JP2017203638A - 電子装置、案内方法および案内システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車線減少や車線規制等を伴う道路において走行車線と進行方向とが同じ場合であっても、分岐点や交差点等において走行車線と進行方向とが異なる場合等と共通のロジックで車線案内をすることができる電子装置を提供する。
【解決手段】自車Mが、経路Sへの車線変更ができなくなる区間である車線移動限界区間を車線R3、R4に応じて設定し、自車位置および自車が走行する車線に基づき、設定された車線移動限界区間に自車が進入するおそれがある場合に、車線変更を促す案内や走行車線を維持する旨の案内を行う。車線移動限界区間の設定は、走行可能車線の末端部分Z2である車線経路逸脱ポイントP1および車線経路逸脱ポイントより手前で車線変更を完了させるための限界地点である車線変更限界ポイントP2、P3を算出することにより行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、運転アシスト機能を有する電子装置の車線案内に関し、特に、前方に分岐路や車線規制があるときの走行案内に関する。
ナビゲーション機能や運転アシスト機能を備えた車載装置は、地図データベースを利用して、設定された目的地までの経路を案内したり、前方に発生する車線規制等の案内を行うものがある。これらの案内は、例えば、音声や表示によって行われる。運転者は、このような案内を受けることで、道路に迷うことなく、かつ安全に目的地に到達することができる。
経路案内は、交差点、分岐地点、車線減少、車線規制など、右左折や車線変更を伴うタイミングで行われることが多い。例えば、交差点や分岐地点に対し、進入可能なレーン数の数を表示し、その中で経路方向に進行可能なレーン位置を明示したり、交差点や分岐地点の手前で、「右側の車線へ移動してください」などの、経路方向に進行可能なレーン位置を案内したりする。
経路案内を行うタイミングに関しては、様々な技術が存在する。特許文献1には、車線変更の案内を行う際に、車線変更先の車線に他車両が存在するか否かを判断し、当該判断結果に基づいて車線変更指示を行う運転支援装置について開示されている。特許文献2には、交差点の手前における車線変更禁止区間を考慮し、現在走行中の車線の車線情報と車両の意図する走行方向とを比較して車線変更の要否を判断し、当該判断に基づいて走行車線の変更を案内する車線変更案内装置が開示されている。特許文献3には、車線規制が行われている区間を走行した車両の走行情報を取得し、当該走行情報に基づいて交通規制がなされている規制車線を検出すると共に、自車両の走行予定車線が規制車線に対応する場合に車線変更を推奨する規制車線検出装置および車両用経路推奨装置が開示されている。
特開2004−185504号公報 特開2007−127598号公報 特開2006−236247号公報
従来の車載装置では、車線変更の要否にかかわらず案内を行うものがあり、このような場合、運転者にとって有益でない案内であれば、煩わしさを感じたり、あるいは、却って他の大事な案内を聞き逃してしまう恐れがあった。また、首都高のような分岐が連続する道路構造の場合、車線案内があっても正しく走行することは難しい。
これらを解決するために、案内交差点において、走行車線と進行方向とが異なる場合に案内を行い、それ以外では案内を行わないという方法が考えられる。例えば、図18(A)に示すように、自車Mが既に案内経路方向(左車線)を走行している場合には案内を行わず、図18(B)に示すように、自車Mが右車線を走行し車線移動が必要な場合にのみ注意喚起を行う。
こうした方法は、運転者への煩わしさを解消し得るものであるが、車線減少や車線規制地点などの走行車線と進行方向が同じ場合でもレーン案内を必要とする場合があり、これに対処することができない。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、車線減少や車線規制等を伴う道路において走行車線と進行方向とが同じ場合であっても、分岐点や交差点等において走行車線と進行方向とが異なる場合等と共通のロジックで車線案内をすることができる電子装置、案内方法および案内システムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子装置は、経路への車線移動が制限される車線移動限界区間を車線毎に設定可能な設定手段と、自車位置を算出する算出手段と、自車の走行する走行車線を検出する検出手段と、前記算出手段より算出された自車位置および前記検出手段により検出された走行車線に基づき自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内手段と、を有する。
