドア及びボンネットドアなどの施錠及び解錠を制御するECU30である。
ECU30Aの入力ポートには、ドアロック制御のためのセンサ信号を生成する入力機器61であるドアロック制御スイッチ61Aが接続され、ECU30Aの出力ポートには、ドアロック制御の対象機器62であるドアロックモータ62Aが接続されている。
ECU30Aは、メインCPU63とサブCPU64の2つの演算処理部を含む冗長構成となっている。また、ECU30Aは、2つのCPU63,64の他に、切り替え制御部65、入力調停部66、及び出力調停部67を備える。
メインCPU63は、実行可能な制御モードとして、前述の通常モードとリプロモードとを実行可能なCPUよりなる。
すなわち、メインCPU63は、当該メインCPU63による制御モードを、通常モード又はリプロモードのいずれかに切り替える起動部35を有する、図3のCPU31と同様のCPUよりなる。
サブCPU64は、メインCPU63が通常モードにおいて実行する本体的な制御の一部又は全部を代替するCPUである。
メインCPU63の全部の制御をサブCPU64が代替する場合には、サブCPU64は、メインCPU63とほぼ同等の処理能力が必要である。メインCPU63の一部の制御をサブCPU64が代替する場合には、サブCPU64は、メインCPU63よりも低い処理能力のCPUで足りる。
メインCPU63が実行するドアロック制御は、例えば、車両1の乗降ドア、トランクドア及びボンネットドアなどの全ドアに関する施錠及び解錠の制御である。
従って、サブCPU64が代替する制御を一部に絞る場合には、例えば、サブCPU64が実行可能な施錠及び解錠の制御を、運転席のドアのみとする、運転席のドアと後部座席(片側)のドアのみとする、或いは、運転席のドアとトランクドアのみとするなど、種々のバリエーションが考えられる。
入力調停部66は、例えば1入力/2出力の調停回路よりなる。入力調停部66の入力ポートには、ドアロック制御スイッチ61Aが出力するセンサ信号が入力される。
入力調停部66の一方の出力ポートは、メインCPU63の入力ポートに接続され、入力調停部66の他方の出力ポートは、サブCPU64の入力ポートに接続されている。
出力調停部67は、例えば2入力/1出力の調停回路よりなる。出力調停部67の出力ポートから出力される制御信号は、ドアロックモータ62Aに入力される。
入力調停部66の一方の入力ポートは、メインCPU63の出力ポートに接続され、入力調停部66の他方の出力ポートは、サブCPU64の出力ポートに接続されている。
メインCPU63の起動部35(図3参照)は、メインCPU63において実行中の制御モードの種別を表す状態信号S1を生成しており、生成した状態信号S1を切り替え制御部65に通知している。
切り替え制御部65は、メインCPU63からの状態信号S1に基づいて、メインCPU63が実行する制御モードが通常モード及びリプロモードのいずれであるかを常に監視している。
切り替え制御部65は、状態信号S1の種別に応じて変化する制御指令S2〜S4を、入力調停部66、出力調停部67及びサブCPU64にそれぞれ入力する。
具体的には、状態信号S1の種別が「通常モード」である場合は、切り替え制御部65は、入力調停部66の出力ポートを制御指令S2によりメインCPU63側に切り替え、出力調停部67の入力ポートを制御指令S3によりメインCPU63側に切り替え、制御指令S4によりサブCPU64をディスエーブルとする。
従って、メインCPU63が通常モードで動作する場合は、ドアロック制御スイッチ61Aのセンサ信号が入力調停部66を介してメインCPU63に入力され、メインCPU63は、入力されたセンサ信号に応じた制御信号を生成する。
そして、メインCPU63が生成した制御信号は、出力調停部67を介してドアロックモータ62Aに送出される。
一方、状態信号S1の種別が「リプロモード」である場合は、切り替え制御部65は、入力調停部66の出力ポートを制御指令S2によりサブCPU64側に切り替え、出力調停部67の入力ポートを制御指令S3によりサブCPU64側に切り替え、制御指令S4によりサブCPU64をイネーブルとする。
従って、メインCPU63がリプロモードで動作する場合は、ドアロック制御スイッチ61Aのセンサ信号が入力調停部66を介してサブCPU64に入力され、サブCPU64は、入力されたセンサ信号に応じた制御信号を生成する。
そして、サブCPU64が生成した制御信号は、出力調停部67を介してドアロックモータ62Aに送出される。