好ましくは前記設定手段は、前記経路を逸脱する逸脱地点と前記逸脱地点より手前の前記経路への車線変更を可能にする限界地点との区間を前記車線移動限界区間を設定する。好ましくは、前記逸脱地点は、分岐道路における車線変更禁止区間の一端である。好ましくは前記逸脱地点は、車線規制区間の一端である。好ましくは前記逸脱始点は、車線減少地点の減少車線の一端である。好ましくは前記設定手段は、自車が複数車線を有する道路を走行している場合に、車線毎に複数の車線移動限界区間を設定する。好ましくは前記設定手段は、前記経路方向に車線変更なしで進行できる車線に近い第1の車線に第1の車線移動限界区間を設定し、前記経路方向に車線変更なしで進行できる車線から第1の車線より遠い第2の車線に前記第1の車線移動限界区間よりも長い第2の車線移動限界区間を設定する。好ましくは前記案内手段は、前記車線移動限界区間の手前から自車が前記車線移動限界区間に進入するおそれがある場合に前記経路への車線変更を促す案内を行う。好ましくは前記電子装置はさらに、自車の車線変更の有無を判定する判定手段を含み、前記案内手段は、前記車線移動限界区間中に自車が前記車線移動限界区間への車線変更があると判定した場合に走行車線を維持する旨の案内を行う。好ましくは前記判定手段は、路面上の白線を検出する白線検出手段を有し、自車が白線に接近または白線を超えたとき車線変更したと判定する。好ましくは電子装置はさらに、目的地までの案内経路を算出する案内経路算出手段を含み、前記経路は、前記案内経路算出手段により算出された案内経路である。
さらに本発明に係る他の電子装置は、サーバ装置と通信する通信手段と、前記サーバ装置から目的地までの経路及び車線毎に設定された前記経路への車線移動が制限される車線移動限界区間を受信する受信手段と、自車位置を算出する算出手段と、自車の走行する走行車線を検出する検出手段と、前記自車位置および前記走行車線に基づき自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内手段と、を有する。
本発明に係る案内方法は、制御手段を有する電子装置において実行されるものであって、経路への車線変更ができなくなる車線移動限界区間を車線毎に設定可能な設定ステップと、自車位置を算出する自車位置算出ステップと、自車の走行する走行車線を検出する検出ステップと、前記算出された自車位置および前記検出された走行車線に基づき自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内ステップと、を有する。
本発明に係る案内システムは、電子装置とサーバ装置とを備えるものであって、前記サーバ装置は、前記電子装置から自車位置と目的地を受信するサーバ側受信手段と、前記自車位置と前記目的地に基づいて経路を算出する経路算出手段と、前記経路への車線移動が制限される車線移動限界区間を車線毎に設定可能な設定手段と、前記経路及び前記車線移動限界区間を前記電子装置に送信する送信手段と、を有し、前記電子装置は、前記自車位置を算出する位置算出手段と、自車の走行する走行車線を検出する検出手段と、前記経路及び前記車線移動限界区間を前記サーバ装置から受信する車両側受信手段と、前記自車位置および前記走行車線に基づき、前記自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内手段と、を有する。本発明に係る電子装置サーバ装置と通信する通信手段と、前記サーバ装置から目的地までの経路及び車線毎に設定された前記経路への車線移動が制限される車線移動限界区間を受信する受信手段と、自車位置を算出する算出手段と、自車の走行する走行車線を検出する検出手段と、前記自車位置および前記走行車線に基づき、自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内手段とを有する。
本発明によれば、車線毎に車線移動限界区間を設定可能とすることにより、車線減少や車線規制などを伴う道路において走行車線と進行方向とが同じ場合であっても、分岐点や交差点などにおいて走行車線と進行方向とが異なる場合等と共通のロジックで車線案内をすることができる。
本発明の第1の実施例に係る車載装置の構成を示すブロック図である。 他の配信サイトから情報を取得する例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る地図データの一例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る分岐道路上の各地点および各区間の定義を説明する図である。 本発明の第1の実施例に係る案内プログラムの機能的な構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る車線移動限界区間設定部の機能的な構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る案内部の走行車線に関する案内例する図である。 本発明の第1の実施例に係る案内プログラムの動作を示すフロー図である。 本発明の第1の実施例に係る車線移動限界区間の設定動作を示すフロー図である。 本発明の第1の実施例に係る案内プログラムの動作であって車線移動限界区間が設定された車線に移動するときの案内を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係る案内プログラムの動作であって車線移動限界区間が設定された車線に移動するときの案内を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る車線規制区間を含む道路上に設定される車線移動限界区間を説明する図である。 本発明の第2の実施例に係る案内部の走行車線に関する案内例する図である。 本発明の第3の実施例に係る案内システムの構成を示す図である。 第3の実施例に係るサーバの構成を示す図である。 第3の実施例に係る案内プログラムの機能的な構成例を示す図である。 第3の実施例に係る案内システムの動作フローを示す図である。 従来の車載装置を説明する図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る電子装置は、自動車等の移動体上に固定的に搭載される車載装置であることができる。本発明の電子装置は、好ましくはナビゲーション機能、運転アシスト機能等を搭載するが、これ以外の機能、例えばオーディオ・ビデオデータを再生する機能、テレビ・ラジオ放送を受信する機能、アプリケーションソフトウエアを実行する機能などを統合的に備えるものであってもよい。さらに本発明の電子装置は、それ自身がナビゲーション機能を実行するための道路地図データを記憶装置に蓄積するものであってもよいし、無線等のデータ通信手段を介してインターネット上の配信サイトもしくは配信サーバーなどから必要な道路地図データを取得するものであってもよい。
図1は、本発明の第1の実施例に係る車載装置の構成を示すブロック図である。車載装置10は、例えば、入力部100、位置情報算出部110、ナビゲーション部120、撮像部130、表示部140、音声出力部150、通信部160、記憶部170、車両状態検出部180、および制御部190を含んで構成される。
入力部100は、入力キーデバイス、音声入力認識装置、タッチパネルなどにより、ユーザーからの指示を受け取り、これを制御部190へ提供する。位置情報算出部110は、GPS衛星から送信されるGPS信号、ジャイロセンサ等の相対方位センサ、地磁気センサ等の絶対方位センサからの出力に基づき自車の現在地を算出する。
ナビゲーション部120は、例えば、位置情報算出部110によって算出された現在地から目的地までの案内経路を算出し、算出された案内経路の音声案内を音声出力部150から出力したり、自車位置周辺の道路地図を表示部140に表示させたりする。ナビゲーション部120に用いられる目的地は、例えば、入力部100からユーザー操作によって入力される。ナビゲーション部120によって算出された案内経路は、各種メモリ等で構成される記憶部170に記憶される。
撮像部130は、車内や車外を撮像するカメラを含んで構成される。車外を撮像するカメラは、少なくとも路面の白線を撮像可能な撮像範囲を有し、撮像画像は制御部190に提供される。この撮像画像は、例えば、自車の走行車線の検出や、自車の車線変更の有無の判定に利用される。表示部140は、液晶ディスプレイや有機EL等の表示装置を含み、例えば、ナビゲーション部120によって生成された道路地図の画像を表示したり、ユーザー設定を行うための設定画面やメニュー画面を表示したりする。音声出力部150は、ナビゲーション部120によって算出された経路を案内する音声案内を出力したり、運転者に対して運転支援情報の音声案内を行ったりする。
通信部160は、種々の外部装置との間でデータの送受を可能にする。通信部160は、車載装置自身が通信機能を内蔵するものであってもよいし、そのような通信機能を有する端末を車載装置に接続するものであってもよい。例えば、通信部160は、図2に示すように、ネットワークNWを介して、位置情報配信サイト162にアクセスし、そこから自車位置情報を取得したり、地図データ配信サイト164にアクセスし、そこから必要な地図データを取得したり、道路交通情報配信サイト166にアクセスし、そこから道路交通情報に関する詳細な情報を取得することができる。位置情報配信サイト162から得られる自車位置情報は、位置情報算出部110によって算出される自車位置情報の代わりに用いることができる。
記憶部170は、制御部190が実行するアプリケーションソフトウエアやプログラム、ナビゲーション部120が必要とする地図データ等を記憶することができる。地図データは、交差点等を示すノードデータ、ノード間の道路を示すリンクデータを含むことができる。図3は、第1の実施例に係る地図データの一例を示す図である。リンクデータ172は、リンクID、リンク位置情報、道路種別情報、幅員、レーン情報等を少なくとも有する。リンクIDは、各リンクを識別するための情報であり、リンク位置情報は、各リンクの始点と終点の座標を含む。道路種別情報は、例えば、一般道路、高速道路、有料道路等の道路を種別する。幅員は、リンクの道幅を示す。レーン情報は、レーンを識別するレーンID、各レーンの属性情報を含む。レーンの属性情報は、車線数、直進専用レーン、右左折専用レーン等の識別、レーン幅、レーンの車線変更が不可能な区間を表す禁止区間始点および禁止区間終点の座標を含む。ノードデータ174は、ノードID、接続リンクID、緯度・経度、交差点情報等の情報を少なくとも有する。ノードIDは、各ノード情報を固有に識別するためのIDである。接続リンクIDは、ノードに接続されるリンクのリンクIDを格納する。緯度・経度は、ノードの位置を示す二次元座標情報である。交差点情報は、交差点に関する情報を格納する。
車両状態検出部180は、自車の種々の状態に関する情報を取得する。車両状態検出部180は、例えば、車内バスを介して、自車の車速情報を表す車速パルス、ウィンカー情報、ギア情報、ハンドル舵角情報等を取得することができる。
制御部190は、車載装置10の各部を制御する。好ましい態様では、制御部190は、ROM、RAMなどを含むマイクロコントローラ等から構成され、ROMまたはRAMは、各部を制御するためのプログラムを格納することができる。本実施例では、制御部190は、車線変更等を伴う場合に警告等の案内を行う案内プログラム200を実行する。