図5のECU30Aにおいて、必ずしも入力調停部66を設ける必要はない。すなわち、入力調停部66を省略して、入力機器61が生成するセンサ信号をメインCPU63とサブCPU64の双方に入力することにしてもよい。後述する図6及び図7のECU30についても同様である。
〔本実施形態の効果〕
上述の通り、本実施形態のECU30Aによれば、切り替え制御部65が、監視結果が通常モードである場合に出力調停部67の入力ポートをメインCPU63側に設定し、監視結果がリプロモードである場合に、出力調停部67の入力ポートをサブCPU64側に設定する。
このため、メインCPU63がリプロモードである場合でも、サブCPU64がメインCPU63の代わりに生成する制御信号を、対象機器62であるドアロックモータ62Aに送出することができる。
従って、メインCPU63が制御プログラムの更新中であるために、車両1の乗降ドアやトランクドアが使用不能となることがなく、制御プログラムの更新中にユーザに生じ得る不便又は不利益を低減することができる。
〔第1の変形例〕
図6は、ECU30の冗長構成の変形例を示すブロック図である。
上述の実施形態では、メインCPU63がリプロモードで動作する場合に、メインCPU63が通常モードにおいて実行する制御を代替する処理部(以下、「代替処理部」という。)が、CPUにより構成されている。
この場合、1つのECU30Aに2つのCPU63,64を搭載する必要があり、ECU30Aの製作コストが高くなる。そこで、図6に示すように、代替処理部は、ハードウェアロジックの論理回路68によって構成することにしてもよい。
このように、代替処理部としてハードウェアロジックの論理回路68を採用すれば、ECU30AをデュアルCPUの冗長構成とする場合に比べて、ECU30Aの製作コストを低減することができる。
また、図6に示すように、代替処理部は、通常はドアロック制御以外の制御を実行する他のECU30B(例えば、イモビライザーなどの盗難防止制御ECU)のCPUにより構成することにしてもよい。
このように、他のECU30BのCPUを代替処理部として採用すれば、サブCPU64や論理回路68をECU30Aに実装する必要がなくなり、ECU30Aの製作コストを低減することができる。
〔第2の変形例〕
図7は、ECU30の冗長構成の他の変形例を示すブロック図である。
図7に示すように、メインCPU63の制御を代替する代替処理部(サブCPU64や論理回路68など)を有するECU30Aによる制御は、ドアロック制御だけでなく、盗難防止制御(イモビライザー、侵入センサ及びセキュリティアラーム制御など)や、バッテリ監視制御などであってもよい。
この場合、メインCPU63がリプロモードである場合に、サブCPU64などの代替処理部が、ドアロック制御、盗難防止制御及びバッテリ監視制御などの、車両の乗降又は盗難防止に関する制御を代替する。
このため、メインCPU63が制御プログラムの更新中であっても、ECU30Aによる車両の乗降又は盗難防止に関する制御を継続することができる。
具体的には、代替処理部がドアロック制御を代替する場合には、制御プログラムの更新中であっても、車両1の乗降、施錠及び開錠が可能になるという利点がある。
また、代替処理部が盗難防止制御を代替する場合には、制御プログラムの更新中であっても、車両1の盗難を防止できるという利点がある。
更に、代替処理部がバッテリ監視制御を代替する場合には、例えば、制御プログラムの更新中にバッテリ低下を検出すると、メインCPU63のリプログラミングを中止させ、バッテリ上がりを防止できるなどの利点がある。
同様に、メインCPU63の制御を代替する代替処理部(サブCPU64や論理回路68など)を有するECU30Aによる制御は、室内照明制御、HMI(Human Interface)制御、駆動用バッテリ制御及びアクセサリコンセント制御などであってもよい。
この場合、メインCPU63がリプロモードである場合に、サブCPU64などの代替処理部が、室内照明制御、HMI制御、駆動用バッテリ制御及びアクセサリコンセント制御などの、車両1のユーザの利便性に関する制御を代替する。
このため、メインCPU63が制御プログラムの更新中であっても、ECU30Aによる車両1のユーザの利便性に関する制御を継続することができる。
具体的には、代替処理部が室内照明制御を代替する場合には、例えば、夜間のリプログラミング中でも、ユーザが車内で快適に過ごすことができるという利点がある。
また、代替処理部がHMI制御を代替する場合には、ユーザがリプログラミングの進行状態をメータディスプレイ等で確認できるという利点がある。
また、代替処理部が駆動用バッテリ充電制御を代替する場合には、例えば、リプログラミング作業と並行してバッテリの充電を行う制御を行うことにより、ユーザの待ち時間短縮につながるという利点がある。