図4は、第1の実施例に係る分岐道路上の各地点および各区間の定義を説明する図である。一例として、道路は、レーンR1、R2、R3、R4を含み(以下、総称して道路Rと呼ぶことがある)、レーンR1およびR2(左分岐)がレーンR3およびR4(右分岐)から途中で分岐する。本例の場合、レーン属性情報に含まれる禁止区間始点はZ1であり、禁止区間終点はZ2であり、Z1およびZ2を結んだ区間が車線変更禁止区間である。すなわち、レーンR3を自車Mが走行している場合、車線変更禁止区間を跨いでレーンR1またはレーンR2に車線変更をすることはできない。なお、禁止区間始点であるZ1の座標は、分岐点のノードデータの緯度・経度と同じ座標情報であっても良い。
図5に、本実施例に係る案内プログラムの機能的な構成例を示す。案内プログラム200は、車線移動限界区間設定部210、自車位置算出部220、走行車線検出部230、案内部240を含んで構成される。
車線移動限界区間設定部210は、自車の速度情報等に基づいて、車線毎に車線移動限界区間を設定することを可能にする。車線移動限界区間とは、一定の道路環境および走行状況により、経路への車線変更ができなくなる区間である。この経路とは、必ずしもナビゲーション部120により探索された目的地までの経路に限定されるものではなく、例えば、自車が現在走行中の本線道路を仮想的な経路とするものであってもよい。車線移動限界区間を図4を参照して説明する。ここでの経路は、レーンR1ないしR4の本線から、R1、R2の左分岐に向かうものとする。車線変更禁止区間は、これを跨いで車線変更をすることができないため、例えば、自車MがレーンR3を一定速度で走行している場合、車線変更に伴う時間を考慮すれば、禁止区間終点Z2よりも一定距離手前の位置で車線変更を行う必要がある。このため、車線変更の案内は、さらに手前の位置で行う必要がある。そこで、車線移動限界区間は、禁止区間終点Z2から手前の区間に設定される。
次に、車線移動限界区間設定部210の詳細について説明する。図6は、車線移動限界区間設定部210の機能的な構成を示すブロック図である。車線移動限界区間設定部210は、車線経路逸脱ポイント算出部212、車線変更限界ポイント算出部214、車線移動限界区間決定部216を含む。車線経路逸脱ポイント算出部212は、走行可能車線の末端部分を車線経路逸脱ポイントとして算出する。図4で示せば、車線変更禁止区間の終点地点であるZ2を通る地点P1が車線経路逸脱ポイントとして算出される。自車Mが車線経路逸脱ポイントP1を通過してしまった場合には、車線変更禁止区間により、レーンR1またはレーンR2への車線変更が不可能となるからである。
車線変更限界ポイント算出部214は、自車の速度情報等に基づいて、車線経路逸脱ポイント算出部212によって算出された車線経路逸脱ポイントより手前で車線変更を完了させるための限界地点を車線変更限界ポイントとして算出する。すなわち、図4の例では、自車MがレーンR3を走行している場合には、地点P2であり、レーンR4を走行している場合には、地点P3である。車線変更限界ポイントP2、P3に到達するまでに自車が車線変更を開始すれば、車線変更禁止区間を跨がずに円滑に車線変更を行うことができる。
次に、車線変更限界ポイントの算出方法について説明する。自車の走行する速度、走行する車線、経路(進行方向)等によって、車線変更の限界地点は異なる。走行速度が速ければ速い程、車線変更限界ポイントは、車線経路逸脱ポイントから大きく離れることになる。従って、車線変更限界ポイント算出部214は、車速情報、ウィンカー点灯時間、自車位置情報、車線変更に必要な時間(車速や想定舵角と道路形状から推定)等に基づいて、車線毎に車線変更限界ポイントを算出する。算出に必要な情報は、車両状態検出部180から取得したり、予め記憶部170に用意された情報を利用する。
車線変更限界ポイントの算出の一例を示せば、例えば、車速パルスの取得および車線変更に必要な時間の算出を行い、車速が40km/h、1つのレーンを跨ぐ車線変更に必要な時間が5秒であるとすると、1秒あたり約11m進むことから、車線変更に必要な距離は少なくとも55mを確保する必要があり、車線経路逸脱ポイントから55m手前の地点を車線変更限界ポイントとして算出することができる。図4の地点P2は、レーンR3から左分岐方向へ車線変更する場合の車線変更限界ポイントであり、地点P3は、レーンR4から左分岐方向へ車線変更する場合の車線変更限界ポイントである。レーンR4から左分岐方向へ車線変更する場合は、2回の車線変更が必要となるため、レーンR3上の車線変更限界ポイントよりも手前の地点に車線変更限界ポイントが算出される。
レーンR4上の車線変更限界ポイントの算出方法は、特に限定されないが、レーンR3の場合と同様に、車速パルスおよび車線変更に必要な時間から算出しても良いし、レーンR3で算出された車線移動限界ポイントに一定の係数を掛けて算出してもよい。例えば、車線変更を2回行うという観点から、単純に地点P1および地点P2の区間の2倍の区間となるように地点P3を算出するようにしても良い。
車線移動限界区間決定部216は、算出された車線経路逸脱ポイントおよび車線変更限界ポイントに基づいて、車線移動限界区間を決定する。図4の例で示せば、レーンR3上の地点P1と地点P2の区間、レーンR4上の地点P1と地点P3の区間が車線移動限界区間として決定される。また、車線移動限界区間設定部210は、車速が規定以上変化する毎に車線移動限界区間を算出し直し、車線移動限界区間を再設定することができる。さらに車線移動限界区間設定部210は、車線毎の混雑度が取得できる場合は、その車線の混雑度に応じて、車線移動限界区間の距離を長く設定するようにしても良い
自車位置算出部220は、位置情報算出部110が算出した位置情報を取得し、または、GPS情報やセンサ出力情報等を取得して走行している道路上の自車位置を算出する。走行車線検出部230は、自車が走行している車線(レーン)を検出する。走行車線検出部230は、例えば、撮像部130によって撮像された白線を含む道路画像を画像解析し、図3に示すレーン属性情報を参照して自車が走行している車線を特定する。あるいは、路側機などからレーン情報が配信されている場合には、これを利用することも可能である。走行車線検出部230の検出方法は、特に限定されないが、例えば、特許第3891231号公報や特開2007−127598に記載された方法を用いても良い。
案内部240は、自車位置情報および/または走行車線情報に基づいて、車線移動限界区間設定部210によって設定された車線移動限界区間に、自車位置が進入する前、進入した場合、あるいは進入する恐れがある場合に、走行車線に関する案内を行う。案内部240は、好ましくは、車線移動限界区間への進入態様に応じた案内を行う。
図7は、案内部240による案内例である。例えば、図7(A)に示すように、経路の進行方向Sが左分岐(レーンR1、R2)であり、自車MがレーンR3を走行しているときに、車線移動限界区間の始点P2から進入する場合、「左側の車線へ移動してください」等の車線変更を促す案内を行う。また、図7(A)に示すような態様で、レーンR4の車線移動限界区間内に車線変更する場合には、「現在の車線を維持後、レーンR2に車線変更してください」という案内をする。あるいは、経路から離脱するリスクがある旨の警告をしてもよい。これらの案内は、例えば、表示部140に、その旨を表す文字や画像を表示したり、音声出力部150から音声出力される。なお、自車が車線変更するか否かの判定は、例えば、車両状態検出部180から取得されたウィンカー情報、ハンドル舵角の変化、あるいは撮像部130の撮像画像から検出された白線と自車との距離の変化等から行うことができる。
図7(B)に示すように、自車Mの前方の他車を追い越そうとしてレーンR3の車線移動限界区間内に途中から進入する場合には、「現在の車線を維持してください」等の車線変更を抑制する案内を行う。もし、追い越しによって自車MがレーンR3の車線移動限界区間に進入してしまうと、車線変更禁止区間により車線変更ができなくなってしまうことに対する警告である。
好ましい態様では、案内部240は、車線移動限界区間に進入する一定距離前または一定時間前に案内を行う。自車位置算出部220により自車Mの道路上の位置が算出され、かつ走行車線検出部230により自車が走行する車線が随時検出されるため、案内部240は、地点P2または地点P3に到達する一定距離または一定時間を正確に算出することができる。また、案内部240は、自車Mが実際に車線変更をする前に、その予兆があったとき、警告をするようにしてもよい。例えば、ウィンカー情報を取得することにより、車線移動限界区間への途中からの進入の可能性を察知した場合には、その案内を行うようにしても良い。図7(B)の例では、右方向のウィンカー情報が取得された場合に案内が行われる。
図8は、本実施例に係る走行車線に関する案内動作を示すフローチャートである。案内プログラム200は、例えば、ナビゲーション部120によって探索された経路を案内するとき、あるいは他の方法により進むべき経路が設定されたとき(Green Waveなど)、あるいは単に本線の道路を走行しているときに実行される。本例では、自車が、図4に示すような本線道路から分岐路で左分岐(レーンR1およびレーンR2)に進行するものとする。
案内プログラム200は、まず、車線移動限界区間設定部210により車線移動限界区間を設定する(S100)。図9は、第1の実施例に係る車線移動限界区間の設定動作を示すフローである。車線移動限界区間の設定は、まず、車線経路逸脱ポイント算出部212によって車線経路逸脱ポイントが算出される(S1001)。車線移動限界区間設定部210は、自車が走行している道路のリンクデータ、ノードデータ等を参照し、禁止区間終点Z2に基づき、地点P1を車線経路逸脱ポイントとして算出する。次に、車線変更限界ポイント算出部214によって車線変更限界ポイント(地点P2、P3)が算出され(S1002)、車線移動限界区間決定部216は、S1001およびS1002によって算出されたポイントに基づいて、車線変更を余儀なくされる車線に車線移動限界区間を設定する(S1003)。S1003のステップを終えることで、車線移動限界区間の設定が完了する。設定された情報は、自車が車線移動限界区間を通過するまで保持され、当該区間を通過すると、次の車線移動限界区間が設定される。
次に、自車位置算出部220および走行車線検出部230によって自車が走行している道路上の自車位置および自車が走行している車線が算出または検出され(S102、S104)、案内部240は、自車位置および走行車線に基づき、自車が車線移動限界区間の手前の一定距離または一定時間に到達したか否か、すなわち案内をするタイミングか否かを判定し(S106)、到達したならば、図7(A)、(B)に示すような走行車線に関する案内を行う(S108)。なお、図8に示すフローでは、S108で処理を終了しているが、目的地までの経路が探索されているならば、目的地に到着するまでの間、車線移動限界区間が適宜設定され、それに基づき、走行車線の案内が継続して行われる。なお、車速が規定以上変化し、車線移動限界区間が算出し直された場合には、再算出後に車線変更の案内を行う。仮に、再算出された車線移動限界区間内を自車が走行することになってしまった場合には、車線変更限界ポイントを超えているので、車線変更を抑制または禁止するような案内を行うようにしてもよい。