更に、代替処理部がアクセサリコンセント制御を代替する場合には、例えば、リプログラミングの完了の待ち時間に、ユーザがPC、音楽プレーヤー又はゲーム機などのユーザ機器をコンセントに接続してプレイするなど、ユーザが車内で快適に過ごすことができるという利点がある。
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 車両
2 広域通信網
5 管理サーバ
6 DLサーバ
10 ゲートウェイ
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 車内通信部
15 無線通信部
30 ECU(車載制御装置)
30A ドアロックECU
30B 他のECU
31 CPU(演算処理部)
32 RAM
33 記憶部
34 通信部
35 起動部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 記憶部
55 通信部
61 入力機器
61A ドアロック制御スイッチ
62 対象機器
62A ドアロックモータ
63 メインCPU(メイン処理部)
64 サブCPU(代替処理部)
65 切り替え制御部
66 入力調停部
67 出力調停部
68 論理回路(代替処理部)

Claims (8)

  1. 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置であって、
    前記対象機器を制御する通常モードと、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードとを実行可能なメイン処理部と、
    前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替する代替処理部と、を備える車載制御装置。
  2. 前記メイン処理部及び前記代替処理部にそれぞれ対応する第1及び第2入力ポートと、前記対象機器に対応する出力ポートと、を有する出力調停部と、
    前記メイン処理部の制御モードを監視し、監視結果が前記通常モードである場合に前記出力調停部の入力ポートを前記第1入力ポートに設定し、監視結果が前記リプロモードである場合に、前記出力調停部の入力ポートを前記第2入力ポートに設定する切り替え制御部と、を更に備える請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記対象機器に対する制御には、ドアロック制御、盗難防止制御及びバッテリ監視制御のうちの少なくとも1つの制御が含まれる請求項1又は請求項2に記載の車載制御装置。
  4. 前記対象機器に対する制御には、室内照明制御、HMI制御、駆動用バッテリ制御及びアクセサリコンセント制御のうちの少なくとも1つの制御が含まれる請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車載制御装置。
  5. 前記代替処理部は、ハードウェアロジックの論理回路よりなる請求項1〜請求項4のいずれか1項よりなる車載制御装置。
  6. 前記代替処理部は、他の車載制御装置に搭載された演算処理部よりなる請求項1〜請求項4のいずれか1項よりなる車載制御装置。
  7. メイン処理部と代替処理部とを有する車載制御装置が車両に搭載された対象機器を制御する方法であって、
    前記メイン処理部が、前記対象機器を制御する通常モードを実行するステップと、
    前記メイン処理部が、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードを実行するステップと、
    前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記代替処理部が、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替するステップと、を含む制御方法。
  8. 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記対象機器を制御する通常モードと、前記対象機器の制御のための制御プログラムを更新するリプロモードとを実行可能なメイン処理部、及び、
    前記メイン処理部が前記リプロモードを実行中である場合に、前記メイン処理部が前記通常モードにおいて前記対象機器に対して実行する制御の一部又は全部を代替する代替処理部、として機能させるコンピュータプログラム。
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