次に、本実施例における車線変更の有無の判定を伴うときの走行車線に関する案内動作について、図10のフローを参照して説明する。ここでは、車線変更の有無の判定をウィンカー情報を用いて行うものとする。
車線移動限界区間の設定後、自車位置算出部220および走行車線検出部230によって自車位置の算出および走行車線の検出が行われ(S200、S202)、案内部240は、これらの情報に基づき、自車の走行する車線上に設定された車線移動限界区間の手前から自車が進入するか否かを判定し(S204)、手前から進入すると判定した場合には、図7(A)に示すように車線変更を促す案内を行う(S206)。一方で、S204において「No」と判定された場合には、すなわち自車が車線移動限界区間を超えたとき、車両状態検出部180を介して取得されたウィンカー情報を監視し(S208)、案内部240は、ウィンカー情報に基づき車線移動限界区間内に途中から進入するか否かを判定する(S210)。ウィンカー方向が車線移動限界区間が設定されている車線に向けられている場合には、車線移動限界区間へ進入すると判定し、図7(B)に示すように現在の車線を維持する旨の案内を行う(S212)。
図11は、車線変更の有無の判定を撮像部によって撮像された白線検出により行うときの案内動作を示すフローチャートである。ステップS300〜S306は、図10のステップS200〜S206と同じであるため、説明を省略する。車線移動限界区間の手前でない場合、すなわちその区間を超えた場合には、案内部240は、撮像部130の撮像画像の解析結果から検出された白線情報を監視し(S308)、案内部240は、白線情報に基づき車線移動限界区間内に途中から進入するか否かを判定する(S310)。自車が、車線移動限界区間が設定されている車線の白線に接近するとき(白線までの距離が小さくなるとき)、あるいはその白線を越えて区間内にはみ出しそうな場合には、案内部240は、図7(B)に示すように現在の車線を維持する旨の案内を行う(S312)。例えば、検出された白線の位置と自社車位置が一定距離以内の距離になった場合等にS312の案内が行われる。
第1の実施例は、経路または進行方向が分岐路を走行する場合の案内に関するものであり、車線変更を余儀なくされる車線に車線移動限界区間を設定することで、車線移動限界区間の手前で車線変更を促す案内を行うことができると同時に、車線移動限界区間内への進入を抑制する案内を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施例について図を用いて詳細に説明する。第1の実施例は、分岐路を走行する際の案内に関するものであるが、第2の実施例では、車線規制区間が道路を走行する際の案内に関する。
第2の実施例に係る車線移動限界区間設定部210は、車線規制区間の位置情報に基づき車線移動限界区間を設定する。車線規制区間は、第1の実施例で示した車線変更禁止区間に対応するものであり、車線移動限界区間設定部210は、第1の実施例の禁止区間始点および禁止区間終点の代わりに、車線規制区間始点および車線規制区間終点により規定される車線規制区間の端部に車線移動限界区間を設定する。車線規制区間は、例えば、事故、道路工事、渋滞等の要因によって発生し、このような車線規制情報は、例えば、リアルタイムで道路交通情報配信する配信サイト166(図2を参照)、あるいは路側機などから取得される。車線規制情報は、例えば、車線規制が生じる車線の識別情報、車線規制が生じる始点と終点の位置情報、車線規制が生じる道路情報(リンク情報)などを含むことができる。車線移動限界区間設定部210は、車線規制情報に基づき、自車が走行する道路の進行方向上に車線規制が存在するか否かを判定し、存在する場合には、第1の実施例と同様に、車線移動限界区間を設定する。
図12に、車線規制が発生するときの車線移動限界区間の設定例を示す。この例では、経路S1と同一の進行方向上のレーンR5、R6に車線規制が発生し、自車がレーンR5またはR6を走行しているときに、レーンR7またはR8に車線変更を余儀なくされる。同図の斜線で表す区間は、車線規制区間であり、Z3は、車線規制区間の始点である。車線経路逸脱ポイント算出部212は、車線規制区間の始点Z3に一致する地点P4を車線経路逸脱ポイントとして算出する。車線変更限界ポイント算出部214は、第1の実施例のときと同様に、車速情報や車線変更に要する時間等に基づき、車線経路逸脱ポイント以前で車線変更を完了させるための限界地点P5、P6を車線変更限界ポイントとして算出し、車線移動限界区間決定部216は、算出された車線経路逸脱ポイントと車線変更限界ポイントの区間を車線移動限界区間として設定する。
図13に、第2の実施例のよる案内例を示す。図13(A)に示すように、自車MがレーンR6を走行しているとき、案内部240は、車線移動限界区域の手間の一定距離に到達したとき、「右側車線へ移動してください」の案内を行う。自車がレーンR7またはR8を走行している場合には、車線変更が必要ないので、その場合には案内は行われない。図13(B)に示すように、自車MがレーンR7を走行中に、車両移動限界区域が設定されているレーンR6への車線変更をしようとした場合には、案内部240は、「現在の車線を維持してください」の案内を行う。
このように、第2の実施例は、第1の実施例の車線変更禁止区間が異なるだけで、車線移動限界区間を第1の実施例のときと共通のロジックで設定し、走行車線の案内を行うことができる。また、本実施例は、第1の実施例および第2の実施例で示した道路環境に限定されるものではなく、車線変更禁止区間を有する交差点、車線減少を伴う道路でも実行することができる。このような場合にも、各道路環境に応じて車線変更が禁止される区間、または出来なくなる区間に基づき車線経路逸脱ポイントを算出し、当該車線経路逸脱ポイントに基づき車線移動限界区間を設定することで、走行車線に関する共通の案内処理を行うことが可能になる。
次に、本発明の第3の実施例について図を用いて詳細に説明する。第1の実施例および第2の実施例では、車載装置10において車線移動限界区間の算出や設定等を行っているが、第3の実施例では、外部サーバと車載装置10とが連携し、案内システムとして車線変更に伴う案内を行う例を示す。なお、第3の実施例で示す車載装置10およびその案内プログラムは、第1および第2の実施例で示した機能、構成等を含むことができる。
図14は、第3の実施例に係る案内システムの構成を示す図である。第3の実施例に係る案内システム30は、車載装置10およびサーバ20を含んで構成され、車載装置10は、無線通信や無線ネットワーク等を介してサーバ20との間で情報の送受を行う。
図15は、第3の実施例に係るサーバの構成を示す図である。第3の実施例に係るサーバ20は、各部を制御する制御部21、車載装置10との無線通信を可能にする通信部26、制御部21が実行するアプリケーションソフトウエアやプログラムや、第1実施例等で示した地図データ等を記憶する記憶部27を含んで構成される。
第3の実施例に係る制御部21はさらに、通信部26を介して車載装置10からの情報を受信する情報受信部22、車載装置10から受信した情報に基づき案内経路を算出する案内経路算出部23、車線移動限界区間を設定する車線移動限界区間設定部24、車載装置10に対して情報を送信する情報送信部25を含む。
情報受信部22は、車載装置10から少なくとも車両Mの自車位置情報を受信する。さらに情報受信部22は、車載装置10から目的地情報を受信したり、あるいは車両Mの走行情報(例えば、車速情報、ウィンカー情報等)を受信するようにしてもよい。案内経路算出部23は、情報受信部22が受信した自車位置情報および/または目的地情報を基に、記憶部27に記憶された地図データを用いて案内経路を算出する。当該案内経路の算出は、第1の実施例および第2の実施例では、ナビゲーション部120が担っていた機能である。また、目的地情報は、必ずしも具体的な目的地でなくてもよく、車両が走行している道路(例えば、同一の道路種別、あるいは本線道路)を仮想目的地とすることができる。
車線移動限界区間設定部24は、案内経路算出部23によって算出された案内経路に基づき、車線移動限界区間を設定する。車線移動限界区間設定部24の機能は、車線移動限界区間設定部210と同等の機能を有するが、自車両の速度情報をリアルタイムで得ることができな場合には、地図データのリンクに設定された規制速度に基づいて車線変更限界ポイントを算出し、車線移動限界区間を設定するようにしても良い。情報送信部25は、案内経路算出部23によって算出された案内経路および車線移動限界区間設定部24によって設定された車線移動限界区間を車載装置10に送信する。
図16は、第3の実施例に係る案内プログラム200Aの機能的な構成を示す図である。第3の実施例に係る案内プログラム200Aは、第1の実施例や第2の実施例で示した自車位置算出部220、走行車線検出部230、案内部240に加え、サーバ20に少なくとも車両の自車位置情報等を通信部160を介して送信する情報送信部202、サーバ20から提供される案内経路および車線移動限界区間情報を少なくとも受信する情報受信部204を含む。第3の実施例では、車線移動限界区間設定機能や案内経路算出機能をサーバ20側で担っているため、案内プログラム200Aは、必ずしも車線移動限界区間設定部210を含まなくても良い。
図17は、第3の実施例に係る案内システムの動作フローを示す図である。第3の実施例に係る案内システムは、まず、情報送信部202によって、自車位置情報および目的地情報を少なくとも含む車両情報をサーバ20に送信する(S400)。サーバ20の情報受信部22は、当該車両情報を受信し(S402)、案内経路算出部23は、S402で受信した車両情報に基づき案内経路を算出する(S404)。次に、車線移動限界区間設定部24は、図6および図9に示した機能やフローに基づき、車線移動限界区間を設定する(S406)。情報送信部25は、S404で算出した案内経路およびS406設定した車線移動限界区間情報を車載装置10に送信する(S408)。情報受信部204は、S408で送信された情報を受信する(S410)。第1の実施例では、車載装置10側で車線移動限界区間の設定や案内経路等の算出を行っているが、第3の実施例では、S410にて、サーバ20の設定・算出結果を受信する。なお、S412ないしS418の処理はS102ないしS108の処理と同様であるため、説明を割愛する。
このように第3の実施例では、車載装置10とサーバ20とが連携して案内システムを構成することにより、サーバ20側で車線移動限界区間の設定等を一元化することができるため、個々の車載装置に車線移動限界区間の設定等の機能を実装しなくても、走行車線の適切な案内を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形、変更が可能である。
10:車載装置 20:サーバ
21:制御部 22:情報受信部
23:案内経路算出部 24:車線移動限界区間設定部
25:情報送信部 26:通信部
27:記憶部 30:案内システム
100:入力部 110:位置情報算出部
120:ナビゲーション部 130:撮像部
140:表示部 150:音声出力部
160:通信部 162:位置情報配信サイト
164:地図データ配信サイト 166:道路交通情報配信サイト
170:記憶部 172:リンクデータ
174:ノードデータ 180:車両状態検出部
190:制御部 200、200A:案内プログラム
210:車線移動限界区間設定部 212:車線経路逸脱ポイント算出部
214:車線変更限界ポイント算出部 216:車線移動限界区間決定部
220:自車位置算出部 230:走行車線検出部
240:案内部 M:自車
NW:ネットワーク

Claims (14)

  1. 経路への車線移動が制限される車線移動限界区間を車線毎に設定可能な設定手段と、
    自車位置を算出する算出手段と、
    自車の走行する走行車線を検出する検出手段と、
    前記算出手段より算出された自車位置および前記検出手段により検出された走行車線に基づき自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内手段と、
    を有する電子装置。
  2. 前記設定手段は、前記経路を逸脱する逸脱地点と前記逸脱地点より手前の前記経路への車線変更を可能にする限界地点との区間を前記車線移動限界区間を設定する、請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記逸脱地点は、分岐道路における車線変更禁止区間の一端である、請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記逸脱地点は、車線規制区間の一端である、請求項2に記載の電子装置。
  5. 前記逸脱地点は、車線減少地点の減少車線の一端である、請求項2に記載の電子装置。
  6. 前記設定手段は、自車が複数車線を有する道路を走行している場合に、車線毎に複数の車線移動限界区間を設定する、請求項1ないし5いずれか1つに記載の電子装置。
  7. 前記設定手段は、前記経路方向に車線変更なしで進行できる車線に近い第1の車線に第1の車線移動限界区間を設定し、前記経路方向に車線変更なしで進行できる車線から第1の車線より遠い第2の車線に前記第1の車線移動限界区間よりも長い第2の車線移動限界区間を設定する、請求項6に記載の電子装置。
  8. 前記案内手段は、前記車線移動限界区間の手前から自車が前記車線移動限界区間に進入するおそれがある場合に前記経路への車線変更を促す案内を行う、請求項1ないし7いずれか1つに記載の電子装置。
  9. 前記電子装置はさらに、自車の車線変更の有無を判定する判定手段を含み、前記案内手段は、前記車線移動限界区間中に自車が前記車線移動限界区間への車線変更があると判定した場合に走行車線を維持する旨の案内を行う、請求項1ないし8いずれか1つに記載の電子装置。
  10. 前記判定手段は、路面上の白線を検出する白線検出手段を有し、自車が白線に接近または白線を超えたとき車線変更したと判定する、請求項9に記載の電子装置。
  11. 電子装置はさらに、目的地までの案内経路を算出する案内経路算出手段を含み、前記経路は、前記案内経路算出手段により算出された案内経路である、請求項1ないし10いずれか1つに記載の電子装置。
  12. サーバ装置と通信する通信手段と、
    前記サーバ装置から目的地までの経路及び車線毎に設定された前記経路への車線移動が制限される車線移動限界区間を受信する受信手段と、
    自車位置を算出する算出手段と、
    自車の走行する走行車線を検出する検出手段と、
    前記自車位置および前記走行車線に基づき自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内手段と、
    を有する電子装置。
  13. 制御手段を有する電子装置において実行される案内方法であって、
    経路への車線変更ができなくなる車線移動限界区間を車線毎に設定可能な設定ステップと、
    自車位置を算出する自車位置算出ステップと、
    自車の走行する走行車線を検出する検出ステップと、
    前記算出された自車位置および前記検出された走行車線に基づき自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内ステップと、
    を有する案内方法。
  14. 電子装置とサーバ装置とを備える案内システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記電子装置から自車位置と目的地を受信するサーバ側受信手段と、
    前記自車位置と前記目的地に基づいて経路を算出する経路算出手段と、
    前記経路への車線移動が制限される車線移動限界区間を車線毎に設定可能な設定手段と、
    前記経路及び前記車線移動限界区間を前記電子装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記電子装置は、
    前記自車位置を算出する位置算出手段と、
    自車の走行する走行車線を検出する検出手段と、
    前記経路及び前記車線移動限界区間を前記サーバ装置から受信する車両側受信手段と、
    前記自車位置および前記走行車線に基づき、前記自車が前記車線移動限界区間に進入する前に走行車線に関する案内を行う案内手段と、
    を有する案内システム。
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